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放射線被曝 5

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本日の小ネタ。

先日も与野党三党合意で子供手当撤廃を約束した直後、民主党が「子供手当は永遠に不滅です」のようなビラを30万枚作りばらまいたことで、自民などが激怒して、今後の審議をボイコットするとまで言いだし、民主が平謝りした件が耳新しい。内部資料だからというが、内部資料でも嘘は駄目だろう。そんなことを広報委員長がしたと言うから、民主の素人振りというか出鱈目振りというか幼稚さ加減にあきれていたら、次のような報道があった。

赤文字は引用

目立つ小沢氏擦り寄り=処分見直し発言相次ぐ

 代表選に向け元代表に擦り寄る言動も目立っており、約120人とされる党内最大の小沢グループの支援を得ようとの思惑が見え隠れする。
 
 見え隠れどころか見えっぱなしではないか。菅総理がいよいよ駄目らしい(本当に辞任するかどうかは最後の最後まで信用できないが)ということで、こんどは雪崩を打って小沢氏の膝下に駆けつけるダボハゼ議員達。まあ、信念も理念もあったものではない。

 特に、小沢鋭仁元環境相は見直しに前向きだ。元代表の処分への不服申し立てを却下した党倫理委員会に所属する小沢鋭氏は、「処分はおかしい」との発言を以前から続けてきたと弁明。却下に際して倫理委が岡田氏に「元代表が働ける環境をつくってほしい」と要請したのは「私の発案」と強調した。
 
 執行部が代われば、それまでの党の方針など反古になる。それは吹きだまり寄せ集めの、理念などひとかけらもない連中がイトミミズのように汚い場所に固まっただけだから餌が流れてくる方に一斉になびくのは当然なのだが、餌の質などどうでも良いわけだ。
 
党内には、代表選で処分解除の動きが強まれば、「民主党がまた有権者から見放される」(若手)と懸念する声もある。

懸念しても、もう見放されていると思うが。

さて、放射線被曝について最後のエントリー。

今までなぜ放射線が無条件で恐れられ、それが集団ヒステリーに結びついたのか考えてみた。つまりは、知らないからだ。

我々は、素人だから、専門家と称する人たちがいろいろ言うことを聞いても、すぐにそれが事実なのかどうかの判断は付かないし、まして、だれが似非専門家なのもなかなか区別が付かない。

ただ、不思議なのは、

東大アイソトープセンター長・児玉龍彦教授(医学ではあるが放射線医学ではない)
材料工学の専門家・武田邦彦教授
京大原子力工学・小出裕章教授

の様な多少は関連があるかもしれないが放射線医療の専門家ではない人たちが、公に明らかにしている肩書きで放射線医療の専門家、たとえば

東大放射線科・中川恵一准教授
長崎大学大学院・山下俊一教授
大阪大学医学部放射線基礎医学講座・近藤宗平元教授

などなど本当に放射線医学を長年研究してきた専門家達の放射線レベルでは全く問題はないと言う言葉を何故否定するのだろう。なぜ、その根拠をおなじ科学的なレベルで示さないのだろう

無論根拠があって反論するのであれば私は聞きたいが、全くその根拠が示されていないのは今までも繰り返し言ってきたとおりだ。

しかし、矢張り我々は素人だから、本当の専門家であろうと似非であろうと、どちらの主張が正しいのかは決めかねる場合は確かにある。そのような場合、よく言われるのが、安全サイドを取るということだ。より安全な説の方を選択しておけば、いざというとき安心だというのだ。むろん、それは一つの方法であり、私もそのように判断することが多い。

ある医者が腹が痛いのは癌の恐れがある、と言い、もう一人は食い過ぎだと言った場合、心理的には食い過ぎ説を採りたいが、それでも安心を求めるなら精密検査を受ける。もしかしたら胃ガンの初期で発見できて命拾いをするかもしれないし、2,3日少し食事を控えめにすれば治るかもしれない。いずれにせよ、それで危険は去る。

が、今回のような場合、危険だ危険だ癌になると主張する側のコメントを取って強制退避が行われ生活が破壊され家族が離散するようなことになってもそれでも安全サイドだから良かったと言うべきなのだろうか。

福島原発が事故を起こしたのは初めてだが、放射性物質がばらまかれたのは初めてではない。少なくとも日本では66年前から放射線医学の本格的な追跡調査が始められ、それに無数の核実験による放射性物質の汚染が加えられ、世界各地の放射線被曝事故がデータに組み入れられその結果をまとめたのが上記の専門家達の意見なのだ。

