日本の技術を支える物

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物作りのみが富の創出を可能にするとの私の持論からすれば、先日のエントリー「自業自得」で触れたソニーの出井伸之氏のように、コンテンツを自ら作ればもっと会社が大きくなると考えるような人物がソニーを駄目にした例などは、全く納得が行く。彼は早稲田の経済学部出身で経済の専門家を自認し、そしてソニーを破壊し、世界最悪の経営者の名誉に輝いた。

Wikiの出井伸之に依れば「しかしながら、こうした戦略が直接的には企業価値向上に反映されなかったとの評価もあり、「ものづくりのソニー」凋落の原因を作ったと指摘され、2004年1月12日発売の米ビジネスウィーク誌が選ぶ「世界最悪の経営者」に選定[5]、また日本の『日経ビジネス』2005年12月12日号においても三洋電機の井植敏、ライブドアの堀江貴文らを抑え、「国内最悪の経営者」ランキング第1位に選ばれている。」

彼がヘッドハンティングしたハワード・ストリンガー氏も経済の専門家であり、そしてソニー破壊に多大の功績を為した。

むろん、経済を科学的に分析することは必要だろうし、意味があるのだろうが、実際に経済は人間が動かし、人の思いとは全く別の動きで変化してゆく物だ。共産主義経済も、社会主義経済も、人間の理想を実現するために考えられ、一部の国々で実戦されたがことごとく失敗した。結局経済とは自然発生的な物であって、その経済活動をするのは人間の意思であるという事実を鑑みると、出井氏やストリンガー氏達が何故失敗したのかがよく分かる。机上の理論では経済は動かないと言うことだ。

彼らの目に映ったのは、苦労して物を作っても、それを利用してソフトを作る人間達の方が利益を上げているではないか、いや単に金を動かして利ざやを稼いでいる人間達の方が効率よく利益を上げているではないかとの思いだったのではないか。

しかし、彼らが見落としていたのは、ソフトもそれをのせる媒体がなければならず、金融も最終的には物の売り買いを効率よくしているだけのことであって、むろんそれらは大切だが、物がなければそれらも成り立たない。優れた物を作れば、ソフト産業も金融もより大きく動くのだ。理論道理に経済が動くなら、共産主義も社会主義も理想の人間社会の実現があったはずだ。出井氏は、ソニーのキジルシ鳩だったわけだ。

いわば、物作りがすべてを左右していることに気がつけば、物作りで大きくなったソニーの最大の強みを放棄することがいかに愚かであることかが分かるはずだ。

アメリカの物作りが衰退して久しいが、アメリカを象徴するメーカーGEは今では金融部門の方が利益が大きい。世界最大の車メーカーであったGMも金融に重心を移した結果、今ではトヨタにどうしても勝てず、政府に泣きつく体たらくだ。

こう考えると、優れた物を作ることがいかに強いか、改めて分かるのではないだろうか。それについて書く前に、ちょっと嬉しい話。

赤文字は引用

日本で高濃度のレアアース見つかる 国内初

同研究チームによると、これらのレアアース鉱物は松山市北部の高縄山(標高986メートル)の花崗岩から発見され、褐色の板状または放射状の結晶で、大きいもので1センチある。このような高濃度のレアアース資源が日本で見つかるのは初めて。埋蔵量が多ければ、日本にとって非常に喜ばしいことだ。

日本は昔から鉱物標本国と言われるほど、ありとあらゆる鉱物が存在する。石油も有る。日本の消費量の0.2%程度だったと記憶しているが、近年はもっと比率が下がるだろう。なにしろ、さすがの日本にも絶対無いだろうと言われていた天然ダイヤさえ、四国の中央市で見つかっている。レアアースがあっても別に不思議ではないが、ご多分に漏れず極めて量が少なく採算が採れないのではないだろうか。

ウランも国内にある分は少なすぎて採算が合わない。とはいえ、最初から決め付けてはならない。豊富にレアアースが存在し、もしかしたら世界に供給するようになるかも知れないとの夢くらいはしばらくは見ても良いだろう。実際、日本近海の海底には豊富なレアアースが見つかっている。今はまだ採掘技術が無くて採算が採れないが、いずれ経済的に生産が出来るかも知れない。

そもそも、昔から日本は地下資源の乏しい国だと言われているが、過去には日本は金銀の産出量で世界最大の国だったし、また銅もかつては重要な輸出品だった。その後世界各地で開発が進み日本の鉱物資源は枯渇したりコストで競争力を失ったのだが、考えてみれば昔から日本は鉱物資源を探し出し精錬する技術が進んでいたことを意味する。その技術はむろん今も引き継がれており、これは物作りにあたる。高い技術があって採掘でき精錬できるから鉱物資源が富になるのだ。

活気づくニッポンの鉱山 本当に「資源小国」なのか

 実は、金山は日本にもまだあった。しかも鉱石の金含有量が世界最高水準という優良金山。それが菱刈鉱山(鹿児島県)だ。山間にのどかな田園が広がる農村だが、その地下には総延長130キロの坑道がアリの巣のように張り巡らされ、年間7.5トンもの金が採掘されている。金は世界で年間2400トン前後生産されており、それからみれば小粒だが、1トンあたり世界平均の10倍の40~50グラムの金を含有している、まさにお宝のような金山だ。
 
 日本は火山国であり、火山由来の鉱物が豊富にあると見られることが近年分かってきている。実際今まで捨てていた温泉の排水から金が抽出されるようになっている。温泉水が地下から金を溶かしだし地表に運んできて固まった物が日本の金鉱山の特徴だと言われているが、とすれば、温泉水が地下から溶かしだし地表に運んでくる金は事実上無限に存在することになる。あとは採算だろうが、一部は採算が採れだしている。
 
 火山国である日本にこのような形の地下資源が見つかりだしたのは最近のことであり、金なども実際はもっと多量にあると見られている。菱刈鉱山の金が極めて高品質なように、例えば青森の恐山には、菱刈鉱山以上の高品質な金の大鉱脈があるとされている。

 一転、北の大地の釧路では「黒いダイヤ」と呼ばれた石炭に挑む男たちが活躍していた。釧路コールマイン。2002年に閉山した炭鉱を地元が協力して引き継ぎ、石炭を掘り続けてきた。坑内掘りでは日本で唯一の鉱山。こう聞けば、先行きのない事業のように響くが、実態は正反対だった。世界的なエネルギー資源の価格上昇で国内炭も十分な価格競争力を持つようになり、増産も検討されるような活気があった。
 
