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国防は悪か

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高雄爺「おや、留瀬、どうした、そんな難しい顔をして。狸系にふさわしくない」
留瀬「理系ですって。いえね、ちょっと話が違うなぁって思うことがありましてね」
高「ほう、また韓流の嘘がばれたのかな。かみさんになにかいわれたのかね」
留「女房なら昨日なんとか言う韓流スターのコンサートに行って来て驚いてましたよ」
高「そんなに良かったのかい」
留「そうじゃなくて、前評判が高いからチケットがすぐ売り切れるって言われて、大慌てで切符を買って行ってみたら、会場がガラガラだったっていうんですよ」
高「何だ、珍しくもない。大量に買われたチケットがネットで1円からオークションにかかっていても売れないのが韓流だ。いいかげん、連中の嘘に騙されないようにかみさんに言いなさい」
留「あたしの言うことなんか聞きませんよ」
高「田中直紀状態だな。あの子も子供の頃は素直で可愛い子だったが、何時そんな風になってしまったんだ。おまいさんと一緒になってからか」
留「今でも可愛いですよ。そうじゃなくて、あたしが違うなあと思っているのは、この記事です」
高「ほう、どれどれ・・」
留「赤文字は引用ですからね」

古色蒼然としたマントを羽織ってしまったら、石原新党はそこで終わる

国家主義などという古色蒼然としたマントを羽織り、高下駄を履いて核武装などを唱え始めたら、石原新党はそこで終わる。

高「おや、これだけかい」
留「いや、本来は石原新党に対していろいろ言っているわけで、それはまあ、今回はどうでも良いんですが、この部分、つまり核武装を唱えることが、古色蔵善としたマントを羽織った国家主義と決め付けていることが納得できないんですよ」
高「そりゃそうだな。国防論のなかの選択肢として核武装も避けては通れないだろうが、それは国家主義やまして古色蒼然などと形容できる様な物ではない。まあ、このような決めつけをすることでこの人物の器量は決まったような物だ。おわり」
留「終わらないでくださいよ。女房なんかも、核武装は絶対しては駄目だ、広島長崎を経験した日本人が先頭に立って核武装反対を世界中に訴えなければならない、日本が核兵器を持つなんてとんでもないって言ってますよ」
高「なんてぇことだ。子供の頃から生意気でかわいげのない女だったが、そんなふうになってしまったのかい」
留「少しは遠慮してくださいよ。あたしの女房なんだから。でも周りにもそんな人が大勢居ますよ」
高「居ることは知っている。でも大半は感情論だよ。あたしももちろん戦争はすべきではないと思っているし、核も持ちたくはない。しかし、日本を取り巻く状況がそれを許さない。少なくとも、核という選択肢を最初から放棄してしまうことは間違っているし、タブー視することも間違っている」
留「なるほど。で、このエントリーにたかおじさんからこんなコメントがついているんですよ」

国家主義が古古色蒼然としたマントを羽織り、高下駄を履いて、との形容とどう結びつくのか。国家主義とは、国家を至上の存在とし、個人の権利よりも優先するとの意味合いで使われるが、国家を大切にする思いは別に普通ではないのか。石原氏が、国家最優先であり、個人はいかなる犠牲も堪えなければならないと言ったとはあたしの記憶にはないが。

高「うん、正論だな。この人はいつも良いことを言うねぇ」
留「空々しい・・・」
高「ん?とにかくお聞き。国家主義とは一般的には国家が至上の存在であり、個人はいかなる犠牲を払っても国家に忠誠を尽くすべきとの意味合いがあるようだが、石原氏はそんなことは言っていないし、だいいち、国家に対して批判があるとしても国家に守られて個人の生活が成り立っている現実を無視は出来ない。まず国家を守らなければ個人も守れないとを理解できないんだろうな、国防に反対する奴らは」
留「奴らですか。でも日本が軍事大国になってしまえば、世界から警戒されるでしょう。中国やロシアと同じになってしまうと非難されるじゃないですか」
高「まず、日本が軍事大国になるとはどのような意味かな。軍事力を振りかざして他の国に脅しをかけるとか、侵略をするとか、そう言う意味なら、間違っている。たとえば、今アメリカが主導して、中国の周辺国が集まり、中国包囲網を形作りつつあり、むろん日本も参加している。日本の参加を不可欠だとの声は多いが、日本の軍拡だと非難する声はない。

防衛庁が防衛省に格上げされたときも、日本の防衛大綱を見直し、たとえば潜水艦を増強したときもヘリ空母を作ったときも中国以外のどこからも異論は出なかった。インド洋での給油支援、これは今の馬鹿政権が止めてしまったが、アフガンへの自衛隊の派遣、スーダンへの派遣などどれ一つ日本の軍拡だと異を唱えたアジアの国など無い。

そもそも、日本の軍拡だとイチャモンを付け、日本がアジアを侵略した、孤立していると言っているのは中韓だけだ。アジアには四十数カ国あるが、そんなことを言っているのは連中だけだよ」

留「なるほど。でも日本が中国で戦争をしたり東南アジアで戦争をして現地の人々を傷つけたのは事実でしょ」
高「事実だ。だから戦争は理不尽なのだ。日本にどんな大義名分があろうと、実際に日本軍の戦闘で家族や財産を失った人々が日本を憎んでいたとしてもそれは受け止めなければなるまい。だが、国家としてあたしはあの戦争が不可避な唯一の選択肢だったと確信している。そもそも・・」
留「あ、それはまたの機会に。まあねぇ、戦争だから仕方がなかったと言えばそうなんですが、その戦争をなんとしても二度としたくないというのが女房の思いなんですよ。分かるでしょ」
高「分かるよ。あたしだって戦争をしたいはずがない。だから、戦争をどうしたら防ぐことが出来るかを考えなければならないのだ。戦争反対、でことが済むなら簡単だよ。日本が戦争をしないと決めるのは結構だが、相手がそう決めてくれないことには、戦争の可能性は決して無くならないし、むしろ、日本が絶対に戦争をしない、軍備も持たないとなれば、そのような国は躊躇無く日本を攻撃する。それがエスカレートして戦争になる可能性はかなり高い。なぜなら、中国もロシアも、WW2以降、何度も戦争をしている。アメリカもそうだが、必ずと言っていいほど、自分より弱い相手に限って戦争を仕掛けている。話し合いで問題解決などしたことはないよ。中国は一度領土争いでソ連と戦争をして、負けた。

まあ、当時の軍事力では当然だが、その結果ソ連に広大な領土をとられている。それ以後、口ではソ連を罵っても決してソ連には手を出さなくなった」
留「わかりやすい国ですね」
高「ロシアもそうだよ。アメリカ批判はするが、決して手を出さないし、かつてキューバ危機があったとき、ケネディは核戦争を覚悟したと言われているが、フルシチョフはそこで退いた。ケネディの決心を知ったからだ。尤も、フルシチョフはそれで失脚し、ソ連はより強固な独裁軍事大国を目指したが経済的に行き詰まって行き、結局後継者のブレジネフはアメリカとの対話を模索してゆく」
留「もっと続きますか?」
高「絶対的な軍事的圧力が戦争を防いだという例だよ。インドとパキスタンは何度も戦争をしているが、両国が相次いで核開発をした途端に戦争が無くなった。これなども核武装が平和を招いた例だな。
 
 だから、このコメントも続けているじゃないか」

また核武装が国家主義と結びつくわけではない。実際に日本国に住んでおり、日本国によって個人が守られている面は非常に大きい。個人が国家に対して批判を持つのはかまわないが、それが出来るのも国家があったればこそであり、その意味で国家を守ることに何か不都合があるのだろうか。

留「それはその通りですよ。国家を批判できるのもこの国に安全に住んでいられるからです」
高「そうだろう。国家のために自身を犠牲にするのではなく、国家を守らなければ否応なく自分や家族が犠牲にされると言うことだよ」

少なくとも核がなくてもこれらの対立国から日本を守る対案を示しもせずに、核武装論を退けるのは無責任きわまりない。

留「でも、別に核兵器なんか持たなくても・・・」
高「中国が聞いたら喜ぶだろう。中国は日本との国家間の約束なども自分の勝手な解釈で反古にする国だ。ロシアも同様だ。国際法や国際的な約束事も自分の国内法で勝手に変えて、排他的経済水域や領土も資源が見つかれば好きなように取りこんでしまう。日本がどんなに抗議をしても意に介さない。なぜなら、いくら脅しても殴っても決して日本が殴り返さないことを知っているからだ。

かつて確かに日本は中国で戦争をした。それは日本としての理由はあるが、中国人がそれを侵略だというのはある意味認めなくてはなるまい。実際に被害を受けたのだから。だが、それは戦争であって、世界の何処でも戦争による被害を補償もしないし、謝罪もしない。

しかし日本が大陸に行く前に、中国は散々欧米列強に蹂躙され植民地化され分割支配されていたのだ。その欧米に対しては一言も言わず、日本に対してだけこれだけ激しい恫喝を繰り返すのは何故だ」
留「そりゃ日本人が大人しいから・・・」
高「それ以上に、彼らは歴史上白人には絶対に勝てないと骨の髄まで染みこんでいるから、白人に負けたのは仕方がない、当たり前のことだと受け取っているからだよ。しかし、日本は昔から中華秩序の外の、化外の民、即ち自分たちより劣る野蛮人だから自分たちを侵略した過去は絶対に許してはならないと言っているわけだ。そしてその日本が絶対に殴り返さないと確信すれば、中国は益々かさにかかってくる。

