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恐怖を煽る似非文化人

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 今まで、脱原発を主張する人たちには、代替案がないと指摘してきた。また化学的根拠を持っていないとも言ってきた。すなわち、感情論で放射線は怖い、原発は悪とのプロパガンダに煽られているだけだ、と私は言ってきた。
 
 そうしたら、今回、脱原発論者が、原発関係者を刑事告発するという。
 
 私はむしろ、望ましいことだと思う。裁判になれば、単なる感情論では済まない。根拠が示されなければならず、果たして原発推進論者が刑事責任を負わなくてはならないのかどうかが焦点となるからだ。
 
 但し、私も、今までの原発行政が全て正しいなどとは思ってもいないし、そんなことを言ったこともない。原子力委員会や安全保安院などが、単なるお飾り組織であることははっきりしたし、東電の体制も後から分かっただけでもお粗末きわまりなく、さらに何度も大規模な震災津波襲来の可能性を指摘されながら、それを無視し、安全対策を怠った責任はやはり免れないだろう。なにしろ、今回事故を起こした原発は国内最古の部類に属する古い技術で作られた物であり、とうぜん事故への対策は最新の物に更新してゆかなければならなかったはずだ。
 
 だから、今回の事故に於いて、政府や東電の責任は追及されるべきだが、ただ、この刑事告発の理由はそれだけではない。

赤文字は引用。

「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発

今回の告発は次のことが発端となっている。

広瀬隆氏とルポライターの明石昇二郎氏が、7月8日に東京地方検察庁・特捜部に対して、福島県放射線管理リスク管理アドバイザーの山下俊一氏、神谷研二氏、高村昇氏および文部科学大臣の高木義明氏らが、福島県内児童の被曝安全説を触れ回ってきたことに関して、それを重大なる人道的犯罪にあたるものとして刑事告発。さらに原子力安全委員会の委員長・斑目春樹氏、東京電力会長・勝俣恒久氏、前社長・清水正孝氏、前原子力安全委員長・鈴木篤之氏、原子力安全保安院長・寺坂信昭氏ら多数も、未必の故意によって大事故を起こした責任者として、重大なる人道的犯罪と断定し、業務上過失致死傷罪にあたるものとして刑事告発した。【取材・構成・撮影 田野幸伸(BLOGOS編集部)】

冒頭に述べたように、政府関係者、東電関係者などには応分の責任があるのは事実だが、広瀬氏達の告発の理由は、主として福島の人たち、特に子供達に重大な被曝をさせ、発癌のリスクを与えた犯罪者だというのだ。その被曝と発癌率の根拠が下記のデータだと述べている。

放射線管理区域に相当する放射線量の場所で30万人の子供達が生活している。安全だ安全だと言っている被曝量、年間20mSvを越える原発作業員はいない。2009年度でもほとんどの原発労働者が年間5mSv以下の被曝量。それもそのはず、原発労働者の白血病労災認定基準が年間5mSv。つまり5mSv以上の被曝で白血病になる。

しかし、この種のデータについては、まったく根拠がない。それについては、当ブログのエントリー「正しく知るためのデータ」に詳しく反証となる根拠を挙げてある。だから、いちいち、ここでは反証しないが、巻末にこの「正しく知るためのデータ」の全文を再掲してあるので、確認されたい方はごらんになっていただきたい。

従って5mSV以上の被曝で白血病になるとの決めつけを前提としていること自体が成り立たないと言うことなのだ。さらに、

ECCRの予想では、333万人8900人が住んでいる福島原発から100km圏内では、19万1986人が今後50年間で癌を発症し、そのうち半数は今後10年間で発症する。研究者トンデル氏の計算では、今後10年間に、10万3229人が癌を発症する。

ここでも根拠となるのが何年後に何人が癌になるという数字だが、これはあくまで計算上の予測に過ぎず、これを刑事告発の証拠とするなら、どんな予測でも告発の理由になる。予測は事実であると証明されて初めて告発事由になるのではないか。

犯罪を犯しそうな人間がいるから今の内に逮捕して置いてくれと言う告発がまともに採り上げられるだろうか。

ちなみに、原発から100Km圏内に住んでいる334万人の内19万人が50年内に癌になるそうだ。年間で言えば、3,800人であり、334万人の0,1%が放射線被曝で癌になるというのだ。0.1%と言えば通常誤差の範囲だろう。

下記の図は国立癌研究所によるデータだが、癌発症率は毎年増える傾向にある。主原因としては高齢化であり、そのほかにも食生活の変化、生活様式の変化などが原因だ。また癌発症のリスク要因としては、喫煙、肥満、ストレス、排気ガス、などなど様々が挙げられている。

年率0.1%の誤差範囲の癌発生率の増加をどうして放射線による物と断定できるのか。つまり、トンデル氏の計算は、電卓を叩いたらこうなったという数字であり、根拠としては誤差の範囲、自然羅患数増加の中に埋もれてしまう数字でしかない。こんな物を刑事告発の理由にすることが可能だと、本当にこのオカルト信者達は信じているのだろうか。

部位別がん羅患数男性


画像 部位別がん羅患数男性



部位別がん羅患数女性



画像 部位別がん羅患数女性




部位別がん年齢調整羅患率の推移


部位別がん年齢調整羅患率の推移

上記画像は
独立行政法人国立がん研究所がん対策情報センター がん情報サービスより

実際には、飲料、食物、粉塵などからの内部被曝によって、癌を発症する人数はさらに跳ね上がると見ている。

むろん、放射線も一定量を超えれば確かに有害であることは事実だが、現在問題になっている線量では全くその有害レベルのはるかはるか下であることがICRPによって、証明され、さらに長年の広島大学、長崎大学医学部の、広島長崎被爆者達の60年以上に及ぶ追跡調査で分かっている。むろん、広島長崎の被爆者達は一時的に非常に強い放射線を浴びた人が大勢いるし、その許容量を超えた被爆者達は、非常に短期間の内に亡くなった。しかし、少ない被曝で済んだ人たち、それでも今回の被曝よりはかなり大量の被曝をした人たちは、数十年の間普通に生活しているのだ。むろん、その間に粉塵を吸い、空気を吸い、水を飲み、作物を食べ続け、内部被曝もしている。

その人達を実際に追跡調査してきた長崎大学の山下教授が今回告発の対象者になっているのはいかにも象徴的ではないか。



原発からの距離と発癌率


画像 原発からの距離と発癌率


ドイツではこのレポートを受けて、脱原発へ一気に舵を切った。ドイツだけでなく、スイス、イタリアも脱原発に動いた。原発大国フランスでさえ、77%が原発反対となった。ECRRの報告書を読んでいないのは日本人だけである。

世界では未だに原発推進の方向に変わりはなく、国家として脱原発に舵を切ったのはこれら3カ国だけだ。今でも、新しい原発の建設が始まっているし、多くの原発計画が推進されている。

ドイツやイタリアが脱原発に切り替えたのは、何度も言うが他国、特に原発大国フランスから電力を買えるからだし、多分に環境テロリスト、緑の党のプロパガンダと、国民投票の直前の、ローマ法王による露骨な政治介入があったからだ。