それでもそれを無視して家を捨て家族を離散させ子供にストレスを与え、高齢者を死なせるべきなのか。

私たちは基礎的な天文学は習ったが、専門家ではない。だから、太陽や月の動きも天文学的考察で考えるよりは、長年の経験で判断している。

たとえば、今まで毎日太陽は東から昇り西に沈んだ、だから、明日も東から昇り西に沈むだろうと考える。なぜ、明日は南から昇って東に沈むかもしれないと考える理由があるのだろうか。

月も毎日同じように運行するだろうが、それは経験によって明日もおなじだと思っているだけだ。誰か、自分は専門家だと称する人間が、明日は月が落ちてくるかもしれない。今から準備をしなければならないと言うのを聞いて、何かをする必要があるだろうか。

誰もが天文学的考察から月の軌道が変わるはずがないと反論するよりも、そんな馬鹿な、月が落ちてくる理由がない、と一笑に付すだろう。なぜ放射線だと、専門家の言葉を否定して、非専門家の言葉を信用するのだろう。なぜ、専門家に御用学者のレッテルを貼るのだろう。

それはひとえに無知から来る恐怖のためだ。

先日の私のエントリーに、次のようなコメントを頂いた。

そのやりとりをここに記す。

やはりコメントを下さった方は本当に不安なのだろう。だから、疑いのある例としてコメントを寄せてくださったのだろう。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

>プルトニウムは吸引すると危ないと聞きました。

その通りです。ただし、量に拠ります。今問題にされている量では影響はありません。

>肺がんの原因になるそうです。

ええ、量が多ければそうでしょうね。今問題にされている量では影響はありません。

>飲んでも大丈夫とは排泄されるから大丈夫と言われているのであって、

違います。量が多ければ飲んでも死にますよ。今問題にされている量では影響はありません。

>肺に取り込まれたら肺胞の奥深くまで入ってそこでずっと生きている間中放射線を出し続けるので怖いのです。

どのくらいの量が危険なのかを挙げてもらえませんか。そして今現在、検出ギリギリ可能と言われている量が、そのままどうして肺の奥深くに入り込んで癌を発生させる危険量に達しているのか、証明してもらえませんか。

>昔の影響なのか6、7年前から壮年期の男性の肺がん死亡をよく聞きました。

壮年期の男性の肺ガン死は多いですが、増えてはいませんよ。日本人の死因として癌死が増えていますが、それは高齢者が増えているからです。また癌の発見率が増えていることにも関係があります。

全体として、日本の平均寿命が延びているのは事実です。

肺ガン死は喫煙と深く関係しています。壮年男性が一番影響があるのは当然ですが、喫煙率の低下と共に肺ガン死は伸びが停まっています。タイムラグがありますから当然低下に転ずるのはずうっと後になってからです。

癌が増えたらプルトニウムと結びつけるのは何故ですか。なぜ、六十年代、大量のプルトニウムがばらまかれた大気圏内核実験の後に日本人の平均寿命が延びたことを無視するのですか。もしかしたプルトニウムを吸ったためかもしれませんよ。

もちろん、これはあり得ませんが、どうして一つの現象のみを取り出してプルトニウムと結びつけるのですか?その理由をどうしても知りたいのですが。

放射線を出すのはプルトニウムだけではありませんが、どうしてプルトニウムだけが問題なのですか。ラドン温泉やラジウム温泉は放射線を売り物にしていますが、あれはかまわないのですか?

>最近はとくに60代の女性の方の肺がんでの死亡を聞くことが多いです。(喫煙しない人も含む)とくに今の肺がんでの死亡は抗がん剤の副作用も問題になっています。

福流煙については考えてみましたか。

>ついこの前は元気でお会いした人で入院してすぐに亡くなったという方を2人も聞きました。(以上は福島県ではないです。福島県では、2人男性;上記のほかに聞きました。)

まさか、それが福島由来のプルトニウムのためだと?プルトニウムが検出されて2,3ヶ月。それで癌で死亡ですか?いくらなんでも早すぎるとは思いませんか?癌が体内で発生して、死に至るまで高齢者なら数年から十数年が普通なんですが。幼い子供だと癌の進行は極めて早いのですが、それでも半年でしょうか。2,3ヶ月で癌になって死ぬなど、本当にあり得るんでしょうかね。新種の癌で、大騒ぎになると思いますが。そう言うことも疑ったことは一度もないんですか。

