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やはり中国を

どうしても中国のことを書きたくなるが、基本的に私は中国が好きなのかも知れない。とにかく、論じてみたいと思う。なぜなら、世界中そろって中国中国と下へも置かぬ扱い。つい最近まで人権問題、侵略、食の安全、不良品とさんざん中国を叩いていたくせに、世界経済が極端に落ち込むと、中国が世界を救うような書きっぷり。しかし、中国の本質は全く変わっていない。

結局、世界は損得で動いているのであり、正義で動くわけではない。現時点では、アメリカに代わって世界の消費を引き受けるのは中国しかないと見て、中国を持ち上げているだけのこと。

しかし、考えてみて少々おかしいのではないか。むろん世界の消費を引き受けるのが中国しかないから中国を持ち上げるという理論は成り立つ。なにしろ、アメリカ人は消費をしなくなり、借金もしなくなり、そしてアメリカは世界の経済牽引役をこれ以上続けるつもりはないと言っている。

だが、中国が世界経済を引っ張るという根拠がまるで示されていないのだ。中国には広大な国土ある。むろん、ロシアもカナダもオーストラリアも広大な国土を持っているが消費には関係がない。

中国の人口は膨大だ。日本の10倍の人口を有するから、消費も日本の十倍あるはずだとの理論がおかしいとは、小学校でかけ算わり算を習った人間なら即座に気が付くはずだ。

人間が居ても金がなければものを買わない。日本にも年収1億の人間と百万の人間が居る。同じ一人でも購買能力差は100倍ではきかない。

中国の経済規模はやっと日本に届くかどうかと言うところだ。10倍の人間が居ても、一人あたりの経済力は日本人の10分の1であり、実際は10分の1以下になる。13億の内10%が日本並みの経済力を持っていれば残りの90%はまったくゼロと言うことになるが現実には年収10万でもあるわけだから、10%の人間も日本と同じレベルというわけではない。

実際には数%の人間が購買力のほとんどを独占しており、その総数は日本にはるか及ばない。これが現実であり、10倍の人間が居るから10倍の購買力があると言うことにはならない。

一般に、昔から貧しい国ほど一部の金持ちは桁違いに金を持っている場合が多く、パキスタン、バングラディシュなどの国々では贅沢品を持つことで権力を見せびらかす必要がある。だが、贅沢品が国内では手に入らないので、海外からとんでもない高級品を買ったりするケースが多い。良く知られている事実だが、貧困国ほど贅沢品が売れる傾向がある。むろん、数は少ないから国全体として良いマーケットというわけではない。それが、今の成金中国に当てはまる。また、確かに安全な食品や高品質の品が国産でなければ、資力のある一部の人間は、割高でも海外から買うことになる。

このような中国に世界消費の牽引車がつとまるはずがない。

また、中国は年々経済格差が拡大し、深刻な問題となっている。人民の不満が近年極限まで高まり、年々暴動の規模が増大しているのが事実であり、そのためにも中国は軍部に金を使う必要があるため、最近の建国60周年で近代化された軍備を誇る軍事パレードを行っている。いわば、あれは国民に対する威圧なのだ。

一体、どこの国が国家的式典に軍事パレードをやるだろう。ロシアでさえ最近はやらないし、西欧も日本もやらない。やるのは、力を示す必要のある国、それも国民を力で押さえつける必要のある国だけだ。

力で人民を押さえつけなければならない国は内部から崩壊する。それを免れた国は歴史上無い。

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http://www.asahi.com/international/update/1001/TKY200910010208.html

中国、最新鋭兵器で大規模パレード 建国60周年を祝う

2009年10月1日12時47分

中国建国60周年の軍事パレードで、最新鋭の大陸間弾道ミサイル「東風31」改良型の発射機を載せたトラックが登場した。米国の全土をほぼ射程に収めるとされる=1日午前、北京、川村直子撮影
 【北京=峯村健司】中国建国60周年の祝賀式典が1日午前、北京の天安門広場一帯で開かれた。10年ぶりとなる軍事パレードは、最新鋭の大陸間弾道ミサイル(ICBM)や戦闘機などを披露し、装備の近代化を内外に誇示。過去最大規模となった。

 胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席が車上から、パレードのために整列した各部隊を閲兵した後、天安門の楼上で演説し、「社会主義だけが中国を救い、改革開放こそが発展をもたらした」と60年間の成果を強調した。

 軍事パレードは1949年の建国以来14回目。今回参加した兵器は52種類。中国軍によると、すべてが国産で約9割が初公開の兵器で、「軍の機械化と情報化を複合した発展が特徴」(高建国・閲兵連合指揮部報道官)だ。