 日本には昔からかなり豊富な石炭があった。国内にはたくさんの炭坑があり、それがかつての日本の工業を支えたのだが、その後石油にエネルギー源の地位が移り、また海外からの安い石炭に押されて国内の炭坑はほとんどが閉山した。けっして、資源が枯渇して閉山したのではなく、資源としては日本にはまだ豊富な石炭があると見られている。
 
 ただ、石炭を掘るのは昔は人間が地下深く潜りツルハシで掘って地上に運び出すしかなく、それが極めて危険であるために安全対策などが非常に高くなって、コストが上がった。
 
 中国では毎年数百人から千人以上も事故で死ぬほど炭坑の安全管理がずさんであり、その分安く生産できるために一時中国の石炭が世界中に輸出された。今では国内消費で、輸出はされていないが、オーストラリアなどでは露天掘り、すなわち地表に石炭層が露出しているのを掘り出すので、安全対策がほとんど要らない。その分安いわけだ。
 
 今では、人間が地下まで行かなくても石炭を掘る技術が進んできているし、さらには地下で石炭を微粉末にして水と混ぜた泥状の物をポンプでくみ出したり、地下で直接加熱しガス化した物を取り出す技術も実用化目処が立ってきたという。そうすれば人命の保護が要らなくなるので、かつては採算が採れなかった石炭も利用できるだろうし、また昔は到底無理だった海底炭坑も利用できるだろう。
 
 ただ、そこまでして石炭を利用する価値があるかどうかだが、製鉄などには未だ石炭が必要だし、石炭が要らなくなることはしばらくは無い。
 
 他にも昔は存在され知られていなかった天然ガスやハイドロメタンなどが日本近海には世界屈指の規模で存在することが分かっており、これらも今積極的に採掘技術の実用化を進めている。
 
 石油ガスの産出国は今までは一方的に価格を上げることも出来たが、先進国でこのような新しいガスや石炭、ハイドロメタンなどの採掘技術が発達してくると、価格が天井知らずに上がることはない。日本やアメリカが、ハイドロメタン、シェールガスなどとしきりにぶち上げるのはそのような意味がある。
 
 単に資源が見つかったから嬉しいという話ではなく、技術の発達により、新しい資源が見つかり、そして新しい採掘技術が見つかることが重要なのだ。これはまさしく物作りに他ならない。日本にその技術がなければ、石炭は無駄になるだろうし、ガスもハイドロメタンも利用されることはないままに終わる。
 
 象徴的な例がアルミニウムだろうか。アルミニウムは極めてありふれた物質で、世界中の至る所に存在するが、単体で存在することはなく、したがってアルミニウム単体が発見されたのはかなり新しく、実用化は更に近年のことだ。これもアルミニウムを分離する技術が有ったればこそであり、技術の発展が新しい資源を生み出すことを意味する。
 
 そう考えると、日本が資源大国になる可能性は、日本の技術、即ち物作りが有ってのことだ。もうすこしアルミニウムにこだわるなら、現在アルミニウムは全量輸入されるボーキサイトから精錬される。しかし、理論的にはその辺に豊富にある酸化アルミから精錬できる可能性がある。それが実用化されれば、日本はボーキサイトを買う必要が無くなる。
 
 また、海水中にはありとあらゆる物質が溶け込んでいるが、貴金属やレアメタルもとけ込んでいる。それは100年以上も前から分かっていたが、分離技術がなかったため、例えば金を海水から取り出したとしてもそのコストが得られる金の何十倍もかかる。したがって、海水から物質を取り出すのは、各種の塩類くらいの物で微量な金属の抽出は無理とされていたが、近年非常に効率の高い触媒や膜などが開発され、技術的には確立されている物質がある。ウランなども海水から取り出す技術はほぼ完成したとのことだがむろんここでもコストの壁がある。が、コストは技術の改良で下げられる可能性がかなり高いので、もしかしたら、貴金属もレアメタルも海水中から回収できる日が来るかも知れない。
 
 ということは技術を持っている国がそのまま資源国になるわけだ。それはすでに分かっていることで、産油国の石油を富に変えたのは先進国の技術だし、中国奥地の汚い山の泥をレアアースとして富に変えたのも日本などの先進国の技術だ。物作りが富の源泉と言うことがこれでよく分かる。
 
 しかし、これらの技術には膨大なエネルギーが要る。日本には優秀な金属製錬技術があるが、それを行うエネルギーコストが極めて高い。しかし、今の馬鹿政権は更にそのコストを上げようとしている。


東電事業計画、経産相が認定 電気料金10%値上げ盛る

 野田政権は9日、東京電力が福島第一原発事故の賠償を進めていくために提出した「総合特別事業計画」を認定した。政府が7月に1兆円を出資して50%を超える議決権を持ち、「実質国有化」する。7月に家庭向け電気料金を平均10.28%値上げし、柏崎刈羽原発(新潟県)を2013年4月から順々に再稼働させる方針も盛り込んでいる。
 
 日本が金属精錬を出来なくなったり製造業がエネルギー不足で衰退すれば、日本が富を創出できないことになる。これがどれだけ危険なことか、脱原発を画策する政府や、お花畑達煽るプロパガンダ屋、その看板になっている宗教家や芸能人がどれだけ日本を危険に追いやっているか、その十分の一の理解力でも有ればとつくづく思う。
 
 さて、それほど大切な技術だが、当然一人で身につけるのではなく、先人達の技術の上に自分の努力で積み重ねてきた物だ。日本の技術力はそうやって培ってきたのだが、泥棒はそうは考えない。技術も盗んで当然なのだ。

中国調達:そんな筈じゃなかった、技術泥棒
…と嘆く前にすべきことはなかったのか

  中国企業と合併会社を設立して5年、懇切丁寧に技術を教えた。彼らも真剣にそれを学んだ。やっと生産が軌道に乗り、いざ、これからという時に、要となる技術者がひとり、ふたりと退職しはじめる。彼らは自ら会社を設立したり、酷い場合は、合併相手の系列企業に再就職したりといった有様。これに類似した話をしばしば聞く。最後は、合併・提携解消で終わり、「これだから中国は信用できない」といった怒りと失望だけが深く残る。
  
 これは良く聞く話だ。以前「技術は誰の物か」というエントリーでも書いたが、技術は個人の物ではない。会社が個人を養成して技術を身につけさせた、いわば投資をしたのだが、その投資が実を結ばないうちに流出し時にライバル会社の物になる。じっさい、今の中国では、日本の企業に勤めていた中国人の帰国を促し技術の移転を積極的にさせる政策を採っている。日本企業から機密書類を盗み出す中国人が後を絶たないが、最初から盗み出す目的で日本企業に勤めたのではないとしても、技術を身につけ、これからその企業のために利益をもたらさなければならないときに高額収入に誘われ帰国し、行きがけの駄賃に機密書類や資料などを盗んでゆく。高く売れるからだ。

  確かに日本の感覚では、酷い話なのかもしれない。しかし、それで愚痴っていたら世界で闘っていけない。世界で勝ち抜いていくためは、もっとしたたかでなくてはならない。そもそも、5年の間、日本企業は何をしてきたのだろうか、そして、これから何をしようとしていたのだろうか?
  