それに、中国は今国内でいろいろな問題を抱え、外に敵を作って国をまとめるやり方を続けてきた。今更、日本が友達だ等と言えないのだ」
留「酷い国ですねぇ」
高「中国とは歴史上、絶対に勝てない相手には非常に大人しい。ほとんど逆らわない。なぜ今世界中に華僑が存在するか知っているか?」
留「さぁ」
高「中国人は白人に対しては絶対服従するし大人しいから、白人が世界に進出して行く先々に中国人を連れて行ったのだ」
留「なるほど。でも日本に対しては態度が一変する」
高「そうだ。

 中国としても別に本気で日本と戦争をしたい訳じゃないだろう。損害が多すぎる。が、今は指導者の交代時期であり、次期指導者は国外の敵、すなわち日本に妥協する姿勢を見せるわけには行かない。だから、今後もしばらくは中国の強硬な態度は続くだろうな」
留「じゃあ、口先だけの、国内向けのメッセージに過ぎないと言うことですか。なんだ」
高「だから、そんなに簡単に安心しちゃいかん。中国では面子が何より優先するから、自分の言葉を否定することは出来ない。一度日本を敵だと言ってしまえばそれを撤回は出来ないから、場合によっては益々それがエスカレートする。

今までだって都合によっては日本にすり寄ることはあっても、けっして自分の過ちを認めることなどしない。あの靖国問題であれだけ国内で盛り上がった反日デモや、それで破壊された日本公館、日本人料理店の補償などはこそこそやったらしいが絶対に謝罪しないだろう」
留「そういやぁそうですね」
高「彼らは国をコントロールできないんだよ。国民に暴動でも起こされたら自分たちの財産どころか、命まで危ない。リビアやシリヤの状況は人ごとではあるまい。国民の自分たちへの不満を日本に向けさせるやり方を今更変えられない。そして、喩え彼らがそのつもりでなくとも、対日戦が勃発しない可能性はゼロではない」
留「いきなり全面戦争になりますか?」
高「そりゃならんだろうよ。でも、対日戦では、今までの対ソ連、対ベトナム、対インドなどと違い、絶対に負けるわけには行かないので日本が降伏するまで続く。そうなると、日本は消耗戦に堪えられない。大陸国と島国では、消耗戦での戦いはほとんど大陸国が勝つのが定説だが、今まで日清日露戦争に勝てたのは、当時日本が島国であることが幸いしたからだ。黄海海戦で当時アジア最強だった清をやぶり、日本海海戦でバルチック艦隊を破ったことが両戦争の勝利につながっている。つまり、海洋国家である日本が、海戦で大陸国家に勝ったことが、勝利の元だ。

しかし、今は海戦で決着が付くのではなく、航空戦やミサイル戦が主だ。となると、限定戦争では、日本の攻撃は大陸全体に行わなければならないが、相手国は狭い日本に攻撃を集中できる。これでは、日本がその戦争に勝てる要因はない。

適当なところで切り上げるなら良いが、中国は日本が降伏しない限り停戦はしない。そんなことをすれば政権が危なくなる。ロシアも同じことだ」
留「じゃあ、日本はどっちみち駄目じゃないですか」
高「だから、日本はそんな戦争を相手に起こさせないように、そんな気を起こさせないようにしなければならない。それは唯一、戦争になったら一気に全面戦争に拡大し、中国でもロシアでも人口密集地を核で殲滅できるだけの能力を示すしかない。

むろん、そんな戦争になれば日本は壊滅する。ほぼ消滅するだろうが、そうなったあとでも相手国を地上から消滅させることは、今の時代なら可能だしそれがいわゆるMADと言われる状態だ。どのみち、大陸国同士が核戦争をやっても互いに生き残ることは出来ないのだから、日本だけが特別なわけではない」
留「そんなことが技術的に可能なんですか。それに、そんな金があるんですか」
高「今の技術なら当たり前にあるよ。数隻の原子力潜水艦に二十発程度の核ミサイルを積み、それぞれが二十個ほどの核弾頭を搭載して、それぞれが別個の標的を攻撃すれば、それだけで数百個の核弾頭が大陸の人口密集地域に広がる。五隻の原潜があれば、どれだけの破壊力を持てるか理解できるだろう。使わない破壊力ならいくら大きくても同じことだ。

中国の多くは砂漠で人口密集地は沿岸部などほんの一部だ。、通常兵器でこれらを消滅させることは絶対に不可能だが、核ミサイルなら可能だ。現実にアメリカ中国ロシアはその能力を備えている。海洋国家日本にとっては一番理にかなった方法だ。

潜水艦からミサイル攻撃なら、喩え本土が壊滅しても報復できる。

いや、その決心と能力を見せつけることで、相手に戦争を起こす決心をさせないのが目的だから、そんなものを使わないのが核武装の必要な理由だ」
留「恐ろしいなぁ。強大な軍事力だけが戦争を防ぐんですか?」
高「現実にそうだよ。ベトナムが核武装していたらベトナム戦争など起きなかったろうし、中国も当時インドが核武装をしていたら攻め込まなかったろう。反戦、非核を叫ぶだけでは戦争は防げない。相手があることだ。相手にどうしたら戦争を決心させないかを考えなくてなるまい」
留「でも大変な金がかかるでしょう。こんな資料がありますよ。

日本の財政と防衛力の整備 財務省(平成22年4月)

高「だからどうした。今日本は現実に理不尽な独裁軍事国家、核大国と深刻に向き合っている。理屈も話し合いも通用しない相手だ。恰も、悪性癌にとりつかれているような物だ。そんなとき、医者が、「貴御慈散」という非常に良い薬があり、世界中でその効果が確かめられているけれど、非常に高い。どうしますかと言ったとする」
留「そりゃあたしなら借金をしてもその薬を使いますね」
高「だろうね。しかし、この財務省の資料を見てみると、金がないからアスピリンで間に合わせようと言っているような物だ。死んでしまったら元も子もあるまい。国が滅びたら防衛も糞もないよ」
留「なるほど。で、核武装ってそんなに金がかかるんですか」
高「多分通常兵器よりはよほど安いだろうな。単純計算して、一メガトンの核爆発に相当する通常爆弾は事実上持てない。大型爆撃機に積める爆弾は精々二十トンだ。百万トンの爆弾を運ぶのにどれだけの爆撃機が必要で、そのための人員、そのための維持費がどれだけかかるか計算するまでもあるまい。不可能だよ。だから、通常兵器でのMAD(相互確証破壊)など日本では持ち得ない。今は一隻の潜水艦に最大100メガトンでは利かないの核弾頭を積めるんだろう。戦闘用ではなく、核ミサイル専用なら、大型化できるだろうし、一隻で数百の核弾頭を持てるんじゃないかな。

いずれにせよ、日本が抑止力として必要な破壊力は通常兵器では不可能だ。核兵器ならまあ二,三年間特別予算を組めば可能だろうし、その後は大幅にコストを節減できる、とあたしは思っている」
留「そんな程度ですか。日本は今GDPの1%程度の筈ですが、それを2,3年間どのくらい増やすんで」
高「2,3倍じゃないのかな。むろん、それは分からないし財務省でも試算はしていないだろうが。だが、人件費は大幅に減らせるし、その抑止力で限定戦争の脅威が下がるなら、通常兵器による装備を減らせる。何しろ日本の軍事費は、人件費とアメリカからの武器購入でしめられているから、それが変わるだけで、一旦核武装をすればその維持だけだ。防衛費は下がると思うよ。まあ、あたしが思うだけだが、少なくとも日本の国防として必要な物だと思うがね」
留「でもこのブログ主さんは、たかおじさんの主張は筋が通っているが採用される可能性は極めて低いと言ってますよ」
高「筋が通っているなら、採用されるように議論をして行かなくてはなるまい。筋が通っていても採用される見込みがないから議論を止めてしまえと言うなら、あらゆる既得権は安泰だな。発想が間違っているだろう」
留「なるほどね。あ、女房からメールだ。

  ええと、今日はハンバーグだから、挽肉を買ってきてくれって、あんなに野菜の煮付けを食べたいと言っておいたのに」
高「力がないと、通らないと言うことだ。さて、あたしも買い物につきあうよ。家内に言われているんだ」
留「あれ、奥さんは?」
高「猫と昼寝してる」




上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてください。但し、内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

古色蒼然としたマントを羽織ってしまったら、石原新党はそこで終わる

6月に衆議院が解散されたら、石原東京都知事は衆議院選挙に名乗りを上げる。
これが、私の読みである。

とりあえず、形だけの石原新党は出来る。
しかし、自民党のリベラル派や民主党の穏健保守派の面々と袂を別つて純正保守、伝統保守の人たちだけで構成する右派新党になってしまえば、次の衆議院選挙一回こっきりの超短命政党になる。

新党を立ち上げるのはいい。
しかし、ウルトラ保守政党には人が近づかなくなる可能性が高い。
石原氏が本当に若い人たちを糾合しようというのであれば、核保有のことなど一切口にしないのがいい。
これで、俺の口を封じるのか、などと怒り出すのだったら、新党のことなど考えない方がいい。
それほど甘い政治状況ではない。

