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それでも気付かないのか、核廃絶

 このところ中国についての話ばかり書いているが、尖閣列島問題も今後様々な後を引きそうだ。なにより、これで中国という国の実体がノーベル賞問題などと併せて世界に、如何に異質で共存出来ない国なのかが再認識されたのは喜ばしい。同じく、民主党政権や仙石内閣、もとい菅内閣の支持率が下がり調子なのも喜ばしい。如何にこの党が素人ででたらめで無責任で卑怯な政党かが次第に国民に理解されてきているが、この数日の臨時国会でも菅人形を操っている仙石傀儡師長官の、傲慢不遜や危険性が認知されてきたからだろう。これはどうやってもごまかしようがないし、菅総理が単なる木偶であることも毎日国会中継で披露されているようだ。
 
 しかし実体が理解されていないと言えば、ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領だろう。今回は、前回にオバマ氏選考であまりにもひんしゅくを買ったことから、大向こうをうならせようと見え見えの中国の平和活動家、劉暁波氏を選考し、案の定中国の無法振りを暴き出して見せた。
 
 じつは、オバマ氏の欺瞞振りも十分暴き出していたのだが、日本では例のオバマ氏のプラハにおける非核宣言に舞い上がり、当時広島市長達は、自分たちは今後オバマジョリティと名乗って、非核運動の先頭に立つと誇らしげに宣言した。
 
 しかし、あのときのオバマ氏の演説をよく聞いてみると、核拡散は核保有国をこれ以上増やさない、保有国も核を減らすと言っているだけのこと。つまりは、老朽化して保守や扱いが難しく、効力の落ちた核兵器を処分して数を減らすだけのこと。核廃絶もへちまもあった物ではなくいずれしなければならない作業を、核廃絶だともったいぶっていっただけのことだから、あの演説の中でも、アメリカは必要な核は保有し続ける、とちゃんと言っている。
 
 あの演説を聴いて舞い上がったオバマジョリティ達がおめでたいのだが、案の定、アメリカが臨海前核実験をしたとの報道に触れて、オバマジョリティ達が裏切られたと言っているらしい。
 
 《》内は引用。
 
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オバマ政権下で初の臨界前核実験 「核兵器の安全性維持」が目的
 
2010.10.13 01:43

 【ワシントン=犬塚陽介】米政府が9月15日に通算24回目となる臨界前核実験をネバダ州の地下核実験場で実施していたことが12日までに明らかになった。実験は2006年8月30日以来で、「核なき世界」を掲げるオバマ政権下では初めて。

 米エネルギー省傘下の国家核安全保障局(NNSA)の発表によると、実験は米国が保有する「核兵器の安全性と有効性の維持」を目的として、ロスアラモス国立研究所が実施した。

 オバマ政権は核軍縮に積極的に取り組む一方で、他国が核兵器を保有する限り、米国の核戦力を保持する姿勢を示している。

 臨界前核実験は、核爆発を伴わない核実験の一つ。プルトニウムが連鎖反応を起こして核分裂が生じ、熱を発する直前に実験を停止し、実験データからプルトニウムの劣化状況などを検証している。

 米国は包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准しておらず、オバマ大統領は早期批准の方針を打ち出している。ただ、米国は以前から、爆発を伴わない核実験はCTBTに抵触しないとの立場を示している。
 
 これどころではない。アメリカは新型核兵器の開発生産は止めてはいないし、常に新型の物に入れ替えている。
 
 古い記事だが、あのノーベル平和賞の直後辺りに、こんな記事があった。
 
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「核なき世界」どこへ_オバマ政権が新型核ミサイル開発着手

2010.3.13 19:37

 【ワシントン=佐々木類】「核兵器のない世界」を目指すオバマ米政権が、核搭載型の新型巡航ミサイルの開発に乗り出すことになった。2011会計年度(10年10月~11年9月)の国防予算の研究費として、約300万ドル(約2億7千万円)を議会に要求している。「核なき世界」に向けたオバマ大統領の影響力が低下するとの懸念もあり、米政府が月内にも発表する「核戦略体制の見直し」(NPR)報告で、どう整合性をとるのか注目される。

 国防予算案は約1700ページに上り、その中に2030年に退役が予定される現行のAGM-86B巡航ミサイルに代わる長距離巡航ミサイル(LRSO)の研究開発費として、11会計年度に300万ドルを要求。15会計年度までの5年間で計約8億ドル(約720億円)が必要だとしている。

