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汚名”挽回”防衛大臣

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最初に断っておくが、タイトルは間違いではない。汚名はすすぐ物であって、挽回してはならないのだが、田中大臣に限って言えば挽回しかねないと言う意味だ。とにかくこの人については話題が多く、今も国会審議がこの人の答弁で何度も中断している。そして野党も殊更この人を集中攻撃しているが、誰もこの人に何かを期待などしていない。このような人物を国家の命運を預ける防衛大臣に任命した野田総理に対する任免責任を問うているのだが、当の野田総理は何か人ごとのようだ。もう消費税以外何の関心もないのではないだろうか。

その田中大臣、国会答弁を見ていると本当にかわいそうになるくらいであり、当人のためにもその任を解いてやった方がよいのではないかと思えるほどだが、むろんそれは違う。無能な人間が居てはならない地位に居ることは、国家の命運を左右することもあり得るのだ。

仮に今どこかから戦争を仕掛けられたとき、その状況すら理解出来ない人間が防衛省のトップにいるなど、考えられるだろうか。

民主党では何人もの閣僚がその無責任さや失言により辞任に追い込まれている。なにしろ、総理大臣からしてそうなのだから、民主に人材が居ないのは知っているが、無能以前に知能レベルが問題になって罷免を求められる大臣まではいなかったのではないのか。

それほど田中大臣は酷い。質問を全く理解していない、自分の仕事を全く理解していない、まるで私は誰、ここは何処状態であり、答弁にしても役人から回されるメモをただ棒読みするだけ、たまりかねて秘書や他の閣僚が田中大臣の答弁の時は後に陣取り、言葉の一つ一つを後から指示しているような有様だ。こうなると、別に人間でなくとも良い。産業技術総合研究所の美少女型ロボットの方が効率が良さそうだ。

だから、今回北朝鮮が人工衛星打ち上げと称して新型ミサイルの発射を事前に国際社会に公表したことに対し、日本に対して脅威であるから、ミサイルを打ち落とすと野田総理に進言したとのこと。

赤文字は引用

沖縄本島と石垣島に配備=PAC3、北朝鮮ミサイルに備え検討-田中防衛相

 田中直紀防衛相は21日午前の記者会見で、北朝鮮による長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する事態に備え、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を沖縄本島と石垣島(沖縄県)に配備する方向で検討していることを明らかにした。
 防衛省は、ミサイルが上空を通過するとみられる沖縄本島南西の先島諸島にPAC3を配備するとともに、周辺海域に海上自衛隊のイージス艦を展開する方向で検討している。(2012/03/21-10:49)

 
 先日も中国メディアが、日本が北朝鮮のロケットを打ち落としたいと言っているのはジャパンドリーム達成のためだ、と言っていたが、本当に田中氏の真意が何処にあるのか分からない。
 
 まず、パトリオットミサイイルなどで構成するMDは事実上ほとんど役に立たない。配備されたとき、迎撃試験に成功したと鼻高々だったが、事前に何時どこから何発発射されるか分かっているミサイルを迎撃するのと、実戦で何時どこから発射されるか分からないミサイイルとは全く事情が違う。
 
 たしかに何十発に一発かは迎撃出来るかも知れないが、それでは意味がない。特に多段頭核ミサイルの場合は、弾頭が放出される前に撃墜しなければならないが、そうなると、発射されたときに探知し、その進路を計算し、それに合わせてミサイルの照準を設定し、迎撃ミサイルを発射する。その時間は、通常無いとされている。しかも、中国から日本に発射される場合はその距離の近さから、迎撃する時間は事実上無い。また、潜水艦による沿岸からのミサイルなら探知したときにはもう迎撃体制も採れない。つまり、ミサイルの迎撃は事実上無理なのだ。
 
 相手も一発二発撃つわけではなく多数撃つのだから一発でも撃ち漏らしが有れば迎撃は無効だと言うことになる。
 
 現在アメリカなどが真剣に実用化を目指しているのはレーザービームによる迎撃であり、これは探知した瞬間に照準と発射が出来るのでタイムラグがないが、大気を通して大型ミサイルを破壊するだけの出力を持ったレーザービームの実用化には目処が立っていない。
 
 結局は、ミサイルは発射されたら手遅れなのであり、発射される前に発射基地を攻撃するしかないが、それが日本では専守防衛に反するので出来ないことになっている。
 
 今出来ることは、報復が必ず攻撃側を破壊し尽くすことを理解させるしかない。いわゆる抑止力であり、事実それで大国同士の戦争が無くなったのだ。アメリカやロシア、中国のやっている戦争は、あくまで一方的な物であって、それもインドやパキスタンが双方核を持ったことで戦争が無くなっている。また、北朝鮮は、全てを犠牲にして核開発をしたために、アメリカから攻撃されないでいる。誰がなんと言おうと、核による抑止力は有効なのだ。
 
 話がずれたが、もし仮に沖縄に迎撃システムを配備しても、北朝鮮のミサイルが日本領海内に落ちることが明らかになるまでは手出しが出来ない。公海上のミサイルを一方的に迎撃すればそれは日本による挑発であり、戦争の引き金になりかねない。
 
