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シビリアンコントロール

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 当ブログのエントリー「捨てられた空き缶」に下記のようなコメントを頂いた。興味深かったので、コメントをくださったorchid-Qさんにご了承を頂き、ここで紹介させていただく。これは、ご当人もおっしゃるように、エントリーには直接関係がないのかもしれないが、民主政権の本質を示す内容と思えるので、お読みいただきたい。

元コメント 

なお赤文字は私のレス。

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>>3 orchid-Qさん

貴重なご意見、ありがとうございます。


>シビリアン・コントロールという言葉が出ました。「たかおじさん」の引用はさておいて、戦後の日本にシビリアン・コントロールがあったと皆さんお思いですか。政治家が安全保障に関して、真に日本を導いていたとお考えでしょうか。

まず、この問題は二つに分けて考える必要があると思います。シビリアンコントロールという概念と、

政治家が安全保障をきちんと考えているか

という2点です。

前者については、軍隊とは何かとの設問であり、自衛隊は軍隊ではないなどという屁理屈は脇に置きます。軍隊とは、軍事力、物理的な破壊力を有した集団ですが、その物理的な破壊力を有することで機能している部分の方が大きく、その力を行使することを主目的としているわけではありません。

まさに国家を防衛するために存在しています。したがって、極道仙石のような暴力装置などという認識は真っ向からこれを否定するものであり、このような思想を持っている政権が、自衛隊をコントロールするなど却って大きな危険を生みます。

しかしながら、自衛隊が政府の指揮下を離れることは許されず、有ってはならないことなので、消去法から政権が変わる以外安全な自衛隊の存在意義は失われることになります。

それは形を変えてナチスによる軍隊の統制の例でも明らかです。私がここに引用したのも、そして元記事の趣旨も、シビリアンコントロールは原則ではあるが、正しくコントロールできない政権が国家を滅ぼすということです。


>自民党政権も、小泉元首相を除いて自衛隊をコントロールしてきましたか。答えはNOです。防衛省(庁)が行ったのは、人事と金を縛り、発言を封じることにより、自衛官(制服組)が暴走できないようにしたというゼスチャーだけです。肝心の戦略については、歴代「日米同盟を基調として・・・」というばかりで、武器使用基準、ROE(交戦規定)すら手をつけようともしなかった。

防衛省は、自衛隊を管轄する官庁です。むろん、自衛隊との人的交流も強いし、自衛隊との利害的関係も深いでしょう。が、防衛省が官僚である以上、シビリアンコントロールをしている側でしょうね。

>小泉元首相もこれらに手をつけなかった点では立場は同じであるが、アフガンPKFに際して初めて「たいへんな困難を伴うが、国益のためしっかり任務を果たしてくれ」と、隊員に直接話してくれた。これは隊員には、命を掛けよと命じられたに等しく感じられる言葉です。武器使用基準等とんでもない条件での派遣であったが、それでも彼らにはそれ以前に比べれば使命感に火をつけたであろうと思う。

軍とは国家に仕える組織、国民に仕える組織でなければならず、自らの存在を国家の存在以上に置いてはならないということです。国家の存亡を、己の存亡より優先しなければならず、つまり自己犠牲が軍の存在前提となります。

私がよく引き合いに出す中国の人民解放軍は、己の存亡が国家の存亡の上に立っており、国家が軍に付属している点できわめて異様な存在です。これが中国の脅威の原点でしょうね。ただし、このような国は結構多いですが。

70年前の日本でさえ、こうではなかったと理解しています。


>湾岸戦争後の機雷掃海に際しては、「その他の任務」で行って来いという政府の態度であったし、困難な任務から帰還した落合司令を防衛庁のバカ官僚が何の指揮権限もない小沢(幹事長か何かの職にあったと思うが)の元へ挨拶に連れて行き、事前お連絡が悪かったのか「何で俺様がこんなやつに合わねばならんのだ」といわんばかりの小沢のふくれっつらがテレビ画面に大写しになった。

これは小役人共の勘違いです。国家に付属するべき自衛隊を、自分たちの私物と考えていたわけですね。

>それでも野党であった現民主党、旧社会党等にとっては、自衛隊の諸行事での自衛官の対応の差がうらやましくてしょうがなかった。自衛隊の行事に出かけていっても慇懃に応対されるだけで、愛想笑い以上の親しみを受けることがなかった。自衛隊を否定している立場からは当然であるが、彼らには自らを省みる習性がない。

