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思いこみ不安

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 現在、福島原発事故の推移を全国民、いや全世界が固唾をのんで見守っている。しかし、情報がきわめて不適切に垂れ流されるために、不要な不安が拡大し、それが原発全廃論にまで高まっている。この原発全廃論は、たしかに今の状況では仕方がないのかもしれないが、全く科学的根拠を欠いた感情論だと言うことは間違いがない。
 
 私が原発を止めることは出来ないと書いたら、チェルノブイリより大規模な原発事故を起こしているのに、原発推進はすべきではないというようなコメントを頂いた。
 
 それに反論する前に、次のような記事を紹介したい。
 
 《》は引用
 
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英の放射能海洋汚染半世紀…健康被害なくても拭えぬ不信

2011年4月3日8時2分

一部抜粋

 

 そのつど英政府は「健康に影響はない」と説明したが、アイリッシュ海がつながる北海に面したノルウェー、アイスランドは海産物の汚染を心配し、操業停止を求めている。特に対岸のアイルランドは毎年、魚介類などの放射能を測り、漁民の健康調査をしている。

 これまで、健康への影響は立証されていない。だが、ノルウェーのソールハイム環境担当相は「セラフィールドで爆発や火災が起きたら、わが国の環境はチェルノブイリ原発事故の7倍の影響を受けるだろう」と国民の不安を代弁する。

 沿岸はエビやタラ、カレイの宝庫。「廃液は海で拡散するから、大丈夫だ」と英国漁業者連盟の北西地区議長ロン・グレアムさん(66)は請け合う。

それでも実際の汚染とは別に、風評被害が起きた。英国名物フィッシュ・アンド・チップス(魚とジャガイモのフライ)の店が「アイリッシュ海の魚は使いません」と張り紙を出したこともあったという。

 だが、この地方の公衆衛生を統括するジョン・アシュトン博士は「住民の胸には不安感がよどんでいる。そのいくばくかは原子力産業の秘密体質に由来する」と語る。セラフィールドの環境団体COREの代表マーティン・フォーウッドさん(70)は「微量とはいえ、汚染魚を食べ続けたら、将来どうなるかわからない」と話した。(セラフィールド=橋本聡)

■魚介類、健康心配ない水準に

 セラフィールド再処理工場から、最も高い濃度の放射性物質が海に排出されていたのは、1970年代だった。英スコットランド政府の報告書などによると、濃度が高いところでは、セシウム137で海水1リットル当たり12ベクレル以上の地点もあった。80年代以降は、放射性物質の排出は大きく減り、2007年には0.2ベクレルに下がった。

英環境省などによると、セラフィールドの漁師らが近海の魚介類を口にすることで受ける被曝(ひばく)線量は、1970年代中頃には年約3ミリシーベルトに達し、80年代前半まで1ミリシーベルトを超えていた。最近は約0.16ミリシーベルト程度で、健康への影響は心配ないレベルだという。

結局、政府の秘密主義が人々の不安を倍増させていたために、実際には健康に全く影響のない魚介類が汚染されているとの風評被害を受けていたのだ。

現在日本で規制されている食品も、全く健康には影響が無く、とりあえずの規制も必要がないし、念のための規制も必要がない、そして将来に渡って健康には被害がないことが。


放射性物質や放射線医療の専門家らが集まった「福島原発災害チャリティー講演会」(主催・医療放射線防護連絡協議会)では

「 また現在、1ミリシーベルトとされている年間被曝限度量についても「100ミリシーベルト以下では、健康に影響はないというのがICRPの公式的な見解だ」として、見直しを議論すべきだという見解を示した。」

 政府が出荷規制や窃取規制をしている数値は、年間1ミリシーベルトの精々2倍くらいの物を対象としているが、100ミリシーベルトまでは安全だと、国際的に認識されている。今回の規制にどんな意味があったのだろうか。
 
 そもそも、放射線とはイメージとして核兵器に結びつくことから、理屈抜きの恐怖心を呼び起こし、そこで思考停止してしまうのだろう。
 
 たしかに、大量の放射線は生命の危険をもたらす。が、その量は今回基準値で定められている1000万倍もの量で現れてくるのだ。

たとえば、このような数字と理解すればよいのではないか。

ATOMICAによると、米国における1974年までの経験として、最大許容身体負荷量(1500Bq)の10~50%摂取した例が1155例、同50%以上が158例あるが、いずれも30年以上経過後の調査結果では摂取の有無によるがん発生は見られず、42年後に調査した例では肺ガン2例と骨肉腫1例があったが、潜伏期が40~50年と長いことなどからプルトニウムを原因と断定されなかった。

