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まだ責任逃れか


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当然と言えば当然だが、今回の新型コロナウィルス肺炎が日本でも確実に感染が広がっている。それに対し、政府がそれなりに対策を執っているのは評価するが、それにしても後手後手感がどうしようもないのではないか。

理由は分かる。日本人の気質にある。一般的に日本では誰かが失敗をしてもその責任を追及するよりとにかく全体で協力し合って問題を解決する事が多い。むろん、そのような傾向と言うことだが、実際に欧米では誰の責任かを明らかにする、基本的には全員が協力して解決する意識が乏しいと思う。その意味で、日本のやり方が非常に優れていると思うが、裏を返せば基本的に責任を追及せず、皆の責任として解決する、従って簡単に謝罪する、丸く収めることが優先されると言うことだ。日本人が余りに簡単に、アイアムソリーと言うので欧米人があきれている驚いていると言う話をよく聞くが、世界の常識では確かに型破りなのだ。

だから、日本では民事訴訟自体が極めて少ない。一方、欧米では個人間で話をしても解決しないので裁判に持ち込むケースが極めて多い。これは統計上でも明かであり、決定的な彼我の文化の違いだ。

しかし、今回はこの日本の在り方が大きな問題になっているのではないか。例えば、武漢からチャーター機で帰ってきた帰還者の記者会見があった。感染の確認がまだ出来ていないのにそんな事をすれば記者会見会場に詰めかけた多くに人に感染の危険があることを思いつかなかったのだろうか。また、帰還者を収容先に搬送する途中でサービスエリアのトイレにバスが立ち寄ってその人達が利用したというのだ。

更に、最初の帰還者の内二人が検査を拒否し(後に検査を受けると言い出したが)それに対し、法的な強制力がないと役人が言った。

むろん、その後の問題は次々に出てきている。たとえば、日本では14日間が潜伏期間でその期間を過ぎれば感染の危険性はないとしていた。実際、隔離している人たちもその期間が過ぎてから帰宅をしている。この二週間という期間は例の中国犬WHOが言っていたことだ。日本独自の判断が出来ないのか。

折から、

新型ウイルス 潜伏期間は最長で24日 中国の研究者ら論文発表

現実にこの新型ウィルス肺炎のウィルスの性質はまだ明らかではないのだ。それなら、可能性のある危険を最大限に防ぐ処置をすべきだろうが、どうもそうではないようだ。要するに中国が言っていたから、WHOが言っていたからそれに従う、俺には責任がない、と言うだけのことではないのか。

そしてとんでもない報道があった。横浜港沖に停泊しているクルーズ船に検疫に行っていた検疫官が感染した。ところが、検疫官はマスクと手袋だけで、防護服を着ていなかったというのだ。

新型肺炎、クルーズ船で新たに39人感染 検疫官も

誰もそれが当たり前だと思っていたのか。中国では防護服が足りず、日本から大量に送っている。すなわち、防護服の大切さは日本の役人も理解していたはずなのに、最も感染の危険があるクルーズ船に乗り込み、感染者に密接に接触する検疫官に防護服を着せなかったのはそんな指示がなかったからだと言うことなのか。現場で判断する能力もないのが検疫官を送り出した役所なのか。

新型肺炎、国内初の死者 神奈川県の80代女性

国内で始めて死者が出た。彼女は死んでからウィルスが検出されたと言うが、と言うことはウィルスが検出されていない感染者が考えられる以上にもっと大勢いると言うことだ。しかし、

新型肺炎 保健所、一時検査を拒否 東日本の病院 「典型的症状」の患者

肺炎の症状が出ているのに、感染者に接触したことがない、中国武漢に行っていないと言う理由で検査をして貰えなかったという。これも保健所の馬鹿共の、上からの指示がないから検査しない、俺には責任がないという意識の表れだろう。検査を望んだ人自身が自覚しないまま感染者と接触していた可能性が沢山有るのだ。だからこそ、多くのタクシー運転手やその家族などが二次感染三次感染で発見されているのだろう。当人達は自分に肺炎症状が出てくるまで感染しているなどとの意識はなかったはずだ。そのような人が既に日本中にいると考えるべきではないのか。