広瀬:告発の目的と言うのは、被曝を食い止めたいというのと、日本全国の原発を動かしている電力会社の経営陣に、事故を起こせば刑事責任を問われると認識させること。そしてもう一つが、日本全国の人が、告発をして欲しいをいう願いで起こしました。これを罪と思う人は、ぜひ告発して欲しい。

もちろん、異なる研究結果が発表された場合は、どちらが正しいかは素人には判別しかねる、というのも事実だろう。だが、私たちは実際に何が起きたかを知ることが出来る。そして、私たちが知っているのは、世界でほぼ50年間に渡って、延べ数百基の原発の内、事故を起こしたのは三回だけであり、そして死者は29名のみという事実だ。

チェルノブイリがよく引き合いに出せるが、あの放射線汚染によって実際に亡くなった人の存在は確認されなかった。子供達に甲状腺癌が発生し、15名が亡くなったと繰り返し言われるが、結局その疑いのある死亡者は15名とのこと。つまり有意な増加率とは言い難い。

つまり、原発事故での死者数は、明確になっているだけなら火力発電や自然再生エネルギーなどと比べればゼロに等しいと言える。

汚染拡散マップ


画像 汚染拡散マップ

今回このオカルト信者が言う被害者とは、無能な政府による不必要な強制退避によるストレスが起こしたものであり、一家離散、高齢者の死亡、財産の喪失など全て人災ではないのか。この意味では、むろん、政府は告発されるべきだが、原発による健康被害が告発の理由にはなり得ない。これからどれだけが死ぬから人殺しだという理屈が通るなら、それも数十年後に癌になるという理屈で告発されるなら、誰がいつどんな予測される犯罪で告発されるかわかったものではない。

実際、広瀬氏は原発裁判をやったことがあり、必ず負けるから告発にしたといっている。

広瀬:私自身は原発の裁判をやったことがあるが、非常に労力がかかる上、最高裁で負けるようになっている。人事に政治家が介入し、三権分立はされていない。原発裁判は100%負けるようになっている。裁判はもう無駄だと思っていて、明石さんに相談したところ「告発」という方法を教えてもらって、告発に至った。

裁判に負けたのは国が悪いというのだが、自分の方が間違っていたからとは考えないのだろうか。今回の、何十年後に何人が癌になると計算されるから殺人だと告発して、それが門前払いでもされれば、またこのような人物は権力が正当な市民の権利を圧殺したと新しいプロパガンダを繰り広げるわけだ。

明石:刑事告発は国民に認められた制度。必要なのは告発状と証拠、陳述書。この3点を提出するだけで告発と言う作業は終わる。自らが被害者だと思われる方は、刑事告訴の形をお取りになると良いと思います。

これも恐ろしい。自分は被害者だと思ったら告発に加われと言うことがどれだけ恐ろしいことかこのオカルト信者は理解できない。以前、告発する医師の健康診断会に出席した主婦が、子供が下痢をした熱を出した屁をこいた、放射線被曝のせいだと言っていたが、それは子供にストレスを与え、まともな物を食べさせなかったからだ。しかし、このような主婦が、被害者を名乗って告発人名簿に加わる。

普通の感覚でこれを異常だと思わないだろうか。多数による暴力だと思わないのだろうか。

4ヶ月経っても何も捜査しない。証拠隠滅の恐れもある。捜査着手が主眼だった。

何を捜査するというのか。警察は証拠主義だが、50年後に癌になったら、それが福島原発のせいだとどうやって立証するのか。

Q:10年後、20年後に癌になるというが、時効は大丈夫なのか?


明石:今から沢山証拠を残していく必要がある。健康の記録、被曝の証拠をそろえて、万が一に備えておいたほうがいい。領収書、経費なども取っておいて欲しい。


しかし、上記のグラフにもあるように、日本では癌の羅患数は増加している。自然増と計算上の年率0,1%の(計算上の)増加数をどうやって関連づけるのか。今後福島の人たちも子供達も一定の割合で癌になるだろう。これはどうしようもないが、どんな領収書、経費で関連づけの証拠とするつもりなのだろうか。この人達の頭は、何かで(少なくとも放射線ではないが)冒されていると考えざるを得ない。時効の話なら、彼らこそ数十年後、癌と福島の関係を立証できなかった場合の責任をどう取るつもりか。どうせ生きてはいないから、知ったことかと今パフォーマンスで告発しているだけのことでしかないと考えて間違っているだろうか。

子どもが食べているんです。5年後に大変なことが起きるんです。断言します。アメリカだって輸入禁止品目を出しているが、非常に正確です。我々より何を食べては行けないか知っています。国民がアホなんじゃないかとおもいます(笑)

では、五年後に、その因果関係を証明してから告発でも告訴でもすればよいだろう。その方がよほど勝訴する可能性が高いはずだ。なお、日本からの輸入食品規制はアメリカだけではなく、世界中の政府が国民を説得するよりや規制が簡単だからやっているだけのこと。その責任は、風評被害を自らばらまいた民主政権にある。

実際、アメリカは福島から80km圏内に立ち入らないようにアメリカ人に警告しているが、実際は単に50マイルという数字が区切りが良かっただけで、根拠はないと言っている。これは私のブログでも書いているが、ネットでググルといろいろ出てくる。

明石:誰か1人だけが悪くて今回の事故が起きたわけではない。広瀬さんの言葉を借りると原子力マフィアというグループがズルをしてきた結果、今回の事態に至った。誰が一番というのは難しい。「やつらが」という事は出来ます。

つまり、彼らの頭の中には、原発推進をする奴がみんな悪いというひとくくりのイメージがあるが、では原発を廃して産業が停滞し、日本経済が破綻した場合どの奴らが悪くて、その経済破綻の予想で今から告発すべきなのだろうか。


放射能の医学的な危険性を語り始めた時、はじめにクレームを言ってきたのは被曝2世でした。それは深刻な話でした。お互いに大変つらかったです。でも理解をしなければいけない。最終的には分かっていただけました。私の言っているのは医学問題です。これを福島の人の前で離すのは大変勇気のいることです。でも、事実を隠すほうがもっと悪いんです。医学で大事なことは予防することなんです。治すことはその次なんです。本当に大事なのは数値ではなく、どうやったら予防医学で被害をなくすかという事なんです。

医学問題と言うが、専門の医学者はむしろ、東大放射線科・中川恵一准教授や山下俊一・長崎大学研究科附属原爆後障害医療研究施設教授は100mSVでも安全だと声明を出している。またあの水汚染騒ぎの時、日本の産科学会、小児科学会などが連名で東京の水道水を乳児に飲ませても問題はないと声明を出している。

専門家が安全だと言っているのに、専門家ではない作家やルポライターの告発を信ずるのが当然なのだと考える方が異常ではないのか。しかし、オカルト信者にはこのような判断は出来ない。

このような思考しかできない連中は、他のことでも全く的はずれのことを言い、それが絶対だと思っている。だから始末が悪い。まともな論争など無理なのだ。

広瀬:一言では言えませんが、今短期的に言えるのは、停電を起こさないために何をするかいうことです。中期的にガスタービンは電力会社が進めることですが、電力会社が今すぐ出来る事は、日本全土6000万Kwの自家発電分を買うことです。それで停電は100%起こりません。