石原総理の誕生を求める世論などどこにもない、ということをよく知っておいた方がいい。

石原東京都知事はただの平の国会議員になって、存分に自分の思いのたけを述べることが出来るような自由なポジションを確保するのが一番いい。

評論家、思想家、著述家としての石原慎太郎には、まだ使い道がある。
しかし、政治家としての石原慎太郎が総理になる芽などどこにもない。
くれぐれも読み誤らないことだ。

歳を取ると、誰でも目が見えにくくなり、耳も遠くなる。
石原東京都知事とて例外ではない。
若い人の応援団に徹するのはいいが、自分が先頭に立って走るようなことはしない方がいい。
結局は、先を急ごうとする人たちの足を引っ張るだけ、の存在になってしまう。

国家主義などという古色蒼然としたマントを羽織り、高下駄を履いて核武装などを唱え始めたら、石原新党はそこで終わる。


http://ameblo.jp/gusya-h/entry-11155002090.html#cbox

「弁護士早川忠孝の一念発起・日々新たなり記 事:古色蒼然としたマントを羽織ってしまったら、石原新党はそこで終わる.」への投稿

どうも紋切り型の決めつけで見得を切っても、このブログ主の底の浅さが目について仕方がない

>国家主義などという古色蒼然としたマントを羽織り、高下駄を履いて核武装などを唱え始めたら、石原新党はそこで終わる。

国家主義が古古色蒼然としたマントを羽織り、高下駄を履いて、との形容とどう結びつくのか。国家主義とは、国家を至上の存在とし、個人の権利よりも優先するとの意味合いで使われるが、国家を大切にする思いは別に普通ではないのか。石原氏が、国家最優先であり、個人はいかなる犠牲も堪えなければならないと言ったとは私の記憶にはないが。

とすれば、石原氏が国家至上主義であるとの意味での国家主義者であるとの決めつけは、ブログ主の決めつけであろう。

また核武装が国家主義と結びつくわけではない。実際に日本国に住んでおり、日本国によって個人が守られている面は非常に大きい。個人が国家に対して批判を持つのはかまわないが、それが出来るのも国家があったればこそであり、その意味で国家を守ることに何か不都合があるのだろうか。

核武装論を嫌う人は多い。だが、現実に日本は核大国、中国ロシアと対立しており、また北朝鮮も核の保有に狂奔しかつ日本に対し憎悪を向けている。

そのような状態で、彼らと力の背景を持たずにどのような交渉が出来るのか。今無事なのは、事実として米国の傘に守られているからだが、米国としても自国が核の脅威にさらされてまで日本を防衛すると期待はしない方がよい。それなら、日本が自前の核で防衛するのは少なくとも真剣に考えなければならない選択肢の一つであって、国家主義とは全く関係がない。

このブログ主にとって、日本国とは守るに値しない国なのか。核武装=超保守とのイメージしか持てないのか、話し合いで中国ロシア北朝鮮との軋轢が解決できると信じているのか。

少なくとも核がなくてもこれらの対立国から日本を守る対案を示しもせずに、核武装論を退けるのは無責任きわまりない。


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コメント

沖縄空手

数日前、デンマーク人の格闘技家が沖縄空手の諸流派を訪ねる番組を確かBS放送でやっていました。
非常に厳しい鍛錬により、一撃必殺の技を体得するに至る訳ですが、その修業の過程で自らの技の危険性を知り、決して実践で使わぬ境地に至ると云うものでした。結局修業とは、必殺技の修得を通じて堪える精神力を養うものとの事でした。

最終的には精神力の修養である点で、多少核武装とはニュアンスを異にする点はあるものの、必殺技ゆえに行使してはならぬ点を心得ねばならぬ点では通じるものがあります。
精神力での抑止に代わりに、対核武装国への核攻撃は即ち自国への攻撃に他ならぬ点を認識する事による抑止と云えます。
確かに、軍備を民生に振り向けられるならば理想でしょう。しかし、人類全体として見ればそこまで賢い生き物ではありません。
一般的に日本ばかりでなく、狭い島の中で育まれた文化は共生を指向する傾向にあるのに対し、地続きの大陸文化は排撃を指向する傾向にあるのは否めず、その両者間にあっては、悪貨が良貨を駆逐するが如く、島文化が大陸文化に対応せざるを得ない事を心得ねばなりません。

No title

日本の核武装に関してです
保持するのに必要な予算はともかく、その後の管理・維持についてはどうお考えでしょうか?

防衛学にて次の様な事を学びました
・核兵器を保有するに当たっては報復能力の非脆弱化を徹底しなければならない
つまり、国民よりも核攻撃能力を守ることを優先し、それにより(恐怖の均衡)国民の安全が守られる。非脆弱化の要件は、
a.広大な国土を有し、核施設を分散させ、先制核攻撃を受けても全滅されない
b.本土ミサイル防衛が徹底している事(地下サイロ化、TEL)
c.本土のみに報復能力を集中させないこと(戦略空軍、SSBN)
だそうです。a.は当然日本の国土では無理です。b,cの要件ですが、現時点では全くと言っていいほど設備等がなく、一から用意する必要があります。左翼を黙らせるのもハードワークですが、これではあまりにもハードルが高すぎるではないでしょうか?
また核兵器を保有する最大の理由は抑止にあります。抑止の条件が、
自らの選択で使う・あらゆる局面で使う・あらゆる手段で使う
であり、先制核攻撃の意志が常にいります。これは抜本的に憲法9条を改正し、より攻撃的なものへと変更しなければいけません。これは現実的に可能なのでしょうか?

沖縄空手

>2012-02-05 21:08 | あづまもぐら様

>非常に厳しい鍛錬により、一撃必殺の技を体得するに至る訳ですが、その修業の過程で自らの技の危険性を知り、決して実践で使わぬ境地に至ると云うものでした。結局修業とは、必殺技の修得を通じて堪える精神力を養うものとの事でした。

そうですね。核武装をしたからと言ってそれを使わなければならない状況を極力避けるための核武装です。ソフトパワーによる外交は必要です。柔よく剛を制すると言うこともあるでしょう。しかし、ソフトパワーには力の裏付けが必要であることは、剛よく柔を断つという言葉でも言えるのかもしれません。

日本では判官贔屓で知られるように弱者をおもんばかる意識がありますが、中国では水に落ちた犬は叩くのです。今日本は水に落ちている状態であり、朝鮮ネズミまでが叩いています。

>
>最終的には精神力の修養である点で、多少核武装とはニュアンスを異にする点はあるものの、必殺技ゆえに行使してはならぬ点を心得ねばならぬ点では通じるものがあります。

使わないために核を持つという概念を理解できない人が多すぎますね。

>精神力での抑止に代わりに、対核武装国への核攻撃は即ち自国への攻撃に他ならぬ点を認識する事による抑止と云えます。

その通りです。実際世界ではこの抑止力が機能しています。核保有国に喧嘩を売った非核保有国はアルゼンチンだけですが、あの状況で英国が核を使わないと見切っていたからですよ。

>その両者間にあっては、悪貨が良貨を駆逐するが如く、島文化が大陸文化に対応せざるを得ない事を心得ねばなりません。

つまり中国の、水に落ちた犬はたたけという文化を日本は理解しなければならないと言うことだと思います。

No title

>2012-02-05 22:23 | いろは様

これについては、今回のエントリーでも触れていますが、MADが成立するかどうかと言うことです。大陸国家と島国では、仰るように条件が違いますので、日本では

>a.広大な国土を有し、核施設を分散させ、先制核攻撃を受けても全滅されない

これは成立しません。しかし、中国でもロシアでも成立しません。なぜか。中国国土の大半は砂漠であり、人口密集地はごく限られています。即ち沿岸部や南東部の一部であり、これらの地域は平野部にあるので大量の核で殲滅させられると、確かに土地が奥地に残っても中国という国は消滅します。

寒冷地が主なロシアもそうでありアメリカといえども人口密集地は限られているので、現在の中国の核戦力であればアメリカも完全に消滅します。

つまり、日本はむろん、MADで消滅しますが、世界のどの国も同じなのです。全面核戦争で生き延びられる国は存在しません。かつて米ソの核だけで全地球が5回全滅させられると言っていたのはそう言うことであり中国の核戦力もそれに匹敵しています。

>b.本土ミサイル防衛が徹底している事(地下サイロ化、TEL)

これは日本では不可能ですから、原潜による核ミサイル搭載しかないでしょうね。日本の経済水域は国土の14倍ですが、戦争になれば世界中の海から発射できるわけです。この技術はすでに他国では確立されており、日本が開発できない理由はないと考えられます。すでに潜水艦建造技術や原子炉建造技術は世界一流ですから。

>c.本土のみに報復能力を集中させないこと(戦略空軍、SSBN)
>だそうです。a.は当然日本の国土では無理です。

これは実際は不可能であり、世界のどの国も不可能です。故に、核戦争を起こさないための手段が要ると言うことです。

なお、全面核戦争ではなくても、限定核戦争ならと言う話は、日本には通用しません。日本は、10発の核で消滅するでしょうが、中国なら数百発要るのかもしれません。通常兵器でのこの能力獲得は不可能ですが、核戦力のみで可能になります。

限定核戦争が起きるとしたら、核保有国が非核保有国に対して行うだけですよ。自国が確実に核の報復を受けることが分かっていて限定核戦争など仕掛けるはずはないでしょう。

b,cの要件ですが、現時点では全くと言っていいほど設備等がなく、一から用意する必要があります。左翼を黙らせるのもハードワークですが、これではあまりにもハードルが高すぎるではないでしょうか?