その通りです。民主、社会党は、常に主流になれず、それを自分たちが信頼されていないからだとは考えないで、何か邪悪な存在が自分たちを主流から閉め出していると思い続けていたのでしょう。その何かとはまさしく国家であり、だからこそ、国家に対して憎悪を抱き続けていたわけです。

今回、数を頼んで政権を取ったが、彼らの当然の思考として、自衛隊は自分たちに仕えるという思いこみ以外有りません。しかし、軍は国家に仕え、国民に仕えるのであって、政権に仕えるのではないはずです。


>彼らの考え(中共や北朝鮮をモデルに考えているから)では、自分たちが権力を持ったらこいつら(自衛官)は全部自分たちにひれ伏すものだと考えている。なぜなら、彼らがお手本とする中共、北朝鮮等には国家の軍隊が存在せず、共産党の軍隊しかないからです。その線で考えれば、北澤や安住、更には入間基地でばかをやった泡沫議員などの行動も容易に説明が付きます。

まったくその通りです。

>政権をムードで取った民主党に、しっかりした戦略などあるはずもなく、仕分けのパフォーマンスの餌にしようという程度、防衛費の削減が平和主義の象徴としてアピールできるという程度の認識しか持ち合わせがない。

それは、彼らが自衛隊とは何のために存在するかを理解していないから。国を守る意味を彼らが認識していないから。冒頭に述べたように、戦争にならなければ軍事力はいらないのではなく、軍事力があるから戦争にならないとの思考が全く出来ていないから。彼らにはまともな国家像など想像も出来ないのです。

>だから、自衛隊を出動させるに当たっても頭数でしか物を考えることができない。宮崎県の口蹄疫対処でも明らかでした。
>いやしくも自衛隊の最高指揮官たる者、部隊を動かすにあたってはその任務を明らかにしなければなりません。今回の例で言えば、「千葉県から青森県までの大変洋沿岸地域に対して、被災者の捜索、救助及び生活支援に関して全力で支援せよ。ちなみに現在判明している状況は、・・・・」というものであり、どのくらいの人員、装備が必要かは命を受けた指揮官がほっといても判断する。
>それが分かってないから、3万だ、5万だ、10万だと頭数でしかものが考えられない。

これは非常に危険なことで、たとえば戦争が始まったとき、戦争の遂行の仕方は専門家である自衛隊に任せるべきであり、その後方支援として国際外交、世論の工作などを政府がしなければならないのに、政府がいちいちミサイルをいつ撃て、艦船をどこに派遣しろ等と口出しするのと同じです。

今まで何度も災害救援を行ってきた自衛隊には、それなりのノウハウが蓄積されており、政府は自衛隊にベストを尽くしてくれとだけ言って、方法はプロである自衛隊に任せるべきだったわけです。しかし、あの馬鹿政権は、ここで自分たちの力を見せつける良いチャンスだとばかり、あのような愚挙を行いました。


>どうしても人数を増やせというなら、アラート等本来任務を停止してでも被災者支援に当たれというしかない。その場合の補完措置をどうするかを、責任を持って処置した上で。ところが、この大変なときの中ロの動きに対して、「救援部隊を派遣してもらっているので・・・・」と能天気なことを言って抗議しようともしない。そんな外務大臣は国家の弊害以外の何者でもない。仙石や馬渕を返り咲きさせられるような状況ではないはずです。

いや、全くその通りです。国家の危機につけ込んでくる中ロに対し、支援をしてもらったからなどと口走る馬鹿共。なぜ、民主政権が単なる無能集団なのではなく、危険な売国奴政権だと私が主張するかは、そこにあります。

>止まらなくなりそうなので、もう止めます。でも最後にもう一度、民主党政権にはシビアン・コントロールはできるはずがない。なぜなら、彼らにはその意味が皆目理解できておらず、理解する気もないからです。

同意。

>他の政党もそれほど威張れる状態にはなく、マスコミに至っては世論に迎合するばかりで本音が見えてこない。

同意。だからこれを機会に、シビリアンコントロールとは何か、自衛隊の存在意義とは何かを国民の間で討議できれば良いと思うのですが。

ただ、今は自衛隊の働きに目を奪われ、国民が冷静に討議できる状態でもないので、事態が落ち着き、なにより民主が海の藻屑と消えてからでしょうね。その方が、自衛隊論議より先です。


