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世界の牽引車

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日本では駄目政権や増税や原発、あゆの離婚などで揺れているが、世界ではもっぱら世界経済の悪化が非常に大きく報道されている。なにしろ、ユーロ圏はアメリカに次ぐ規模の経済圏だが、(17カ国で)その大経済圏がマイナス成長だとのことで大騒ぎになっている。

これに関してのニュースが相次いで出ている。

赤文字は引用

ユーロ圏、今年マイナス成長=新興国減速、日本は1.9%増-世銀

  12年の世界全体の実質GDPは前年比2.5%増と、昨年6月時点の前回見通しから1.1ポイント下方修正された。特にユーロ圏については1.8%増から0.3%減に大幅に改定された。世銀は「欧州は景気後退に突入したようだ」との見解を示した。
  
 そもそも何故これほど世界中の経済状態が悪くなったのだろう。言うまでもない、あのリーマンショックが後を引いており、何度も回復しようと頭を持ち上げては、力つきて倒れ込んでしまうからだ。そして、そのたびに、アイスランドが破綻しギリシャが危なくなり、スペインやアイルランドがおかしくなり、イタリアがもはや駄目とわかり、そしてEU内では比較的ましだったフランスが大幅に落ち込んでいる。
 
 どれもこれも、金が回らなくなったからだ。今回の直接の落ち込みは発端がアイスランドの破綻だが、アイスランドは産業がほとんど無いのに国民に篤い福祉を約束していた。当然金がないのでドイツなどから借りていた。それが、破綻で返せなくなった。
 
 同じことがギリシャで起きた。何しろ前政権が財政状態をごまかしていたのだから始末が悪い。本当は借金で首が回らなくなっていたのに、金は十分にある、みなさんに楽な生活を保障します、公務員は天国です、だから政権を支持してください、と言っていたのだ。
 
 しかしアイスランドもギリシャも本質的に金を返せる状態にない。他国からの支援がなければ生き延びられず、結局多くの国民が出稼ぎに行き、行く先の雇用を奪う。行く先々でまた景気が悪くなる。この繰り返しが始まっているわけだ。
 
 結局欧州の多くの国々は、金を稼ぐ手段がないのに、共通通貨ユーロの恩恵で、ドイツやフランスが稼いだ金を只で使っていたことになる。もしユーロに加盟していなければ独自の通貨は経済状態を反映して下落し、ここまで財政が悪化するまでには成らないはずだった。
 
 いまさらユーロを解体しても解決する問題ではなく、しばらくはドイツが安いユーロを利用し、フランスが安い原発電力を提供して稼ぎ、ユーロを支えるしかないがそれがいつまで続くだろうか。
 
 結局多くの国がマネーゲームでやりくりしていたのが世界中の金融が上手く機能しなくなり一気に破綻したのが今の欧州の経済悪化の原因だろう。それはいずれ訪れる筈だった事態だ。金が生み出せないのに金を動かしていれば、最後にはそうなる。
 
  東日本大震災からの復興途上にある日本は1.9%増と、11年に記録した0.9%のマイナス成長から急速に回復する見込み。世銀は、2.2%のプラス成長を見込む米国とともに、「経済活動は比較的力強い」と分析した。ただ、昨年6月時点の見通しからは0.7ポイントの下方修正で、震災からの急ピッチの成長回復は、昨夏以降の欧州債務危機の深刻化で「勢いがくじかれた」と指摘している。(2012/01/18-11:08)
  
  日本については、なぜあれだけの大災害があり、タイでの洪水などがあり、製造業が大きな打撃を被り、そして電力料金が莫大に上がって、貿易収支が大赤字なのに、成長できるのだろうか。
  
  むろん、日本が金を生み出すシステムをきっちりと保有しているからだ。一つは富を創出する技術であり、もうひとつは海外に保有する莫大な資産から上がる利益だ。
  
  物作りが唯一価値を生み出す手段であることは何度も書いてきた。技術革新があったから、かつて20世紀の初め、世界人口は17億位だったのが、100年後60億を超えた。そしていまは70億を超えている。むろん、世界では貧富の差が激しく、未だに多くの人々が飢餓に苦しみ、多くの人々が満足に食べられていない。しかし、その割合で言えば、100年前よりも大幅に改善されているのだ。
  
 20世紀の初めでは、欧米列強がアジアアフリカを蹂躙し、収奪しそれこそ無数の人間達が飢え死にし、戦争で殺されていた。今では、そのような人々は明らかに減っているし、そして先進国からの支援で生き延びる人も増えている。
 
