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中国は崩壊するか

 昨日は中国の内部事情を書いたが、結局、今のままでは中国はどうなるのか、早い話が崩壊するのかと言うことになる。
 
 事実、中国が崩壊すると言われながら、まったく崩壊の兆しはないではないか、経済的、軍事的にますます、中国は強国になっているではないかとの論があり、結局は中国は崩壊せず、さりとて今のままで存続は出来ず、
 
 1)いずれ少しずつ民主化して、巨大な民主国家になるのではないかとの楽観論から、 2)このままますます凶暴化し、世界は結果として中国にひれ伏し、アメリカも中国と世界を二分支配する道を選ぶのでないか、との予想もある。さらに、
 3)中国は西欧世界と衝突し、大惨事世界大戦が勃発して、世界が崩壊する等の予想もあり得る。
 
 これは、中国が崩壊しない前提の予想であり、私はいずれも当たらないと考えている。つまり、中国は崩壊し、世界はまた中国が登場する前の姿に戻る、ということだ。
 
 なぜ崩壊するかを語る前に、確認しておくことがある。まず、
 
 A 国家の崩壊とはどのようなことを言うのか
 
 B 中国が存続するために、民主化は必然か
 
 C 民主主義とはどのようなことか
 
 の3点は、曖昧にしたまま論を進める事は出来ない。
 
 
 まず、国家の崩壊の定義だが、国家の成立は次の3要素からなる。国土、国民、政府(これに、他国からの承認を加える説もある)だが、理屈では、この内の一つでも消滅すると、国家は存在しないことになる。
 
 この内の、国土が消滅することはあり得ない。ただし、仮に天変地異で国土が失われても政府と国民が他の土地に移住すれば、国家は存続する。現実に、温暖化で海面上昇が著しく、国土が水没する可能性が出ている蔗糖国家がある。
 
 国民も、物理的に存在しなくなることはない。可能性としては国民が外に出て、国籍を捨ててしまうことだが、すべての国民がそうするなどは、考えられない。
 
 政府の消滅はあり得るし、歴史上これの繰り返しと言っていい。かつて存在した国が今は歴史上の名前だけのケースは限りなくあるが、むろん政府の消滅と言っても、日本やアメリカなどの政権政党が入れ替わることは政府の消滅ではない。違う政党が政府を担うだけのことだ。
 
 これは古代から中世にかけて多くの国で王朝が入れ替わることは数限りなくあったが、国民がその王朝を新しい政府と認め、その下に統治されるのであれば、現在の政権政党が入れ替わるのと何ら変わらない。したがって、イギリスでもフランスでもロシアでも、王朝はいくつも入れ替わったが、それぞれの国が消滅したことはない。
 
 むろん、日本では幕府が入れ替わっても、国家の中心たる世界最古の王朝、朝廷は連綿と続いているので、もちろん、国家の消滅などとは無縁である。
 
 ところが、朝鮮半島では、いくつもの国が亡ぼされ新しい国家が生まれているので、これは国家の消滅を繰り返してきた歴史といえる。その規模の大きいのが中国であり、昨日も書いたが、中国の場合、それまでの政府とはまったく無関係の勢力が、政府を駆逐し、新しい国家をうち立てることの繰り返しであり、その中でも、たとえば元や清などは、漢民族とはまったく違う異民族のうち立てた国家だ。つまり、それまでの政権をまったく否定して、別の形態の政府をうち立てたのだから、そのたびに国家は消滅していることになる。
 
 したがって、国家の消滅とは、事実上政府の消滅と言っていいだろう。ヨーロッパなどでは、多くの国々が分裂したり集合したりして国境が常に変わっていたが、その過程で消滅した国家も多いし、新しく生まれた国家も多い。今では、世界で国家が消滅する事は無くなったが、しかし、中国に於いてはそれがあり得るし、避けがたいと私は考えている。
 
 それについては、明日以降、書いてみたいと思う。
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コメント

