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不思議の国アメリカ

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先日はアメリカがエリートによる政治とそれに従う大衆の国であることを書いた。繰り返すが、世界にはこのような国が多い。先進国と言われる西欧もほとんどそうであり、そして途上国もこの形が多く、要するに一部のエリートは極めて優秀だが、大多数の大衆の民度、教育レベルなどは非常に低いということだ。

これは西欧の貴族社会がそのまま残った形だと言える。かつて王の専横に対し、貴族達が反乱を起こし、王に対して自分たちが協議して政治を行う共和制をとったのが西欧の近代化のきっかけだった。共和制とは本来王に依らない政治を言うのであって、民主主義のことではない。

問題は西欧の政治形態がそこで停まってしまったことで、貴族による共和制がそのまま民主主義になり今に至っている。貴族が政治の主権をとってからしばらくして、庶民にも政治への参加が認められ、これが民主主義とされているのだが、庶民の教育レベルや民度については特に改善を積極的に求めた物ではなかったようだ。

教育をエリートと庶民に分ける階級化は、教育の投資をごく一部の人間に集中するために極めて効率がよい。一部のエリートは非常に優秀な知識を持ち、能力を開花させるため、欧米ではノーベル賞などを得る科学者が多数出る。が、一方庶民レベルの教育レベルは極めて低いままであり、実際識字率も欧米はそれほど高くはないし、第一識字の規準がやっと自分の名前が書けても識字者と見なされる国もある。アメリカの庶民レベルで識字者とはこのような場合が多いし、一桁の計算ですら暗算では出来ない人間がかなり多い。

これは予算や教育インフラの限られた途上国でも同じで、少数の人間にとにかく集中して教育を授け、その人間達に国を任せ、庶民はそれについてくるようにする方が投資効率が断然高いわけだ。

ただし、途上国の場合、高い教育を受けることの出来たエリート達は、自分の能力を活かすために先進国に出てゆき国作りには参加しない。自分勝手と言えばそうだがよりよい生活を求めるのは人間の常であり、それでも何分の一かは国に残り国造りをするだろう、また海外に出たエリートからの送金もあるだろうというのが現実なのだろうが、その歩みはあまりに遅い。

かつて日本も開国直後はエリート教育に投資し、優秀な人間を多く海外に留学させた。そして、その大半が国造りのために帰ってきた。自分の能力を国造りに活かすか、自分の生活に活かすかは、それこそ人間性の問題だが、日本ではそのような人間性が当たり前に居たと言うことだ。

そもそも、日本は庶民教育に於いては数百年も前から世界で突出した先進国でありそれが開国後瞬く間に近代国家として成長した原動力になっている。

今でも日本は中間層が非常に厚いとされているが、それは資産レベルの話だけではなく、教育レベルに於いての中間層が極めて厚いことが特徴であっって、私が知る限りに於いては、多分世界唯一だと思える。

欧米では、エリート階級と庶民階級では読む新聞観るテレビ、娯楽、食べ物、そして言葉までが大きく違う。これは途上国でも同じで、印度などは絶望的にエリートと庶民のレベルが全く違う。エリートは英語で世界中の誰とでもコミュニケーションが出来るが自国の庶民とは、少し地方が変わると言葉が通じない。印度の公用語は一応は英語とヒンディー語と言うことになっているが、他言語を使う他地方からの反対もあり、結局は英語が唯一の公用語になっている。そして、庶民はその英語を話せない。

実はアメリカも似たようなことになっており、今では英語を話せないアメリカ人がどんどん増えている。日常会話は出来ても難しい政治の話になると、言語の問題ではなく知的レベルで理解できないアメリカ人はかなり多い。アメリカには、西欧から引きずってきた階級制度があり(貴族階級などはないがきちんと社交界などがある)そして途上国並みの教育のエリートへの集中化がこのような状況を生みだしている。

アメリカ人の平均知能レベルが98で、110の日本はおろか多くのアジア諸国よりも低いのは、庶民レベルが低いためであってエリート達のレベルは日本など足元にも及ばないほど高い。しかし、結果としていくらエリートの能力が高くても国家としての力は衰退するばかりであり、かつての大国イギリスが舞台から去ろうとしているのもそのためだ。西欧はいずれ同じことになる。

