橋下市長は国民をだますな

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大阪の橋本市長が、民主党を倒すと宣言してから方々で敵を作っては叩いて喝采を浴びる手法を採っている。これは手っ取り早く注目を浴び、マスコミに取り上げさせ話題になり、ついでにイメージとして支持を集める方法としてよく使われる手段だ。例えばナチスはユダヤ人を諸悪の根元として攻撃し、日頃から経済の停滞や生活の悪化、何より第一次世界大戦で負けて当時は過酷な賠償金を科されるなど極めて鬱積していたドイツ人の支持を集めた。

そのためには、比較的社会の中で裕福な層であり文化や宗教の違うユダヤ人は恰好の対象だったわけで、当時のドイツ人は熱狂的にナチスを支持した。そしてその結果は今更言うまでもない。

尤も、ユダヤ人を敵にして民衆の不満を逸らしたのは当時のヨーロッパすべてに於いてであり、フランスなどはその急先鋒だったし、バチカンもドイツのユダヤ人排斥運動を支持した。バチカンにとって隠したい汚点だろうが、事実として残っている。

また、国内に政府に対する不満や、経済停滞などで国民に鬱積がたまると、敵を作ってそこに不満をそらせるやり方は今でも当たり前にある。特亜の対日敵視政策はそのための物であり、アメリカ政府の支持率が下がると戦争をするのは良く知られた事実だ。

そして、アメリカ人は簡単にその手に乗り、ベトナム戦争や湾岸戦争に突っ込んだ。今また、アメリカにとっての敵は北朝鮮であり、中国になっている。中国としては本気でそれを心配しているようだ。自分たちが対日敵視政策を採ってきたまさにそのブーメランが返ってきているわけだ。

橋下氏のやっていることが、まさにかつてのナチス、特亜、そしてアメリカの手法と重なって見えて仕方がない。確かに橋下氏のやり方はヒトラーのようだと反対派からは批判されるが、一概にそれは見当はずれとも思えない。

たしかに、現在の法治国家日本で、喩え独裁的手法が必要だと彼が言っても、現実に彼がヒトラーや中国のような独裁が出来るわけではないし、そのつもりもないだろうが、自分に支持を集めるために敵を作り公に引き出し攻撃して、日頃から不満を鬱積させている国民の喝采を浴びるとすればそれは極めて危険なのではないか。

赤文字は引用

橋下市長「国民はだまされるな」…大飯安全宣言

 出席者によると、橋下市長が「(科学的知見がないまま)政権が安全宣言をしたことは絶対におかしい」と強い調子で懸念を伝えた。藤村長官は「ストレステスト(耐性検査)の1次評価を含めて、再稼働を進めていく」と、政府方針を堅持することを説明したという。10分間の会談予定は25分間に延びたが、両者の溝は埋まらなかった。
 
 今橋下氏が敵として選んだ一方は民主党だ。私も民主党を擁護する気はさらさら無く、一刻も早く政権から引きずり降ろさなければならないと思っている。が、それを橋下新党支持のための手段とすべきではないと思っている。民主党を倒すその理由が、まるで見当はずれだからだ。
 
 一般国民が民主党を見限り、民主党への批判を強めているのは、彼等に全く責任も能力もなく、平気で嘘を言い、その場を取り繕ういい加減さでまともな法案一つ作れず、今や政策よりも保身を最優先として政権にしがみつくあまりの姑息さ、醜さがあるからだ。
 
 橋下氏がその点で藤村長官を追求するならともかく、今回は国民の多くが不安を持っている原発について政府のやり方が間違っていると攻撃した。
 
 むろん、今の脱原発風潮も、民主党の無責任さと無能さが引きおこしたのであり、なぜそうなったかの論旨で藤村長官を問いつめるならそれでも良いだろう。
 
 だが、彼の趣旨はそうではなかった。

 橋下氏は終了後、報道陣に、「政権は安全と言うが、科学者は言っていない」「政権の安全宣言に国民はだまされるな」と、政府の対応をやり玉にあげた。
 
 彼が報道陣に示したのは、政府の安全宣言が信用出来ないと言うことだったが、では誰の言葉なら信用出来るのか。科学者が安全だと言っていないと言うが、絶対安全だという科学者など居るはずがない。原発にはリスクはあるのだ。原発の運用とはそのリスクを最低限に下げ、許容出来る範囲内に納めて行う物なのであって、いかなる場合でも絶対に安全な技術など無いし、それを保証する科学者など、本当の科学者であれば居るはずがない。
 