No title

中国の政府そのものについて、自分なりの違う見かたをすると、あれはまだ政府ではない、と思っています。
では中国共産党は何かというと、夜盗の群れ、盗賊の群れと思っています。力こそ全てで勝てば何でも許される。(まさにアニメ、ゲームの世界があれです)

その証拠に、半年ほど前でしたか、人民解放軍が「我々は国軍ではない」とはっきり宣言していました。つまり、ただの私兵である、と。
中国共産党の傭兵なのでしょうか。
日本では考えられないですよね。自民党と民主党がそれぞれ軍隊を持っている様なものですから。国民党と共産党の戦いはこんな感じだったのでしょうかね。

中国は国家を持つ利点、国家の強さなどをまだ理解していないのだと思います。北朝鮮の方が国家としてのまとまりはあるんですね。
なんと、北朝鮮に選挙があるんですって!!立候補してるのはすぐわかるんですけど。

国家があるから国民は愛国心もできるし、帰属意識も芽生えるし、国土は絶対に敵に渡したくないという気持ちもできます。
中国はマフィアが政府ゴッコをしているだけで、まだ国を作り切れていないと思います。
中国の、中国人民による、中国人民のための政府ができるのはあとどれほどかかるのでしょうか。

No title

>kei様

>中国の政府そのものについて、自分なりの違う見かたをすると、あれはまだ政府ではない、と思っています。

それは私も同じです。あれは単なる規模の大きな山賊集団が、地元の住民を支配しているだけであり、実際にかつて中国共産党は江西省南部の奥地にある井崗山(せいこうざん)の山賊の巣窟に潜り込み、居候生活をして、後に反乱を起こし、山賊の頭目たちを殺して山賊の群れを乗っ取って、その手下達を自分たちの兵として使った、その今の姿が、中国共産党です。正確には、解放軍です。

>では中国共産党は何かというと、夜盗の群れ、盗賊の群れと思っています。力こそ全てで勝てば何でも許される。(まさにアニメ、ゲームの世界があれです)

まったくその通りです。
>
>その証拠に、半年ほど前でしたか、人民解放軍が「我々は国軍ではない」とはっきり宣言していました。つまり、ただの私兵である、と。

解放軍が国軍ではなく、共産党に属した組織であることは公認の事実です。憲法上でもそう書いてありますが、実際には、共産党が解放軍の政治部門です。つまり、我々は共産党が中国を支配していると見ていますが、実際は解放軍が中国を支配していて、その担当窓口が共産党というわけです。憲法が嘘なのは、組織図と人事を見れば分かります。

>中国共産党の傭兵なのでしょうか。
>日本では考えられないですよね。自民党と民主党がそれぞれ軍隊を持っている様なものですから。国民党と共産党の戦いはこんな感じだったのでしょうかね。

ええ、あれは単なる山賊と匪賊の勢力争いです。
>
>中国は国家を持つ利点、国家の強さなどをまだ理解していないのだと思います。北朝鮮の方が国家としてのまとまりはあるんですね。
>なんと、北朝鮮に選挙があるんですって!!立候補してるのはすぐわかるんですけど。

北朝鮮の選挙は、投票率が99パーセント以上で、棄権すると逮捕されます。投票する候補者は必ず一人だけです。監視員の目の前で名前を書き、違う名前を書くとすぐに逮捕されます。
>
>国家があるから国民は愛国心もできるし、帰属意識も芽生えるし、国土は絶対に敵に渡したくないという気持ちもできます。

むしろ、歴史的に中国人には国家意識が芽生えたことがありません。それが変わらない限り、中国がまともになる理由がないし、そして、中国人は変わりません。

>中国はマフィアが政府ゴッコをしているだけで、まだ国を作り切れていないと思います。

将来も作れないでしょう。

>中国の、中国人民による、中国人民のための政府ができるのはあとどれほどかかるのでしょうか。


永久にそのときは来ません(きっぱり!)。理由は、今書いています。

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