自家発電とはあくまで企業が生産活動をするために用意している設備だ。今回、住金や新日鐵は東電にそれぞれ100万キロワットクラスの電力を供給すると言っているが、それは今のような非常事態だから、緊急避難としてであって、あくまで自家発電はこれらの企業が操業を続けるための物だ。何かの理由で東電からの給電が停まった場合、全電力を直ちに生産設備に供給しないと、設備が永久に使えなくなるから、金属精錬や製造会社は100%の予備電力を用意している。その自家発電を当てにしていたら、これらの企業は操業できなくなる。下手をすれば、もうひとつ同じ規模の自家発電設備を作らなければならないという馬鹿な理屈を、このオカルト信者はまじめに主張しているのだ。

政府や官僚は核開発をしたい。ただ金儲けをしたい連中もいる。ゼネコンなんかはそう。原子炉メーカー御三家では、三菱重工業が軍需産業・宇宙開発で核開発したいが、日立、東芝にそういう動きは見られない。自治体はお金をくれくれと言う。いろいろ絡み合ってるんです。これは原子力村なんてもんじゃない。シンジケートです。

そして最後のまとめが、巨大企業による利権といういかにも大衆受けのする理屈だが、そもそも発電事業が不安定な中小企業の手に負えるわけがなく、結局政府が強力に管理する巨大企業が受け持つことになるし、それ以外の方法はない。なにしろ安定供給は最優先使命なのだ。これがシンジケートだ陰謀だというのはこの連中の常套句だが、では、その代替案があるのか。

結局、彼らの理論はあくまで自分たちがこね上げた一方的な物であり、反論を全く検証せず悪いのは原発推進論者で凝り固まっている。つまり、自分たちの存在を印象づけ、マスゴミに露出して生活の糧を多く得ようとする意地汚い動機が見え隠れする。なにしろ、数十年後に発生する癌が告発の理由であり、その結果に対して自分たちの責任は取らないが、原発関係者の責任は問うと言うのだから。

このようなゴキブリ達に煽られ恐怖心を募らせ、家庭を破壊し子供を疎開させ高齢者達の死を早める愚かな一般人達が、このようなゴキブリの餌になっているのだ。


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以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発


2011年07月20日07時00分

自由報道協会主催で会見を開いた広瀬隆氏・明石昇二郎氏 写真一覧(12件)1980年代から原発の危険性を訴えてきた作家の広瀬隆氏とルポライターの明石昇二郎氏が、7月8日に東京地方検察庁・特捜部に対して、福島県放射線管理リスク管理アドバイザーの山下俊一氏、神谷研二氏、高村昇氏および文部科学大臣の高木義明氏らが、福島県内児童の被曝安全説を触れ回ってきたことに関して、それを重大なる人道的犯罪にあたるものとして刑事告発。さらに原子力安全委員会の委員長・斑目春樹氏、東京電力会長・勝俣恒久氏、前社長・清水正孝氏、前原子力安全委員長・鈴木篤之氏、原子力安全保安院長・寺坂信昭氏ら多数も、未必の故意によって大事故を起こした責任者として、重大なる人道的犯罪と断定し、業務上過失致死傷罪にあたるものとして刑事告発した。【取材・構成・撮影 田野幸伸(BLOGOS編集部)】


悪党

広瀬:今回、2つの刑事告発をした。その根拠・事故の深刻さをお話したい。今、福島県民が危険な状況に放置されている。それは誰のせいか。放射能を漏らした責任者もそうだが、安全だと言ってきた放射能健康リスク管理アドバイザー達。彼らは児童の被曝を強制させてきた。それは犯罪ではないのか。放射線管理区域に相当する放射線量の場所で30万人の子供達が生活している。安全だ安全だと言っている被曝量、年間20mSvを越える原発作業員はいない。2009年度でもほとんどの原発労働者が年間5mSv以下の被曝量。それもそのはず、原発労働者の白血病労災認定基準が年間5mSv。つまり5mSv以上の被曝で白血病になる。被曝量を年間1mSv以下にする事を目標にすると変更されたが、汚染状態は何も変わっていない。一刻も早く、県内から避難させなければいけないと訴えてきた。彼らをはっきり「悪党」と呼ぶ。私は、福島県民の一生を台なしにし、この学童たちの大量被曝を放置している悪党どもを絶対に許さない。


学童疎開の必要性


学童疎開をなぜ呼びかけるかというと、3月30日に、ヨーロッパ議会の中に設置されている調査グループ「ヨーロッパ放射線リスク委員会(ECRR)が、国際原子力機関(IAEA)と日本の公式発表情報から得たデータを使用して、福島原発事故によって近隣地域で今後発症すると予想される癌患者の増加数を発表した。ECCRの予想では、333万人8900人が住んでいる福島原発から100km圏内では、19万1986人が今後50年間で癌を発症し、そのうち半数は今後10年間で発症する。研究者トンデル氏の計算では、今後10年間に、10万3229人が癌を発症する。



この報告書では、ICRP(国際放射線防護委員会)の計算が内部被曝を考慮していないことを強く批判している。これらの恐ろしい数字は、地上からの汚染だけに基づくものである。なので実際には、飲料、食物、粉塵などからの内部被曝によって、癌を発症する人数はさらに跳ね上がると見ている。

画像 原発からの距離と発癌率

今、汚染牛が話題になっているが、氷山の一角に過ぎない。みなさん、これからは真剣に食品の流通をいたるところで、追いかけていって、子供達の口に入る機会を減らしていただきたい。

ドイツではこのレポートを受けて、脱原発へ一気に舵を切った。ドイツだけでなく、スイス、イタリアも脱原発に動いた。原発大国フランスでさえ、77%が原発反対となった。ECRRの報告書を読んでいないのは日本人だけである。

町へ出ると、あまりに平然と生活していて、私のほうがおかしいのではないかと思ってしまう。どれくらい日本が汚染されたかと言うと、IAEAに保安員が報告した数値は77万テラベクレル。テラは1兆。そこに万がつきますから、とんでもない数値。京都大学原子炉実験所の今中哲二氏の分析調査によると、福島第一原発から40kmの飯館村の土壌汚染は、チェルノブイリ原発事故で進入禁止レベルとなった1平方メートルあたり148万ベクレルの2倍以上の326万ベクレルである。

チェルノブイリ原発事故の汚染地帯では、セシウム137が1平方キロメートルあたり1キュリー(370億ベクレル)以上で、飲食と生活が禁止された。
福島県の面積は1万3781平方キロメートルで、そこに放射性ヨウ素換算で77万テラベクレル(2081万キュリー)が放出された。海や他県にも飛んでいったので、9割が外、1割だけ福島県内に降り注いだと控えめに計算しても、151キュリーである。とんでもない数値だ。いま、とてつもないことが日本で起こっているということを認識して欲しい。

福島県内の小中学校等モニタリングの数値だが、私が一番心配しているのは子供達。



こんな数値のところに、住民は留まらされていた。そういうことをさせたのが御用学者達や文部科学大臣。


告発の詳細については、明石さんにバトンタッチしようと思います。

明石:ルポライターの明石と申します。事故そのものを発生させた責任を問うもの、刑法第211条・業務上過失致死傷罪に該当すると、東京地検に捜査および処罰をお願いしたもので、被告発人として15名の名前を挙げました。もう一つは長崎大学の山下氏ら、17名を被告発人として名前を挙げさせていただいております。詳しくは私のページ(http://www.rupoken.jp/)に告発状をアップしているのでご覧下さい。

広瀬:告発の目的と言うのは、被曝を食い止めたいというのと、日本全国の原発を動かしている電力会社の経営陣に、事故を起こせば刑事責任を問われると認識させること。そしてもう一つが、日本全国の人が、告発をして欲しいをいう願いで起こしました。これを罪と思う人は、ぜひ告発して欲しい。

画像 汚染拡散マップ

質疑応答

司会:ペンの世界のお二人が、今回司法の場へ勝負をゆだねたのは、ペンの限界を感じたからなのか?