これは米国で、事故などで大量の放射線を浴びた人々の追跡調査だが、危険と思われる放射線を浴びた人に、放射線と健康被害の因果関係は見つからなかったということだ。今回引き合いに出されたチェルノブイリ事故でも、被害者は何万人、何十万人などといわれているが、実際に放射線で健康を害したとの因果関係は認められていない。

当時乳幼児だった人たちが、放射線で汚染されたミルクを飲んで甲状腺癌に至ったのではないかと言われており、放射性物質による健康被害が最も心配されるのは乳幼児や子供だ。国連が今月半ばにまとめた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)の健康影響の報告書では、被曝(ひばく)当時に子供だった人の中からこれまでに約6千人に甲状腺がんが見つかっている。このうち2005年までの死亡者は15人で、がんが見つかった人の99%以上は生存している。

さらに、現在日本で検出されている放射線物質は、過去我々が何年にも渡って浴び続けた線量よりも低いのだ。

今回も

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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110403-OYT1T00519.htm?from=top
子どもの甲状腺被曝調査、いずれも基準値下回る

 枝野官房長官は3日の記者会見で、福島第一原発から30キロ・メートル離れたエリアの周辺で、甲状腺の被曝(ひばく)調査を行った15歳以下の子ども946人について、問題となる値は見つからなかったことを明らかにした。


 政府の原子力災害現地対策本部(福島市)によると、調査は3月28~30日に、福島県川俣町、飯舘村で行った。保育園などを通じて検査を呼びかけ、のどの放射線量を測定した。最高は毎時0・07マイクロ・シーベルトで、国の原子力安全委員会が示した基準値(同0・2マイクロ・シーベルト)を全員下回った。対象者には20キロ圏内から避難してきた子ども7人も含まれる。

 3月26、27日にはいわき市で同様の調査を137人を対象に実施しており、こちらも基準値を上回った子どもはいなかった。

 原子力安全委でこの結果を評価し、調査を継続するかどうか決める。飛散した放射性ヨウ素は甲状腺にたまりやすく、甲状腺がんの危険が高くなる。特に子どもで影響が大きいという。

(2011年4月3日19時51分 読売新聞)

 そのうえ、この基準値自体が、健康被害を及ぼすレベルからほど遠く、全くゼロに等しいレベルを基準値をしているにすぎない。だから、万が一基準値以上の数値が出ても、チェルノブイリにはほど遠い。


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1960年代の日本 自然放射線による被曝は今より高いとの報告

2011.04.02 16:00

 自然界にはもともと多くの放射性物質と放射線が存在する。これを自然放射線と呼ぶ。

 日本の自然放射線による被曝は年間1.5ミリシーベルトと述べたが、1960年代の平均的な被曝量は、これよりはるかに多かった。米ソ冷戦時代で、両国が核実験を繰り返していたからである。

 当時、北半球全域にわたり、空気中のセシウム137やストロンチウム90の濃度は現在の数百~数千倍に及んでいた(UNSCEAR 2000年報告書)。

 もちろんこれは自然放射線ではないが、核実験により、世界中が高い放射線を浴び続けた時代もあったわけで、日々の生活で受ける放射線量は、この程度の幅では健康被害は起こさないと考えられている。

※週刊ポスト2011年4月8日号

つまり、放射線なら何でも危険なのではなく、きわめて大量に浴びたとき危険なのであって、現在我々が浴びている量なら、たとえ体内に取り入れても全く健康に影響など無い。たとえば、我々の必須元素としてカリウムがあり、これがないと我々は生きてゆけないから、食物から毎日取り入れ一定量が体内にある。ほとんどの物質には、同位体という同じ物質でありながら質量の違う物質がある。そしてその中のいくつかは放射能がある。カリウムにも自然の状態で0.0117%の放射性同位体、カリウム40が含まれており、これは分離不可能であるから我々の毎日摂取する食物には必ずこの放射性物質が存在し、そのため我々は常に体内被曝をしている。

そのほか、毎日我々は大地、大気、空、海からの放射線を受けており、ウランの産出国であるブラジルなどでは日本の6-10倍程度の放射線が大地から出ている。日本でも、関西は関東の倍くらいの放射線が大地から出ている。