簡単じゃないでしょうけれど、条件を克服してゆくしかないと思いますよ。左翼などどうでもよろしいですね。

>また核兵器を保有する最大の理由は抑止にあります。抑止の条件が、
>自らの選択で使う・あらゆる局面で使う・あらゆる手段で使う
>であり、先制核攻撃の意志が常にいります。

核武装には先制攻撃も選択肢に入り、何処の保有国もそれを放棄していません。それがない限り完全な抑止力にはならないでしょうね。

>これは抜本的に憲法9条を改正し、より攻撃的なものへと変更しなければいけません。これは現実的に可能なのでしょうか?

日本の憲法で核保有は別に禁止されていないし、9条も防衛を認めると解釈されています(芦田解釈)したがって、先制攻撃も防衛であると解釈すれば別に支障はないはずですよ。相手が明らかに日本に向けてミサイルの燃料を注入し始めたことが分かっていても飛んでくるまで待つ理由はないはずで、先にその発射基地をつぶすのは防衛です。

ただし、それは不可能ですね。中ロには原潜があり、それを把握は出来ませんし、地下サイロも分かりません。ただ、上述したように仮に日本が核攻撃を受けても、日本が全面報復をする能力を有すること、それを行使する決心があることで、先制攻撃を最小限に出来るでしょうし、むろん日本もその必要はありません。

したがって、あなたの学ばれた防衛学は実情に合っていません。全面核戦争で生き残る国があるとの想定自体が間違っています。そうならないための抑止力ですから。

No title

>日本が全面報復をする能力を有すること
これが全てです。核兵器だけを持っても当然意味がないですが、つまりたかおじさんは核兵器を保有した場合、原潜によって運用するのが妥当ということでしょうか?二、三隻程度で足りるとは思えませんがこれも特別予算を組めばすんなりと揃うものなのでしょうか?
それと原潜建設技術はおそらくあると思いますが、潜水艦の核ミサイル発射機能技術までは保有していなかったと思います。(ミリタリーに関してはあまり詳しくないので確証はありませんが)

あと、日本が核保有した場合の国際的な影響はどのように変わると思いでしょうか?
一部アメリカでは日本も核保有すべきだという意見もあるようですが、最近は核保有疑惑でイランへの攻撃がだんだんと現実味を帯びています。(一部報道では近いうちに戦争もあり得るという論説もあるほどです)これは核保有のタイミングとしては当分の間最悪だと思います。やはり中国側が日本への圧力を強めて東アジア情勢が緊迫化したときが契機なのでしょうか?

ちなみにa.は国民が全滅という意味ではなく核施設が全滅されないという記述でした。文章が拙くて申し訳ないです。米露中は砂漠地帯でも寒冷地でも確立させています。c.の戦略空軍も少なくともアメリカは確立させているようです。規模は不明ですが、核兵器を搭載させた航空機をずっと空を飛びまわせ続けているようです。SSBNは言わずもがな。

No title

>2012-02-06 00:14 | いろは様


>これが全てです。核兵器だけを持っても当然意味がないですが、つまりたかおじさんは核兵器を保有した場合、原潜によって運用するのが妥当ということでしょうか?

そのように繰り返し言っております。

>二、三隻程度で足りるとは思えませんがこれも特別予算を組めばすんなりと揃うものなのでしょうか?

まず、今の核ミサイルは多段頭であり、数キロトンから1メガトン程度の弾頭を20個ほど搭載しています。それぞれの弾頭が別々の目標を叩きます。一隻の潜水艦には大小ありますが、最大24本程度のミサイルが積めるそうです。ミサイル専用の潜水艦であれば機動性はそれほど必要なく、他の装備も簡略化できるはずですので、もっと大量の核弾頭が積めるかもしれません。

上記の例でも最大480個の核弾頭を積めます。それだけあれば目的を達することは出来ますが、予備も要りますし、確実性を高めるために、5隻あれば十分でしょうね。

バージニアクラスの原潜で一隻1300億円だそうです。同じ価格で出来るわけではないでしょうが、原潜のみなら、十分日本の防衛予算でまかなえます。

むろん開発費や維持費は別にかかりますしミサイルや核弾頭は別ですが、それでも原潜程もかからないかと思いますよ。喩え倍、三倍かかっても2,3年日本の防衛予算、5兆円を特別予算枠として増やせば資金的には問題がないでしょうね。

さらに、核武装で抑止力が高まれば、通常兵器での負担を減らせます。防衛費で比重が大きいのは人件費ですが、これを半分に出来るとか、アメリカとの契約購入兵器の分を減らせるなど。さらに、日本の核武装により発言力がませば、日本の経済にとってもむろん、好影響があります。つまり日本の信用力が上がるので、この分も加算することが出来ますね。

>それと原潜建設技術はおそらくあると思いますが、潜水艦の核ミサイル発射機能技術までは保有していなかったと思います。(ミリタリーに関してはあまり詳しくないので確証はありませんが)

ありません。それどころかまともなミサイルも持っていません。しかし、日本の技術なら開発できると思いますよ。十年以上前の中国でさえ出来てますから。

>あと、日本が核保有した場合の国際的な影響はどのように変わると思いでしょうか?

日本がいずれ核武装するとはキッシンジャーが言っていたことであり、いずれ日本の核武装は避けられないとの見方もアメリカに広がってきています。

まずアメリカの立場で考えてみましょう。日中戦争が勃発しそうになり、中国がアメリカに、日本に荷担すればアメリカに核を打ち込むと言った場合、アメリカの世論がアメリカの参戦を許すと思いますか。

基本的にはアメリカが最後まで、自国民を何百万人犠牲にしても日本を守ると思える方が不自然だと思いますよ。

日本が核武装をすることを最終的にアメリカは飲まざるを得ないと思いますが。日本がアメリカ陣営から離れて中国に飲み込まれ、日本の富や技術力が中国に渡ることは、アメリカにとっては悪夢以外の何物でもありません。そして、自国が中国の核に曝されるくらいなら、日本が独自に核武装をして独力で国防体制を築く方がよほどアメリカ国民を納得させられるのではないですか。とうぜん、日米安保は日本側から改正を求めるべきでしょうね。

>やはり中国側が日本への圧力を強めて東アジア情勢が緊迫化したときが契機なのでしょうか?

それは言えるでしょうが、それと別に中国の真の姿を国民が知る必要がありますね。ロシアの体質もです。
>
>ちなみにa.は国民が全滅という意味ではなく核施設が全滅されないという記述でした。

理解していますが、同じことです。

>文章が拙くて申し訳ないです。米露中は砂漠地帯でも寒冷地でも確立させています。c.の戦略空軍も少なくともアメリカは確立させているようです。規模は不明ですが、核兵器を搭載させた航空機をずっと空を飛びまわせ続けているようです。SSBNは言わずもがな。

今は航空機で核爆弾を運ぶ時代ではありません。ミサイルで飛ばす時代です。日本が空母を持つ必要も無いし爆撃機も要りません。アメリカは過去の核戦略をそのまますぐには廃止できないだけで、実際は新型核ミサイルの開発に力を入れています。それと、アメリカの軍事力は世界の警察としての役割が大きいです。今のアメリカに戦争を仕掛ける馬鹿は居ませんから。それがアメリカにとっての安全保障なのです。

アメリカの戦略をそのまま日本に当てはめるのは無理です。

とうぜん、日本の選択も核ミサイルの海中発射以外にあり得ませんね。a.が成り立たないのは日本の場合陸上発射だと、核発射施設と人口密集地が近接しているからです。

私もコメントしない訳には...

> たかおじさん様、

さて、以前の経緯からは、この「日本の核武装論」についてスルーする訳にもいかないと思われ、少し書き込んでみる事と致します。

先ず、純軍事戦略の観点からは、御主張の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)による核抑止力の整備は現在の科学技術のレベルからの合理的な帰結と考えます。

...現在の日本が保有していない軍事技術の開発が多々必要ですが、米露のみならず仏英中印が保有している現状からは、極めて困難と言う程のものでは無いと考えます。 たぶん、一番厄介なのはSLBMの核弾頭の開発(核実験要かつ小型化)で、以降は搭載原子力潜水艦(SSBN)の原子力エンジン(小型静音化)と水中発射装置でしょうか。

但し、後述の2つについては、AIPの通常動力艦のそうりゅう型の改良とかハープーン用発射機の改良とかの道も考えられますので、それ程、ハードルは高くないものと推測致します。

上記が持つ抑止力は相互確証破壊(MAD)までには至りませんが、核兵器に拠る恫喝への発展?を目的とする訳ではないですから、軍事衝突拡大防止による防衛には有用と考えます。

それで、私が考える核武装についての問題点は、日本政府と国民にそれを担って運用する外交戦略を持ち得るか? から始まってその覚悟とか能力についても持ち得るのか疑問だからです。

