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菅総括2

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野田氏が民主党代表になり、今日の国会に於ける使命選挙では、衆参両院で野田氏が次期総理に指名されたとのこと。ここまで来たら、まさかいくらなんでもあの卑怯で卑劣で嘘つきで無責任で無知で無能な菅総理でも、総理大臣は辞任しない等と言い出さないとは思うが。

私は何があっても彼は任期いっぱい総理の椅子にしがみつく可能性があると思っていた(まだ100%払拭されたわけではないとしても)から、まずは嬉しい誤算だろう。

だが、両手を挙げて万歳は出来ない。野田氏の財政感覚が今の状況では破壊的だからだ。ただ、野田氏は挙党一致だ、恩讐を越えて云々と言っているし、人事でも党内から広く閣僚を任命すると言っているから、何が何でも増税をごり押しできるわけではないだろうし、これを推進するためにはどうしても自民の協力がいるので、しきりに自民に大連立の粉をかけている。どうなることやら。今の段階で自民がそれに乗るとは思わないが、なにしろ反民主がこれだけ高まっているのにそれに乗ずることの出来ない自民だから、閣僚ポストなどと言われてパクリと食いつくなど、・・・いやいや、無いだろう。

不吉な予想はとりあえず止めて、昨日の続き。

全ての不信感、東電がはけ口

だが、その後分かってきたのは、現場を理解しない上スタッフも信用せず、イライラを「東電不信」という形でぶつける最高指揮官の姿だ。冷静さを失った菅が自ら作り出した「東電不信」-。首相は26日、正式に退陣を表明するが、東日本大震災を「天災」から「人災」に変質させた首相の混乱ぶりを改めて検証する。(今堀守通)

これと同じようなことは当初から繰り返し伝えられており、菅氏が極めて気の小さい、覚悟のない人間だとの印象を国民に植え付けたようだ。パニックになった原因が、災害の大きさから日本という国が受けたダメージを思ってのパニックではなかった。あくまで、自分の思い通りにならないことへのパニックだったのは、その後の様々な行動から分かる。

なにしろ、原発事故にすっかりとりつかれ、自分の命令で解決することに拠る自分への人気を高めることばかりが優先し、同じく大きな、置き去りにされまさに命の危機に瀕している人々への配慮はまったく菅氏にはなかった。結局、菅氏が口出しをし、命令をし、関係者を怒鳴りつけたのは全て原発関係であり、その時点で行方不明になっている人々や、孤立して救助を待つ人々への指示ではなかった。


とここまで書いて、ひょいとニュースを観たら興石氏が幹事長だそうだ。ま、期待は出来ないとは思っていたが、彼は民主の癌の一つだと思っている。

山教組問題引きずる輿石幹事長は心配


 自ら「教育の政治的中立はありえない」と公言する輿石氏。教育評論家の小林正氏は「山教組が教員を選挙にかり出した問題などはうやむやにされている。日教組の利益代表者が与党幹事長として国政を牛耳る立場に立つのは大いに心配だ」と話す。
 
 要するに、興石氏は、教育とは思想教育であり政治的な中立などあり得ないと公言する人物だ。自分の思想を次世代に押しつけることに何のためらいも持たない人物が政治の中心に座るこの問題の大きさを野田氏は何とも思わないのだろうか。


 5議員には輿石氏も含まれ、9500万円を受領。「政治資金オンブズマン」の上脇博之神戸学院大教授は「党内融和を図るための人事だろうが、政治とカネの点から見ると、こうした人物が政治資金の配分権を握ることには、問題があると言わざるを得ない」と話す。
 
 そして、興石氏は金の問題でも極めて不透明な経歴を有する人物であり、そのような人間が党のというより、政府の金の流れを握る。

 上脇氏によると、こうした手法は小沢氏の率いた新進、自由両党でも横行し、藤井裕久元財務相ら5議員に計76億円余が支出され、いずれも使途不明になった。上脇氏は「いずれも裏金になった可能性がある」と指摘している。
 
 裏金とは、むろん、個人のために政府の金を流用すると言うことだ。過去にも同様の疑いを持つ人物を党の要に据えたところで、野田氏の立ち位置が分かる。期待は出来ない。

マイナス100点と酷評も 原発事故対応は犯罪に近い

 ようやく退陣することになった菅直人首相。1年3カ月近くの政権の評価を識者らに聞くと、ほぼ一様に厳しい声が相次いだ。
 
 曲がりなりにも国民が選んだ(かなり疑問のある選出ではあるが)総理大臣に正面切って逆らうことは出来ない。異を唱えても怒鳴られ聞く耳持たない総理大臣に対し、信を置けという方が無理だろう。

 「点数を付けるならマイナス100点」と切り捨てるのは政治評論家の森田実氏。「内閣不信任案を否決させるため(首相を)辞めるとうそをついた」と指摘し、その後の2カ月余りを「内政も外交も全部止まり、ガタガタになった」と話す。
 
 2ヶ月もなにも、民主政権になってから、何か良いことが一つでもあったろうか。一生懸命思い出してみるのだが、本当に何一つない。外交、経済、産業振興、教育、歴史認識、そして、災害復興。菅総理の辞任詐欺の二ヶ月だけではない、二年間、全てが停まり、悪化し、がたがたになったのだ。
 
 一方、原発問題に取り組む市民団体からは「『脱原発依存』を打ち出したのは特筆すべきだ」との意見も聞かれた。
 
 もちろん、そうだろう。彼らは日本がどうなろうと自分たちが脱原発を主張していたことに菅総理が乗ったことだけが評価できるのだろう。が、彼らの存在自体が評価できないのだから、菅総理が彼らに評価されるとはむしろマイナスなのだが。

 
菅総理夫妻は「日本を乗っ取った恐るべき強欲夫婦」の評出る

しかも、菅直人総理が人気取りの思いつきで何らの法的根拠もなく浜岡原発を停止させてしまった煽りで、電力不足の問題は日本中に広がってしまっている。

 それにしても、民主政権になってから、総理大臣夫人がこれほど目立つようになるとは思わなかった。前総理の鳩山総理夫人は宇宙人であり、目立つことだけが目的でその手段は一切考えなかった。自分が目立つことでご亭主が馬鹿にされている、むろん、前総理が馬鹿にされていたのはご婦人のためだけではないが、ことなど、一切お構いなしだった。周囲の思惑など一切考えないところは、確かに地球人離れしていたのだが、その次の総理夫人は強欲で政治に明らかに口出しをしていた。
 
