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核抑止力以外の選択3

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21)普段から世界の国々との関係を深め、仮に中国が日本を攻めるといっても世界中から反対して貰えばよい

中国にとってそれは最終的に全く問題にならない。今、アメリカはイランの核武装に対し制裁を国際社会に呼びかけている。また、イスラエルは今年前半にでもイランの核開発施設を攻撃するのではないかと見られているそうだ。しかし、イランに言わせれば、このままではイランが国際的な発言力を持てず、イスラムを敵視する欧米の言うがままにならなければならないと言う思いが、核開発に走らせているのであり、インドやパキスタンが認められるなら自分たちも認められても良いはずだと言うのは当然だろう。

一方イスラエルにしてみれば、自国を敵視しているイランが核を持つことは自国の存亡に関わるのでなんとしても阻止したいというのはこれもまた当然だし、かつてイラクの核開発施設を爆撃してこれを阻止したことがある。

今、たまたまアメリカ国内はユダヤ系に大きく影響されており、イスラエル側に立つ見方をしているが、これが極めて不公平でありイスラム諸国のアメリカ、およびそれに同調する西欧諸国に対する不信感になって行く。

さて、中国がもしアメリカを核で恫喝し、日本を飲み込んだ場合、先にも書いたようにパワーバランスは大きく中国に傾き、世界は中国に逆らえなくなる。もし、中国の核と全面対決をする覚悟があれば、たしかに世界は日本のために中国に圧力をかけてくれるかも知れないが、元々自分で自分を守ろうとしない日本を、世界が守ってくれるだろうか。単に口先だけで、中国に警告を発しても、中国は最終的に世界の覇権を取れるのであれば意に介さない。

世界の国々に反対して貰うと言っても所詮それは自国を他者に守って貰うのと何ら変わらない。もしそれを当てにするとしても、日本が自国の抑止力で中国と渡り合う守る姿勢を採って初めて世界にその姿勢を求められるのではないのか?歴史上、小国が一方的に大国に飲み込まれ、国際社会に訴えても黙殺されるのが常だった。

日清戦争も日露戦争も当時の国際社会の見方では圧倒的に日本が不利であり、国際的な支援は最後まで得られず、日本は単独で戦った。その歴史を忘れてはならない。ただし、消極的な支援としてはアメリカの銀行家が戦費を貸してくれ、イギリスは当時支配していたスエズ運河をバルチック艦隊に使わせず、それがバルチック艦隊の疲弊につながり日本海海戦で日本が勝った原因の一つとはされている。

22)仮想敵国が中国だとしても、中国が日本を核攻撃する理由はない。

確かにその確立は低い。が、それは、大規模な戦争が中国にとっても別に必要でもないし得でもないし、日本を取りこむのに廃墟にしてしまっては元も子もないからだ。したがって、これも後述するが、当初は核攻撃をちらつかせながら通常の軍事力で圧力をかけてくる。これならすでに中国はやっている。

最終的には通常兵器による戦争の可能性は決して低くはない。なぜなら、今日本に譲ることは、中国政府の存続に大きな不信を持たせることになりかねないからだ。本当に中国に対日戦の意思が無くとも、ことと次第によっては暴発する可能性がある。

中国は理屈では動かないし、また国内に崩壊の危機を抱えているとき暴発が起こりうるということだ。また、国民を政府がコントロールし切れなければ、日頃から対日憎悪政策を採っている中国は日本を攻撃せざるを得ないかもしれない。

さらに、限定戦争になった場合、それが際限なくエスカレートする可能性がある。それは対日戦では絶対に妥協をしないという中国の方針による。面子に関わるのだ。彼らにとって面子は全てに優先し、対日戦で妥協することは絶対に犯してはならない行為だ。

すると、通常の戦争でもそれが際限なく拡大してゆく可能性がある。消耗戦で日本が中国に勝てる要素は全くない。それが終わるのは、日本が全面降伏するしかなく、精々第三国の手打ちで講和しても、中国国内にはさらに日本に対する懲罰論議がわき上がる。日本との講和などあり得ない。そして政府はその国民の声を抑えきれない。