日本の基準から言えば、人間はブラジルでは生きてゆけないことになる。

つまり、日本の基準は、健康とは全く無関係のレベルで、唯放射性物質が検出されてはならないところに検出される場合を想定しているだけだ。だから、放射性カリウムについてはこの様な基準値がない。規制しても意味がないからだ。

放射線に対する盲目的な恐怖心から、原発を全否定することは、単なる感情論であり、原発を実際に全廃して、日本がどうなるかを考えてみる事まで至らないのは、無知の極みではないのか。

たとえば、このような質問をぶつけてくる人がいる。

Q 甲状腺がんによる15人だけってどこからのデータですか?IAEAの公式の見解でも被害者が5000人以上に上ります。ロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士の調査では100万人以上。

A この被害者が実際何を意味するのか、実際どのような被害なのかの定義がない。従って無意味です。

Q 5年、10年後関東地域で被害者が増えないことを祈るだけです。

A 大気中核実験から50年。実際にそれで亡くなった人は、記録では久保山さんだけですね。ただ、クリスマス島から強制退去させられ、後に戻った島民に被害が出たとの報告もあります。

4/4 06:05 追記

(「復興を阻む民主」に寄せられたコメントで、久保山さんは放射線障害ではなく、輸血による血清肝炎で亡くなった、との情報が寄せられています。当時同じ海域に数百隻の日本漁船がいて、第五福竜丸だけ、久保山さんだけが亡くなった事自体、不自然だとは思っていますが、現時点では確認できません。一次ソースは「札幌医大・高田純教授の『核爆発災害 その時何が起こるのか(中央公論新社)』だとの、ことです」)

被害者認定の基準は何ですか?その明確な基準も示さず数字だけを挙げるのは、今の政府発表同様、きわめて無責任ですが。

Q しかも、チェルノブイリは10日間で収束したのに対し、福島は未だ目処が立っていない。

A これは明らかに間違いです。30年近く経った今、当時応急で作った石棺から汚染が漏れているため、作り替えが検討されているように、チェルノブイリは、未だに収束されていませんよ。

福島は、目処は立っています。長期化すると言われているだけです。長期化とは、完全冷却が安定して出来るまでのことです。収束するのはおそらく年単位かかるでしょうが、それに対する目処は立っています。

それに、核分裂していた燃料が飛散したチェルノブイリと、崩壊熱による一部燃料棒破損の福島では、比較の条件が違います。

Q 被害はどこまで拡大するのか、5年後、10年後じゃないと分からないでしょう。

A それは現在、5年、10年後に悪影響を及ぼす原因がないから問題になりません。

Q 無責任な安心論が、被害を拡大するではないかと強く危惧しています。

A 根拠のない感情論が被害を拡大する方がよほど危惧されます。まさに、今の政府が広げているパニックですね。知識が命を守ることを私は書いていますが、知識がないから根拠のない不安に駆られるのです。

Q 今回の福島原発での被害規模について、今の段階で評価することってほとんど不可能だと思いますね。

A それなら、チェルノブイリを持ち出す人たちに言ってください。

Q 現時点で死者が出ていないから、今後も出ないとどうして言えますか?

A 言っておりませんよ。しかし、きわめてその可能性は低いですね。チェルノブイリの3週間後ではすでに死者が出ており、核分裂が進行しており、直接燃料が爆発飛散していることが分かっており、福島とは全く違います。それでも比較できないと言うなら、何を比較するんでしょうか。

Q 5年後に、作業員が被爆が原因で死ぬかも知れません。

A あり得ません。今そうなる状況が全くないからです。ただし、東電の現場管理には問題があるので、不注意で高レベルに汚染された水などを飲んで死者が出るかもしれないけれど、それこそ、原発事故ではなく、不注意から起きる事故です。

Q 放射能が降った農地が使用可能になるまでに何年かかり、処理費用が総額どれだけかかるか、試算はまだ出ていませんよね。

A それは、急展開して福島が大暴走でもしたときの話ですが、物理的にそれはあり得ない。つまりあり得ない事態を想定して試算する意味は?

Q なのに、どうして「きわめて限られた被害ですむはず」などと言えるのでしょう?

