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おもしろニュース

平成22年01月31日

最近のおもしろニュースは、鳩山総理の施政方針演説に尽きるのではないか。全文は方々に転載されているので読むことは出来る。私は直接は聞いていないが、その夜繰り返し放映されるさわりの部分はうんざりするほど聞いた。こんな人間が日本の総理大臣なのだ。

冒頭の、命を守りたいのです、にはとにかく驚くしかない。我慢して内容を読んでみたが、とにかく中身の何と薄いことか。近頃流行の携帯小説よりも軽い。薄っぺらな言葉だけを散りばめ、読み上げる鳩山総理に総理大臣の資質のひとかけらでも感ずることが出来た人は、むしろ恐ろしく素直というか子供の純真さを失っていないと言うか、はっきり言えば物を判断することの出来ない人なのだろう。とうぜん、あんな施政方針演説をする人自身が、無邪気というか素直というか。

別に総理大臣だからひねくれて良いというのではないが、友愛にしろ命も守るにしろ、具体的にどうすればそうなるかの方法を示さずに並べ立てても意味があるのだろうか。施政方針とは、この国をどのように導いてゆくかの基本だろう。だが、それが、命を守りたい・・とは。むろん、誰も反対しない。

友愛も、平和も、平等も誰も反対しないし、その実現を誰もが願うだろうが、問題はどうすればそれが実現するかであり、総理大臣が示すべきはその方法の筈なのだが。こんな事を書いていても脱力する。

そして、これも当日の夜の、鳩山氏自身が語っていた言葉。具体性に欠けるとの批判があるかとも思うが、理解されると思う、とのこと。

これで理解されるようでは日本国民も終わりではないのか。なにしろ、方策が示されないのに理解出来るはずだと言う総理自体が理解不能だ。

さて、中でも出色は

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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100129/plc1001291730024-n1.htm


「労働なき富」とは実母資金のこと?共産委員長、首相演説皮肉る
2010.1.29 17:29

 大資産家の鳩山由紀夫首相が29日の施政方針演説で、インド独立の父、ガンジーが「7つの社会的大罪」とした「労働なき富」を「日本と世界が抱える諸問題」と訴えたことに、共産党の志位和夫委員長があきれかえる一幕があった。

ー以下略ー

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総理は、母親から多額の金を受け取っていたことを知らなかったと言い通していた。その上で、申し訳ないとも言っていた。その総理が、労働無き富みを施政方針演説に、なんのてらいもなく入れるとは、この人は基本的に国民を馬鹿にしているのか、自分の立場を本当に理解していないのか。

ところで、命を守ると言えば

こんな記事があった

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http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20100128ASDK2800C28012010.html

1097件という数字を、先日の紙面で知った。昨年1年間に全国で発生した、未遂を含めた殺人事件の警察庁統計である。およそ殺人という犯罪は昭和30年代からほぼ一貫して減り続けていて、昨年は戦後最少を更新したのだという。

ー以下略ー

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日本は犯罪天国だ、安全神話は崩れた云々とメディアも専門家も口をそろえて言う。

しかし、以前から私は言っていたが、日本は世界でも例外的に犯罪が少なく、しかも減少しつつある国であることは紛れもない事実だ。むろん、ショートスパンでは犯罪の増減はあるが、戦後ほぼ一貫して日本の犯罪率は下がっている。

特に凶悪犯罪や、最近問題になっている青少年による犯罪も実は減り続けている。

上記の記事のみならず、犯罪白書や警察庁の資料を見れば明らかなのだが、日本が犯罪天国になった、安全神話は崩れたと言い続けるメディアも専門家も一切そのような資料を示さない。

たしかに、それでも日本には犯罪があるし、毎日ひどい話が満載だ。だから犯罪が印象づけられるのはもっともだし、それに対する用心ももちろん必要だ。防犯意識を高める必要でもあるが、例えば私の周りに実際に犯罪被害にあった人が殆ど居ないのだ。そう言えば去年、出しっぱなしにしていた自転車の空気入れを持って行かれたのが最近の最大の被害だが、報道されなかった。

殺された人も怪我をさせられた人も、泥棒に入られた人も、親戚友人の中にいない。一般の日本人は、同じようなものらしい。周りに聞いてみても居ない。泥棒やスリ、置き引きくらいならたまに聞くが、殺人の被害者は殆ど聞いたことがない。

私が殺人や強盗の話を聞くのはもっぱらニュース報道によってでしかない。日本は犯罪天国なのか、安全神話は崩れたのか。

ニュースを見聞きしている分には日本に犯罪者が溢れているように思えても、実際の資料では、犯罪は減り続け、殺人はピーク時の三分の一。一億二千万の人口で、年間の殺人被害者が千人ちょっとというのは、信じられないほどの少なさなのだが、それが実感出来ないだろうか。

下記はあるブログからの拝借だが、数字については他の資料でも似たり寄ったりであり、つまり全米の大都市で最も安全とされるニューヨークの犯罪発生率が書いてある。

「警視庁が公表している最新の統計(平成19年)の東京都内での殺人件数は133件。同年(2007年)のニューヨーク市の殺人件数は市警(NYPD)調べで498件と東京の3・6倍。強盗は、東京600件に対してNYは2万1733と実に36倍もあり、レイプは東京234件に対し1303件で約5・5倍。空き巣は東京1万3145件、NYが2万1715件と1・6倍だった。」

東京は日本人口の10%が住んでいるので、単純計算でも全国では殺人1330件だから、上記の記事とも矛盾はない。田舎の犯罪発生率が都会より少ないことを考えると、実際は全国の殺人事件はもっと少ないと言えるようだ。