広瀬:私自身は原発の裁判をやったことがあるが、非常に労力がかかる上、最高裁で負けるようになっている。人事に政治家が介入し、三権分立はされていない。原発裁判は100%負けるようになっている。裁判はもう無駄だと思っていて、明石さんに相談したところ「告発」という方法を教えてもらって、告発に至った。

明石:刑事告発は国民に認められた制度。必要なのは告発状と証拠、陳述書。この3点を提出するだけで告発と言う作業は終わる。自らが被害者だと思われる方は、刑事告訴の形をお取りになると良いと思います。私自身が被害者としてgoogleに著作権を侵害されるという刑事告訴をした経験がありましたので、広瀬さんと告発しました。

Q:今回、業務上過失致傷罪での告発だが、殺人罪、傷害罪には当たらないのか?

明石:ご指摘の通り、検討しました。ですが、(殺人だ傷害だと)言うことが目的ではなく、検察が捜査に着手することが目的で、これだけ多くの人に被害を及ぼせば、強制調査に入るのが通例だと思うのだが、4ヶ月経っても何も捜査しない。証拠隠滅の恐れもある。捜査着手が主眼だった。

広瀬:陳述書には未必の行為と書かせてもらった。私は講演でもはっきりと「人殺し」と言っている。だが、被害は残念ながら、見えないんです。法律上の白黒をはっきりさせたいということと、これからの被害を未然に防ぎたいというのが目的です。


Q:お孫さんを東京から避難させたということですが、東京も危ないのでしょうか?

広瀬:福島県内だけでなく、関東にも汚染は拡散しています。彼らがどれくらいデータを隠してきたか。もちろん安全ではないです。場所によって汚染の違いがあります。


空間線量より、いままでどれだけ降り積もったかが問題なんです。

Q:(ジャーナリスト・上杉隆)告発状に「安心デマ」「安全デマ」流した共犯者である大手メディアが入っていないのはなぜか?


広瀬:それは上杉さんがやってください(笑)。確かに心残りではあります。今でもクズのような週刊誌がクズのような人間を使って書かせています。ぜひ上杉さん(告発を)やってください。

明石:全ての罪状をを2人で網羅するのはムリで、色々な方が告発すれば、捜査せざるを得なくなるだろうし、そういうつもりで先陣を切らせていただいたので、ぜひ、助太刀をお願いします。

Q:10年後、20年後に癌になるというが、時効は大丈夫なのか?


明石:今から沢山証拠を残していく必要がある。健康の記録、被曝の証拠をそろえて、万が一に備えておいたほうがいい。領収書、経費なども取っておいて欲しい。

広瀬:私が心配しているのは、日本人が汚染地域の生産物をバクバク食べている事。農林水産省のサイト(http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kensa_0715.pdf)を調べれば分かるが、世界各国の輸入規制が発表されている。「日本のものを食っちゃいけない」と書いてある。それを皆さんも食べているんです。我々はいいんです。問題は子どもですよ。子どもが食べているんです。5年後に大変なことが起きるんです。断言します。アメリカだって輸入禁止品目を出しているが、非常に正確です。我々より何を食べては行けないか知っています。国民がアホなんじゃないかとおもいます(笑)

福島県で、学校で意識の高い父母は、「(輸入禁止となっている)タケノコや椎茸が給食で出ても食べてはいけないよ」と子どもに教えているが、それを実際に給食で取り分けていると、先生が来て「食え!」とやるそうです。ゾッとします。こんなことが日本で起こってるんです。山下(教授)が、文部科学省が背後にいるんでしょう。どうしてこんなことを放っておくんですか、日本人は。子供達をみんなで殺してるんでしょう。許せないですよ。

Q:今回、告発にいたったわけですが、政治家・お役人・御用学者・電力会社・・お二人が最も罪が重い、と思われるのはどなたですか?


明石:誰か1人だけが悪くて今回の事故が起きたわけではない。広瀬さんの言葉を借りると原子力マフィアというグループがズルをしてきた結果、今回の事態に至った。誰が一番というのは難しい。「やつらが」という事は出来ます。

広瀬:「誰が悪い」とは言えません、「誰が嫌い」なら言えます。ずっと昔から一番腹が立っているのは鈴木篤之(前原子力安全委員委員長)です。あとは近藤駿介(原子力委員会委員長)です。この二人が両輪になって原子力安全委員、原子力委員会を動かして、御用学者を集めて来た歴史があります。廃棄物処理も、もんじゅもあの2人が取り仕切ってます。



Q:(葛飾区からきた16歳のコンノサクラコさん)広瀬さんの本が大好きです、昔の本を再販してください!そして、広瀬さんの意思を継ごうと思っています!(会場から拍手)

広瀬:あなたがジャーナリストになったら、素晴らしいと思います。

Q:放射能の正しい怖がり方は?福島を中心とした被曝の差別がある。これをなくすにはどうしたらいいか。


放射能の医学的な危険性を語り始めた時、はじめにクレームを言ってきたのは被曝2世でした。それは深刻な話でした。お互いに大変つらかったです。でも理解をしなければいけない。最終的には分かっていただけました。私の言っているのは医学問題です。これを福島の人の前で離すのは大変勇気のいることです。でも、事実を隠すほうがもっと悪いんです。医学で大事なことは予防することなんです。治すことはその次なんです。本当に大事なのは数値ではなく、どうやったら予防医学で被害をなくすかという事なんです。

Q:東京都が100万kwほどの発電所を作ると発表しました。今後、ガスタービンが一番有効なのでしょうか?


広瀬:一言では言えませんが、今短期的に言えるのは、停電を起こさないために何をするかいうことです。中期的にガスタービンは電力会社が進めることですが、電力会社が今すぐ出来る事は、日本全土6000万Kwの自家発電分を買うことです。それで停電は100%起こりません。皆さんに節電を呼びかけているのは、送電線網を開放することによって、地域独占が崩れるのを恐れているだけなんです。電力を買わないで、節電を要請するという傲慢なことをやっているんです。彼らがやっていることはもう電力会社じゃない、彼らの仕事は電力を調達し供給すること。もう「東京停電」「関西停電」と呼べばいいんです。もしトヨタがうちには売る車がありませんって言ったらアホでしょ?東京電力がやってることがそれなんです。プロとして一番恥ずかしいことを公言して、それをマスメディアが煽ってるんです。日本人はみんなアホです。原発は昔から全部止めても何も起こらないんです。電気を皆さんに供給しなければいけないから公益事業なんです。それを彼らは放棄しているんです。