日本が全面降伏した場合はどうなるだろうか。チベットやトルキスタン、法輪功がその答を示している。通州事件の再来である。

23)核以外の強力な兵器を持てばよい。細菌兵器など。

これは全く無意味な方法であり、つまり核でなくとも強大な破壊力を抑止力にすると言うことで核抑止力と何ら変わらない。それに、細菌兵器には核のような破壊力はない。生物兵器による被害は実際にはSFの中にしか存在しない。

なお、かつてヨーロッパではペスト(黒死病)で人口が半分になった。またインフルエンザの世界的流行では、とてつもない被害を出しており、毎年日本だけでも平均1万人が亡くなっている。世界中では百万人を超しているだろう。20世紀の初頭、スペイン風邪の流行で、当時世界人口が20億人程度だったとき、5千万人が亡くなったとされている。

しかしそれでも国家が滅びることはない。狭い地域に集中して起きるわけではなく、インフラは無傷で残るからだ。

24)近隣諸国とは仲良くすべき。多少の問題があっても妥協すれば中国とも仲良くつきあえる。なんと言っても中国とは千年以上付き合ってきた。

これもよく言われる反論だが、中国もロシアも友愛が通用する相手ではない。隣にあるから仲良くすべきなのではなく、長く付き合っているから仲良くするのでもない。付き合うための互いの意思が一致すればお隣通し仲良くするのは全くその通りだが、隣に暴力団や強盗が住んでいたら、家族を守るために戸締まりを厳重にし、警戒を最大限にしなければならないだろう。

 何かあったときに理屈が通らなければ、あとは一方的に相手の要求をのむことでしか争いは避けられない。隣同士だから仲良くすべきだというのは極めつけの戯言だ。
 
 仲良くできるかどうかは双方の意思による。

25)中国に対し、戦争中に日本は酷いことをしたのだから、誠心誠意謝って許して貰えば良い。

未だに、各種のブログなどにこのようなことを言う連中がいる。中韓のプロパガンダ専門員の言葉でなければ、それを鵜呑みにした馬鹿の言葉であり、採り上げる意味はない。しかし、政治家の中にこのようなことを言う輩がいる。国民の中にも馬鹿がいる。彼らの言葉に正当性があるか無いかは、ここでは論じない。

しかし、中韓ではこのような教育を実際にしているのだ。単なる馬鹿では済まない。このようなすり込みをされ対日憎悪で洗脳された人間が10億以上いるのだ。彼らと向き合っているのだとの自覚を持たなくてはならない。

26)中国が世界を支配しても、アメリカの支配と同じことだから、あらそう必要はない

アメリカも確かに問題のある国であり、力による支配を実施している。彼らの価値観、即ち、マニフェスト・デスティニーで敵味方を決める。上記のイランに対する制裁などもその一例だ。イランにはイランの言い分がある。ただし、ここでイランの言い分が正しいと言っているのではない。イランに彼らの言い分があると言っているのだ。

しかし、それでも人権、人命、民主主義など価値観を共有しているアメリカと、それらが全く異質な中国は同じではない。中国の世界支配は、世界中がチベット、トルキスタンになると考えて良い。

27)もし攻められたら抵抗しないで黙って死んでゆけばよい。そうして、世界の人たちに平和の尊さを示すことが出来るなら、それが日本の役目だ。

森永卓郎、中山千夏、永六輔、松崎菊也、辛淑玉(シンスゴ)、石坂啓、


最初、彼らの発言を知ったときは耳を疑ったが、その人間達の巻き添えはごめん。彼らがそうしたいのであれば別に止めはしないが、猛り狂った中国兵が黙って死なせてくれない。通州事件の再来があると考えるべき。目をえぐられれ腹を割かれ、手足をへし折られる。女性は強姦され、局部に丸太を突っ込まれて殺される。彼らがそうされたいなら止める理由はないが、自分や自分の家族をそのように死なせたくはない。

単なる想像ではない。現実に文革の折、多くの中国人が同じ目に遭い、中には自分の学校の校長を食べた中学生達がいる。人肉宴会でぐぐれば多数出てくる。

さらに、チベットやウイグル、法輪功では同じことがいまでも繰り返されている。通州事件が日本に再来しないと考える方がおめでたい。上記の人々は身を以てそれを証明してみてはどうか。