 今と比べれば、20世紀の初めから人口は4倍以上になっているのだ。それだけの人間がとりあえず生きてゆけるのは、技術革新によって新しく富を作り出すことが出来ているからだ。
 
 今後も人口は幾何級数的に増えてゆくだろう。その人口を新しい富の創出で支えない限り、そのひずみは必ず富の創出の出来ない国に寄せられてゆく。それがヨーロッパになる可能性が高い。なぜなら、ヨーロッパは自らの力で富を作り出したのではなく、かつては植民地経営によって他から収奪してきたのであり、その後は金融ゲームで、過去の遺産を増やしていただけだからだ。
 
 日本はそれらからは無縁だ。植民地経営で他から収奪などはしていない(妄想半島の戯言は放っておくとして)し、金融ゲームで資産運営をしたわけではない。
 
 あくまで技術により富を創出し、もうひとつは他国にある資産からの収益を確保しているから、ヨーロッパとは全く状況が違う。
 
 いわば借金の利子は、相手が破綻しない限りそして借金がなくならない限り、入り続ける。貿易や金融は、相手の経済状態が悪くなれば当然収入にはならない。中国が急速に経済減速をしているのはそのためであり、これは世界経済が回復しない限り回復しないが、日本が取り立てる金は、それとは余り関係がない。それどころか、円高を利用して、日本企業は海外に資産を急速に増やしている。
 
 それが、日本経済の二本柱であり、経済が堅調だというのはその理由だろう。
 
 中国は経済のメッキが剥がれており、おそらく今後も衰退するしかない。誰も中国に金を出さなくなり、中国に注文をしなくなればそうなる。
 
 さて、アメリカが成長するというのも極めて特殊であり、ドルが基軸通貨であるという事実を抜きにしては考えられない。理屈で言えば、アメリカが印刷機を回せばいくらもドルが出てくる。そしてGDPはドル換算なのだから、印刷機の回転数に比例してアメリカ経済は拡大するという仕掛けになっている。
 
 アメリカ以外の国々もドルに対して通貨が安くなっているのだから、アメリカがドルを印刷すれば、日本以外から好きなだけ買えるわけだ。
 
 そして、日本は勝手に円が上昇し、というより他通貨がそろって下落しているのだが、同じことだ、資源が安く買えるし、そして日本は大量の資源や食料を買っているのだから物の値段が高く成らず、何時までもデフレが続く。
 
 アメリカの経済成長とはこのような物であり、そしてアメリカはもともと借金で経済が成り立っているのだから、経済自体がバブルのような物だ。アメリカが借金できるのも軍事力と世界における唯一のスーパーパワーだからであり、それらが失われればアメリカが借金を続ける理由がない。基軸通貨を持ち続けることも出来ない。
 
 アメリカに代わって世界の秩序を一応守り、代償として戦争をする覚悟のある国はなかなか出てこない。ロン・ポール氏の主張がアメリカを破綻させる所以だ。
 
 こう眺めると、どう考えても実体経済で成長し続けている日本、それもこの経済規模で2%もの成長を予想されている日本の特殊性が分かるのではないか。決して日本は不景気ではない。ただ、政府が馬鹿なだけだ。
 

上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてください。但し、内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません

以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

ユーロ圏、今年マイナス成長=新興国減速、日本は1.9%増-世銀

 【ワシントン時事】世界銀行は17日、最新の「世界経済展望」を発表し、2012年のユーロ圏の実質GDP(国内総生産)が前年比0.3%減と、マイナス成長に陥るとの見通しを示した。欧州の財政問題が、金融市場の混乱や貿易縮小を通じて成長のけん引役である新興国に波及していると指摘、「世界経済は著しい下振れリスクと脆弱(ぜいじゃく)性にさらされた極めて難しい局面に突入した」と警告した。
 12年の世界全体の実質GDPは前年比2.5%増と、昨年6月時点の前回見通しから1.1ポイント下方修正された。特にユーロ圏については1.8%増から0.3%減に大幅に改定された。世銀は「欧州は景気後退に突入したようだ」との見解を示した。
 東日本大震災からの復興途上にある日本は1.9%増と、11年に記録した0.9%のマイナス成長から急速に回復する見込み。世銀は、2.2%のプラス成長を見込む米国とともに、「経済活動は比較的力強い」と分析した。ただ、昨年6月時点の見通しからは0.7ポイントの下方修正で、震災からの急ピッチの成長回復は、昨夏以降の欧州債務危機の深刻化で「勢いがくじかれた」と指摘している。(2012/01/18-11:08)
 

