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ホリエモン発言改めて

 2月4日の「金の亡者」というエントリーで、元ライブドア社長、堀江貴文氏の発言について書いた。参考のために、一部再掲する。
 
 「 堀江貴文氏、いかにも不遜な口調で、国家を防衛する義務はない。尖閣などくれてやればよい。中国が攻めてきても国連が助けてくれる。国際社会が助けてくれる、そのためにネットがある。中国が日本に攻めてくる理由など無い。

 このくらいの頭でも商売はできるのだと分かった。だが、当然ながらこんな認識だからつぶされるし、そして今ではちょっとした悪のヒーローのように持ち上げられその気になっているようだが、彼の言動はもてはやされていたときからまるでちんぴらのような感じで、嫌な奴だとは思っていた。金のためには何でもしそうなことをやっていたと思うが、多分に私の主観が入っていることは認める。
 
 それはともかく、確かに中国が日本に戦争を仕掛ける可能性は低いだろう。だが、中国は軍事力を増強しそれを日本に対する圧力に使っているのは事実なのだ。戦争を仕掛けるぞ、という脅しに使っているわけだし、そして中国が崩壊する間際に軍事的暴発をする可能性は決して排除できない。
 
 さらに尖閣などくれてやればよいとなれば、では沖縄もくれてやればよい、九州もくれてやればよい、西日本もくれてやればよいと言うことになる。まさか、そんな馬鹿なと言っても中国は実際にそのように日本の領土を自国領だと言っているのだ。
 
 またネット時代では、中国は無茶などできないと言うが、現実にチベット、ウィグル、内モンゴル、さらにネパール、ミャンマー、ブータン等々物理的心理的政治的に侵略を去れ抵抗できず、そして世界が見殺しにしている地域は多数ある。」
 
 繰り返しになるが、この発言は案の定各方面で話題になり、ネットでは非難が集中しているようだ。当然だと思うが、この発言が朝生で発せられたものであり、しかもやらせ常習犯の田原氏が書いた台本に従って言っていただけだとの見方もあるようだ。私もその可能性はあると思っているが、この朝生にはパネリストの役割分担があって、結局は筋書き通りの発言をさせられているのではないかとの疑惑が前々から有る。
 
 案の定、同日出席していたもう一人のパネリスト東浩紀氏は、国家を防衛する義務は国民にはないと主張していたが、多分昨日だったかホリエモン氏の発言を擁護していた。今世界中がネットでつながり、また一方的な侵略が許されない時代、中国が攻めてくる理由など無い、と言うのだ。そのブログを一目見てくだらないと忘れてしまったが、今改めて探してみた。が、見つからなかったが、要するに彼が言っているのはこういうことだ。中国が日本を攻め取る理由がないから、ホリエモン氏の言葉は正しい。
 
 このような発言が、赤非テレビの朝生で、田原聡一郎氏の脚本通りだったとすれば、それを書かせたのは誰かとの疑惑がわく。もっとも、ホリエモン氏や東氏が心底そう思っているなら付ける薬はないのだが。
 
 私も中国が直接日本に戦争を仕掛ける可能性はかなり低いと思っているが、全くそのようなことがあり得ないなら、なぜ中国はこれほどまでに軍拡をするのか。なぜ、多数の核ミサイルを日本に向けているのか。なぜ、海軍力を極端なほど拡充し、太平洋の真ん中でアメリカと分断するなどと公言するのか。すべて、軍事力をひけらかすことで日本に圧力をかけ、一方的な譲歩を迫るためだ。実際に中国は周辺国をそのような手段で一方的に取り込み民族浄化をしている。
 
 実際に中国は同じような領土問題を周辺国との間に持ち続け、かつて軍事力が無かった時代は当時のソ連に膨大な土地を割譲している。とにかく力を背景に周辺国からむしり取るのが中国の唯一のやり方であり、またそうし続けなければすなわち指導層は弱腰と観られる。とくに、中華思想に凝り固まった中国人達は、日本に譲歩することを中共に許さない。だから、なおさら日本に対し強行に出てくるし、そして今の政権がとんでもない弱腰だと来てはさらに軍事力をひけらかして押してくるのが中国であり、そして尖閣どころか沖縄、九州と手を伸ばしてきて、日本が単に遺憾だ、認められないと言っても全く蚊に刺されるほどの痛みも感じない。そして、北方領土や竹島の例にあるように、どんなに不当に占拠されてもそれが既成事実となってしまえば国際社会は助けて等くれない。だからこそ、かつてイギリスは地球を半周してマルビナス(フォークランド)諸島を守りに行ったのだし、その行為を世界はきわめて正当なものと評価した。それが国を守ると言うことなのだ。
 
 したがって、国を守る義務がないとか、尖閣など中国にくれてやれ、はたまた攻撃されたら抵抗せずに黙って死んでゆくべきだ等と言う連中が、結局は日本を中国に取り込ませるための宣伝活動をしていると見なしても仕方がないだろう。
 
 だが、この国の進歩的文化人にはこのような売国奴が多すぎる。国を守る、国に誇りを持つなどと主張する者達は無教養な右翼とでも言いたげな報道が多すぎるが、そろそろ似非文化人など単に金のために言葉を売っている連中が多いと認識すべきだろう。そもそも、そんな連中は文化人でも知識人でもない。本当の文化人、知識人なら自分の名誉をかけ、国家の誇りを主張すべきではないのか。国家の誇りを持つとは、別に世界を従えろとか反論を許すなと言うことではない。互いに譲り合いながら協調できるだけの力を備えるべきだと言っているのだ。
 
 所詮国家間には利害による対立が避けられないが、話し合いで解決できるケースはほとんど無いという現実に即した対応ができなければ、どんな正論も意味がないことを知るべきだ。力による恫喝は、現在の日本がどうしてここまで周辺国から強硬な態度を取られるのか、主張が認められないのかを考えてみれば分かる。なにしろ環境テロリスト、つまり海賊にさえまともに対処できないのであれば、今後日本お立場は急速に退行してゆく。
 
 福田元総理が、軍事費がGDPの1%内ではまともな国防はできない、とようやく言っているが、それなら在任中にどうしてそう言わなかったのかは別として、とにかく数年だけでも3%位にすべきだと思っている。それが間違いだというなら、どうして間違いなのかを正面から主張するのが知識人、文化人だと思うが。
 
 また平和、非戦、非核、人道主義、友愛などを口にしながら、それを手に入れるにはどうするべきか、それを守るにはどうするべきかを口にしない文化人は似非がつくと考えるしかないだろう。
 



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コメント

非国民

国家を防衛する義務を果たさぬ者は、国家に対して如何なる権利をも要求・行使すべきではない。
それにしても何とも情けない根性だ。

No title

>国家を防衛する義務を果たさぬ者は、国家に対して如何なる権利をも要求・行使すべきではない。

それが国際法に優先する国際ルール。

>それにしても何とも情けない根性だ。

戦後教育のたまもの。

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