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到底看過できない

 今回は大阪で起きた悲惨な事件を取り上げたい。単なる三面記事として書くのではなく、その背景にまたもや民主党の影響があったことを知ったからだ。

 この事件は、大阪で二人の幼児がマンションの一室で亡くなり、一部白骨化している状態で発見されたことから表面化したのだが、時間を追って、いくつかの報道を並べてみる。今は誰もが事件の経過を知っているし問題にしているが、いつかは人々の記憶から薄れるだろうし、そして記録も失われてゆくだろうから、アーカイブの意味で、記事を紹介する。
 
 まず発端は、あるマンションの住人から腐敗臭がする、その部屋ではずうっと複数の幼児の激しい泣き声が聞こえていたが、先月からそれが聞こえなくなったと言う物だった。それに対し、大阪の児童相談所が出向いたことは出向いたが、打つべき手を打たず、結局助かったはずの命を失わせたとして、相談所が激しい批判にさらされている。
 
 最後に警官が踏み込んで遺体を発見したわけだが、その部屋の住人である女は消息が知れかなった。程なくして、自分の子供である幼児達を遺棄死させた女、下村早苗が逮捕された。
 
 下村早苗


《》内は引用。


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大阪2幼児放置 「育児放棄したから死んだ」

「私が育児を放棄したから死んだ。殺してしまった」。下村容疑者は、そう供述する一方、「子供なんかいなければよかったと思うようになっていた。自分がマンションに戻って助けてやらないといけないとは思わなかった」と話した。

 府警によると、下村容疑者は三重県四日市市出身。平成18年12月に結婚し、大阪へ移り住んだ。19年5月に長女、桜子ちゃん、20年10月には長男、楓ちゃんを出産。しかし、21年5月に離婚し、母子3人で暮らし始めた。現場マンションに引っ越したのは今年1月。

 メールで「死にたい」と、相談された店の30代の男性従業員は、下村容疑者が育児ノイローゼになっていると感じた。店には、7月24日まで勤務していたが、6月下旬に子供が死んでいることを確認してからは、友人宅を転々とし、自宅には立ち寄らなかったとみられる。

 7月29日昼ごろ、男性従業員から部屋の異臭について電話で指摘されると「大変なことをした。中で子供が死んでいるかもしれない」と話した。

 下村容疑者が、最後に自宅に戻ったのは、直後の29日午後6時ごろ。「子供の体の色が茶色で一見して腐っていると思った」が再び遺体を放置。男性従業員が事実を確認するために落ち合う約束をした職場にも現れなかった。

 ここで分かったことは、明らかに故意に子供を放置し、殺したと言うことであり、本人もそれを十分に意識していたと言うことだ。
 
 次の記事だが、次第にこの女の残酷さ、人非人振りが明らかになってくる。
 
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大阪2児放置死の母 「仕事やホスト遊び時に閉じ込め」ドアに粘着テープ

 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が置き去りにされ、遺体で見つかった虐待事件で、大阪府警に死体遺棄容疑で逮捕された母親の風俗店従業員、下村早苗容疑者(23)が、「仕事や遊びで出かけるときは、たびたび子供を部屋に閉じ込めていた」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。室内の居室と廊下を隔てるドアに、粘着テープを張った跡があることも判明。府警は、最後に置き去りにした際も閉じ込めたとみて調べている。

 捜査関係者によると、下村容疑者は今年1月、名古屋から大阪に転居し、ミナミの風俗店で働き始めたが、子供を預ける施設などがなく、「仕事や知人のホストと遊ぶために外出するときは、部屋に閉じ込めていた」と供述したという。

 下村容疑者宅はワンルームマンションだが、居室と廊下を隔てるドアがあった。外出時はしばしば長女の桜子ちゃん(3)と長男の楓ちゃん(1)を居室に閉じ込めたとみられ、玄関に通じる廊下側の表面や外枠に粘着テープを張った跡が残っていたという。

 また、下村容疑者が自分一人で子供2人の世話をするのは、大阪に転居した今年1月が実質的に初めてだったことも判明。

 平成18年12月に結婚した後は三重県四日市市の元夫の実家近くで暮らし、義父母に育児の手助けを受けていた。昨年5月に離婚後、名古屋市の飲食店で働いていた時期は店の託児所に預けていたという。