A あらゆる天文学的な偶然が起きて、物理法則を無視して生じない限り、きわめて限られた被害なのですが、核分裂、放射性物質の初歩の初歩を理解すれば納得できるでしょう。でも、僕は原子力に強いとのたまった総理が、再臨界って何?と訊いたそうですから(まあ、報道ではそうなってますがね)、初歩の初歩と言ってもしょうがありませんが。

Q 原発推進を止めたくないが為に、被害を過小評価しているとしか思えません。

そうですか?何が何でも反対、という人はそう思うから、数字を挙げて、実例を挙げて説明しても、思考停止しているから、しょうがないと言えばしょうがないんですが。

 知識がなければ、不安から、原発推進のために過小評価しているとの、一番安易な結論に飛びつく。シーシェパードに金を貢いでいる人たちも同じ精神構造なのだろう。単に鯨を食うのは野蛮、という所から全く思考停止しているだけ。まあ、シーシェーパード本部があるアメリカには、進化論を否定して教育している州もあるくらいの 無教養国家だからしょうがないけれど。

振り込め詐欺の被害者も、自分では冷静なつもりで、パニックになると事実を分析する能力を失う。これは、現在のように国民全員が何となく不安に駆られているとき、真っ先にパニックになってさらに周囲に不安を広げる人々であり、何をよりどころにするか自分で持っていないから。

原発は危険だ、必ず事故になる、必ず人が死ぬ、必ず癌になるはずだ、今ならなくても将来必ずそうなるとの思いこみでパニックになってる。

100パーセント安全な技術などあり得ず、特に初期の頃は犠牲者を出す。石炭石油による環境汚染でどれだけの人間が呼吸器系の病気で死んだかは、統計も取れていないほどだが、今では直接それで死ぬ人はほとんどいなくなった。

原子力発電は、誕生してから常に核爆弾とのイメージを重ねられ、最初から危険な物との思いこみを以て見られていたが、実際は、原発事故で亡くなった人間はチェルノブイリだけであり、同じ期間内での化石燃料による死者よりよほど少ない。原発事故で死んだ人は、チェルノブイリの数十名だけ。

福島がチェルノブイリ以上の規模の事故だと主張する人は、単なる印象操作でパニックを煽っているにすぎない。それに煽られる人たちにも無知という罪がある。が、今回、一番責任を負わなくてはならないのは、民主党政府であり、一番人災を広げたのは彼らであって、そのためにどれだけの農民漁民が犠牲になったか試算してみれば分かるだろう。もちろん、国民全体も民主党の人災の被害者だ。
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コメント

お久しぶりでございます

たかおじさん様

実生活の業務が少々忙しくなりまして、大変ご無沙汰してしまいました。
相変わらずの爽快な健筆ぶり、誠に安心いたしました。

しかしながら、こちらのブログでも、原発恐怖症の患者から粘着を受けているご様子、心中お察しいたします。
Q&Aにおける、たかおじさん様の回答は、まさしく正しい認識をお持ちのコメントで、当方としては「安心して読めるなぁ」としか言いようがありませんが、原発恐怖症または反原発症は、すでに一種の信仰の水準に達していますので、自ら省みて学んで理解することは望めないような気もいたします(笑)。

核分裂の原理、核分裂生成物の種類と時間変化、放射線が人体へ与える影響の原理、線量の安全性評価と防護上の留意点などは、それほど難しい内容ではありませんし、米露が度重なる核実験(とチェルノブイリ事故)で蓄積した放射線障害の臨床データもたっぷりあるのですがねぇ。困ったものです。

No title

>海驢様
>
>実生活の業務が少々忙しくなりまして、大変ご無沙汰してしまいました。

お久しぶりです。忙しいことはよいことで、お元気そうで何よりです。

>相変わらずの爽快な健筆ぶり、誠に安心いたしました。

恐れ入ります。

>しかしながら、こちらのブログでも、原発恐怖症の患者から粘着を受けているご様子、心中お察しいたします。

まあ、この種の人たちは、理論より感情で決めつけた思いこみに反論を加えられると、とたんに相手が理解しない、曲解する、聞く耳持たずと言うことになります。まともな反論なら、実に建設的なので歓迎なのですが。

>Q&Aにおける、たかおじさん様の回答は、まさしく正しい認識をお持ちのコメントで、当方としては「安心して読めるなぁ」としか言いようがありませんが、

これも、恐れ入ります。

>原発恐怖症または反原発症は、すでに一種の信仰の水準に達していますので、自ら省みて学んで理解することは望めないような気もいたします(笑)。

おそらく、確かに信仰なのでしょうね。それも原理主義者です。彼らの神が邪悪でさえなければかまわないのですが、むしろ悪魔信仰に近いかも。

>
>核分裂の原理、核分裂生成物の種類と時間変化、放射線が人体へ与える影響の原理、線量の安全性評価と防護上の留意点などは、それほど難しい内容ではありませんし、米露が度重なる核実験(とチェルノブイリ事故)で蓄積した放射線障害の臨床データもたっぷりあるのですがねぇ。困ったものです。

