スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

根拠を示さない脱原発論

最初にクリックしていただけるとありがたいです。

人気ブログランキングへ


その前に小ネタ

《》は引用

------------------------------------------------------------

平田オリザ氏の米要請発言、細野首相補佐官否定

読売新聞 5月18日(水)17時28分配信

 細野首相補佐官は18日午後の記者会見で、東京電力が4月に福島第一原子力発電所から低濃度の放射性物質を含む汚染水を放出したことについて、「日本側の判断。米国からの要請は一切ない」と述べた。

 内閣官房参与で劇作家の平田オリザ氏が17日夜、ソウルで行われた講演会で、「米政府からの強い要請で(海に)流れた」と語ったことについて、記者の質問に答えた。
 
 しかし、癌総理が個人的な知己で勝手に選んだ法的裏付けの全くない取り巻きイエスマンの一人、平田オリザ氏は普段から妙な人物で、かつてルーピー鳩総理の就任演説の草稿を書いたという御仁。あの「命を守りたいのです」と何度も繰り返し、自己陶酔だけの何の具体策も述べなかったあの迷演説で、かなり失笑を買ったが、今回も期待に応えた。まあ、癌総理の補佐官だからクォリティはこんなものだが。
 
 さて、先日、エントリー「マッドサイエンティスト」や、他の記事で脱原発論者には理論的な裏付けのない願望を語るだけの主張が多いと書いた。その後もいろいろ、説得力のある脱原発論を探したが、見つかるほとんど、というより全てが、原発は危険だから廃止すべきだとの論調しかない。
 
 原発が危険かどうかは、その基準をどうとらえるかによるし、原発推進論者にしても絶対安全人畜無害と言っているわけではない。それに、今回のような事故が起きれば、確かに原発に対する忌避感情が生まれるのも仕方がないだろう。
 
 実際にテレビなどを観ていると、一般人がインタビューに答えて、原発は怖いから止めた方がよい、癌総理の決断は良かった、自然再生エネルギーに切り替えればよいという意見が多いようだ。だが、では原発が停まったらどうなるのか、自然再生エネルギーが本当にコストが安く、安全で、環境に優しいのか、その裏付けはあるのかという質問が一般人になされることはない。
 
 これは、一般人の意見、つまり民意を聞いているのだ、とメディアは言いたいのかもしれないが、それなら悲惨な航空事故が起きた直後に、飛行機を使うのは止めるべきだと思いますか、と聞いてみればよい。
 
 何人が、飛行機はすぐに止めて、外国に行くなら船を使うべきだ、と答えるだろうか。いや、船も大洋の真ん中で沈んだら数千人が死にますが、とさらに聞いてみればよい。それなら外国に行くのは止めればよいと答える人が何人居るだろうか。つまり、現代に置いては、飛行機の代替手段はない。だから、一旦事故が起きれば数百人が死ぬけれど、それでも飛行機を止めるわけには行かないというのが普通の意見だろう。
 
 原発もそれに近い。いや、たしかに原発を止めても火力を増強すれば電力はまかなえるだろうから、自然エネルギーが実用化されるまでは火力を増強すれば、原発は要らないと言うならそれなりに納得は出来る。すなわち、飛行機を止めて船で外国に行けばよいという発想だ。事故の規模は船の場合飛行機の何倍にもなるが、今はそれでも仕方が無いということだろう。
 
 そのような論調を見つけた。田中優氏の主張であり、日頃から脱原発を叫んでいるのだが、自然エネルギーに移行すべきであり、いまは火力でまかなえるから原発は要らない、原発はとにかく最悪の選択肢であり全く不要であるという主張である。
 
 ------------------------------------------------------------
 
「発必要神話」を打ち崩す-田中優、小出裕章

茶色文字は私の注釈である

Wednesday, April 13, 2011
原発って、必要じゃなかったの?必要と思わされてただけ?

たくさんの人がこの重要な事実に気付きはじめています。

「福島瑞穂緊急インタビュー:脱原子力・自然エネルギーの促進へ①」として、YouTube で発表された、「未来バンク事業組合」の田中優さんの「原発に頼らない社会へ」を紹介します(田中優:1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。詳細は田中優のブログを参照)。この番組について、バンクーバー九条の会会長の落合栄一郎さんが「日刊ベリタ」に書いた記事がいいまとめになっているのでビデオリンク下に紹介します。

また、4月9日にジャーナリスト岩上安身さんが京都大学原子炉実験所助教授の小出裕章さんにインタビューしたビデオの後半部分でも、「原発必要神話」を打ち崩している部分がありますのでそれも併せて紹介します。(要約は、バンクーバーの原京子さんにしていただきました。ありがとうございました。)

原発に頼らない社会へ 田中優



4.11.2011

原発は「必要悪」ではなく、単なる「悪」 落合栄一郎

社民党福島党首が、この期を「社会変革」のよい機会と捉えて、識者との対話を始めた。その第1回が、田中優氏との対話である。それは、ユーチューブ上で見られる

(http://www.youtube.com/watch?v=KhEEwZ7xKyE )

これは、非常に重要で示唆に富んでいる発言なので、是非ご覧になって頂きたいが、その要旨をここに記しておきます。

(1)現在の震災とそれに端を発する原発/放射能の危機を世の中を変える端緒と捉えよう。原発の危険性は十分に証明されたが、原発は「必要悪」と考えられている。これは間違いである。その理由を下に記すが、その必要性が十分に否定されるならば、原発は「悪」に過ぎなくなる。

(2)原発の代わりに自然エネルギーへ転換することには様々な利点がある。原発は、大規模であるが、その規模に比較して雇用数が少ない。 現在、日本が電力供給のための輸入に使っている年間23兆円を自然エネルギー開発に振り向けたら、地域開発、雇用増大に大変な貢献をする。しかも、安全で、電力コストも安い。ドイツでは、このような自然エネルギーを促進した結果、80万人ぐらいの雇用を作り出した。

確かに、自然エネルギーに切り替えることでそのための雇用は生まれる。しかし、自然エネルギー政策が富を生み出さない限り、そこで生まれる雇用の費用は社会にとって単なるマイナスでしかない。つまり、エネルギーコストが膨大になることで、仮に雇用が生まれても、社会全体の負担が増えすぎ耐えきれなくなる。だからこそ、ドイツは長年の自然エネルギー転換政策を諦め、原発推進に切り替えたのだ。アメリカも同様の経緯で、オバマ氏は原発推進に大きく舵を切った。欧米でもてはやされた自然再生エネルギーは、実現の見込みがないことが明らかになったからだ。欧米で失敗したことが証明されている政策をなぜ日本が採らなくてはならないのか、日本に限って成功する何らかの根拠があるなら、それを示すべきだが、一度たりとも示されたことがない



(3)現在メデイアに登場する広告の最大のスポンサーは電力会社で、そのためにメデイアは原発などに関して十分正確な情報を提供していない。このような事情は今こそ替える好機である。すなわち電力会社による広告業界の専横を禁止する。

それこそ、政府の専横ではないのか。もし電力業界が自然再生エネルギーで利益が出ると確信すれば、それが権益になるだろう。なぜ、電力会社は自然再生エネルギーに乗らないのか。利益が出ない、つまりコストが合わないからだ。それは自然の経済活動であり、それをこのように解釈し、自由経済を阻害する政策を採るべきと言うのであれば、むしろこの方が危険だろう。

(4)なお原発は、現在55基ほどあるが、その建設は、政府からの助成金(すなわち国民がはらった税)に多く依存している。

自然再生エネルギーのための政府助成金がどれほどになるか知らないとでも言うつもりか。太陽光パネルを家に取り付けた場合、政府助成金は状況により変わるが、大体国の補助金は、発電量1kWあたり4.8万円の補助金が出る。一般家庭用システムは約3~4kW。この場合、14.4~19.2万円の補助金になる。さらに、一般家庭で余った余剰電力は電力会社が買い取っているが、大体kwあたり42円であり、現在の大体の電力会社に払う電力料金は使用量や地域によって違うが、大体20円/kwだ。つまり電力会社は自分が売る倍の値段で買わなくてはならず、それは結局一般家庭への電力料金に加算される。これは一部の家庭の太陽光発電設置料を、他の家庭が負担しているのであり、上記の国家による補助金と同じことになる。

今の所太陽光発電はまだ全体に対し微々たる物だが、この割合が政府の主導で大幅に増えた場合の国民負担がどうなるか、少しでも田中氏は考えたのか。原発に対する補助金を言うなら、この補助金も言うべきではないのか。なお、風力発電もいろいろな地方自治体で政府補助を得て建設しているが、大半が赤字になっている。その穴埋めを結局地方住民がしているわけだ。


(5)自然エネルギー開発に歯止めをかけていることの一つに、送電系統が民間電力企業に握られていることがある。電力供給は、発電、送電、配電するシステムからなる。送電は,いわば、道路である。道路は普通公のものであり、送電も公有にすべきである。例えば、北海道で、風力発電を開発しようとしても,北海道電力が、送電系統を利用させないという足かせがある。送電システムが公有になればそのような邪魔はなくなる。

 単にそれだけの問題ではない。最大の問題は太陽光にしろ風力にしろ、きわめて安定性が悪く、従来の水力も渇水期には使えないなど、安定した電力供給が出来ない。スマートグリッディングで解決するわけではなく、巨大なエネルギー貯蔵設備が不可欠になるが、技術的に全く見通しがない。したがって、詳しくは後述するが、風力や太陽光パネルを大規模に作ると、それをバックアップするためにそれに匹敵する火力発電所を作らなければならない。

(6)さて問題は、電力の需要である。まず、総電力需要の4分の3は、家庭以外の事業所のものである。また、ピーク時の使用電力の91%は事業所。家庭でいかに節電しても、あまり影響がない。電力需要のピークは夏、気温31度以上になる真昼の2?3時間であることは、わかっているし、気温の予想はかなり確実である。したがって、この間の節電を事業所に知らせ,協力してもらうことは困難ではないし、事業所も計画的に対処できる。家庭の単位電気料金は、使用量と共に上がる(だから夏の最中は高くなりー節電を誘導しようというのだが、家庭使用料はたかがしれている)。一方、事業所の単位電力料金は、逆に使用量に従って安くなる。これでは、節電をするメリットがない。そのため、やろうとすれば出来る省エネ製品を導入していない。

使用電力に応じて電力料金が安くなるから、大規模生産が出来る。これは効率を考えると、結局単位生産高に対して節電になっている。

(7)現在の日本の電力会社の年間稼働率は、全体で約55?60%ぐらいと低い。ヨーロッパでは平均70数%であるから、稼働率を少し上げるだけで、上昇する需要を賄える。

(8)以上のような事情を考慮すれば、原発は必要ないことがわかる。したがって、原発は「必要悪」ではなく、「悪」にすぎない。

したがって、このような結論が全く意味が無く不当であることは明白だ。発電量を上げれば需要を賄えるから原発は悪という其の帰結はどこをどうひねくれば出てくるのか。

京都大学原子炉実験所 小出裕章氏に聞く 

「真夏の3日、午後の数時間」のためだけに原発という危険をかかえるのは馬鹿げている

注:ここでも自然エネルギーに代えればよいという話だけで、自然エネルギーが実用化可能かどうか、またそのコスト、危険性、環境負担などに一切振れていない。

以下は、このビデオインタビューの1時間経ったあたりからの要約です。

(Q)政府や電力会社は、原子力発電がなければ日本の電力供給は賄いきれないと言うが?

それぞれの“発電所の能力”(全出力で1年稼動した場合の発電量)を見てみると、原子力・約2割、水力・2割、火力・6割となっている。このグラフに“実際の発電量”を重ねてみると、原子力は“実際の発電量”が“発電所の能力”の3割である。

仮に、原子力の“実際の発電量”を火力に移動させたとしても、火力発電所の"発電所の能力“の70%にしかならないので、問題はない。原子力はいらないということ。

なぜその火力を停めてまで原子力発電所を作ったか、の考察がない

(Q)電気は貯めて置けないので、一番多く電力を消費する時のために原発は必要と言われるが?