ー 長くなったので続く


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コメント

upside down

日本語で云うならアベコベでしょうか。
後にいくら「あそこの云う事が違っていた」「この話は聞いていない」と云っても、日本国内で起きてしまった事は日本の行政の責任である事は、独立国なら当然です。人に例えれば、大人とは斯様なもので、子供との違いです。

今回のウィルス禍にあって、初動から間違っています。
訳の分からぬ状況にあっては、先ず最悪を想定してそれに備える対策を打ち、不明点の解消など情況の進展に合わせて策を緩和していくのが常道であるのに、事態の進展に合わせて対策を強めて行くと云う後手に継ぐ後手を打った事が誤りです。
戦に於いても同様で、戦力を小出しにして撃破される度に追加戦力を小出しにしていくなら、最後は全戦力を喪失して敗れるのは当然で、戦力的に劣る側が採った戦術は、如何に相手の戦力を分散させて順に叩くかであった事は歴史に垣間見る事が出来ます。
今回の行政の行動を見るなら、先ず災禍の深刻さを理解出来ない、深刻さが理解出来ないから法の不備を感じながらもその法に準じた決定をしてしまう、要するに法に従っていたのでは危機を回避出来ずに深刻な情況を招来する可能性があって、そもそも法は安全を確保する為にあるのであって、法を守る為には安全確保は後回しとの"健康を守る為なら命も惜しまず"にも似て、喜劇的すら行動をしてしまったと云えます。
何事もマニュアルに従う、よってマニュアルに無い事態に遭遇した時に、自分で正しい判断が出来ない、役人にあっては前例がぁでオタオタする典型と思うものです。

Re: upside down

今日は。

> 今回のウィルス禍にあって、初動から間違っています。
> 訳の分からぬ状況にあっては、先ず最悪を想定してそれに備える対策を打ち、不明点の解消など情況の進展に合わせて策を緩和していくのが常道であるのに、

全くです。これは日常生活でも仕事でも、何か問題が起きたときに最悪の事態に備えておけば、大方の問題もさほど慌てずに対処できます。国家の問題となれば、政府がそのような事態を想定しておいてこそ、対処できるはず。

>事態の進展に合わせて対策を強めて行くと云う後手に継ぐ後手を打った事が誤りです。

そうですね。例えば日本は自然災害が例外的に多い国ですが、今のところそれなりに対処できています。それも過去の規模に合わせて対策を執っているからでしょうが、福島の場合はあれほどの津波を想定していなかったから大被害に遭いました。それと同じではないでしょうか。

> 戦に於いても同様で、戦力を小出しにして撃破される度に追加戦力を小出しにしていくなら、

はい、だから常日頃日本は核を持つべきだと私が主張するのはその為です。核を所有する国と戦争になった場合、日本の防衛力は無力だというのも最悪に対処できないからで、日本が本当には戦えないことをどの国も知っていますしね。

> 今回の行政の行動を見るなら、先ず災禍の深刻さを理解出来ない、

結局役人の行動はマニュアルが全てです。むろん、それは日常生活に於いては必要でしょうが、日常を大きく逸脱した事態に対しては全く対処できません。役人、正確には大元の役所の在り方がそうなのでしょうね。むしろ優秀な独裁者がいればもっとましだとは思いますが、むろん、独裁による災害を考えれば選択肢には入りません。

> 何事もマニュアルに従う、よってマニュアルに無い事態に遭遇した時に、自分で正しい判断が出来ない、役人にあっては前例がぁでオタオタする典型と思うものです。

しかし、現実には役人とはそのように求められています。求めるのはむろん国民。結局国民性がなせるわざと私が言う所以です。

No title

たかおじさん今晩は。

あずまもぐらさんが仰っていらっしゃる通りと思いますし、たかおじさんの仰るマニュアルがすべてというのもその通りなのでしょう。

しかし今回のウイルスによる感染拡大を防げずにいるのは明らかに政治家や役人のミス、はっきり言って政権と与党の政治家による大甘な判断ミスによる人災であるとも私はいえるのではないかと思って居ます。