>全員被曝とは関係ないとも言えますがプルトニウムは肺がんの原因なのでなるべく吸引しないように注意が必要と思いコメ残します。

べつに積極的に飲んだり吸ったりする必要はないでしょう。私もそう言っているわけではないので、神経質にストレスをため込む必要はないと言っているだけですよ。無駄なストレスで病気になるから止めた方がよいと言っているんですが。

福島由来のプルトニウムが気になるなら、タバコを吸わない、自分で吸わないとしても喫煙者の側に近寄らない、車の排ガスを吸わない方がよほど、根拠がありますよ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

下記は、上記の、長年の研究結果から国際基準とされている数値である。

------------------------------------------------------------

人体に対する影響 [編集]単位はミリシーベルト (mSv)。1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト。(1レムremは0.01シーベルト)

実効線量 [mSv]   内訳
0.05        原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1 - 0.3      胸部X線撮影1回分の線量。
1          一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)。
1.2        1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者と同居する人が、副流煙から受ける年間の線量[参考 1]。[疑問点 ? ノート]
1.5        1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均[要出典]。

  大気中のラドンからの年間被曝以外の県別平均被曝線量0.81~1.19mSv、最も低いのが神奈川、高いのが岐阜[44]。(2011福島原発事故以前) 文部科学省は日本でのラドンからの被曝は0.4mSvと世界平均(1.26mSv)より低いと推定している[45]。
2         原爆手帳が交付される境界となる爆心地から12km地点における被曝量。[46][47]。
2.4        1年間に自然放射線源から人が受ける放射線の世界平均[25][26]。
  主な範囲は1.0~13.0mSvである[48]。ブラジル・ガラパリでは10mSv[49][50]。

4         胃のX線撮影1回分の線量。
10        日本国原子力安全委員会の指針での一般人の「屋内退避」
7 - 20      X線CTによる撮像1回分の線量。
20        アメリカにおける汚染地区からの移住しきい値(初年度の年間総合被曝)、以降の年は5mSv[51]。放射能汚染対策#アメリカでの体制を参照。
13 - 60      1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者の年間の線量 (タバコの葉に含まれるラジウム226、鉛210、ポロニウム210等からの放射線)[参考 1][参考 2]。[疑問点 ? ノート]
50        日本国原子力安全委員会の指針では一般人の「避難」自衛隊・消防・警察 (妊娠可能な女子を除く) が1年間にさらされてよい放射線の限度[要出典]。
男の放射線業務従事者の1年間被曝限度であり、5年間の限度値100mSvの年平均は20mSv。次節参照。
81        広島における爆心地から2km地点での被曝量[52]爆発後2週間以内に爆心地から2km以内に立ち入った入市被爆者(2号)と認定されると、原爆手帳が与えられる[47]。
100        これより高い放射線量では健康被害が科学的に証明されている。これを下回る放射線量を被爆した場合の健康被害の有無については肯定・否定の両論があり科学的に決着がついていない。[要出典]。
250         白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)
500         リンパ球の減少。
国際放射線防護委員会による人命救助を例外とする上限[要出典]。
1,000       急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2,000       出血、脱毛など。5%の人が死亡する。
3,000 - 5,000   50%の人が死亡する。(人体局所の被曝については3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)[53]
7,000 - 10,000   99%の人が死亡する。ただし、頭部や胴体ではなく手足のみに被曝をした場合は、手足の機能に障害 (熱傷等) が出る。
10,001以上

------------------------------------------------------------

電気事業連合会でも国際放射線防護委員会の規格は大袈裟であり、広島・長崎の調査結果を根拠に「影響が出るのは数百ミリシーベルトであり、100ミリシーベルト以下では影響は出ない。」と発表している[59]。

文部科学省ではしきい値は200ミリシーベルトで、それ以下では影響は出ないとしている[60]。


ここで出てくるしきい値とは、確実に影響の出るレベルと、確実に無関係なレベルの幅である。つまりどのような悪条件が重なっても、上記の場合は200ミリSV以下では影響がないと言うことだ。

放射線恐怖に駆られた人たちは、どんなに小さな量でも被曝すれば影響があるはずではないか、とそれでも言う。が、天然には放射線源はありふれており、私たち生物はその条件かで進化してきたのだ。

たとえば、

Wiki 被曝によれば

放射線ホルミシス仮説 [編集]全く逆に、少量の放射線被曝がもたらす影響について、「むしろ健康によい」と考える者もいる。科学上も過去に何度か「少しの被曝は体内活動を活性化するので健康に良い」という視点で研究が行われたが、そういったものの1つで20世紀末から小さなブームとなった説に放射線ホルミシス仮説がある[53]。ミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー教授へNASAが宇宙における放射線の宇宙飛行士への身体への影響調査を依頼をし、その調査結果の発表に端を発する。日本では放射線安全研究センターによる放射線ホルミシス効果検証プロジェクトに繋がっている。詳しくはホルミシス効果を参照。