発電設備量と最大消費電力量とで見てみると、火力・水力で必要な電力は足りていることがわかる。僅かに足りなくなっている部分は、”真夏の3日、午後の数時間“という特殊な時だけ。これは、工場の生産調整や家庭がエアコンの設定温度を変えることで、十分に乗り切れるもの。このために原子力という危険を抱え込むことは、馬鹿げていることだと思う。

(Q)経済性については?
政府や電力会社は、原子力発電は安いと言うが、それは机上の計算による。立命館大学の大島ケンイチ氏が、実際の電力会社の経営データ(有価証券報告書)を使って、計算した。


“揚水発電”というものがある。原発は一度動かすと止められない。電気を使わない時間帯には、電力が余るという事態になる時がある。このために揚水発電は、上の池と下の池を造っておいて、電気が余った時に下の池から上の池にポンプで水を送っておく。電気が必要な時には、上の池から下の池に水を落として発電するというシステム。

しかし、これをする度にほぼ3割のエネルギーを損するという馬鹿げた発電方法だが、原子力を選択する以上はとらざるを得ない。日本には多くの揚水発電所があるが、ほとんど動いていないというのが現状。このため、電気の単価にすると非常に高い。

水力が一番安く、火力も安い。原子力が一番高い。単価が非常に高い揚水発電も原子力に付随するものと考えると、もっと高くなる。経済的に見合わない。

確かに水力が一番安い。だが、日本では立地条件からその余地が無く、また渇水になれば役に立たない。さらに、ダムの建設が自然環境を非常に破壊している事実が明らかになり、脱ダムが脱原発以上に必要である。ダムが結果した場合の災害は、原発事故の比ではない。

原子力発電とは、ウランの核分裂によるエネルギーで水を沸騰させ、蒸気でタービンを回すといういわゆる“蒸気機関”である。火力発電も“蒸気機関”である。原子力がタービンに送れる蒸気の温度は約270~280℃。火力では、500℃近い温度の蒸気を送ることができ、熱効率が50%を越えている発電所もある。原子力発電所の熱効率は33%、同じ量の電気を得るために火力の倍のエネルギーを捨てていることになる。

この比較は全くナンセンスであり、それを言うなら太陽光発電、不言う力発電などの効率は一桁少なく、コストが高い。あくまで単位あたりの発電量のコストを比較すべきである。

(Q)こういうことが、なぜ国民に知らされないのか?
国と電力会社が、原子力発電をやりたかったからだ。

(インタビュアー・岩上安身氏のコメント)
そのために膨大な広告費をかけて、マス・メデイアを買収してきた。プルトニウムを飲んでも大丈夫というような信じられないデタラメを含めて、電気については嘘がまかり通ってきたということ。

(Q)これらは、すべてデータがあるのか?
私は公開データしか持っていない。すべてのグラフは、政府と電力会社からのデータである。

(Q)原発を全部やめても、日本は現状を維持することが可能だということか?
これまでのデータで見てきたように、もちろん可能である。
とにかく原子力だけは、なんとしても止めなければならない。ここまで来て、“電気が欲しいから原子力は止められない”というような意見がまだあることに驚きを感じる。電気が足りようと足りまいと、"原子力はやめる"というところに踏み出す時だと思う。

原発が開発されなかった時代も電気は使われていた。むろん、意までも原発を止めて電力をまかなうことは出来るが、そのコストは誰が負担するのか。イタリアは原発を全波しつつあるが、そのためにフランスから膨大な電力を購入している。そしてフランスは、80%を原発で発電し、安いコストを確保している。このような現状を無視しても、原発が無くても良いというなら、むろんそういえる


参考 抜粋

イタリアの原子力事情と原子力開発 (14-05-14-01)

--------------------------------------------------------------------------------

<概要>
 原子力反対運動やチェルノブイリ事故の影響を受け、1987年11月に原子力発電所の建設・運転に関する法律の廃止を求めた国民投票が行われた。その結果、1990年までに全4基および燃料加工やサイクル関連の施設を閉鎖した。
 当初に計画していた火力発電所の建設は進まず、輸入電力の比率が大幅に増大。フランスとスイスへの依存に加え、総発電設備容量の75%が石油と天然ガスに依存していたため、イタリアの電気料金はEU内で最高レベル(EU平均の1.6倍)となった。
 2003年6月、猛暑による需要増、渇水による水力発電供給量の減少で供給不足となり、ついには全国的な輪番停電が発生。2003年9月28日、イタリアとフランス、スイス、オーストリアとを結ぶ高圧送電線の断絶が原因で、ほぼ全土が停電、電力供給体制の脆弱性が露呈した。
 原子力から完全撤退したイタリアは2004年7月、「エネルギー政策再編成法(マルツァーノ法)」が成立。イタリア電力公社(ENEL)はイタリアへの電力供給を目的としたスロバキア、ルーマニアなど諸外国の原子力発電所への投資を選択した。
 
 自国で原発を選択しない代わり、他国の原発に投資し、自国へ電力を供給させるこの選択が正しいのか
 
 
(Q)電気の単価が高いために、産業に大きなダメージを与えていると聞くが?

日本の家庭電気は、世界の中で圧倒的に高い。産業用も世界最高レベルの高さ。電気代が高いということは、電気を多く使う産業は高い料金を払わねばならないということ。

例えば、アルミ精錬はとても多くの電気を必要とする。1970年くらいまでは、国内需要のほとんど国内で生産していたが、電気代が高いために日本のアルミ精錬はすべて潰れてしまった。1ヶ所だけ生き延びているアルミ工場は、自家水力発電所を持っている。

当然北欧など水力発電などのコストが安い国でアルミ精錬をし製品を輸出するのは当然の経済活動であり、また日本がアルミの製品を購入することが有利であるから、上記の理論は全く何の役にも立たない。

割高な電気で、産業も成り立たなくなるというところまで追い込まれてきた。今は電力の自由化ということで、経済原則としても原子力ではだめだというところにきていた。

あらゆる意味で、原子力は最悪の選択だと思う。

ここまでひどいことになっても、“停電はいやだ、原子力発電は必要だ”という意見の方が、かなりの数いると思う。なんとか、そういうことではないと伝えて、即刻“原子力だけはやめる”ということにつなげたい。

結局、ここにあるのは原発は駄目だから停める、と主張しているだけであり、その結果がどうなるのか、その代替案は実現しているのか、実現可能なのかに全く触れていない。駄目な物は駄目、といっているだけであり、一切解決策をもっていない。
スポンサーサイト

コメント

理解不能の論理を

たかおじさんとは別の部分で指摘します。

“揚水発電”というものがある。原発は一度動かすと止められない。電気を使わない時間帯には、電力が余るという事態になる時がある。このために揚水発電

これをする度にほぼ3割のエネルギーを損するという馬鹿げた発電方法だが、原子力を選択する以上はとらざるを得ない。日本には多くの揚水発電所があるが、ほとんど動いていないというのが現状。

→殆ど動いていないとは、夜間でさえ余剰でないと云う事。
揚水発電での3割ロスが余剰電力を蓄える為のコストと考えれば寧ろ当然で、製品在庫にも倉庫代や管理経費、横持運賃等がかかるのは常識です。


事業所の単位電力料金は、逆に使用量に従って安くなる。

電気代が高いということは、電気を多く使う産業は高い料金を払わねばならないということ。

割高な電気で、産業も成り立たなくなるというところまで追い込まれてきた。今は電力の自由化ということで、経済原則としても原子力ではだめだというところにきていた。

→安いと言ってみたり高いと言ってみたり、ベースは高いけど割安にはなると解釈してあげるとしても、これ以上高くなると産業が成り立たなくなると分かっているではないですか。


電気が足りようと足りまいと、"原子力はやめる"というところに踏み出す時だと思う。

即刻“原子力だけはやめる”ということにつなげたい。

→もう結論に至っては支離滅裂で、片腹に痛みを覚えます。

取り急ぎ感じたままを。

理解不能の論理を

あづまもぐら様

私も何を言いたいのか理解するようにしてみたのですが、要するに支離滅裂で、その場その場で思いついたことを前後の脈略なしで語っているような気がします。

要するに、原発は駄目だから止めろ、と言っているだけで、それ以外は何もありませんね。脱原発論で、根拠や検証を上げている物を探していますが、見つかりません。

推進論の根拠

どうも。身辺の状況が第一原発状態。困ったものです。
(ガサ入れじゃありません。念のため)

-----

根拠を示さない脱原発論。そういう面もありましょう。
「何だか不安」という意見から、脱原発に傾く人が居るのはその通りと思います。

でも、原発推進論側も決して十分に根拠を示しているとは言い難い。根拠を示さない原発推進論、という面もあると思います。

閣下は主に経済論から述べられますが、理学的、工学的考察に乏しく思われます。過日も書かせていただきましたが、リスク管理に関する見解も貧弱過ぎて話になりません。「マネージャーが、とてもエラい人という前提」とか頓珍漢なコメントもいただけません。リスクということをご存知ですかと僭越ながら問うてみたわけですが、未だ疑念は払拭されておりません。むしろ深まるばかり。

第一原発の事故は、事実として生じているのです(全容は未だ不明です。これも重要な事実)。結果、莫大な被害、コストが現に生じていますし、これからも生じます。長期的な被害等はいろいろ考察されているものの不明。予測困難。

それを受けて不安を感じる人達がいます。
原発推進を主張する方々は、彼らの不安を取り除くに十分な説得力のある(ここが肝心)説明をする義務があります。
もちろん閣下ご自身も大いに、また明快に丁寧にご説明いただくべきと思います(的を射ていない長文では伝わりません。その辺は南堂氏を見倣っても良いのでは)。

「危険性の根拠があるなら示せ!さもなくば、安全」ということは成り立ちません。
「安全性の根拠があるなら示せ!さもなくば、危険かも」が当然の反応です。
「絶対安全」などあり得ないのですから、リスクの程度を正確に示し、広く公衆に受け入れられるよう努めなければ、原発推進などできません。
「賢者である吾輩が推進と言うのだから愚者は黙っておれ!」は通用しません。
推進派だけで択捉島に原発村を構築するのでもない限り。

成瀬自身は、「すぐ全廃せよ!」などとは申しませんが、徐々に縮小、最終的に脱原発をすべきと考えます。
根拠は単純です。
リスクが大きすぎるから。現在の技術ではいろいろなリスクへの対策を十分に取ることができないから。本質的に、万一の際には制御不能の状態になるから。
浜岡のリスクは特に高いと判断しているため、停止、即刻廃止、燃料搬出が妥当と考えています。「津波対策をしたら再稼働」などあり得ない選択肢と思います。存在するリスク1つ1つに十分な対策が取られている根拠を見いだせませんし、それでも想定外の事象が発生した場合にマイナス面が大きすぎるので。

それに、「原子力発電はコストが安い」なんて、積算根拠はかなり怪しい。不確定要素の多い事象に関するコスト比較はなかなか困難です。閣下が積算された説得力のあるデータでもあれば、ご公表いただけると有り難い。電力会社や経産省も喜ぶと思います。成瀬も餌が増えて嬉しい。

では、核心的お答えは決して頂戴できない過去の事例が覆されることに淡い期待を抱きつつ、冒頭の"身辺状況"に戻ります。

No title

どういう訳か投稿が受け付けられないので、エントリーという形で書きます。

エントリーの「推進論の根拠」を読んでください。

脱原発

たかおじさん様は、原発のコストが優れているという前提でお話されているようですが、根拠となるデータの出所は電力会社や原子力利権の側ではありませんか?「原発の発電コストは安くない。むしろ一番高い」という試算の結果もあります

天然ガス・コンバインドサイクル火力発電は非常に現実的な脱原発の代替案です。現実に数例の導入・稼働実績があり、現在も発電しており、老朽化した石炭・石油の火力設備の更新時に置換していくだけでかなり発電量の増強が図れるそうで、天然ガスの資源量や二酸化炭素排出量の問題も調べてみるとそれらはクリアできる事のようです

輸入も対米価格の数倍の高値でする必要は無いのですし、シェールガスの登場で購入元の選択肢は増え、価格の下落も始まりつつあるようです

現実として、中部電力は火力依存度が最も高い電力会社ですが火力を主力にして成り立っており、シェールガスの購入も決定しましたから、原発を止めたら電力会社の経営が成り立たないというのも説得力が無い

電気が足りているのは今の現状が証明しており、原子力の必要性は外交面以外には全く無いと言えるのではないでしょうか?

脱原発

>2012-08-26 01:44 | イカ娘の親様

>たかおじさん様は、原発のコストが優れているという前提でお話されているようですが、根拠となるデータの出所は電力会社や原子力利権の側ではありませんか?

全くちがいます。過去何度もその根拠を示していますが、膨大な量なのでむろんすべてを今読んでくれとは言いません。

ただ、一方の当事者である電力会社や利権サイドの根拠はむしろ入れておりませんよ。なぜ、私が彼らのサイドに立って物を言っていると考えるのですか。それを”色眼鏡”と言います。原発推進を主張する連中はすべて原発村の回し者だというプロパガンダを信じましたか?

>「原発の発電コストは安くない。むしろ一番高い」という試算の結果もあります

はい、どんな試算でもあります。その根拠を確認してから比較すべきでしょうね。脱原発を煽る連中の試算にはどうして信用出来るのですか。試算があるのは承知していますよ。

>
>天然ガス・コンバインドサイクル火力発電は非常に現実的な脱原発の代替案です。現実に数例の導入・稼働実績があり、現在も発電しており、老朽化した石炭・石油の火力設備の更新時に置換していくだけでかなり発電量の増強が図れるそうで、天然ガスの資源量や二酸化炭素排出量の問題も調べてみるとそれらはクリアできる事のようです

はい、それらもすべて検証した結果ですよ。

環境汚染コストはどうなりましたか?