 ミサイル部隊では、米国全土を射程内におくとされるICBM「東風31」改良型のほか、命中精度が高い巡航ミサイル「東海10」などが初公開された。戦闘機では、米国のF16戦闘機に匹敵する性能を持つと言われる自主開発の戦闘機「殲(せん)10」や、空中警戒管制機(AWACS)などが登場した。

 その後、小中学生ら18万人を動員して、パレードとマスゲームを行った。新中国建国後の発展を強調。新疆(しんきょう)ウイグル自治区での騒乱を受け、国内の56民族の「友好と団結」も訴える内容になっている。インターネット上で「税金の無駄遣い」などと批判が出ていることから、前回よりも参加者は6万人少なく、パレードの山車も90台から60台に減らした。

 テロを警戒して、会場周辺のビルやホテルは窓を開けることを禁じられた。当局が動員した約20万人の招待客が広場を埋め尽くし、一般市民が近づくことはできなかった。
 
<引用終わり>

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このところ、ヨーロッパが根本的に回復する理由は見つからず、アメリカは民主党政権でやはり先行きは暗い。なにしろ、国家の金を膨大につぎ込まれた金融機関が又息を吹き返し、トップが駆け込みで常識はずれの高給を受け取っている。

鳴り物入りで当選したオバマ氏の支持率も急下降で、特にオリンピック招致失敗などは大変な叩かれようだ。もっとも、IOCでのあの演説は、いかにも上から目線で評判が悪かったのも事実だが。

欧米に経済回復の兆しが無く、日本も鳩山不況が襲ってくるとなれば、とにかく中国からむしり取るより仕方がないと言うことになる。

さて、次のような記事が目に入った。

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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0930&f=national_0930_048.shtml

【中国ブログ】中国人から見た日本は物価が高い?真相は・・・


  日本と中国とでは給与に対する物価水準はどれほどの開きがあるのだろうか。中国人ブロガーの日本大学堂氏(ハンドルネーム)が日本と中国の物価について考察している。

  氏は、比較の前提として「同じ国といえども、中国の場合は都市間で物価や給与水準が大きく異なるが、ここでは上海を基準とする」と述べ、「日本と中国の大学新規卒業生の手取り給与平均をそれぞれ15万円と1500元(約2万円)と仮定する」と述べる。

  続けて、日本人と中国人の主食である米の価格を例に、「米の価格は日本では1キロあたり350円、上海では1キロあたり5元(約65円)であるから、給与の全てで米を購入するとなると日本では430キロ、中国では300キロ購入することが出来る。この通り、給与に対する米の物価水準は中国のほうが高いことが分かるだろう」と語る。

  次に氏は、自動車やコカ・コーラを例に挙げる。「日本では100万円ほどで自動車を購入することが出来るが、これは給与6か月分だ。一方、上海では同グレードの車でも5万元から8万元ほどであるから、8年分の給与に値する。コカ・コーラの場合は日本では2リットルのものが約200円ほどであるから、給与の全てで750本購入できる。上海では2.5リットルのものが5.5元であるから一月分の給与で273本しか購入できない」と指摘。

  氏は上記の他にも数々の例を挙げながら、「中国の物価は確かに国際水準よりも低いが、それはあくまでも絶対値の話であり、対給与比で考えれば高いといえるだろう。多くの中国人は日本は物価の高い国だと言っているが、中国のほうが物価が高いのが真相である」と結んでいる。(編集担当:畠山栄)

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これは、現実には中国人の購買力が世界の期待に反して非常に小さいことを意味する。

もう少し突っ込んで考えてみると、中国の今の経済力の基は、何度も言われているが世界の工場として安い労働力を提供してきたからだ。労働力が安いから中国人の収入は低いし、また人為的に通貨を安く抑えているため、海外からの輸入品が高い。だから、中国では収入に比べ物価が高いのだ。

ちなみに、かつては中国は食料やエネルギーの大輸出国であったが、今は輸入国に転じ、莫大な資源を買わなければ国内経済を保てなくなっているため、通貨安がじんわりと効いてきているのだ。

また、中国はアメリカに次いでCO2を垂れ流し、公害を垂れ流しそしてエネルギーの無駄が大きいので知られているが、今まではなりふり構わず生産を上げなければならず世界の非難も無視していた。しかし、今では国内問題としてそれらを解決しなければならなくなっている。

CO2を削減するなどと最近になって言い出したのは、それが目的ではなくまして鳩山氏に同意したわけではなく、現実にエネルギーの浪費や公害の拡大を看過出来ないほどのレベルになってしまったからだ。