そうです。これらのデータは普通に接することが出来るわけで、私たちも彼ら邪教の信徒たちと同じ条件の筈なんですが、心理を知ってはならぬというのが彼らの教義のようです。

可視化

> 放射線に対する盲目的な恐怖心

現にこの恐怖心が少なからぬ人に生じてしまっているのは事実であると思います。

恐怖心とは理性を超えたものであるので、いろいろなデータを示して説明を尽くしたとしても、拭い去るのは困難であると言えましょう。枯れ尾花のように「ほらね」と種明かしを見せられるものなら良いのですが、生憎放射線は目に見えず、その「影響の無さ」については実感しようがないので、ますます厄介です。

ある程度理屈を受け入れることができる人であっても、「実際にどうか」となると「念のため」と安全側の行動を取るのが普通の感覚ではないかと思います。

政府や東電の説明や対処がまずいのはその通りです。けれども、それ以前の現地対応に決定的不備があったということも言えます。「原発は絶対安全」という幻想を一所懸命に植えつけ立地を推進してきてしまった経緯があります。なので、たとい閣下が現職総理大臣若しくは官房長官であって適切な行動と適切な説明を行うことが出来ていたとしても、過去に因を発する「不安」を解消するのは難しかったのではないかと思います(現在より余程マシにはなっただろう、現在は余りに酷すぎる、と仰るのはその通りと思いますけど)。

では、今これから「不安」を取り除くにはどうしたら良いでしょう。
きっと閣下には妙案がおありと思いますので、今後の記事に期待いたします。


わたし自身の浅慮では、

・正確な知識を提供し続けること
 (閣下が書いておられるような各所各方面の科学的・統計的データ)
・安全性について正確な知識と確信を有しておられる方々による実証的行動

が必要かと思います。

前者は閣下が既に進めておられますが、すべての議論の根底になるのでなるべく広く、なるべく正確に、なるべく充実した内容で提供し続けていくべきと思います。
今回、事故が起こってから盛んに提供を始めたのは、一時的ではあれ「逆効果」の側面が生じてしまったのも否めません。常日頃から大量に提供しておくべきであった情報であり、事故後に提示しても「何を今更」「今頃言っても信じられるか」という感情的反発を避けられないものであります。とは言え、事故前のことは今更どうにもなりませんから、提供を続けていくべきものです。
福島第一についてだけではなく、全国の原子力施設に関して今後求められる事項と言えましょう。最初は反発も生じてくるでしょうが、中期的には正しい理解が進む近道ではないかと思います。

後者については、要は「やって見せる」ということです。
種痘について、理屈でどんなに説明しても周囲は納得できませんでした。目に見えない「理屈」は、なかなか感情的に受け入れられないものです。そのため「実際にやって見せる」という手段を取りました。その結果は「目に見える」ものになりますから、周囲も受け入れやすくなります。
原子力や放射線の専門家、またその説明を訊いて納得出来た良識ある人たちは、それぞれの確信に基づいて「安全と考えられる限界領域」に移住し、問題のないレベルの放射線を放つ食料を食べ水を飲み(測定結果を逐次公表しつつ)、アピールしてはどうかと思います。菅氏がかつて、かいわれ大根を食べて見せたようなパフォーマンスは必要ありません(むしろ有害)。正確なデータを公表しつつ(第三者が検証できる形であることが重要)、実地に安全性を示して見せるのが良いと思います。専門家本人だけではなく、その家族、親族も一緒にでなくてはなりません(家族さえ理解させられない専門家は役に立ちません)。
福島から遠く離れた所でどんなに「安全だ」と叫んでも、福島の当事者の心には響きませんし、思い込み不安を消し去ることはできません。


ですので、経産省や原子力安全・保安委の上の立場の方々、東電のトップ以下技術職上位の方々、東大教授など原子力研究者、放射線医学の専門家、もちろん閣下ご自身も、福島県下で問題の無い地点に移住していただき、現場からの情報発信をいただきたいと思うところであります。

成瀬は……?