国家の安全保障コストはどの様に組み入れていますか。

原発を今停めても原発の維持費は発電中と変わりません。すなわち、原発とは、初期投資が巨大で、発電をしながら消却してゆくシステムです。火力などは、発電しなければ維持費は大幅に下がりますが原発は変わらないのです。原発の廃炉もコストがあらかじめ組み入れられています。それらの莫大な維持費を支払いながら、発電はしないのですか?
>
>輸入も対米価格の数倍の高値でする必要は無いのですし、シェールガスの登場で購入元の選択肢は増え、価格の下落も始まりつつあるようです

シェールガスが本当に救世主なら、どうして米国の経済はこれほど悪化し続け、改善しないのでしょうかね。どうしてそのアメリカが新規の原発建設を推進しているのでしょうね。なぜ中国が60基もの原発を作ろうとしているのでしょうね。なぜトルコやベトナムなどが原発を作ろうとしているのでしょうね。

本当に実用化し、日本が完全に、安価で輸入出来る保証が出来たら考え直しましょう。でも上記のコストは変わりませんよ。

>
>現実として、中部電力は火力依存度が最も高い電力会社ですが火力を主力にして成り立っており、シェールガスの購入も決定しましたから、原発を止めたら電力会社の経営が成り立たないというのも説得力が無い

電気代に上乗せすれば経営破綻はしないでしょうね。そもそも電力会社を無くすことが出来ますか。
>
>電気が足りているのは今の現状が証明しており、原子力の必要性は外交面以外には全く無いと言えるのではないでしょうか?

電気が足りないから値上がりし、企業が海外に脱出し、熱中症患者、死者が続出し、ギリギリの低空飛行を強いられているのですが。

たまたま電気が足りただけですよ。電気とはかなりの余裕を持たなくては足りたことにならないのですが、ご存知ですか。

なお、自然再生エネルギーについて触れられないのは、さすがにあれがまやかしであることをご存知だからだと評価はします。

しかし原発推進派は電気会社の回し者という決めつけは、それ以後の思考を妨げますので、まず中立の立場でお考え下さい。私自身ブログで、東電や原子力行政などを厳しく糾弾していますよ。でも一番糾弾すべきは、一切責任を取らない民主政権ですけどね。

No title

2011-05-18 20:36 | あづまもぐら 様
引用『殆ど動いていないとは、夜間でさえ余剰でないと云う事。』
⇒いいえ、揚水発電を動かせないのは農業用水・水道用水の水利権を犯せないからです。ご存知と思いますが、揚水発電の建設・維持コストは原子力にカウントされていません。
0

2012-08-26 01:44 | イカ娘の親 様
ムフフ様も指摘されてましたが、原発施設がNC(電源断で閉鎖)NO(電源断で開放)のどちらで設計すべきか根本的思想が未だ未熟の段階です。
危険性・経済性を判断するには半世紀早いのではないでしょうか。
しかし、半世紀先にはU235は枯渇し始めるのではないでしょうか。
此処での『将来の時間尺度』が考慮されていない議論はあまり意味が無い様に感じますが・・・・・。

No title

>2012-08-26 22:15 | 金子 孝様

横ながら、

>引用『殆ど動いていないとは、夜間でさえ余剰でないと云う事。

>⇒いいえ、揚水発電を動かせないのは農業用水・水道用水の水利権を犯せないからです。ご存知と思いますが、揚水発電の建設・維持コストは原子力にカウントされていません。>
まず、揚水発電は発電手段ではなく、蓄電手段です。したがって、常時運転をすることが有利である原発での夜間余剰電力で揚水池に水をくみ上げ、昼間にそれで水力発電をするのが有利です。火力発電は需要に応じて細かく発電量を変えることができますので、揚水発電をするメリットがありません。

2012-08-26 01:44 | イカ娘の親 様

>ムフフ様も指摘されてましたが、原発施設がNC(電源断で閉鎖)NO(電源断で開放)のどちらで設計すべきか根本的思想が未だ未熟の段階です。
>危険性・経済性を判断するには半世紀早いのではないでしょうか。

早いですね。しかしその半世紀の間にも電気は要るのです。半世紀後に私が生きている可能性は少ないですが、もし原発よりもクリーンで、低コストで、国家の安全保障を妨げない手段が開発されたらその時点で原発を廃止することはやぶさかではありません。その見通しだけでは見切り発車は出来ません。

>しかし、半世紀先にはU235は枯渇し始めるのではないでしょうか。

それはないですね。一つは高速増殖炉がどうなるか分からないのと、プルサーマルの効率がどうなるか分からないこと、またウランの未発見鉱脈がどうなるか分からないこと。案外日本近海の海底にあるかも知れませんよ。

さらに、現在技術的には海水からのウラン回収が可能になっていますが、むろんコストの問題で実用化は出来ていません。しかし、技術開発は予想を超えますので、将来無限に存在すると言っていい海水中のウランが回収出来るかも知れません。

つまり、今原発を停める理由はないのです。

まあ、核融合でも実用化されたら、話は変わるんでしょうがね、でもあれは夢想だという人も居ます。私には判断は出来ません。

>此処での『将来の時間尺度』が考慮されていない議論はあまり意味が無い様に感じますが・・・・・。

いえ、私達は今原発が必要かどうかを議論しています。イカ娘の親様は、東電や利権サイドの試算は嘘だ、電力は現在足りている、シェールガスなどが代替手段となるとおっしゃっているので、それはちがうともうしております。将来の時間尺度の話は少なくとも私はしているつもりはありません。遠い将来のことは私は保証出来ませんので。

No title

2012-08-26 22:31 たかおじさん様

 同じ事を違った解釈をしていますね。
揚水発電は原発の夜間電力の蓄電設備としては高過ぎ、また頼りに成りません。
そこで、エコキュートやエコアイス冷房・電気自動車など、あの手この手の原発推進を謀るわけです。
CO2対策としては大いに評価すべきです。
しかし、CO2排出に効果の大きい、エネファームには補助金を付けていません。
扇島ガス火力の計画を縮小させるなど、余りに不適切な施策ななされて来た事も事実です。
余りに貧弱な電力融通線など、原発推進以前に成されるべき施策が全くなされていません。

 蛇足ですが、海水冷却の原発は海からのテロ攻撃に極めて脆弱で、安全保障上からは即刻なくすべきと思います。

No title

>2012-08-27 09:59 | 金子孝様

> 同じ事を違った解釈をしていますね。

基本的に、あなたが脱原発をいっているのではないことは承知しております。

>揚水発電は原発の夜間電力の蓄電設備としては高過ぎ、また頼りに成りません。

はい。大規模な蓄電設備のなかった時代の設備ですから。発電設備ではなく、蓄電設備であるとの事実は変わりません。

>そこで、エコキュートやエコアイス冷房・電気自動車など、あの手この手の原発推進を謀るわけです。
>CO2対策としては大いに評価すべきです。

そうですね。

>しかし、CO2排出に効果の大きい、エネファームには補助金を付けていません。
>扇島ガス火力の計画を縮小させるなど、余りに不適切な施策ななされて来た事も事実です。
>余りに貧弱な電力融通線など、原発推進以前に成されるべき施策が全くなされていません。

そうですね。それらについて異論を述べた記憶はありませんので、その通りと思います。

> 蛇足ですが、海水冷却の原発は海からのテロ攻撃に極めて脆弱で、安全保障上からは即刻なくすべきと思います。

そもそ外部からの攻撃に対する脆弱性は、事前の情報収集能力、外交努力などにも大きく関わります。また我が国のような細長い島国では、選択の余地は小さく、海水冷却をとらざるを得ません。福島第一でさえ、内陸の用水池による冷却能力も備えていたはずですが、それが機能しませんでした。

冷却水系を地下深部にもうけるなど、可能な範囲で対策をとるしかないでしょうね。

No title

2012-08-27 10:25 たかおじさん様

引用
『却水系を地下深部にもうけるなど、可能な範囲で対策をとるしかないでしょうね。』

⇒巨大な冷却塔を設ければ、内陸にも設置可能です。
安全保障を言うならば海水冷却の原発は即刻停止し、内陸に原発を設置すべきです。

No title

>2012-08-27 14:05 | 金子孝様

>巨大な冷却塔を設ければ、内陸にも設置可能です。

巨大建造物はむしろ攻撃目標になりやすいのでは?むしろ、福島第一のように内陸のダムを利用する方がまだましかと。とはいえ、今回はそれが機能しませんでしたが。

>安全保障を言うならば海水冷却の原発は即刻停止し、内陸に原発を設置すべきです。

大陸国の規準で言えば、日本の内陸など精々沿岸から数十キロであり、内陸にうちには入りませんね。内陸にミサイルが飛んでこないことが確実であればいいのですが、それなら山岳地帯の地下深くとの方法があるでしょう。

が、それが他の安全保障とのバランスを考えて現実的かどうかも考えなくてはならないですね。

いずれにせよ、日本の地形では、海水冷却は取らざるを得ない選択肢であり、それでも防御性を高める工夫の方が先だと思いますがね。ただ、地下深部以外、本格的なミサイル攻撃に万全の防御策など世界中で皆無だと思いますが。

他の防衛策と共に、技術的に可能でも現実的かどうかを考え、最善の方法を考えた方が良いかと思います。そうなると、私は門外漢であり、あなたがどれほどの専門家であるかも存じ上げないので、議論は成り立たないのではないかと思いますが。

もしあなたが自称以外で、その方面の権威であることが証明されたら、拝聴いたします。

No title

私が言いたいのは、迫撃砲・ロケット弾・シュノーケリングに拠るプラスチック爆弾攻撃等は厳戒態勢をひかない限り、防ぎようが無いと言う事です。

No title

追伸
 言い換えれば、日本の原発は仮想敵国でなく、愉快犯にさえ無防備だと言う事です。

No title

>2012-08-27 16:21 | 金子孝様

>私が言いたいのは、迫撃砲・ロケット弾・シュノーケリングに拠るプラスチック爆弾攻撃等は厳戒態勢をひかない限り、防ぎようが無いと言う事です。

なるほど。では、最初からそうおっしゃっていただければ無駄な会話もいらなかったと思います。現実には日本の原発が出来て40年、そのような被害はありませんでしたね。いわば素人のそのような攻撃にさえ耐えられないような原発はこの世に存在しないと思いますよ。

>2012-08-27 16:43 | 金子孝様


追伸

 >言い換えれば、日本の原発は仮想敵国でなく、愉快犯にさえ無防備だと言う事です。

そうは思いませんが。実際にそのような被害が起きたことはなく、今後も起きる可能性は考えられません。無防備と言うより、その程度の破壊工作に耐えられないような発電所、公共施設など存在しませんね。自然災害にはなかなか対処出来ませんが。

今まで愉快犯がどこかの橋やダムや道路を破壊して誰かが死んだことがありますか。それに耐えられない設備だと思いますか。これからあるかも知れないと言うなら、世界中がその対象であり無防備ですよ。

No title

廃熱大気放出の原発に比べてさえ、廃熱海水放出の原発がテロに弱い、特に海上からの簡単な攻撃さえ防御するのが困難である事を認めた上で、尚且つ『安全保障上から原発は必要』とするのは、①完全な論理破綻②平和ボケ  以外の理由が挙げられるでしょうか。

No title

>2012-08-28 08:16 | 金子孝様

>廃熱大気放出の原発に比べてさえ、廃熱海水放出の原発がテロに弱い、特に海上からの簡単な攻撃さえ防御するのが困難である事を認めた上で、尚且つ『安全保障上から原発は必要』とするのは、①完全な論理破綻②平和ボケ  以外の理由が挙げられるでしょうか。

はてさて、何をそこまでムキになっておられるやら。別にテロ対策をないがしろにしろと言っているわけでもあるまいし、海上からのテロに弱いなら、原発にテロ組織を近づけない対策が先決でしょう。

テロの規模も想定なら幾らでも拡大出来ますよ。曰わく、核爆弾を持ち込むかも知れない、曰わく海上から大型ミサイルを撃ち込むかも知れない。

しかし、現実にそこまでテロを想定するなら、日本中何処に何を作っても無駄でしょうね。テロ対策とは、一原発のみで行うのではなく、国家ぐるみの筈ですから。守るべきは原発だけではないですしね。ダムや新幹線への攻撃だって、数千、数万名の被害が想定出来ます。原発対策のためにこれらの対策予算を削るのですか?バランスを取る、現実的に対処するという意味がどうしても理解出来ないようですね。国家の安全保障をなぜ大局的に考えられないのでしょうか。

偏に:

私の”①完全な論理破綻②平和ボケ”を証明したいが為に現実離れをした屁理屈を並べているようにしか見えませんよ。それにあなたがその筋の権威であることが客観的に証明されるなら拝聴しますが、拝聴したところで賛同するとは限りません。専門家達が今回の人災の元ですしね。

論争は結構ですが、そろそろ逸脱していますよ。

No title

2012-08-28 11:09 | たかおじさん 様

引用「その筋の権威であることが客観的に証明されるなら拝聴します」

①その筋の権威がここを訪れる訳がないでしょう。
ただ新エネルギーの技術動向に関する白書の基礎データ計算に携わりましたが。
再生可能エネルギーは百年単位の技術であり、タイムスパンを算入しない議論には、何の意味も無いと今も確信しています。

②どこの誰かも判らない「たかおじさん」なる人物に私の履歴を披露する訳がないでしょう。 とても非常識ですね。

③国家がその国内法的な手続きに則って行う行為は「戦争」であって「テロ」ではありません。
テロリストが長距離ミサイルを使うのでしょうかね。

日本の原発へのテロは極めて可能性が低いと考えています。
軍事的安全保障と原子力利用だけを天秤に掛けるなら、完全な脱原発は技術的に余りにも惜しいと思っているだけです。

