スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

引きずられ外交

 政権運営能力ゼロで、子供内閣と言われている民主党政権だが、この一連の尖閣列島問題でも、さらにそれを露呈した。現在菅総理は東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連首脳会議などに出席するためベトナムのハノイに滞在している。
 
 たとえば、来月日本で開催されるAPEC2010への胡錦濤氏出席を何よりの開催成功のシンボルにしたい民主政権は、そのために与野党が求めている尖閣ビデオの公開まで拒否しながら中国のご機嫌をとってきた。国益よりも国民の要求よりも、政策よりもとにかく自分たちの権力保持だけが目的の民主政権にとって、中国との関係が何より優先する物と思われる。
 
 したがって、その中国からすげなくされると民主政権としては大変なわけだ。
 
《》内は引用。

--------------------------------------------------------

日中首脳会談見送りへ=「主権と領土保全侵した」-中国高官

 【ハノイ時事】菅直人首相と中国の温家宝首相との日中首脳会談が29日夜(日本時間同)、見送られる方向となった。日本政府は首脳会談について、同日夜にハノイ市内で行われるといったん発表したが、中国外務省高官が予定時間の直前になって日本政府の外交姿勢を強く批判、会談は難しくなったとの認識を明らかにした。

 日本政府はハノイでの首脳会談を経て、11月中旬に予定される胡錦濤国家主席来日の際の首脳会談で関係修復を図る方針だった。土壇場での会談見送りで、日本国内では中国への反発が強まることも予想され、関係正常化が遠のくことは確実だ。

 新華社電によると、中国の胡正躍外務次官補はハノイ市内で「日本外交当局責任者は他国との間で尖閣問題を再びあおった」と強調。さらに「日本側がメディアを通じて中国の主権と領土保全を侵す言論を繰り返した」と非難した。前原誠司外相が先のクリントン米国務長官との会談で、尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象と確認したことなどに反発したとみられる。

 また、胡次官補はと語った。 

 中国側の反発を受け、菅首相に同行している福山哲郎官房副長官がハノイ市内で記者団に、首脳会談をめぐる状況などについて説明する。(2010/10/29-22:38)

さらに
--------------------------------------------------------

「日本側にすべて責任」=首脳会談を拒否-中国高官

 【ハノイ時事】中国の胡正躍外務次官補は29日夜、日中両国が調整していた首脳会談に関し「日本の外交当局責任者は他国と結託して釣魚島(尖閣諸島)問題を再びあおった」と非難、「必要な雰囲気を壊し、これによる結果は日本側がすべて責任を負わなければならない」と述べ、会談には応じられないとの立場を示した。当地で香港の記者を集めて説明した。国営新華社通信も伝えた。
 
 胡次官補は、日米外相が27日、尖閣諸島が日米安保条約の適用対象になると確認したことに反発しているとみられる。さらに、日本側が東アジア首脳による一連の会議期間中も、中国の主権と領土保全を侵犯する言論を繰り返したと批判した。
  
 胡次官補はこのほか、日本側が、日中外相会談の内容について真実と異なることを流布したと指摘。具体的には「東シナ海問題に関する原則と共通認識を実行に移すという中国側の立場を歪曲(わいきょく)した」と不快感を示した。
 
 ハノイ発の新華社電によると、中国代表団報道官は29日、東シナ海問題について、楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)外相が「日本側は中国側と向き合って、東シナ海問題の原則と共通認識を実行するための雰囲気と条件をつくり出さなければならない」と強調したと明らかにした。(2010/10/29-23:39)
 
  中国側のこんな屁理屈はいつものことだが、要するに首脳会談をするにも中国に都合の悪い事を持ち出す日本が悪い、という事でしかない。こんな屁理屈に対しても
 

--------------------------------------------------------------------------------

中国から首脳会談中止の連絡=「真意測りかねる」-官房副長官

 【ハノイ時事】福山哲郎官房副長官は29日夜(日本時間同)、いったんは日中首脳会談が決まったものの、中国側から会談中止の連絡を受けたことを明らかにした。また、「今のところ(首脳会談の)予定はない。菅直人首相は冷静に対応しようということだ」と述べた。
 
 福山氏は29日午前(日本時間同)の日中外相会談後、日中首脳会談が同日午後6時半(日本時間同8時半)にセットされたものの、「日中韓首脳会談の直前に中国側の事務方から『会談はできない』との連絡があり、驚いている」と表明。「中国側の真意を測りかねている」と語った。 (2010/10/30-00:16)
 