 下村容疑者は「大阪に来たときは子育てをがんばろうと思っていたが、仕事がつらく、育児もすべて一人でやらなければならないのでストレスがたまり、逃げ出したくなった」と供述しているという。
 
 これでは、最も残酷な方法で子供をなぶり殺しにした、それも確信を持ってそうしたとしか言えないだろう。3歳と1歳の子供を部屋に閉じこめ、ドアには粘着テープで目張りをして自分はホスト遊びに出かけ、何日も帰らず、友人の家を泊まり歩いていた。
 
 さらにその凄惨な現場が明らかになる。
 
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大阪の放置死2児、ごみ山の合間1畳で生活か 壁に触った跡 母を捜したのか

 大阪市西区のワンルームマンションで幼い姉弟2人が母親に置き去りにされ、遺体で見つかった虐待事件で、2人がごみの山の合間のわずか1畳ほどの居室のスペースで死んでいたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。母親の下村早苗容疑者(23)は「居室から出られないように室内ドアの外側に粘着テープをはっていた」と供述。居室の壁には子供が触ったような跡が残っており、大阪府警は、2人が閉じ込められた室内で母親を捜していたのではないかとみている。


猛暑もエアコン切れ暗闇、冷蔵庫は食糧なし…遺体に排泄物

 捜査関係者によると、下村容疑者の長女、桜子ちゃん(3)と長男、楓ちゃん(1)の遺体は、居室部分の真ん中辺りで寄り添うようにして、何も衣服を身につけずにあおむけに横たわっていた。周囲はオムツや弁当の空き箱など生活ごみであふれ、身動きが取れる空間はわずか1畳ほどしかなかったという。

 玄関に通じる廊下側の室内ドアには、上部、中部、下部に水平に複数枚のテープをはった跡があり、2人は、下村容疑者が置き去りにして以降、居室部分に閉じ込められていたとみられる。

 桜子ちゃんと楓ちゃんの遺体には排泄(はいせつ)物も付着していたという。幼い2人の力では封印されたドアを開けることができず、トイレに行けなかった可能性がある。

 また、居室のベランダ側の窓は数センチ開いていたが、ベランダにも大量のごみがあふれており、外に出て助けを求めるのは難しい状況だった。



 遺体の発見時、室内は電灯がついておらず、エアコンも入っていなかった。冷蔵庫の中身は空っぽ。遺体の一部が白骨化していた。胃腸に内容物がなく、やせ気味で、死亡前の数日間は何も食べていなかったとみられる。府警は詳しい死因を調べているが、暑さや空腹で衰弱死した可能性もあるという。

 下村容疑者の供述によると、6月下旬に2人を置き去りにし、勤務先の風俗店から「部屋から異臭がする」という連絡が入った7月29日までの1カ月間、一度も部屋に帰らなかった。

 小さな子供だけでは死んでしまうと分かっていながら、マンションに戻って助けてやらないといけないとは思わなかったという。

 また、逮捕後の今になって「取り返しのつかないことをした」と話しているという。
 
 この夏は記録破りの猛暑で、大人でさえ熱中症で亡くなる人が続出している。そのような状態で、食べるものもなく飲むものもなく、エアコンもなく電気もつかない真っ暗な部屋で、トイレにもゆけずに垂れ流しで、あまりの暑さにおそらく自分で着ている物を脱いだ小さな遺体を思うと、その哀れさ、悲惨さがこみ上げてきて、どうしてもこの鬼畜そのものの女に対する怒りが押さえきれない。

 裁判でどのような判決を受けるかは分からないが、最も卑劣で残虐な故殺であり、二人を殺しているのだから、通常なら死刑になるケースだ。しかし、どういう訳か、子供を虐待しさせた人間に対する判決はどうしても軽くなりがちだ。