④原子力利用には政治的コスト(造語です)もあり、火力との単純な比較は余り意味がないと痛感しています。

No title

>2012-08-31 08:45 | 金子孝様

もはやけんか腰ですね。あなたには基本的な読解力がないのでしょうか。

>①その筋の権威がここを訪れる訳がないでしょう。

とうぜんです。つまり私はあなたをその筋の権威だなどと考えていない、つまり私と同じ、一一般人であると思っているわけで、それならある一定の所まで来たら水掛け論になる可能性はいつでもあり、それを一方が自分の正しさを証明は出来なくなるのは当然です。だからそろそろ止めてはどうか、と言っているわけです。しかし、今回は特に下記のように争点がありません。

>ただ新エネルギーの技術動向に関する白書の基礎データ計算に携わりましたが。
>再生可能エネルギーは百年単位の技術であり、タイムスパンを算入しない議論には、何の意味も無いと今も確信しています。

今それを論じているわけではありません。そんなことは普通の人間でも少し考えれば分かり切ったことであり、ここでの対立点ではないからです。つまり争点ではありません。
>
>②どこの誰かも判らない「たかおじさん」なる人物に私の履歴を披露する訳がないでしょう。 とても非常識ですね。

だからこそ、あなたが権威であることを客観的に、と言ってるのであり、実際にはそれはあり得ない、だからあなたの話は一般人の話としてしか聞かないと言うことですよ。非常識以前に、これは読解力の問題です。強い否定を表すときに疑問型は良く用いる手法です。

------------------------------------------------------------
その例。「あの人がそんなことをしたのですか?」
これは実際には、あの人がそんなことをするわけがない、との強い否定を意味する。
「あなたはその筋の権威なのですか」は、あなたがその筋の権威であるわけがない、このよう場所に来るはずもない、と言う意味。

また時に過程も強い否定の場合使われる。
例 「もしこれが本当だったら、私は坊主になります」
これは実際は事実であるはずがなので、私も坊主になる羽目にはならないということ。
したがって、もし権威であることが証明されるなら、とはあなたが権威であるはずがないと言っている。
------------------------------------------------------------


人によっては皮肉、と言う人も居ますが、これらは日本語のみならず、他言語でも普通の語法であり、言語の理解度より、あくまで基本的な読解力不足からと思われますね。



>③国家がその国内法的な手続きに則って行う行為は「戦争」であって「テロ」ではありません。

当然ですね。それなら、戦争に備えることで、手法的にも備えることになるでしょう。これもあなたの読解力の問題でしょうか。

>テロリストが長距離ミサイルを使うのでしょうかね。

使いませんね。だからそう言っているでしょう。国家間の戦争に対しそれの防御策がバランスを以て立てられれば、テロに対しては攻撃手段はたかが知れているから事前の情報などで対策を立てるべきだと言っているだけ。海からの攻撃もその範囲ですよ。

>日本の原発へのテロは極めて可能性が低いと考えています。

初めからそう言っているでしょう。ゼロではないと言って他を犠牲にして対策を立てるのではなく、あくまで可能性をも考慮してのバランスですよね。今まで私の言っていた言葉を、単に反論だけに気を取られて理解出来なかったようですね。

>軍事的安全保障と原子力利用だけを天秤に掛けるなら、完全な脱原発は技術的に余りにも惜しいと思っているだけです。

おやおや、前回は日本の原発はテロに脆弱だと言いたいだけだとおっしゃってませんでしたっけ。この点も別にここで争点になっているわけではありません。持ち出す意味がないですね。

>④原子力利用には政治的コスト(造語です)もあり、火力との単純な比較は余り意味がないと痛感しています。

はい、それも確認済みですね。

つまり今回の書き込みは、単に私が非常識であると言いたいだけのことのようですがそれ以外に何か私の論点と食い違うところがありますか?私が非常識だと信じられるのはかまいませんが、その証明の仕方があまりに稚拙であり、その目的も幼稚だとしか思えないのですが。

ま、これで二度目ですが、争点がないのであればこの辺でおやめになった方がよいですよ。

当初の言葉遣いからしても(まあ、これは私に指摘されるまでは改めなかったけれど、改めただけ良しとしましょう)あなたには読解力もないし相手の真意を汲み取ろうとする意思もないようです。このような場合は、条件反射で否定するのではなく、相手の真意を確認するための質問をした方がよいですよ。そのうえで、否定でも肯定でもしては如何ですか。さもないと、論点がぼけ、結局争点でもないことを言い訳がましく並べることになります。

化石燃料のコスト

化石燃料を輸入するために、国がはらっている代償はかなり大きなものがあります。マスコミも殆ど報道しないですが、巨額のODAは、化石燃料も含め、資源の輸入を目的とするものも多いのです。

8/27日付の日経新聞に「資源 変わる輸入地図/長年の調達網のもろさ露呈」という記事がありましたが、今年はスペイン・フランス・ブラジルなどの貯蔵分のLNGまで買付(もちろん高値)するなど、燃料の輸入に大変苦労したことが書かれています。

外国が善意で安価に燃料を輸出してくれるというのは妄想です。途上国も経済発展のためにエネルギーを必要としていますので、今後ますます資源獲得競争が激化していきます。

記事には中国も資源の輸入先確保のため、南米にインフラ支援を約束し、中国向け輸出の拡大を要請しています。ただ燃料の代金を払うだけでは、資源の輸出はしてくれないのが現在の厳しい状況です。

ODAはただお金を出すだけではく、技術提供・人材養成も行われていますが、資源の輸入のために、ODAがらみで途上国の留学生も多く受け入れています。その中には原子力人材の育成も含まれていますが、まだ原発の建設予定のないアジア諸国も、エース級の人材を日本に留学させているそうです。

資源の輸入のために原子力研究の提供も行われているということはあまり知られていませんね。

また、原発を内陸部に建設という話が出ていましたが、「高温ガス炉」という型(アメリカ・ドイツで商用利用の実績があります)は、ガスをループ循環させて冷却する仕組みのため、内陸部に建設可能です(たしかカザフスタンだったと思いますが、日本の技術で建設プロジェクトがすでに開始しています)。

高温ガス炉は制御棒を挿入しなくても、自然冷却と冷却パネルで冷却可能なため、福島の事故後、安全性が再評価されました。

茨城のHTTRでは、2010年に全電源喪失状態(制御棒も挿入せず)できちんと冷却できるか実証実験を行い、成功しています。

ただし「高温ガス炉」は経済性に劣るため、日本は軽水炉を採用してきましたが、最近の研究で950度を達成し、その排熱を水素製造や他産業に利用することで、軽水炉に劣らないところまで経済性が改善されました。

燃料にトリウムを使用することも勿論可能です。

安易に「脱原発」「反原発」をうたう人たち、さらに全てを「利権」に結びつけて思考停止する人たちは、世界の事情(外交も含め)や技術面に無知なのだと思います。

また、原発のテロ対策については、自民党が法案を出す(自衛隊が守る?)ような話があるようです。ただ、原発は都市部にはありませんし(殆ど過疎地域)、格納容器の強度はミサイル攻撃も計算されていますので、テロを起こす側にメリットが少ないのでテロ計画も殆どないのではと思います。都市部を直接攻撃したほうがはるかに効率がよいかと。

化石燃料のコスト

>2012-09-03 12:07 | momo様

>化石燃料を輸入するために、国がはらっている代償はかなり大きなものがあります。マスコミも殆ど報道しないですが、巨額のODAは、化石燃料も含め、資源の輸入を目的とするものも多いのです。

資源小国日本にとって、資源の確保は死活問題であり、ODAがそれを目的とした場合が多いのも当然のことでしょう。また資源の確保は後述されている様に国家の安全保障にも大きな課題になっています。先の戦争がアメリカを初めとするABCDラインによって日本の資源確保の道を断たれたことが最大の原因であり、また戦術として兵糧責めは現代でも多用される手段です。

日本が資源小国であり、資源の確保に最大の努力を傾けならないことは自明のりなのですが、単に天然ガスの方が安いと天然惚けの方々が信じているのが日本にとって脅威なのです。
>
>8/27日付の日経新聞に「資源 変わる輸入地図/長年の調達網のもろさ露呈」という記事がありましたが、今年はスペイン・フランス・ブラジルなどの貯蔵分のLNGまで買付(もちろん高値)するなど、燃料の輸入に大変苦労したことが書かれています。

それはあの馬鹿がいきなり脱原発をうちだし、それに乗ったお花畑が原発を動かさないようにしているからです。そのため、日本はやっと震災の痛手から立ち直り、経常収支は黒字になりましたが貿易は赤字の拡大を続けています。

とうぜんいきなり大量の化石燃料を買い付けたわけですから相手の言い値で買うしかないし、それによって世界の化石燃料価格を押し上げ、資源のない貧困国などが極めてくるしく、政情が不安定になっています。

>
>外国が善意で安価に燃料を輸出してくれるというのは妄想です。途上国も経済発展のためにエネルギーを必要としていますので、今後ますます資源獲得競争が激化していきます。

それはとうぜんですね。今荒れに荒れているシリアを初め中東の変革もそれに起因しています。
>
>記事には中国も資源の輸入先確保のため、南米にインフラ支援を約束し、中国向け輸出の拡大を要請しています。ただ燃料の代金を払うだけでは、資源の輸出はしてくれないのが現在の厳しい状況です。

そうです。つまり資源の確保にも力、はっきり言えば軍事力が必要なのです。ただ、それをちらつかせるかしないかは別の話ですが。
>
>ODAはただお金を出すだけではく、技術提供・人材養成も行われていますが、資源の輸入のために、ODAがらみで途上国の留学生も多く受け入れています。その中には原子力人材の育成も含まれていますが、まだ原発の建設予定のないアジア諸国も、エース級の人材を日本に留学させているそうです。

はい、いずれ化石燃料が高騰しとうてい買えないと見極めをつけ、それなら援助がらみで原発を導入すべきだとの当然の判断故です。
>
>資源の輸入のために原子力研究の提供も行われているということはあまり知られていませんね。

そうですね。日本の原発技術は世界でトップクラスです。チェルノブイリ以後ロシアでは原発技術が失われましたし、アメリカでもスリーマイル以降原発技術は停滞しています。今、世界の原発製造は3グループにまとまっていますが、すべて日本メーカーが主導しています。

>また、原発を内陸部に建設という話が出ていましたが、「高温ガス炉」という型(アメリカ・ドイツで商用利用の実績があります)は、ガスをループ循環させて冷却する仕組みのため、内陸部に建設可能です(たしかカザフスタンだったと思いますが、日本の技術で建設プロジェクトがすでに開始しています)。

はい。ただ、日本の場合、内陸と言っても細長い地形であるため、世界規準で言えば沿岸とさほど変わりません。つまり、何処に作ろうと沿岸設置型と同じと考えて良いでしょう。

>
>高温ガス炉は制御棒を挿入しなくても、自然冷却と冷却パネルで冷却可能なため、福島の事故後、安全性が再評価されました。
>
>茨城のHTTRでは、2010年に全電源喪失状態(制御棒も挿入せず)できちんと冷却できるか実証実験を行い、成功しています。
>
>ただし「高温ガス炉」は経済性に劣るため、日本は軽水炉を採用してきましたが、最近の研究で950度を達成し、その排熱を水素製造や他産業に利用することで、軽水炉に劣らないところまで経済性が改善されました。

なるほど、そこまでは存じませんでしたが、1000度近い熱を唯捨てるのではなく、他産業のために利用することでコストを軽減させられるのは、考えてみれば当然ですね。それに、廃熱を徹底的に回収して使えば、発電効率も充分上がるはずです。
>
>燃料にトリウムを使用することも勿論可能です。

これについては世界中で研究が進んでおり、インドなどでは実用化していたと記憶しています。ただ、やはり経済性、この場合は効率の問題で今はウラニウム炉に代わる迄には行きませんが、燃料確保の面では有利でしょう。ただ、採掘技術や高速増殖炉の発展によっては、ウラニウム炉の方が将来も有利かも知れません。
>
>安易に「脱原発」「反原発」をうたう人たち、さらに全てを「利権」に結びつけて思考停止する人たちは、世界の事情(外交も含め)や技術面に無知なのだと思います。

そして問題は、この人達が自分の無知に気がつかないと言うことです。だからこそ、疑問を持たず、思考もせず、お花畑で風になびいているだけなのに、自分の意思で向きを変えていると信じているわけです。
>
>また、原発のテロ対策については、自民党が法案を出す(自衛隊が守る?)ような話があるようです。ただ、原発は都市部にはありませんし(殆ど過疎地域)、格納容器の強度はミサイル攻撃も計算されていますので、テロを起こす側にメリットが少ないのでテロ計画も殆どないのではと思います。都市部を直接攻撃したほうがはるかに効率がよいかと。

まあ、難しいからこそ原発を破壊出来ればテロリストの勲章になりますからね。しかし、普通の原発は、一般のテロリストに歯の立つ物ではありません。おっしゃるように都市部で無差別殺人でもした方が確実に大きな被害を生じます。自爆テロはその典型で、破壊規模よりもむしろ恐怖が目的です。

テロ対策とはそのような観点でしなくてはならず、単に原発をテロから守るだけに集中するのは無駄で間違いです。

No title

momo様の説明、非常に参考になりました。ありがとうございます。
化石燃料を調達する時に原発が稼働していれば、価格交渉で有利だと聞いたことがあります。反原発派は本当に何も考えてないのか、日本経済の破壊が目的なのか。