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コメント

ヨイしょ?  になるのかな

> たかおじさん様

他のエントリーでもコメントを...とのお誘いが有りましたので、図に乗らない程度で書き込みます。

このエントリーの基本論旨であります、

> どう考えても実体経済で成長し続けている日本、...決して日本は不景気ではない。

につきまして同意致しますと共に、同様の見方を示す記事、NYタイムズに寄稿された「The Myth of Japan’s Failure(日本失敗という作り話)」を取り上げた記事を下記の通り紹介しましょう。

http://diamond.jp/articles/-/15712

また、日本の経済学者が同様の見方を述べた記事も下記の通り紹介しましょう。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34340

まぁ、「日本の失われた20年」と呼ばれ反面教師とされていた日本の状況をキチンと見直してみると、

◇過剰債務削減を先行して経験いるだけで、米国や欧州もその後を追っている。

◇現実の日本経済は、一人当たりのGDPや対外収支や純資産で見ると順調に伸びている。

との論調で日本社会の持つ社会の一体性や団結力を考えると、欧州社会や米国社会の直面している困難さは大変な所に来ているとの見解です。但し、同時に日本政府の無能さと日本社会の持つ同化圧力のマイナスも指摘しております。

以上、如何でしょうか?

ヨイしょ?  になるのかな

>2012-01-19 16:09 | ムフフ様


よいしょにはならんですよ。事実だから。


>につきまして同意致しますと共に、同様の見方を示す記事、NYタイムズに寄稿された「The Myth of Japan’s Failure(日本失敗という作り話)」を取り上げた記事を下記の通り紹介しましょう。
>
>http://diamond.jp/articles/-/15712

この記事は初見ですが、同様の記事はいくつか有るようで、私のブログでも採り上げたと思います。記憶では、

エントリー「ジパング」で紹介した
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819499E0E6E2E28A8DE0E6E3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819696E0E6E2E2888DE0E6E3E2E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
WLロスCEO 「日本、見過ごされている強みある



エントリー「円高の恵み」で紹介した
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=53909
日本問題専門家が語る、「誰も知らない1.8個分の日本」―中国紙

等があると思いますが、結局日本は決してこの20年、海外から馬鹿にされているような経済停滞などしていないという事実を指摘している物です。しかしそれを一番理解していないのが日本国民でしょう。

>また、日本の経済学者が同様の見方を述べた記事も下記の通り紹介しましょう。
>
>http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34340

池田氏のこの記事については読みましたが、要するに私がくみ取ったのは、日本のバブルは日本国内で済んだが、リーマンショックは他国からの債務で経済が成り立っていたアメリカ発祥であるため、世界中にそのマイナス効果が波及し、しかも富と創出できないヨーロッパが最も影響を被ったということ。

一国でしっかりとバブルの始末をつけ、しかもその最中でさえ富を生み出し続けている日本という国の特殊性を、日本人は理解すべきだと思った次第です。

>◇過剰債務削減を先行して経験いるだけで、米国や欧州もその後を追っている。

はい、ところが、債務を埋め合わせる財源が、欧米にはないと言う問題があります。
>
>◇現実の日本経済は、一人当たりのGDPや対外収支や純資産で見ると順調に伸びている。

いかにも。何故かは言うまでもありません。

>との論調で日本社会の持つ社会の一体性や団結力を考えると、欧州社会や米国社会の直面している困難さは大変な所に来ているとの見解です。但し、同時に日本政府の無能さと日本社会の持つ同化圧力のマイナスも指摘しております。

そうですねぇ。この日本でこれほど最悪の政府が誕生したのは何かの因縁なんでしょうか。また、日本人が日本の景気は決して悪くはないと思えないのは、政府が縮み思考だからですが、 現実に生活保護所帯が増え続けているとか、国債発行残高がそのまま国の借金だ等との宣伝が行き届いているためでしょうね。きちんと収入を得ている人は騒がないけれど、他の人に比べて貧しいと思う人は大声でわめきますしね。

>以上、如何でしょうか?

ええ、よいしょではなく、その通りだと思いますよ。

そう、それは事実でしょう

> たかおじさん様

チョッと冗談めかした題で、失礼しましたでしょうか?