 「真意測りかねる」そうだが、これでよく中国と会談しようなどと考えた物だ。中国との協議や会談などはなから成り立たないのだ。なぜなら、すべて中国の意にかなった事しか発言してはならず、中国の発言や行動に批判することは許されず、そしてどのような合意も一方的には期される取り決めしか出来ないのを、会談とか協議とは言わない。そこで
 
 これこそが、民主政権、菅内閣の外交が素人で子供だと言われる所以なのだ。結果として、
--------------------------------------------------------------------------------

「中国が前向き」は誤算、翻弄された日本

 【ハノイ=宮井寿光、向井ゆう子】中国側が29日夜になって菅首相と温家宝中国首相との会談拒否を表明したことに対し、政府は反発を強めている。

 中国側が会談調整に応じながら国内の根強い反日世論などを考慮し、ぎりぎりまで態度を明らかにしなかった末の対応だからだ。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を受け、ハノイでの日中首脳会談は一時困難視されたが、仙谷官房長官が今月1日、中国の戴秉国(たいへいこく)国務委員と電話で会談したのをきっかけに可能性が再び出てきた。

 4日にはブリュッセルで両首相が非公式ながら会談したことで、中国側もハノイでの両首相の会談調整に事務レベルでも応じるようになった。

 当初、日本側には「中国側の方が首脳会談実現に前向きだ」との見方も出た。中国漁船衝突事件への対応や、服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏のノーベル平和賞受賞への反発ぶりに国際社会が懸念を示し、「中国側は日本との関係改善を望んでいる」との見立てからだ。外務省には「頭を下げてまで中国と会談をする必要がない」との強硬論もあった。

(2010年10月29日22時59分 読売新聞)

 今更中国を非難しても仕方があるまい。信じてはならない相手を信じ、近づいてはならない相手に不用意に近づくからこうなるのだ。相手をよく知り、相手との距離を測ることが個人でも国でも基本だと思うのだが。
 
 中国は隣にある重要な国だから仲良くしなければならないという。しかし、中国が隣にあるのは別に私たちがそう望んだからではない。数千年前から双方意識した時からそうなのであって、気がついたら隣人が中国だったと言うことだ。仲良くすべきというのは相手による。
 
 私の家の隣が日頃から周囲ともめ事を起こし、何か気に入らないと庭先に踏み込んできて怒鳴り散らすような輩だったら、まずすべきは戸締まりを厳重にし、相手の動向を観察し、いざとなったらいつでも警察に相談出来るようにし、同じような被害に遭っている周辺の人たちと協議し、さらにもし相手が暴力をふるう気配が見えたらそれに対するために強い警告を発し、もし暴力にうったえたら容赦なく反撃するぞと伝えておくべきだろう。
 
 このような厄介な人間が100キロ離れたところにいるなら、いやな奴が居るものだで済むだろうが、隣の家にいて頻繁に庭に踏み込み、おまえの家の離れも俺の物だと主張する相手と仲良くしようとは思わない。
 
 ところが、菅内閣はひたすら中国と仲良くすれば何でも解決するのだと主張している。なぜなら数千年つきあってきた隣人だからだそうだ。しかし、中国と仲良くするためには、とにかくこちらからの主張をせず、中国の気に障ることを言わず、喩え排他的経済水域のガスを盗まれても、領土を侵略されても、政府間の問題とは無関係なはずの民間交流を一方的に断たれても、民間の契約を一方的に破棄されても一切我慢しなければならない関係が、民主の言う大切な中国との関係と言うことらしい。
 
 今回の一連の尖閣問題で、中国が如何に横車を押しているかは国際社会の知るところとなり、中国は大きな失点を冒したと言われている。しかし、それは結果論であり、日本が失った点は比較にならないほど大きい。なにしろ、日本外交は無能であり、自国の主権を守る能力が無く、意志もなく卑屈でただ中国にひれ伏すだけであり、同じように中国の覇権主義、暴力主義の犠牲になっているアセアン諸国にとって、日本はまったく頼りにならない国であることを世界に広く知らしめたことだ。あとは、国内と同じく、菅内閣の国際社会における存在価値は単なるばらまきでしかない。だから、このところ何処に行っても、菅総理は何億円、何千億円の援助をすることであって、一緒に中国と対峙しようという物ではない。
 