アメリカがもはや物作りではアジアに依存するしかない状況になっているのもそのためだ。物作りの出来ない国は、衰退してゆくしかない。

当ブログエントリー「アメリカという国は」参照

ノーベル賞がアメリカに固まっているのも伊達ではない。それはユダヤ民族にも言えることであり、一部の突出したエリートと、大多数のレベルの低い大衆という階級化があるからであり、その状態で民主化を実現しようとするから、結局は理解力の低い大衆の支持を得るために、極めて安易なポピュリズムが国を動かすことになる。つまりこれを真の民主主義とは言えないと思うのだ。今回のアメリカの大統領予備選を見てつくづくそう思う。候補者達の質の低さは年々酷くなる。まあ、日本も他人事ではないが。

西欧の没落はそのためであり、アメリカの没落もそれが理由であり、途上国の伸び悩みもそれがネックになっている。民主主義が機能しなくなり、ポピュリズムや宗教が政治を動かし、そして開発は出来ても製造の出来ない状態に陥ってゆく。

改めてこんなエントリーを書く気になったのは、次のような記事を読んだからだ。

赤文字は引用

天地創造かビッグバンか?アメリカの結果に他の先進国「…おい!」


宇宙の始まり


画像 宇宙の始まり

青は「神の天地創造」を信じる率、緑は「ビッグバン理論」を信じる率です。

先進国では、「神の天地創造」はおおむね2~3割程度の支持率に留まる中、アメリカだけが突出して58%と過半を超えています。

以下のサイトを見ると、北欧の国ではさらに顕著で「ビッグバン理論」の支持が9割以上を占めていました。

Who/what created the world God or Big Bang?

日本のデータはありませんが、おそらく北欧と同等かそれ以上ではないかと思います。


これは先日も書いたインテリジェント・デザイン同様、科学的事実がイデオロギーや宗教によってねじ曲げられている例であり、かつての中世ヨーロッパでガリレオが地動説を唱えて死刑になりかけたのと余り変わりはない。ちなみに、前大統領のブッシュ氏もこのインテリジェント・デザイン論者であり、結局は生物は神の創造物であると信自ているわけだ。

ちなみに、アメリカ人のおよそ半数が、人類は1万年の間に神が創造したと信じているのだそうで、今回のアンケート結果も、まあ、連中のおつむはこんなもんだろうと思うだけのことだ。問題は、こんなレベルの連中に阿る政治をしなければならないアメリカに、世界の安全を任せて良いのかとの疑問に突き当たるわけだ。

当然このアンケート結果に対し、世界中で論議がわき起こっている。


・すまない、我々は悲惨なほど不適当な教育システムになっており、今努力しているところだ。だが他のいろんな国を侵略もせねばならず、このような小さなことはすり抜けてしまうんだ。

・銀行システムも悪いと思うよ。

・それは傷口に塩を塗る行為だ。

・教育システムというより両親だろう。

・1番の問題は科学の教師の多くが、科学を信じていないこと(ソース:自分が生徒だったときの記憶や、自分の同僚が先生になった)。大勢の教師が進化論を教えるときに、「信じてはいないが教えることが必須なので」と前置きをする。子供らに科学を誤解させ疑問を抱かせている。科学を理解しないやつらが教えているんだ。

・ひでぇ、オレはもうデンマーク(創造論支持9%)に引っ越す。誰かついてくる?

・スウェーデン(創造論支持6%)はブロンド女性がたくさんいて、神を信じない人がたくさんいる。皮肉なことに、それはオレにとっての天国だ。

・僕はオーストラリら人だが、32%という数字を謝るよ。

・カナダ(創造論支持32%)よ、もっとがんばってくれ、もっとがんばれるだろう。

・コメントの中に「なんで巨大な爆発が山や水を作るんだ」「爆発で神が創ったものが作れるわけがない」なんてのがあった。彼らの科学理解の乏しさにものすごい不安を覚える。もちろんそれらは、ほぼアメリカからのコメントだ。