  しかし、この記事を書いた人間は、泥棒が当たり前であり、盗まれる方が悪いという例の中国式が世界共通だと言っている。むろんそれはない。世界では知的財産は極めて厳重に管理され互いにそれを尊重するから、技術移転や合弁企業などが成り立っているのだが、中国や韓国とはそのような合意は成り立たない。出井氏が韓国に液晶技術を売り渡したのが売国奴だと言われるのは、彼が技術の価値を全く理解していなかったからだ。

  では、どうすべきだったのか。日本企業の持っているほんとうの技術は、そう簡単には供与できないはずだ。なぜなら、日本の技術の素晴しさは、自ら進化し続けることにあるからだ。5年かけて中国のエンジニアが身につけた技術は、5年前の技術だ。その5年の間に日本の技術はさらに進化している。つまり、中国の企業やエンジニアを逃げ出させないためには、常に新しい技術を創生して、合併・提携の継続やエンジニアの就業継続のインセンティブを絶やさないことだ。世界は、立ち止まっている存在に魅力を感じてくれない、日々改善、成長、創生する動的な存在でなくてはならない。(執筆者:岩城真 編集担当:水野陽子)
  
  たしかに他の追随を許さない技術を常に持っていることは大切だろうが、それは極めてコストがかかる。一方盗んで喩え一世代前の製品でも作れば極めて安く作れる。世界には、第一級の製品でなくてもとりあえず使えればよいとする消費者も大勢居るのだ。現にサムソンなどは、日本製品が高くて買えない途上国で、安値販売をして利益を得ている。
  
  高い技術を持つことはむろん大切だが、それで解決する問題ではない。技術の流出を防ぐことにもそれなりの力を注ぐ必要があるのだ。最低限、中国、韓国に進出する場合は、最新技術は絶対に持って行かない、最新技術の近くには中国韓国人は近づけない、書類の流出に対しては細心の注意を払うなど、日本メーカーがするべき事はたくさんあるだろう。
  
  出井氏や、ハイニックスと組もうとしたような東芝の経営者のような人間達は技術がどれだけ貴重な物かの認識がないのだから、技術面で彼らを縛る仕組みを会社内に作るなども大切だろう。
  
  軍用技術などではそれが出来ているのだ。だから、こういう記事が出てくる。
  
韓メディア:日本の「第6世代戦闘機」構想の目的はJ20開発の妨害

日本と違い、同じアジアの航空強国である中国とロシアは第5世代戦闘機を自主開発した。比べてみると、中国のJ20は間違いなく米国のレベルにより近い。ところが、中国と日本の第5世代戦闘機を比べると、航空工業でかつて中国の遥か先を行っていた日本は、中国に徐々に差をつけられていることがわかる。

先の、日本が韓国以下の三流国になると言う連合の何チャラ研究所の与太レポートに飛びついたように、韓国メディアはこのような記事を好んで書くが、むろん実際は違う。まずロシアとアメリカでは戦闘機一つにしても圧倒的な差がある。かつて30年以上前だがソ連軍のベレンコ中尉が当時のソ連の最新鋭機、MIG25で函館空港に飛来し防衛を求めた事件があった。そのMIG25は徹底的にアメリカが調べ上げ、当時のソ連の最新技術が明らかになった。

まず戦闘機としてのレベルは一世代以上の差があると結論づけられた。当時すでに使われていたと思われていたチタンではなく単なるステンレス製であった、真空管が多用されていたなど、アメリカはその時代遅れ振りに驚いたとされている。ただし、真空管多用が時代遅れではないとの説もあるが、なにしろ衝撃に弱く電力消費量が桁違いに多く、故障率が極めて高いなど、戦闘機としては極めて不適切だったことは事実だ。つまり当時日本では民生品ですら当たり前に使われていたトランジスタさえ、ソ連ではまともに作れなかったと言うことだ。

いま、軍事技術が民生品に利用される、即ちスピンオフは逆転している。すなわち、高い民生品技術が軍事技術を支えているのだ。今のロシアに、高い軍事技術を支える高い民生技術はない。ソ連の宇宙ロケットが極めて成功率が高いと言われているのは、何十年も前のロケットを改良しながら使っているからであり、全く新規のロケットはロシアでは出来ていない。

日本はすでにH3型、即ち現行のH2型の次のロケット開発に入っているが、常に新しい技術を開発し続けることが先進技術では最重要なのだ。

つまりロシアの戦闘機は、安定はしているのかも知れないが、機能的にアメリカの最新鋭に近い物ではない。もちろん、中国のJ20も同様であり、この韓国人記者が喜んで書いているような実情とはほど遠い。中国は、後述するが戦闘機はすべてソ連のパクリであり、また一部イスラエルのラビ戦闘機をパクっている。

一方、日本は具体的な技術の細部が決まっていない中で非現実的かつ曖昧な技術基準を打ち出した。これは自身のハイレベルの戦闘機の研究・開発における技術の限界と焦りを表すだけでなく、日本がすでにハイレベルの戦闘機を研究・開発する能力を備えていないことも示している。

まあ、韓国人にしてみればこのような結論を導き出したいのだろう。日本の第6世代戦闘機とは、第5世代の最新鋭ステルス機を更に進化させ、集団行動や支援機などとの連携等を重視しており、従来単独で戦った戦闘機の概念を変えるものしての提案であって、ステルス性自体は別に変わっては居ない。