 橋を架ければ当然ながら人や物の行き来が従来の船よりも格段にスムースになり、コストも下がり、それによって、橋を架けた両岸に採って、大きな利益になる。しかし、橋はもしかしたら落ちるかも知れない。橋が落ちて多くの人が死ぬかも知れない。どんな状況になっても絶対に落ちない橋などない。が、だからといって橋を架けなければ、その代わりに使う船が絶対に沈没しない保証がない限り意味がないし、そして、船と橋を考えたとき、そのリスクはどちらが高いかを比べると、橋の方がよほど安全だから橋を架けるのだ。
 
 何度も繰り返しているが、原発にもリスクはある。が、原発廃止により膨大に発生する経済的な負担、燃料確保にまつわる安全保障面のリスク、企業活動の低下などさまざまなリスクと比べた場合、原発は、船に対する橋のような存在なのだ。
 
 が橋下氏は絶対安全な橋が架けられると専門家が言わないから、船を使うべきだと言う。
 
 橋下氏がここで作り出した第二の敵は関電だ。全国8基の原発を廃炉にしろと政府に直談判し、関電の原発を停めろと大向こう向けをねらっている。が、実際に化石燃料の高騰が国内経済を圧迫し、多くの製造業の国外脱出を促し、中国によるエネルギー資源獲得の動きを加速させ尖閣問題を拡大させ、そして今イランの不穏な動きから世界的な化石燃料のさらなる不安定性と高騰を招いている。
 
 それらのリスクは増大する一方であり、コントロールされている原発のリスクの比ではない。
 
 当然ながら、まともなアドバイスもある。
 
「日本は原子力維持を」 再稼働問題でOECD事務局長

 グリア事務局長は「事故後の国民の反応は理解できる」とする一方で「経済成長の条件として家庭や企業などへの十分なエネルギーの供給が必要」だと強調。

 東日本大震災前に日本の電力の約3割を供給していた原発の代替手段を「一夜にして導入するのは不可能」だとして、電力不足で生産活動が制限されることに懸念を示した。

 
 日本は経済規模の国で、物作りを唯一の資源としている国だ。しかし、ヨーロッパの小国は自然再生エネルギー比率を高めているから日本もそうすべきだ等との寝言をお花畑は自分では何も考えずに、再生エネルギーは美しいと脱原発を支持している。が、実際再生可能エネルギーは極めて環境汚染をすることさえ、理解出来ていないお花畑であり、それを説得どころかたきつけたのは無責任きわまりない無能政権だ。
 
 実際七月から自然再生エネルギーが強制的に42円/Kwで電力会社が買わされ(当ブログエントリー 技術は誰の物か)、いずれそれは電力料金に上乗せされる。先日河野太郎氏が、法律上電力会社は一方的に電力料金を上げられない、だから電気代は上がらないと言っていたが(当ブログエントリー 安易な感情論)、こんな人物が政治家なのだ。電力会社が上げられなければ、ではその差額はどこから降ってくるのか、涌いてくるのか。電力会社が破綻し、技術が中国に流れ、国内のエネルギー政策が破綻した後、税金という形で何倍にもなって国民に負担が押しつけられる。
 
 このOECD事務局長の言葉といい、先日の英国UKAEA名誉会長、バーバラージャッジ氏の言葉も極めて当然だ。当ブログエントリー(日曜の小ネタ集)
 
 橋下氏は国民を騙してはいけない。安易な支持集めのために、ヒトラーや特亜の真似をしてはいけない。そして、国民もこのような手法を使う人物に十分注意をしなくてはならない。これはかつての民主党とそれを担いだマスコミの手法そのものなのだ。同じ失敗を繰り返すべきではない。


上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてください。但し、内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

橋下市長「国民はだまされるな」…大飯安全宣言

 24日、原子力発電所の安全性に関する8提案を政府に申し入れた橋下徹大阪市長は、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働方針を巡り、藤村官房長官に対し、政権批判を繰り広げた。


 藤村長官との会談は午前10時45分から官邸で始まった。冒頭、橋下市長が「時間をいただき、感謝している」と切り出して和やかな雰囲気だったが、報道陣が退出した後、一転した。

 出席者によると、橋下市長が「(科学的知見がないまま)政権が安全宣言をしたことは絶対におかしい」と強い調子で懸念を伝えた。藤村長官は「ストレステスト(耐性検査)の1次評価を含めて、再稼働を進めていく」と、政府方針を堅持することを説明したという。10分間の会談予定は25分間に延びたが、両者の溝は埋まらなかった。

 橋下氏は終了後、報道陣に、「政権は安全と言うが、科学者は言っていない」「政権の安全宣言に国民はだまされるな」と、政府の対応をやり玉にあげた。

(2012年4月24日16時59分 読売新聞)