28)日本が核武装をしても、日本が絶対に核を使わないと思えば、相手は核を使う

もしそれが事実なら、核を持った持ったと宣伝するだけでよい。張り子のミサイルに粘土細工の核弾頭を載せその写真をばらまけば良いが、それが通用するほど甘くはない。中国には日本の軍事技術が筒抜けなのに、防諜法一つ無いこの国のそんなはったりが通用するほど中国はお人好しではない。

実際にその能力を持つ必要があるし、なんならミサイル発射実験くらいはしても良い。核実験は、むしろしなくとも日本の技術という裏付けがあるのでミサイルと原潜が完成すれば問題はないだろうが、可能であれば実際に小規模核実験をしても良いだろう。それは十分に可能だ。また宇宙空間での核実験も禁止されているが、数十万キロ離れれば話は別であり、もしかしたら月の軌道くらいの場所での実験は出来るかも知れない。観測に不利だが、爆発の事実さえ示せればことは足りるのだから、その目的には適うだろう。

いずれにせよ、張り子の虎ではなく、核を使う決心があることを見せる必要があり、それでなければ抑止力にならない。

29)通常兵器できちんと初戦で処理すれば核戦争にならない

日本が通常兵器しか持っていなければ、実際には中国にはほとんど痛手がない。なにしろ拡大してきたら戦術核を使うだけでよいし、日本が中国奥地に攻め込むなどあり得ない。通常兵器の戦争では、消耗戦に持ち込まれ日本は絶対に勝てない。

今の戦争はミサイルの撃ち合いになる。それが通常のミサイルであろうと、日本が中国の広い地域に攻撃しなければならない間、中国は日本の狭い地域に集中して攻撃してくる。しかも人命の消耗戦に日本は勝てない。

仮に日本海などでの海戦や戦闘機による戦闘で勝てても、長期の消耗戦に日本が勝てる要素はないし、そうなった場合、日本に寄港する船はなくなるので日本の生命線である物資の供給が止まる。むろん、中国による海上補給路の閉鎖もあるだろう。

したがって通常兵器で処理は出来ない。

そのような戦争を仕掛けさせないためにも全面核戦争の能力が必要なのだ。日本に手出しをすればことによっては全面核戦争になることを中国やロシアが理解すれば、通常の戦争も仕掛けようとはしないだろう。

核戦争が危険で、通常兵器による戦争が安全なのではない。それらの戦争で国家が完全に破壊される例は、我々は最近も多く見ているではないか。


最後に繰り返すが、核抑止力だけが戦争を防止するのではなく、日本の外交力の裏付けになるから抑止力になるのだ。

何も、核武装をして中国を脅迫しよう、戦争を仕掛けよう、核を撃ち込もうという話をしているのではない。通常の話が通用しない中国に対し、核抑止力を持つことで交渉のテーブルに引き出し、通常の話し合いが出来る状態にしようと言うだけのことだ。

交渉できない相手にはあとは全面譲歩か、通常兵器による戦争以外解決手段はない。しかし全面譲歩は、中国の場合全てを盗られることを意味する。通常兵器による限定戦争も、国家として日本の全面敗北を意味する。それは中国も十分計算しているから今のような態度に出るのだ。中国とまともに話し合いをしたければアメリカロシア並みの抑止力を持つ以外無いし、そして今ならそれが可能だ。

とうぜん、日頃からの外交努力は惜しんではならない。出来るだけ多くの国と友好関係を保ち、日頃から資源の確保、国内での自給体制の強化、国民に対する正しい教育、すなわち歴史を事実として認め、反省すべきは反省しながらも過度の自虐に陥ることなく、ごく自然な国家観を持てるようにすべきだ。

このごく自然な国家観とは、愛国意識も含まれるのだろうが、日本が単独では生き延びられないことを十分に認識し、国際社会で好意を持たれる存在になることが最重要だろう。これは国家主義や国際主義、愛国主義なのではない。ごく自然に日本に生まれ、日本の風土、日本の文化、価値観、日本人全体に対する愛情であり、これは何処の国でも本来持つべきものだ。決して国家が国民に強制すべきものではないが、中国はそれを国民に強いており、また極めて歪んだ歴史を創作し、日本に対する憎悪を国民に吹き込んでいる。