 国防総省は最終的な研究開発費として計13億ドルが必要と積算しており、AGM-86BからLRSOに配備を移行させるためにも、12年10月ごろには正式決定される見通しだ。

 現行のAGM-86Bの場合、戦略爆撃機B52の両翼に6発ずつ、胴体部分に8発の計20発を搭載可能だ。これに対し、新型のLRSOはB52への搭載だけでなく、将来的には無人戦略爆撃機への搭載も可能とされる。国防総省は、オバマ大統領が今月中にも発表するNPR報告にこうした研究開発計画を盛り込んだ。

米シンクタンク・ハドソン研究所のフォード上級研究員は、米軍事専門誌に対し、国防総省のこうした計画について、「B52に核兵器を搭載しても、技術開発の進んだ最近の地対空ミサイルの餌食(えじき)になるだけだ。新型巡航ミサイルの研究開発は行うべきだ」と語る。

 現在、NPR報告をめぐっては、核兵器の目的について政権内部で意見が対立し3回にわたり議会への提出が見送られている。核攻撃抑止を「唯一の目的」と宣言するよう求めるホワイトハウスと、生物・化学兵器などで米国を脅かす恐れのある敵に対する核兵器使用の選択肢を残すため、あいまいな表現とするよう求める国防総省の調整が暗礁に乗り上げているためだ。

 オバマ大統領はNPR報告で、「核兵器の数を削減し、国家安全保障戦略における役割を低下させる」ことを表明。「米国は安全で効果的な核抑止力を維持する」とも語っている。

 ジョージタウン大学のキール・リーバー准教授(核政策)は、「NPR報告で核削減を宣言しても、米国の核戦略は根本的には何も変わらないと思う。核の先制不使用や『核抑止力が核保有の唯一の目的だ』と宣言したところで、米国が核攻撃の危機にさらされればそんなことをいっていられないからだ」と話す。

 いずれにせよ、オバマ政権が核搭載の新型巡航ミサイルの開発費を計上したことで、「核不拡散に向けた米国の影響力が低下し、イランや北朝鮮に核開発の口実を与えてしまう」(バイデン副大統領)との懸念とどう整合性をとるのか、大統領は難しい対応を迫られそうだ。
 
 
 これについては、私も何度も書いている。核廃絶など欺瞞に過ぎず、核保有国は核を保有し続けて、非保有国を押さえつけるために唱えられている呪文のような物なのだ。だが、今にいたって、次のような記事があった。
 
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「オバマよ平和賞返せ」

2010年10月15日

 米オバマ政権下で初めての未臨界核実験に抗議し、県被団協や県原水禁、連合広島などの約90人が14日、平和記念公園(広島市中区)の原爆死没者慰霊碑前で30分間の座り込みをした=写真。


 連合広島の伊丹幸男会長はあいさつで「被爆地の思いを踏みにじり、許されない行為」と批判。県被団協の坪井直理事長(85)もオバマ大統領にノーベル平和賞の返上を求め、「オバマよ、お前もか」と嘆いた。


 坪井理事長は取材に対し「予告なしで実験するなんて、『暗黒時代』だ」と米国を改めて批判。仙谷由人官房長官が記者会見で、爆発がない未臨界実験に理解を示したことに「もってのほかだ。(実験は)一切やめましょうというぐらいでないと情けない」と憤った。(加戸靖史)
 
 
 これを読んで、この人達の脳みその出来では到底本当の核廃絶など不可能だと改めて思った。ここには二つの欺瞞がある。
 
 オバマ氏は決して核廃絶を実現すべきだ等と思ってはいない。現在核を保有していない国々は核を持つなと言っているだけのことだ。だから、新型核ミサイルの開発を止めるつもりなど無いし、核実験を止めるつもりもない。
 
 もう一つの欺瞞は、ノーベル賞のいい加減さだ。特に平和賞はたんなる政治宣伝の道具であって、誰にとっての平和か、誰が判断する平和運動かは、結局は西欧人の価値基準によって決まっているだけのこと。オバマ氏にノーベル賞を返せ等という前に、彼が受賞した時点で、ブラックコメディなのだと理解すべきなのだ。
 
 もし、今返せと言うくらいなら、当時ノーベル平和賞の選考委員に対し、あんな嘘つきに平和賞などやるな、と抗議すべきだった。オバマジョリティ等と言うから自分たちまでノーベル賞並にうさんくさくなるのだ。もちろん、元から日本の核廃絶運動などうさんくさいのだが。
 
