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食糧事情


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日本は世界でも食料自給率の低い国であり、カロリーベースで40パーセントと言われている。しかし一方、日本産の食品は極めて人気があり、かなり高いにもかかわらず日本からの輸出食料が多くの国に出され、そして増え続けているようだ。折から日本文化がネット時代急速に広まり、日本の食料もそれにつれて人気が高まってきたという。

日本はカロリーベースで60%を輸入しているにもかかわらず食料輸出をしているのは、現実には食料が全く不足していないことを意味する。

つまり、国内で生産するよりも外から買った方が安いから、国内生産をしていないのであって、理論的には国内生産だけで日本人のための食料は100%以上生産できるとの試算もある。

まず、カロリーベースとは、大豆100グラムと松阪牛100グラムが仮に同じカロリーだとすれば国内で松阪牛を食べて大豆は輸入した方が、農家にしてみれば利益は桁違いに大きいからそうしているのだ。確かに牛を飼うには相当な手間暇がかかるだろうし、松阪牛ともなれば餌も下手な人間の食品よりも高くなるだろうが、その結果得られる金が大豆の100倍ではきかない利益が得られるなら、農家がそうするのは当たり前だ。

したがって、松阪牛一頭に与える餌や手間を穀物、野菜、養殖魚等に費やせば、牛一頭で得られるカロリーの何倍もが得られる。すなわち、カロリーベースで云々とはそういうことだ。

また、かつてはせいぜい関東までの南部地域でしか作れなかった米が、今では北海道が全国一の米の生産地になり、それも北海道米の品質は極めて高くなり旨い米が採れるようになっている。品種改良が進み、同じ作物でも年々安定し高品質のものが採れるようになっているし、かつては自然のものしか捕れなかった魚などが今では広く養殖されるようになっている。

さらに、今はまだ可能性の話だけだが、昆虫食が見直されており、同じタンパク質を採るにしても牛や豚などよりよほど高品質で高効率でとれるので、例えばイナゴを稲田で育てれば、米の種しか食べられないものが、稲の葉や茎までがイナゴに取り込まれ全てが高タンパク高栄養の食料になると言う理論だ。

虫なんか食べられないと言うのはあくまで食習慣の問題であり、なまこを食べる日本人やホヤやウニを食べたり腐った豆(納豆)を食べるのが当たり前であることを考えれば、虫を食べる事が当たり前になって何の不思議もない。実際世界では、虫というのはかなりの地域で食べられているし、フランスではカタツムリが食べられている。

つまり、稲田で米を育てるよりイナゴを育てた方が効率が極端に良くなると言うことだ。

そのように考えると、日本で日本人の食を百パーセント確保することは比較的簡単なのだ。それが出来ないのは食品が単に食べるための物である以上に楽しみの対象だからだ。

世界では食糧が本当に出来ない例えば中東地域のように国土の大半が砂漠だったり、北欧やロシアのような寒冷地で、地域によっては農業が出来ないだろう。が、日本は自給できないのではなく自給する必要が無いからしないのだ。つまり、海外から安く大量に買えるなら別に日本で作る必要がないと言うことになる。したがって、いくら政府が国民の尻を叩いても食糧自給率が上がることはないだろうし、そもそも政府が国民の尻を叩く必要も今はない。

東南アジアでは時々食糧不足が深刻になることがある。嘗て日本の専門家が、どこだったか忘れたがある東南アジアの国に行き稲作を指導した。もともとその国では陸稲が当たり前で、それもろくに耕しもせず稲を直にばらまきして米を作っていた。それでも多雨で熱帯だから放っておいても米は育ち、年に二回米を作ることが出来ていた。

そこへ日本人が行き、まず田を作ることから教え、稲は予め苗まで育てたものをきちんと列を作って植えることで密集を割け除草などを頻繁にし、肥料などを施し水の管理をきちんとするやり方をやって見せた。その結果、同じ面積の土地から米が従来の何倍も採れ更に二期作だったものが四期作にまでなり、教えられたその国の農民達は驚きそして大感激した。

教えた人たちが日本に帰ってきて、しばらくして又行って見たら他は荒れ放題、誰も田んぼに居ないので、どうしてだと訊いたら、今まで一年中働いて得られた米が、今は一年の四分の一の期間だけ働けば得られるので働く必要が無くなった。本当にありがたいと感謝されたそうだ。

無論全ての国がそうだとは言わない。が、食料に限らず、同じ結果が短期間で得られる技術が先進国から入った途上国は、それで多くの物を生産するのではなく、労働時間を減らす事が多いとのこと。

食糧事情だが、あと半世紀もすれば世界人口は今の何倍にもなるなどとの話が前々からあった。そうなれば世界は食糧不足に襲われ、食料の奪い合いから戦争になるとの話も散々子供の頃から聞かされた。

おそらく途上国では人口がこれから激増するだろうし、先進国との差は縮まらないだろうと思う。途上国はそれなりに発展するとしても全て途上国の技術によるものだからだ。超汚染が軍事衛星を打ち上げた、ウリも世界の宇宙大国だと騒いでいるが、打ち上げ自体は米国のスペースX頼みであり、衛星自体も中身は以前と同じフランス辺りのものだと聞く。まあ、UAEも実質そうだろうが、UAEの場合はきちんとどこの国に打ち上げて貰ったか明らかにしている。それはさておき、

食糧問題も、先進国が結局食糧増産をし途上国を養う形になってくる、それが途上国でも当たり前と思うだけのことではないかと私はひねくれて考えている。

また他国からの食料調達が高額になれば、日本での食料生産は増えてくるだろうと思うし、エネルギー確保が出来れば、野菜も米も工場生産が出来るし、年に何度でも密集して作れ、全てを自動化できるようになれば、コストは上がらないはずだ。

虫ならこれも工場生産が出来る。
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