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APEC終わる

 今日たまたま観たテレビで、日中会談の録画が放映されていた。仏頂面をしている胡錦濤氏にたいし、メモをたどたどしく読む空き缶総理の姿がとにかく今の日本の外向的地位を如実に表しているようだった。
 
 外交辞令でも、ホスト国にやってきた他国の首脳は笑顔でホスト国首脳に挨拶をする。しかし、今回の胡錦濤氏は日本の報道陣の前やまして空き缶総理の前では、本当にいやな仕事をしているかのような苦虫面だった。これが中国国内向けのパフォーンマンスだとか、中国の失点だとかマスコミは言っているが、それが事実であろうと、空き缶総理の立場が良くなるわけではない。
 
 とにかく、何をやってもボロを出すだけなのだ。
 
 日本人以外に対しては、あふれんばかりの笑みを浮かべ、我が総理大臣の前では仏頂面をしている胡錦濤氏を観ながら、ある光景を思い出していた。かつて小泉総理大臣が北朝鮮を訪れ金総書記と会談したときは、まったく笑顔を見せなかったが、ちょうど胡錦濤氏はあの小泉氏の役割を演じていたわけだ。
 
 それに対し、終始おどおどと目を伏せ、手元のメモを棒読みしていた空き缶総理は、誰が観ても飼い主にしかられている犬にしか見えなかった。そして、その成果を、空き缶総理が自慢げに語る。
 
 《》内は引用。
 
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菅首相、中ロ経済協力を推進 「領土問題に好影響」

 菅直人首相は14日午後の記者会見で、ロシアや中国との関係について「経済的な協力関係が深まれば、領土問題にいい影響がある。積極的に話し合いを進めたい」との意向を表明した。

 中国の胡錦濤国家主席との13日の首脳会談をめぐっては「尖閣諸島はわが国固有の領土であり、この地域に領土問題は存在しないとの基本的立場を伝えた」と明らかにした。日本政府は、会談での尖閣諸島に関する具体的な発言内容を公表していなかった。

 首相は会見で日中関係について「いろんな問題があっても、乗り越えてしっかりした関係をつくるのが戦略的互恵関係の持つ意味だ。日中関係のさらなる発展を期したい」と述べ、関係修復に努める考えを強調。中国からのレアアース(希土類)輸出停滞問題では「今後の対応を見極めた上で、冷静に対処したい」とした。

2010/11/14 16:32 【共同通信】

 メモを読んだことが会談した事になるかどうかはともかくとして、尖閣列島は我が国の領土だと述べただけでは意味はない。自分が述べたことを相手に認めさせてこそ、会談(だとしても)意味があるだろう。
 
 たかおじさんは好い男だ、と私が言うのは自由だが、それを人が認めて始めて意味があるようなものだ。

 管氏がメモを読み上げても、そんなことは先刻織り込み済みである胡錦濤氏にしてみれば、蚊に刺されたほどの意味もない。単に仏頂面をして22分間座っていれば、とりあえず外交上の儀礼は果たせるのだから、目の前のおどおど男を心底馬鹿にしていようが尊敬していようが、相手にするつもりなど最初から無い。
 
 それはロシアに対しても同じ事で、北方領土は我が国の領土だ、と主張しただけではネドべージェフにとっては痛くもかゆくもない。あそこはロシア領だから、ロシア大統領が好きなときにゆくだけだ、とにこやかに突っぱねている。
 
 だから、ネドベージェフ大統領も当然の事ながら、会談でどういったか知らないが本音はちゃんと公表している。
 
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領土より経済協力…ロシア大統領が顔文字つきツイッター


 2010年11月14日22時30分

 「日本の首相と会った。彼に経済協力は解決できない論争より有益だと言った」。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で横浜市を訪れていたロシアのメドベージェフ大統領が13日、同日の日ロ首脳会談について、短文投稿サイト「ツィッター」にウインクの顔文字付きでそう書きこんだ。

 「解決できない論争」は北方領土問題を指すと見られる。メドベージェフ氏は1日に北方領土の国後島を訪問。首脳会談では菅直人首相が訪問に抗議し、メドベージェフ氏は「どの地域を訪問するかはこちらが決めること」などと反論。日ロ平和条約締結へのアプローチを経済優先に変えるよう提案していた。

 日本滞在中とみられる投稿は全部で7件。愛用のカメラ「ライカM9」で撮影した大観覧車など横浜の夜景の写真2枚も投稿されている。

 メドベージェフ氏は北方領土訪問の際にも、「大統領の義務は、最も遠い所を含めロシアの全地域の発展を管理することだ」「今日初めて国後島を訪れた。人々と語り、地熱発電所を訪ねた」「ロシアには美しい場所がなんとたくさんあることか」と書き込み、発電所や海岸の写真も投稿している。(星井麻紀)
 
 それは当然だろう。打ち出の小槌がそばにあるのだから、脅したりすかしたりたまには領土でつって金を出させることにためらいがあるはずがない。経済協力とは、今までの例でもほぼ一方的に日本が金を出すことを意味する。北方領土に日本が今までどれくらい金を費やしたかは、鈴木宗男氏に訊いてみればよいだろう。サハリン沖油田開発に日本は巨額の投資をしながら、優先順位は中国に向けられた。環境を守るという名目で、日本権益がむしり取られたりしている。
 