No title

>2012-09-04 10:04 | 花岡 鉄様

>momo様の説明、非常に参考になりました。ありがとうございます。

そうですね。私も参考になりました。

>化石燃料を調達する時に原発が稼働していれば、価格交渉で有利だと聞いたことがあります。反原発派は本当に何も考えてないのか、日本経済の破壊が目的なのか。

日本の場合、あの馬鹿が原発を停めたおかげで、スポットの高額な燃料を言い値で買わざるを得ませんでした。交渉する最も悪い条件は、代替手段がないと足下を見られることです。

脱原発を言っている人たちの大半は、単なるファッションです。昨日も政府が脱原発により過程の光熱費が30年には2倍になるとか、安全保障上取り返しのつかないリスクを生ずるなどの結論を出しており、本当に分かり切ったことを何でいまごろと呆れています。

最初から分かり切った情報を国民に与えず、お花畑は自力ではそれを思いつけず、脱原発に走ります。国民の大半が脱原発と政府は言っており、だから脱原発を目指すと、恰も国民の意思であるかのようにすり替えていますが、情報を与えずに単なるファッションで動いているお花畑に責任を押しつけるのが民主党政権のやり方です。

情報を与えずに国民を煽るのは、朝鮮や支那などと同じです。政府にとって一番国民を操りやすい手法なのです。

技術面 チェルノブイリと福島第一の違い

たかおじさん様、花岡鉄さま、つなたい文章をお読み頂きまして、ありがとうございます。

管理人様に対し、技術面より経済面ばかり言う、という批判がありましたので、技術面の話を書きます。これは以前、詳しい専門家の方に聞いた話です。「技術面より経済面ばかり言う」と批判する方に、技術の話がわかるのかはわかりませんが。

反原発学者の小林圭三氏が、「もんじゅは核燃料増殖のために、核分裂しにくい高速の中性子で核分裂させようと、プルトニウムの燃料棒をぎゅうぎゅうに詰めている。だからトラブルが起きると核分裂反応が暴走しやすく大事故につながる」と主張しています。

これについて、技術面の話を聞いたのですが、福島第一原発がなぜチェルノブイリ原発のようにならなかったのか、の一つの答えでもありました。

------------
高速増殖炉というのは、現在の日本においては、

・プルトニウムが20%程度(非核分裂性の親核種も含む)含まれるMOX燃料(殆どがU-238)で構成された燃料棒が稠密型に配置(三角型)され(軽水炉は正方配置)、高速中性子でPu-239、Pu-241の核分裂反応度とU-238→Pu-239の増殖を行うものです。

(核分裂反応で生まれた中性子は高速エネルギーを持っているのですが、U-235、Pu-239、Pu-241といった核分裂性核種は十分に高速な中性子または十分に減速された中性子と核分裂反応をしやすいため、

・生じたばかりの高速な中性子を減速させずに核分裂反応を試みるのが高速炉

そのため、中性子を減速させづらいNaで冷却(伝熱)する。稠密配置もそのため。

・生じた高速中性子を水などにより十分に減速させた熱中性子と核分裂反応を試みるのが軽水炉

正方格子にして適切な減速をさせた燃料設計となる。

という点が異なります。

なお、増殖というのは、核分裂反応で生じる中性子の数が1回反応あたり2~3個で、うち一つが次の核分裂反応、のこり一つ以上が構造体等に吸収されず、U-238→Pu-239の捕獲反応で核分裂性核種に転換されることにより、初めに装荷した核分裂性核種以上の核分裂性核種が生成されることをいいます)

原子炉の固有安全性(物理現象により安全性が担保される性質)というのは、

・温度反応度係数が負(何らかの外乱により温度が上昇しても核分裂反応が暴走しない)

という事が非常に重要で支配的です。

これが正の場合、例えば原子炉内が過加熱に至り温度が上昇すると核分裂反応が制御不能となり、チェルノブイリ発電所事故のような爆発が生じます(チェルノブイリのRBMKはこの値が正で設計されており、運転時の不注意で加熱し核暴走に至りました)。

温度反応度には、炉内の核分裂反応を制御する温度が関係するものの種類毎に

・ボイド反応度:沸騰し気泡が生じた際の反応度
・ドップラ反応度:燃料ペレットの温度が上昇した際の反応度
・減速材(冷却材)温度反応度:減速材(軽水炉)、冷却材(高速炉)の温度が上昇した際の反応度
・構造材膨張反応度:構造材の熱膨張による反応度

等に分解でき、この総和が負であることが重要です。

基本的にドップラ反応度は燃料の性質上、どのような設計でも十分に負になります。

軽水炉の場合、減速材温度反応度が材料の性質上十分に負になり、またBWRではボイド反応度は(減速を十分にできなくなり、核分裂反応が満足に行えなくなるため)設計上負にしやすく、そもそもの性質から負にすることが簡単です。

一方、高速炉は高速中性子を利用するため、沸騰が生じた場合は核分裂反応がしやすくなる方向で、結果として正になりやすくなります。これは、燃料棒を短くすることで沸騰しなくすることで回避しています。

また、十分に負のドップラ、負になりやすい冷却材温度反応度、構造材膨張反応度により、総和で確実に負になるよう設計されます。

小林先生のおっしゃっている論調は

・ボイド反応度が正になりやすいから危険

ということになりますが、上記のとおり、高速炉は設計上、温度反応度は負であり、たった一つの側面のみから文句を言い、世論をかき乱して遊んでいるように感じます。
--------


この説明の中に、軽水炉も出てきていますが、福島第一原発がなぜチェルノブイリと違うのか、参考になると思います。

温度反応度には4種類あり、軽水炉はその総計が「負」になるよう設計されている。チェルノブイリ原発は、それが「正」になるよう設計されていたため、核暴走した。これだけの違いがあります。


科学とは、考えうるあらゆる可能性を、理論、実験、シミュレーション等により検証するものです。

小林圭三先生だけでなく、小出助教や武田邦彦氏にも言えますが、「自論に都合の良い一つの側面だけ取り上げ、自論に都合の良い検証のみで、自論に都合の良い結論を出す」のは、科学者として失格としか言いようがないと思います。

連投で失礼します

上記の専門分野の方の説明ですが、素人向けにわかりやすく書いて頂いたのですが、それでもわかりにくいですよね。しかし、反原発学者の小林圭三氏の説明はわかりやすいです。

科学がそんなにわかりやすいなら、皆が専門家になれます。

反原発学者を自称する方々は、結局のところは、研究者としての能力に欠けているのを、主張を政治的方向へもっていくことで誤魔化しているだけなのだと思います。

ちなみに説明に書いて頂いた内容は、大学院修士レベルの内容だそうです。小林圭三氏は、修士レベルすら理解できていないということです。

技術面 チェルノブイリと福島第一の違い

>2012-09-04 17:39 | momo様

色々詳しい技術面での解説ありがとうございます。参考になります。

>管理人様に対し、技術面より経済面ばかり言う、という批判がありましたので、技術面の話を書きます。これは以前、詳しい専門家の方に聞いた話です。「技術面より経済面ばかり言う」と批判する方に、技術の話がわかるのかはわかりませんが。

むろん私も専門外のことであり、到底理解をしているわけではないので、私自身が技術的な反論をするのは、私自身が理解し納得した部分だけに留めております。結局、このような専門分野においては、専門家の判断に任せるしか無く、だれが専門家なのかを私達が判断することになるでしょう。

判断する基準としてはその主張が現状確認されている現象と符合しているか、が第一にあります。福島の事故がチェルノブイリの何倍も大きな事故であり、数十万人が癌で死ぬと主張する”専門家”に対しては、チェルノブイリでも有意な率で癌が発生した事実はないとのWHOの結論が出ており、またたしかに発癌するには時間がかかるとはいえ、福島の住人が癌の罹病率が高くなっているデータもありません。

なにより、誰一人放射線障害でなくなっていないのです。

この事実と全くかけ離れた主張をする”専門家”はまず似非だと断定しますし、欧州放射線リスク委員会の専門家と称していたバズビー氏は、散々福島では多くが癌で死ぬと恐怖を振りまきそれに便乗した者達が大勢居ました。しかし、実際バズビー氏は自身の放射性物質除去サプリ販売のためのプロパガンダをしていたとして告発され姿を消しています。しかし散々彼の主張に便乗した国内の詐欺罪補助犯達はそのことには一言も触れずに相変わらず脱原発を煽っています。

これだけでも、例に挙げられた小林氏、児玉氏、小出氏、武田氏等々は似非と断じて良いでしょう。恐怖を煽り講演料の値上げや著作の売り上げを図る言ったモン勝ちの芸人です。

もんじゅについてはほとんど成果を上げずに金ばかり食っていると非難している連中は、一度ナトリウム漏れ事故が起きただけで10年も運転を止めさせるような妨害の結果、成果が出ず予算がかかる事実を無視しています。

試験炉である以上不具合が出るのは当たり前であり、それを改善しながら実証炉、実用炉へと進めてゆくべき所、不具合がでたから止めろと言うのではすべての開発が出来ません。H2ロケットにしても新幹線にしても無数のテストを繰り返し無数の失敗を乗り越えて成果を上げてきました。日本の原子炉技術は世界のトップクラスです。

もんじゅにたいし四の五の言う連中が、どれだけの知識に基づいて反対しているかはご指摘の通り、全く言いがかりのようです。恐怖は大衆に染みこみやすいのです。もんじゅが爆発したら何百万人も死ぬと脅かせばそれでじゃあ、止めてくれという人が多いのです。

>小林圭三先生だけでなく、小出助教や武田邦彦氏にも言えますが、「自論に都合の良い一つの側面だけ取り上げ、自論に都合の良い検証のみで、自論に都合の良い結論を出す」のは、科学者として失格としか言いようがないと思います。

したがって、彼らは科学者ではなく、印税乞食、講演料乞食芸人だと思っています。

連投で失礼します

>2012-09-04 17:52 | momo様

>上記の専門分野の方の説明ですが、素人向けにわかりやすく書いて頂いたのですが、それでもわかりにくいですよね。しかし、反原発学者の小林圭三氏の説明はわかりやすいです。

ええ、放射線は恐ろしい、原子力は恐ろしいと言えば済みますから。
>
>科学がそんなにわかりやすいなら、皆が専門家になれます。

ところが日本政府は、専門家が下さなければならない結論を民意に問うています。むろん、民意を無視して良いというのではなく、専門家に説明させ、可能な限り国民に理解をさせてから、あくまで参考として民意を問うべきです。今の政府のやり方は、自分達で民意に逆らう決定が出来ないので、民意を問うという形で責任放棄をしているだけです。
>
>反原発学者を自称する方々は、結局のところは、研究者としての能力に欠けているのを、主張を政治的方向へもっていくことで誤魔化しているだけなのだと思います。

それもさることながら収入アップでしょうね。たしかに武田氏などは材料工学でほとんど原子力には関係がない(一時期ウランの分離には携わっていましたが)のに、この一連の反原発恐怖プロパガンダで、相当収入アップを得たようですよ。
>
>ちなみに説明に書いて頂いた内容は、大学院修士レベルの内容だそうです。小林圭三氏は、修士レベルすら理解できていないということです。

というより、一般人が疑問に思う、即ちチェルノブイリより大きな事故でどうして誰も死ななかったのか、60年代の1500回にも及ぶ 大気圏核実験で実際に死んだ人間が第五福竜丸以外に(それも警告漏れと本人が死の灰を積極的に口に入れた等の結果)は無いと言う事実を小林氏達は疑問に思うほどの知性も持ち合わせていないと言うことです。あの核実験による放射性物質の降下量は福島の何千倍ですが、それで有意に癌発生が増えたというデータはありません。

核分裂による放射線で一般人が癌にかかりやすいと確認された例は、広島長崎の直接の被爆者のみです。アメリカなどでは兵士が核実験に伴い癌にかかって政府を告訴しています。科学者や特殊な立場の人間が亡くなった例は幾つかあります。JOCなど。

またブラジルやタイではずさんな放射性物質の管理のためにやはり死者が出ていますね。でも原発で一般人が亡くなった例は皆無です。

No title

momo様

横レスです。

①引用『HTTRは、ガスをループ循環させて冷却する仕組みのため、内陸部に建設可能です』
⇒いいえ、最終放熱は大気放出か海水放出以外にないのは火力発電も含め、変わる所がありません。

②引用『2010年に全電源喪失状態(制御棒も挿入せず)できちんと冷却できるか実証実験を行い、成功しています。』
⇒いいえ、『きちんと冷却できる』のではなく自然対流と自然放熱で暴走や水素爆発に至らないだけです。
すでに電源喪失だけでなく、冷却剤喪失実験にも成功していますよ。

③引用『燃料にトリウムを使用することも勿論可能です。』
⇒いいえ、HTTRでトリウムは使えません。

④軽水炉は崩壊熱だけで水素爆発を起こします。
核分裂の説明は福島事故には意味がありません。

私も横入りを

> たかおじさん様、

お久しぶりです。...で、チョット横入りを。

> momo殿、おじゃま虫殿、

科学的見地からの御意見、御説明、ありがとうございます。

その上で、お考えいただきたい事を少々、述べさせてください。

反原発の御用科学者?とされる小出氏や小林氏が科学者として失格というのは当然として、その珍 or 誤言説を受け止める人々のレベルがより悲劇的問題とお考えになりませんでしょうか?