Q:どうして地震国の日本が原発大国になったのか


広瀬:一言では答えられないが、原子力の推進細胞がいろいろなレベルである。

画像 原子力の推進細胞

政府や官僚は核開発をしたい。ただ金儲けをしたい連中もいる。ゼネコンなんかはそう。原子炉メーカー御三家では、三菱重工業が軍需産業・宇宙開発で核開発したいが、日立、東芝にそういう動きは見られない。自治体はお金をくれくれと言う。いろいろ絡み合ってるんです。これは原子力村なんてもんじゃない。シンジケートです。




参考資料

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*正しく知るためのデータ

 私は、今回検出されている放射線レベルなど、過去の大気圏核実験の折の世界中に拡散した汚染物質よりも極端に少ないと主張していた。そしてあの最悪のチェルノブイリ事故でさえ、その汚染は、大気圏内核実験の20分の1であり、日本人が被った中国の核実験による被曝よりも格段に少ないのだ。それを裏付けるデータをここに紹介する。
 
 《》は引用
 
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大気圏内核実験当時の体内放射能とチェルノブイリ事故後の体内放射能(09-01-04-09)

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<概要>
 日本人の成人男子集団のチェルノブイリ事故による放射性セシウムの体内放射能は、1961年から1962年にかけて行われた大気圏内核実験による体内放射能のほぼ10パーセントである。欧州中部並びに北部では同事故の体内放射能が大気圏内核実験の時の体内放射能の2から8倍になったところもあった。チェルノブイリ事故による体内放射能は日本では15か月で半分に減った。欧州でもやはり減少してきている。
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<更新年月>
2003年03月   (本データは原則として更新対象外とします。)

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<本文>
(1)なぜ体内に放射能が蓄積するか。

 大気圏内核実験(137Cs)でも、チェルノブイリの事故(137Csと134Cs)でも放射性セシウムが環境中に放出された。放出された放射性セシウムは、食物連鎖をたどって米、野菜、牛乳や肉、魚等の食物中に入る。この食物を食べると放射性セシウムが人体へ移行して来る。身体の中へ入った放射性セシウムは血液に入って、筋肉を始めとしていろいろな組織や内臓へ運ばれて行き、決まった早さ(生物学的半減期)でそこから出て行って、体外へと排せつされる。このように放射性核種が代謝や排せつなどによって体外に出ていく場合、体内に残っている放射性核種も自然に半減期(物理学的半減期)によって減衰する。したがって身体の中に入った放射能が半分になるまでの時間は、二つの過程により減衰し、これを実効半減期と言う。大気圏内核実験やチェルノブイリ事故のように農地や牧場が広く放射性セシウムで汚染された時は、食物の放射能汚染が長く続くために食物を食べる度に食物と一緒に放射性セシウムが身体に入って来ることになる。従って、食べた食物に入っていた放射性セシウムが身体の外に出ない内に、また次の食物を食べることになるので、体内放射能は次第に高くなって行く。その高くなり方は、実効半減期が長いほど高くなる。また、食物中の放射能が大きいほど、体内放射能は大きくなる。
 
(2)核実験とチェルノブイリ事故による日本人の体内放射能量

 放射線医学総合研究所では長年にわたって全身計数装置(ホールボデイカウンタ)を用いて日本人の成人男子の放射性セシウムを測っている。1961年から1962年にかけて米国とソ連が行った大規模の大気圏内核実験による体内放射能が最も高かったのは1964年10月で730ベクレルであった。一方、チェルノブイリ事故では1987年5月に体内放射能は最も高い60ベクレルとなった。この体内放射能には大気圏内核実験の放射性セシウムが20ベクレル程度残っていた。正味のチェルノブイリ事故による体内放射能は40ベクレルである。また1年間の平均で比べると、大気圏内核実験は510ベクレル、チェルノブイリ事故による正味の体内放射能は約5%にあたる23ベクレルであった。
 
 中国も大気圏内核実験を行った。1964年から10年以上にわたり繰り返し日本から近い場所で行われ、何回もそのフォールアウトにより日本の環境が放射能汚染を受けた。そのため、この大気圏内核実験の体内放射能への影響は1961年から1962年の米国とソ連による大気圏内核実験とは日本人の体内放射能への影響のしかたがいくらか違っていた。つまり、その影響は1961年から1962年の大規模な大気圏内核実験の影響が減ってきた1967年頃から目だち始めて、日本人の体内放射能の減る早さが小さくなった。さらに時期によっては、体内放射能が増えた。しかし、1961年から1962年の米国などによる大気圏内核実験よりも影響は小さく、体内放射能が185ベクレルを超えることはなかった。チェルノブイリ事故の直前には約20ベクレルまで体内放射能が減少した。チェルノブイリ事故による体内放射能への影響はさらに小さかった。放射性セシウムの日本人の体内放射能への影響の大きい順に並べると、米国とソ連が1961年から1962年に行った大気圏内核実験、中国が行った大気圏内核実験そしてチェルノブイリ事故となる。
 
 日本で中国の大気圏内核実験により体内放射能が増加したときに欧州では影響がほとんど認められなっかったように、放射能汚染は事故サイトに近い程大きい。チェルノブイリの事故サイトに近い欧州では事故の影響が大きく、これらの地域では大気圏内核実験による137Csの体内放射能よりもチェルノブイリ事故による放射性セシウムの体内放射能の方が大きい国もあった。(表1参照)
 
表1 大気圏内核実験による体内放射能とチェルノブイリ事故による体内放射能 

  日本人のチェルノブイリ事故による放射性セシウムの体内放射能は約15か月で半分まで減り、その後も同様に減り続けている。欧州でも放射性セシウムの体内放射能は事故1年後に最大になった後は、減り続けている。
 
(3)チェルノブイリ事故汚染地域住民の内部被ばく線量

 ベラルーシ、ロシア、ウクライナの汚染地域の住民が1986年から1995年までの期間に受ける推定集団実効線量を表2に示す。事故後最初の10年間に与えられた集団実効線量は、外部被ばくから24200人・シーベルト、内部被ばくから18400人・シーベルト、合計で42600人・シーベルトで平均実効線量は8.2mシーベルトと推定される。最初の10年間に与えられた線量が外部被ばくの生涯線量の60%、内部被ばくの生涯線量の90%と仮定すると、平均生涯実効線量は12mシーベルトに相当する。
 
 
 結論を言うなら、過去日本人は基準値の数十倍以上の放射線を何年にも渡って浴びていたし、汚染された食品を摂って体内に取り込んでいた。しかし、健康被害は全くなかった。その間日本人の平均寿命は伸び続けている。
 
 現在の基準値とはその数値の全く意味もないほど低い数値を定めている。確かに全く何もない状態では、検出されない線量だろうが、これは飛行機による移動などで簡単に何十倍にも達する数字だ。そもそも、基準値自体が意味がない。
 
 後述する青酸カリの致死量のようなものだ。仮に青酸カリの環境基準値が定められたとして、致死量は成人では300mg、環境基準では10μグラムです、と言うようなもの。10μグラムの千倍をとっても人間の健康には影響がない。そのイメージだ。