 核は廃絶出来ない。非使用が望めるだけであり、そのためには強力な核抑止力を持つしかない。それだけが、実現可能な核廃絶と同等の効果を得られるのだ。

 10/07 追記
 
 このエントリーにコメントをいただいたので、次のようにレスをさせていただいた。今までの私の主張と少し違う理由での核武装反対論だったので、特にここに掲載する。
 
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>核廃絶をうたう人達は確かに現実を見ていなくて話になりません。核を持つことを議論するのもダメだと言うのは問題外であり、議論はどんどんするべきです。

そうですね。

>なぜ日本が核を持つべきではないかというと、日本が唯一核兵器を投下された国であるということ、

当時、日本も核兵器を開発中でした。実現はほとんど無かったレベルではありましたが、拡散法でウランの濃縮もやっており、原理は完全につかんでいて、材料さえあれば実現したと言われています。終戦後、アメリカが真っ先にやったことは、日本の各開発施設、研究施設を徹底破壊したことですが、日本初のノーベル賞が湯川秀樹博士であったり、世界的にも仁科博士、永岡博士などトップレベルの原子物理学者が揃っており、理論的には米国にも匹敵する技術を有していた事実があります。

それはドイツも同じ事ですが、アメリカが原爆投下をしたその一つの理由が、もし日本が先に原爆開発に成功したらという恐怖があったと言われています。言いたいのは、もし当時日本が先に原爆開発をしていたら、広島長崎はなかったでしょう。

日本が唯一の被爆国であることを、核の抑止力の有効性とはまったく無関係です。反対論者が唯一の被爆国を持ち出すのは、単なる感情論であり、戦略や国防とはまったく何の関わりもありません。

被爆者感情は分かりますが、だからこそ、二度と被爆しないためには何をすればよいか、との思考をすべきではありませんか?

>そして非核三原則を掲げていること

これは単なる取り決めです。必要があれば撤廃すればよろしい。

>さらに核兵器を持っていないにも関わらず経済発展し平和を保っているためです。

現在の核保有国は核を保有しながら経済発展し、繁栄していますよ。核の保有と経済発展は無関係です。むしろ、中国のように、またインドのように、核を保有したために発言力がまし、経済発展に拍車がかかっている例もあります。

>日本が核兵器を持った場合、現在核を持っていない他国も核兵器を開発します。

核保有は、その国が独自に判断すべき事です。日本の姿勢など関係ありませんし、もしそう信じているなら買いかぶりです。日本の発言力はこのところ政治的には極端に低下しています。軍事的基盤がないからです。

>日本は今、”核兵器を持たなくても発展でき、平和を維持できる”という見本になっているんです。

それは間違いです。日本が経済発展したのは、日本人にそれだけの資質があり、文化的背景があり、なにより、資源が無くても技術力があったからです。核保有とは一切関係がありません。

>もちろんアメリカの核の傘下に入っているために維持できているという側面はあるのですが、もし日本が自力で核を保有すると、”核兵器を受けた日本でさえ核兵器を持っている”という大義名分を他国に与えかねません。

ある国が核を持つと決心すればそうします。日本の姿勢など考慮する理由がありません。イスラエル、南アフリカ(すでに廃棄したと言われていますが)、イラン、中国、パキスタン、インドは日本の姿勢を何か考慮しましたか?それぞれの理由で、必要があったから核保有しただけです。

>多くの国が核兵器を持つことになっても、それが牽制になって使わないのだから構わないとお考えになるかもしれません。しかし、それはテロリストの存在により破綻します。国同士だと、核を撃ったら撃ち返されるということで牽制されるのですが、テロリストは実体が見えないので一方的に撃つことができます。核兵器を持つ国が増えてしまうと、その技術がテロリストに流出したり、あるいは発射装置を奪われて使われてしまうといった危険性が増します。

その危険性はどのくらいあるとお考えですか?確かに危険性が増すとすれば増すでしょうが、北朝鮮は金のために各国に核技術も材料も売っています。彼の国自体がテロリストであり、多くのテロリストと取り引きしていることも十分考えられます。

またソ連が崩壊した折、大量の核物質が行方不明になっており、中国の管理体制もまったく闇の中です。パキスタンのカーン博士やソ連で失業した大量の技術者も世界中に散っています。