もちろん、書いた本人の私は ヨイしょ なんて思っていない訳で、客観的な立場でも 「たかおじさん様の見方が妥当と云うのは他のジャーナリストの記事からも分かりますよ」 と他の方々にお伝えしたい思いが有っての表現でした。

さて、日本経済はソコソコうまく行っているのですが、その中の家計部門はソコソコとは言えない部分が拡大して来ているのは確かでしょう。 反対に企業部門は、特に大企業はリストラや買収・売却を通じて更に力を付けて来ています。...家電業界や半導体業界は、三星や金星の後塵を拝したりしていますが

それなのに、消費税率増と法人税減税を叫んでいる経団連なんかは、どうかと思いますが。 大前研一氏のニュースの中で、倒産したコダックと違って富士フィルムは2兆円のキャッシュを保有していた とか有りましたが、日本の大企業はかなり キャッシュリッチな状態が続きながら新規投資、特に国内投資は抑えて来た状況です。

日本政府の政策がお粗末な為に、海外からの投資のみならず日本企業の投資が国内に向わず、結果として税収が落込み財政赤字が拡大と。

選挙での落選回避、天下りと権限の確保の自己保身に走るお粗末なミンス政府と官僚とそれに癒着する老害?経団連に対して声を上げてゆかなければ、日本の未来は危ういように思います。

それにしても、声を上げる先頭に立つべきジャーナリズムが朝日新聞を始めとするマスゴミに毒されているは、なんとも残念です。...根津先生が子供達に反・日の丸や反・君が代を話すのは言論の自由とか のたまいそうな反日左翼から財務省のご機嫌を伺って消費税増キャンペーンにまっしぐらのお上のポチまで混在と。

対露戦を乗り切った当時の日本から何が原因でどう変質したのか? との切り口でも考えてみようかなと思う
此の頃です。 

No title

>ムフフ様

このコメントはコメント管理欄に出てくるのに、表のコメント欄に反映されていません。理由はちょっと不明ながら


> チョッと冗談めかした題で、失礼しましたでしょうか?


いえいえ、そんなことはありませんよ。十分理解して、冗談めかして返しただけです。

> さて、日本経済はソコソコうまく行っているのですが、その中の家計部門はソコソコとは言えない部分が拡大して来ているのは確かでしょう。

それは言えます。が、以前も書いたように、要求の質が上がってきていると言う面もあります。また、インフラ整備が進んできたために、個人が資産を持つ必要性が無くなってきた事実もあります。昔は、車などの移動手段を持たない人間は遠くへ出かけることが出来ませんでした。したがって、無理をしても車を持つ必要があり、それは資産家だけの特権でしたが、今は個人で車が無くても都市部では不自由はありません。個人資産が増えていなくても、昔の資産家と同じことが出来るわけです。

生活の質が本当に下がっているのか上がっているのかは、この要求の質を無視しては考えられないでしょう。しかし家計に閉塞感が出ているのは確かです。

> 反対に企業部門は、特に大企業はリストラや買収・売却を通じて更に力を付けて来ています。...家電業界や半導体業界は、三星や金星の後塵を拝したりしていますが

企業は利益を上げるのが目的であり、利益が上がらない部門を整理するのは当然です。三星や金星の後塵を拝している件については何度かエントリーに挙げていますのでたとえばエントリー「サムソン功成って万骨枯る」などをご覧いただければ幸いです。

> それなのに、消費税率増と法人税減税を叫んでいる経団連なんかは、どうかと思いますが。

問題外です。米倉涼子、もとい米倉会長などは、以前は癌総理に肩入れしていながら世論が癌総理を突き放すと自分も突き放すような男。先見性の全くない人物です。

>大前研一氏のニュースの中で、倒産したコダックと違って富士フィルムは2兆円のキャッシュを保有していた とか有りましたが、日本の大企業はかなり キャッシュリッチな状態が続きながら新規投資、特に国内投資は抑えて来た状況です。

社内留保があるのは企業として当然でしょうね。不当利益でない限りそれは企業の裁量に任せるべきですから。実際に投資対象がなければ、投資をしないのは企業論理として当然と思いますよ。国内投資がないのは、コスト高と抵需要などがあると思います。

それは政府の景気対策が成っていないから問い面もありますね。コダックがポシャッタのはフィルムカメラにこだわり、電子化に乗り遅れたからです。かつて初めてヨーロッパに行ったとき、フィルムと言えばコダックか一部アグファゲバルト(AG)くらいしかありませんでしたね。日本製のはないのか、と訊いたら、日本でフィルムを作っているのかと言われる始末。

日本でもフィルム会社は、電子関連会社に対しやはりかなり不利なようだし、膨大なフィルム生産インフラが今では重荷になっていますから富士フイルムの事情も分かりますね。日本全体としては、写真産業はデジタル化して以前よりも隆盛だと思いますよ。