 むろん、総理夫人がご亭主に影響を与えるのは当然だろう。が、それはあくまで二人の関係であり、夫人があまり表に出てくることは控えた方がよいのではないかと思われる。なぜなら、総理大臣はそれでも選挙を経て、喩えだましたにしても国民の審判を受けてその地位に就いているのだが、夫人は唯偶然からその地位にいるだけであり、妻として夫に影響を及ぼすのは当然としても、それは公の政治活動であってはならないということだ。
 
 ただし、過去にも総理大臣の妻と言うだけではなく、自分が社会的に大きな影響力を持つ場合はあった。有名なのは三木武夫夫人の睦子氏等だろう。ただ、あまりにリベラルすぎて(無論否定的な意味)とうてい賛同はしかねるが。
 
 アメリカでも大統領夫人が話題になるが、場合によっては大統領のブレーンとして活動する場合もある。クリントン大統領夫人のヒラリー氏等がそうなのだろうが、彼女は後に大統領候補に立つくらいの政治的基盤があるから、普通のファーストレディとは違う。
 
 欧米の社交界的習慣からファーストレディが注目されるが、あまりに露骨な政治介入は嫌われ、結局は夫を立てる賢夫人として評価される。
 
 が、先の鳩山総理夫人にしても現在の菅総理夫人にしても、賢夫人としての評価は全くゼロであり、大いに夫の足を引っ張っただけではないのか。この両名ほど、悪名の高いファーストレディは今まで居なかったと思う。願わくは、野田総理(なるとして)夫人は前車の轍を踏まないでいただきたいと思う。
 
 その後は、子どもの言い訳のような詭弁を弄して総理の座に居直り続けている。伸子夫人に至っては、「これまでの首相がいとも簡単にやめてしまったことのほうが不思議だ」と放言したという。なんとも恐るべき強欲夫婦に日本は乗っ取られてしまった。
 
 まあ、伸子夫人はとにかく総理大臣夫人の立場が大切であり、その質を問われるなど夢想だにしていないのだろうと思う。

未開国と新興国の境目は、法の支配とインフラの整備から始まる。その2つの条件が備わらなければ、企業は経営計画を立てられず、国は経済成長に必要な投資を集めることができない。菅総理は、世界第3位の経済大国の日本を、時の権力者の気まぐれな思いつきで工場の操業が止められてしまうような未開の状況に貶めてしまったのである。

結局、菅総理の最大の悪は、これだろう。法治国家である日本に於いては、何をするにも政治的判断は法に則っているかだ。しかし、彼はあまりに法に無知であり(たとえば自分が自衛隊の最高指揮官であることさえ知らなかったし、また非常事態宣言の意味も知らなかった)そして、法を尊重する意識がなかった。だから、法的根拠のない勝手なことをさんざんやり、日本を引っかき回した。最たる物が、法的根拠のない浜岡原発停止要請や、法的根拠のない各種のブレーン団体、たとえば復興構想会議などを乱立した。

法的根拠に拠らず、総理が思いつきで他者の利益を損なう行動をすることは有ってはならない筈だ。

飲み 食べ 遊ぶ 菅夫妻お気楽公邸生活

 退陣秒読みとなって、菅夫妻のお気楽生活がエスカレートしている。連日、高級料理に舌鼓を打ち、最後の公邸暮らしを満喫。視察に行っては「楽しいな」と、遊び呆けているのだ。
 
 結局食い物の恨みは大きい。政治的能力のない人間が偶然と騙しのテクニックで総理の地位に就いたが、もちろん、総理としての責任感も知識も能力もなければ早晩普通ならその地位を退かなければならないが、二度と巡ってこない地位を彼らは権力誇示に使い、そして贅沢三昧に使った。一番賤しい人間のすることではないのか。

 退陣を表明した10日からは、3夜連続で伸子夫人や側近議員と豪華メシを食いに出かけ、「どういう神経なのか」と周囲を呆れさせたが、その後も反省の色はゼロ。スッカラ菅は精力的に飲み、食べ、遊ぶ。
 
 むろん、こうなると精神的には唯の豚であり、食い遊ぶことだけが全てになっている。折しも、リビアでは反政府勢力がカダフィ政権を倒し、彼の住居を占拠したが、中は本当に退廃の極であったらしい。そんな独裁政権でも、アフリカ随一の石油産出国であるという理由で、アメリカはその独裁には目をつぶり、中国は積極的に支援していた。また話がそれた。
 
 要するに菅夫妻の権力に対する意識とは、カダフィ大佐と大差がないと言うことだ。
 

菅首相5カ月の迷走…関係者、消えぬ怒り

 大阪大の山口彰教授(原子炉工学)は「首相の発言は根拠を示しておらず、内容も二転三転する。思いつきや世論の動向だけを見て発言していたようだ。国の方針を不明確にしたことで、日本のエネルギー政策を議論すべき大事な時期に、国民を思考停止に導いた」と指摘する。
 
 こんな男の思いつきで打ち出した脱原発に無条件で乗せられた人々が多すぎる。原発の恐怖を煽ったのは彼自身だと言うことに気がついて欲しい。彼が原発の恐怖を煽り、そして国民がそれに乗ったところでそれを自分の保身延命に利用したのだ。
 
 何の法的根拠も科学的根拠も無しに思いつきで原発を停め、そして復興で電力が必要な日本を打ちのめした。多くの企業が電力不足のために海外に移転すると表明している事実、空自が電力不足のために訓練を沖縄でせざるを得ない事実、各電力会社が火力発電所を急遽動かし、そのための化石燃料の負担でそろって大きな赤字になっている事実に目をつぶり、脱原発派の一部は(一部であり、本当の脱原発は国民の20%あまり)電力は足りなくなっていない、電力を使わない社会を作ればよいと本当に無責任なことを言っている。
 