放射性同位元素についての一般的データ

今回方々で検出されている放射性ヨウ素、セシウムなどは、原子炉燃料が炉内で核分裂反応をした結果生じた物質であり、今は核分裂反応は無いので、新しく出来ることはない。違って、今環境に漏れているこれらの物質はきわめて限定的であり、確かに今の処理過程で漏れ続けることがあったとしても一時的な上昇はあるが、無限に増え続けるものではない。まして、放射性ヨウ素131の半減期は8日であるから、今原発に存在しているものも環境に漏れだしたものも、8日で半減し、3ヶ月もすれば検出不可能なレベルに消滅してゆくし、その間に拡散希釈してゆくのだ。したがって、放射性ヨウ素が人体に取り込まれる期間はどう考えても2,3ヶ月以上であるわけが無く、一年以上続けて摂取した場合の基準など意味がないことが分かる。誰かが一年以上放射性ヨウ素を作り続けて、ばらまき続けなければならないが、とんでもない金がかかる。

セシウム134は半減期が30年なので、事実上環境にばらまかれたものは長期に渡って存在し続けるが、実際には拡散希釈して検出不能レベルになる。今、おそらく大量のこれらの放射性物質が海に流れ出ている。これは大量の水をかけており、その水が海にそのまま流れ出ているのだから当然で、その出口ではかった量が通常に数百倍であろうと、一切気にすることはない。海水の量を考えれば、競技用プールいっぱいに、インク一滴を垂らしたよりも量は少ない。

なお、中性子も検出されたと言うが、検出可能ぎりぎりのレベルであり、それなら自然界にいくらでも存在するレベルだ。ウラン鉱山の近くに住んでいる人たちは中性子を浴びているだろうが、全く影響のない、無視しうるレベルだ。

イメージで人は恐怖を抱く。誰かが水道水源に青酸カリを混入したとしよう。おそらく東京都民はパニックになってミネラルウォーター業者に貢ぐのだろうが、全くそんな必要はない。

青酸カリの致死量は、体重60キロの成人の場合、300mgとされている。一方たとえば今回汚染されているという金町浄水場の貯水池は286,800m3であり、仮に1トンの青酸カリを運んできてぶちまけ完全に攪拌したとして、濃度は30PPMだから、大人の致死量の10分の1、30mgを摂取するためには9リットルを一気飲みしなくてはならない。もちろん、確実に死ぬためには90リットルを一気飲みする必要がある。だらだら飲んでいると、排出されてしまうからだ。おそらく、青酸カリで死ぬより先に、水の飲み過ぎで死ぬのではないか。

今回の放射性同位元素もそんなイメージだ。

放射性ヨウ素は放って置いても消えて無くなるし、セシウムは人体に取り込まれる率がかなり低い。ほとんど排出されてしまう。そしてごく一部取り込まれたものも、2~300日で新陳代謝により完全に排出され、その間の体内残留量は検出すら難しい微量なのだ。

そのことについては、幸か不幸か日本は広島、長崎、第五福竜丸などのデータが非常に豊富にあり、きわめて確実に認知された事実だ。専門家がこぞって、心配はないというのは、決して気休めなのではなく、世界で一番充実したデータに基づいての話だ。

そもそも、政府発表で、乳児にたいする基準の倍だが、ミネラルウォーターが入手できなかったら飲ませてもかまわないなどとふざけたことを言っている。後から叩かれたくないだけの小細工であり、実際にはデータに出た数字は、乳児に飲ませても全く問題がないと言っているのだ。



単位

シーベルト 人体が放射線に受ける影響度

ベクレル  放射線源の強さ

なお、水道の汚染問題で、乳児向けに東京都が24万本を配ると言うが、今すぐ必要な家庭に届くわけがない。乳幼児に水道水を飲ませても良いと明言すればよいのだ。確かに、差し支えないと言っているのだから。とにかく発表すれば責任はない、と考えただけで、その後のことを理解していなかった。菅内閣や小役人の考えそうなことだ。

つまり、どんな損失が出ても、それは東電の責任であり、補償は最終的には国庫からなされるのだから、とにかく情報開示の責任だけは果たした、というだけだ。だが、情報を理解させる努力はしていないし、第一自分たちが理解しようとしていない。
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コメント

No title

一般人が有意差の概念を知らないところに付け込んでいますね。
恐怖を煽る連中より一般人に責任があるように思えてなりません。

No title

>花岡 鉄様

>一般人が有意差の概念を知らないところに付け込んでいますね。
恐怖を煽る連中より一般人に責任があるように思えてなりません。

そうですね。 民主主義国家では、政治の最終責任は国民が取らなければならず、そのためにも正しい政治家を選ぶ義務があります。

したがって、民主党のような売国政権を作ったのは、国民ですし、だまされたとい言い訳は通用しません。

有意差ばかりか

花岡様のおっしゃる有意差の判定の他に、黄砂に乗って飛来する放射性物質と福島由来のそれとの判別の問題もあります。
石川県などでは、観測点による違いはあるでしょうが、福島の数百倍のセシウムが黄砂飛来時に観測されています。
それに対しては騒がぬのは、片手落ちです。
原発から漏れた福島と違い、数え切れぬ程なされた核実験の産物ですから、桁違いは素人でも納得出来ます。
それをさておくとは、素人以下か恣意的に無視せざるを得ない立場かの何れかでしょう。

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なかなか復帰できずすみません。(ならもう来るな! と言われるでしょうが……)

一つ、お願いがあります。前にコメントした記事をなかなか見つけられません(時間が空きすぎて……ええ、わたくしが悪いんです)。できますならば、ブログパーツにカレンダー表示を付け加えていただけませんでしょうか。そうしましたら、目的の記事を探し易いのです。現在は「月別アーカイブ」しかないので、しかも毎月30~50本以上の記事を上げておいでですので、なかなか厳しい。カレンダー表示がありますと、日毎に追うことが出来ますゆえ。
いつも不躾で申し訳ありませんが、お気に召しますならば何卒。

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少しは記事に触れねば申し訳ありませんので、以下に。

「告発」や「裁判」には証拠が必要ですから、いかにも無理筋のように思えます。
そういう意味で、閣下の書かれた通り、「証拠が出てから訴えれば?」というのも確かにその通りなのかもしれません。

でも彼らにしたら「危険性を訴える」のが主目的なのでしょうから、学術的に厳密な証拠(出るかどうかは別にして)など待っていられない、というところなのではないでしょうか。「もし本当に数年後~数十年後に大量のがん患者が発生したら困る、予防のため危険性を発信したいのだ」そういう思いは、決して「馬鹿らしい」とは思いません(その妥当性はさて置いて)。

> 専門家が安全だと言っているのに、専門家ではない作家やルポライターの告発を信ずるのが当然なのだと考える方が異常ではないのか。しかし、オカルト信者にはこのような判断は出来ない。

なぜ異常なのですか? なぜ「オカルト」扱いされるのですか?

専門家たちが事故は絶対起こらないと言っていた。でも、起きた。
今度は、事故は起きたけど安全だと言っている。
→ そんなの信じられるかっ!

というのが、普通の感覚だと思うのですが。ホイホイと信じられるでしょうかね、普通?

