FC2ブログ

大連立

 このところ、民主がズクズク状態で、相次いだ失言、発言取り消し、謝罪、開き直り、審議停止などまさに、急降下した支持率さえ追いつかないほど民主の状態は末期状態になっている。このような状態であれば、普通なら政権維持も出来ないと見極め、内閣総辞職や解散総選挙もありうるのだろうが、それは普通の感覚を持った政党のこと、政局運営が成り立たないと思うからこそ、今まで自民はこのような場合総辞職や解散をしてきたのだが、政権にしがみつくことだけがすべてである民主政権は、そうすることなど無いだろう。各報道などでは、政権はもう保たない、解散か総辞職しかないだろうと言われているが、解散も総辞職も無いと私は思っている。
 
 総辞職をしても後釜になる人材がまったく居ないのだから国政運営が出来ないことは誰の目にも明らかだし、解散総選挙をすれば間違いなく民主は過半数を割る。権力の座は二度と巡ってこないし、今回名前だけでかき集められた小沢チルドレンなどの新人議員達は二度と国会議員という美味しい立場には戻れない。となれば、なにがなんでも今の立場にしがみつくのが目的となるから、政局運営が出来ようが、出来なかろうが補正予算が通ろうが通らなかろうがすべての法案が否決されようが知ったことではない。
 
 今の地位にしがみついていれば、あと三年有り余る特典を恣にし、たっぷりと歳費を受け取り、巨額ボーナスを受け取れ、献金も集められ、先生と言われるのだ。その地位を捨てるなど思いも寄らない。
 
 野党は、柳田法相や仙石官房長官の問責決議をだし、おそらく今の状態では可決されるだろうと見なされている。つまり問責決議や辞任要求が通っても法的な強制力はないから、本人が辞めない限りおそらく彼らが職を辞す事はない。もし、本人が自発的に辞めると言い出しても、他の批判の対象になっている閣僚が将棋倒しで辞任しなければ無くなるから、自らの辞任も言い出すなと釘を刺されているのではないか。
 
 野党としては当然、辞任要求や問責が可決しても彼らが辞任しないのであればその後の審議に応じないとしている。しかし、民主にとっては、そもそも国政や国家などどうでも良い。自分たちの地位保全がすべてなのだから、法的に地位が脅かされないいじょう、すべて野党が審議に応じないのが悪いと例によって責任逃れをして今の状態を続けるだろう。そのうちに国会も終わるというものだ。
 
 今は参院では過半数に達していなくとも、衆院では国民新党やコウモリ党がつけば3分の2を超えるのだ。仮に参院で否決されまた衆院に戻ってきても、今度は3分の2で可決できる。
 
 だから、今の状態でしがみつけばそれで問題はない。野党が審議拒否しても衆院では通るし、参院で拒否されても、コウモリ党などがくっつけば衆院で再可決できる。そのためには、コウモリ党の望む外国人参政権などの闇法案を通すなり、様々な裏取引もためらう必要がない。
 
 つまり、今の民主党にとっては、実は頭さえ下げて聞き流していれば、野党の攻撃などどうでも良いのだ。国民の支持率がゼロパーセントでもかまわない。3年間は、その後二度と手に入らない権力の座に居座ることが出来、その間、好きなことが出来る。今別に無理をして野党に必要以上の妥協などする理由がない。
 
 したがって、国民の支持率が10パーセントを割ろうが、野党が審議拒否しようが、民主が自ら総辞職をした(首のすげ替えはあるかも知れない)解散するようなことはないと思っている。
 
 ただし、民主が分裂して衆院でも過半数を割ったような場合は話は別だ。とうぜん、野党はすぐに内閣不信任案を提出し、それが可決されれば内閣総辞職か解散総選挙しかない。そして、その可能性は、小沢派の動きにかかっている。だからこそ、閣内でも批判がいろいろある小沢派にたいし、積極的な自浄作用を働かせる事が出来ない。なにより、小沢派が党から出てゆくことが、即民主政権の終わりを意味するからだ。つまり、美味しい特権も豊富な歳費も、集め放題の献金もすべてパーになる。
 