南京虐殺記念館や、殊更の対日憎悪教育、連日放送される反日ドラマ、国家予算で次々に作られる反日映画、米国などの反日プロパガンダに対して、日本がそれを見過ごしていてはならない。日本が決して中国の言うような残虐非道な国家ではないことをまず国民がしっかりと認識し、国際社会でも堂々と主張できるようにならなければならない。態度で分かるだろうというほど、世界は理性的ではないのだ。

また国家を守るために個人に全てを犠牲にすることを強いるのが国家主義だ、愛国教育だと主張する者が居るが、全くの嘘だ。日本に生まれ日本の中で生きていることがどれだけ安全であり自由であるかは、他国に行ってみればよく分かる。

夜には一人歩きが出来ず、殺人強盗事件が日本の数倍から数十倍におよび、レイプなどが日常茶飯事で、家族や親戚が犯罪の犠牲になったという人間が実に多いのが普通の外国なのだ。欧米先進国も例外ではない。

日本が世界の常識を越えた安全で穏やかで自由な国であることは、少し外から眺めてみればよく分かる。むろん、日本にも多くの問題がある。自殺者は多いし、富の格差の問題もあるだろうし、政治に対する不満も大きい。が、それでも日本は安全で自由な国なのだ。この国を守らなければ、個人の生活も守ることが出来ない。

国家のために自分を犠牲にするのではなく、国家を守らなければ否応なしに自分が犠牲になるのだ。国家を守ることは最低限、自分や家族を守る必須条件なのであり、その反対はない。

国家に対する不満も持って当然だろうし、批判もあるだろう。まだまだ改善すべきことはこの国にも様々ある。だから私たちは努力をしなければならない。が、その批判が出来るのも努力が出来るのも、この日本があるからだ。

自分を守るため、家族を守るために国家を守る。何が不都合なのだろう。

国防とはそのためのものだ。そして、最大の効果がある国防が核武装である可能性があるなら、まずその協議をしなくてはなるまい。それこそが、自分や家族を守るために最良唯一の方法だと私は信ずる。


ー 完 ー
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コメント

No title

>>10)日本には核開発の技術がない。核は必ず核実験が必要であり、日本では不可能。

このことについては、外国で核実験の可能性もあります。
日印安保共同宣言を締結したインドなどは日本の核実験に協力してくれるかもしれません。お互いに中国が敵ですから。

「強いインドは日本の国益になり、強い日本はインドの国益になる」と安倍晋三が発言していたように。

No title

>2012-02-13 22:57 | 通りすがり様

>このことについては、外国で核実験の可能性もあります。
>日印安保共同宣言を締結したインドなどは日本の核実験に協力してくれるかもしれません。お互いに中国が敵ですから。

確かにそれも可能性はありますね。選択肢には入るでしょうが、やろうと思えば日本でも核実験は出来ます。つまり国民が納得すればであり、自国でやるべきことを他国でやるのは、本末転倒だとは思います。かならず、インド国内から対日批判が出ますよ。

No title

>この国を守らなければ、個人の生活も守ることが出来ない。

国防は最大の福祉なり。現在落選中の西村眞吾氏の言葉です。
彼は前回の選挙で「子ども手当でばらまくよりも、すべての小中学校に核シェルターを設置せよ、公共工事にもなり一石二鳥である」と訴えて落選しました。
本当にその通りだと思います。

No title

>2012-02-14 11:12 | 花岡 鉄様

>国防は最大の福祉なり。現在落選中の西村眞吾氏の言葉です。

なるほど。その通りですね。しかし、彼の主張は日頃から共感できるのですが、なぜ民主党(今は離党してますが、本人の意思ではない)という思いはあります。

>彼は前回の選挙で「子ども手当でばらまくよりも、すべての小中学校に核シェルターを設置せよ、公共工事にもなり一石二鳥である」と訴えて落選しました。

日本では国を守ることが軍国主義だという異常な感覚があります。戦争に負けた国は世界中にありますが日本のような国は無いでしょうね。

No title

>なぜ民主党(今は離党してますが、本人の意思ではない)という思いはあります。

おっしゃる通りで本人の意思ではありません。政界再編の波に呑まれたということでしょう。
民社党→新進党→自由党→民主党ですから。
現在はたちあがれ日本ですから一番ぴったりしていると思います。
講演会に行ったことがありますが、民主党に所属していた平成17年頃に平沼首班や安倍首班を望むと発言していました。