日本がハイレベルの戦闘機の研究開発をする能力を有していない、と望む願望とは別に、実際に戦闘機など兵器は実戦で使われなければ評価は出来ない。となると、あくまでカタログスペックで比較するしかないのだが、実際に現時点までは、この第6世代の骨格となる心神のステルス性などは、十分に満足するレベルに達しているし、エンジンやアビオニクス、素材なども日本は問題がないとされているので、この記事を書いた記者の願望通りにはならないと思われる。

そして、この記者が、米国製のステルス機に近い性能のステルス機を自力開発したとする中国だが、

中国の空母「単なるポンコツ」「くず鉄の集まり」等の評価も

このため、中国はエンジンを自前で用意しなければならなかったものの、中国は蒸気タービンエンジンや、さらに進んだガスタービンエンジンを国産化できなかったため、ワリヤーグには船舶用ディーゼルエンジンを装備した。しかし、船舶用ディーゼルエンジンは蒸気タービンエンジンなどより容積が大きい割には、出力(馬力)が小さく、ワリヤーグの最高速度は19ノット(時速約35km)でしかない。通常の空母よりも10ノット遅いのだ。

ワリヤークには推進機関が付かない状態でくず鉄になるところを中国が買ったから、むろん、中国製のエンジンを付けなければならない。この種の最新技術はおいそれと他国は出さないが、中国がしきりに三菱などにハッキングを繰り返しているのはこのような技術入手が目的なのだろうから、油断は出来ない。

中国が対抗心を燃やす米海軍の空母は30ノット(時速54km)以上の速力がある。艦載機が発進するさい、米軍の空母は30ノット以上の速力で向かい風を作り、艦載機に十分な揚力を与えて発進させているが、ワリヤーグはそれができないため、空母として致命的な欠陥を持っているのだ。

つまり、中国空母からは戦闘機が飛び立てない。そして、他から発信した戦闘機も中国空母には着艦できない。着艦装置がないからだ。

それらの装置を調達すればよいのだが、旧ソ連邦製の空母の着艦装置を製造しているロシア企業が中国への売却を拒否しているという。その理由は、中国がロシアの戦闘機などを許可なくコピーして製造していることに不快感を持っているためだという。

それはそうだろう。

実際、ワリヤーグの艦載機として考えられているのは「殲15」戦闘機と伝えられるが、これはロシア製の空母艦載機である「スホイ33」のコピーだと伝えられており、中国としては「身から出た錆(さび)」としか言いようがない。

所詮パクリで作ったJ-15のJ-20は後継機なのだ。推して知るべしだろう。

パクリと言えば、もう一方の韓国だが、パクレない技術は沈没しているようだ。

【韓国軍】K2戦車用パワーパックの開発に失敗

2012/03/30(金) 13:47:21.30

韓国軍の次世代型戦車K2(通称・黒ヒョウ)のパワーパックが最近実施された試験評価でまたも技術的 問題を露呈したことが、29日までに分かった。パワーパックとは、エンジンと変速機を一体化した重要な パーツだ。

 韓国軍消息筋は29日「最近、韓国国内の技術で開発されたパワーパックの試験評価が行われたが、 冷却ファンの速度制御、冷却試験の最大出力、加速性能の3項目で韓国軍が要求する性能を満たせず、 技術的欠陥の原因究明にも失敗したようだ」と語った。これにより、来月2日に国防部(省に相当)で行わ れる防衛事業推進委員会では、K2戦車の初生産分100台(全200台)に搭載するパワーパックをドイツか ら輸入する案が検討されるものとみられる。

 
ドイツは戦車でも世界標準と言われる第三世代戦車レオパルドを作っている。兎に角図体が大きくそのために強力なパワーパックを装備しているが、その最新型を韓国に売るのだろうか。ドイツは戦車の輸出に積極的で、かなり多くの国が買っている。ただ、実戦で使われたことがないので戦車としての性能が本当に優れているかどうかは未知数でありこれもカタログスペックで多分優れているのだろうと言うことでしかない。

そう言えばケンチャナヨ戦車はブラックパンサー黒豹というそうだが、レオパルドもドイツ語で豹という意味なので、韓国はもしかしたら名前もぱくった?しかし、肝心要の動力部分を作れないのでは、韓国が戦車を自主開発したとは言えないのではないかと思うのだが。ロケットの二段目を作って自力開発のロケットを言うような物だろう。

余談だが、日本の最新型10式戦車は実戦配備が始まったばかりだが、第四世代としている。これも実戦で使われたことはないが、さまざまなカタログスペックでは十分に世界最先端であると言えよう。一番の特徴は軽量化であり、それによって機動性を高めまた、高速走行をしながら照準を合わせて射撃をした際の命中精度が高いなど、重量化が進む世界の戦車の中では確かに新機軸と言えるようだ。

そもそも、戦車の図体が大きく重いのは、防御装甲が重いためだが、これは攻撃する方と防御する方のいたちごっこであり、現時点では攻撃性の方が進化している。防御する方が装甲を厚くしても、それを破壊する砲弾やミサイルが出てきている時代、装甲能力は落とさずに、機動性を高め、先に敵を見つけ、先により遠くから正確に攻撃し、敵の攻撃からは高速で回避する方が戦車としても性能が高いのではないのか。

じっさい軍艦でも、昔は装甲盤が極めて厚く、多少の砲弾なら沈没しなくても済むほどの強度が有ったため、極めて重量が重くなりその結果機動性が抑えられる事になったのもやむをえないとされていた。しかし、現在は大砲で撃ち合う時代ではない。艦船同士も遠方からミサイルを撃ち合う時代だ。ミサイルが一発でも当たれば、ほぼ装甲は役立たない。それほど攻撃能力の方が高くなっている。また、距離も昔は大和の主砲でせいぜい四十キロくらいの射程だが、今のミサイルは数百キロはざらに飛ぶ。ということはやはり先に発見し先に攻撃した方が勝つのだ。

だから、今の艦船は驚くほど装甲が薄い。押せば引っ込む。(それほど薄くはないが)装甲盤で砲弾を防ぐことはもう考えていないのだ。むしろ機動性を高め、遠方から先に攻撃し、高速走行をしながら正確な射撃の出来る戦車の方が優れている。また、車体が軽いことで航続距離が伸び、また重量戦車が通れないような橋や道路を走行することが出来る。