と言う説がある。私自身はこのホルスミン効果を支持しているわけではないが、反論もしていない。要するに支持するにしても批判するにしても私にはその知識がないということだ。ただ、他の例から類推してみると、このような説を支持する人が少なからずいる理由は納得できる。

元々、人間には免疫力があり、普段からその免疫力を高めて健康になると言う考え方は古くからある。良く知られた例にホメオパシーと言うのがあり、普段から非常に弱い毒物を摂取し続けると、人間の体内にはそれに打ち勝つ免疫力が高まるため、病原菌や異物に対する抵抗力も高まるという健康法だ。これに対しては専門家からもかなり懐疑的な見方が多いが、かなり根強く広がっているのは、其れを信じて実戦し、実際に効果のあるという人がそれなりに多いからだろう。

ちょっと趣旨が違うかもしれないが、ワクチンも弱めた病原菌毒素を体内に入れ、それに対する免疫力を付けるのが目的であって、種痘などの予防接種が絶大な効果を上げているのはいうまでもないだろう。

この種の話で良く語られるのが、海外で集団食中毒事件が起きると真っ先にやられるのが日本人旅行者であり、次に欧米の旅行者がやられ、そして現地の人々は全く平気だというのだ。実際は其れで現地でも幼い子供達が犠牲になっているのだが、とにかく日本人は世界でも清潔な国民だとは知られているので、食中毒に対しても抵抗力がないのだといわれる。

そのような話が本当に良くあるので、日本人の、世界からすれば度の過ぎた清潔振りがそのようなことを引きおこすのかもしれないとは思う。むろん、日本人のこの清潔意識が著しく日本人の健康状態を向上させ平均寿命を延ばしているのだから、風呂にはいるのは止めよう、手も洗わずに腐ったものを食べようと言うつもりはない。

また脱線したが、実際にラドン温泉やラジウム温泉が放射線を売りにしているのは事実であり、それで健康になったという人も多いのだ。本当にそれで健康になったかどうかは分からないが、少なくともそれで癌になったという人は居ないようだ。

上記のコメントに対しても答えたことだが、核実験が頻発した時代から、世界人口は増え続け寿命も延びている。あれだけ大騒ぎした日本人の寿命が最も延びている。放射線を浴びたおかげだと誰もいわないのは何故なのか。むろん、私のそのおかげだと思いはしないが、それなのに、今騒がれている放射線で癌になるとどうして、あらゆる検証結果も否定して信ずるのだろう。

このような主張もあるのだ。

少しの放射線にはびくともしない人体


 一度に大量の放射線を受けると、この修復力を超えるため、骨髄や内臓などの機能が低下し、最悪の場合、死にいたることもあります。しかし、放射線の量が少ないときは、DNAにできた傷はほとんど修復されます。まれにDNAの傷が修復されないで残存しても、p53遺伝子がつくるp53タンパクが細胞内の自爆装置のスイッチを押して、この傷をもった不良細胞は自爆(アポトーシス)して人体組織から排除されます。このような防衛機構のおかげで、私たちの身体は少しの放射線にはびくともしないようにできているのです。
 
 放射線以外にも遺伝子が傷つく因子は無数にある。NOXなどの発癌物質、喫煙、福流煙、薬物、活性酸素、日光、ストレス、加熱、繰り返しの物理的刺激などなど。それらで傷ついた遺伝子は直ちに修復される。
 
 なお、妊婦や子供が放射線に弱いとの説があるが、これは細胞分裂の激しい時期は、遺伝子が放射線の悪影響を受けやすいということ。それ自体は正しいが、同時に子供達は遺伝子の修復能力が高いので、結果としては放射線の悪影響を排除するし、また新陳代謝が旺盛なので、体内に取りこんだ放射性物質を大人よりも早く排出するので、最終的には子供の方が放射線には抵抗力があると言える。もっとも環境に放射線物質がおなじ量とどまり続ければ、高い新陳代謝で取りこむ量も多いが、現在の福島事故では、汚染物質は希釈し拡散されいるので、おなじレベルでとどまっているわけではないから、子供が新しく取りこむ量も減りつつある。ただし、体が小さいので総量的には大人と比較は出来ない。
 