話が逸れたが、とにかく、日本は犯罪発生率は世界でも極端に少なく、全米で一番安全なニューヨークよりも極端に少ない安全神話の国なのだ。

マスコミ報道を鵜呑みにして(犯罪報道自体はむろん事実だが)日本が急速に犯罪国家になったなどと考える必要はない。なにしろ、鳩山総理が命を守ってくれるのだから。


ところで、もう一つマスコミ報道を鵜呑みにしない方がよい事実。

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http://news.livedoor.com/article/detail/4577793/

<在日中国人のブログ>日本人はなぜ中国人より「貧乏くさい」のか?
2010年01月30日06時24分 / 提供:Record China

27日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健氏は、「『ケチ』な日本人と『太っ腹』な中国人」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は池袋駅構内のユニクロ。2010年1月27日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は、「『ケチ』な日本人と『太っ腹』な中国人」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。

国民1人当たりの国内総生産(GDP)で見ると、日本人は中国人よりかなりの「金持ち」だ。ところが、普段の生活ぶりは非常にケチ。節約ばかり気にするので、貧乏くさいと感じるほどだ。日本の会社員は毎日弁当持参、小中学生の課外活動にも弁当は必須。観光地でも弁当を広げて食べている日本人を良く見掛ける。

霞が関では「合同庁舎」という名のビルにいくつもの省庁が押し込まれている。コピー機の傍らには大量の裏紙。狭い部屋に詰め込まれた大勢の職員は、わずかなスペースで書類の山に埋もれながら仕事をしている。中国は反対だ。役所や役人の公用車に真っ先にお金が使われる。役人が貧乏くさいことの方が問題だからだ。

日本人は金持ちなのに、全くそうは見えない。これは一種の「病気」ではないか。先日、有名企業の社長と食事をした時のこと。社長は食べ残したものを指し、丁寧な態度で秘書に向かって「本当に申し訳ないが、食欲がないから手伝ってくれないか」と言った。これがもし中国だったら、相手への侮辱にほかならない。

しかし、私は日本人のこうした節約精神を心から尊敬する。お金があっても、むやみに贅沢はしない。こうした民族性が、敗戦後の廃墟からあっと言う間に復興を果たした要因なのではないか。一方、中国はいまだに発展途上国だ。衣食もままならない人が数千人もいる。中国人は「太っ腹」も結構だが、こうした現実を十分に肝に銘じるべきだろう。(翻訳・編集/NN)

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面白いので全文掲載したが、これを書いた孔健氏はメディアにも時々登場し、中国について色々語っている人だ。典型的な中国人で、日頃から日中友好を言っている人だが、そのわりに中国について真実を隠して語る人で、あまり信用は出来ない。

しかし、ここに書いてあることはある意味本当で、日本で大金持ちとされる人たちの豪邸は、テレビなどで紹介されため息が出るほどの豪邸だが、海外では本当の大金持ちは日本の金持ちなど足元にも及ばない城に住んでいる。

金の使い方も半端ではないし、また大企業の経営者などが日本の大企業の経営者などは及びもつかない収入を得ていることも事実。なにしろ、大統領が怒りを示すくらいだ。

日本人はインフラなどには金をかけているが、個人の生活は飾り立てることなどしないし、そもそも日本文化では質素、簡略のなかに美をもとめる。これはおそらく他国では理解されない最後の部分ではないのか。

茶の湯の国宝クラスの名器も、知らない人間が見れば単なるゆがんだ汚い茶碗であり、海外の国宝のグラス、例えば金銀宝石で飾り立てた物とは次元が違う。

無駄をしないのは我慢をしているのではなく、無駄をしないで生活を豊かにしているのであり、間違っても海外の、個人が豪勢でも国家が貧しい状態をうらやむようなことではない。中国で一部の富裕層が日本などで金を湯水のように使い、現代の城に住むような生活をしていても、中国が豊かなのではないことを理解すべきだ。

今に中国に飲み込まれる、経済支配されるなどは先日「主張すること」と言う記事でデータを挙げたように、想定しうる未来に於いて、あり得ない。

ただし、民主が中国に日本を売り渡せばどうなるか分からない。少なくとも、外国人参政権に意欲を燃やすような民主では、もしかしたら日本は中国に飲み込まれるかも知れない。その時に、鳩山氏はどうせ居ないだろうから、命を守りたいのです、という空念仏もむなしく響くだけだ。
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コメント

No title

今までの施政方針演説で、どなたのが一番良かったと思われますか?

その根拠と共にお示しいただけると参考になります。

No title

全ての施政方針演説を知っているわけではありませんので、お尋ねの件についてはまともな答えがありません。

きわめて限られた知識内において

直接は知りませんが、池田勇人総理の、所得倍増論も確かに日本経済発展の起爆剤になったと思いますので、これも勝れた物と思います。

池田氏については、記録を見るのみですが、やはり強烈な個性でリーダーシップを発揮したようです。吉田学校の優等生で、また優秀な官僚であった資質を十分に発揮したのではないでしょうか。

最近では麻生さんのが良かったんじゃなかったんでしょうか。日本人に自信を与える内容だった思いますよ。

麻生氏は党内から足を引っ張られながら初心を曲げず、その結果支持率が下がりましたが、支持率が目的ではないと言い続けていた通りの方針演説であったと思います。


だたし、これは私個人の主観ですので、根拠を挙げろと言われても無理でしょうが、敢えて言うなら、両総理の政策にぶれがなかったと言うことでしょうか。

時代背景の違いがあり、同列に比べることは出来ませんが、すくなくとも15分男、鳩山氏と比べるべくもないでしょうね。

No title

こちらにお返事をいただいておりましたね。
ご回答ありがとうございました。

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