今後、中国は膨大な環境改善、製品品質の向上、エネルギー効率の改善に金を使わなくてはならない。極限まで拡大した資産格差も何とかしなければならない。とても世界の消費を牽引する余裕など無い。というより、世界がこのままポシャった場合、一番悲惨な目に遭うのは中国だ。それを一番知っているのは中国政府だろう。鳩内閣よりよほど現実を見据えた頭の良い人間がそろっているのだ。

中国からすれば日本の金と技術はのどから手が出るほど欲しい。そして偶然からか必然からか、鳩山氏内閣誕生だ。

最近、サーチナなどには日本礼賛の中国人による記事が大量に出ている。鳩君は主として中国から1000万もの移民を受け入れようと言っている。不思議な符合だ。あたかも、サーチナにある中国人の日本礼賛記事が、中国人を日本に大量に受け入れれば中国の反日は収まるとでも言いたそうだが、全ての記事を政府がコントロールしている中国の発する記事をそのまま受け取るとまたヘラ辛い目に遭う。

中国は宣伝の国だ。都合により、メディアをどのようにでも制御し、国民一人一人の発言も監視している。その状況で、近年になり気味が悪いほど日本礼賛記事が増えたことを不思議に思わない方が不思議だ。

もちろん、日本に来て日本を好きになった中国人は現実にいるのだろうし、中国人全てが日本を憎んでいるわけでもないだろうが、今のところ国家が全て国民の発言をコントロールしている。けっして、自由な発言を中国人がしているわけではないのだ。

さらに、ちょっと旧聞に属するが:

のりピーが逮捕され、様々な虚構が明らかになるに連れ、日本では目立った擁護論は減ってきたようだ。たしかに、今までの過程を見ればやむを得ないと思える。

のりピーは中国でも絶大な人気を誇り、熱狂的なファンが居る。これは日本でも同じ事だろうが、多くの中国人ファンが、のりピーの罪は罪として自分たちは絶対に見捨てない、必ず蘇ることを信ずるとネットでも書いている。

全ての中国人がそうだとは言わないが、一度とことんファンになると、たとえ罪を犯そうと見捨てないというわけで、これは昔から中国人気質の篤い部分だと言われている。だが、これが高ずると、身内の罪はかばう、身内はかばうが他人は踏みつけにしても構わないとの意識につながっているとも指摘されてる。

中国社会では、常に他民族と争い、政府に弾圧され、結果として信ずることが出来るのは身内だけ、身内のためには法も積極的に破ると言う意識につながっている。これは私の分析と言うより、一般的な中国人意識として、ネットでも頻繁にヒットする。

中国がまとまらない、まとめるために暴力を背景としたきわめて強力な政府が要る、まとめるために外に敵を作る必要がある、法は都合によってどう適用しても構わないという、まさに今の中国の現状を示している。

家族や身内をかばうのはむろん、世界中の一般的な意識だろうが、中国ではそれが基準となっている。ただし、文革の折には、子供が親を売るなどが普通にあったが。林彪も子供に売られた結果、逃亡しようとして殺された。

上が上なら下も下であり、彼らにとって決まり事、ルール、法律はあくまで自分の都合でどうにでもなる。今までも日本は何度と無く中国に裏切られだまされている。

いい加減にもう現実を見てはどうか。少し考えれば、中国が世界経済を牽引するなどあり得ず、またアメリカに取って代わるなどもあり得ない。そのことはアメリカも十分知っている。ヨーロッパも知っている。それなのに中国を持ち上げるのは、中国債権を高く売り、中国が大量に持っているドルを紙くずにするため、と考えるのはどうだろうか。

ところでついでだが、外貨準備高が中国は世界一だから、中国の経済力は世界一だ等というのは、あたかも日本政府の借金を日本の借金と言い換えて大騒ぎをするのと同じ、つまりまやかしの嘘だ。

先に書いたように、安い労働力を確保するために中国元を人為的に低く抑えるのが中国のやり方であり、そのためには大規模な通貨市場介入をしなければならず、中国は必要に迫られてドルを大量に買った。だから外貨準備高が大きくなっただけのことだ。

中国が元による国際決済を進めたいのも、アメリカドルに振り回されてせっかく貯め込んだドルが紙くずになるのを恐れているためだし、人民元がもし基軸通貨にでもなれば、今まで安く押さえてきた人民元がそのまま使えると言うことでもある。それに協力を申し出たのが鳩山氏の東アジア共同体構想だ。確信犯なのか馬鹿なのか。両方だろう。
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テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済

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