...後年のジミン政府、現在のミンス政府のていたらく、反日一派に拠る謝罪・事なかれの隣国友好に乗せられる少なくない国民、反米反中反韓の攘夷論みたいな主張をする狂信ウヨに乗せられる一部の国民、それぞれに商業主義独裁のマスゴミがつく現状を見ると、未だ日米安保の新しい段階に進むのには無理が有るのでは? と思ってしまいます。

最初に、先ず非核三原則を廃止出来るのか? 米国から核兵器を借用しての共同運用を可とするのか(英独の方式)、それとも現行の日米安保条約の枠を取り払っての核武装に進むのか? その場合の核拡散防止条約(NPT)の脱退から始まって米国から購入している戦闘機を始めとする諸兵器の調達先変更はどうするのか? もちろん自前の軍事衛星の打ち上げは必要ですし、何といっても核実験を国民が許容するのかどうか? 等々、かなり高いハードルがあります。

...米国が自国を攻撃可能とする核武装配備を易々とOKする事は有り得ないでしょうし、自国を単独で核攻撃できる能力を持った国と同盟関係を持つのは仏国のみです。もちろん、NATOの足枷をつけた上ですが。

もちろん、自前の核弾道弾は開発するが、SSBNの運用は米国と共同でとの折衷案(英国の方式)もあります。

私の意見としては、全ての核保有国に対する抑止力を確保して、完全な外交的独立を目指すよりも、上に挙げた折衷案の中露と北鮮への抑止力確保が現実的方向と考えます。 この折衷案にしても、中国の軍拡をテコにして米国の了承を得ようとした際に民主党の反対から、中々進み難いと予測しますが。

私と意見は違いますが、この方のブログなんかは参考になるかと思いますので、下に紹介いたします。

> http://blog.livedoor.jp/giranbarekanjya/archives/51265182.html

私もコメントしない訳には...

>2012-02-07 14:08 | ムフフ 様、

>さて、以前の経緯からは、この「日本の核武装論」についてスルーする訳にもいかないと思われ、少し書き込んでみる事と致します。

たしかに、以前の経緯がありますからね。

>先ず、純軍事戦略の観点からは

>それ程、ハードルは高くないものと推測致します。

私もそう思います。

>上記が持つ抑止力は相互確証破壊(MAD)までには至りませんが、核兵器に拠る恫喝への発展?を目的とする訳ではないですから、軍事衝突拡大防止による防衛には有用と考えます。

核武装と言っても一気に最大限まで広げられるわけではないでしょうが、本格的な核抑止力に着手することも抑止力にはなるでしょう。最も完成された(それでも100%ではありませんが)抑止力も、技術的には問題がないでしょうね。

>それで、私が考える核武装についての問題点は、日本政府と国民にそれを担って運用する外交戦略を持ち得るか? から始まってその覚悟とか能力についても持ち得るのか疑問だからです。

はい、これ以外にも日本人の核アレルギーとか、間違っている平和教育など様々な精神的な弊害がありますね。これも克服はすぐには出来ないことは承知していますが、かつて継子扱いだった自衛隊が今では大半の国民の誇りとなっているように、意識は変わります。そのようにしてゆかなければならないと思っています。
>
>...後年のジミン政府、

>と思ってしまいます。
>
>最初に、先ず非核三原則を廃止出来るのか?

出来るのかではなく、しなければなりませんね。これは法律でもないし、まして憲法に抵触しているわけではありません。核保有は禁止などされていません。非核三原則は単に指針であり作られたのは冷戦時代です。今は状況が大きく変わり、大げさに言えば当時ソ連と対峙していたアメリカと同じような立場に日本はおかれつつあります。状況が変われば、ししんも変えなければなりません。廃止できるかどうかではありません。

>米国から核兵器を借用しての共同運用を可とするのか(英独の方式)、それとも現行の日米安保条約の枠を取り払っての核武装に進むのか? 

英独は、中国を脅威としているわけではなく、当面の脅威はロシアですがそのロシアとも取り立てて問題があるわけではありません。英独方式は密集した同盟国の集団の中の話であり、島国として大洋の中に、中ロに向き合って孤立している日本には通用しません。

>その場合の核拡散防止条約(NPT)の脱退から始まって米国から購入している戦闘機を始めとする諸兵器の調達先変更はどうするのか? もちろん自前の軍事衛星の打ち上げは必要ですし、

これらは、日本が独自の核武装をする前提では全て見直しですね。従来通りの米国との関係を戦闘機や通常兵器の分野で保てるのか、完全に袂を分かつのかですが、私は新しい枠組みで核武装をしたまま米国との同盟関係は維持できるし、その方が米国にとっても利益があり、さらに米国民を説得しやすいと思いますよ。

>何といっても核実験を国民が許容するのかどうか? 等々、かなり高いハードルがあります。

核実験が核開発に不可欠というのは嘘です。米ソ中インドパキスタン北朝鮮、全て独自に核開発をしていますが、最初の核実験に成功しています(北朝鮮?)。それは、仮に核閥発に至らなくとも現代の検出技術では実験を隠すことが出来ないからインドパキスタンなどはそうですね。

つまり、核実験をしなくても核爆発は起こせるのです。ただし、何度も実験をした米ソ中のような高性能なものは難しいでしょうね。ただ、核爆弾自体は70年前の技術で開発できた事実は今なら桁違いに高性能なものが実験無しで開発できることを示していると思いますよ。

まあ、ウラニウムを起爆剤にする核爆弾は日本では出来ないので北朝鮮のようなわけには行きませんが、プルトニウムなら腐るほどありますし。

>...米国が自国を攻撃可能とする核武装配備を易々とOKする事は有り得ないでしょうし、自国を単独で核攻撃できる能力を持った国と同盟関係を持つのは仏国のみです。もちろん、NATOの足枷をつけた上ですが。

それは米国がどのように判断するか、判断させるかでしょうね。日本が中国に無抵抗で飲み込まれ、技術と資本が中国に渡ることと、日本を同盟国のまま核武装させるのとどちらがアメリカにとって安全でしょうか。
>
>もちろん、自前の核弾道弾は開発するが、SSBNの運用は米国と共同でとの折衷案(英国の方式)もあります。

それも、日本独自の運用が前提であり、欧州方式は通用しません。地政学的に無理です。
>
>私の意見としては、全ての核保有国に対する抑止力を確保して、完全な外交的独立を目指すよりも、上に挙げた折衷案の中露と北鮮への抑止力確保が現実的方向と考えます。

米国は日本のために自国を危険にさらして日本のために核のボタンは押さないし、核装備を日本に渡す可能性はないですね。

>この折衷案にしても、中国の軍拡をテコにして米国の了承を得ようとした際に民主党の反対から、中々進み難いと予測しますが。

民主党はどうでも良いですよ。あくまで国民の選択であり、その選択のための主張を続けてゆくんですから。
>
>私と意見は違いますが、この方のブログなんかは参考になるかと思いますので、下に紹介いたします。
>

拝見しましたが、成り立ちませんね。根本的認識も違いますし。

あとでコメントを入れておきますのでよろしければご覧になって下さい。

とはいえ、承認制なので載らないかもしれません。だから、

ここに写して置きます、

------------------------------------------------------------

こちらではブログ主さんがコメントに反論されることは無いようなので、具体的な反論はここではしません。

1)核武装、原潜保持は必要です。
2)アメリカとの同盟関係を壊す必要はないし、アメリカとの敵対関係も必要はありません。アメリカにとって日本と敵対し、もし日本が中国に取りこまれその技術や富が中国に渡る危険性と、日本と同盟関係を結びながら独自の核武装をさせる選択でどちらが国益に叶い安全かを考えてみるべきです。
3)アメリカは、中国から日本に荷担するなら核で攻撃すると通告されてまで日本を守りません。そんなことはアメリカの民意が許しません。

なぜ日本独自の核武装が必要不可欠か、そのための準備はどうするのか、コストは技術の目処は立つのか、国際的な孤立はないのか、アジア諸国から脅威をしてみられないのか、などなど全て私のブログで説明しています。

よろしければご覧になって、コメントなど寄せていただければお答えします。

日本のあり方を考える
http://takaojisan.blog13.fc2.com/

追記です

> たかおじさん様、

英国と独国の核武装戦略について、もう少し記述が必要でしたでしょうか?

独国は、自国へ米国の核兵器の配備を進め、NATO加盟国以外に対する抑止力としております。パーシングは米国が発射に至るまで全てを握っていましたが、配備された戦術核(米国までには届かない)の発射権限は独国に有るとの事です。

英国は、米国の協力を得てSLBMに拠る抑止力に集約し、その更新を図って来ております。核弾頭は米国の援助を受けて開発した自前ですが、それを載せる弾道ミサイル(ポラリス → トライデント)は米国から提供を受けております。で、発射権限は全て英国が握っておりますが軍事衛星他の情報等は米国に依存しているとの事。...