 これは、遺伝子が傷つくことで発症する癌が、高齢者ほどかかりやすいこととも符合する。つまり、放射線に対する耐性は胎児が一番強い。ただし、母胎が影響を受けるのでむろん、無制限にX線やCTを受けて良いわけではない。そして、胎児にしても被曝が少ない方がよいのはいうまでもない。

しかし、チェルノブイリ事故の放射線降下物で高濃度に汚染したベラルーシ国のゴメリの小児たちは、5年間で約50ミリシーベルト被ばくしたのに、白血病頻度はチェルノブイリ事故の前と後で同じです。放射線降下物による放射線は毎年10ミリシーベルトの汚染であったので、小児の身体は、このような少しずつの放射線による白血病のリスクにはびくともしなかったのです。

チェルノブイリでは大勢の子供達が甲状腺癌を発症したとの報告があるが、それが確認され実証されたことはない。

最後に

放射線は少し浴びたほうが健康によい


 私は近藤宗平です。大阪大学医学部に1963年新設された放射線基礎医学講座の教授となり、定年まで23年間勤めました。これから私の意見を述べます。
 
 食品の放射線照射による殺菌は50カ国以上で許可されているが、日本では禁止されている。昨年の中越沖地震の直撃を受けた柏崎の原発は、運転中の原子炉はすべて安全に自動停止し、原子炉からの放射性物質の流出も微量であったが、それから1年半経過しても、原子炉はすべて停止したままである。この2つの事実は、日本人の放射線怖がりすぎの異常さの反映である。

 
 このような専門家達は、自分の経験に基づいて発言しているが、それが頭から否定されるのは、日本がやはり異常なのではないか。
 
 日本人の放射線怖がりすぎの原因は何であろうか?
それは、一つには、放射線取締りの行き過ぎである。日本の法律では、一般公衆の被ばく限度は1年間1mSvで、放射線職業人の被ばく限度は5年間100mSvである。他方、米国の保健物理学会の声明は次のようになっている。「放射線の健康影響は100mSv以下ではでは認められていない。放射線のリスク評価は年間50mSv以上の被ばくに限定すべきである。」
 米国保健物理学会の声明は放射線は年間50mSv以下は安全という主張。この主張に賛成する運動を国内で広げたい。この運動が広がれば日本人の放射線怖がりは治るだろう。
上記の米国保健物理学会の声明は、2年前の”保物セミナー2006”の要旨集にある金子正人さんの論文「疫学研究の現状としきい値問題」の末尾近くにも引用されている。


この近藤元教授の言葉を、単なる放射線恐怖ではなく、理性的に理論的に反論できるなら私は脱原発論者の言葉をもう少しなっとくできるのだが。

なお、今回は基にした資料が膨大であり、エントリーに載せても参照しにくいだろうから元記事は省いた。しかし、資料のURLをつけてあるので、確認したい方は是非ご自分でしらべて頂きたい。今の所リンク切れにもなっていないが、念のため全てアーカイブしてある。
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コメント

コメント主です

>>ついこの前は元気でお会いした人で入院してすぐに亡くなったという方を2人も聞きました。(以上は福島県ではないです。福島県では、2人男性;上記のほかに聞きました。)

>まさか、それが福島由来のプルトニウムのためだと?プルトニウムが検出されて2,3ヶ月。それで癌で死亡ですか?いくらなんでも早すぎるとは思いませんか?癌が体内で発生して、死に至るまで高齢者なら数年から十数年が普通なんですが。幼い子供だと癌の進行は極めて早いのですが、それでも半年でしょうか。2,3ヶ月で癌になって死ぬなど、本当にあり得るんでしょうかね。新種の癌で、大騒ぎになると思いますが。そう言うことも疑ったことは一度もないんですか。

ここだけ訂正させてください。この肺がんでなくなったという4人のかたは3.11直前までに亡くなった方です。たかおじさんにコメを残すとこんな形で叩かれるので覚悟の上ですが(私は素人なので)原発推進派の方の意見を直で聞けるのであえてコメントを残しています。

いつも、懇切丁寧にご返答いただけるので感謝いたしております。

コメント主です

>2011-08-22 13:29 | aoichigo様

いらっしゃいませ


>>まさか、それが福島由来のプルトニウムのためだと?プルトニウムが検出されて2,3ヶ月。それで癌で死亡ですか?いくらなんでも早すぎるとは思いませんか?癌が体内で発生して、死に至るまで高齢者なら数年から十数年が普通なんですが。幼い子供だと癌の進行は極めて早いのですが、それでも半年でしょうか。2,3ヶ月で癌になって死ぬなど、本当にあり得るんでしょうかね。新種の癌で、大騒ぎになると思いますが。そう言うことも疑ったことは一度もないんですか。
>
>ここだけ訂正させてください。この肺がんでなくなったという4人のかたは3.11直前までに亡くなった方です。たかおじさんにコメを残すとこんな形で叩かれるので覚悟の上ですが(私は素人なので)原発推進派の方の意見を直で聞けるのであえてコメントを残しています。