 たとえば、これも大阪だが9歳の女の子を虐待し、最後にベランダで衰弱死させた女とその内縁の夫の事件があった。

 新聞記事からの一部抜粋だが

大阪市西淀川区の小学4年松本聖香さん(9)の遺体が遺棄された事件で、母親の美奈(34)、  知人の杉本充弘(41)両被告(いずれも死体遺棄罪で起訴)が、大阪府警の調べに、聖香さんの  死亡前夜に激しい虐待行為があったとして、詳細を供述していることがわかった。

すでに自力では  立てない状態の聖香さんに、美奈被告の内縁の夫の小林康浩被告(38)(同罪で起訴)が、殴るけるなど、 「いつも以上に激しい」(美奈被告)暴行を加え、その後、死亡して見つかるまで十数時間にわたり、 ベランダに放置していたという。
 府警は、死亡前夜の暴行と、その後の放置行為が聖香さんを死に至らしめたとみて、さらに詳しく調べる。

 捜査関係者によると、3被告は4月4日夕、小林被告の長男(6)を連れて外食。自宅を出る際、 玄関に衰弱して倒れていた聖香さんが「私も連れて行って」と懇願したが、誰も聞き入れなかった。  この時の聖香さんについて、杉本被告は「顔はひどく腫れ、青あざだらけで口の中が血だらけだった」と供述している。
 
 これだけでも長年にわたってこの二人が如何に残酷な虐待を被害少女に加えていたか、これも胸が詰まる事件だ。しかし、判決では、実母の松本被告は8年、内縁の夫小林にはたった12年の刑が言い渡されている。どうせ仮釈放で、数年で出てくるのではないか。最終判でどうなるかは分からないが、どう考えても軽すぎる。
 
 これもまた加害者の人権が、どうせ死んでしまった被害者の人権よりも大きいという判断なのだろうか。
 
 さて、話を戻すが、この2児遺棄死亡事件ではさらに、冒頭に書いたように行政の不手際が問題になり、非難が集中している。
 
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 連日の悲鳴…やがて泣き声はやんだ 2児放棄、おしゃれの街の死角

華やかな若者たちでにぎわう街の真ん中で、誰にも看取られないまま幼い命が失われていた。大阪市西区で幼児2人が遺体で発見された事件では、連日続く悲鳴のような泣き声と異臭に、マンションの住人の多くが異変を感じながら、悲劇を防げなかった。住人たちへの取材からは、都会の希薄な人間関係と、他人の家庭に踏み込むことの難しさが改めて浮かび上がる。(八木択真)

 事件発覚から一夜明けた31日朝、事件現場のワンルームマンション周辺は平穏さを取り戻しつつあった。下村早苗容疑者(23)の部屋を調べるために捜査員らが建物に入ったほかは、出入りも少なく、通行人も立ち入りを制限するテープに視線を送って通り過ぎるだけで、足を止める人はほとんどいない。

 かつては家具の街として栄えた大阪・ミナミの南堀江。近年は最先端のブティックや雑貨店がこぞって進出し、流行の服に身を包んだ若者たちが個性を競うように行き交う。ミナミの新しい顔として、大阪でも屈指のおしゃれな街に変容を遂げた。

 現場のマンションは、地区の目抜き通りにある。オートロックに立体駐車場を完備した近代的な造りで、住人の多くは、街に魅せられて移り住んできた一人暮らしの若者たちだ。しかし周囲の華やかな雰囲気に埋もれ、意識しなければ、そこにマンションがあることには気がつきにくい。


下村容疑者と同じ3階に住む女性会社員(27)が異常に気付いたのは、今年の初めごろだった。連日のように聞こえる子供の泣き声と、使用済みのおむつを放置したような異臭。女性は管理会社に「虐待かもしれない。何かあったら遅い」と訴えた。管理会社はチラシなどで注意喚起したが状況は変わらなかった。

 受話器が上がっていたのか、子供がそれにすがるしかなかったのか、インターホン越しに、「ママー、ママー」という声や、激しい泣き声が廊下に響く異常な状態が続いたという。

 女性によると、泣き声は1カ月ほど前にぴたりと聞こえなくなった。同時に部屋を閉め切っていてもにおうほどに異臭がきつくなった。たまりかねて別の管理会社に通報したことで事件が発覚した。