「日本は原子力維持を」 再稼働問題でOECD事務局長

2012.4.24 17:39

 来日中の経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長は24日、「原子力は重要なエネルギー源で、日本が維持することを支持する」と述べ、停止中の原発について安全性の確認後、再稼働させることが重要との認識を示した。都内で記者団に語った。

 ただ、東京電力福島第1原発事故後、原発への不信の念が高まる中で、グリア事務局長の主張が日本の国民の理解をどの程度得られるかには疑問符が付く。

 グリア事務局長は「事故後の国民の反応は理解できる」とする一方で「経済成長の条件として家庭や企業などへの十分なエネルギーの供給が必要」だと強調。

 東日本大震災前に日本の電力の約3割を供給していた原発の代替手段を「一夜にして導入するのは不可能」だとして、電力不足で生産活動が制限されることに懸念を示した。

参照

当ブログエントリー「技術は誰の物か」など
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コメント

未だに皆なヒス

今日、電力会社側の買取価格が発表されていました。
地熱や風力に比べ5割方高く、それぞれが売り手の希望価格とも大差ないと云う不自然なものでした。それもその筈で、一方で電気代も2割近く上がるとか。
こんな前提で物事が進められる事に疑問を感じもせず報道するメディアの質の低さに呆れるばかりです。
ソースの組み合わせ条件により価格は異なる筈で、それなしでは喩え自然再生エネルギーの技術開発をしようにも狙いが定まらず、効果的な研究投資もままなりません。一部学者の研究成果次第の出たとこ勝負でと考えるなら、自然再生エネルギーを指向するにしても真摯な姿勢ではありません。自然再生エネルギー推進派から疑義が示されて然るべきで、連中の思考レベルを示すものです。

再稼働で揺れる敦賀原発では、直下に活断層の可能性との調査結果が新たに上がり、またまた蜂の巣をつついた集団ヒステリーの観を呈しています。ここでも呆れるのは、推進側も反対側もメディアも、1号炉と2号炉を分けて考える所へ思考が至らぬ点です。
橋下に対しては松井が適宜軌道修正をかけているせいか、一時の脱から慎重へと言質を微妙に変えて、世論との乖離をせぬ様にとのスタイルが露見しています。
それでも、ハルノート如き条件付きとしているのが現状です。徒党を組む知事連中も右へ倣えとばかり、当初は思い巡らす事の無かった風が吹かぬ場合の三味線屋や桶屋を知り、それでも被災地瓦礫の問題はうっかり忘れているかの様に振る舞う様に馬脚が見え隠れしています。
このまま真夏に突入して、熱中症で年寄りの2~3人でも亡くなればまた変わる事は、容易に推察されます。
海外からの再稼働要請が来はじめましたね。昔、通学路で夢中になっている犬が、近くの爺さんにバケツで水をぶっかけられていた光景を思い出しましたが、果して犬よりは利口か馬鹿かとの思いで日本を見ているのでしょう。
日本が健全であってもらわねば色々な面(字数があり割愛)で差し障る事を意味しているのですが、そんな国際的な迷惑にまで思考が及ばぬのは政府も同じ、なんともみっともない限りです。

未だに皆なヒス

>2012-04-26 01:45 | あづまもぐら様

>今日、電力会社側の買取価格が発表されていました。
>地熱や風力に比べ5割方高く、それぞれが売り手の希望価格とも大差ないと云う不自然なものでした。それもその筈で、一方で電気代も2割近く上がるとか。

そうですね。先日の「技術は誰の物か」でも触れましたが、強制的な買値が売り手側の言い値であり、しかも質もバラバラの電気をまるで大根かキャベツのように考えて居るようですが、電気会社はそれを売り物にするために膨大な設備投資をしなくてはならず、電力損失も発生しますので、実際は電力会社が負担する金額は買値よりも更に高くなります。

そもそも、需要と供給で決まる価格を強制的に売り手側の言い値にし、しかも強制的に買わせるのは、完全な統制経済であり、そのツケはすぐにでも国民に対する負担として跳ね返ってきます。それに気がついてももう遅いのであり、お花畑達は自分たちがそうさせたなど全く思いも寄らないでしょう。単に電気会社に電気代を上げるなとまた騒ぐし、マスコミもプロパガンダ屋もそれをあおり立てます。

>こんな前提で物事が進められる事に疑問を感じもせず報道するメディアの質の低さに呆れるばかりです。

メディアは真実など本当にどうでも良く、売れる記事なら何でも書くようです。最近、新聞テレビ離れが顕著になったためか、その傾向が益々強まっているのではないでしょうか。自ら首を絞めているのですが。