つまり10式戦車が第四世代というのは極めて妥当だと思えるが、西欧がそれを認めないのは、おそらく同じものを作ることが出来ないからだろうと思う。まあ、韓国はあの狭い国土で北朝鮮が相手なので、ドイツからパワーパックが買えるなら苦労して自力開発などしなくても良いのかも知れない。第6世代戦闘機など関係はないからどんな願望も記事に出来る。

だらだらと書いているうちにずいぶん脱線してしまったことに気がついたが、まあ、いつものことだ。

日本が物作りを続けなければ、富の創出など出来なくなる。しかし、民主党は出井氏と同じ事を日本にしようとしている。世界最悪の政権ではしゃれにならない。

上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてください。但し、内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

日本で高濃度のレアアース見つかる 国内初


発信時間: 2012-05-08 11:04:42 |
日本新聞網は5月6日、東京大学物性研究所と愛媛大学の研究チームが愛媛県松山市の山地でレアアース鉱床を発見したと伝えた。

同研究チームによると、これらのレアアース鉱物は松山市北部の高縄山(標高986メートル)の花崗岩から発見され、褐色の板状または放射状の結晶で、大きいもので1センチある。このような高濃度のレアアース資源が日本で見つかるのは初めて。埋蔵量が多ければ、日本にとって非常に喜ばしいことだ。

報道によると、日本は自動車と電子製品の生産に欠かせないレアアース資源の80%を中国からの輸入に頼る必要があるが、ここ数年、中国がレアアース資源の輸出を制限していることから、これらの産業の発展が中国に制限されることが懸念されている。国内初となるレアアース資源の発見は日本の産業界にも歓喜をもたらした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月8日


活気づくニッポンの鉱山 本当に「資源小国」なのか

 「日本は資源小国だから、資源を輸入する必要がある。そのためには良い製品をつくって世界に輸出し、外貨を稼がなければならない」。子供のころから、こんな話を刷り込まれてきた記憶がある。こうした言葉の後には当然ながら「だからしっかり勉強しなければならないよ」というお説教もついていたが、「資源小国」の切なさや危うさは心に残った。戦後、日本が焼け跡からの復興、高度成長、経済大国への道を疾走してきたのも「資源小国」という恐怖感に駆り立てられた面があるのは間違いないだろう。

 ただ「本当に日本は資源小国なのか」という検証はあまり聞いたことがない。今回はそこにこだわってみた。金、銀といえば、豊かさをもたらす希少な資源の代表のように感じるが、日本は歴史的にその大産地であり、世界への供給地だった。佐渡金山(新潟県)、石見銀山(島根県)はその代表であり、16世紀から18世紀にかけ、ともに一時は世界最大の金鉱山、銀鉱山だった。石見銀山の銀供給がアジアから欧州にかけての銀本位制を支えたともいわれるほどだ。

■「宝」のような金山

 実は、金山は日本にもまだあった。しかも鉱石の金含有量が世界最高水準という優良金山。それが菱刈鉱山(鹿児島県)だ。山間にのどかな田園が広がる農村だが、その地下には総延長130キロの坑道がアリの巣のように張り巡らされ、年間7.5トンもの金が採掘されている。金は世界で年間2400トン前後生産されており、それからみれば小粒だが、1トンあたり世界平均の10倍の40~50グラムの金を含有している、まさにお宝のような金山だ。

 金鉱石といってもイメージしにくいが、石英などを含んだ白っぽい石の中に数ミリ幅の黒い筋があり、その中に金が含まれているという。それを砕いて金を分離し、その後、精錬して99.99%、いわゆる「フォーナイン」といった純金に加工していくわけだ。その起点は地中奥深い坑道の切羽(岩石を切り出す最先端)に顔を出す数十センチの白い帯のような鉱脈だった。それを見つけ出すのが鉱山技術者であり、自然が創り出した「神からのプレゼント」を理論と経験、直感で探し出す人々だ。

■北の大地にも活気

 一転、北の大地の釧路では「黒いダイヤ」と呼ばれた石炭に挑む男たちが活躍していた。釧路コールマイン。2002年に閉山した炭鉱を地元が協力して引き継ぎ、石炭を掘り続けてきた。坑内掘りでは日本で唯一の鉱山。こう聞けば、先行きのない事業のように響くが、実態は正反対だった。世界的なエネルギー資源の価格上昇で国内炭も十分な価格競争力を持つようになり、増産も検討されるような活気があった。

 釧路コールマインの特徴は海底に炭層が広がっていること。「人車」と呼ばれるトロッコで海面から250メートルあたりの場所まで行き、そこから坑道を20分歩くと、ようやく黒光りする炭層に対面した。細い金の鉱脈とは違い、炭層は3メートルほどの幅があるが、炭層を求めてより奥深く掘り進む点は同じだ。最先端の設備で安全かつ効率的に石炭を掘り出しているのが印象的だったが、「きょう掘った場所の形状が地下の圧力によってあしたには変わっている」(現場責任者)というほどの自然との戦いの場でもあった。

採炭には最新鋭のドラムカッターが使われている
 菱刈金山、釧路コールマインに共通しているのは、資源量はまだまだ豊富だという点と、生産を続けることに重きを置いている点だ。資源を長期的視点で計画的、経済的に掘り出すとともに、生産現場を維持することで次の世代の技術者を育てる目的があるからだ。

 実は、日本にはまだ多くの資源がある。海洋にはエネルギー資源になるメタンハイドレートや希少な金属を含有する熱水鉱床もある。日本の排他的経済水域(EEZ)の面積は世界第6位で、中国やインドを上回る。地中の資源や海洋、海底の資源を考えれば、日本は資源大国になれるチャンスがある。それ以上に日本には菱刈、釧路の鉱山、炭鉱で働く人材という資源もあるのだ。



東電事業計画、経産相が認定 電気料金10%値上げ盛る

 野田政権は9日、東京電力が福島第一原発事故の賠償を進めていくために提出した「総合特別事業計画」を認定した。政府が7月に1兆円を出資して50%を超える議決権を持ち、「実質国有化」する。7月に家庭向け電気料金を平均10.28%値上げし、柏崎刈羽原発(新潟県)を2013年4月から順々に再稼働させる方針も盛り込んでいる。

 計画は東電と政府の原子力損害賠償支援機構がつくり、4月27日に枝野幸男経済産業相に提出した。政権は人件費の削減や賠償態勢がしっかりしているかなどを調べたうえで、9日夕に「電力改革及び東京電力に関する閣僚会合」を開き、計画を認定した。