福島とは無関係に肺ガンで亡くなったとのことでしたので、私もあえてそれ以上聞きませんでしたが、改めてお聞きしたい。

なぜ、福島とは無関係の肺ガン死をここで持ち出したのですか?福島の原発について貴女が書いている一連の流れの中で、あのように、福島とは無関係とも言わずに最初に書けば、読んだ人は普通は福島からの放射線で肺ガンになったと結びつけて考えるのではないですか?うかつで書き忘れたと言うことですか。私もそう思ったからそこでうち切ったのですが。

次に、誰かの発言を採り上げて叩く趣味はありません。放射線を異常に心配する人の見本としてあげただけであり、そのような人が多すぎると言う話です。じじつ、貴女は福島とも関係ない癌死を採り上げたでしょ?

1000mmSV相当の症状が出たのは今でも放射線のためだと思っていますか。当時、そちらでは一時被曝でそれだけの放射線が検出されたのですか。それを政府が隠蔽していると。それなら、今回年間積算量500mmsvで騒ぐのは茶番ですね。

今でも天然の放射線は安全で、人工の放射線は危険性は危険だと信じていますか。天然ウランで造った劣化ウラン弾がなぜ危険なのか聞いたことはないですか。

脱原発、伸原発双方の意見を聞いているとのお話ですが、脱原発派の、政府規準を盾にした主張以外の資料を示し検証した意見があるのをご存知でしたら是非ご紹介下さい。私も勉強したいので。

世の中には子供の主張をそのまま信じている人もいるようです。まさか、其の類の意見ではないでしょうね。

肺がんのこと

>なぜ、福島とは無関係の肺ガン死をここで持ち出したのですか?福島の原発について貴女が書いている一連の流れの中で、あのように、福島とは無関係とも言わずに最初に書けば、読んだ人は普通は福島からの放射線で肺ガンになったと結びつけて考えるのではないですか?うかつで書き忘れたと言うことですか。私もそう思ったからそこでうち切ったのですが。

●ありがとうございます。私も誤解を受ける書き方をしたこと反省しております。私が言いたかったのはプルトニウムの吸引で肺の奥にプルトニウムが入り込みそこでの内部被ばくが怖いということを聞いたので、今肺がんになれば抗がん剤による副作用での早期死亡が問題になっているのでなるべく吸い込まないよう気をつけてほしいとお願いしたかったのです。
◎プルトニウムという放射能とその被曝の特徴
京都大学 原子炉実験所 小出 裕章

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf#search='プルトニウム 被曝'


原発と関係ないかどうかはわかりません。チェルノブイリや核実験でばらまかれたプルトニウムの影響もあるかと思います。もちろん副流煙の影響もあるでしょうが。


>次に、誰かの発言を採り上げて叩く趣味はありません。放射線を以上に心配する人の見本としてあげただけであり、そのような人が多すぎると言う話です。じじつ、貴女は福島とも関係ない癌死を採り上げたでしょ?

●叩くとは言葉が過ぎました。謝ります。確かに福島の原発とは関係ないと思いますが上記の理由でコメント致した次第です。

>1000mmSV相当の症状が出たのは今でも放射線のためだと思っていますか。当時、そちらでは一時被曝でそれだけの放射線が検出されたのですか。それを政府が隠蔽していると。それなら、今回年間積算量500mmsvで騒ぐのは茶番ですね。

●私はあくまで3/11から3/15までの被ばく量を知りたいと思っているのです。もちろん、年間積算量500mSvはすごい大きな数字です(今日知りました)体が過敏に反応しただけならいいのですがもしもっと多くの被曝をしていたらと思うととても怖いと思います。ストレスです。

>今でも天然の放射線は安全で、人工の放射線は危険性は危険だと信じていますか。天然ウランで造った劣化ウラン弾がなぜ危険なのか聞いたことはないですか。

●もちろん、天然でも自然でも放射線量の大きさにより危険なものも安全域のものもあるでしょう。たかおじさんのおっしゃる通りだと思っております。天然ウランから作ったものや濃縮されたものは人工物です。劣化ウランがなぜ危険なのかはわかりませんがその後遺症に悩む元アメリカ兵士のことは動画で知りました。