 口を開けば次世代の子供を守る、と言うが、雇用が無くなり経済が破綻し、福祉も破綻し、公共インフラも荒れ放題の日本を子供達に引き継がせるのが親のつとめなのか。
 
 ついまた話がそれてしまう。なにしろ、菅総理のことになると腹立たしいことばかりであり、二度と触れたくないので、今ここではき出してしまうことにしている。菅総理が辞めないと言わない限りだが。

 首相が7月6日に突然、持ち出した「ストレステスト」が契機となり、玄海原発の再稼働が頓挫した佐賀県玄海町。担当者は、「なぜ当初から言ってくれなかったのかと、町長も漏らしている」と混乱を引きずる。
 
 もちろん思いつきだから、当初から言うなどあり得ない。当初は何も考えていなかったのだ。どうして、菅直人という人物を理解していないのか。
 
 次は、菅総理の天敵、産経新聞の阿比留記者の記事だが、阿比留氏だからというのではなく、当然だれもが最終的には理解したことを阿比留氏が(そして僭越ながら私も)当初から理解していたと言うことだ。

産経新聞政治部官邸キャップ 阿比留記者の「菅首相との445日間」

 東日本大震災は未曽有の天災だった。東京電力福島第1原発の事故も歴史的惨事だ。ただ、その前後に日本を襲った多くの不幸な事象は首相が起こした人災である。
 
 そのとおり。地震と津波は確かに自然災害でだれの責任でもないが、復興を遅らせ、死ななくても良い人と多数死なせ、多くの人々の生活を破壊したのはまさしく菅内閣であった。地震と津波の災害を最小限に止め、直ちに復興に勤めなければならないところ、未だに地元任せで国が何もしていない分野が多数ある。

 事故発生後、首相は「1週間眠れなかった」と語るほどパニックに陥った。周囲に当たり散らし、物事の優先順位を理解しないまま不的確な指示を飛ばした。
 
 典型的な小心者の行動であり、国家危急存亡の時にこのような人物がトップにいたというのは返す返すも不運と言わざるを得ない。有ってはならないことだが、もし中国あたりから軍事的攻撃を受けた場合、彼なら直ちに跪いて命乞いをするのだろう。国民はどうなっても自分だけは助けてください、ついでに韓国にいる隠し子と女房もよろしくと言いかねない男なのだ。

 「首相は原発にばかりこだわり、最初の10日間は肝心の被災者支援は全く空白で動いていなかった」
 
 結局これだ。原発も大変だろうが、あのときはまだ多くの人が救援を待って孤立したり瓦礫の下に生きていた。しかし、指揮命令系統が出鱈目で、あたら多くの人たちが見殺しにされたという例が多数報告されている。せっかく来たヘリコプターが、目の前で引き返してゆくのを見て絶望したという声もあった。

 阪神大震災に続き今回も危機管理対応にあたった政府高官はこう断じる。被災対策に携わった政務三役も「私もそう思う」と同意する。
 
 阪神大震災の時も不運だった。よりによって社会党の村山氏が総理大臣であり、確かにそのためにも初動が遅れて、あたら多くの命を失わせた。それでも村山氏は自分に危機管理の能力がないことを自覚し、全てを自民党に任せ、具体的には震災直後、国土庁長官小澤潔氏に代えて小里貞利氏を震災対策担当相に任命し復興対策の総指揮に当たらせている。
 
 当時、震災の深刻さと取るべき対策を佐々淳行氏が閣僚を前にレクチャーしたが、村山氏だけが熱心に聞き入り、しきりにうなずいていたが他の閣僚はほとんど人ごとのような顔をしていたと言っている。
 
 しかし、今回菅氏には、自分には危機管理能力が全くないという最低限の自覚さえなかった。

 首相だけではない。枝野幸男官房長官は記者会見での冷静な姿勢を評価されたが、実際には厄災を振りまいた。
 
 これについては私もさんざん指摘しているが、菅総理が主犯なら、枝野氏は準主犯とでも言うべき役目を果たしている。風評被害をばらまき、被災地の人々に放射線パニックを引きおこさせたのは彼であった。
 
 24時間露出し放しで、和製バウアーなどともてはやされていたその時、彼がやったのは国民をパニックに追い込むことだけだった。つまり、彼は自分では責任も取らず、そして上から言われたことと、内容を検討することもなく遂行するだけの放送マシンだったわけだ。
 
 どうなるか分からないが、案外また官房長官などにもなりかねない。評判がよいと勘違いしているようだが、彼は最低の官房長官だった。とはいえ、彼より優れた官房長官は少なくとも民主党内には思い当たらない。一説には蓮舫氏がねらっているとのことだが、そんなところで、野田氏の本領が分かろうという物。
 
 政府は23日に一部公開したが全面公開を拒み、4月初旬まで「そろそろ全面公開しないと隠していると批判される」と官邸内で議論を続けた。そこにあるのは保身だけだった。
 
 今回のどたばた代表選もそうだ。自分の主義主張もあったものではなく、とにかく小沢氏の前で頭をたれて、よろしくお願いしますと言うだけだったではないか。日頃の主張はともかく、代表選に当たっての所信などあったろうか。

 原点は言うまでもない。昨年9月の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で勾留期限が残る中国人船長を超法規的に釈放したことにある。これで諸外国は「日本は高圧的に出れば簡単に屈する」と学習したに違いない。
 
 それが一番の外交上の損失だろう。韓国が今異常なほど日本叩きをしているのはそれに味を占めたからだ。その損失を取り返すためには、もしまともな総理大臣がいたら、今まで通りの態度では押し込まれた場所から取り戻せないので、相手から受けた圧力の3倍ほどで押し返さなければならない。これはかなり危険なことであり、相手は面子のためにそのまま押し返されるわけには行かないと考える連中だから、必ずもっと大きな力で押し返してくる。
 
 すなわち、一度外交的な失点を作ると、それを取り戻すためにはかなり危ないことをしなければならないのだ。生半可な友愛主義や開国主義、平和主義がいかに危険かを本当に理解する総理大臣は、もうこの国には出てこないのだろうか。とうぜん、野田氏は極右だとさえ言われているが、民主にいるのだ。期待が出来るはずがない。
 