わたしは「ヘタレ」です。
閣下の書いておられる種々の情報に感銘を受けつつ、また低量放射線の無影響性も知識として知っておりながら、やはり心情的抵抗感も拭えずにおります。わたし自身だけならば何とか行けそうですが、家族親族郎党も共にとなると、とても説得できそうにありません。また自分も彼らまで巻き込めないという抵抗感があります。「全然問題ない。だから移住する」と自らの身を持って世間に示せるだけの自信が無いのです。
「知ってる」けど「わかってない」のです。
統計的にどうだというのと、自分が若しくは家族が、という個別事象に関することとは、同列に扱えないものなのです。

閣下のご見解や、如何に。

放射線は身体に良いのかも?

こちらでも少々情報提供をば。

秋田県に、玉川温泉という「末期癌の患者でさえ回復することがある」という有名な温泉があります。そこには、強い放射線(Max7~12μSv/h)を出す「北投石」という鉱石があり、それが健康に良いということで、放射線量が強い場所ほど岩盤浴の人気スポットになっているそうです。

おそらく、玉川温泉のことをご存知の方々は、今回の福島原発の放射線騒ぎを「?」と見ていらっしゃることでしょう(もちろん、現場で原発復旧作業に従事されている方々は、全く危険度が異なり、同一視すべきではありませんが)。

【参考:玉川温泉で放射線量を計測したら】
http://blog.goo.ne.jp/yamanei/e/89f2664bbc428c792ac335d5475a9d30

【参考:youtube 玉川温泉放射線量ベスト1】
http://www.youtube.com/watch?v=AAdqQzyTrsg

可視化

>成瀬様
>>> 放射線に対する盲目的な恐怖心
>
>現にこの恐怖心が少なからぬ人に生じてしまっているのは事実であると思います。

そうですね。パニックです。
>
>恐怖心とは理性を超えたものであるので、いろいろなデータを示して説明を尽くしたとしても、拭い去るのは困難であると言えましょう。枯れ尾花のように「ほらね」と種明かしを見せられるものなら良いのですが、生憎放射線は目に見えず、その「影響の無さ」については実感しようがないので、ますます厄介です。

その通りです。だから、普段は意識しない放射線の恐怖を過大に感じてパニックになるのは当然でしょう。知識がないから悪いのだという理屈は通用しません。人は、自分が必要としない知識は学ばないのが当然ですから。

>ある程度理屈を受け入れることができる人であっても、「実際にどうか」となると「念のため」と安全側の行動を取るのが普通の感覚ではないかと思います。

そのある程度理屈を受け入れる、その度合いでしょ。現実に過去の大気圏核実験が繰り返された折、世界中に今の何百倍もの放射線物質が降り注ぎ、当時こそ放射能雨とか原爆マグロが騒がれましたが、結局それで健康被害を起こした人は確認されていません。

それは理屈ではなく歴史上の事実です。その事実さえいざとなれば疑うというのであれば、その人の理論的基盤はもともといい加減だったんですよ。

>政府や東電の説明や対処がまずいのはその通りです。

そうですね。

>けれども、それ以前の現地対応に決定的不備があったということも言えます。

そうですね。

>「原発は絶対安全」という幻想を一所懸命に植えつけ立地を推進してきてしまった経緯があります。

いえ、絶対安全などとはされていませんでしたよ。ただ、理屈抜きの恐怖を感ずるほど危険ではないし、それからすれば安全だといっていたはず。そもそも、絶対安全な技術など無い大前提を無視して、原発は絶対安全と理解したなら、それもまた無知なる故でしょ。

非常に安全であり、かつ技術の進歩によってさらに安全になりつつあるという事です。どれだけ安全と思うかは、原発に対するマイナスイメージとプラスイメージをどれだけその人が持っているかによるだろうし、むろん、起訴となる知識と理解でしょうね。

>なので、たとい閣下が現職総理大臣若しくは官房長官であって適切な行動と適切な説明を行うことが出来ていたとしても、過去に因を発する「不安」を解消するのは難しかったのではないかと思います(現在より余程マシにはなっただろう、現在は余りに酷すぎる、と仰るのはその通りと思いますけど)。

パニックとは伝染します。したがって、事実を発表するに当たって、可能な限り多くの人に理解させる義務が有るはずなのに、現政権はそれを全くしていません。それは政権自体が理解して居らず、さらに、公表さえすれば隠蔽したと責められないだろうと言う安易な保身故です。情報は理解されなければ意味がないし、今のような場合ニックを引き起こすという基本さえ守れないから、今の政権は最悪であり、人災を広げていると言っているのです。