彼ら反原発・御用学者が指摘するのは、珍 or 誤言説によるリスク(可能性)の存在までです。 それに対してキチンとしたリスク算定も出来ぬまま(珍 or 誤言説を基にしたらできるハズも無いが)反原発論として受け入れる方々の方が問題なのです。

...御用学者は単に彼らに媚びを打って、金やプライドを得ようとしているだけでしょう。

つまり、彼らを生みだす一般国民の中の愚かな方々が問題なのです。 核物質汚染のリスクの存在だけなら、尖閣諸島で中国と衝突して核ミサイルを撃ち込まれるリスクだって有ります。...どっちが大きいですかねぇ。

一方、アンバランスなエネルギー政策により石油価格の上昇リスクやその他のリスクが引き起こす電力価格等のエネルギーコストの上昇リスクは深刻な問題を引き起こします。

それは、実際に上昇が起こる前に、少なからぬリスク存在が認知された時点で日本の産業社会を大きく毀損し、国民の社会生活に致命的な影響を与えます。 → 多くの雇用喪失から階層2分化が進み日本社会の分裂?に至ってしまう。

「石油一滴が血の一滴」と言われた時代は、そのリスク存在の認知に精神主義が加わりより、戦略が無いままの対米戦にまで進んでしまいまった結果です。

つまり、キチンとした科学者の言説かどうか、物事の是非を論じられる教養(リベラルアーツ)が無い為としか言い様がありません。ですから、江戸時代の自給自足に戻ってでも反原発と叫ぶ方々が出て来るのだと。 

No title

>2012-09-06 09:22 | おじゃま虫様
>
わたしも横レスです。
>
>①引用『HTTRは、ガスをループ循環させて冷却する仕組みのため、内陸部に建設可能です』
>⇒いいえ、最終放熱は大気放出か海水放出以外にないのは火力発電も含め、変わる所がありません。

廃熱が完全に回収されない限り自明の理です。ただ、放熱量や放熱面積などが一般軽水炉と高温ガス炉とはちがうと言うことだろうと解釈しました。そこが私の参考にするしか無いという限界ですね。

その意味では軽水炉も内陸に設置が可能と言うことでしょうが、日本という地形でそれが有利かどうかは別の話です。

>②引用『2010年に全電源喪失状態(制御棒も挿入せず)できちんと冷却できるか実証実験を行い、成功しています。』
>⇒いいえ、『きちんと冷却できる』のではなく自然対流と自然放熱で暴走や水素爆発に至らないだけです。

はい、それだけでも福島原発事故とは大違いですね。福島はそれで事故を起こしたのですから。その意味でリスクが大幅に軽減されるという実証が出来たと解釈しております。

>すでに電源喪失だけでなく、冷却剤喪失実験にも成功していますよ。
>
>③引用『燃料にトリウムを使用することも勿論可能です。』
>⇒いいえ、HTTRでトリウムは使えません。

それについてはコメント出来るだけの知識が私にはありませんので、パス。
>
>④軽水炉は崩壊熱だけで水素爆発を起こします。
>核分裂の説明は福島事故には意味がありません。

水素爆発は高熱によって水が分解され起きたのであり、直接核分裂と結びつけて説明されているわけではないと思いますよ。ただ、その高熱が核分裂によって(正確にはウランの崩壊熱)発生していることは事実で、現在も発生し続けており、ただ冷却が上手く行っているから事故にならないだけです。

ということで、私の拙い知識でも、別にmomo様のご説明が矛盾しているとは思えません。

私も横入りを

私も横入りを
>2012-09-06 10:07 | ムフフ様、
>
>お久しぶりです。...で、チョット横入りを。

残暑厳しい中、お元気でしたか。で、わたしもちょっと横やり、もとい横入りを

>反原発の御用科学者?とされる小出氏や小林氏が科学者として失格というのは当然として、その珍 or 誤言説を受け止める人々のレベルがより悲劇的問題とお考えになりませんでしょうか?

似非学者との問題と比較出来るとは思いませんが、彼らの珍&誤説を鵜呑みにするお花畑が実際にこの国の主権者であることは大きな悲劇的問題であることは論を待ちません。

べつにここでそれをmomo様、おじゃま虫様ご両人とも別に否定はしていないでしょう。
>
>彼ら反原発・御用学者が指摘するのは、珍 or 誤言説によるリスク(可能性)の存在までです。 それに対してキチンとしたリスク算定も出来ぬまま(珍 or 誤言説を基にしたらできるハズも無いが)反原発論として受け入れる方々の方が問題なのです。

いつの世でも、珍&誤説を吹聴する専門家はいるものです。曰わく、中国がなければ日本は経済破綻する、中国は日本の大切な隣国だ、韓国は今や日本を追い抜いているから嫌われてはならない。

が、それでもそれらの似非専門家を退け今の反中、反韓意識が高まってきたのです。

お花畑はいつも居ます。これは絶対になくなりませんが彼らをミスリードする似非学者達が問題であることは間違いなく、最も責任が重いのはきちんとした説明をしようとしたことのない政府です。結局、このような政府を成立させた国民が最終的な責任を負わなくてはなりません。

お花畑は言っても治りません。自分ではちゃんと考え自分で似非学者の言葉が正しいと判断したつもりになっているのですから。

彼らを扇動する輩から排除しようと言うのは当然ではないのですか?

No title

上記続き

>...御用学者は単に彼らに媚びを打って、金やプライドを得ようとしているだけでしょう。

ええ、言ったモン勝ちの乞食芸人です。

>つまり、彼らを生みだす一般国民の中の愚かな方々が問題なのです。 核物質汚染のリスクの存在だけなら、尖閣諸島で中国と衝突して核ミサイルを撃ち込まれるリスクだって有ります。...どっちが大きいですかねぇ。

お花畑がそんなことを考えるわけがありません。汚染源の排除が大切だと普通思いませんか?お花畑の排除は不可能なのだし、お花畑はとりもなおさずこの国の主権者なのですから。
>
>一方、アンバランスなエネルギー政策により石油価格の上昇リスクやその他のリスクが引き起こす電力価格等のエネルギーコストの上昇リスクは深刻な問題を引き起こします。

ええ、自明の理ですね。原発を停めたときから分かっていたことですが、それをやって、今になってそのリスクにうろたえたり、それでも自然再生エネルギー法案を推進する政府が最大の癌なのです。

それもむろん主権者たる日本国民の責任なのですが、国民は排除出来ません。やはり汚染源を排除するのが打倒でしょうね。

>それは、実際に上昇が起こる前に、少なからぬリスク存在が認知された時点で日本の産業社会を大きく毀損し、国民の社会生活に致命的な影響を与えます。 → 多くの雇用喪失から階層2分化が進み日本社会の分裂?に至ってしまう。

言い尽くされた理論であり、普通に考えるとそれが当然です。が、お花畑にはそれが普通に見えないのです。なにより、お花畑政府が最大の障害ですね。それに乗っかった似非学者芸人達もとりあえず排除の対象です。国民を排除出来ないのだから、まず排除出来るところからしなければ。

お花畑は所詮お花畑です。まともな国民が増えてくればどうせ自分では何も考えなくてもそちらになびきます。

>「石油一滴が血の一滴」と言われた時代は、そのリスク存在の認知に精神主義が加わりより、戦略が無いままの対米戦にまで進んでしまいまった結果です。

戦争の理非判断は別として資源が戦争の原因だったのは事実であり、今後も同じ事が起きうるとお花畑も理解すればいいのですが、原発は怖いとカルトに侵されているのでそこまでは考えません。
>
>つまり、キチンとした科学者の言説かどうか、物事の是非を論じられる教養(リベラルアーツ)が無い為としか言い様がありません。ですから、江戸時代の自給自足に戻ってでも反原発と叫ぶ方々が出て来るのだと。 

教育も必要です。しかしどの様な教育をしてもそれについてこられない、あるいはついてくる意思のない人間は大勢居るのです。理解出来ないのが悪いのだというのでは解決になりません。嘘をつく奴が悪いのは言うまでもなくそいつらから排除すべしと言うのは当然じゃないんでしょうか。

売春婦問題でも、国内にそれを主張する連中が居ます。それを信ずるお花畑も問題ですが排除出来ません。排除すべきは獅子身中の蛆虫です。同じ事ですよ。

No title

ムフフ様
 私には『出氏や小林氏が科学者として失格というのは当然』とは言えません。
ABCC由来・原発村由来の資料を引用しないで、彼等の論理を否定する知識がないからです。

momo様
 以前に在籍していた研究機関の他部署でISプロセス・原子力製鉄・原発熱輸送の開発を延々とやっていました。
しかしHTTRを利用した工業団地の建設は国内では望みうすなので国際協力を利用しただけです。

 人類が洞窟で火を使い出した頃、『火傷やガス中毒になるから使うべきでない』と言う猿人?もいたでしょう。
即脱原発論はそんなモノじゃあないでしょうか。
逆にいうと、HTTRの利用には核熱利用工業の時代にふさわしい思想が必要なのではないでしょうか。

おじゃま虫さま

高温ガス炉の①の部分については、以前、専門の方に聞いた話を以下引用します。直接の回答にはなりませんが、参考にはなると思います。

今、考えられているガス炉はタービンを回すのに冷却水をつかっていますが、ブレイトンサイクルが成立すれば、ヘリウムの温度を下げる冷却には何でも良いということでした。

加えて、ガス炉では冷却水に海水を使用しておらず、ループで循環させているため、海岸である必要は無いという点が重要だということでした。

---------
(以下、詳しく)

ガスタービンエンジンの冷却ポイントは最後の「排気」です。これが冷却水の代わりです。

ブレイトンサイクルには、確かに何かしらの温度を下げる行為が必要ですが、それが海水のような大量の水を連続で供給するイメージを持たれているので、海岸に設置して海水が大量に必要という事に至ってしまうのです。

冷却媒体は何でも良い。熱交換が出来ていて、サイクルが成立していれば何でも良い。

今、考えられているガス炉のガスタービンの設計は、1次系の炉心を循環するヘリウムガスを冷却する2次系として水を循環して熱を取り出し、その熱は3次系の空気と熱交換され、その温まった空気が排気されるというものです。

冷却水は循環するから、海水を供給し続ける必要は無い。そのため、内陸に作れます。

さらに、3次系の空気を熱源として工場で利用したり、3次系を冷却水として融雪や商用利用したりというコンセプトもあります。
---------

ブレイトンサイクル、GT-MHRを調べてみられてもいいかもしれません。
http://www.asahi-net.or.jp/~sj7k-nmr/index66.htm

日本でも、場所による面はあるようですが、たとえば夕張のような山間地でも高温ガス炉の建設は可能だそうです。カザフスタンのプロジェクトは、確か排熱を地域の暖房に使用するという案があったかと思います。

科学者として失格かどうか

おじゃま虫さまの13:05のコメントを拝見する前に上のコメントを入れました。

科学者として失格かどうかは、「科学者」の定義にもよるかもしれません。私が言った「科学者として失格」という意味は、科学者でない人から見た場合で、です。私自身は専門家ではありませんが、身近に専門家がいて話を聞いていますので(さらに聞いた話を工学系の他の専門の人に聞いて確認しています)、小林氏、小出氏、武田氏には憤りすら感じています。

一般人の目線から「科学者として失格」と思います。

あと、おじゃま虫さまの「原発村由来の」という点ですが、「原発村」という言葉をはじめに言い出したのは飯田哲也氏だったようですが、「原発村」があるとすれば、それは「化学村」「物理村」と同じような意味あいでしかないと思います。

原子力系の研究者も多種多様な人がいますし、ひとことで原子力と言っても、中身はかなり細分化されています。

おじゃま虫さまの「原発村由来の」という表現で、少し思ったのが、

おじゃま虫さまは、「以前所属していた研究機関の他部署で」と書かれていますが、「その研究機関の動き」しかご存じない可能性もあります。原子力に携わっているのは、「研究機関の研究者」だけではありません。「研究機関の研究者」が業界全体の動向を俯瞰的に把握しているとは限りません。

↑「HTTRを利用した工業団地の建設は国内では望みうすなので国際協力を利用しただけ」というお話を否定しているわけではないんです。原子力業界に問題がないという意味でもありません。

なんとなく、ですが、「原発村由来の資料」という表現を使われる点で、感じたのです。


②については私の表現が悪かったかもしれません。正確には、

------
2010年度に原子力機構のHTTRにおいて、運転中のスクラム無しによるポンプ停止試験を実施し、強制循環が無くても冷却パネルおよび自然循環により原子炉の冷却が継続出来、福島のようなSBO(完全停電)に至っても、「物理的に」燃料破損に至らない事が確認されています。
------

トリウム関係については別途。

科学者として失格かどうか 続き

本当に連投申し訳ないです。ふと思ったのですが、一般人でも多少、判断のもととなるのは、

小林氏、小出氏、武田氏は、原発事故の件について、「科学論文」を書いているのか?という点です。

福島原発事故後、「日本原子力学会誌」に反原発の河野太郎氏の寄稿が掲載されていました。もちろん、内容は科学的というよりは、河野氏の思想でしたが。

日本の原子力業界は、チェルノブイリ、そして特にJCO以降、批判にさらされ、予算をとりづらく、日陰な業界でした。知っている教授は、「僕が学生の頃は将来性のある分野で、エリートの集まりだったんだけどねぇ・・・」とこぼしていました。

最近、原子力ルネッサンスが言われ、CO2対策として予算がとりやすくなったのは事実ですが、原子力系の研究者の世論の批判への自信のなさというか、卑屈さというか、そういったしみついた意識というのは数年で変わるものではありません。

原子力学会が学会誌に河野太郎氏の寄稿(単なる思想でした)を掲載したのも、原子力業界の弱気な面を見たような気がしました。

そういう状況ですので、小林、小出氏、武田氏は、ブログや一般人向けの書籍などではなく、自身の主張を「科学論文」として正式に発表すればよいのです。

本当に原発の危険性を訴えたいのなら、「科学論文」を書いたり、学会で主張しないのはなぜなのか?