  「高杉晋作を一番好きな理由は逃げ足が速いことなんだ。やばいと思ったらさっと逃げて…」
  
 確かに菅総理は都合が悪くなると逃げたし、そして責任を他者に押しつけた。高杉晋作は、逃げたかもしれないが責任を他に押しつけるようなことはしていない。

 言葉通り、首相は内閣発足後、衆参予算委員会も党首討論も避け、わずか8日間で国会を閉じた。7月の参院選に向けた与野党9党首による討論会からも「1対8は議論じゃない。下手をすればつるし上げだ」などと難癖をつけて逃げようとした。
 
 本当に信念があれば、1対100でもかまうまい。信念のかけらさえない男なら、へりくつをつけて対決から逃げる。特亜に対する今の日本の態度に通じる。

 「約束したかなりの部分は進行した。子ども手当も農業所得補償も前進した」
 
 実態を見ればこれが完全な嘘であることは言うまでもない。

 首相は7月26日の衆院東日本大震災復興特別委員会でこう述べたが、しらじらしいにもほどがある。民主、自民、公明3党は8月9日、民主党がマニフェストで掲げた子ども手当、高速道路無料化、農業者戸別所得補償制度など主要政策の見直しで合意し、確認書を交わしたはずだ。
 
 菅氏は、機会があったらそんな約束は反故にしても良いと考えていたから上記のような発言になるのだろうし、実際海江田氏は、約束も反故にすることがあり得ると言っている。少なくともこんな人物が代表にならなくて良かった。

 このときは結局、事務方の相談を受けた安倍晋三元首相が間に入り、石原都知事も最終的に派遣を受け入れた。トップに全く信用がなければ人も組織も動かないという実例だといえる。
 
 そして、民主自体が全く信用されていないのだ。出来る限り早く解散総選挙されることを切に望む。


今さら?!…菅首相「放射能、考え方そのものが理解できない」

 首相は事故発生以降、海江田万里経済産業相と原発の再稼働問題などで意見対立を起こしてきたが、放射能に対する自身の知識が不十分な状況で部下である海江田氏の提案を信用せず拒否してきたことが浮き彫りになった。

 首相は「政治家が政治的に判断する前に、専門家のみなさんが国民に分かるような説明をしてもらえないだろうかと何度もお願いしている」とも語った。

良く恥ずかしくなく、と言っても菅氏のことだ、恥の概念など無い。自分が説明に答えられなくなると臆面もなく専門家に聞けという。自分は原子力の専門家だと言わなかったか。

日本の政治は「回転木馬」 継続的衰退?「オバマ政権も憤慨

 また、東日本大震災で世界の称賛を集めた日本国民の冷静な対応と対照的に「日本の指導層は混乱し、しばしば姿が見えず、ときに情報不足で、誤った情報を提供していた」と菅政権の対応にも苦言を呈した。
 
 たしかに、日本人の精神性の高さが賞賛された分、政治の馬鹿さ加減、いい加減さ、無責任さ、無能さが目立つのだろう。それでも、国家としては嫌でも日本は国際的に応分の責任を果たさなければならないが、その国のトップがでくの坊の無責任であれば、オバマ氏でなくとも腹立たしいだろう。


菅首相、朝鮮学校の無償化再開指示 退陣直前に唐突に

 菅直人首相は29日午前、首相官邸で高木義明文部科学相と会談し、昨年11月の北朝鮮による韓国砲撃を受けて中断している朝鮮学校授業料無償化手続きについて、「無償化手続きが止まっている状況なので、再開してほしい」と指示した。これを受け、文科省は審査再開手続きに入った。
 
 最後の最後(本当に最後かは、野田氏が天皇陛下から任命状を頂いた時に分かる)にとびっきり臭い最後っ屁をかました。次の文科大臣が誰か知らないが、すぐに取り消すべきだろう。それにしても、献金問題と言い拉致問題と言い、菅総理が北朝鮮のシンパであることは最後にはっきりした。仮に総理を辞めても、次の選挙で絶対にこのような人物を国会に戻してはならない。東京18区の選挙民の良識が試されるのではないか。
 
 とはいえ、仮に小選挙区で落ちても比例代表で・・いや、民主に票を入れなければよいのだ。一度でも民主に籍を置いた人間を国会に送ってはならない。
 
 「ちょっとまて、その無所属は民主かも」
 
 次の選挙のためにこの標語を覚えておきたい。

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以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

新代表に野田氏 第95代首相に選出へ 決選で海江田氏破る

2011.8.29 14:34


 菅直人首相(民主党代表)の後継を選ぶ民主党代表選は29日、東京・紀尾井町の「ホテルニューオータニ」で投開票が行われ、決選投票で、野田佳彦財務相(54)が、海江田万里経済産業相(62)を破り、新代表に就任した。

 野田氏は30日にも行われる衆参両院での首相指名選挙で第95代、62人目の首相に指名される。民主党では3人目の首相となる。東日本大震災からの復旧・復興、東京電力福島第1原発事故の収束にあたる。

 震災復興の平成23年度第3次補正予算案成立に向け、参院で多数を占める野党と協力関係を築けるかが焦点。野田氏は自民、公明両党との大連立を視野に両党に協力を呼びかける。民主党との対決姿勢を強める自民党の理解が得られるかは不透明だ。野田氏の代表任期は24年9月末まで。

 投票は、党員資格停止の小沢一郎元代表らを除く党所属国会議員で実施した。

 1回目はどの候補も過半数に達せず、1位の海江田、2位の野田両氏が決選投票を行った。鹿野道彦農林水産相陣営が野田氏支援に傾いたことなどから、野田氏が過半数の197票を上回る215票を獲得し、177票の海江田氏を逆転した。

 1回目は海江田氏143票、野田氏102票、前原誠司前外相74票、鹿野氏52票、馬淵澄夫前国土交通相24票だった。

 野田氏は「反小沢票」を集めており、小沢氏の処遇を含め、内閣・党役員人事で挙党態勢が構築できるか注目される。

 野田佳彦氏(のだ・よしひこ)早大卒。松下政経塾、千葉県議2期を経て平成5年に衆院初当選。民主党国対委員長、財務相。54歳。千葉4区、衆院当選5回(野田G





全ての不信感、東電がはけ口

【再検証・菅首相の原発事故対応】
(1)全ての不信感、東電がはけ口
2011.8.25 22:51

 「東電のばか野郎が!」。首相の菅直人が、福島第1原子力発電所事故をめぐり東京電力への怒りを爆発させたのは3月15日、東日本大震災の発生から4日後のことだった。本紙は同月11日の大震災から1週間後の検証記事で「東電が後ろ向きな姿勢だったことに、菅が不信を募らせた」とした。だが、その後分かってきたのは、現場を理解しない上スタッフも信用せず、イライラを「東電不信」という形でぶつける最高指揮官の姿だ。冷静さを失った菅が自ら作り出した「東電不信」-。首相は26日、正式に退陣を表明するが、東日本大震災を「天災」から「人災」に変質させた首相の混乱ぶりを改めて検証する。(今堀守通)