 レアアースの輸出規制に対し欧米が中国をWTOに提訴しようと言っても、一番被害を受けた日本はそれに加わらず、今回の劉氏ノーベル平和賞問題に対し、世界は中国に対し劉氏の釈放を求めたのに対し、菅総理は問いつめられたあげくやっと、解放されるのが望ましいと言ったきりだ。
 
 そして、今日のニュースで
 
--------------------------------------------------------

日中首脳が会談=10分間、「戦略的互恵」を確認

 【ハノイ時事】菅直人首相と中国の温家宝首相は30日午前(日本時間同日昼)、ハノイ市内の会議場で約10分間会談した。両首相は、日中の戦略的互恵関係を引き続き推進することを確認。今後「ゆっくり話す機会」をつくることで一致した。
 
 菅首相と温首相による日中首脳会談は、29日に行われる予定だったが、中国側の意向で急きょ見送られた。これについて、両首相は「会談が行われなかったことはとても残念だ」との認識を共有。また、民間交流の強化が重要との認識でも一致した。
 
 菅首相に同行している福山哲郎官房副長官によると、両首相の会談は、東アジア・サミットが始まる前の時間を利用して、控室で「自然な形」で行われた。 (2010/10/30-17:19)
 
 やっと温家宝氏の謁見を得て菅総理はうれしいのだろうが、それに対する声明は、中身が全くない、例によって無意味なおまじないに終始している。すなわち戦略的互恵関係だ。実質、この懇談で何が得られたのか。
 
 
--------------------------------------------------------

日中「互恵関係変わらない」と強調…菅首相

 東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連首脳会議などに出席するため、ベトナム・ハノイを訪問している菅首相は30日夜(日本時間同)、現地で記者会見を開いた。

 29日に中国の温家宝首相と事前調整していた会談は行われなかったが、菅首相は「温家宝首相とは10分程度話をした」と述べ、日中関係について「いろんな出来事が起きているが、戦略的互恵関係は変わっていない」と強調した。

(2010年10月30日18時35分 読売新聞)
 
 
 単に温家宝氏と話をしたと言うだけの、民主政権、菅総理にとっては錦の御旗のつもりかも知れないが、今の日中関係における領土問題、主権問題など何一つ触れていないではないか。こんな懇談をしたからと言って有頂天になっている菅総理を見るとつくづく情けない。何でこんな情けない無能者無責任者を総理の座などに据えてしまったのか。

 そして、中国は結局自分たちのやることにいかなる国も口を出すな。自分たちは今日本を跪かせ、いずれ吸収するのだから、そのじゃまをすると言うわけだ。
 
--------------------------------------------------------------------------------

中国外相、尖閣問題に口挟むな=クリントン長官をけん制-米は3国会合を提案

時事通信 10月30日(土)18時46分配信

 【ハノイ、北京時事】中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)外相は30日、ハノイで行ったクリントン米国務長官との会談で、尖閣諸島問題について「高度に敏感な問題では言動を慎み、中国の主権と領土保全を尊重し、いかなる誤った言論も発表すべきではない」と米側を強くけん制した。中国国営新華社通信が伝えた。
 
 クリントン長官は同日夜、中国・海南島に立ち寄り、外交を統括する戴秉国国務委員(副首相級)と会談する。
 
 ロイター通信によると、米高官は30日、米国が日中双方に対し、日中関係の緊張緩和に向けて日米中3カ国会合の開催を提案していると記者団に語った。中国側の反応は明らかでない。
 
 同高官によれば、会談でクリントン長官は楊外相に対し、尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安保条約の適用対象になるとの米側の立場を伝えた。また、中国によるレアアース(希土類)の輸出規制について楊外相は、中国は「信頼できる供給国」となることを望んでいると述べたという。 
 
 折から、アメリカは中国に対する政策を替えたと言われる。オバマ政権は歴史的にも民主党が中国宥和政策をとってきた方法に則り、中国との互恵関係を模索していたようだが、今の中国はアメリカが一方的に夢見ていたアジアの大国ではない事に気がついてきたというのだ。
 
 事実はどうか分からない。それに、相変わらずオバマ氏は素人であり、上院議員を一期務めただけで大統領になってからアメリカには何一つ良いことはないではないか、それなら共和党の方がましだろうという世論が急速に高まってきている。その中には、中国の宥和政策もあるのだろう。もしかしたら劣勢に立たされている中間選挙を控えての姿勢変換なのかも知れない。
 