閣下は一般人とは異なるお方ですから、ご自分でデータを検証して正しく判断をなされるのでしょうが、普通の人間はそこまでできませんから。そして、そういう国民が多いのです。聡明な者ばかりではないのです、日本国民は。

だから「煽れ」とは申しません。だから、本記事の「告発」が素晴らしいとも申しません。恐怖を煽る人がいようが、安全安心を説く人がいようが、結局は聞く人々が判断すること。

そもそも、「真実」は未だ誰にもわかっていないと思っています。未来の事ですから、専門家も「説」を語るのみです。まだ事故は収束しておらずその全貌も明らかではありませんし、そもそも原因究明のための現場調査すらまともにできていない状況。判断を下すには早すぎます。
であれば、それぞれの思うところに従って危険と思う人は対処するし安全と思う人は恙無く日常を送る。それだけではないでしょうか。

で、ご教授いただけるとありがたいことが。
長崎や広島で放出された放射性物質の量と、今回福島から拡散した量はどのくらい違うものでしょうか。チェルノブイルとの対比も含め、閣下がどういう数値を元に今回の記事に至ったのか興味がありまして。これもお気に召さなければ閣下却下処分なのでしょうけど。


毎度のように申すことで申し訳ありませんが、閣下は物事を簡単に断定し過ぎるきらいがあるとわたくしは思っております。いろんな複雑な事象を単純化し過ぎて、グレー領域や細々した付随事象を排除し過ぎるように思います。特に科学技術領域に関して顕著かと(北本連系で電圧を2倍にすりゃ電流も2倍送れるじゃないか、オームの法則習わなかったんかい、とのお説にはぶっ飛びましたとも)。
リスク管理に関しては決定的に知識と経験が不足しておられるのではないかと思われてなりません。その御方が「リスクは少ない」などと堂々とお書きになるので、以前いろいろ書いてみましたわけで。

さて、いつも閣下の望まれるようなコメントにならず申し訳ありませんが、こういう読者(すみません、春先からあまりじっくり読み込めていません。挽回もできそうにありません。悪しからず)も居たって良いのじゃないでしょうか。
Heil Takaozisan! ばかりでは、退屈なのではないかと慮りまして。

成瀬様

5月28日の「猿には理解出来ない…」だったと思います。
私は、自分の投稿が直ぐ判る様に、必ずタイトルを着けています。
尚、患への不信任とかに関しては、意見が違っていて、決してHailではありません。

カレンダー

>成瀬謙三様


>なかなか復帰できずすみません。(ならもう来るな! と言われるでしょうが……)

とんでもない。イチャモンもそれなりの価値があるコメントであり、反論する楽しみもありますので、決して来るな等と言いませんよ。ただ、何で来るのかな、と疑問に思うことはあるでしょうが。

>一つ、お願いがあります。前にコメントした記事をなかなか見つけられません(時間が空きすぎて……ええ、わたくしが悪いんです)。

分かっていれば良いのですが、分かっているなら自己努力を・・・

>できますならば、ブログパーツにカレンダー表示を付け加えていただけませんでしょうか。

いや、それは私もやってみたけれど別に簡単にはなりません。私は、余所のブログなどに投稿した場合は、URL、記事、タイトルなどを記録しておきます。それは、自分のコメントに対するレスなどに対し責任を持つためであり、単に言いっぱなしはしませんので。

それに可能な限りサイドメニューを簡潔にしたいので、カレンダーは却下。

>「告発」や「裁判」には証拠が必要ですから、いかにも無理筋のように思えます。
>そういう意味で、閣下の書かれた通り、「証拠が出てから訴えれば?」というのも確かにその通りなのかもしれません。

>そういう思いは、決して「馬鹿らしい」とは思いません(その妥当性はさて置いて)。

はい、その思いは私も決して馬鹿らしいとは思いませんので、今彼らに扇動され子供を疎開させている親たちを、無知だとは思いますがしょうがないんだろうな、位は思ってますよ。しかしね、「妥当性はさておき」とさらっと言ってはいけません。妥当性が肝心なのですよ。

あたしがね、警察に、「私のブログにイチャモンをつけてくるN何某というのがいるけれど、将来私に金属バットをふるう危険性があるので、取り締まってください」と言う思いは、誰にも理解されないし、当然妥当性があるなど思わないでしょうね。あたしの方が隔離されかねない。

そのような思いがあるのと、それを実行に移すのは同じじゃないんですよ。

>なぜ異常なのですか? なぜ「オカルト」扱いされるのですか?

根拠のない恐怖を信じ込ませる手段が正常ですか。彼らは根拠を示していない。示しているかのように見せてはいるが、一方的な主張のみを前提としているのは根拠とは言えず、両極の情報、それから何より目の前の事実との照らしあわせをして、初めて根拠といえるでしょう。その意味で、政府も根拠など示していませんが。

実態のない恐怖を煽る宗教をオカルトと言います。何か他の適切な言葉がありますか。忠臣蔵にはオカルト勘平が出てきますが、あれは関係がない。

>専門家たちが事故は絶対起こらないと言っていた。でも、起きた。
>今度は、事故は起きたけど安全だと言っている。
>→ そんなの信じられるかっ!

前にも書いたけれど、事故が絶対に起きない技術などあり得ますか?リスクのない技術などありますか。なにをまた同じことを繰り返してるんです。すり切れたSPレコードは一枚だけじゃないんですかねぇ。

>というのが、普通の感覚だと思うのですが。ホイホイと信じられるでしょうかね、普通?

はい、私も信じてませんよ。政府も東電も当然その責任を追及されるべきだと言ってますが、何か。

それと脱原発とは別次元の話。

脱原発を主張するなら、原発以上のメリットのある代替案があってのことでしょうが。そんなものがないのに脱原発を主張する連中のおつむをホイホイと信じられるでしょうかね、普通。

>普通の人間はそこまでできませんから。そして、そういう国民が多いのです。聡明な者ばかりではないのです、日本国民は。

そうですよ。何を当たり前のことを。全部読めとは言いませんが、少なくとも私が最近の2,3日何を言っているか位読んでから何かをほざいて、もとい、仰ってはいかがですか。

>だから「煽れ」とは申しません。だから、本記事の「告発」が素晴らしいとも申しません。恐怖を煽る人がいようが、安全安心を説く人がいようが、結局は聞く人々が判断すること。

とうぜんです。だから正しく判断してもらうためにも、煽るのではなく、それなりの根拠を検証し、それを示して主張する必要があるんですよ。多くの人は自分では考えないのでしょう。だから、売国政権を誕生させ、今になってこんな筈ではなかったと言っている。

>そもそも、「真実」は未だ誰にもわかっていないと思っています。未来の事ですから、専門家も「説」を語るのみです。まだ事故は収束しておらずその全貌も明らかではあり

いえ、そのために過去の事例の検証が必要なんですよ。ところが、煽り屋は、原発で何万人もが癌になると言っている。しかし、過去の原発事故でも、それで癌になったと確認されたことはないんですよ。

少なくとも、チェルノブイリでも癌患者が多数出たとの話はいくらでもありますが、医学的にそれが確認された試しはなく、また自分の意志で原発から3キロの場所で生活をしている高齢者達に、特に癌の発生が増えたという報告もありません。ただし、人数も少なく、また高齢のために通常の発症率での癌は出てるでしょうけどね。

60年代の大気圏核実験の時の放射線量は今の数十倍とも千倍とも言われていますし、今の残留放射線からもそれは推測できます。でも、それが原因で癌になったとの明確な根拠が示されたことはなく、むしろ、あれから世界の人口は増え、寿命も長くなってます。