◎アメリカ女性兵【放射能=ガンだけじゃない】10年後の日本?ぶらぶら病 http://www.youtube.com/watch?v=oX9oPFsNybE

>脱原発、伸原発双方の意見を聞いているとのお話ですが、脱原発派の、政府規準を盾にした主張以外の資料を示し検証した意見があるのをご存知でしたら是非ご紹介下さい。私も勉強したいので。

●私が原発による放射能汚染の実態を知ったのはテレビでもラジオでも新聞でもなくネットからでした。マスコミはどこも『安全だ、安全だ』『ただちに健康に影響はない』と繰り返すばかりでした。後で食べ物も水も空気も汚染されていることを知った次第です。
簡単にアドレスを載せました。もうご存知のことも多いでしょう。私も今以上に情報を集めて読んでみたいと思います。

>世の中には子供の主張をそのまま信じている人もいるようです。まさか、其の類の意見ではないでしょうね。

●子供の主張はテレビでちらっと見た程度です。これから確認してみます。

長くなってしまいましたが、たかおじさんの疑問にきちんと答えたかったのでお許しください。

今、原発推進派、反原発派が平行線で行くのはこの先まずいと思うのです。(どっちにしろ侵略、戦争などが懸念されます)

私は右翼とか左翼とかもよくわかりません。憲法第9条が大事だと思っていましたが今の日本の状態では(領土問題、日米安保など)自衛隊を強化して日本を守る必要もあるのではないかと考えが変わってきました。

でも、福一の原発事故で政府から情報隠ぺいされ、大勢の福島県民、近県の人たちが初期被ばくしてしまったからには、原発推進、核兵器を持つとはなかなか思えないのです。

たかおじさんには不快かも知れませんが禅問答のようでもお互いの主張の中にも一致するところ、歩み寄るところを見つけていきたいし、日本のエネルギー問題がどの方向にいったら解決するのか(素人なので見守るのみですが)などを考えてみたいのです。

震災後やっと日本のおかしさに気づいたけれど、政治も経済も歴史もほとんど無知に等しい人間のたわごとでした。
ありがとうございました。

肺がんのこと

>2011-08-22 17:22 | aoichigo 様


>●ありがとうございます。私も誤解を受ける書き方をしたこと反省しております。私が言いたかったのはプルトニウムの吸引で肺の奥にプルトニウムが入り込みそこでの内部被ばくが怖いということを聞いたので、今肺がんになれば抗がん剤による副作用での早期死亡が問題になっているのでなるべく吸い込まないよう気をつけてほしいとお願いしたかったのです。

>◎プルトニウムという放射能とその被曝の特徴
>京都大学 原子炉実験所 小出 裕章

プルトニウムには単体の元素としてはおそらく一番の毒性があります。放射線が亡くとも猛毒ですが、大量のプルトニウムを吸引すれば、その毒性よりも放射線による被曝で命を失います。が、その毒性で死ぬか、放射線で死ぬかは誰も知りません。実験したことがないからです。

プルトニウムの危険性は小出氏の言うとおりです。しかし、あくまで量に拠る危険性が問題にされるべきです。

>原発と関係ないかどうかはわかりません。チェルノブイリや核実験でばらまかれたプルトニウムの影響もあるかと思います。もちろん副流煙の影響もあるでしょうが。

なぜ、そう思うのですか。なぜ、喫煙と区別が出来ると考えるのですか?根拠があるなら示すべきです。根拠が無くてそう思うだけなら、それはもうだれにもどうにも出来ません。思いこんでいる人はそう言うことですよ。根拠が無関係なのですから。
>

>>1000mmSV相当の症状が出たのは今でも放射線のためだと思っていますか。当時、そちらでは一時被曝でそれだけの放射線が検出されたのですか。それを政府が隠蔽していると。それなら、今回年間積算量500mmsvで騒ぐのは茶番ですね。
>
>●私はあくまで3/11から3/15までの被ばく量を知りたいと思っているのです。もちろん、年間積算量500mSvはすごい大きな数字です(今日知りました)体が過敏に反応しただけならいいのですがもしもっと多くの被曝をしていたらと思うととても怖いと思います。ストレスです。