それにもかかわらず、テロリストによる核の恫喝は今のところ存在しませんが、大量殺戮なら生物兵器、化学兵器もあるのに実際にはそれが起きたことはありません。

確かにおっしゃるように核がテロリストの手に渡ったらどうするのかとの懸念があるとしてもきわめて確立は低いでしょう。風が吹けば桶屋が儲かる式の確立でしょうね。その危険性のリスクと、核を保有しないためのリスクを比べた場合、核を保有することで回避出来るリスクの方が比較にならないほど大きいのであり、テロリスト云々は理由になりません。

>きちんとしたセキュリティを持ち、成熟した国が持つのは構わないのですが、日本が持ったからといって自分も持とうとする国が出てきてしまう可能性があるのはとても危険です。

そのきちんとした管理が出来る国の基準は何ですか?北朝鮮ですか?
>
>現在の日本の軍事力が十分かどうかはよく知りませんが(機密なので一般に知られると逆にまずいと思います)、国防のための戦力を増やすにしても安易に核に頼るのは危うく、それならばこのまま日米安保に頼るほうがマシだと思います。

アメリカの核の傘は機能しません。自国民が数百万人死ぬ危険性を冒して、自力で国を守らない日本を助けることをアメリカ世論は許しません。逆の立場で考えてみてはいかがですか?

日本が核武装をする必要があるのは、隣に反日を国是とした中国が、実際に無数の核ミサイルを日本にむけているからです。とくに、中国国内では、軍部を中心に強硬派が台頭してきており、それが今回の尖閣問題となり、また中国国内での大規模な学生中心の反日デモにも反映しており、それらの動きを共産党は押さえ切れていないようです。

中国は力の信奉者であり、国際ルールに従うつもりはなく、あくまで力を背景に自らの姿勢を貫くことでしか政体が維持出来ない国です。そのための恫喝手段として核戦力を持っているなら、それに対する対処方法は核武装しかありません。

なお、MADが成立しない、技術的に云々、国際的理解、法的制約、コストなどなどの理論は省きます。ナンセンスですし、これについては私のブログに多数書いていますので、もしよろしければお読みください。

 
 
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コメント

「商品」としてのヒロシマの平和運動

はじめまして
私は数十年広島に暮らし、ヒロシマの平和運動を見てまいりましたが
率直に申しまして「平和」「核廃絶」はヒロシマの「商品」であり「念仏」「呪文」でしかありません。
現広島市長も、市長と言う肩書きを持った「平和運動家」もどきに過ぎません。
「核廃絶」は広島の平和運動家達の唯一のウリであり商品なのです。
彼らはそれでメシを食っている…
だからかような空理空論を振り回しているパフォーマーです。

核とは人間が手にしてしまった道具の一つです。
道具には意思がありません。
したがってその存在自体には悪も正義も付帯することはあり得ない。

ボタンを押すのは人間の意志であり、トリガーを引くのは人の決断によるものです。
そうした意味では「道具」の廃絶運動には何らの意味もありません。

マッチは擦って家に火をつけると放火
財産や人命が焼失してしまう事もあります。
だからと言って、マッチが悪い火がいけないと言って人類が火を棄てる事が出来るでしょうか?

「商品」としてのヒロシマの平和運動

>ある様
>
>はじめまして

いらっしゃいませ。

>私は数十年広島に暮らし、ヒロシマの平和運動を見てまいりましたが
>率直に申しまして「平和」「核廃絶」はヒロシマの「商品」であり「念仏」「呪文」でしかありません。

近年の核廃絶運動はまさにそうですね。私もあのうさんくささは、本当の平和への願いを踏みにじる物だと思っています。私の「平和教育の危うさ」というエントリーなどにも繰り返し書いていますが、核を持たない、戦争をしないと言うだけでは平和は実現出来ないことを日本人は切実に理解していないから、このような商売人がはびこるのでしょう。

平和を実現したかったら、きちんとした国防力の確保が必然なのですが。

>現広島市長も、市長と言う肩書きを持った「平和運動家」もどきに過ぎません。
>「核廃絶」は広島の平和運動家達の唯一のウリであり商品なのです。
>彼らはそれでメシを食っている…
>だからかような空理空論を振り回しているパフォーマーです。

これは、今沖縄にはびこりつつある普天間基地県外運動をしている活動家、それを看板にして当選した首長達にも言えるでしょうし、なにより、非核三原則、武器輸出三原則、防衛費1%未満、非戦の誓い、友愛などを看板としている民主党にも言えることです。裏付けが全くない空理空論で政権を執ってしまったと言うことは、日本人の意識が未熟だと言うことでしょう。