海水注入


 「海水注入を止めるような指示はしていない。真水がなくなったら、海水を入れるのは当然の判断です」

 菅は週刊朝日のインタビューで、3月12日夜の1号機海水注入について「首相が注入停止を指示した」との報道を改めて否定した。

 だが、関係者が異なる菅の姿を証言し始めた。

 同日午後に起きた1号機の水素爆発。菅はこれですっかり狼(ろう)狽(ばい)していた。東電や原子力安全委員長の班目(まだらめ)春樹ら原子力の専門家さえ、格納容器が破裂する可能性はあっても建屋の水素爆発は「想定外」。菅は水素爆発の可能性を進言しなかった班目らへの不信感を強めていた。

 そこに海水注入が持ち上がる。

 東電は原子炉注入用の真水がなくなる12日午後2時50分すぎに海水注入を行うと決め、首相官邸にファクスで通報した。ところが官邸内の危機管理センターに届けられたファクスは書類に埋もれ、菅の手元には届かなかった。

 東電側は「官邸の反応がない」。菅は「東電は何も言ってこない」。双方がイライラした。こうして、海水注入をめぐるドタバタが始まる。

 午後6時前。首相執務室隣に用意された原発事故用の対策室。菅の前に経済産業相の海江田万里、班目、東電関係者らが集まった。

 海水注入開始を知っていた東電関係者が「海水注入しかない」と説明。全員が菅の顔色をうかがった。

 菅は「すぐにしろ」とは言わなかった。

 「安全委はどうだ。保安院はどうだ」

 矢継ぎ早にただす菅。班目らが「それしかない」と返事すると、しばらく沈黙してから「爆発」した。

 「海水を入れると、再臨界になるという話があるじゃないかっ」

 さらに、班目らに視線を向けると言い放った。

 「君らは(建屋の)水素爆発はないと言っていたな。だから、再臨界はないと言い切れるか!」

 負い目を感じた班目らが「ゼロではない」と答えると、菅は「その辺をもう一度整理しろ」と怒鳴り散らした。

その場の東電関係者は、「この状況で海水注入はできない」と判断。慌てて部屋を出ると、携帯電話で東電本店に連絡を取った。

 「首相の了解が得られていません」

 本店は海水注入作業の一時中止を福島第1原発所長の吉田昌郎に指示。対策室にいた一人によると、首相補佐官の細野豪志(現・原発事故担当相)も電話で吉田に「首相了解が得られるまで作業をやめろ」と伝えた。

 吉田も含め原子力の専門家からみれば、不純物の少ない真水のほうこそ再臨界の可能性があり、海水注入による再臨界を指摘する菅は「ナンセンス」だった。

 吉田が、菅の「指示」を無視し海水注入を続行したのは奇跡的だった。菅は後に、この日の経緯がなかったかのように「注入を続けたこと自体は間違いではない」と、白を切り通す。

 首相の指示なしでは動けなくなった東電。そして、菅はハリネズミのように、周囲すべてに不信の目を向け「東電は海水注入に後ろ向きだ。これは廃炉を恐れているのだ」と、東電不信にはけ口を求めていくようになった。(敬称略)




マイナス100点と酷評も 原発事故対応は犯罪に近い


2011.8.26 08:05

 ようやく退陣することになった菅直人首相。1年3カ月近くの政権の評価を識者らに聞くと、ほぼ一様に厳しい声が相次いだ。

 「点数を付けるならマイナス100点」と切り捨てるのは政治評論家の森田実氏。「内閣不信任案を否決させるため(首相を)辞めるとうそをついた」と指摘し、その後の2カ月余りを「内政も外交も全部止まり、ガタガタになった」と話す。

 元内閣安全保障室長の佐々淳行氏も「(菅政権は)原発が手の付けられない状態になってから住民を避難させた。最悪の事態に備えるのが危機管理の基本なのに、原発事故の対応は犯罪に近い不作為」と厳しい。 一方、原発問題に取り組む市民団体からは「『脱原発依存』を打ち出したのは特筆すべきだ」との意見も聞かれた。


山教組問題引きずる輿石幹事長は心配


2011/08/30 22:53更新

 野田佳彦新首相が30日、民主党の新幹事長に内定させた小沢一郎元代表の側近、輿石東参院議員会長(75)。支持母体である山梨県教職員組合の違法な資金集めが問題になったほか、民主党の使途不明金でも名前が挙がる。幹事長は金の流れを一手に握る。識者は「問題があるのではないか」と指摘する。

 昨年の参院選でも甲府市内の小学校教員が学校の封筒を使って、支持を呼びかけたことが発覚。違法な資金集めが半強制的に行われたこともあった。山教組幹部は政治資金規正法違反で罰金刑を受けている。

 自ら「教育の政治的中立はありえない」と公言する輿石氏。教育評論家の小林正氏は「山教組が教員を選挙にかり出した問題などはうやむやにされている。日教組の利益代表者が与党幹事長として国政を牛耳る立場に立つのは大いに心配だ」と話す。

 遠藤浩一・拓殖大学大学院教授も輿石氏の幹事長起用について「大失敗に終わるだろう。野田首相に期待されているのは国家の再建であって、党という器を守ることではないはずだ」。八木秀次・高崎経済大教授は「民主党は与党と政府の一体化を提唱してきた。その最高実力者の立場に明確なイデオロギーを持つ人物を据えるのは恐ろしい」と危惧する。