No title

>2012-02-14 12:43 | 花岡 鉄 様

いずれにせよ、西村氏には再度戻って貰いたいです。いずれ次の鮮魚で民主党は消し飛ぶでしょうが、私は連立政権しかないと思っているし、その中に民主党の一部の人間が入っても良いと思っています。

自民も経験と人脈から必要でしょうが、多くは排除すべき。維新の会は、何とも言えませんが、大量の素人が入ってくるのは極めて危険だとは思っています。

しっかりとした中心軸が必要で、それはやはり自民しかないと思っていますが、西村氏にも活躍して欲しいですね。

No title

何度もすみません。
西村氏が民主党を離党したことが本人の意思ではないという意味でしょうか?
事実は再編の波に呑まれて民主党に所属したことが本人の意思ではないということです。

No title

>2012-02-14 12:50 | 花岡 鉄様

>西村氏が民主党を離党したことが本人の意思ではないという意味でしょうか?

その意味です。政治家にとって、自らの主張を通すために便宜上趣旨の違う政党から立つことは良くあるようですが、それは理由にはなりません。

当選しても自分の主張を通せない政党に便宜上加わることは、結果として反する主張の政党の党勢を増すことになります。

No title

確かにおっしゃる通りですね。
彼の主張を受け入れる政党がなかったということと、
彼の主張では票が入らないという悲しい現実がありました。
国民の意識が変わると良いのですが。
あぁ、そういえば護憲の自民党議員というのもいますね。
党綱領に改憲すると記載されているのに。

No title

>2012-02-14 17:03 | 花岡 鉄様


>彼の主張を受け入れる政党がなかったということと、
>彼の主張では票が入らないという悲しい現実がありました。

だからこそ、民意を作り出さなければならないし、政党にその問題を採り上げさせるのは有権者の責任です。受け身だけでは主権在民とは言えません。

>あぁ、そういえば護憲の自民党議員というのもいますね。
>党綱領に改憲すると記載されているのに。

いますね。自民も大分掃除をしなければゴミが溜まってきています。

最後ですね。

> たかおじさん様、

では、最後となります続きを書きましょう。

> 21)普段から世界の国々との関係を深め、仮に中国が日本を攻めるといっても世界中から反対して貰えばよい

全くその通りで、中国に対峙するには国際社会の世論を味方につける様に動くのは当然です。で、問題はそれで中国が矛を収めるか? と云うところに掛かってくる訳です。

その上で、国際社会での大国の振る舞いがどういうものか、思い出していただければ、世界中の反対が抑止力にならない事が理解されると思います。 古くはソ連の東欧やアフガニスタンへの派兵化!で、民主主義国家も例外ではなく、古くはベトナム戦争からイラク戦争までの米国の行動を思い出しましょう。

まぁ、ついこの間起こった「イラク戦争」だけで充分に理解されますね。国連事務総長が反対し、フランスとロシアは攻撃の決議案への拒否権行使を表明し、ドイツも強硬に反対し英連邦のカナダも反対に回ったのに、米国の攻撃は止められなかったと。

いわんや、中国が核心的利益と表明する件に関わる意志表明に対しては、限定的な抑止力としかなりません。

> 22)仮想敵国が中国だとしても、中国が日本を核攻撃する理由はない。

ハイ、今現在は 直接の 理由は無いと言って良いでしょう。 国際社会の実態を知り、問題は次の2点である事を理解すべきと。

ひとつは、中国が日本を核攻撃できるという軍事力を背景として外交交渉を優位に進めようと言う姿勢(当然ですが)で、これも核に基く攻撃? と捉えるべきでしょう。

もうひとつは、領土に関わるような紛争(中国は核心的利益と表明済)がエスカレートした場合に、核攻撃をする理由が生じるという現実です。

ですので、近視眼的に「理由なし」とするのは誤りと理解すべきです。極論を言えば、全ての核保有国について、日本を核攻撃する理由をもつ可能性の存在は否定できないと。

> 23)核以外の強力な兵器を持てばよい。細菌兵器など。

強力な自国の防衛力確保という観点では賛成しますが、細菌兵器については反対します。 他に「貧者の核兵器」との呼び名を持つ化学兵器もありますが、どちらも相手国に与えるダメージはかなり落ちると共に、限定的使用が核より困難なことが反対の理由です。