・くそっ、またオレら(デンマーク)はアイスランドとスウェーデンに負けた。だがドイツとノルウェーとフィンランドに勝ったのはよかった。

・学校で進化論なんて教えてもらったことがないぞ。理科の教師全員がそのトピックを避けていたし、ひとりは「それは間違いなので教えるべきじゃない」と言った。生徒も全員が賛成していた。みんなそろって「サルだったわけじゃない」とか言うわけだ。なので自分は独学で学んだ。それと、とても頭脳明晰でも進化論を否定する友人がいる。地元の連中は自分とは異なる思想に対して驚くほど拒否感を持つんだ。

・自分も進化論を教えられたことがない。どっちかっていうと論議を避けるために、科学の授業でダーウィンや進化論については言及しないといった具合さ。知性的な友人は結構いるが、宗教や迷信についての衝突があると彼らの理論や証拠はドアの外に放り出され、「信仰」によって完全支配されることを知っている。

・高校の生物教師は進化論を支持していた。そして教える前にはこう言った。
「これは君たちの幾人かにとっては、かなり反感を買うテーマであることは理解しています。だけど私は気にしません。これは科学の授業であり、今からこれを教えます。ここは神学の授業ではないので宗教上の討論はしません。私は普遍的な真実について述べるだけであって、あなたがたの気分を害しないために嘘を言うつもりはありません。これを学びたくないと言うのであれば、出て行ってもらってかまいません。このクラスに出席しないという許可も与えます。ただし出席しない場合は成績は今学期はゼロです。無知でいることがそんなに重要だというなら、ドアはあちらです。来年会いましょう」
その先生が好きだった。


しかし、これがアメリカだから意外に思うかもしれないが、世界では別に珍しくもない。テレビで観たのだがイスラム圏から来た人物が、同性愛は病気だ、罪だと言って他国の出演者から総すかんを食っていたが、彼がそう思うのはそのように教育を受けたからだ。

また現在の生物学では、生物の基本形は女性であり、必要に応じて男性が分化したと言うのが定説だが、これはキリスト教ではどう扱っているのだろうか。アダムの肋骨からイブが生まれたことになっているが、生物学的にはイブの肋骨からアダムが生まれたはずなのだ。

これは単に生物学的な事実であって、女性が男性より偉いと言うことではない。キリスト教国家であるアメリカでは、ダーウィンの進化論さえまともに教育されていないのだから、当然男性は女性から分化した存在であるとの生物学的定説は無視されているのではないかと思う。

いずれにせよ、アメリカでは真実がこのような形で封殺されるが、それは総合的に判断できる教育が為されていないからだ。アメリカの劣化はおそらく今後ももっと加速するのではないか。

なお、このアンケートの元サイトは

Who/what created the world God or Big Bang?

であり、猛烈な数のコメントが寄せられつつある。全ては到底読めないが、拾い読みしてみると、結構面白い。暇のある方はご覧になってはどうだろうか。

日本からの投稿もあり、日本人はそんな馬鹿なことは信じていないとの声が大多数のようだ。

アメリカ人からのコメントにはこんなのもある。

Like NathanielH from United States wrote a day ago:
Hi, I'm from the Bible Belt as well. I'm writing a book about the proof of God. Also, I study heavy amounts of physics. The Big Bang is deduced, but not provable. It's observable in sense, but not proven. It is not a truly scientific definite: in other words, the Big Bang is a belief, not a fact. I have every reason to believe it is not even close to the absolute fact. Report

自分はバイブルベルト出身で、神の存在を示す本を書いているが、ビッグバンにしても証明されたわけではなく、単にみんながそう信じているだけじゃないか。

+1 josephb from United States wrote a day ago:
A few of you make me ashamed to be an American Yes, I'm even from the Bible Belt! Report

俺はアメリカ人であることが恥ずかしい。俺もバイブルベルト出身だよ。


注:バイブルベルト アメリカの東南部の十幾つかの州で特にキリスト教教育に熱心な地域。インテリジェント・デザインをメインとして教育するなどしている。

アメリカ人の知性に関するアンケートで、このサイトでは様々な設問がされているが、

醜い天才と、イケメンのアホのどちらがよいかとの設問に対しては、イケメンのアホのほうが良いとする回答が70%になっている。

そのほか、障害者や不細工人間赤ん坊なども含めなどの画像をそのまま載せているのも特徴であり、アメリカ人の恐るべきデリカシーの欠如を感ずる。彼らには、本当の意味で知性などあるのかと思えるほどだ。

