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アマチュア政権

 このところ、各界から菅政権のアマチュアぶりが指摘されているが、今度は民主党の重鎮西岡武夫氏が大々的に批判した。もっとも、極左の執行部とはそりが合わない人物だが、それにしても参議院議長が知らない間にこんな論文を雑誌に書いていたとは、なんともはや、民主は今は四分五裂状態だ。小沢氏を切り捨てることで党内をまとめようとしているが、本来極左の執行部と、保守系の渡部恒三氏、西岡氏は相容れないものがあったのだから、本来まとまるはずのないバラバラの人間達が、単に権力を握るためだけに集まっただけの野合集団だ。だから、執行部に逆らって議員の地位を失いたくない連中以外では、執行部の失敗を虎視眈々とねらっている連中ばかりと考えられるだろう。ただ、同じ党内にいるのだから、執行部の失敗をあげつらって、機会あらば同じ吹きだまり政党の中でも権力を握ってやろうとしているもの達が居ても全くおかしくはない。これは自民もやっていたことだ。
 
 それにしても、党内で執行部を口先ばかり批判し、それでも閣内に入ったとたんに発言が180度変わる人間達がほとんどだから(今の閣僚達も、就任前は結構にぎやかに執行部を批判していた)西岡氏もその口だろう。本当に批判するなら、そして彼が言うとおりのどうしようもない党なら、離党して外から民主党を批判し倒すべきだろう。ま、それはともかくとしてきわめて当たり前のことを言っている。
 
 《》は引用
 
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首相と官房長官を酷評=月刊誌で「国を任せられない」―西岡議長

時事通信 1月6日(木)17時19分配信

 西岡武夫参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」2月号に、菅直人首相と仙谷由人官房長官を批判する論文を寄稿していたことが6日、分かった。「菅・仙谷には国を任せられない」と題し、首相らの言動を酷評。与党・民主党出身の参院議長が首相らを雑誌で批判するのは極めて異例で、波紋を呼びそうだ。
 
 西岡議長は論文で、首相について「あまりにも思いつきで物を言うことが多過ぎる」と強調。特に諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁判決の上告断念を表明したことを挙げ、「まさにそのあしき例だ」と指摘した。
 
 また、「経済政策の哲学のなさは、まさに目を覆うばかり」とし、「菅政権はそもそも国家に対する『哲学』すらないのではないか」「北朝鮮をめぐる危機対応のまずさも、まさに『国家観』のなさによるもの」などと批判した。
 
 一方、仙谷長官に関しては、昨年秋の臨時国会で失言が相次いだことを挙げ、「問責決議を受けたのは当然。それに対して『法的拘束力のなさ』を理由に平然としているのはいかがなものか」と暗に辞任を要求。さらに、「彼の発言は国会答弁の名に値するものではない。あれらは全て、『法廷闘争』のやり方だ。厄介な質問が出るとわざと相手を怒らせる」との見方を示した。
 
 西岡議長は「今度の通常国会では、小沢一郎民主党元代表の問題よりむしろ、仙谷長官の問題が大きい」とも指摘。最後は「国家観、政治哲学を欠いたままでは、菅首相、仙谷長官に国を担う資格なしと言わざるを得ない」と結論付けた。 
 
 言っていることは別に驚くようなことではない。全くその通りなのだが、どうしてそんな政党に籍を置いているのか、西岡氏のメンタリティが理解できない。
 
 民主党に国家観が全くないのは、野党時代から分かり切っていたことだ。
 
 経済問題では、パイを大きくする方法をすべて縮小して、パイを切り刻みばらまくことで徹底的に日本経済を破壊させようとしている。経団連の新年会では、「企業の内部留保を使って有能な人材を集め雇用を促進してほしい」と挨拶し、米倉会長(彼も勝ち馬乗りの典型だが)が、苦虫をかみつぶしたようなうんざり顔で、あの場か何を言っているんだみたいな反論を受けていた。
 
 内部留保は企業活動の資金であり、使う当てもない従業員を養うためのものでない。あくまで企業活動を活発にし、その上で必要性のできた従業員を雇う。だから、当然内部留保で雇用を、などと総理が寝言を言えば、何を馬鹿な、と言われるのが落ち。
 
 その雇用も、勘違い総理は物作り産業では覇権禁止など、経済活動の基本をわざと壊しているのではないのか。物作りは、需要の変化により雇用の需要も動きが大きいから、事務職よりもむしろ雇用者の変動が大きいのは当然であり、そのための調節には派遣労働者も必要なのだ。それを、首を切られるから覇権禁止だなど言っていたら企業は国内で生産をせずに、海外に依託するか移転してしまう。派遣労働者の待遇改善というならまだ話はわかるが、首を切られるのがかわいそうだから覇権禁止では、今まで仕事を得られていた人たちまでが仕事を失うことになる。
 
 公共投資を縮小した弊害は何度も述べた。本来大きくしなければならないパイを小さくして、その上で切り刻んでばらまくことになった。
 
 外交では、やはり日本という国がどのような成り立ちをしているのか、立場をとっておかなくてはならないのかの全体像がまるでない。外交とは、国益のぶつかり合いであり、他国の利益を自国の利益より優先する外交などあり得ないが、民主党はそうしている。
 
 国防は、国家を守る意志を示すことから始まるが、民主党はその意志が日本にはないと国際社会に示した。
 
 民主党にはあるべき日本の姿が無い。日本の国益とは何かのイメージがない。政府は国家のために何をすべきかの理念がない。矜持がない。
 
 とにかく、西岡氏の批判はごもっともだが、それなら離党し、議長職を辞し、(ただし建前では、議長就任と同時に党籍を形ばかり離脱し、無所属になるが議長職に就いたのは与党議員だから)どうどうと正面から批判をすべきだと思うが。



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