 民主党がおそれるのは小沢派の離党など、党の分裂だけであってそれ以外は、別にどうと言うことはない。今の状態で総辞職や解散を考えるのは普通の感覚を持った政党の場合であって、破廉恥無責任売国政党には当てはまらない。
 
 ところで、小沢氏が最近動き出したとのこと。
 
 《》内は引用。
 
 --------------------------------------------------------
 
小沢氏「やぶれかぶれ解散ある」直系1年生議員にハッパ

2010年11月19日3時3分

 民主党の小沢一郎元代表は18日夜、東京都内の中華料理店で衆院当選1回の直系議員グループの会合に出席し、菅内閣が厳しい政権運営を強いられていることについて「やぶれかぶれ解散をするのではないかと心配している」と語り、選挙準備を急ぐようハッパをかけた。

 出席者によると、小沢氏は菅政権の現状について「このままではお国が危ない」と指摘。「こういう状況になると解散も一つのカード。君たちも選挙を頑張らないといけない」と述べ、首相が局面打開のために衆院解散に打って出る可能性に触れた。

 そのうえで、選挙になれば「自民党も勝てないし、民主党も勝てない」と分析。政党政治が崩壊して軍部独裁を招いた戦前の日本を念頭に「過去のような危険な道に進む可能性があるのが怖い」と語ったという。
 
 小沢氏にしても、噂される健康問題などがあり、また金の問題で起訴などされればそれこそ政治生命は完全に断たれるだろうから、あるいは一か八かで今の状態を覆すために民主に揺さぶりをかける気にもなるだろう。小沢氏が単独政党を立ち上げても、結局は民主と連立をして民主を実質乗っ取るか、自民などと組むなども模索しているかも知れないが、自民は今は受け入れられないだろう。すると、民主を恫喝し、最後の手段として離党をちらつかせ党を乗っ取る事を考えても無理はないだろう。実際離党しても、連立することで乗っ取ることも可能なのだから。そして、民主にとって、過半数を割ることすなわち党の分裂だけが恐怖の元なのだから、小沢氏と手を打つなどもあり得るのではないのか。なにしろ、誇りも理念も矜持も恥の概念もないのだから。
 
 それを回避するためか、にわかにこんな報道がまるで出来レースのような筋書きで伝えられた。
 
 --------------------------------------------------------

菅首相、与謝野氏と会談 首相公邸で40分間

2010年11月18日22時36分

 菅直人首相は18日夜、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表と首相公邸で約40分間会談した。与謝野氏は会談後、記者団に「重要な話はしていない」とだけ語った。関係者によると、首相側が与謝野氏を招いたという。首相は10月にも自民党の福田康夫元首相を公邸に招いた。国会運営が厳しさを増し、野党への働きかけを強める狙いとみられる。
 
 事ある毎に舌鋒鋭く民主を攻撃してきた与謝野氏を官邸に呼んで世間話をしただけなど、誰が信ずるだろう。
 
 与謝野氏はかねてより自民民主の大連立構想を提唱してきた人物だ。民主党と自民党との大連立構想を実現することを模索しているのではないかとの憶測が生まれても当然だろう。むろん、大連立が実現した場合、今の執行部はすべて辞任し、改めて自民系を中心に、民主党内でも保守系の人物が連立内閣を作るのではないか。
 
 仮に閣僚の座を追われても、政権与党であることは変わらないし、美味しい思いは出来るし、そしてある程度の自民との妥協で闇法案のいくつかでも通せるかも知れない。自民にしてみれば、もともと思想信念など無い小沢チルドレンを取り込んで絶対安定多数を握れるのだから、それほど悪い話ではないだろう。また、政権を失ったと同時に手のひら返しで離れていった各種支持団体も呼び戻せる。
 
 これら支持団体も別に極左を容認したのではなく、あくまで政権与党という勝ち馬に乗っただけなのだから、もし大連立が成立すればまた手のひらを返しても別に不思議ではない。
 
 そして、民主の極左が排除されるならそれでも良いかと納得する有権者も多いのではないのか。
 
 未だどうなるか分からないが、この大連立も視野に入れて置いた方がよいような気がする。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)