特に細菌兵器はその運用がたやすい事から、テログループへの流出防止が困難で、思わぬ副次的な被害を生み出してしまう可能性を持ちます。

> 24)近隣諸国とは仲良くすべき。多少の問題があっても妥協すれば中国とも仲良くつきあえる。なんと言っても中国とは千年以上付き合ってきた。

事実は全くその通りで、逆に今まで千年以上も付き合ってきた立場を堅持する為にも核武装が必要と理解すべきです。

隣国との頻繁な戦争は国力を低下させますので、それを避けるために隣国と仲良くすべきとの意見は当然正しいです。 但し、国際社会における 仲良く は、武力衝突に至らない程度と理解すべきでしょう。

次に「妥協すれば仲良く付き合える」も正しいですが、属国化しての仲良くが、国民にとってどの様なものかをキチンと考えるべきでしょう。北朝鮮はともかくネパールやベトナムやミャンマーまでもが属国化から抜け出そうと努力している現実に目を向けるべきでしょう。 精神的に属国化されているような南鮮は別ですが。

日本は中国からの政治的・軍事的干渉を避けたり、打ち払ったりして来たので、千年以上付き合って来たが精神的な属国化にも至らず近代化(明治維新)ができたと理解すべきです。 

> 25)中国に対し、戦争中に日本は酷いことをしたのだから、誠心誠意謝って許して貰えば良い。

これは、もっとキチンと日本人と書けば、全くその通りで正しいです。 中国戦線において、軍規に違反して非戦闘員に非道な行為を行った人達やそれを命じた人達は、誠心誠意謝って許して貰うよう努めれば良いでしょう。...個人の良心の問題に行き着きます。ですから、それで許してもらえると決まったものではないでしょう。

しかしながら、国家としは外交上の係争の延長ですので、酷いことをしたのには当らないものでしょう。 もちろん、邦人保護の名目は有るとしても中国大陸に軍を進めて武力行使を行い、重慶政府から宣戦布告を受けたのですから、日本の侵略行為により戦争が引き起されたとする言い分は中国側としては当然でしょう。...尤も、引き金となった盧溝橋事件は中国共産党の謀略でしょうが。

ですから、国家間の国益をめぐっての武力衝突に対して、「酷いことをした」との評は全く当らないのです。 武力で分捕った香港を返還した際の英国の物言いを学ぶべきでしょう。 まぁ、ぬけぬけと百年前に何もなかった地がこの様に繁栄するに至ったのは英国の統治の正しさを示していると言う様に述べた程の強心臓は別にしても、

その後に述べたコメント、「百五十年前の帝国主義をだれも道義的に正当化しようとは思わない。帝国が関わった阿片貿易を正当化するつもりもないが、英国が控えめな満足と誇りをもって香港を去ろうとしている理由は理解出来るはずだ。」ぐらいのセンスは持つべきと思います。

> 27)もし攻められたら抵抗しないで黙って死んでゆけばよい。そうして、世界の人たちに平和の尊さを示すことが出来るなら、それが日本の役目だ。

う~ん、絶句! 日本の役目を勝手に決めないで下さい。 道連れはイヤです。どうぞ、おひとりで死んで行ってください。...としか、言い様がありませんって。 まるで、お前達はキリストかっ、てね?