むろんあるのだが、アメリカの知識人は多く日本でも尊敬されている。が、アメリカという国に知性が感じられない。まあ、サンデル教授のようなうさんくさい知性もあるが。善良で良い奴だが、がさつで繊細さの全くない連中という見方が当たっているのではないのか。殺せ殺せと叫ぶ大統領候補者に熱狂する様な国なのだ。
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コメント

原理主義者にすれば

「アメリカよ、あなたには批判されたくない!」でしょうか。
イスラム国家でも、政教分離の確立したトルコは信ずるに足る国民性ですし、パーレビ時代のイランは民俗的には近代化されていた事が写真等で判ります。フィリピンのモスリムエリアにはオカマも居るし、一緒にビール飲まないかと誘っても来ます。
イスラムでもいろいろで、一概に言えません。
教育制度が整っていない時代に、一定のモラルを育む意義もあったでしょうが、それに縛られる原理主義は思考停止でしかありません。
私は、中高をプロテスタント系ミッションスクールで過ごしましたが、中一の時に「全能の神は、何故エデンの園に禁断の木の実や蛇を置いたのか?」の疑問を持ち、その解答に行き着いたのは20年後でした。
キリスト教圏の人と機会があった時に、この問いを幾度かした事があります。彼等にすれば、考えた事もない疑問であり、従って満足な回答を得た事はありません。
絶対的な一神教にあっては盲信的であり、多神教とは融通性で大きな相違点を感じます。
その後、私の得た解答は、今は廃れてしまったグノーシス派の考え方に近い事を知りました。
廃れた事実は、永く続いた封建時代の為政者にとっては、都合が悪かった事を意味しています。
統治のしやすさを原理主義に求めれば進歩発展は犠牲となり、民度は停滞せざるを得ません。
統治しずらくとも解釈の多様性を認めるなら、民度は向上し、引いては高圧的統治は無用となります。
海外での「日本はここ数年間無政府状態ながら、政治の自動操縦システムまで備えている」との評価も、民度の高さ故にそれを可能為さしめているものと思います。

原理主義者にすれば

>2012-01-24 23:54 | あづまもぐら様

>「アメリカよ、あなたには批判されたくない!」でしょうか。

おそらく世界中がそう思っているだろうし、アメリカよ、人の話も聞け、と言われ続けているみたいですよ。

>イスラム国家でも、政教分離の確立したトルコは信ずるに足る国民性ですし、パーレビ時代のイランは民俗的には近代化されていた事が写真等で判ります。フィリピンのモスリムエリアにはオカマも居るし、一緒にビール飲まないかと誘っても来ます。

はい、それこそ、イスラム国家も様々です。ただし国家ぐるみの原理主義もあり、法律が宗教の教義、クルアーン(コーラン)やそれに則ったイスラム法(シャーリア)に依って置き換えられている国から仰るような世俗国家まで様々です。

アフガニスタンもかつては美しく豊かな国として有名でしたが、その時はイスラム国家としてもかなり世俗的だったようです。

>教育制度が整っていない時代に、一定のモラルを育む意義もあったでしょうが、それに縛られる原理主義は思考停止でしかありません。

そのいみで、アメリカは間違いなく原理主義国家です。アメリカ至上主義であり、マニフェストデスティニーであり、キリスト教国家ですね。立場が違えば、むろん、アメリカがテロ国家として糾弾されかねないだけのことをやってますし。

>私は、中高をプロテスタント系ミッションスクールで過ごしましたが、中一の時に「全能の神は、何故エデンの園に禁断の木の実や蛇を置いたのか?」の疑問を持ち、その解答に行き着いたのは20年後でした。

なるほど。私は、遠藤周作の「沈黙」で、何故神は沈黙を続けたのかを考えたことがあります。神を信じろと言うなら、なぜ救いを示さないのか。イエスでさえ、磔になったときに同じことを神に訴えたではないか。死んでから天に召されても、そりゃ単なる現世のを諦めろと言うことじゃないか、現世での希望を見せずに信じろと言うのは不条理ではないかとね。まあ、私はキリスト教徒ではないので、あくまでキリスト教文化を考えたときのことです。