 尋常でない泣き声には、近い階の住人のほとんどが気付いていた。児童相談所や警察に数件の通報があったことも判明している。

 しかし住人同士が顔を合わすことすら少ない都会のマンションで、他人の生活に立ち入って、異常の原因を確認するすべはなかなか見つからない。この女性も「もし虐待じゃなかったら問題になるかもと思って」と振り返り、「どうにかしてあげたかった」と自分を責める。家族連れが住むとは思えないマンションの雰囲気も、虐待を疑う気持ちに水を差した。

 マンション前で花を手向けていた近くに住む女性(39)も「気付いてあげられなかったことがショックで…。こんなことは二度と繰り返してはいけない」と涙をぬぐった。

 なぜ、児相は単に会えないからということで引き返したのか、保護者と連絡が付かない時点でネグレクトを疑い、強制的に室内に踏み込むことをしなかったのかというのだが、そのためには保護者や被害児童の使命などが明確にならなければならない、家裁の許可がいるなどで実際にその強制臨検が行われたケースは皆無に近い。

 しかし、子供の命が危険にさらされているとき、被疑者の確認や通告などがどれだけ大切なのか。もし、単なる間違いだったら、謝罪すればいいだろうし、第一虐待を疑わせる様な状態を作り出した人間にも罪がある。子供の命に比べれば些細なことではないのか。

 さらに、何度も起きているのだが、子供自身が親をかばったり親が嘘を突き通して最後に悲惨な結果になったケースも少なくないのだ。

 したがって、当初児童虐待防止法改正案が自民党から出されたとき、当時野党だった民主党が頑強に警官の立ち入り権源を削除するように主張し、結果として法案からその項目が抜けた。

 これについては次のような記事がある。

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児童虐待防止法改正案-警察官の立ち入り権見送りについて

                    2004年3月5日
 
  一部抜粋
 
 児童虐待防止法改正案で、民主党の強い反対により警察官の親の拒否があった場合にでも立ち入り出来る権限が見送られたということだ。理由としては警察官の権限が拡大しすぎることと憲法に定める令状主義に反するというものである。
 
 また、往々にして虐待死などから刑事警察活動が想起されやすいかもしれないが、仮に親の経済的貧困・無知など(市役所などの応対が極めて悪いなども含む)から生活保護を受けられない、あるいは潔しとしないというという場合において、児童が餓死寸前という場合においても、親がまだ大丈夫と判断して警察官の立ち入りを拒むという事案も考えられなくもないのである。
 
 これについて、例の人権屋弁護士がまたこのようなことを言っている。上記記事の追加である。
 
 2004年9月22日追加
 
 一部抜粋
 
 2004年9月11日朝日新聞朝刊に、弁護士で日弁連子どもの権利委員会事務局長の須納瀬学(すのせ・まなぶ)氏のコラムが掲載されていた。児童虐待をテーマにしているコラムではなく、少年事件に関するコラムであるが、やはりこの分野における警察の任務・職域拡大に反対する論調になっている。「警察の強制調査には懸念」という見出しの付いているコラムである。
 須納瀬氏は、‘特に、触法少年の事件で警察に強制調査権を持たせる点には懸念が強い。警察の捜査・調査に人権侵害の危険性が伴う以上、その対象は限定されなければならない’と言っているのだが、‘警察の捜査・調査equal人権侵害の危険性が伴う’という発想は、最初に警察に偏見ありきというのでは、警察による強制調査の必要性があるのかないのかを論じる上では、論外な姿勢であると言えよう。
 
 さて、自民党の原案に対し、民主が警察官立ち入りの項目を削除するように主張した当時の議事録を探したが、適当な物がなかった。しかし、当の民主党のサイトに次のような記述がある。
 
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民主党サイトより

民主党の児童虐待防止法等改正案について

2004/02/25

一部抜粋

ネクスト子ども政策担当大臣 原口一博
同総括副大臣 山花郁夫


児童虐待防止法は、民主党が先駆けて法案検討に着手し、最終的には全党派が賛同する形(衆院青少年問題特別委員長提案)で、2000年5月に成立しました。この法律の制定は、児童虐待防止対策に一定の成果を果たしましたが、近年の虐待事件の増加・深刻化に対応するには、様々な限界も明らかになってきております。
 そのため、現在、超党派レベルで法律の見直し・強化が検討されており、民主党においても、精力的な検討を進めてきたところです。
 2月25日、民主党は独自の児童虐待防止法等改正案(別紙参照)をまとめました。子どもの人権擁護、虐待児童の安全確認と早期救済策、中央児童虐待防止会議の設置などを主な柱としています。今後、こうした考えをベースに政党間協議に臨み、実効性ある法改正に取り組んでまいりたいと考えております。