 ただ、計画が認定されたからといって、料金値上げや原発再稼働が認められたわけではない。値上げは利用者らの意見を聴く公聴会を開いたり、経産相の認可を受けたりしなければならない。原発の再稼働をするには安全性の確認などの手続きが必要で、地元の理解も得なければならない。



中国調達:そんな筈じゃなかった、技術泥棒

…と嘆く前にすべきことはなかったのか

【コラム】 2012/05/08(火) 10:55



誰も知らない中国調達の現実(201)-岩城真

  中国企業と合併会社を設立して5年、懇切丁寧に技術を教えた。彼らも真剣にそれを学んだ。やっと生産が軌道に乗り、いざ、これからという時に、要となる技術者がひとり、ふたりと退職しはじめる。彼らは自ら会社を設立したり、酷い場合は、合併相手の系列企業に再就職したりといった有様。これに類似した話をしばしば聞く。最後は、合併・提携解消で終わり、「これだから中国は信用できない」といった怒りと失望だけが深く残る。

  確かに日本の感覚では、酷い話なのかもしれない。しかし、それで愚痴っていたら世界で闘っていけない。世界で勝ち抜いていくためは、もっとしたたかでなくてはならない。そもそも、5年の間、日本企業は何をしてきたのだろうか、そして、これから何をしようとしていたのだろうか?

  日本企業と中国企業の合併や提携では、日本側が技術を、中国側が工場運営や中国国内販売を受け持つケースが多い。技術を担当した日本企業は、エンジニアを派遣し、既述のように技術移転のために指導を重ね、中国側のエンジニアも真剣に学ぶ。それでは、日本側は教えるばかりで何も学ばないのか?そもそも学ぶものなど何もないのだろうか?

  問題は、ここである。中国企業に学ぶところなどないと考えるのは、まったくの思い上がりだ。確かに技術面での学びは少ないかもしれないが、工場は技術だけでは運営できない。同様に、企業はものをつくるだけでは経営できない、販売が必要だ。中国企業が受け持ったからといって、彼らに任せっきりで、中国の工場運営や中国国内販売のノウハウを貪欲に学ぶ姿勢はなかったのかと言いたい。中国側は、日本のエンジニアがいなくとも困らないだけの技術を吸収した。それならば、日本側も中国企業がなくとも困らない、つまり独資で工場運営や企業経営できるノウハウを学ぶべきだったのである。

  筆者は中国人の友人から、「企業の合併や提携が永遠に続くことなどありえません。お互いに学びあい、いずれは袂を分かちコンペティターとして競争する、これが中国流です」と言われたことを思い出した。

  さらにもう一つ、辛辣なことをあえて書きたい。それでは、日本企業は技術移転が完了した後、工場運営も中国国内販売も中国企業に任せ、何も汗を掻くことなく合併企業の果実を貪ろうと考えていたのだろうか。それはあまりにも虫が良すぎないかと言いたいし、それでは中国側に逃げられてしまう。

  では、どうすべきだったのか。日本企業の持っているほんとうの技術は、そう簡単には供与できないはずだ。なぜなら、日本の技術の素晴しさは、自ら進化し続けることにあるからだ。5年かけて中国のエンジニアが身につけた技術は、5年前の技術だ。その5年の間に日本の技術はさらに進化している。つまり、中国の企業やエンジニアを逃げ出させないためには、常に新しい技術を創生して、合併・提携の継続やエンジニアの就業継続のインセンティブを絶やさないことだ。世界は、立ち止まっている存在に魅力を感じてくれない、日々改善、成長、創生する動的な存在でなくてはならない。(執筆者:岩城真 編集担当:水野陽子)


韓メディア:日本の「第6世代戦闘機」構想の目的はJ20開発の妨害

韓国の軍事専門サイト『Viggen軍事フォーラム』は5日、日本が打ち出した「第6世代戦闘機」構想はJ20の開発を妨害するためだとする文章を掲載した。

日本が次世代戦闘機の導入で何度も壁にぶち当たったことはよく知られている。米国製F22を導入できず、その後にまた米国の圧力下でF35を導入せざるを得なくなり、日本は非常に気まずい状況に陥った。F22を導入できなかったことで、日本は航空自衛隊の戦力を思い通り高めることができず、また、F35を導入しても、限られた戦力と上昇し続ける製造コストにより、戦闘機の世代交代で日本は「倍の労力をかけて半分の成果しか上げられない」という不利な状況になる可能性が高い。さらに重要な点は、日本が米国製の戦闘機を導入した場合、自国の戦闘機の研究・開発が大きな打撃を受けることだ。周辺国を見ると、韓国の第5世代戦闘機に実質的な進展が見られないだけで、中国とロシアの第5世代戦闘機はいずれも試験段階に入っている。日本のこの行動には何らかの動機がある。少なくともロシア国内では、第5世代戦闘機を断念して第6世代戦闘機(日本が定義する第6世代戦闘機とは別のもの)の研究・開発に直接取り掛かるという声が高まっている。

日本と違い、同じアジアの航空強国である中国とロシアは第5世代戦闘機を自主開発した。比べてみると、中国のJ20は間違いなく米国のレベルにより近い。ところが、中国と日本の第5世代戦闘機を比べると、航空工業でかつて中国の遥か先を行っていた日本は、中国に徐々に差をつけられていることがわかる。

また、中日両国の次世代戦闘機の違いに着目して日本が打ち出した「第6世代戦闘機」構想を見た場合、両国の戦闘機の理念的な違いが徐々に大きくなっていることがわかる。日本と違って、中国はJ20戦闘機の開発前に相応の技術基準を打ち出した。これは中国の軍備開発における一貫した慎重な態度と一致するが、中国の戦闘機の全面的発展を系統化する考えも表している。一方、日本は具体的な技術の細部が決まっていない中で非現実的かつ曖昧な技術基準を打ち出した。これは自身のハイレベルの戦闘機の研究・開発における技術の限界と焦りを表すだけでなく、日本がすでにハイレベルの戦闘機を研究・開発する能力を備えていないことも示している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月9日




中国の空母「単なるポンコツ」「くず鉄の集まり」等の評価も

中国初の航空母艦として注目を浴びている「ワリヤーグ」だが、実は空母の本来の役目である戦闘機を艦載できず、「たんなるポンコツ」とか「無用の長物」「くず鉄の集まり」との侮蔑的な評価をする軍事専門家もいる。