日本の水晶時計がスイスの時計産業を駆逐し、日本の電子カメラがドイツのカメラ産業を潰し、コダックを倒産させAGを写真産業から追い出し、日本の二輪車産業がアメリカやヨーロッパの二輪車を倒し、なお自動車産業が世界のトップグループを独占しているのは否定しようがありません。原子力産業は日本が全てを握っていると言って過言ではありません。産業の移り変わりは必然であり、多くの部門で日本がそのきっかけを作っている歴史もその理由と共に認識すべきだと私は思います。まあ、他国からは恨まれているでしょうけどね。

> 日本政府の政策がお粗末な為に、海外からの投資のみならず日本企業の投資が国内に向わず、結果として税収が落込み財政赤字が拡大と。

よいしょでなく、同意します。

> 選挙での落選回避、天下りと権限の確保の自己保身に走るお粗末なミンス政府と官僚とそれに癒着する老害?経団連に対して声を上げてゆかなければ、日本の未来は危ういように思います。

全くです。

> それにしても、声を上げる先頭に立つべきジャーナリズムが朝日新聞を始めとするマスゴミに毒されているは、なんとも残念です。...根津先生が子供達に反・日の丸や反・君が代を話すのは言論の自由とか のたまいそうな反日左翼から財務省のご機嫌を伺って消費税増キャンペーンにまっしぐらのお上のポチまで混在と。

嘆かわしいですね。

> 対露戦を乗り切った当時の日本から何が原因でどう変質したのか? との切り口でも考えてみようかなと思う此の頃です。

人間は脅威に対して目をつぶり、脅威がないことにしてしまう性癖があります。脅威を見つめ分析した遺作を建て克服する能力を失った人間はそこでおしまい。国家も同じことです。

実際に存在する多くの驚異に目をつぶり、無いことにする政治家や官僚、マスコミがこの国を駄目にしてしまうかもしれませんね。

そう、それは事実でしょう

>ムフフ様

> チョッと冗談めかした題で、失礼しましたでしょうか?


いえいえ、そんなことはありませんよ。十分理解して、冗談めかして返しただけです。

> さて、日本経済はソコソコうまく行っているのですが、その中の家計部門はソコソコとは言えない部分が拡大して来ているのは確かでしょう。

それは言えます。が、以前も書いたように、要求の質が上がってきていると言う面もあります。また、インフラ整備が進んできたために、個人が資産を持つ必要性が無くなってきた事実もあります。昔は、車などの移動手段を持たない人間は遠くへ出かけることが出来ませんでした。したがって、無理をしても車を持つ必要があり、それは資産家だけの特権でしたが、今は個人で車が無くても都市部では不自由はありません。個人資産が増えていなくても、昔の資産家と同じことが出来るわけです。

生活の質が本当に下がっているのか上がっているのかは、この要求の質を無視しては考えられないでしょう。しかし家計に閉塞感が出ているのは確かです。

> 反対に企業部門は、特に大企業はリストラや買収・売却を通じて更に力を付けて来ています。...家電業界や半導体業界は、三星や金星の後塵を拝したりしていますが

企業は利益を上げるのが目的であり、利益が上がらない部門を整理するのは当然です。三星や金星の後塵を拝している件については何度かエントリーに挙げていますのでたとえばエントリー「サムソン功成って万骨枯る」などをご覧いただければ幸いです。

> それなのに、消費税率増と法人税減税を叫んでいる経団連なんかは、どうかと思いますが。

問題外です。米倉涼子、もとい米倉会長などは、以前は癌総理に肩入れしていながら世論が癌総理を突き放すと自分も突き放すような男。先見性の全くない人物です。

>大前研一氏のニュースの中で、倒産したコダックと違って富士フィルムは2兆円のキャッシュを保有していた とか有りましたが、日本の大企業はかなり キャッシュリッチな状態が続きながら新規投資、特に国内投資は抑えて来た状況です。

社内留保があるのは企業として当然でしょうね。不当利益でない限りそれは企業の裁量に任せるべきですから。実際に投資対象がなければ、投資をしないのは企業論理として当然と思いますよ。国内投資がないのは、コスト高と抵需要などがあると思います。

それは政府の景気対策が成っていないから問い面もありますね。コダックがポシャッタのはフィルムカメラにこだわり、電子化に乗り遅れたからです。かつて初めてヨーロッパに行ったとき、フィルムと言えばコダックか一部アグファゲバルト(AG)くらいしかありませんでしたね。日本製のはないのか、と訊いたら、日本でフィルムを作っているのかと言われる始末。