 ところで、またもや例のルーピー鳩氏が脳天気なことを言っている。
 
--------------------------------------------------------

「外交活動に努める」=鳩山前首相

 民主党の鳩山由紀夫前首相は29日夜、大阪市内で開かれた同党議員の会合であいさつし、今後の活動について「努めて海外で行動をすることにしている」と述べ、外交に重点を置く考えを強調した。議員引退の撤回方針に批判が出ていることから、国内政局には距離を置く姿勢を示したものとみられる。
 鳩山氏は引退撤回に関し「首相を辞した後、何かお役にたてることはないかという思いだ」と理解を求めた。ただ、偽装献金事件をめぐり野党が自身の証人喚問を要求していることなどを念頭に、「あまり国内にいると、迷惑を掛けてしまうのではないかとの思いだ」とも語った。 (2010/10/29-21:17)

「偽装献金事件をめぐり野党が自身の証人喚問を要求していることなどを念頭に、あまり国内にいると、迷惑を掛けてしまうのではないかとの思いだ」と自覚しているなら、さっさと議員職をすれば済むことだろう。どうせ、国内同様外国でも無責任なでたらめを言って歩くのだろう。国内なら、あの嘘つき、と誰でも知っているが、外国では曲がりなりにも日本の前総理大臣の発言であれば、後でそれが実現されなかった場合、日本は約束を守らないと言われるだけのこと。こんな嘘つきを野放しにして海外に送り出している菅内閣も又きわめて無責任なのだが、なにしろ、政府の責任という概念を持っていない彼らが政権にある間、日本の立場が悪くなりつづけ、国益が失われ続けるわけだ。


さて、中国からは日中間の軋轢の責任がすべて日本にあると主張が出ているが、それはいつものこと。そして標的を前原大臣に絞ったようだ。

--------------------------------------------------------

http://sankei.jp.msn.com/world/china/101030/chn1010302134005-n1.htm
「トラブルメーカー」「更迭を」 中国系メディア 前原攻撃激化

2010.10.30 21:32
 
 《【北京=矢板明夫】30日付の中国各紙は、日中首脳会談を中国が拒否したことについて、「日本側が会談に必要な雰囲気を壊した」と一斉に日本批判を展開した。中国系香港紙「文匯報」は同日付の社説で、対中強硬姿勢を示す前原誠司外相を「トラブルメーカー」と批判し、日本政府に対し外相の更迭を求めた。中国政府の影響下にある新聞が外国の閣僚人事に口を出すことは異例で、共産党指導部の意向を反映している可能性がある。

 北京の大衆紙「新京報」は、胡正躍外務次官補がハノイで発表した「日本は他の国と結託し、釣魚島(尖閣諸島)問題を再びあおった」とする談話を1面トップで掲載し、28日の日米外相会談で、尖閣諸島は日米安全保障条約の範囲内と強調した前原外相の最近の言動への不快感を示した。

 「文匯報」は、前原外相を名指しで批判。中国漁船衝突事件で船長の逮捕を主張したことや、中国の対抗措置を「ヒステリック」と批判したなど具体例を挙げ、「日本政府は外相を更迭しなければ、中日関係の回復は難しい」と主張した。「文匯報」と同じく中国政府の影響下にある「大公報」も前原外相を「中日関係改善の障害物」と決めつけた。

 中国メディアが展開する一連の対日批判は、菅直人首相や民主党には触れず、前原外相の個人に集中しているのが特徴だ。

 この背景には、前原外相の対中強硬姿勢がネットなどを通じて中国国内に広がれば、反日デモに再び火がつき、社会に対する不満層も吸収する形で反政府デモに発展することを警戒する指導部の懸念がある。日中問題の研究者は「彼の発言は国内の不安定につながる」と分析している。

 中国側には、前原外相を交代させるか、またはその対中強硬発言を封印させるかを求める、日本政府へのメッセージとしたい思惑があるようだ。》
 
 まさかこれで前原大臣の口調がトーンダウンしたり、更迭されるようなことなど無いとは思うが、でも腐れ民主だからねぇ、今後の中国との対話を持ち続けるためとか何とか言って、どうなるか分からないところがある。少なくとも、空き缶総理がこの言いがかりに反論することはないだろう。むしろ、はしごを外すことはあるだろが。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。