 古い原潜の処理や廃棄核兵器処理費用も、日本が巨額出費している。シベリア抑留についてエリツィン氏はとりあえず謝罪はしたが、実質の補償などは一切無い。
 
 確かに商売をしていれば日本が利益を得ることはあるだろうが、それは政治とは一切関係のない商取引なのであり、日本の外交力でロシアから何かを引き出したろうか。
 
 むろん、これもロシア内部の勢力図の変化が関係しているのだろうが、このような事態に至ったのは、一にも二にも民主党の素人外交の故だ。
 
 今回、空き缶総理は、尖閣問題でも五年後に評価されると言ったが、馬鹿は休み休言えと言いたくなる。5年後など、空き缶も踏みつぶされているだろう。今の出来事は思い出しもしたくないだろうが、実際はその尻ぬぐいに躍起となっているのではないのか。
 
 しかしどうしても理解できないことがある。韓国大統領と会談して、日本の所有している韓国関連図書の返還合意書にサインをしたというのだ。
 
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仙谷氏、日韓「成果」見届け満足げ 懸案山積先行きは不透明

2010.11.14 12:22

 「仙谷さん、ありがとうございました」

 仙谷由人官房長官は14日午前、横浜市で行われた図書引き渡し関する「日韓図書協定」の署名式典後、歩み寄ってきた韓国の李明博大統領から名指しで感謝の言葉をかけられた。菅直人首相と李大統領の首脳会談に陪席するため、政府首脳2人が同時に東京を離れたことには危機管理上の問題も指摘されている。だが、仙谷氏は自ら主導したとされる日韓併合100年に合わせた首相談話の「成果」を間近で見届け、一国のトップとがっちり握手を交わして、満足そうな表情を浮かべた。

 仙谷氏は首脳会談に陪席した理由を明快に説明していないが、韓国のことはよほど気になっているようだ。10月13日に菅首相が朴●(=火へんに喜)太・韓国国会議長らと首相官邸で会談した際にも同席するなど、「親韓派」ぶりを見せつけている。

 「日本が(韓国を)併合、植民地支配して100周年の記念で、反省と総括をして未来志向にしようと、朝鮮総督府にもらっていた古文書をお渡しする話し合いがつきました」

 今月9日、スタインバーグ米国務副長官と会談した仙谷氏はこう誇らしげに語りかけたが、日韓間には日本固有の領土でありながら韓国が不法占拠を続ける竹島、教科書問題などの諸懸案がなお横たわっている。仙谷氏がこだわりを見せる「過去の清算」がどのように日本の国益に結びつくのか先行きは不透明なままだ。(尾崎良樹)
 
 以前、このブログのエントリーでも触れているが、問題の図書は日本の国家財産であり、民主党の一存で他国に譲渡出来る物ではないはずだ。国家財産である以上、国会で承認を得なければならないはずだが、その承認が何時得られたのか、私は寡聞にして知らない。
 
 もし、承認がすでに得られているなら、その報道を見たい物だと探したのだが、見つかっていない。いっぽう、もしその手続きもせずに韓国との合意書をかわしたのだとしたら、日本の国有財産が、一個人である仙石氏が、私物化した以外の何者でも無かろう。
 
 これが許されるなら、当然日本国が日本人だけの物ではないとの認識を持っている民主党のこと、もう秒読み段階に入っている政権を失う前に、特亜に国を本当に差し出すのではないのか。たとえ、国会承認もなく、国民の知らないところででもそのような合意が特亜と作られてしまえば、あとの政権が何を言っても、日本国との合意だと主張されるだけのことだ。
 
 マスコミも最近は流石に民主の無策を伝えるようになったが、今回の日中”会談”でもスタートラインに立ったなどと言っている。とんでもないことだ。スタートなどにもちろん立っては居ない。相手の前に土下座した状態を確認しただけのことだ。また、民主党には経験が無く、もう少し時間をやるべきだ等という者たちもいる。だが、民主党は政権を執る準備をまったくしていなかっただけのことであり、思いがけなく自民のオウンゴールで政権が手に入ってから右往左往しているだけであって、時間をかければまともに政権運営が出来る様になるわけではない。もともと、無理なのだ。
 
 もう少しやらせてみたら、等と言っている内に、国民の目から隠れたところで、中国や韓国とどのような取引をするか分かったものではない。
 
 今回、福岡市長選では自民推薦の新人が、民主推薦の現職を破って初当選し、地方でもいよいよ民主の凋落が顕著になってきている。来春の統一選挙で決定的になるとは思うが、実際に民主の支持率は、各メディアの数字は違う物の、おそらくネットとの結果を組み入れてみれば20%前半と言ったところではないかと推測する。年内に10%台になるのではないのか。人気取りの事業仕分けも、結局はほとんど実行がなかったことが分かって、今では3回目などをやっていてもほとんど関心をひかなくなっている。
 
 これほど支持率が急落しても民主には打つ手もないのだから本当ならさっさと解散するのが本当だろうが、権力にしがみつくことだけが目的の民主なら、どんなにボロ負けしてもそんなことはしないだろう。それが、乞食政党の本性という物だ。
 
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