まあ、いわゆる 核のシェアリング についてはNATO諸国で実施されており、元航空幕僚長も提唱しておりますが、幻想とか古くなった考え方と言われております。しかしそれでも、現在の状態より抑止力が高くなるのは自明の理でしょう。...米国の本気度がUPして見える


以上、英独方式は...とひと括りにせず、内容を分析しながら日本の状況に合うオプションの形成とその限界点を見極めながら次の議論に入るのが良いかと思います。

最後に、米国にどの様に判断させるか...との事ですが、核武装を許容しない限り中国側についてしまうと云う国には、自国を攻撃可能な核武装を許容するというのはパラドックスになってしまいますし、日本の意志に拘わりなく中国に取り込まれる可能性(侵略される?)という場合は、微力な日本の核武装ではなく、米国の戦略核の方がブラフとしても強力でしょう。

ですから、事例が存在する英国方式が現実的ではないでしょうか? 特別な立場の英国とは同列に議論できないとしても、レッド計画(対英戦、更新版?)を持ちつつ戦略核の運用に手を貸している米国の現実的政策に可能性を見出すものです。

そうそう、核開発には核実験は必須ではないとお考えのようですが、工学的観点および特に兵器開発の観点からは、実証確認は避けて通れないものと考えます。 proven in combat が如何に重要かは、エグゾセミサイルの引き合いの例などが示していると。

追記です

追記です
>2012-02-08 11:54 | ムフフ様、

お昼時間が残り少ないので手短にレスします。

>英国と独国の核武装戦略について、もう少し記述が必要でしたでしょうか?

>しかしそれでも、現在の状態より抑止力が高くなるのは自明の理でしょう。...米国の本気度がUPして見える

それはその通り。私もいきなり日本がアメリカ並みの核武装が出来ると思っているわけではなく、段階を踏む必要があるのは事実であり、仰る方法も選択肢に入ります。しかし、ペンシルロケットから始めた日本の宇宙技術のように、最初から自前でやる方が日本のその後の自由度において有利だと思います。現実には、ペンシルロケットレベルではなく、現在では日本がその気になれば半年ほどで核を持てると言われているほどの技術を持っています。半年か一年かは分かりませんが、少なくとも2,30年前の米ソの技術レベルくらいの核はかなり早く持てるのではないですか。どのみち、運搬手段や原潜の開発もあります。明日核を持っても使えません。

全体の運用を考えると、自前で開発してもまにあう、というか、むしろ運用手段が間に合いません。


>
>
>以上、英独方式は...とひと括りにせず、内容を分析しながら日本の状況に合うオプションの形成とその限界点を見極めながら次の議論に入るのが良いかと思います。

ええ、オプションの一つとして否定はしません。

>自国を攻撃可能な核武装を許容するというのはパラドックスになってしまいますし、日本の意志に拘わりなく中国に取り込まれる可能性(侵略される?)という場合は、微力な日本の核武装ではなく、米国の戦略核の方がブラフとしても強力でしょう。


まず、そうならないために日本に最初から強力な核武装をさせた方が米国にとって有利だと言うことです。ですから、上記のオプションも、最初から大規模な核装備の運用を日本に任せることが必要になります。出し惜しみをして、ボタンは米国が持っているのでは、仰るようなことになりますね。

>ですから、事例が存在する英国方式が現実的ではないでしょうか? 
>特別な立場の英国とは同列に議論できないとしても、レッド計画(対英戦、更新版?)を持ちつつ戦略核の運用に手を貸している米国の現実的政策に可能性を見出すものです

だから、私は英国方式は検討対象としても、採用すべきではないと思っています。繰り返しますが、狭い地域に同盟国がひしめき、当面の脅威は特にないヨーロッパと日本を同じ条件では考えるべきではありません。

また米国からしても、英国はいわば同族であり、同じ価値観を持つ家族のようなもの。かつて占領した日本とは違いますし、さらに孤立して中ロと向き合っている日本は、仮に見捨てても自国に被害は及びません。

それでも、富と技術が中国に渡る危険性を考えれば、日本に核を持たせた方が安全だと言っているのであり、あの戦争中日系人だけを強制収容したアメリカのメンタリティは変わっていませんよ。

>そうそう、核開発には核実験は必須ではないとお考えのようですが、工学的観点および特に兵器開発の観点からは、実証確認は避けて通れないものと考えます。 proven in combat が如何に重要かは、エグゾセミサイルの引き合いの例などが示していると。

核弾頭開発に核実験が不可欠との都市伝説がありますがあれは無視しましょう。世界中何処でも自前で核開発をした国は、最初の核爆発がそれ以前の核実験を必要としたとのバラドックスは成り立たないからです。

米ロ並みの高機能核弾頭は無理でしょうね。

どうしても核実験というなら、小規模地下実験などが日本でも可能です。このような場合、地下実験禁止条約などは抜けるより仕方ありませんね。国防は自国のためであり、最終的には現在の核保有国のために作られている核実験禁止条約は欺瞞ですので。とうぜん、その時点では、国内世論が納得しているとしての前提です。

またこれも禁止されている宇宙空間における実験も可能です。ただし、観測に不利なので、地下核実験または、海溝部における実験なども必要ならしなくてはなりませんが、まず必要ないと思いますよ。

最近ペマ・ギャルポ氏が上梓した本で「最終目標は天皇の処刑」という本が紹介されています
http://www.asukashinsha.co.jp/book/b98954.html
内容は

日本人なら背筋が凍る!

ここまで来ている侵略工作。

チベット出身者だから分かる中国の悪辣な罠。

巻末には中国共産党作成の機密文書「日本解放第二期工作要綱」を収録!

まあ、ギャルポ氏と言えば言わずと知れた中国に対す憎悪を持っている人ですが、非常に知的に分析する能力をお持ちです。以前、お会いしたことがありますが(名刺がスティッカーになっていました。シャツに貼っておいて、忘れて洗濯してしまいましたが)、温厚で非常に明晰な方です。買って読んでみようと思いますが、中国の日本開放政策なら以前から言われており、第二のチベット化です。つまり、中国は日本の富と技術を虎視眈々とねらっているのであり、それは日本が抵抗できなければ実現します。

アメリカがそれをどう判断するかですがね。アメリカの判断のタイミングはいつもずれています。早すぎるか遅すぎるか間違っているか。アメリカの判断に日本の命運をゆだねて良いんですか。

追追記です

> たかおじさん様、

すみません、私の読解力が低いのでしょうか? たかおじさん様が英国方式に反対する理由(望ましくない事項)がよく理解できないのですが...。

たぶん、「段階的な核武装を避けて最初に強力な核武装を進める為」というのがその理由に読めるのですが、それが英国方式と対立するものではないでしょう。むしろ、英国方式が たかおじさん様の主張に一致していると思うのですが。

何故なら、自前の核弾頭を載せたSLBMを自前のヴァンガード級原潜3隻で運用。

※発射の指揮命令系統は全て英国の組織で完結と。

米国に頼っているのは、自前での開発が困難なSLBM(トライデント)をロッキード社から購入し、その維持を委託している部分と、軍事衛星からの情報システムと。

しかも、2007年に次世代のSLBMシステムへの独自開発へステップアップと。

まぁ、米国も英国との関係や核の開発経緯から英国への核武装に協力はしていますが、それでも対英戦の計画は破棄していない現実主義です。

それと、御提示の「最終目標は天皇の処刑」は、宮崎正弘氏のメルマガで全くのさわりですが、チョッと読んだ様な記憶があります。 たしか、日本を直接侵略するのではなく、日本人を洗脳して行き、日本人の手で天皇を処刑させ、中国の実質的属国化を図るとの内容だったとか...間違っていたらゴメンなさい。今からもうチョッと調べます。

鳩山友紀夫氏のみならず、昭和天皇陛下も世界中の国々の人々を同胞と捉える博愛の精神に満ちている日本人からは信じ難い内容でしょうが、これが国際社会の現実でしょう。

もちろん、米国も日本の属国化を図っていますが、中国の考える属国化よりはマシなものでしょう。
その中で、米国との同盟を維持しながら国際社会での自立を図るのは非情に難しい道ですね。

そうそう、核実験(臨界実験)は何度も必要と言う意味ではございません。少なくとも一度はと云う意味です。その後は臨界一歩手前までの実験とスパコンによるシュミレーションで足りるかもしれません。
...現在の米国がそうです。それでも、この前、核実験を行いましたが。

追追記です

>2012-02-08 17:34 | ムフフ様、

>すみません、私の読解力が低いのでしょうか? たかおじさん様が英国方式に反対する理由(望ましくない事項)がよく理解できないのですが...。

いえ、オプションとしては排除すべきではないと言っていますが、それよりも自前で全て開発をした方が、アメリカからの干渉を防げるだろと言うことです。

>たぶん、「段階的な核武装を避けて最初に強力な核武装を進める為」というのがその理由に読めるのですが、それが英国方式と対立するものではないでしょう

>
>しかも、2007年に次世代のSLBMシステムへの独自開発へステップアップと。

はい、それは何度も申し上げるように、英国の位置関係、米国との関係、地政学上の日本との違いなど、実際にはアメリカが英国方式をとらせるかとの問題があるなら、最初から自前の核と運用システムと言う話です。核抑止力にアメリカを最初から関わらせるには、日米間の違いと米英間の違いは大きすぎると言うことですよ。


>それと、御提示の「最終目標は天皇の処刑」は、宮崎正弘氏のメルマガで全くのさわりですが、チョッと読んだ様な記憶があります。 たしか、日本を直接侵略するのではなく、日本人を洗脳して行き、日本人の手で天皇を処刑させ、中国の実質的属国化を図るとの内容だったとか...間違っていたらゴメンなさい。今からもうチョッと調べます。