日本でもフィルム会社は、電子関連会社に対しやはりかなり不利なようだし、膨大なフィルム生産インフラが今では重荷になっていますから富士フイルムの事情も分かりますね。日本全体としては、写真産業はデジタル化して以前よりも隆盛だと思いますよ。

日本の水晶時計がスイスの時計産業を駆逐し、日本の電子カメラがドイツのカメラ産業を潰し、コダックを倒産させAGを写真産業から追い出し、日本の二輪車産業がアメリカやヨーロッパの二輪車を倒し、なお自動車産業が世界のトップグループを独占しているのは否定しようがありません。原子力産業は日本が全てを握っていると言って過言ではありません。産業の移り変わりは必然であり、多くの部門で日本がそのきっかけを作っている歴史もその理由と共に認識すべきだと私は思います。まあ、他国からは恨まれているでしょうけどね。

> 日本政府の政策がお粗末な為に、海外からの投資のみならず日本企業の投資が国内に向わず、結果として税収が落込み財政赤字が拡大と。

よいしょでなく、同意します。

> 選挙での落選回避、天下りと権限の確保の自己保身に走るお粗末なミンス政府と官僚とそれに癒着する老害?経団連に対して声を上げてゆかなければ、日本の未来は危ういように思います。

全くです。

> それにしても、声を上げる先頭に立つべきジャーナリズムが朝日新聞を始めとするマスゴミに毒されているは、なんとも残念です。...根津先生が子供達に反・日の丸や反・君が代を話すのは言論の自由とか のたまいそうな反日左翼から財務省のご機嫌を伺って消費税増キャンペーンにまっしぐらのお上のポチまで混在と。

嘆かわしいですね。

> 対露戦を乗り切った当時の日本から何が原因でどう変質したのか? との切り口でも考えてみようかなと思う此の頃です。

人間は脅威に対して目をつぶり、脅威がないことにしてしまう性癖があります。脅威を見つめ分析した遺作を建て克服する能力を失った人間はそこでおしまい。国家も同じことです。

実際に存在する多くの脅威に目をつぶり、無いことにする政治家や官僚、マスコミがこの国を駄目にしてしまうかもしれませんね。

補足です

> たかおじさん様

元気な日本企業の例として、倒産(チャプター11申請)したコダックと対比させて富士フィルムの例を挙げたのですが、その日本企業の良さと欧米企業の良さを合わせ持ったような成功例の詳細について紹介しましょう。

...基本論旨は大前研一氏からの受け売りですが、業界情報もチョッと追加して

消耗品ビジネスの典型であります写真フィルム業界において、それを消滅させる写真のデジタル化を発明したのは、コダックとの事です。 当然、コダックもフィルムビジネスからの脱却を目指し、デジカメやデジタル印刷及び医薬品部門へ多角化を図ったが成功せず、此処に至ったと。

一方、富士写真フィルムも同様にデジカメの他に電子材料や化粧品および事務機に投資し、それが功を奏して売上 2兆2千億円強で経常利益 1千2百億円弱(2011年3月)の規模に成長した。

この差を生んだ大きな要因は、豊富な手持ち資金の差であるというのが大前氏の見解です。先ずは富士ゼロックスの買収や化粧品への投資、速やかなリストラへの資金手当等々、確かに利益の多くを株主配当に向けざるを得ない米国企業では富士フィルムのような2兆円規模の内部留保は無理でしょう。

そして、米国企業お得意の時価総額をバックにしたエクイティファイナンスでは、下り坂の局面でスピーディに必要な資金を手当するのは困難でしょう。特に沈み始めた船からネズミが逃げだそうとしている場面では。

また、似たような運命を辿った米国の高収益企業、ポラロイドの消滅を思い出していただければ、GEのような成功例も有りますが米国企業での業種転換が如何に難しいかお分かりかと。

もちろん、富士写真フィルムにても2兆円のキャッシュが有るからといって成功が約束されている訳ではなく、成長期のLCD業界に着目して視野角補償フィルムや偏向板保護フィルム、カラーフィルターのトランサーフィルムの開発と量産化を達成した技術力や、キャノンやニコンのみならず携帯電話が競争相手となったデジカメ部門の縮小等の合理的な戦略と経営力が無ければ僅か数年で市場が消滅してしまうと云う難局を乗り切れなかったでしょう。