結論は、盲目であることが神の意思なのだと解釈しました。今も本質的には変わっていません。ただしご指摘のように統治のために加工されたキリスト教しか私は知らないのかもしれませんので、あくまでキリスト教を理解した上ではないことをお含み下さい。

言葉足らずだったので補足します。神が禁じたことに対し、欲望も抱いてはならない、全てを神にゆだねなければならないとの意味がエデンの園に置かれた林檎やヘビだと解釈したわけです。神の許した物以外は目にしてもならないということでしょうか。盲目とは無条件の信仰を意味しています。

>統治しずらくとも解釈の多様性を認めるなら、民度は向上し、引いては高圧的統治は無用となります。

しかし、そのためにはそれこそ数百年の時間がかかり、しかもその間他国からの脅威がないことが条件です。他国からの脅威に常にさらされる地域では、そんな悠長なことを言ってはいられず、結局考えるまで待つのではなく否応なく引きずってゆくしかなかったのだろうとは思っています。キリスト教もイスラム教もそのような地で生まれ政治に組み込まれていった宗教ですから。

>海外での「日本はここ数年間無政府状態ながら、政治の自動操縦システムまで備えている」との評価も、民度の高さ故にそれを可能為さしめているものと思います。

極言すれば、日本人は政府を必要としない段階に至っているのではないか、これほど出鱈目で無能で無責任な政府でありながら、そして、政府が邪魔をしていてもきちんと復興をし続けているし、特に混乱も起きない。日本では総理が1年も保たないと揶揄されていますが、変えたくても何年も変えられない大統領や主席が居座り続けるより、日本のように政府が要らない段階ではそれでも全く支障はないと言うことです。

むろん政府が要らないとは、比喩ですがね。

ポケモンによるアメリカ侵略

ネットや知り合いから教えてもらった面白い話があるのですが、アメリカではポケモンがはやり始めた頃、大変な宗教問題に発展した地域があるそうです。
ポケモンという小さな動物達と協力して少年が冒険するあのアニメは、キリスト教からするとシャーマニズムになるようで映画公開が禁止されたところがあるらしいです。
結局は子供の大反対にあって公開したそうですが。

多神教の日本人からしてみればポケモンなんて生き物が実在しようと、ふーん、程度でしょうがアメリカ人には深刻な問題になるらしいですね。
ポケモンがだめなら名犬ラッシーはどうなんだと言いたくなるのですが、どうも、ポケモンという生き物がある程度人の思考を理解して自律して行動するのがよくないようで。
それなら賢いイルカと同じじゃないか、と思うのですが、なぜかポケモンはキリスト教から嫌われているようです。

私はポケモンのアニメゲームをしたことがありますが、あれはポケモンと遊ぶだけではなく、冒険の過程で少年が成長する物語でもあります。
子供が大人になる過程でああいう作品に触れることは大きな要素であり、そういう多様な価値観をアニメなどで教えるのが日本の見えない教育なのかと思います。
アメリカではキリスト教というあまりにも強大な権威権力がアメリカ自身を苦しめているようにも感じられます。

ダーウィン曰わく、生き残った生物は強いからではなく、変わることができたからだそうです。
アメリカは変われるのでしょうか?

ポケモンによるアメリカ侵略

>2012-01-25 12:42 | meme様

>ネットや知り合いから教えてもらった面白い話があるのですが、アメリカではポケモンがはやり始めた頃、大変な宗教問題に発展した地域があるそうです。
>ポケモンという小さな動物達と協力して少年が冒険するあのアニメは、キリスト教からするとシャーマニズムになるようで映画公開が禁止されたところがあるらしいです。
>結局は子供の大反対にあって公開したそうですが。

面白い話ですね。特に子供の大反対にあって公開したというのも面白いです。しかし、アメリカがとにかくキリスト教原理主義であり、折しも今日オバマ大統領の一般教書演説をAFNで聞いていましたが、最後にいつもと同じ God bress youで締めくくるのを聞いて、もう彼らには空気のように染みこんでおり、意識もしていないのだろうと思ったものです。