> 29)通常兵器できちんと初戦で処理すれば核戦争にならない

これは或る場面に限ってその通りで、相手側の意図を挫いて防衛戦が終わるというころまでを考えた話です。

さて、現実の国際社会ではその続きが延々と存在するんです。その事に気がついていない、子供の論理 or 戦争の素人?の論理で安全保障を議論するのは危険です。

では、中東戦争が何次まであるのか思い出してみれば解るはずです。第一次で負けると更に軍事力を増強した段階で第二次が勃発と。 もちろん、初戦で敗退して、直ぐ核による恫喝に進む場合も考えられます。

ですから、国益の衝突に拠る軍事的衝突は、その構造が解消されるか双方の一定の妥協がお互い利益と認知されるまで、再発する可能性が有り、衝突の規模がエスカレートするほど核戦争に至る危険性が増すと理解すべきでしょう。

以上、ざっと書きましたが、たかおじさん様、命題の設定、ありがとうございました。

最後ですね。

>2012-02-17 14:39 | ムフフ様、

>世界中の反対が抑止力にならない事が理解されると思います。 古くはソ連の東欧やアフガニスタンへの派兵化!で、
>英連邦のカナダも反対に回ったのに、米国の攻撃は止められなかったと。

その通りで、大国、特に核大国の独断専行を国際社会は止めることが出来ません。したがて、それを期待することが無意味であり、何ら彼らに対する効果的な制裁手段がない以上、力で動く国際社会のそれがルールです。

>ひとつは、中国が日本を核攻撃できるという軍事力を背景として外交交渉を優位に進めようと言う姿勢(当然ですが)で、これも核に基く攻撃? と捉えるべきでしょう。

そうですね。それこそが中国の外交力の背景です。
>
>もうひとつは、領土に関わるような紛争(中国は核心的利益と表明済)がエスカレートした場合に、核攻撃をする理由が生じるという現実です。

その通りで、国家の主権を防衛するという大義名分を中国に与えるだけのことです。
>
>極論を言えば、全ての核保有国について、日本を核攻撃する理由をもつ可能性の存在は否定できないと。

その通りです。


>強力な自国の防衛力確保という観点では賛成しますが、細菌兵器については反対します

実際にSF映画にあるような破壊力はないし、仮に核に匹敵する破壊力があるなら、核の抑止力と何ら変わらないからです。


>事実は全くその通りで、逆に今まで千年以上も付き合ってきた立場を堅持する為にも核武装が必要と理解すべきです。

そうです。日本は中国を良く知っているはずです。だから、核抑止力が不可欠です。

>但し、国際社会における 仲良く は、武力衝突に至らない程度と理解すべきでしょう。
>精神的に属国化されているような南鮮は別ですが。

ありゃ、犬ですから。

隣にあり、長く付き合ってきたから、一番警戒しなければならないことも良く理解してしかるべきです。

>> 25)中国に対し、戦争中に日本は酷いことをしたのだから、誠心誠意謝って許して貰えば良い。

>しかしながら、国家としは外交上の係争の延長ですので、酷いことをしたのには当らないものでしょう。
>
>ですから、国家間の国益をめぐっての武力衝突に対して、「酷いことをした」との評は全く当らないのです。 


>う~ん、絶句! 日本の役目を勝手に決めないで下さい。 道連れはイヤです。どうぞ、おひとりで死んで行ってください。...としか、言い様がありませんって。

まあ、黙って死んでゆくのが自分の役目だというなら、別に止める理由はありません。通州事件の再現を身を以て日本人に示し、核武装の必要性を理解させるなら、それは立派な役目です。是非、やっていただきたい。

>これは或る場面に限ってその通りで、相手側の意図を挫いて防衛戦が終わるというころまでを考えた話です。

>さて、現実の国際社会ではその続きが延々と存在するんです。その事に気がついていない、子供の論理 or 戦争の素人?の論理で安全保障を議論するのは危険です。

>ですから、国益の衝突に拠る軍事的衝突は、その構造が解消されるか双方の一定の妥協がお互い利益と認知されるまで、再発する可能性が有り、衝突の規模がエスカレートするほど核戦争に至る危険性が増すと理解すべきでしょう。

ですから、根本的にその危険を排除するには、MADを成立させうる核武装しかないと言うことです。

>以上、ざっと書きましたが、たかおじさん様、命題の設定、ありがとうございました。

はい、ノー天気に核武装をすれば外交的問題が解決すると言っているわけではないことを補足いただき、ありがとうございました。

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