ワリヤーグは現在のウクライナが売却したものであることはよく知られているが、軍事問題専門誌「ジェーン防衛週報」や米軍事・安全保障サイト「グローバル・セキュリティー」によると、ウクライナから引き渡されたワリヤーグには当初からエンジンが積載されていなかった。本来ならば、蒸気タービンエンジンを2基積載し、最高速度は29ノット(時速53.7km)のはずだが、肝心のエンジンがなかったというのだ。

このため、中国はエンジンを自前で用意しなければならなかったものの、中国は蒸気タービンエンジンや、さらに進んだガスタービンエンジンを国産化できなかったため、ワリヤーグには船舶用ディーゼルエンジンを装備した。しかし、船舶用ディーゼルエンジンは蒸気タービンエンジンなどより容積が大きい割には、出力(馬力)が小さく、ワリヤーグの最高速度は19ノット(時速約35km)でしかない。通常の空母よりも10ノット遅いのだ。

中国が対抗心を燃やす米海軍の空母は30ノット(時速54km)以上の速力がある。艦載機が発進するさい、米軍の空母は30ノット以上の速力で向かい風を作り、艦載機に十分な揚力を与えて発進させているが、ワリヤーグはそれができないため、空母として致命的な欠陥を持っているのだ。

さらに、大きな問題点が最近指摘されている。一般に空母は滑走路が短いことから、母艦に帰還する艦載機が着陸する際、速やかに停止させるためのフックや制御ワイヤなどの着艦関連装置が装備されているが、ワリヤーグにはこれらの着艦関連装置が備え付けられていないことが分かっている。現状では、空母してはまったく使えないことになる。

それらの装置を調達すればよいのだが、旧ソ連邦製の空母の着艦装置を製造しているロシア企業が中国への売却を拒否しているという。その理由は、中国がロシアの戦闘機などを許可なくコピーして製造していることに不快感を持っているためだという。

実際、ワリヤーグの艦載機として考えられているのは「殲15」戦闘機と伝えられるが、これはロシア製の空母艦載機である「スホイ33」のコピーだと伝えられており、中国としては「身から出た錆(さび)」としか言いようがない。

かくして、ワリヤーグはエンジンに致命的な欠陥をもち、肝心の艦載機の着艦関連装置がなく、さらに艦載機も模造品であるなど、「空母としては無用の長物で、たんなるポンコツでしかない」との評価が定着しつつあるのである。



【韓国軍】K2戦車用パワーパックの開発に失敗

2012/03/30(金) 13:47:21.30


 韓国軍の次世代型戦車K2(通称・黒ヒョウ)のパワーパックが最近実施された試験評価でまたも技術的 問題を露呈したことが、29日までに分かった。パワーパックとは、エンジンと変速機を一体化した重要な パーツだ。

 韓国軍消息筋は29日「最近、韓国国内の技術で開発されたパワーパックの試験評価が行われたが、 冷却ファンの速度制御、冷却試験の最大出力、加速性能の3項目で韓国軍が要求する性能を満たせず、 技術的欠陥の原因究明にも失敗したようだ」と語った。これにより、来月2日に国防部(省に相当)で行わ れる防衛事業推進委員会では、K2戦車の初生産分100台(全200台)に搭載するパワーパックをドイツか ら輸入する案が検討されるものとみられる。

 ある防衛産業関係者は「ドイツからパワーパックを輸入する決定が出ても、別途に運用試験評価をパス しなければならない。輸入の納期日程などを考慮すると、K2戦力化の時期は2014年以降にずれこまざる を得ない」と語った。韓国製パワーパックの開発には、これまでに約1200億ウォン(約87億円)が投入され
たという。

チョン・ヒョンソク記者

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コメント

輸出国でもある日本

おっしゃる話にほぼ賛意。あまり知られていないようで残念なのですが、日本は戦後のかなり早い時期から石油「製品」の輸出国だったといわれています。中東などから輸入した原油に対する日本の精製技術は世界から高く評価されており、日本の石油「製品」の安定した品質は、高価格であっても需要が落ちないとのこと。他から盗んだ技術などはそのとき限りであり、技術開発力が無いかぎり続くものではありません。技術流出の防止に気を配る必要はもちろんありますが、開発力を維持し、さらに振興する取り組みがますます重要なのでしょう。

ヒトと動物の差

現世人類が発生して以来数万年、生活に於いて他の生き物と異なる点は、絶えず向上心を持っていた事で、それこそが知性の発露でした。
自然には進化と淘汰の仕組みこそあれ、進化と進歩は異なり、向上心こそが進歩の源です。
技術の向上が進歩を促し、科学の発達を以って技術と融合して今日では科学技術が進歩の核となっています。
人類の歴史に於いて、一度獲得した科学技術は、次代の技術の確立を待たずして放棄した事はなく、それは科学技術による果実が如何にも甘味であり、人類にとっては無視しえぬ便益を与えているかの証でもあります。
一例を挙げるなら、陸蒸気の火花を見て藁葺き屋根の引火を恐れるあまり敷設を拒んだ地域はその後に衰退しました。
今の私達一人一人に1000年遡れば10億の先祖がある如く、科学技術も何世代にも亘る技術の集積と理解すれば、その保持の放棄が如何に愚かな事かは自明で、技術に関わる者にとっては殊更です。
この様な理解の無かった事がソニーの失態を招きました。少なくとも一方がエンジニアならば避けられたものを、安易に同調して貰える同類をわざわざ連れて来たとあれば最悪です。
自分が狸系だから技術畑を贔屓するのではなく、経済畑も財務畑も法務畑も皆大切で、偏る事のない見識が必要とされるのです。
但し、企業の業態により重心を何処に置くかは、国家経営に於いても拡大して言える事でしょう。

地球上でも稀に見る地殻の入り込みが、一方では地震災害をもたらし、他方で温泉を始め、それに連なる多様な資源までをもたらしています。
資源を活かすか否かも科学技術次第です。
幸いな事に、自然条件が文化を育み、その文化を奇貨として科学技術発展への環境を整えて来ました。
砂漠の民は砂漠の民の、草原の民は草原の民の生き方がある様に、日本人には日本人の生き方があると心得て然るべきで、安易に砂漠の民や草原の民の生き方を標榜する者は、果実の恵みをも放棄して見せるべきです。
都合のよい摘まみ食いは許すべきではありません。