政府が信頼されていれば、たとえ理解できなくとも、全く心配する必要はないと声明を出すだけで、多くの人が安心し、パニックも起きにくくなるでしょうね。それでも不安に駆られる人はいるだろうけれど、多くの人が落ち着いていればその人も落ち着くでしょう。

しかし、染府が全く信頼されていないから、専門家がメディアに出て、安心だといコメントを出すようになったわけです。非常時、信頼できない政府は非常に危険なんですよ。

>では、今これから「不安」を取り除くにはどうしたら良いでしょう。
>きっと閣下には妙案がおありと思いますので、今後の記事に期待いたします。

完全に全員、全世界から不安を取り除くのは無理ですね。でも、パニックを広げないための努力はすべきでしょう。隠蔽せず、情報は理解させる、目に見える被災者支援の実効を上げてみせることです。
>
>
>わたし自身の浅慮では、
>
>・正確な知識を提供し続けること
> (閣下が書いておられるような各所各方面の科学的・統計的データ)
>・安全性について正確な知識と確信を有しておられる方々による実証的行動
>
>が必要かと思います。

その通りですね。

>
>前者は閣下が既に進めておられますが、すべての議論の根底になるのでなるべく広く、なるべく正確に、なるべく充実した内容で提供し続けていくべきと思います。

出来るだけそのように努めていますが、このような理論を展開するのは、誰もが納得できる専門家である必要があります。だから、私が当初政府のやり方に疑問を持ったのは、誰も総理に災害救助、原発事故処理の専門家としての能力など期待して居らず、ひとえに各専門家を効率よく働かせるコーディネーターとしての能力です。今の政権には、絶対出来にそれが欠けています。

私は私の立場で出来ることをやっているしか有りませんね。

>今回、事故が起こってから盛んに提供を始めたのは、一時的ではあれ「逆効果」の側面が生じてしまったのも否めません。常日頃から大量に提供しておくべきであった情報であり、事故後に提示しても「何を今更」「今頃言っても信じられるか」という感情的反発を避けられないものであります。とは言え、事故前のことは今更どうにもなりませんから、提供を続けていくべきものです。

そうではありません。普段必要とされない情報を垂れ流しても、普通の人には届きません。今人々が不安なのは、現実に脅威に瀕しているからです。だから、情報と同時に理解、なにより安心感を与える必要があったのです。

野菜や水の摂取制限は、全く意味がありませんでした。だから、放射線が検出されたが健康には全く影響がないので普段通りに摂取してください、と最初に言えば良かったし、シーベルトやベクレルなどと普段誰もきいたことのない言葉を羅列するより、この単位は全く無視しうる線量を示している、と最初に言えば良かったのです。

基準値に比べて何万倍とか、非常に高いレベルなどといわず、この数字は健康には無関係な数字であり、基準自体がゼロに近い数字だと最初に言えば良かったはず。それも枝野無能長官やしどろもどろの東電、保安院院ののび太ではなく、放射線医学の専門家などに言わせれば良かったのです。

何でも自分で発表するのが政府の責任だと思いこんでいるから、枝野氏は汗かき無能長官なんですよ。


>福島第一についてだけではなく、全国の原子力施設に関して今後求められる事項と言えましょう。最初は反発も生じてくるでしょうが、中期的には正しい理解が進む近道ではないかと思います。

まあ、国民の興奮が収まってからでしょうね。今何を言っても政府や東電の言葉など疑心暗鬼で受け止められますから。米仏がすっ飛んできたのは、日本政府のあまりの馬鹿さ加減があったからです。

福島の5,6号も廃炉だと、枝野氏が何の協議もなく言い放ち、空き缶氏が追随するようでは、今政府が何を言っても自滅するだけです。しばらく落ち着いて、政権が変わってから、十分計画を立てて話を進めてゆかなくてはならないでしょうね。

>実地に安全性を示して見せるのが良いと思います。専門家本人だけではなく、その家族、親族も一緒にでなくてはなりません(家族さえ理解させられない専門家は役に立ちません)。

やってみせる事がそれであるなら、良いでしょうね。でもおそらく政府はやりません。なぜなら、それをやることは自分たちの規制が間違っていたことを認めるからです。保身のみがすべてに優先する民主では無理です。それが出来るなら当然も薄手にやっているはず。農水省は基準の見直しに踏み込んでいます。だから、基準が変わったから規制を解いたというだけでしょう。