まぁ、富士ゼロックスの買収は資金力の賜物で、化粧品やヘルスケアへ進出できたのは抗酸化剤の知見が転用できたと云う幸運が作用していると思いますが。

以上、エコノミスト誌では日本企業らしくない例としていますが、私はそうでもないかな...と思っております。

補足です

>2012-01-20 16:45 | ムフフ様

>消耗品ビジネスの典型であります写真フィルム業界において、それを消滅させる写真のデジタル化を発明したのは、コダックとの事です。 当然、コダックもフィルムビジネスからの脱却を目指し、デジカメやデジタル印刷及び医薬品部門へ多角化を図ったが成功せず、此処に至ったと。

後述されているように、アメリカ企業は株主の利益のために経営をするわけで、日本ではよほどのことがない限り、株主が経営に口出しをすることはありません。会社という物に対する根本的な認識が違うからでしょう。

>一方、富士写真フィルムも同様にデジカメの他に電子材料や化粧品および事務機に投資し、それが功を奏して売上 2兆2千億円強で経常利益 1千2百億円弱(2011年3月)の規模に成長した。

仰るとおりでしょうね。どうして、コダックがせっかく開発したデジタルカメラで主導権を握ることが出来なかったのか。多分にアメリカの製造力にあると思います。何度も書いておりますが、アメリカには開発力があるのに製造技術がありません。iPhoneなどその典型でしょうね。ほとんどが海外で作られています。

思い出すのは、世界初の電子時計を発明したブローバ社がとうとう、電子時計では覇権を取れずことごとく日本勢に破れたなどがあります。日本が優れた技術とすそ野が広く高い製造力で先行する海外他社を駆逐した来たのはそれが唯一の理由だと思っております。

象徴的なのが、現在GMが生産高一位に返り咲いたとのことですが、あくまでトヨタの震災における生産高の落ち込みと、なりふり構わぬ米政府によるトヨタ叩きによる物であって、決して自力による物ではありません。トヨタが戦略上一位になるかどうかは分かりませんが、世界市場ではおそらくGMはトヨタに負け続けるでしょうね。資金力ならGMは本来もっと巨大だったはず。しかし金融ゲームで儲けることを株主優先でやったためと、やはり技術革新が出来ていないためです。

>この差を生んだ大きな要因は、豊富な手持ち資金の差であるというのが大前氏の見解です。先ずは富士ゼロックスの買収や化粧品への投資、速やかなリストラへの資金手当等々、確かに利益の多くを株主配当に向けざるを得ない米国企業では富士フィルムのような2兆円規模の内部留保は無理でしょう。

したがって、資金力のみと考えるのは間違っていると思います。あくまで企業の技術力を支えるすそ野と、株主の会社に対する認識の違いが主因でしょうね。資金力の差が出たとすれば、これらの主因による物だと考えます。資金力なら、GEやGMは巨大ですよ。

>そして、米国企業お得意の時価総額をバックにしたエクイティファイナンスでは、下り坂の局面でスピーディに必要な資金を手当するのは困難でしょう。特に沈み始めた船からネズミが逃げだそうとしている場面では。

全くです。基本的に製造力が無く、借金で経済運営をしている国での企業ではそうでしょうね。

>また、似たような運命を辿った米国の高収益企業、ポラロイドの消滅を思い出していただければ、GEのような成功例も有りますが米国企業での業種転換が如何に難しいかお分かりかと。

GEが成功例なのかどうかは分かりません。今のGEは決して総合電器会社ではなく、複合産業であり、電気会社としてGEが成功したかどうかは別です。まあ、電気製品でも医学分野などでは突出していますが。

>もちろん、富士写真フィルムにても2兆円のキャッシュが有るからといって成功が約束されている訳ではなく、成長期のLCD業界に着目して視野角補償フィルムや偏向板保護フィルム、カラーフィルターのトランサーフィルムの開発と量産化を達成した技術力や、キャノンやニコンのみならず携帯電話が競争相手となったデジカメ部門の縮小等の合理的な戦略と経営力が無ければ僅か数年で市場が消滅してしまうと云う難局を乗り切れなかったでしょう。

そうですね。つまりは先を見通し準備し計画を立て実行する能力と、それを支える体制が国にあるかどうかです。今の政府はその体制をぶちこわそうとしていますが。

また、目先の利益ではなく、経営者の先を見通す目が日本では求められ、アメリカではクビになる違いですね。

>以上、エコノミスト誌では日本企業らしくない例としていますが、私はそうでもないかな...と思っております。

はい、エコノミストとは、かつては欧米型の企業経営から日本は遅れているとばかり言っていた連中ですし、韓国に負け続けるとも言っていましたからね。まあ、その程度の話として聞いておけばいいかと思います。