神の摂理にゆだねることは、神を深く信仰する人々にとっては当たり前なのでしょうがそれを神に傾倒していない人々に押しつけ、子供を型にはめることは非常に危険です。

むろん、アメリカにも社会主義はあり、共産党もあり、イスラム教ともいますから信教思想言論は自由だと言っていますが、キリスト教が政治を動かしている現実に変わりはありません。

>多神教の日本人からしてみればポケモンなんて生き物が実在しようと、ふーん、程度でしょうがアメリカ人には深刻な問題になるらしいですね。

そうなのでしょうね。実際日本人のロボット好きは世界的に有名でだからこそ、日本はロボット技術、特に最近では人間型ロボットで突出した技術先進国になっています。ロボットの実用化面から言えば、別に人間に似ている必要はなく、むしろ人間に似せることで機械としての性能に制限が出来ますが、それでも人間に似せたロボットに夢中になるのは、日本人の特徴のようです。

キリスト教徒からすれば、人間を作ったのは神であり、その領域を侵そうとする日本人はバベルの塔を建てた連中と同じなのでしょうが、単にそう思うだけならともかく、ロボットに対するマイナスイメージは相当な物のようです。これがキリスト教文化圏におけるロボット技術の停滞を引きおこしているのではないでしょうか。最近は日本文化を通じて若い人間を中心にロボットに対するイメージが大きく変わってきたようですが。

ロボット技術はいわば機械技術の総合であり、この分野における発展度が機械製造技術全体に大きな差を生みだしていると思います。

ポケモンから話がだいぶずれましたが、まあ私はこのような印象を持ちました。

>ポケモンがだめなら名犬ラッシーはどうなんだと言いたくなるのですが、どうも、ポケモンという生き物がある程度人の思考を理解して自律して行動するのがよくないようで。

キリスト教ではあくまで人間が神の許しを得て自然を支配する存在でなければなりませんから、どんなに賢くても犬は人間の支配下になければならず、ポケモンのように人間の少年と同格の存在は許せないのでしょうね(すみません、ポケモンのことは良く知らないので、間違っているかもしれませんが、あの形は一見少年に命令に従っているように見えながら、少年と同格として扱われているような気がした物ですから)

>それなら賢いイルカと同じじゃないか、と思うのですが、なぜかポケモンはキリスト教から嫌われているようです。

人間の僕ではないからであり、まして神の僕であるはずがないからだと思います。

>私はポケモンのアニメゲームをしたことがありますが、あれはポケモンと遊ぶだけではなく、冒険の過程で少年が成長する物語でもあります。
>子供が大人になる過程でああいう作品に触れることは大きな要素であり、そういう多様な価値観をアニメなどで教えるのが日本の見えない教育なのかと思います。

それは本当に感じますね。アメリカの本来のディズニー作品などにそれが全くないと思います。日本アニメのパクリではそのような要素も付け加えたようですが、アメリカンヒーローと言えばキャプテンアメリカやスーパーマンが典型であり、近年の人間くさいヒーロー、人間味のある悪人などは日本の影響があると思っております。

>アメリカではキリスト教というあまりにも強大な権威権力がアメリカ自身を苦しめているようにも感じられます。

そうですね。アメリカ内部にもそれに対する反発は有るのですが、キリスト教を敵に回すと絶対に政権に就くことが出来ません。今後かなり長期間それは続くと思います。

>ダーウィン曰わく、生き残った生物は強いからではなく、変わることができたからだそうです。
>アメリカは変われるのでしょうか?

変われないでしょうね。アメリカのキリスト教原理主義、それに基づくアメリカ至上主義は、中華思想です。中国は崩壊しない限り変われないのと同様アメリカも崩壊しなければ変わらないでしょう。ロシアはロシア正教で国をまとめようとしています。このままではアメリカ以上の原理主義国家になりかねません。到底先はないと思っております。

私は以前アメリカも崩壊はあり得ると書きましたが、アメリカも増大しつつある内部矛盾を抱え、もがいています。唯中国やロシアと違うのは、アメリカには友人がいると言うことでしょうね。だからしばらくはもちこたえるでしょう。アメリカに崩壊されると世界が困るからです。

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