そのような事実は無視、過去の医学的思慮も無視し、誰かが癌になるはずだと言った言葉だけが事実として一人歩きしている。これを正常だと思いますか。


>であれば、それぞれの思うところに従って危険と思う人は対処するし安全と思う人は恙無く日常を送る。それだけではないでしょうか。

はい、その通り。でも、普通の人が危険と判断する基準を政府が説明もせずにばらまき、それをオカルトが利用している現状が正しいと思いますか?政府自体、今度のセシウム牛でも、通常量一年食べていて全く健康被害はない、と言いながら、福島産の牛肉の出荷を停めています。

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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110717-OYT1T00079.htm
汚染疑い牛、厚労省「食べても健康に影響ない」


 福島県の畜産農家で高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていたが、放射性物質の暫定規制値は、その食品を1年間、通常通りの食生活で摂取し続けたとしても、健康に影響を及ぼさない基準として算出されている。


 厚生労働省食品安全部は「これまで判明している規制値を超えた牛肉を食べても健康に影響はない」としている。

(2011年7月17日00時36分 読売新聞)

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貴方ご自身で、こんな最低限の確認もしていないんですか。

>長崎や広島で放出された放射性物質の量と、今回福島から拡散した量はどのくらい違うものでしょうか。チェルノブイルとの対比も含め、閣下がどういう数値を元に今回の記事に至ったのか興味がありまして。これもお気に召さなければ閣下却下処分なのでしょうけど。

当然却下です。過去の私のエントリーを自分で苦労して探して、それについて反論してください。

以下、同様。それらの根拠は全て過去のエントリーに示してあります。故に却下。

>毎度のように申すことで申し訳ありませんが、閣下は物事を簡単に断定し過ぎるきらいがあるとわたくしは思っております。

>さて、いつも閣下の望まれるようなコメントにならず申し訳ありませんが、こういう読者(すみません、春先からあまりじっくり読み込めていません。挽回もできそうにありません。悪しからず)も居たって良いのじゃないでしょうか。

良いですが、反証材料としての価値ですね。

>Heil Takaozisan! ばかりでは、退屈なのではないかと慮りまして。

いえ、あたしはここで芸人をやっているつもりもないです。反論自体は歓迎だと何度も言っているでしょうが。でも、自分で反論すべき検証もせず、自分はこう思うだけのことなら、ああ、じゃあそう思っていてください、と言うしかないですね。

反論の根拠を持ってきてくださるなら、私の勉強にもなりますので、お茶の一つもお出ししますよ。

はて、塩はどこに置いたかな・・・

成瀬様

>あづまもぐら様

この方は、私に同調する方は「入るたかおじさん」だと思っています。私の主張の中に入ると解釈しているのでしょう(むろんダジャレです)

>私は、自分の投稿が直ぐ判る様に、必ずタイトルを着けています。
>尚、患への不信任とかに関しては、意見が違っていて、決してHailではありません。

まあ、この方は、根拠無く恐怖を煽るオカルトをオカルトと認識しない方です。私の主張は根拠無く脱原発に対する恐怖を煽っているとして、きらいらしいです。というより、この方が根拠を示したことがあるとは記憶していないので、おそらく根拠の意味を知らないのだとは思っていますが。

サルでも

あずまもぐら様、お調べいただきありがとうございました。

「サル~」の次に書いたやつがなかなか探せずにおりました。
やっと見つけました。

> 私は、自分の投稿が直ぐ判る様に、必ずタイトルを着けています。

わたしもタイトルはだいたいつけるのですが、つけたタイトルを忘れるような愚か者でございます。申し訳ありません。

> 尚、患への不信任とかに関しては、意見が違っていて、決してHailではありません。

すみません。ちょっとしたジョークでございまして、あずまもぐら様はじめコメントを寄せておられる皆様を愚弄するつもりは毛頭ございません。わたくし自身は閣下からいつも必ず攻撃されてしまいますので(自業自得です)、閣下に当て付けて書いたまで。ご容赦下さいませ。

技術論

カレンダーパーツの件、承知つかまつりました。大変唐突なお願いをいたしまして申し訳ありませんでした。以後、がんばって探すよう努めます。

> 前にも書いたけれど、事故が絶対に起きない技術などあり得ますか?

前にも書きましたが、「あるはずがありません」。
なのに「絶対に安全です」と宣伝して推進してきたのが原子力技術です。
わたくしは、その部分に文句を言っているのでありまして。閣下にではなく、「安全だ」と力説してきた「専門家」たちに、です。「嘘つけ」といつも思ってましたから。
そういう専門家連中など信用に値しないと考えても、「オカルト」呼ばわりされる謂れはありませんが(彼らは「想定外」を言うばかりで「ごめんなさい」を言いませんし)。
一方で、危険性を訴えている「専門家」も居る(まあ、閣下の憎んでやまない人物ばかりでしょうが)わけで、安全という専門家と危険という専門家がいれば、危険の方に気が向いてしまうのが一般大衆というものです。

> そのような事実は無視、過去の医学的思慮も無視し、誰かが癌になるはずだと言った言葉だけが事実として一人歩きしている。これを正常だと思いますか。

別に正常だなどと思ってはおりません。そういう趣旨で書いてはおりませんから。ご心配なきよう。

> 以下、同様。それらの根拠は全て過去のエントリーに示してあります。

ええっ? 逃げられたことは何度もありますが、示されたことなどついぞ……。
まあ、よろしゅうございます。また後日、他のエントリーにお書きになることでしょうから改めて。
でも「簡単なこと~北本連系で電圧を2倍」の件くらい、解説下さってもよいのでは……。わたくし、ぶっ飛ばされたままですから。

閣下が正々堂々と技術論やリスク論についてのお考えをお書きになるのを、気長にお待ち申し上げております。「どこどこの誰々がこういうデータを出してこう言っている」という引用にとどまるのではなく……。

> 専門家が安全だと言っているのに、専門家ではない作家やルポライターの告発を信ずるのが当然なのだと考える方が異常ではないのか。

もし、原発即時廃止派(わたくしは違いますよ)が閣下の記事を見ると、逆のことをおっしゃると思います。
「専門家が危険性を訴えているのに、専門家ではない素性さえ明らかにしないブロガーの安全説を信ずるのが当然なのだと考える方が異常ではないのか」と。
どのデータを信用するか、どの専門家の説を信用するかによって、捉え方が異なってくるはずです。そしてそれぞれの専門家の説についてその根拠を真に理解できる「素人」など、そうそう居るもんじゃないと思います。

わたくし自身は、現段階において、まだ「安全」とも「危険」とも断定できません。わたくしにとっては、判断材料が不足し過ぎています。だから、安易に(とわたくしは今でも思います)「安全」を喧伝する人をまだ信用できません。といって、危険性をやたら煽る意見にも与しません。
まあでもこんな優柔不断な姿勢でいられるのも、わたくしが福島在住ではない故です。もしも現場に居たら……リスク管理の観点から行動せざるを得ないでしょうね。

技術論

>
>2011-07-22 23:02 | 成瀬謙三様

不正な投稿と判断されたとのメッセージが出て投稿できないので、修正する元気もないし、エントリーで解答します。

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