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基準に縛られる役人

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 福島原発で、排水から強い放射線が検出され、作業が止まっているという。その水をくみ出し捨てる場所がないとのことだ。前提として海にはこれ以上流れ込まないように処置をしなければならず、そのための注水も出来ないと言う。しかし、これは前提が間違っている。基準を守ることと、作業が滞って高まる危険性の比較が出来ていない。
 
 《》は引用

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土壌からプルトニウム検出 「人体に問題はない」福島原発 

2011.3.28 23:58

 東日本大震災による福島第1原発事故で東京電力は28日深夜、原発敷地内の土壌5カ所からプルトニウムを検出したと発表した。今回の事故で核燃料から放出された可能性があるとしている。

 濃度は過去に行われた核実験の際に、日本で検出されたのと同レベル。「通常の環境土壌中の濃度レベルで、人体に問題になるものではない」としている。

 今後、敷地内と周辺の環境モニタリングを強化する。
 
 
 プルトニウム 水より約20倍重い金属で、体内に取り込まれると、がんの原因になる。本来、天然にはほとんど存在しなかったが、原子炉でウラン238が中性子を吸収してプルトニウム239に変化することで人工的に作られる。239の半減期は約2万4000年と極めて長い。酸化物の粉塵は吸入すると肺に沈着しやすく極めて有害。原子爆弾の材料にも用いられる。

大体が、自然に存在するプルトニウムと同程度なら、どうして今回検出されたプルトニウムが福島由来だと断定できるのか。

今回検出された量は、毎日1キロずつこの含有率の食品をとり続けて、1年間に取り込む量が、成人が健康に問題があるとされている1mシーベルトの8000分の1であり(by NHK報道)、しかも日本の基準は平均的な国際基準の20分の1。だから国際基準で言うなら、16万分の1であり、そもそも発表すればいいだろうと言うレベルの話ではない。

プルトニウムは天然にはほとんど存在しないが、過去の核実験の結果、全人類の体内には1-2ピコキューリーのプルトニウムが取り込まれている。単に含まれているだけのことで、健康被害は全く関係がない。

プルトニウムではないが、同じく強い放射線を発するウランは、海水に炭素化合物イオンの形で溶けており、1リットルに0・003ミリグラム含まれる。世界の海だと計45億トン。これは、鉱山ウランの約千倍に相当する量だ。もともと、ウランは錫と同程度存在する。世界のウランの主産地はオーストラリアなどだが、当然、その地の放射線量は極めて高い。

元々の基準が本来存在しないはずの状態を元にしているため、単に検出されたら問題だ、位の意味しかない。したがって、その量の10倍だろうが100倍だろうが、全く健康には関係がないことは同じなのに、その説明をせずに唯数字を発表するのはきわめて無責任としか言えない。

今回も、タービン建屋などに強く汚染された水がたまっていて、排出する先が見つからないなどと言っているが、海に放出して全く問題はない。念のために、一度海水と混ぜて希釈してから少し沖合に流せばよい。一時的にその侮部の放射線量は上がるが、すぐに希釈されて通常の値になる。

東電がそれを出来ないのは、単に海に放射線物質を放出してはならないと言う法律があるためで、それは政府が政令を出せば済むこと。

いま、排水できないで高まる危険と、全く影響がないのに法律違反になる危険とどちらを採るのか。政府は当然法律を変える責任を取らない。其の結果どのような重大事になろうと、東電に責任を押しつけるだけのことだから。

なお、確かに海に放射性物質を放出することで各国にはまたヒステリーが起きるだろうが、現実には海水にはウラニウムなどがきわめて高濃度(上記参照)に含まれているし、熱水鉱床などから、常にこのような物質は海に補給され続けている。それに比べれば数値的に一切無害であることを、政府が率先して特にアメリカなどの協調を取り付けるべきだろうし、最悪の場合核実験の影響からすれば無視できることを付け加えればよい。

一時的に世界から非難を浴びようと、原発の処理を長引かせ、万が一悪化させた場合の責任や非難と考え合わせればよい。
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