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

議論自体は歓迎いたします

このエントリーに対し、活発なコメントの応酬があること自体は歓迎すべきことと思いますので、それに対しては制限をするつもりはありません。ただ、原子炉の詳細な技術論は、私の趣旨からははずれておりますので、私自身は参加しません。参加しとやかく言うほどの知識もないのにかき回すだけになるからです。

参考にされ、また勉強の一環とされる方々にお任せいたします。

ただし、技術論とは離れた、件の似非学者たちが本当に似非なのかそうでないかは、momo様のご指摘のように、一般人の感覚jで判断できることであり、彼らの専門知識に踏みいる必要は特にないと思います。

専門家でも異なる意見を持つでしょうから、誰の言葉が正しい間違っているかで、似非だ本物だと判断するわけにはいきません。

ただ、ここで指摘されている似非学者たちの主張の根拠が全く世界の専門組織である、WHOの資料などを無視し、国内の専門家たち、すなわち放射線医学の専門家たちの資料を無視し、さらに現状では全く起きていない将来の仮定を事実として主張しているからです。

将来の仮定といっても、過去に同様の、あるいはそれ以上の被曝事例があるにもかかわらず、一般人の死者が一名も出ていないし、さらに明確な発癌率との関係も示されていないのに、放射線医学の専門家でもない彼らが自分で作った仮定を事実として主張し、単に恐怖を広めているからです。

彼らの目的は、講演料の値上げと著作の売り上げアップです。だから、似非学者、おひねり目的の乞食芸人と言うわけです。

彼らの専門知識以前の問題で、常識があれば判断ができるはずです。

この件については、私の趣旨とも関係しますので、述べておきます。

No title

momo様

①御説は概要では正しいと思いますが、原子力に対する新しい思想・世論が無ければ成立しません。
②WHOの資料も元を糾せばABCC由来の事が多いようです。
wikiに至っては尚更です。

原発支持

たかおじさん、お久しぶりです!

原発は日本人技術者の英知の結晶です。
それをやすやす手放してはいけません。
日本経済が衰退してしまいます。
核武装もしないで軍隊も持たない現在の日本にとって経済は外交カードです。
私は日本人として日本の原発技術を信じています。

先日アメリカ人と原発の話をした時、「日本は反原発運動が活発化している」と言ったら、「日本人はバカだ」と鼻で笑われました。
反原発運動はまるで同窓会みたいに老いた団塊左翼が湧いて出てきて醜いです。


No title

>2012-09-07 00:42 | おじゃま虫 こと 金子孝様

文章の内容や書き方から或いは、と思っていましたがダブハンは好ましくありませんね。なおさら信用を無くしますよ。


>①御説は概要では正しいと思いますが、原子力に対する新しい思想・世論が無ければ成立しません。
>②WHOの資料も元を糾せばABCC由来の事が多いようです。
>wikiに至っては尚更です。

どの様な資料も、自分で考えて判断しない人には無用です。正しい思想、世論も何を規準にするのか、どの様にしてそれを広めるかの手段が具体的に示されていないなら、単に議論のための議論ですね。

自分の意見を否定されると、全否定されたかのように感情的になる人が居ますがあなたもそうですね。すこし冷却期間をおかれては如何ですか?

原発支持

>2012-09-07 00:44 | ちびた様

>たかおじさん、お久しぶりです!

お元気でしたか?こちらは何時までも暑さがひかず、大変ですが、それでも夜は少しは温度が下がるようです。しかし、日中にこもった熱が室内から出てゆかないので夜中もエアコンを付けています。これで省エネしたら、夏ばてで死にますね。
>
>原発は日本人技術者の英知の結晶です。
>それをやすやす手放してはいけません。

そのとおりです。資源のない日本にとって世界トップクラスの原子力技術は貴重な資源です。

>日本経済が衰退してしまいます。

それも大変ですが、国防上極めて不利です。

>核武装もしないで軍隊も持たない現在の日本にとって経済は外交カードです。
>私は日本人として日本の原発技術を信じています。

そうですね。世界は今後も原発を必要としています。日本がその技術を無くすることは計り知れない損失になります。
>
>先日アメリカ人と原発の話をした時、「日本は反原発運動が活発化している」と言ったら、「日本人はバカだ」と鼻で笑われました。

全くその通りで、その点ではヨーロッパ人も馬鹿です。

>反原発運動はまるで同窓会みたいに老いた団塊左翼が湧いて出てきて醜いです。

ええ、連中は真実よりも権力が欲しいのでしょう。心底醜い連中ですが、それに引きずられるお花畑は、どうしようもなく愚かです。原発と原爆の区別も付かないで反対してるんですから。原子炉はウラニウムを燃やすと説明したら、本当に火を付けて燃やしてその煙や灰が有毒なのだと信じているのが居ました。子供じゃなくていい年をした大人ですよ。

このレベルの連中は、何を説明しても理解をしようと言う気が最初からありませんので、説得は無理です。難しいことは分からないけれど、反対だと言ってますのでね。彼らを煽るのは、本当に汚い脱原発屋なんです。

思想や世論

管理人様の書かれておられるように、小林氏、小出氏、武田氏等が似非学者がどうかは、科学知識のない一般人でも判断できると私も思います。

>①御説は概要では正しいと思いますが、原子力に対する新しい思想・世論が無ければ成立しません。

この点ですが、おじゃま虫様に対してではなく、このブログを閲覧されている方々に対してですが・・・(おじゃま虫様の意図が、真剣に日本のあり方を考えるこのブログの主旨とは違うように感じますので)

正確な技術に基づかない思想や世論ほど危険なものはないのではないでしょうか。

このブログの主旨にはそういうことも含まれていると思います。それで、「経済の話ばかりで技術について触れない」といったコメントを拝見して、

そのように言う人ほど、実際、技術面の話を出したら「そんな難しい技術の話はわからない」と言うのではないか?という問いかけをしたかった気持ちがありました。

トリウムについては別途、コメントを入れたいと思っていますが、それは「トリウム溶融塩炉」のことを書きたかったからでもあります。

静岡県知事は福島の事故後、「原発は絶対反対」と言っていましたが、「トリウム溶融塩炉なら」という発言をしています。民主党議員のなかにもそういう意見を持つ人がいるようです。ツイッターで配信している若手議員もいました。

これは、「トリウム溶融塩炉」を推進する少数の研究者グループが、積極的に政治家相手に勉強会を行っているからなのですが、原子力業界の多数の研究者は、「トリウム溶融塩炉」は危険性が高いと考えているそうです。

別途詳しくコメントを入れるつもりですが、溶融塩はフッ化物であり、金属を強力に腐食するため、腐食耐性の高い合金で構造材を構成する必要がある。それでも配管やポンプの寿命を短くし、これらは莫大な量の放射性廃棄物となります。

管理人様も書かれておられましたが、トリウムの優位性は資源量です。

「トリウム溶融塩炉」は、正しい技術に基づかない思想だけが先走っている、危険な典型例と思います。

管理人様が書かれておられるとおり、「脱原発論」自体が危険ですが。

高温ガス炉の安全性

あくまでも参考として、高温ガス炉の安全性について、技術面の話です。

-------
高温ガス炉は、GenIVのような「夢の原子炉」には属されず、1970年代にはドイツおよび米国で商用発電実績があり、現在は上記2国に加え、日本、中国、韓国、カザフ等にて、活発な技術開発および実証試験が進められています。

高温ガス炉は軽水炉や高速炉の燃料に比べ、核分裂生成物を閉じ込める壁が1つ多い被覆粒子燃料を用いており、安全性は遥かに高いです。

これは過去の商用実績および燃料の照射試験により、最低でも現行軽水炉の3倍以上の中性子照射に耐えうるという実績があります。

その中性子照射耐性(核分裂生成物閉じ込め能力)により、ロシアの核弾頭解体核を燃料として装荷し、効率良く消滅するプロジェクトも進められています。

2010年度には、原子力機構のHTTRにおいて,運転中のスクラム無しによるポンプ停止試験を実施し、強制循環が無くても冷却パネルおよび自然循環により原子炉の冷却が継続出来、福島のようなSBO(完全停電)に至っても,「物理的に」燃料破損に至らない事が確認されています。

また、HTTRでは950度のヘリウムの取り出しに成功し、その熱による水素製造技術(ISプロセス)を実証中です。

この技術開発を基に、鉄鋼産業では高炉で必要な電気・熱・水素を隣接した高温ガス炉から供給するというプロジェクトもあります。

心配されている耐震性ですが、上記の被覆粒子燃料構造により燃料破損に至るには物理的に多大な力が必要で、放射性物質も放射能も炉心の外に出る事は無く、また、1次系の二重管設計構造や、厚い黒鉛反射体等から、
実際,HTTRも震源近くであったにも関わらず,プラントの健全性には全く問題ありませんでした。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

HPの丸写しではありません

おじゃま虫さま

HPの丸写しではありません。前にも書いていますが、原子力系の研究者から説明して頂いた話です。いずれにしても、それは重要なことですか?こちらで技術論をああでもない、こうでもないとやりとりする意図ではないことも前に書きました。

こちらも失礼な表現になりますが、おじゃま虫様が私のコメントに対し、幼稚な批判をしてくることこそ、どんな価値があるのでしょうか?

ガスタービンの件でのやりとりで、おじゃま虫様はものづくりの現場を知らないのだろうと感じました。おじゃま虫様のご意見には矛盾や詭弁を弄している箇所もお見受けします。

思想や世論が必要というなら、思想はどうつくり広めていったらよいのか、このブログでは単なる批判ではなく、そういう建設的な意見のやりとりをする目的を感じましたが、おじゃま虫様は「ただ批判して優越感にひたりたいだけ」にしか感じませんし、時には論点をずらし、詭弁を弄します。

私がコメントを入れたのは、前にも書いていますが、技術論をやりとりする目的ではありません。高温ガス炉の安全性について書いたのは、高温ガス炉は夢の原子炉ではありませんし、「研究者や技術者は安全性を軽視しているわけではなく、日々頑張って工夫や努力をしている」という程度に読んで頂ければという意図でした。

同研究をフリーズうんぬんと書かれていますが、前に、「研究機関の研究者が全てではない」と私も書いています。ちなみにISプロセスについては、知り合いに大学院の准教授がいますが。

前にも書きましたが、技術の話を書いたのは、「経済の話ばかりで技術の話をしない」というコメントを拝見したからです。それも所詮、自分で知ろうと努力しない人の言い訳にしか感じませんでした。

技術の話でああでもない、こうでもない、という議論をする意図ではございません。

そういう状況ですので、管理人様が、おじゃま虫様に対し、「どんな資料も自分で考えて判断しない人には無用です」と書かれているように、おじゃま虫様が私のコメントを読むのも無用と感じます。

「同研究をフリーズうんぬん」補足

「同研究をフリーズうんぬん」ですが、おじゃま虫様に対しての反論ではありません。おじゃま虫様とやりとりするのは無駄だと感じますので(批判の応酬をするつもりは全くございません)。

国内で政治的に無理という以前に、原発自体が世論迎合の政治家によって、存続があやうい状況です。

しかし、5年後、10年後も大衆は「脱原発」を言うでしょうか?日本の将来を真剣に考える政治家が政権をになった場合、「脱原発」などという愚かな選択をするでしょうか?