>福島から遠く離れた所でどんなに「安全だ」と叫んでも、福島の当事者の心には響きませんし、思い込み不安を消し去ることはできません。

民主にその意志はないようですよ。あるのは、俺たちは間違ってない、との主張だけ。だから、食べても安全だが規制すると言い続けてきたんです。

>ですので、経産省や原子力安全・保安委の上の立場の方々、東電のトップ以下技術職上位の方々、東大教授など原子力研究者、放射線医学の専門家、もちろん閣下ご自身も、福島県下で問題の無い地点に移住していただき、現場からの情報発信をいただきたいと思うところであります。

というわけで、ダメでしょうね。まあ、徐々に安全だと言い始めていますが、それは現実に大気中、や土地の放射線量が下がりつつあるのに合わせて言っているだけです。


>わたしは「ヘタレ」です。

なにも、確認しなくとも。自分一人で自覚していればいいじゃないですか。

>閣下の書いておられる種々の情報に感銘を受けつつ、また低量放射線の無影響性も知識として知っておりながら、やはり心情的抵抗感も拭えずにおります。わたし自身だけならば何とか行けそうですが、家族親族郎党も共にとなると、とても説得できそうにありません。また自分も彼らまで巻き込めないという抵抗感があります。「全然問題ない。だから移住する」と自らの身を持って世間に示せるだけの自信が無いのです。

じゃあ、しょうがないですね。でも、誰も強制はしませんよ。犯罪でもありません。

>「知ってる」けど「わかってない」のです。

そうそう、知識はあるけれど知恵がない典型ですね。

>統計的にどうだというのと、自分が若しくは家族が、という個別事象に関することとは、同列に扱えないものなのです。

ですから、それはあなたのご家族の問題です。世間に対する義務など有りませんし、罪にも問われません。

>閣下のご見解や、如何に。

べつに、←沢尻エリカ 

それぞれの人間関係、価値観、家族問題などなど人それぞれです。お気になさることはないんじゃないですか。

せめて

> というわけで、ダメでしょうね。

政府や東電職員は、ダメなのでしょうね。
よく出てくる教授連中はせめて実行して欲しいものです。
個人的に実行して、現地からブログなどで情報発信して下さる識者がいて下さるとありがたいのですが。

閣下ご自身には、そのご意志は無さそうですね。

放射線は身体に良いのかも?

>海驢 様

>秋田県に、玉川温泉という「末期癌の患者でさえ回復することがある」という有名な温泉があります。そこには、強い放射線(Max7~12μSv/h)を出す「北投石」という鉱石があり、それが健康に良いということで、放射線量が強い場所ほど岩盤浴の人気スポットになっているそうです。

そうですか。知りませんでした。情報ありがとうございます。まあ7-12Svなど、少なくとも全く健康には無関係でしょうね。ブラジルのウラン鉱山などはもっと高いんじゃないでしょうか。昔はウラン鉱石のイエローケーキを焼き物の上薬に使ってましたからね。

ラドン温泉など方々にありますが、その程度の放射線は出しているかもしれません。また昔電気で病気が治るとして、びりびりさせる機械があったようです。当時として新しい物に対する信仰みたいなもんでしょうね。放射線もそれを逆手にとって宣伝したんじゃないですか。

日本の人形峠も唯一ウラン鉱石が取れる場所です。ただし採算が取れないので、採掘はしていません。この近くの放射線量はおそらく極めて高いと思いますよ。

せめて

>成瀬様

>よく出てくる教授連中はせめて実行して欲しいものです。

いや、こういう人たちもにらまれたくなければ、やりませんよ。安全だといいながら、生涯が出る可能性がある、なるべく注意して等と言っています。言質を取られたくないんです

>個人的に実行して、現地からブログなどで情報発信して下さる識者がいて下さるとありがたいのですが。

少なくとも、知る限りはいませんね彼らも象牙の塔の住人ですので。

>
>閣下ご自身には、そのご意志は無さそうですね。

いえ、家では野菜を大量に食べています。周りにも言ってますね。でも私は識者でも色者でもないので、精々そのくらいです。

No title

> いえ、家では野菜を大量に食べています。周りにも言ってますね。でも私は識者でも色者でもないので、精々そのくらいです。

わたくしも同じです!

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