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ジャスミン革命

 中東では、チェニジア、エジプトの政権崩壊に続いて民衆によるデモは周辺国に拡大してる。ヨルダン、サウジアラビア、アルジェリア、イラン、バーレーンなどなどへデモは飛び火しているが、それぞれの地域で対応は違うようだ。特に世界最大のサウジアラビアが混乱に陥れば原油価格が暴騰するとの恐れがあるが、日本は現時点では半年分以上の原油備蓄があるはずで、また代替燃料の確保や節約でそれほど大きな問題が起きるとは思えない。
 
 それはそれとして、中国では相変わらず中東で何が起きているかをいっさい報道していないらしいが、それでも海外から持ち込まれるし、完全にネットの封鎖は不可能だし、そしてなにより携帯電話を遮断してしまうと固定電話のインフラがない中国では産業がストップしてしまうので、携帯の遮断はできない。その携帯を使っての情報の拡散はいかんともしがたく、結局中国でも中東に続けとばかりに運動が起きているようだ。
 
 《》は引用
 
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「中国ジャスミン革命」 ネットでデモ呼びかけ広がる


2011年2月19日20時47分

 【北京=小林哲】中東で政治改革を求める民衆デモが相次いでいるのを受けて、中国でも全国一斉デモを呼びかける情報がネットを通じて広まっている。中国当局は関連情報の閲覧を制限するなど取り締まりを強めているが、情報はツイッターなどを通じて広まっている模様だ。

 香港メディアによると、中国語のネットニュースに掲載された匿名の呼びかけが発端になり、集合場所の情報などがネット上で広まっている。北京や上海など13都市で20日午後2時に繁華街の広場などに集まり、「一党独裁を終わらせろ」「民主主義万歳」などといったスローガンを訴えるよう呼びかけている。チュニジアで起きた政変「ジャスミン革命」にちなんで「中国茉莉花(ジャスミン)革命」と名付けており、「集まってスローガンを叫べば、歴史が変わり始める」などとしている。
 
 しかし、私としては、先日書いたように、中国で同じような市民運動が拡大し、彼らの言うようなジャスミン革命は成功しないと思っていた。まだ結論は出ていないが、中共は容赦なく取締をしている。
 
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民主化集会呼び掛けで、中国警戒、上海で4人連行

【社会ニュース】 2011/02/20(日) 20:04

 インターネット上で政治改革などを求める集会呼び掛けが起きた中国では20日、当局が警戒態勢を強化、上海市では呼び掛けに応じた若者ら4人が連行された。集会が実際に開かれたとの情報はないが、反政府デモ波及に神経をとがらせていることが浮き彫りに。
 
 そして、結果として中国においてジャスミン革命は不発に終わるだろうと思う。
 
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ネットで呼びかけ、中国での集会やデモ不発に

上海で、集会が予定された現場から警官に連行される男性(右)=ロイター 【北京=関泰晴、上海=加藤隆則】中東で広がる民衆抗議行動に刺激を受け、インターネット上で20日に開催が呼びかけられていた中国13都市での集会やデモは、公安当局の厳重な警戒で不発に終わった。

 ただ、香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは、19日から20日にかけ、活動家ら1000人以上が中国各地で当局に連行されたり外出制限を受けたりした、と伝えた。

 北京では20日、集会場所に指定された繁華街に外国メディアが多数詰めかけ、参加者を待ち構えた。しかし、白色の花束を持って現れた男性2人が警官に連行された以外、参加者らしい人は現れなかった。

 上海では、繁華街に学生ら約50人が集まったが、警官が排除し、若者3人を連行した。現場にいた外資系企業勤務の男性(30)は、「(共産党の)一党独裁を終結させ、言論の自由を実現させたい」と話していた。広東省広州や遼寧省瀋陽などの都市でも、厳重な警戒態勢が敷かれた。

(2011年2月20日20時42分 読売新聞)

 中国ではこのような市民の暴動は日常茶飯事であり、なにしろ天安門事件などを経験しているのだ。中共としても手慣れている。とにかく市民の間に工作員を潜入させ、デモを呼びかける要所要所を押さえ込むことに長けている。そして、なにより徹底した弾圧と暴力で、権力に逆らうことがすなわち死を意味することを、幼い頃から徹底的にたたき込み刷り込んでいる。
 
 したがって、この徹底した暴力と恐怖による支配の内に中共に逆らいさえしなければ世界の大国の人民でいられるとのすり込みから抜け出ることはできない。だからこそ、今回も政府が徹底した取締弾圧に動き出すと見せるだけで、中国人の反骨心など雲散霧消してしまう。
 
 幼い頃から上に逆らうとひどい目に遭う、と骨の髄までしみこまされている状態とは、日本人には想像ができない。今、日本には最低最悪の政権が生まれているが、その政権を打倒すべきだと与党内から声が出る状況でも、誰一人逮捕されたり撃たれたりする心配などしていない。日本のような国で政権は実に簡単に入れ替わるが誰一人死なない。そのような日本に住んでいる日本人にとって、中国では下手に政府批判をすることが自分はもとより、一族すべて災いを受けることになる状況が人間を自らの殻に閉じこめてしまうことが理解できないだろう。それはロシアなどにも言えるのだが、結局中国もロシアも、そして北朝鮮も体質は変わらない。権力に逆らえば死。それが徹底しているから、中国ではジャスミン革命など起きようがないのだ。
 
 結局起きるとすれば政権内の分裂、軍の反乱、地方からの絶え間ない武装蜂起等しか政権崩壊のきっかけにはならないと思う。中国がハードランディングしかないのはその意味もある。
 
 それに、仮に中国がハードランディングしても民主化など絶対にない。むろん、形だけの民主化は有るだろうが、結局はロシアと同じようなものだ。民主化にはそれを受け入れる国民の資質がいるし、そしてそれは数百年の時間がかけられて作り上げられるものだ。
 
 自ら民主化した国家以外に、今民主化が成し遂げられている国はない。一見民主国家のようでも詳細に見れば独裁国家という例はいくらでもある。
 
 よく、途上国の様子が、何十年か前の日本に似ているとの表現があるが、それは間違いであり、今の途上国は例外なく権力が腐敗している。だからこそ、途上国なのだ。そして、腐敗した権力が存在し続けるには国民のレベルがそこにとどまっているという現実がある。
 
 そのような国でも、一見テクノロジーの導入などで先進国に近づいているかのように見えるが、見えるだけで絶対に先進国にはなれない。何十年か昔の日本と同じように見えるから、いずれ日本と同じようになるということではない。何十年か前の日本は、やはり民主国家であり、それを支える国民のレベルがあり、権力は腐敗していなかった。当時から民主国家であり、だから今も民主国家なのだ。
 
 今最低の政権が誕生したのも、民主国家だからだが、それを訂正する能力が有るのも民主国家だからだ。
 
 かつて、日本には社会党政権が誕生したが、すぐに自民政権に戻り、また一時期遠くない過去、社会党党首が総理大臣になって、その直後から社会党は消滅の道をたどり、いま名前を変えても消滅寸前であることは間違いない。だからこそ、社会党の残党が民主党に潜り込み乗っ取ったわけだが、いよいよ、その化けの皮もはがれた。
 
 この日本の大変な政権の変化も、日本経済や国力に対してはそれほど悪影響が今のところ出ていない。これも国民のレベルが高いからだし、その国民が支える民主主義が機能しているからだ。
 
 
 

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