いえ、年間積算量500mmSVはまったく取るに足らない線量です。それについては「これは危険な放射線?」で書いています。

>天然ウランから作ったものや濃縮されたものは人工物です。

いえ、天然ウランはどんな状態でも天然物です。この認識が間違っていますよ。天然ウランから作った物は核反応の後ではプルトニウムなど、各種の放射性同位元素ですが、おなじものが天然にも存在します。むろん、天然プルトニウムも存在します。それらの物理的、科学的特性は全く天然物とおなじですよ。また、ウラン鉱石から抽出し、濃縮しただけなら天然ウランですよ。天然ウランはもともと二つの同位元素が混じったものであり、多く存在するのはウラン238(存在比99.275 %)、原子力発電の燃料に使われるのはウラン235です。ウラン濃縮とは通常、この天然ウランからウラン235のみを取り出すことです。実際は濃度を高めるだけですが。それでも、これは天然ウランですよ。

>劣化ウランがなぜ危険なのかはわかりませんがその後遺症に悩む元アメリカ兵士のことは動画で知りました。

劣化ウラン弾はウランの質量が高く破壊力に優れているので、対戦車砲などに使われます。上記の濃縮をした残りの、原子炉で使えないウラン238を砲弾にしたもので、核分裂や核爆発とは無関係ですが、強烈な放射性物質なので、それが放射線被曝を引きおこすのです。これも、天然ウランですよ。

>●私が原発による放射能汚染の実態を知ったのはテレビでもラジオでも新聞でもなくネットからでした。マスコミはどこも『安全だ、安全だ』『ただちに健康に影響はない』と繰り返すばかりでした。後で食べ物も水も空気も汚染されていることを知った次第です

確かに汚染はされていますが、問題になるレベルからはほど遠いですね。

>簡単にアドレスを載せました。もうご存知のことも多いでしょう。私も今以上に情報を集めて読んでみたいと思います。

是非どうぞ。ご紹介いただいた資料では、単なる感情論であり、現象論であり資料としての価値はありません。

>●子供の主張はテレビでちらっと見た程度です。これから確認してみます。

無論ごらんになるのは結構ですが、本当に彼女が根拠を理解しているかどうかも確認してください。子供が言うからイメージとして突き動かされた、子供だってしっかり考えているなどとのご感想でしたら無用です。プロパガンダにのせられているだけですから。


>今、原発推進派、反原発派が平行線で行くのはこの先まずいと思うのです。(どっちにしろ侵略、戦争などが懸念されます)

ええと、なぜ侵略、戦争がいきなり出てくるんですか。誰かプロパガンダ屋さんに言われましたか。日本が原発を持つとどこかを侵略するとか、戦争を仕掛けるとか言われましたか。

>私は右翼とか左翼とかもよくわかりません。憲法第9条が大事だと思っていましたが今の日本の状態では(領土問題、日米安保など)自衛隊を強化して日本を守る必要もあるのではないかと考えが変わってきました。

それは大変良いことですね。国民の生命財産を守るのが国家のつとめです。それがどういうことかはきちんと認識して於いた方がよいでしょう。
>
>でも、福一の原発事故で政府から情報隠ぺいされ、大勢の福島県民、近県の人たちが初期被ばくしてしまったからには、原発推進、核兵器を持つとはなかなか思えないのです。
いえ、それは感情論につけ込まれ扇動されているだけであり、現実には日本は電力を必要としています。原発以外に手段がないことは、産業界は良く知っていますよ。イメージだけでものを言っていられる立場じゃないですから。

また核兵器と原発は無関係です。一緒にするのがプロパガンダ屋さんのいつものやり方ですが。

>たかおじさんには不快かも知れませんが禅問答のようでもお互いの主張の中にも一致するところ、歩み寄るところを見つけていきたいし、日本のエネルギー問題がどの方向にいったら解決するのか(素人なので見守るのみですが)などを考えてみたいのです。

意見の不一致はべつに不快ではありませんよ。疑問があれば答えると言うだけです。

日本にはエネルギーが要ると言う方向から一致すればいいんですが。日本は昔の生活に戻って電気もこれ以上要らないと言う方とは永久に一致しませんので。貴女がそうではないことを望みます。
>
>震災後やっと日本のおかしさに気づいたけれど、政治も経済も歴史もほとんど無知に等しい人間のたわごとでした。

少なくとも、日本の歴史、戦争の是非、国家防衛、地政学、国際関係、外交関係、経済、科学技術、民俗学、宗教、文化などなど様々なことが絡んでいます。原発もそうです。

とはいえ、だれも専門家にはなれません。物事は多面的に見なければ結論は出せないと考えていただきたいと言うことです。

一部のみにとらわれず、広い眼で判断していただきたいものです。だれもそれは同じこと、でもそうしないとまた民主政権のような政権が出来てしまいますよ。

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