 一方、「政治とカネ」が不透明な“小沢流”の手法に逆戻りするのではないかとの懸念も広がる。

 小沢氏が民主党の要職にいた平成18年4月~22年6月、党本部から「組織対策費」名目で小沢氏と近い5議員に計37億2510万円が支出された。使途は明かされていない。主な原資は、国会が支払う「立法事務費」。小沢氏の民主党代表就任前はこうした使途不明金はなかった。

 5議員には輿石氏も含まれ、9500万円を受領。「政治資金オンブズマン」の上脇博之神戸学院大教授は「党内融和を図るための人事だろうが、政治とカネの点から見ると、こうした人物が政治資金の配分権を握ることには、問題があると言わざるを得ない」と話す。

 上脇氏によると、こうした手法は小沢氏の率いた新進、自由両党でも横行し、藤井裕久元財務相ら5議員に計76億円余が支出され、いずれも使途不明になった。上脇氏は「いずれも裏金になった可能性がある」と指摘している。



菅総理夫妻は「日本を乗っ取った恐るべき強欲夫婦」の評出る

飲み 食べ 遊ぶ 菅夫妻お気楽公邸生活

退陣秒読みとなって、菅夫妻のお気楽生活がエスカレートしている。連日、高級料理に舌鼓を打ち、最後の公邸暮らしを満喫。視察に行っては「楽しいな」と、遊び呆けているのだ。

 23日の夜は東京・赤坂の日本料理店「陽羅野家」で藤井裕久首相補佐官と会食。その後、官邸のホールで、国際宇宙ステーションに滞在中の古川聡宇宙飛行士と交信し、「楽しかった」とアホみたいにハシャいでいた。

 先週18日に省エネ住宅を視察した時も、「楽しかったよ」と感想を話していたが、原発事故で7万人もの国民が自宅を離れてさまよっている時に、いったい何をウカレているのか。

 退陣を表明した10日からは、3夜連続で伸子夫人や側近議員と豪華メシを食いに出かけ、「どういう神経なのか」と周囲を呆れさせたが、その後も反省の色はゼロ。スッカラ菅は精力的に飲み、食べ、遊ぶ。

 19日には枝野官房長官と連れ立って「なでしこジャパン」の試合を観戦。21日の昼は東京・虎ノ門のホテルオークラ内にある鉄板焼き店「さざんか」で、日本画家の千住博氏と高級ランチ。もちろん伸子夫人も一緒だった。22日夜は、北沢俊美防衛相と赤坂の日本料理店「七福神 環」で会食と、23日まで3日連続の美食三昧である。

 機密費を使い切ってしまおうという魂胆なのか知らないが、こんな生活をしているクセに「多忙」を理由に会見は拒否。ホント、ふざけた男だ。

(日刊ゲンダイ2011年8月24日掲載)



菅首相5カ月の迷走…関係者、消えぬ怒り

 ストレステスト、脱原発…。“原発の専門家”を自称する菅直人首相が何かを打ち出すごとに、振り回されてきた原発関係者。26日の退陣表明に恨み節が漏れた。

 大阪大の山口彰教授(原子炉工学)は「首相の発言は根拠を示しておらず、内容も二転三転する。思いつきや世論の動向だけを見て発言していたようだ。国の方針を不明確にしたことで、日本のエネルギー政策を議論すべき大事な時期に、国民を思考停止に導いた」と指摘する。

 原発行政に関わってきた経済産業省の幹部は「経産省への不信感が強いのだろうが、重大な発表の前でも首相からの相談や問い合わせはなかった」と、首相との距離を振り返る。

 経産省にとって、7月13日に首相が打ち上げた「脱原発」宣言のショックは大きい。別の幹部は、「脱原発には自治体との調整など数々の難題があるが、そうした状況を考慮したとは到底思えない軽すぎる発言」と、怒りが収まらない。

 首相から何度も激しい罵声を浴びせられた東京電力。松本純一原子力・立地本部長代理は、「東電として特にコメントはない」。だが、別の電力会社社員からは「さんざん振り回された。首相が緊急会見を開くたびに冷や冷やした」という声も聞かれた。

 首相が7月6日に突然、持ち出した「ストレステスト」が契機となり、玄海原発の再稼働が頓挫した佐賀県玄海町。担当者は、「なぜ当初から言ってくれなかったのかと、町長も漏らしている」と混乱を引きずる。

 やはり首相の突然の指示(5月6日)で運転停止が決まった浜岡原発を抱える静岡県。川勝平太知事は「首相の決定は(原発の)安全という点に関心を引き寄せるには大きな効果があったが、一方で電力の安定供給という点への考慮にはやや欠けた」と指摘。

 地元御前崎市の石原茂雄市長は「辞めることについて、コメントできる立場ではない。被災地域の復旧・復興に向けて国が総力をあげて取り組んでいただきたい」と談話を発表。関心は菅政権ではなく、次の政権に向いているようだ。

産経新聞政治部官邸キャップ 阿比留記者の「菅首相との445日間」


異様なまでの執念で政権に居座ってきた菅直人首相がやっと正式に退陣表明した。昨年6月8日の菅内閣発足から26日までの445日間は「不毛な空騒ぎ」に終始したとしか思えない。組織を知らず、人の心を理解できず、大局を把握できぬ「市民派・首相」の歪(ゆが)んだ政治主導とそれを取り繕う嘘の数々…。教訓を読み取るため、あえて失政の軌跡をたどった。(阿比留瑠比)

 ■天災が人災に…

 「与えられた厳しい環境の中でやるべきことはやった。一定の達成感を感じている」

 26日夕の記者会見で首相は、衆参ねじれ下の政権運営を自賛した。首相の辞書に反省という文字はない。ねじれが生じたのは自らが率いる民主党が参院選で大敗したからだということは、すっかり忘れているようだ。

 「政治家の家に生まれたわけでもなく、市民運動家からスタートした私が首相という重責を担い…」

 首相は会見でこうも強調したが、結局、語ってきたのはいつも自分のことばかり。6月2日の退陣表明後も長々と延命してきたのは「とにかく実績が欲しい」という自己都合だとしか思えない。

 東日本大震災に間違いなく未曽有の天災だった。東京電力福島第1原発の事故も歴史的惨事だといえる。ただ、その前後に日本を襲った多くの不幸な事象は首相が起こした人災ではなかったか。信なき首相が復旧・復興の妨げになっていることは、政界では与野党問わず常識だった。