むろん、武力侵攻を最初からするつもりはないでしょうね。可能な限り無傷で手に入れたいでしょうから。ただ、彼らが日本を手中に収めるという野心を持っている事実が問題なんですよ。

>鳩山友紀夫氏のみならず、

これは度し難い馬鹿でして、規準にはなりません。

>これが国際社会の現実でしょう。

力による支配ですか。現実ですね。
>
>もちろん、米国も日本の属国化を図っていますが、中国の考える属国化よりはマシなものでしょう。

ましでしょうね。このあたりについては先ほどUPしたエントリーなどでも書いています。

>その中で、米国との同盟を維持しながら国際社会での自立を図るのは非情に難しい道ですね。

国際社会で完全に自立している国など無いですよ。アメリカだって、他国に依存しています。

>そうそう、核実験(臨界実験)は何度も必要と言う意味ではございません。少なくとも一度はと云う意味です。

そのいちども必要はありません。

>その後は臨界一歩手前までの実験とスパコンによるシュミレーションで足りるかもしれません。

世界初の原爆は70年前、世界初のコンピューター、エニアックで設計されたそうですが、エニアックは、今私たちが使っているPCの足元にも及びません。携帯電話にも及びません。

それでも計算で核爆発を起こせました。最初の核実験の前には、試験がなかったわけですから。ウラニウム原爆なら、マニアの高校生がネットで得られた資料だけを見て設計したものを専門家が見て、これなら爆発すると判断したそうですよ。むろん、効率は極めて悪いのでしょうけれどね。

>...現在の米国がそうです。それでも、この前、核実験を行いましたが。

インドもパキスタンもおそらくコンピューターで設計して、最初の核実験を成功させたんでしょうね。今なら材料さえあれば何処でも出来ると思いますが。

そうでしたか。

> たかおじさん様、

レスポンス、ありがとうございます。 英国方式への反対理由は、「米国の介在の有無」がキーとの事、理解いたしました。

それで、焦点となりました、「日本の核武装に対する米国の反応」につきましては、小生とたかおじさん様とでは、見解が異なることも理解視しました。

...正誤とかの議論にはなじまないテーマですし、今、その必要性も無いでしょうから、小生の見方を簡単に記すだけにしましょう。

私は、米国は他国が独自に米国の安全保障を脅かすレベルの核武装をする事に対して、極めて強い抵抗や抑制を図るものと見ます。

たかおじさん様の述べる最終的な二択(日本が中国の属国になるかどうか)に至る前の段階で、相当強力な締め付けを図り、日本はかなりの打撃(不利益)を受けるものと予測します。

米国が支援した英国の核武装については、SLBMを米国が握ることにより、国際社会での戦争を辞さない衝突モードに入った際はSLBMを引き上げ、米国の安全保障を脅かすレベルの核武装を停止とする枠組みで行われたものと見ます。

米国が全く支援していない仏国の核武装については、主な兵器は航空機に拠る投下で、SLBMは無く、原潜に搭載しているのはSRBM(プルトン)です。そのため、米国の安全保障を脅かすレベルの核武装には至っていないと。

で、印国のSLBMは 2008年に発射実験に成功したばかりで本格的配備は未。 まぁ、米国が印国の核武装に対し、どの様に対処して行くかは日本の核武装への対応を占うものでは有りますが、過去の太平洋戦争の記憶が残る中では同じになるとは思えません。

こんな見方から、可能性が高く容易な道として、米国の介在に拠る核武装が現実的選択ではないかと考える次第です。

それで、もし、米国が自国の介在を前提に日本の核装備を許容した場合は、日本のロケット技術を良く知っているのでSLBMの独自開発は抑えきれないと考え、核弾頭の提供(維持整備を含め)に進むのではないかと予測します。...もちろん、トライデントとの一式供与も有り得ます。

この場合、次の段階で日本がSLBM搭載可能の核弾頭を開発できるかどうかが、独自核武装への鍵となるのではと考えます。

最後に、 たかおじさん様は工学の世界、兵器産業の業界を経験された事が無いのでは? と推測致します。 そのため、机上の設計図と起爆装置の実験だけで実戦に耐えるものが出来るとお考えのように見受けます。

... まぁ、過早核爆発の問題なんかはご存知かもしれませんが、SLBM搭載ともなるとそれ以外にも多くの問題が有ると聞きます。単に、核融合を起こした量の割合が少ない(効率の問題?)だけでは済まないのです。

何らかの実証(プロトタイプも含め)を経ないで現場に設置されたり配備されたりした工学的産物は一つも無いといって過言では無いでしょう。エンジニアリングの現場の実際は、本で読んだものを組み合わせる様には行かない事、想定外の発生が時としてある事をご理解下さい。

コンピュータによるシュミレーションで開発を終了させる事はありえず、逆に、たかおじさん様が記述している様、多くのシミュレーションや予備実験を繰り返し、一発で実証試験を成功させると。 ...それでもH2ロケットのようにエンジンの噴射実験は成功しても初回の実証試験でしくじるケースも有ると。

No title


>
>レスポンス、ありがとうございます。

おいで下さる方々との意見交換をしたいというのが私の願いですので、コメントを下さる方々へ感謝しております。

>正誤とかの議論にはなじまないテーマですし、今、その必要性も無いでしょうから、小生の見方を簡単に記すだけにしましょう。

はい、見解の相違としておいておけばよいでしょう。実際は交渉してみなければ分かりませんので。ただ、その交渉も最初から諦めるのは最低限間違っているとは思いますよ。

>
>最後に、 たかおじさん様は工学の世界、兵器産業の業界を経験された事が無いのでは? と推測致します。 そのため、机上の設計図と起爆装置の実験だけで実戦に耐えるものが出来るとお考えのように見受けます。

私がfuuzokuの話をするとき、ムフフ様がkyabakuraの客引きをしていたとの前提では話しません。兵器の設計に携わっている人も同様、余り多くはないでしょうから、私がそのような仕事に携わっていないことが明らかだというのは極めて不自然ですね。以前の本の時も読んでいるだろうとの前提は不適切ではないかと申し上げたのと同様です。

>何らかの実証(プロトタイプも含め)を経ないで現場に設置されたり配備されたりした工学的産物は一つも無いといって過言では無いでしょう。エンジニアリングの現場の実際は、本で読んだものを組み合わせる様には行かない事、想定外の発生が時としてある事をご理解下さい。

兵器ではなくとも産業機械でも民生品でもテストを重ねてその時点で完成させた物を設置したり流通させるのは常識ですが、理想の製品を追い求めていては絶対に商品も機械も完成しません。その時点で最良が実用の規準なのです。

核兵器も一から開発を始めるのは、米ロと同じ性能を目指すためではありません。とりあえず使えれば良しと言うレベルで実戦配備し、そのの地に改良を加えてゆきます。

どうも、本当にエンジニアリングを理解されているのかどうか疑問に思うことがありますが、通常の知識を備えた自動車設計者がボートを設計しても一応ボートは出来ます。専門のボート設計者には及ばないでしょうが、商品ならそこで競争力の問題で商品化できません。しかし、兵器ともなるとそうは言っていられないのです。

日本の兵器は非常に精密で高性能なのだそうですが、悲しいかな実戦経験が皆無なので戦場では使えないだろうとの評価があるそうです。 精密でも高性能でも戦場の極めて条件の悪い場所ですぐ壊れ、修理が利かないのは致命的です。それより、簡単で頑丈で壊れても手探りで暗闇でも修理できるような兵器の方が実用的であり、大量に供給できます。

日本の兵器の問題点は、アメリカに到底及ばない実戦経験です。日本でも戦闘機は作れるでしょうが、フライトコードがなければとばせません。そしてそのフライトコードは今の所アメリカ製でブラックボックスです。

核兵器にブラックボックスが有っては、最終的に日本の判断では使えません。だから、不完全でも非効率でも一から国産で作らなければならないのです。また、アメリカも長崎以来核兵器を実践で使ったことはなく、他国も全てそうです。だから、実験で確認した効力が本当に他国で使用して期待通りの効果があるかどうかは分からず、これは日本も同じです。核兵器に関して言えば、戦闘機等ほどのハンディはありません。とにかく爆発することが分かればそれで良いというのが当面の目的です。
>
>コンピュータによるシュミレーションで開発を終了させる事はありえず、逆に、たかおじさん様が記述している様、多くのシミュレーションや予備実験を繰り返し、一発で実証試験を成功させると。 ...それでもH2ロケットのようにエンジンの噴射実験は成功しても初回の実証試験でしくじるケースも有ると。

H2ロケットは核兵器よりよほど複雑ですよ。今日本がVロケットクラスを初めて作って失敗すると思いますか?極言すれば、vロケットクラスの核兵器でも抑止力になるんですよ。まずvロケットを実戦配備しておいて、徐々にH2にしておけばよろしい。むろん、実際の実験が出来ればいいだろうし、それも不可能とは思いません。核実験禁止協定から抜ければよいだけのこと。このルールはあくまで核保有国のために作られた欺瞞であり、どうしても必要なら脱退もやむないでしょうが、その必要もないと思います。今の技術で日本がスパコンによるシミュレーションや臨界前テストに成功したと言えば、十分通用しますよ。はったりも必要。アメリカが秘匿しようとすれば出来るこのような情報をリークするのはそのためですよ。