数日前には首相官邸や与党HPには抗議と早急に中国全土からの入国禁止や国内の感染拡大を防ぐ手立てや医療従事者等に優先的に防護服支給など対策を行うべきと意見投稿しました。当然の事政治家による人災だとも批判もしましたが。

根本的に政治家達は庶民の事など本音では選挙時の集票マシンでしかないと思っているのではないでしょうか。?
安倍政権下では得意なはずの外交政策も成果は期待できないでしょう。北方領土は返還されず、北朝鮮から拉致被害者も取り返せず、中国による尖閣や沖縄への領土侵略の野望も止められず、我が国の未来や安全保障も果たしてどこまで強化できるか怪しいものです。

このような状況下二階は日中関係が改善されてもいない中与党議員らから寄付金を徴収して中国へ寄付しようとした。保守派議員から反発を食らい徴収ではなく任意にした模様だがこんな売国野郎が与党内で力をもっているようではいかんともしがたい。習近平など国賓待遇で迎えるという事自体が大間違いの政策。今書き込んでいたら新たにクルーズ船内において感染者が数十名確認との事。後付といわれようが何と言われようが観光業へ忖度した判断の誤りが今日本国を脅かしている事は間違いない。

この責任は間違いなく政権と政治家にあります。!

Re: No title

> たかおじさん今晩は。

今晩は。


> しかし今回のウイルスによる感染拡大を防げずにいるのは明らかに政治家や役人のミス、

はい、私もそう思います。なぜそんなミスをするのかを考えたときマニュアルが全てという思考法にあるでしょう。何か失敗しても、マニュアルにそうあったと言い訳すれば済むからです。マニュアルにないことを独断でやった場合、上手く行けばともかく失敗すればマニュアル無視の責任を問われます。それが役人の世界ですよ。
>
> 当然の事政治家による人災だとも批判もしましたが。

そこまで言い切れるかどうかはともかく、結果として政府が責任を執らなくてはならないでしょうね。なぜなら、政府といえども専門家や現場の役人の情報を判断して決定します。政府の人間も各分野では専門知識は無いのですから。しかし、それでも政府が責任を執るのは当然です。

嘗てあの悪夢政権の時、癌総理が責任をまったく感じてもいなかったことを思えば、今の政府はましですよ。
>
> 根本的に政治家達は庶民の事など本音では選挙時の集票マシンでしかないと思っているのではないでしょうか。?

それは有るでしょうが、そのような政治家が存在できるのは彼らを支えている庶民です。結局国家は国民が作り政府のやることも最終的には国民が執らざるを得ません。かつての戦争や、今の国際紛争の全てがそれぞれの国の国民に自覚していようとなかろうと責任が問われます。途上国が惨めなのも国民がそのような国しか作れないからですよ。そのような政府しか作れないからですよ。

> 安倍政権下では得意なはずの外交政策も成果は期待できないでしょう。

その辺りは異論はあるのでしょうが、あくまで比較の問題です。安倍政権は今までの政権の中では相当成果を上げていると思います。しかし、日本の実力に沿った国際的な地位と思いますよ。


> このような状況下二階は

まあ、二階だけではなく、親中派、親韓派には問題があります。ただ、これらの連中とも妥協しなければならないのが内閣です。内閣が何を優先するかによって、親中、媚中、公明の連中も引き込む必要があるでしょう。その意味では、安倍総理の選択が彼の理想とは異なることもあるだろうとは思います。支持はしませんが、安倍総理に代わる人が今は居ませんからね。しかし、それでももう少し自民内部の掃除はして欲しいと思います。
>
> この責任は間違いなく政権と政治家にあります。!

最終的には無論そうです。でも安倍内閣に換わる代替案がないんです。だから、有権者さんが内閣に意見を送るように私たちが内閣に働きかけるやり方を大きくしていかなくてはならないとは思うのですが。

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