 だからこそ私は震災1カ月後の4月12日の記者会見で「与野党協議も震災対応も最大の障害は首相だ。一体何のために地位にしがみついているのか」と質(ただ)したのだ。

 ところが、首相は「私とあなたとの見方はかなり違っている」とはぐらかし、以後は26日に至るまで一度も質問を受けようとはしなかった。

事故発生後、首相は「1週間眠れなかった」という。要はパニック状態に陥り、周囲に当たり散らし、物事の優先順位を理解しないまま不的確な指示を飛ばしていたのだ。

 第1原発への海水注入の中断問題もそうだ。首相は「私が止めたことは全くない」と自らの関与を全否定するが、それはごまかしにすぎない。

 確かに海水注入は現地の吉田昌郎所長が独断で続行したため中断してはいない。とはいえ、首相が「再臨界の可能性がゼロだと言えるのかっ」と怒鳴り散らしたことで官邸から「作業中断指示」が出たのも事実だ。首相による人災発生を現場がかろうじて食い止めたというのが実情だ。

 「首相は原発にばかりこだわり、最初の10日間は肝心の被災者支援は全く空白で動いていなかった」

 震災で危機管理にあたった政府高官はこう断じる。被災対策に携わった政務三役も「私もそう思う」と同意する。つまり被災者は電気も石油もない被災地に人為的に置き去りにされたのだ。

 ■隠蔽と保身

 首相だけではない。枝野幸男官房長官は記者会見での冷静な姿勢を評価されたが、実は姑(こ)息(そく)な責任回避を図り続けた。緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の観測結果を非公開とするよう指示したのも枝野氏だった。

 「SPEEDI情報はどこかで一元化して勝手に出さないように…」。官邸筋によると、枝野氏がこう指示したのは3月17日。同日のデータでは後に全村避難を強いられる福島県飯舘村で高い数値が検出されていた。「パニックを恐れ住民を犠牲にした」と批判されても仕方あるまい。

 昨年9月の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、那覇地検が中国人船長を超法規的に釈放した際、首相や仙谷由人官房長官(当時)は「地検独自の判断だ」と繰り返したが、これも真っ赤な嘘だった。

「すべての元凶は首相だ。首相がベタ降りし、釈放の指示を出した」

 複数の政府高官がこう証言する。そして首相指示に従い、船長の処分保留決定などを決めたのが仙谷氏だった。2人は海上保安庁の巡視船の正当性を明らかにする漁船衝突映像をも隠蔽し、国民の知る権利もないがしろにした。保身のため、国民を欺き、国家の権威を失墜させても何の憂いも感じない。それが「市民派」の正体だった。

 ■永遠の「逃げ菅」

 思えば、菅内閣発足時から嫌な予感はあった。菅直人首相は昨年6月8日の就任記者会見で自らの政治スタイルの本質を図らずも漏らしたのだ。自らの内閣を幕末の志士、高杉晋作にちなんで「奇兵隊内閣」と命名したのはいいが、高杉を尊敬する理由が妙だった。

 「高杉は逃げるときも速いし、攻めるときも速い」

 「逃げる」を先に言及したことに当時は耳を疑ったが、これこそ本音だった。首相はかつてあるインタビューでこう述べているが、これが指導者の言葉だろうか。

 「高杉晋作を一番好きな理由は逃げ足が速いことなんだ。やばいと思ったらさっと逃げて…」

 実際、首相は内閣発足後、衆参予算委員会も党首討論も避け、わずか8日間で国会を閉じた。7月の参院選に向けた与野党9党首による討論会からも「1対8は下手をすればつるし上げだ」などと難癖をつけて逃げようとした。

 「ややもすれば取材を受けることによって政権運営が行き詰まるという状況も感じている」

 就任会見ではこうも述べ、番記者のぶらさがり取材も1日2回から1回に減らした。東日本大震災発生後は全く応じていない。

 「責任放棄そのものの姿勢が象徴的に表れた」

 平成20年9月、政権末期の福田康夫首相がぶらさがり取材を拒否した際にこう批判したのは一体誰だったか。だが、そんな矛盾は一切気にしないのが首相だ。鳩山由紀夫前首相は今年7月の産経新聞のインタビューにこう明かした。

「菅さんは、私が首相のときに副総理として何度も『厳しい局面に立たされたら別の大きなテーマを示せば、そちらに国民の目が向いて局面を打開できるんだ』と進言してきた」

 野党時代から新左翼用語の「一点突破、全面展開」を好んで使ってきた首相らしいエピソードだ。

 消費税増税、雇用対策、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、国会議員定数削減、クリーンな政治の実現、脱原発-。場当たり的にテーマを打ち上げ、すべて言いっ放しにした首相だが、ある意味では首尾一貫している。

 ■マニフェスト詐欺

 21年夏の衆院選で民主党が大勝し、政権交代を果たした原動力がマニフェスト(政権公約)だった。綱領を持たない民主党にとってマニフェストは唯一明文化された「国民との契約」(鳩山氏)だといえるが、これも国民をペテンにかけるものだった。

 「マニフェストは相当程度実現した。かなり見通しが甘かったことも率直なところあるが、重要性は変わっていない」

 26日の記者会見でも首相はこう強弁したが、白(しら)々(じら)しいにもほどがある。民主、自民、公明3党は8月9日、民主党がマニフェストで掲げた子ども手当、高速道路無料化、農業者戸別所得補償制度など主要政策の見直しで合意し、確認書を交わしたはずだ。首相は「震災復興優先のためだ」とごまかしたが、それ以前からマニフェストは有名無実化していた。

 月額2万6千円のはずの子ども手当は半額となり、高速道路無料化はごく一部で「実験」しただけ。廃止されるはずの揮発油税の暫定税率は現状維持となり、国家公務員の総人件費2割削減-などは何のめども立たない。

 確かに、財源が見つからないならば政策修正はやむをえない。だが、大幅に修正するならば修正案をマニフェストで示した上で国民に信を問うのが正道だろう。

 「マニフェストを大いに変えるとすれば、選挙で訴えなければならない」

 首相に政権を「禅譲」した鳩山氏もこう言っているではないか。

 ■政を為すのは人

 実績・成果に乏しい菅政権を振り返り、あえて功罪の「功」を求めるとしたら何があるか。それは「政(まつりごと)を為(な)すは人に在り」(中庸)という普段は当たり前すぎて意識しない言葉の重みに、国民が改めて気づくきっかけを与えてくれたことではないか。