ISプロセスについては、長期的なエネルギー戦略も関わる話です。国内で政治的に無理なのであれば、海外で実績をつくり日本に逆輸入する、と建設的に考えることもできます。

おじゃま虫様のご指摘は、日本の真面目な研究者や技術者たちは、多種多様な面から検証したうえで、前向きに取り組んでいます。

おじゃま虫様は、多少知識はおありのようですので、その知識を、誰かを批判して優越感にひたることではなく、社会貢献のために役立ててほしいと、切に願います。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

No title

訂正

 HTTRのヘリウムガスタービンの出口は蒸気タービンの蒸気発生器にしますから、その意味ではガスコンバインド発電と同じですね。
ガスコンバインドの排ガスは大気放出しますから、ブレトンサイクルですが、冷却されたヘリウムは炉にもどされますからカルノーサイクルですね。

要するに、その辺は火力や軽水炉と変わる所がないですね。

「同研究をフリーズうんぬん」補足

>2012-09-07 17:43 | momo様

じゃまな虫は無視して

>しかし、5年後、10年後も大衆は「脱原発」を言うでしょうか?日本の将来を真剣に考える政治家が政権をになった場合、「脱原発」などという愚かな選択をするでしょうか?
日本では長期的にみれば国民はかなり正しい選択をしています。しかし、短期的には付和雷同する人が非常に多いのがもんだいですね。ただ、現実が見えてくると少しずつ正論に立ち返る人が増え、それに従って付和雷同する人も増えるので、結局コアになる人が変わればお花畑はそれについてくると言うことなのでしょう。

ただ、今の状況は、コアを作るべき政府が付和雷同型なので、それが問題です。長期的には脱原発から目を覚ますかと思いますが、アメリカやドイツなどが目を覚ましたのは大変な損失を発生してから30年もたっての話です。でも、ドイツなどはまた脱原発に向いてしまいました。

結局、世論が変わるのには一世代かかると考えた方がいいですが、もし一世代たたなければ脱原発もできないのであれば、それまでに日本の体力が持たない可能性もあります。ただ、幸いなことに今はネットというツールがありますが、それに対する規制も厳しくなってきていますし、また反日プロパガンダにもこのネットは使えます。

結局は大元の政府の性根をたたき直さなければ脱原発もそのまま押し切られてしまう可能性があります。維新はむろんだめですが、自民も当てにはなりません。維新は急速に民主のシェルターになっていますし、自民もあの党首選などみていると想像以上に内部が空洞化していますね。

話がかみあっていません

おじゃま虫様、話が全くかみあっていません。なんというか、読解力がないといいますが・・・

スルーしようと思いましたが、もう少しわかりやすい表現にしますね。

おじゃま虫様の知識や能力を、こちらのブログの趣旨を無視して、知識をひけらかして優越感にひたることに使うのではなく、ご自分の本業(おしごと)に専念されてください、と申し上げているのです。

前にも書きましたが、私のコメントに反論も無用ですし、お読み頂かなくてけっこうです。

思想や世論が必要なら、それはどうしていったらよいか、とやりとりするならともかく、ここまでくると、おじゃま虫様は自分の知識をひけらかしたいだけにしか見えません。

技術の話については、専門家でない人を対象に書いて頂いた文章です。

ガスタービンについては、前の説明より詳しいものもありますが、技術の議論のやりとりをする意図ではありませんので、出しません。というより、おじゃま虫さまとやりとりをするのは無駄と判断しましたので。

>HPに載っている事でさえ『社外秘』として話さないのが常の様ですが・・・・

その点はむしろおじゃま虫様のコメントのほうが・・・。

No title

>世論が変わるのには一世代かかると考えた方がいいですが、

そうなんですね・・・。研究者や技術者の流出というのはもうすでに始まっています。

5年、10年と書いたのは、放射線による健康への影響の状況(おそらく出ないでしょう)を国民が冷静に見れるようになるのでは、と考えたからでした。5年後に甲状腺がんなどの話が出てますしね。

原子力だけの話ではありませんが、国立大学の教官の給与もかなり削減されるようです。日本の科学技術はどうなってしまうのだろうと心配です。

>結局は大元の政府の性根をたたき直さなければ脱原発もそのまま押し切られてしまう可能性があります。

おっしゃるとおりと思います。民主党政権下(しかも菅総理・・・)で福島の事故が起こったことは本当に日本にとっても不幸でしたね。維新の会は論外です。

自民党が政権に戻ってくれることを望んでいましたが、自民党も難しそうですか・・・。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

HTTRでトリウム燃料の使用

これは念のため書いておきます。以前、おじゃま虫様が「HTTRでトリウムは使えない」と書かれていましたが、間違いです。

過去に海外においてトリウム燃料を用いた高温ガス炉の商用利用に成功していますし、HTTRでも装荷・運転が可能です。インターネットで少しお調べになるだけでもわかると思います。

経済性についても、原発の存在が資源の輸入にも影響を与える点を考えれば、安全性の高い原発として高温ガス炉は選択肢に十分入ります。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

No title

訂正

 私の間違い
たしかにHTTRにトリウム利用計画はありますね。

http://homepage3.nifty.com/actinide-closed-fbr/pdf/11S/G25.pdf
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ

No title

 私がそのある筋の専門家を示した途端、そのコメントだけを削除ですか。
まあ、私の履歴やお世話になった会社に迷惑を掛け兼ねないコメントを削除して頂いて有りがたい。
このコメントを含め『金子孝のコメント』(本名です)を全て削除しなさい。
もう、こんな自慰的なブログを構うは止めたい。

匿名世界の闇の中で、光る目と威嚇する声だけを聞くと、長大無辺の怪獣の様に思われる。
だが、捕らえて白日に晒すと、子猫や土竜にも足らない。
ヒットラー閣下と恐れた者が、白日の下では、栄養失調の痩せぎす爺に過ぎない。

上記を実行しないなら何度でもUPします。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

金子某よりの非公開コメント

下記は非公開コメントの内容。要するに、おじゃま無視も例のストーカーだったと言うこと。

>  閣下はThe journalで脱原発的コメントに、『私のブログにおいで、懇切丁寧に説明してあげるから』と当初は言ってましたね。
> 閣下のブログを覗いて驚いたのは、訪ねてきた反原発的な人によってたかって罵詈造言を浴びせかけ、そうされるのが当たり前と公言してましたね。
> まあ余りに幼稚は脱原発論だったのは確かですが、
> The journalを逃げ出した時のコメントの内容は『旁葉烏君、質問されたら答えると思うな。 The journal では無視だし、 たかおじさんのブログではアクセス禁止だ』でしたね。
> それと、『よろんず』での実名討論には『原発推進をつぶす気か』でしたね。
> そして誰某を告訴するとか何とか言ってましたね、HN『たかおじさん』では告訴できるとでも思っていたのですか。
> 要するに、閣下の論理は実名では責任を採れないのですね。
> 無視もアクセス禁止もできないとなったら、コメント削除ですか。
> そこまでして恥ずかしくないのですか。
>
> それなら最初から、『私の心情に同感できる方のみお越し下さい。』とし、登録制にすればいいじゃあありませんか。
> 『成りすまし』の刑事罰も他者のIDを盗用しなければ成立しませんよ。

No title

保守革命氏やフラワーチルドレン氏と同一でしたか。
議論にならないはずですね。

ただ氏の言う通り、土曜日に見た時と比べて、氏のコメントが削除されているように思うのですが。

No title

>2012-09-10 11:21 | 花岡 鉄様

>保守革命氏やフラワーチルドレン氏と同一でしたか。
>議論にならないはずですね。

ええ、おじゃま虫でした
>
>ただ氏の言う通り、土曜日に見た時と比べて、氏のコメントが削除されているように思うのですが。

これ以上続けるとアク禁にすると予告していましたから。それにすべて削除すると、momo様のコメントだけが浮き上がってしまいますからね。

それに、アク禁や削除は前にも書きましたが、基本的にはIPやHNではなく、内容を観て判断しています。本題を離れあらしや罵倒になれば削除しますが、おじゃま虫の削除は特例です。バルサンを焚いたとご理解下さい。

害虫駆除

ほかの方のコメント書き込みに支障がでるので、今後このストーカーのコメントは、内容の如何に問わず、HNにかかわらず、IPにかかわらずこの者と判断した際はすべて削除する。なお、下記源コメントは削除したが、内容は今回は下記の通り。ほかの方は、気にせずコメントをお寄せください

なお、アク禁は確かに現状では限度があり、削除と報告との併用のみ。他の方におかれては、気にせずにコメントをお願いしたい。なりすましについては、以前通知したように、身に覚えのないアク禁や削除があった場合は、本来のIPでご通知いただきたい。

------------------------------------------------------------

閣下君

 そこまで君が程度の低い人間とは思わなかった。
アク禁が効かないから削除でシノイデいるんだろ。
正々堂々と実名で告訴することはできない卑怯者奴
私は君を告訴しようと思ったんだが、FC2のラスベガスのダミー会社に守られていて、それを破るだけの価値のある相手だとは思わなかっただけだ。

 閣下君 花岡君
 体内セシウムのモル濃度とベクレル/Kgの換算のも出来ないで、『非科学的』なんて言葉が良く使えるものだ。
散々、質問した挙句『あなたには聞いてない』なんて最後だったね。

まあ、こんな程度の低い自慰的議論を『日本のありかたを考える』なんて笑止千万

本当にいろんな人がいるものですねぇ・・・

他にも???な点はいくつかありましたが、ATOMICAのHPにも、高温ガス炉ではウラン燃料とトリウム燃料が実用化されていることは書かれていますが、「HTTRの燃料にトリウムは使えない」とは言及されていません。詳しいのか詳しくないのか、よくわからない方でした。

「原発村由来の」という表現を使用されていた点が、一番、疑問に思いました。

基礎物理と応用物理の研究者の間には壁があるなどの話は聞いたことがありますが、原発事故後、テレビでも報道され有名になった原子力の教授の研究室の出身者が、最近大きく報道されたノーベル賞級の研究に関わっているとかいった話もあります。原子力業界は閉鎖的かといえば、東大はそういう面もあるかもしれませんが(これは原子力に限ったことではないでしょう)、そうではない大学もありますし・・・。他の専攻と兼任している教授もいますし。

私の知っている原子力の研究者・技術者のなかには、IT系など違う分野の人々と積極的に交流している人も少なからずいます。原子力発電所は大型プラントですから、多様な分野の技術を必要とします。

また、放射線が人体へ与える影響についてはまた別ですし、原発に反対する研究者も少なからずいます。

そう考えていくと、「原発村」とひとくくりにできるのか?それが最も疑問でした。ダラダラした文章になってしまって申し訳ありません。

本当にいろんな人がいるものですねぇ・・・

>2012-09-14 13:54 | momo様

>「原発村由来の」という表現を使用されていた点が、一番、疑問に思いました。

村と表現されるのは、閉鎖的という意味合いであり、別に科学的主張の違いが関係しているわけではないでしょう。

>基礎物理と応用物理の研究者の間には壁があるなどの話は聞いたことがありますが、

俗に象牙の塔とは、学問の世界に閉じこもり、他との交流をしない状態を言います。原子力村とは別の状態でしょう。原理力村とはいわば利権がコアとなっているとされているようですから。

>原子力業界は閉鎖的かといえば、東大はそういう面もあるかもしれませんが(これは原子力に限ったことではないでしょう)、そうではない大学もありますし・・・。他の専攻と兼任している教授もいますし。

科学分野で派閥があり学閥があり産業界との結びつきがありで、一言にはいえないと思いますが。
>
>私の知っている原子力の研究者・技術者のなかには、IT系など違う分野の人々と積極的に交流している人も少なからずいます。原子力発電所は大型プラントですから、多様な分野の技術を必要とします。

当然でしょうね。原子力の専門家が、電力の専門家や電子工学の専門家、鉄鋼材料、建築などなどの専門家であることはありませんので。純粋な学術でもそうでしょうし、実用化となれば、単独の分野だけでなせる物ではないでしょう。まあ、それをとりまとめる組織がもっと機能的に動けると良いのですが、それこそ利権が絡みますし、政治家も口を出しますからね。

>また、放射線が人体へ与える影響についてはまた別ですし、原発に反対する研究者も少なからずいます。

居るでしょうね。ただ、それが対極的にみて正しいかどうかは別です。環境科学の専門家の立場で言えば、車などすぐに廃止すべきでしょうが、それでは社会が成り立ちません。そこまで考えて反対するならかまわないと思いますよ。それなりの根拠があるのでしょうから、それを積極的に発信すべきなのでは?

>そう考えていくと、「原発村」とひとくくりにできるのか?それが最も疑問でした。ダラダラした文章になってしまって申し訳ありません。

原子力村とは全く別の問題だと思いますが。科学的主張の対立と利害の対立は分けて考えなくては。

No title

012-09-14 13:54 momo 様

①閣下に拠って削除されてしまいましたが、私は貴殿の主張は基本的には正しいと言っています。
HTTRがガスタービン発電車の様に使えると言う事を除いて。

②被曝の影響に付いてはABCC以外に大規模な疫学調査は無いと思います。
(広大の調査もありますが・・・)
最近NHKでABCCの調査が内部被曝の報告が信用できないのではないかと報道されましたね。
ソビエト科学アカデミーにも同様の報告があります。
まあ『似非科学』とするのは簡単な事ですが、現時点では説得力がないでしょう。

③『原発村』ですが、私も温調ユニットを納めましたから、貴殿の言う意味では『原発村民』かも知れません。
まぁ『原発村』にガツンとぶち当たった事がなければ、『成る程、原発村か!!』とは思わないでしょう。

 初代の原子力委員会長の朝永振一郎先生の辞任や、坂田先生の抗議など、原発村は基礎物理学を排除して運営されてきており、原発村(核物理ではありません)に就職すると、チョット蔑まされた様です。
私の同期が動燃に行った時の仲間の反応も同じ様なものでした。
その辺のボタンの掛け違えが福島事故を大きくしてしまったのではないでしょうか。
如何、考えられますか。

④トリウム原発がガス冷却で有ることは随分載ってますね。
軽水炉でもトリウム混合燃料の検討をしてますね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。