「いいかぁ、俺はいつでもお前をぶん殴ることが出来るんだからなぁ、よく観ておけよ」(ジャイアンの声で)

と言い続けるのがアメリカのリークです。日本の技術力を知っている各国なら信用しますよ。」

より上を目指して

> たかおじさん様、

先ず最初に、「実証」と言う事柄について観念的な込入った討論に持ち込むつもりが無いことをご理解下さい。

ただ、この核の臨界実験(実証)が日本における核武装について重要な点(越えるべき障壁?)であると考えます事と、たかおじさん様の実証に関しまして仰っているのがチョッとズレていると思われる為に、敢えて続けるものです。

...色々と検討なさっている核武装論ですので、実際的 or 現実に即して考察されていない部分が有るのは勿体無いと考えるからです。
例えば、元?芥川賞作家の政治家が日本の技術をもってすれば米国にに比肩し得る戦闘機の開発は可能とか勇ましい論を展開したが、集中兵器管制システムの役割や中身あるいはエンジン開発における技術力差を知らず、終いには相手にされなくなってしまった事とかがそうです。(もちろん、×フライトコード ○フライトコントロールのソースコード なんていうのは氏はご存知なかった様です)

先ず、「...とりあえず使えれば良しと言うレベルで実戦配備し、その後に改良を加えて...」というのは考え違いの様に思います。 その「とりあえず使えれば良し」という物、その現物を実現させるためにプロトタイプは造られるのです。工学の世界では「開発」というプロセスの定義は「可能性の実証」とよく言われます。そして、、実証されていない物を複数個が製造して実戦配備というのは兵器のみならず、民生品でも有り得ないでしょう。

次に、ボート設計を例にとって「...競争力の問題で商品化できません。しかし兵器ともなるとそうは言っていられない...」と述べておりますが、兵器として成り立つ最低限の規格や仕様を満足させる必要があります。その確認(実証)もせずに、机上(仕様書と設計図)のみでOKとする事は無いのです。特に軍用は運用性(オペラビィリティー)を確保する為、民生用より高い信頼性と堅牢性(ロバストネス)が要求されます。 MIL-STD 準拠がその代名詞になったのそんな経緯からです。

...通常の知識を備えた「自動車設計者」というのは架空の人物になります。パワートレイン(動力駆動系)の設計だけでもエンジン設計からトランスミッション設計等々、色々と分かれますしサスペンション設計のみならずボディー設計や電装品設計となったら全く専門分野が違います。 工学設計の経験があるだろうからチョッと勉強すればそこそこのモノが造れるだろうというのは、現実とは違います。 物によってはどの様な構造とするか加工とするかも想像がつかないでしょう。

...例えに使ったボートでも、剛性確保の構造から強度計算や、設計した形状に形成する加工 or 組立て(一体成形、成形板貼り合せ、特殊溶接は? )等々、非専門化がゼロから実験等を重ねないで造るのは難しいでしょう。多分、船大工の方がマシかと。もちろん、既に在る現品を真似れば形だけは出来上がりますが、先に述べた信頼性他の確保は困難でしょう。

私は元の職業柄、つい色々と突っ込んでしまいますが、たかおじさん様の御友人で MIL-STD を知っているエンジニアの方々に、「設計図だけで実証確認をしていないものを量産して配備する是非」について伺へば納得されるかと思います。

それで、イスラエルを除き全ての核保有国(推定を含む)は核の開発過程で核実験を行っているのが明らかです。 イスラエルについては、南アフリカとの共同実験説や地下核実験説から各国の核実験データ入手説まで取り沙汰されております。

日本にても、北朝鮮のような初期段階の臨界実験は不要としてもSLBMに搭載する核弾頭の開発過程においては、何らかの臨界実験が必要になるものと推測します。

で、多分、こちらの方が本題となるものと考えるのですが、日本国民が自国内で核の臨界実験を許容できるのかどうか? 或いは、許容させるためにはどの様な戦略?が必要なのか?
更に核保有のデモンストレートについてはどう考えるのか、イスラエル方式とした場合、抑止力効果が低くならないか? しかし、インドのレベルでは核武装の運用性に疑義をもたれてしまうとか?

...尤も中国のSLBM発射実験失敗による原潜損傷(発射したミサイルが落下して衝突)はお笑いとして

これらを考察して行く必要が有ると考える次第です。

より上を目指して

>2012-02-10 13:10 | ムフフ様、

>例えば、元?芥川賞作家の政治家が日本の技術をもってすれば米国にに比肩し得る戦闘機の開発は可能とか勇ましい論を展開したが、集中兵器管制システムの役割や中身あるいはエンジン開発における技術力差を知らず、終いには相手にされなくなってしまった事とかがそうです。(もちろん、×フライトコード ○フライトコントロールのソースコード なんていうのは氏はご存知なかった様です)

彼の無知はひとまずおいて、ハード面のみでは実用化が出来ないことはすでに書いたとおり。しかし、核について言えば、実戦で使われた例は広島長崎以来無く、その後の軍事時技術は飛躍的に発展しています。その状況での核は実践のソフトもノウハウもありません。全て通常兵器から類推するだけです。それなら、日本もさしたるハンディは持っていないと言っているのです。
>
>先ず、「...とりあえず使えれば良しと言うレベルで実戦配備し、その後に改良を加えて...」というのは考え違いの様に思います。 その「とりあえず使えれば良し」という物、その現物を実現させるためにプロトタイプは造られるのです。

民間製品は、実際に市場に流し、あるいは生産現場で使用して、その結果から改良を重ねてゆきます。核はそうはいきません。探査技術や運搬手段は急激に進歩しているのに、核兵器そのものはそれに併せて現場で使用するわけには行かず、すべてシミュレーションです。とりあえずの定義はいろいろあるのでしょうが、現実問題としてシミュレーション以外にないと言うことですね。
>
>次に、ボート設計を例にとって「...競争力の問題で商品化できません。しかし兵器ともなるとそうは言っていられない...」と述べておりますが、兵器として成り立つ最低限の規格や仕様を満足させる必要があります。

でもそれが実戦で実証されない限り、想定で最低限の規格や仕様を決めるしかないでしょう。ボートの場合は作って動かしてみればいいのです。ボート専門会社の製品と比べ何処が劣っているのかを学ぶことが出来ます。核はそうはいきませんよね。

まあ、それに車の専門家がボートを作れば、とりあえずボートは出来ますよ。素人だって、器用な人は作ります。車屋がボートを作ったら洗濯機になってしまったと言うことはないでしょうね。

>その確認(実証)もせずに、机上(仕様書と設計図)のみでOKとする事は無いのです。

別に仕様書と設計図のみ等と言っていませんが。今はスパコンでのシミュレーションや臨界前実験も可能です。そして抑止力として使用するのであれば、それで成功するだけで抑止力になりうると言っているのであり、だれもそれを否定する根拠を持ちません。アメリカのシミュレーションや臨界前実験を誰も否定しないのは、核を持っているという事実があるからであって、その実験が本当に作られた核兵器に当てはまるかどうかなど誰も考えません。

日本は核を持っていませんが技術力の背景が有れば、同じくそのシミュレーションや臨界前テストを否定する根拠をどうやって持てるんでしょうかね。核実験は民生品と違い、実際に作らずに開発してゆく代物なんですよ。それなら、米ロ中と基本的に代わらないし、インドパキスタンでも出来たという事実があります。

一般製品であればいかにも仰るとおり、書類だけでいきなり製品を市場に流すアホな経営者の会社はつぶれますね。

>特に軍用は運用性(オペラビィリティー)を確保する為、民生用より高い信頼性と堅牢性(ロバストネス)が要求されます。 MIL-STD 準拠がその代名詞になったのそんな経緯からです。

当然ですね。昔なら真空管、今ならICでも軍用規格は数段厳しいですから。で、核の軍用規格って、一般品との比較があるんですか。ホームセンターかヤフオクで核弾頭が買えるなら製品の良し悪しを比べられるのですが。

>
>...通常の知識を備えた「自動車設計者」というのは架空の人物になります。パワートレイン(動力駆動系)の設計だけでもエンジン設計からトランスミッション設計等々、色々と分かれますしサスペンション設計のみならずボディー設計や電装品設計となったら全く専門分野が違います。 工学設計の経験があるだろうからチョッと勉強すればそこそこのモノが造れるだろうというのは、現実とは違います。 物によってはどの様な構造とするか加工とするかも想像がつかないでしょう。

で、車屋が作ったボートは洗濯機になりますか?常識を持った技術屋ならとりあえずボートは作りますよ。世界にボート屋がたくさんあって、でも本当にそのボートが浮かぶのかどうか分からないときに、そう言う話ですか?日本から中古の自動車エンジンが大量に東南アジアに輸出され、現地の人が船外機にして使ってますが、それで仕事になっているのであって、ヤマハの製品と同等でなければならないなど誰も言いませんが。
>
>...例えに使ったボートでも、

>これらを考察して行く必要が有ると考える次第です。

分かりました。でもそう言う話ではないと言うことです。一般品の開発状況は良く存じておりますので、機会がありましたらその折りでも。無いと思いますが。

最低限、現在の核はいずれの国も、インドパキスタン北朝鮮も含めて、別に市場に流してから製品化したわけではないので、一般品の開発ステップは当てはまらないけれど抑止力になっていると分かるくらいの判断はしているつもりです。

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