輸出国でもある日本

>2012-05-13 16:37 | akunin様

>おっしゃる話にほぼ賛意。あまり知られていないようで残念なのですが、日本は戦後のかなり早い時期から石油「製品」の輸出国だったといわれています。中東などから輸入した原油に対する日本の精製技術は世界から高く評価されており、日本の石油「製品」の安定した品質は、高価格であっても需要が落ちないとのこと。

そうですね。日本で精製された石油製品はアジアにとって貴重な物ですし、自国に精製施設をまともに持っていない国もありますから。アメリカがハリケーン、カトリーナで大被害を受けたとき、多数の石油精製所がやられ、日本から大量に輸出したと聞いています。

>他から盗んだ技術などはそのとき限りであり、技術開発力が無いかぎり続くものではありません。

ただ、世界には安物でも好いとする国や消費者はたくさん居ます。いくら二番煎じのバクリ技術で作っても、10年前の日本製くらいの性能はあり、それで十分だという国がある限り、日本が被害を受けるのは同じです。

>技術流出の防止に気を配る必要はもちろんありますが、開発力を維持し、さらに振興する取り組みがますます重要なのでしょう。

それはもう絶対に必要ですね。2番じゃ駄目なんですか、なんていう三流政治家は朝鮮に輸出してしまえば良いんです。

ヒトと動物の差

>2012-05-13 18:16 | あづまもぐら様

>現世人類が発生して以来数万年、生活に於いて他の生き物と異なる点は、絶えず向上心を持っていた事で、それこそが知性の発露でした。
>自然には進化と淘汰の仕組みこそあれ、進化と進歩は異なり、向上心こそが進歩の源です。

全くです。人間は動物としてはかなりひ弱な存在で、走るのも遅いし、泳ぎも下手、鋭い爪もなければ強い牙もなく、木登りも下手だし穴掘りも満足に出来ません。まじめな話、普通の人間は逆上した成猫と喧嘩をして勝てません。ずっと小さな動物にも人間は勝てません。

そんな野生の世界で人間が他の動物を支配できたのは、ひとえに知恵を使い常に優れた方法を見つけだしてきたからです。

>技術の向上が進歩を促し、科学の発達を以って技術と融合して今日では科学技術が進歩の核となっています。

そうですね。言い換えれば生活の改良の積み重ねです。単なる興味本位で科学を発達させ技術を向上させたのでありませんが、一部の経済学者などはそれを理解していない連中が確かにいます。

>人類の歴史に於いて、一度獲得した科学技術は、次代の技術の確立を待たずして放棄した事はなく、それは科学技術による果実が如何にも甘味であり、人類にとっては無視しえぬ便益を与えているかの証でもあります。

ええ、原発がその例ですね。原発より安全で優れた方法が確保できたら私も原発廃止論者になります。しかしその方法がないのに原発を手放す愚を冒す連中の脳みそがどうなっているのか理解不能です。

>一例を挙げるなら、陸蒸気の火花を見て藁葺き屋根の引火を恐れるあまり敷設を拒んだ地域はその後に衰退しました。

そうでしょうね。

>今の私達一人一人に1000年遡れば10億の先祖がある如く、科学技術も何世代にも亘る技術の集積と理解すれば、その保持の放棄が如何に愚かな事かは自明で、技術に関わる者にとっては殊更です。

全くです。一度技術を途絶えさせてしまえばその復活は至難の業だし、時には不可能です。

>この様な理解の無かった事がソニーの失態を招きました。少なくとも一方がエンジニアならば避けられたものを、安易に同調して貰える同類をわざわざ連れて来たとあれば最悪です。

その意味では技術の井深氏と営業の盛田氏の組み合わせは理想的だったのでしょうね。

>自分が狸系だから技術畑を贔屓するのではなく、経済畑も財務畑も法務畑も皆大切で、偏る事のない見識が必要とされるのです。

全くです。飯の種を捨てて金儲けをすれば当座は儲かる気がしても、ネタが尽きると途端に駄目になります。本当にソニーはその姿を見せてくれました。

>但し、企業の業態により重心を何処に置くかは、国家経営に於いても拡大して言える事でしょう。

最初から金融会社、運輸会社などで出来た会社はそれで大きくなればよいでしょうが、物作りという無限の財産を持っている会社がそれを捨てることが間違っているのです。もしコンテンツをやりたければ、物作りを確保しながらやればよいこと。またはその能力に特化した会社と協力するなど、やり方はいくらでもあったはず。

コンテンツ産業で素人のソニーが手を広げすぎたため、コンテンツ屋の食い物にされたのは有名な話です。

>地球上でも稀に見る地殻の入り込みが、一方では地震災害をもたらし、他方で温泉を始め、それに連なる多様な資源までをもたらしています。
>資源を活かすか否かも科学技術次第です。

その点、日本は極めて早い時期から資源の開発、工業化が進んでいた国です。その意味では世界にも例のない科学先進国だったのですが。惜しむらくは戦争がなかったために、機械技術の必要性を理解しなかったことでしょうか。自然科学などではかなり見るべき物はあるのですがやはり孤立していたのは発展を遅らせましたね。

>幸いな事に、自然条件が文化を育み、その文化を奇貨として科学技術発展への環境を整えて来ました。

そうです、日本には西欧にすぐ追いつけるだけの下地がありました。明治時代にはすでに世界最高峰のドイツのコッホ研究所でトップクラスの成績を上げていたのが、北里柴三郎です。彼は研究成果を評価され、世界中から招かれましたが、遅れている日本の医学を発展させるために帰国しました。この心意気です。教育を受けたら我先に国を捨てる中国や朝鮮の連中とはここが違います。脱線しました。

>砂漠の民は砂漠の民の、草原の民は草原の民の生き方がある様に、日本人には日本人の生き方があると心得て然るべきで、安易に砂漠の民や草原の民の生き方を標榜する者は、果実の恵みをも放棄して見せるべきです。

はい、金融で生きる民のやり方を採り入れるべきだとわめく経済専門家のなんと多いことか。かつて、ドバイは日本が理想とすべきだ、資源もないのに金持ちになったと、とんでもないことを言う連中が居ました。ドバイショックの後黙っているようですが、中国経済が世界を牽引するとか、韓国が勢いよく成長しているなど、 子の手の連中が未だに大勢居ます。

>都合のよい摘まみ食いは許すべきではありません。

それも物作りという最強の手段を手放してのつまみ食いなど、馬鹿な経済専門家しか思いつかないことです。

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