◎民主党の児童虐待防止法等改正案のポイント

児童虐待防止法関係


1.「児童の人権擁護」の明記(1条関係)

 児童虐待は、児童に対する重大な人権侵害との認識から、法律の目的に「児童の人権擁護」を明記します。


2.児童虐待の定義の拡大(2条関係)

 現行法では、児童への暴行・わいせつな行為・著しい減食・長時間の放置などが「児童虐待行為」とされています。これに、児童に対する著しい暴言、拒絶的な態度、家庭内での配偶者への暴力(DV)など子どもに心理的外傷を与える行為も「虐待行為」であることを明確化します。
 また、虐待行為を行う者としての対象は、現在、保護者(親権を行う者、未成年後見人その他、児童を現に監護する者)とされていますが、これに「保護者以外の同居人」も対象者として加えます。


3.中央児童虐待防止会議の設置(4条関係)

 総理大臣等の諮問に応じて、児童虐待の防止、被虐待児の保護及び自立支援について調査・審議し、必要があれば総理及び関係大臣に意見を述べるための「中央児童虐待防止会議(議長:総理大臣)」を内閣府に設置します。


4.児童虐待に係る通告(6条関係)

 「虐待を受けた児童を発見した者」は速やかに通告せよとの現行規定について、「虐待を受けたと認める児童を発見した者」に改めます。これにより虐待の早期発見が期待できます。


5.通告を受けた市町村または福祉事務所、児童相談所の役割(8条関係)

 通告を受けた機関等の安全確認の努力義務を、安全確認義務に改めるとともに、児童の安全の確認は、虐待の通告後48時間以内に行うよう努めなければならないものとします。


6.一時保護できない場合の児童保護規定の新設(10条の2関係)

 児童相談所が、保護者等の拒否によって児童の一時保護ができない場合で、当該児童の生命・身体に重大な危害が生じるおそれのあるとき、児童相談所長は、(1)人身保護法を適用して家庭裁判所に当該児童の救済請求をする、(2)所轄の警察署長に通告する、のいずれかの措置を講じなければならないこととします。

※ 人身保護法では、裁判所が児童を出頭させるよう保護者に命令し、違反した保護者には制裁が科されます。裁判所が保護者の勾引を命じた場合、警察官が鍵を壊して居宅に立ち入ることができますので、同時に子どもを連れ出すことも可能です。家庭裁判所の判断を必要とするのは、警察が公権力を濫用しないようにする趣旨です。

 確かに私もたびたびの警察の横暴、不祥事、人権無視には問題があると思っている。しかし、子供虐待が懸念される場合、最も優先しなければならないのは子供の命だ。そのためには、疑われるようなケースでは警察官の、その場での強制立ち入りは、緊急逮捕が裁判所の逮捕状が入らないように、緊急事案として処理すべきではないのか。
 
 たしかにこの事件で、法務省も対策を関係者に指示したと言うが、おそらく前述の大阪の児相担当者のように、このようなことが二度と無いようにつとめたい、いう人ごとのようなコメントが繰り返され、そして悲劇はまた繰り返されるのだろう。
 
 実際に大阪の児相(子供相談センター)では通報受付時間が9:00-17:00であり、土日は受け付けていない。こんな馬鹿なことがあるのだろうか。大阪だけではなく全国同じ状態のようだが、土日受け付けず夜間は受け付けない緊急通報窓口にどんな意味があるだろう。
 
 不備はたくさんあるが、とにかく警察をただ敵視し児童虐待防止法改正案から警察官の強制立ち入りの項を頑強に削除させ、得々としている似非人権屋団体、民主党が、今回の子供達を殺したような気さえする。
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