 また迎撃に失敗すれば迎撃ミサイルが中国領海に撃ち込まれかねない。その前に自爆はさせるだろうが、自爆しても残骸がその飛行コースに乗って中国側に届く可能性は大きい。そのようなリスクを冒す意味があるだろうか。
 
 せいぜい、観測体制をとり、北朝鮮ミサイルの性能を確かめるだけのことではないのか。それとも、田中大臣は本当にMDが有効だと信じているのだろうか。ひごろ、奥さんに対する迎撃が出来ないのは分かるが、こんなところで汚名”挽回”などしなくても良さそうな物だが。
 
 それにしても田中大臣や野田総理に進言する防衛省の官僚は居ないのだろうか。本当に、こんな連中が日本の国防のトップにいることが最大の脅威だと思うが。
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コメント

No title

民主党の閣僚は国民の様子を見て迎撃体制をとると発言すれば自分達の支持率が上がるとでも思っているのでしょうか。?

もしそうだとしたら甚だ頓珍漢な連中です。日本人の大多数が民主党のような連中では日本の国を、日本国民の国益と安全を守れないとして政権与党の座から降りろといっているのに。権力にしがみ付こうとする努力だけはたいしたものです。

No title

>2012-03-21 15:44 | 一有権者様

>民主党の閣僚は国民の様子を見て迎撃体制をとると発言すれば自分達の支持率が上がるとでも思っているのでしょうか。?

思っていると思います。俺たちゃ北朝鮮なんか怖くないと言うところを見せたいんじゃないでしょうか。

>もしそうだとしたら甚だ頓珍漢な連中です。日本人の大多数が民主党のような連中では日本の国を、日本国民の国益と安全を守れないとして政権与党の座から降りろといっているのに。権力にしがみ付こうとする努力だけはたいしたものです。

ええ、恥という物を知りませんからね。国益など彼らにはどうでも良いことで、党益、ひいては私益が最優先ですので。

No title

今日ニュースでこの内容を知り正直メディアにも頭に来ました。どの国でもそうですが威嚇のために戦力の数をある程度さらすことはします。ですが何時どのタイミングでその配置をどう変えるのかというところまでは絶対に喋りません。当たり前のことです。戦争を拒否しているスイスですら自国の防衛網を晒しはしません。このミサイルに対し日本がどう動くのかということを少しでも漏らせば日本以外の国は容易く兵力がどう動くのか予想できるでしょう。どれだけ巨大な兵器をもっても戦争(殺し合い)の勝敗は情報で決まります。 私が北朝鮮、いやもっと小さな国だったとしてもこの瞬間なら勝てると確信するでしょう。若しくは今回PACⅢの配置移動にかかった時間などでも次攻めるときの参考になります。 メディアも野田総理、田中大臣がそんなことも考えれないのに何故公共の電波にのせるのでしょうか? もう狂っているとしか思えません。世界で戦時中でない国が日本とスイス以外どれだけあると思ってるのでしょうか。打ち落とせば戦争になる、ならない。打ち落とせるかできないか、もうそれ以前の話です。 
でも良かったです。ネットに繋ぐまでこのミサイルに関し自国の無能さを説いているサイトなんてこの国にはもう無いと思っていましたから。長文失礼しました。

No title

>2012-03-21 23:36 | sin様

>今日ニュースでこの内容を知り正直メディアにも頭に来ました。
>打ち落とせば戦争になる、ならない。打ち落とせるかできないか、もうそれ以前の話です。

まず、本当に北朝鮮がミサイル発射をするかどうかも確実ではありません。金正恩は軍部と政治部の傀儡です。実績は何もなく、今まで存在すら知られていなかった人間が単に軍部と政治部に生かしてもらっているだけですので、アメリカとの交渉が半月でひっくり返るのも北朝鮮で権力争いが続いていて、金正恩が振り回されているだけです。

この状況を当然日本も知っていますので、今本気で北朝鮮が戦争をするはずがないと見極め、そのうえで、パフォーマンスを見せているだけです。実際に迎撃することにはならないでしょうね。

これも田中防衛大臣が単にお飾りとして使われているだけであり、本人が自分から迎撃を指揮するはずもありません。

まあ、それにしても北朝鮮が本当にミサイルを撃つとして、その観測をする意味はありますがそれをパフォーマンスに使うのはいかにも支持率を上げたい民主党の考えることです。こんなことは秘密裏にやればよいことですので。

>でも良かったです。ネットに繋ぐまでこのミサイルに関し自国の無能さを説いているサイトなんてこの国にはもう無いと思っていましたから。長文失礼しました。

日本の政治家は国防を言っても票にならないので、国防や核武装などは主張しません。実際に国民の間では核武装は証人済みと言っていいほどの支持率ですが、それすら矢面に立ちたくない政治家ばかりです。国防や軍事など、票にならないから、研究もしていませんね。

それは橋下新党なども同じです。まあ、民主ではひっくり返っても無理でしょう。

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