>ソースの組み合わせ条件により価格は異なる筈で、それなしでは喩え自然再生エネルギーの技術開発をしようにも狙いが定まらず、効果的な研究投資もままなりません。一部学者の研究成果次第の出たとこ勝負でと考えるなら、自然再生エネルギーを指向するにしても真摯な姿勢ではありません。自然再生エネルギー推進派から疑義が示されて然るべきで、連中の思考レベルを示すものです。

本来受益者負担が原則であるはずが、資金力のある受益者の負担を資金のない国民が際限も無くさせられます。統制経済とはそう言うことであり、この日本でそのようなことがまかり通るとは到底信じられません。これも政府の無知故でしょうか。

>再稼働で揺れる敦賀原発では、直下に活断層の可能性との調査結果が新たに上がり、またまた蜂の巣をつついた集団ヒステリーの観を呈しています。ここでも呆れるのは、推進側も反対側もメディアも、1号炉と2号炉を分けて考える所へ思考が至らぬ点です。

実際には、直下型でも圧力容器や格納容器が破壊される事態にはほぼならないでしょう。先の阪神淡路大震災は、まさに直下型であり、あの震度では圧力容器や格納容器が破壊されるとは思えないのですが、むろん、絶対安全とは誰も言えません。また強固な完全クローズ方式の冷却システムも難しくはないはず。

>橋下に対しては松井が適宜軌道修正をかけているせいか、一時の脱から慎重へと言質を微妙に変えて、世論との乖離をせぬ様にとのスタイルが露見しています。

確かにそれがありますね。しかし、脱原発を反民主党の理由にしている時点で、彼の底の浅さが見て取れます。彼は、自分では考えていないみたいですね。

>それでも、ハルノート如き条件付きとしているのが現状です。徒党を組む知事連中も右へ倣えとばかり、当初は思い巡らす事の無かった風が吹かぬ場合の三味線屋や桶屋を知り、それでも被災地瓦礫の問題はうっかり忘れているかの様に振る舞う様に馬脚が見え隠れしています。

その意味で今の政界は末期症状です。自らがないから橋下新党ごときに引っかき回されるのでしょう。

>このまま真夏に突入して、熱中症で年寄りの2~3人でも亡くなればまた変わる事は、容易に推察されます。

いや、それも電気会社のせいにするでしょうね。

>海外からの再稼働要請が来はじめましたね。昔、通学路で夢中になっている犬が、近くの爺さんにバケツで水をぶっかけられていた光景を思い出しましたが、果して犬よりは利口か馬鹿かとの思いで日本を見ているのでしょう。

以前からの彼等の視線を見ると救いようのない馬鹿と見ていると思いますよ。確かに馬鹿の群れです。

>日本が健全であってもらわねば色々な面(字数があり割愛)で差し障る事を意味しているのですが、そんな国際的な迷惑にまで思考が及ばぬのは政府も同じ、なんともみっともない限りです。

そうですね。今の世界経済不振の足を引っ張っている一因が日本にあるなど、彼等の視界には当然入らないのでしょう。dog on the dunghillの地位を奪い合っている犬に私には見えます。

橋下と維新の会

たかおじさん様、sancarlosと言います。
私も橋下は危険人物と思っております。彼は小泉元首相と同じように抵抗勢力をでっち上げて正義の味方の振りをしてB層の国民の人気を得て権力を握ろうとしています。彼の思想は愛国でなく親朝鮮です。尊王の心はありません。
朝敵であり日本に取って有害な人物です。
あなた様のブログの記事はとても参考になります。私はこのブログをアメブロのブックマークに入れてリンクしています。もし、よろしければ相互リンクしていただけたら大変嬉しいです。

橋下と維新の会

>2012-04-26 16:29 | sancarlos様

>sancarlosと言います。

こんにちは。

>私も橋下は危険人物と思っております。

単に浮かれているだけにも思いますが。

>あなた様のブログの記事はとても参考になります。

恐れ入ります。

>私はこのブログをアメブロのブックマークに入れてリンクしています。もし、よろしければ相互リンクしていただけたら大変嬉しいです。

ありがとうございます。しかし、今の所、私はどちらとも相互リンクをしておりませんし、一方的なリンクもしておりません。 唯一「my日本」は、私自身が参加し、ブログをUPしておりますので、リンク先として紹介しています。

ただし、相互ではありませんが、私のURLを貼っていただけるのでしたら、その前にあなたのブログを見せていただけませんか?よろしくお願いいたします。

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