日本企業の成功は、日本だからでありそれは自明の理の筈なんですが。

追補足ですみません

> たかおじさん様

この件、話が長くなって済みませんが、

大前氏が誤解を受けないように、且つ たかおじさん様の株主への着目点の適正さを補強する目的で、大前氏の記事、全文を下記の通り紹介致します。

http://www.lt-empower.com/koblog/viewpoint/1784.php

大前氏も、富士フィルムが2兆円のキャッシュを保有できた理由、つまり日米の株主要求の差(社会における企業の位置づけの差)を明暗を分けた原因として述べております。

また、その記事に詳細は書かれておりませんが、コダックが自社の技術資産や知見を生かして生き延びようとデジカメに注力したり医薬品に参入したり、富士フィルムと同様のコダックの努力も分析してのことと推測いたします。

※特にデジカメ分野は、技術力と資金力があっても成功を続けるのは困難な業界で、日本でも有力なカメラメーカーや電子機器メーカーも撤退に追い込まれ、高級カメラのブランドを持っている等の特色がある企業しか生き残りが見えない現状です。(パナソニックは例外?) これも、携帯電話にカメラが搭載されるた為、量を稼ぐ底辺のセグメントが消失してしまうだろう状況を生んだ技術革新がもたらした結果ですが。

追補足ですみません

>2012-01-21 10:15 | ムフフ様


>大前氏も、富士フィルムが2兆円のキャッシュを保有できた理由、つまり日米の株主要求の差(社会における企業の位置づけの差)を明暗を分けた原因として述べております。
大前氏一人ではなく、まして私の分析でもなく、この見方は昔からかなり多くありました。ただ、株主のために利益を上げるのが目的で、そのために短期間で利益を生み出す金融に手っ取り早く手を出すアメリカ企業をもっと見習えと言っていた専門家も日本には居たようですよ。アホめと思ってましたが。

それはさておき、

>また、その記事に詳細は書かれておりませんが、コダックが自社の技術資産や知見を生かして生き延びようとデジカメに注力したり医薬品に参入したり、富士フィルムと同様のコダックの努力も分析してのことと推測いたします。

本来コダック社は技術力の高い会社です。現実にコダックフィルムの発色の良さからコダックしか使わないと言う写真家も結構居たようです。自分で現像しない限り、そのメリットはないのでしょうけれど。
>
>※特にデジカメ分野は、技術力と資金力があっても成功を続けるのは困難な業界で、日本でも有力なカメラメーカーや電子機器メーカーも撤退に追い込まれ、高級カメラのブランドを持っている等の特色がある企業しか生き残りが見えない現状です。(パナソニックは例外?) これも、携帯電話にカメラが搭載されるた為、量を稼ぐ底辺のセグメントが消失してしまうだろう状況を生んだ技術革新がもたらした結果ですが。

それはそうでしょうね。価格が下がるというのも技術革新の故です。かつて電卓は弁当屋(中身を買ってきて箱に詰め込むだけだから)と言われるくらい何十社も乱立し、結局今ではシャープとキャノンくらいしか残っていないのではないでしょうか。なにしろ、100円ショップで買えますし、携帯電話でも電卓機能が付いてますしね。

電子時計も、カメラもそうです。パソコンもスマホが普及すればそれで十分だという顧客もたくさん居るでしょうし、パソコンはもう事業として儲かる部門ではなくなっているのでしょうね。

LED照明、携帯電話、プリンター、テレビなどなど、このような先端技術品は業者が乱立したたき合いをして最終的にはいくつかの会社に淘汰されます。それに勝ち残るには、膨大な資金力と信用力、開発力がいるわけで、日本企業は、基幹技術を握っているから、喩え製品価格が下がっても残るでしょう。

韓国がその内の資金力のみを頼みに売り上げを伸ばしていますが、技術力がないので、結果として売れば売るほど日本に貢ぐ形になっています。最終的に残るのは難しいと思いますよ。アメリカ企業には長期の資金力と、製造力(開発力はあるのですが)がなく、これも長期には難しいでしょうね。極めて特殊な航空産業や兵器産業以外は勝ち目はないと思います。それ以外では、韓国と同じ運命をたどりつつあるようです。

欧州は全てに於いて勝ち目はないでしょうし、中国はロンのガイ。

ガラパゴスも今となっては大変なメリットでした。日本企業は矢張り特殊ですね。消去法でどこかが残るとすれば、日本企業だと思いますし、先端技術製品では例外なくそうなっていますね。むろん、韓国が売っている製品の中身が日本製で、日本に貢いでいる現象も含めてそう考える次第です。

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