>ボタンを押すのは人間の意志であり、トリガーを引くのは人の決断によるものです。
>そうした意味では「道具」の廃絶運動には何らの意味もありません。

そうですね。目的は如何に戦争を防ぐかです。戦争を仕掛けられないかです。

いずれにせよ、似非平和運動家達の実体は、昔に比べれば知られて来ているようです。社民や共産党がすでに死に体になりつつあるのも事実です。やはり地道にネットで啓蒙活動を続けてゆくなどをしなければならないと思います。

核廃絶

はじめまして。駄文、失礼します。
おっしゃりたいことはよくわかりますし、アメリカが核を持つことは当然だと思っています。しかし、それでも日本は核を持つべきではないと考えています。ニコニコ動画のユーザーがする政治放送を見ていてそう納得させられました。つまり、この意見はその放送の受け売りなのであしからず。
核廃絶をうたう人達は確かに現実を見ていなくて話になりません。核を持つことを議論するのもダメだと言うのは問題外であり、議論はどんどんするべきです。

なぜ日本が核を持つべきではないかというと、日本が唯一核兵器を投下された国であるということ、そして非核三原則を掲げていること、さらに核兵器を持っていないにも関わらず経済発展し平和を保っているためです。
日本が核兵器を持った場合、現在核を持っていない他国も核兵器を開発します。日本は今、”核兵器を持たなくても発展でき、平和を維持できる”という見本になっているんです。もちろんアメリカの核の傘下に入っているために維持できているという側面はあるのですが、もし日本が自力で核を保有すると、”核兵器を受けた日本でさえ核兵器を持っている”という大義名分を他国に与えかねません。
多くの国が核兵器を持つことになっても、それが牽制になって使わないのだから構わないとお考えになるかもしれません。しかし、それはテロリストの存在により破綻します。国同士だと、核を撃ったら撃ち返されるということで牽制されるのですが、テロリストは実体が見えないので一方的に撃つことができます。核兵器を持つ国が増えてしまうと、その技術がテロリストに流出したり、あるいは発射装置を奪われて使われてしまうといった危険性が増します。きちんとしたセキュリティを持ち、成熟した国が持つのは構わないのですが、日本が持ったからといって自分も持とうとする国が出てきてしまう可能性があるのはとても危険です。

現在の日本の軍事力が十分かどうかはよく知りませんが(機密なので一般に知られると逆にまずいと思います)、国防のための戦力を増やすにしても安易に核に頼るのは危うく、それならばこのまま日米安保に頼るほうがマシだと思います。

核廃絶

>きき様

>はじめまして。駄文、失礼します。

いらっしゃいませ。

>核廃絶をうたう人達は確かに現実を見ていなくて話になりません。核を持つことを議論するのもダメだと言うのは問題外であり、議論はどんどんするべきです。

そうですね。

>なぜ日本が核を持つべきではないかというと、日本が唯一核兵器を投下された国であるということ、

当時、日本も核兵器を開発中でした。実現はほとんど無かったレベルではありましたが、拡散法でウランの濃縮もやっており、原理は完全につかんでいて、材料さえあれば実現したと言われています。終戦後、アメリカが真っ先にやったことは、日本の各開発施設、研究施設を徹底破壊したことですが、日本初のノーベル賞が湯川秀樹博士であったり、世界的にも仁科博士、永岡博士などトップレベルの原子物理学者が揃っており、理論的には米国にも匹敵する技術を有していた事実があります。

それはドイツも同じ事ですが、アメリカが原爆投下をしたその一つの理由が、もし日本が先に原爆開発に成功したらという恐怖があったと言われています。言いたいのは、もし当時日本が先に原爆開発をしていたら、広島長崎はなかったでしょう。

日本が唯一の被爆国であることを、核の抑止力の有効性とはまったく無関係です。反対論者が唯一の被爆国を持ち出すのは、単なる感情論であり、戦略や国防とはまったく何の関わりもありません。

被爆者感情は分かりますが、だからこそ、二度と被爆しないためには何をすればよいか、との思考をすべきではありませんか?