>でも、そんな現下の状況を作ったのは国民自身であることを忘れてはいけません。それを他人(例えばマスコミなど)の責にするようでは、日本の民主主義そのものが危うくなります。

おっしゃるとおり。私も、また多くの人たちも民主政権が誕生しては日本自体が危険になると、絶対に支持しませんでした。しかし、結果として民主政権が合法的に誕生した以上、民主国家である日本の有権者は不支持者も含めて連帯責任を取らされます。

実際に、今回の天災の部分は誰の責任でなくとも、それを拡大しているのは民主政権です。この危険性は、他のケースでも、平時でも存在していました。

自分は民主党など指示しなかったと言っても仕方がありません。出来ることは合法的に民主を引きずり下ろすことです。


>自衛官諸官は、そんなことドーでもいいから、目の前の助けを必要としている人々へ最善の努めを果たして貰いたい。

全くそうですが、それを妨げているのが売国政権です。

以下省略


ここで補足するなら、自衛隊も含め、軍とは国家の命令で動くということであり、たとえば政府がアメリカを攻撃しろと自衛隊に命令を下した場合でも、自衛隊はそれを拒否することは出来ず、単に戦闘のプロとしていかにアメリカと闘うか、いかに勝利するかだけに全力を尽くす。

むろん、これは極論であり、実際に起きることはあり得ないが、いかに不合理であろうと、政府の命令に自衛隊が逆らうことは出来ない。

アメリカに戦争を仕掛ける可能性はないだろうが、中国から戦争を仕掛けられたとき、抵抗するなとの命令が政府から下れば、自衛隊は一切の反撃をすることが出来ない。これはかなり確率の高い可能性といえる。

じっさい、アメリカが今回日本に支援を行う過程で、海上自衛隊の能力の高さに舌を巻き、これなら尖閣列島に中国がちょっかいを出しても簡単に撃退できるはずなのに、政府がその手段を縛っているとコメントしたそうだ。

《》は引用

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米軍驚く海自の最強部隊が「尖閣傍観」では宝の持ち腐れと識者

NEWS ポストセブン 2010年12月6日(月)17時5分配信

 海上自衛隊にはSBU(特別警備隊)という特殊部隊が存在する。その能力の高さには米軍も驚くが、この最強部隊が有効に使われていないと、ジャーナリスト笹川英夫氏は指摘する。同士がその問題点を報告する。

************************

 海上自衛隊には、陸上自衛隊の中央即応集団のような組織がない。ゆえに尖閣諸島で何か問題が起こっても、陸自の「西部方面普通科連隊」(対テロ部隊の必要から02年創設されたレンジャー小隊)は出動するが、海自の特殊部隊「SBU」は待機するままで宝の持ち腐れになっている。相手国にしてみれば、海上保安庁が出てきても、何の抑止力にもならない。
 
 日本には、諸外国も認める、精鋭の特殊部隊はあるのだ。だがそれを有効に使えていない。陸自、海自、空自、といった枠を取り払い、すべての特殊部隊を束ねる「中央即応集団」をつくることこそ、急務なのだ。そして、アメリカを始め、中国や韓国もそうであるように、特殊部隊の実力を公開することで、抑止力とするべきだろう。
 
 でなければ、たとえ尖閣諸島が不法占拠されたとしても、指をくわえて見ているだけ、ということにもなりかねないのである。

※SAPIO2010年12月15日号

実は、このような指摘は相当以前からあったのだ。今、民主政権は自衛隊の戦力をそぐことしか頭にないし、尖閣でも竹島でも北方領土でも、日本の国難につけ込むような挑発が続いているが、支援を受けているので抗議も程々というのが民主だ。

いくら優秀な軍があってもそれを動かすのは政府であり、その政府が国家を裏切り続け国民を裏切り続けている状態で、それでもまともなシビリアンコントロールが出来ているはずがない。

シビリアンコントロールとは、政府が自衛隊を私物化するのではなく、国家を守るために国民の意思を反映して自衛隊を動かす事であるはずだ。しかるに、民主政権は自衛隊を敵視している。最近まで連立を組んでいた社民は自衛隊を憲法違反だと決めつけ、民主の少なからぬ勢力がやはり同じ思いを持っている。

現在は、誰の目にも自衛隊が滅私奉公をしているのは分かるから、空き缶などが形だけ、自衛隊のみなさんはがんばっています、と口先だけで言っているのみだ。

国家を防衛する軍を敵視する政権が、どれだけ危険か本当に理解する必要があるのではないか。

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