 東電福島第1原発事故で、東京消防庁ハイパーレスキュー隊は3月19日から20日にかけ、3号機の核燃料プールに向けて長時間の放水を実施した。

 だが、実は首相官邸からの消防隊派遣要請を石原慎太郎東京都知事はいったん断っている。法令も常識も無視する首相に隊員を預けるとどんなに危険で無謀な任務に就かされるか分からないからだ。

 このときは結局、事務方の相談を受けた安倍晋三元首相が間に入り、石原都知事も最終的に派遣を受け入れた。トップに全く信用がなければ人も組織も動かないという実例だといえる。

 首相が「退陣3条件」に挙げた予算執行のための特例公債法にしても、自民党ももともと推進していた再生エネルギー特別措置法にしても、首相がもっと早期に辞任していればとっくの昔に成立していたに違いない。

 首相の存在そのものがすべての障害だったのだ。首相が最後に執念を燃やした「脱原発」にしても後に首相自らが言い換えたように「原発低減」を意味するのであれば、ほとんど誰も異存はなかったはずだ。首相は「仮想敵」を相手に独り相撲をし、周囲を振り回していたにすぎない。

 「天下の大患は其(そ)の大患たる所以(ゆえん)を知らざるに在(あ)り」

 高杉晋作の師である吉田松陰はこう述べた。首相はついに自らが日本の大患だったことに気づくことはなかった。



今さら?!…菅首相「放射能、考え方そのものが理解できない」

2011.8.27 21:03

第1回原子力災害の福島復興再生協議会で細野豪志・原発担当相と話し込む菅直人首相(左)=8月27日午後、福島市のホテルサンルートプラザ福島(矢島康弘撮影)
 菅直人首相は27日、東京電力福島第1原発事故の復興策を地元自治体と協議する福島復興再生協議会に出席し、放射能問題について「改めて専門家の話を何度も聞き、いろいろなものを検討しているが、本当に放射能についての考え方そのものが、なかなか理解できない」と述べた。

 首相は事故発生以降、海江田万里経済産業相と原発の再稼働問題などで意見対立を起こしてきたが、放射能に対する自身の知識が不十分な状況で部下である海江田氏の提案を信用せず拒否してきたことが浮き彫りになった。

 首相は「政治家が政治的に判断する前に、専門家のみなさんが国民に分かるような説明をしてもらえないだろうかと何度もお願いしている」とも語った。

日本の政治は「回転木馬」 継続的衰退?「オバマ政権も憤慨


2011.8.29 07:02

 【ワシントン=犬塚陽介】米紙ワシントン・ポストは27日付の社説で菅直人首相の退陣表明を取り上げ、約5年で6人の首相が交代することになった日本政治の現状を「回転木馬」と表現した。その上で、相次ぐ首相退陣が「より優れたシステムへの移行か、継続的な衰退の兆候なのか、その答えを出せるのは日本だけだ」と指摘した。

 社説は日本の国会も米国と同様に「ねじれ現象」を起こしており、さらに「毎年のように大統領が代わる状態」を想像すれば、機能不全を理解できるだろうと解説。日本は本来なら世界第3位の経済大国として、民主主義を揺るがしかねない中国の台頭に均衡を与える重しの役割を担うべきだが、不安定な政治状況で「能力を下回る仕事しかできていない」と述べ、オバマ政権も水面下で、現状に「憤慨している」と指摘した。

 また、東日本大震災で世界の称賛を集めた日本国民の冷静な対応と対照的に「日本の指導層は混乱し、しばしば姿が見えず、ときに情報不足で、誤った情報を提供していた」と菅政権の対応にも苦言を呈した。


菅首相、朝鮮学校の無償化再開指示 退陣直前に唐突に

2011.8.29 12:13

 菅直人首相は29日午前、首相官邸で高木義明文部科学相と会談し、昨年11月の北朝鮮による韓国砲撃を受けて中断している朝鮮学校授業料無償化手続きについて、「無償化手続きが止まっている状況なので、再開してほしい」と指示した。これを受け、文科省は審査再開手続きに入った。

 朝鮮学校の授業料無償化をめぐっては、首相自身が北朝鮮の砲撃を受け、手続き停止を指示していた。その後、北朝鮮情勢が改善されたわけでもないのに、退陣直前に唐突な指示を出した首相の姿勢は、与野党から批判を招きそうだ。


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コメント

No title

まぁ低レベルの代表選でしたね。
候補者全員が菅内閣の役職経験者という顔ぶれ。見てて恥ずかしかったです。
円高デフレに対応できず、尖閣付近の領海侵犯には抗議の声も上げず。
これでよく立候補したものです。
恥知らずは菅だけじゃなさそうです。

No title

そうそう、野田氏と言えば民団に選挙支援のお礼を述べる映像がyoutubeで流れてますね。

No title

>2011-08-31 12:48 | 花岡 鉄様

>まぁ低レベルの代表選でしたね。

民主の代表選ですからね。

>候補者全員が菅内閣の役職経験者という顔ぶれ。見てて恥ずかしかったです。

でも本人達は恥ずかしいなどと思ってないですよ。国の将来よりも自分たちの将来を優先することも、自分たちには何の能力もないことも知りませんから、恥ずかしいと思う理由がないです。

>円高デフレに対応できず、尖閣付近の領海侵犯には抗議の声も上げず。
>これでよく立候補したものです。

ドングリの背比べですね。でも虫食いドングリばかりです。リスも食いません。

>恥知らずは菅だけじゃなさそうです。

ええ、民主ですからね。

No title

>2011-08-31 13:16 | 花岡 鉄 様

>そうそう、野田氏と言えば民団に選挙支援のお礼を述べる映像がyoutubeで流れてますね。

観る気にもなりませんがそうのようですね。民団のご協力で選挙に勝たせてもらったんですから、そりゃお礼の一つも言わなくちゃならないと言うことでしょ。日本国民よりなんと言っても在日様ですよ。

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