>そして非核三原則を掲げていること

これは単なる取り決めです。必要があれば撤廃すればよろしい。

>さらに核兵器を持っていないにも関わらず経済発展し平和を保っているためです。

現在の核保有国は核を保有しながら経済発展し、反映していますよ。核の保有と経済発展は無関係です。むしろ、中国のように、またインドのように、核を保有したために発言力がまし、経済発展に拍車がかかっている例もあります。

>日本が核兵器を持った場合、現在核を持っていない他国も核兵器を開発します。

核保有は、その国が独自に判断すべき事です。日本の姿勢など関係ありませんし、もしそう信じているなら買いかぶりです。日本の発言力はこのところ政治的には極端に低下しています。軍事的基盤がないからです。

>日本は今、”核兵器を持たなくても発展でき、平和を維持できる”という見本になっているんです。

それは間違いです。日本が経済発展したのは、日本人にそれだけの資質があり、文化的背景があり、なにより、資源が無くても技術力があったからです。核保有とは一切関係がありません。

>もちろんアメリカの核の傘下に入っているために維持できているという側面はあるのですが、もし日本が自力で核を保有すると、”核兵器を受けた日本でさえ核兵器を持っている”という大義名分を他国に与えかねません。

ある国が核を持つと決心すればそうします。日本の姿勢など考慮する理由がありません。イスラエル、南アフリカ(すでに廃棄したと言われていますが)、イラン、中国、パキスタン、インドは日本の姿勢を何か考慮しましたか?それぞれの理由で、必要があったから核保有しただけです。

>多くの国が核兵器を持つことになっても、それが牽制になって使わないのだから構わないとお考えになるかもしれません。しかし、それはテロリストの存在により破綻します。国同士だと、核を撃ったら撃ち返されるということで牽制されるのですが、テロリストは実体が見えないので一方的に撃つことができます。核兵器を持つ国が増えてしまうと、その技術がテロリストに流出したり、あるいは発射装置を奪われて使われてしまうといった危険性が増します。

その危険性はどのくらいあるとお考えですか?確かに危険性が増すとすれば増すでしょうが、北朝鮮は金のために各国に核技術も材料も売っています。彼の国自体がテロリストであり、多くのテロリストと取り引きしていることも十分考えられます。

またソ連が崩壊した折、大量の核物質が行方不明になっており、中国の管理体制もまったく闇の中です。パキスタンのカーン博士やソ連で失業した大量の技術者も世界中に散っています。

それにもかかわらず、テロリストによる核の恫喝は今のところ存在しませんが、大量殺戮なら生物兵器、化学兵器もあるのに実際にはそれが起きたことはありません。

確かにおっしゃるように核がテロリストの手に渡ったらどうするのかとの懸念があるとしてもきわめて確立は低いでしょう。風が吹けば桶屋が儲かる式の確立でしょうね。その危険性のリスクと、核を保有しないためのリスクを比べた場合、核を保有することで回避出来るリスクの方が比較にならないほど大きいのであり、テロリスト云々は理由になりません。

>きちんとしたセキュリティを持ち、成熟した国が持つのは構わないのですが、日本が持ったからといって自分も持とうとする国が出てきてしまう可能性があるのはとても危険です。

そのきちんとした管理が出来る国の基準は何ですか?北朝鮮ですか?
>
>現在の日本の軍事力が十分かどうかはよく知りませんが(機密なので一般に知られると逆にまずいと思います)、国防のための戦力を増やすにしても安易に核に頼るのは危うく、それならばこのまま日米安保に頼るほうがマシだと思います。

アメリカの核の傘は機能しません。自国民が数百万人死ぬ危険性を冒して、自力で国を守らない日本を助けることをアメリカ世論は許しません。逆の立場で考えてみてはいかがですか?

日本が核武装をする必要があるのは、隣に反日を国是とした中国が、実際に無数の核ミサイルを日本にむけているからです。とくに、中国国内では、軍部を中心に強硬派が台頭してきており、それが今回の尖閣問題となり、また中国国内での大規模な学生中心の反日デモにも反映しており、それらの動きを共産党は押さえ切れていないようです。

中国は力の信奉者であり、国際ルールに従うつもりはなく、あくまで力を背景に自らの姿勢を貫くことでしか政体が維持出来ない国です。そのための恫喝手段として核戦力を持っているなら、それに対する対処方法は核武装しかありません。

なお、MADが成立しない、技術的に云々、国際的理解、法的制約、コストなどなどの理論は省きます。ナンセンスですし、これについては私のブログに多数書いていますので、もしよろしければお読みください。

はじめまして

キューバ危機の時期とも重なってか昨日カストロさんが世界に向けて核廃絶を呼びかけてました。
ブログの方で紹介してるので興味があれば参考にしてください

No title

まあ、キューバは日本ではないし、当面中国と対峙している訳じゃないですからね。それに、日本をキューバが守ってくれるわけでもないので、カストロさんが好きなのは分かりましたが、趣旨が違いますね。

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