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今の日本はどうしてこうなった


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文明の発達と人間の発達は比例しない。特に、未開途上国では人間はほとんど成長できないが、文化だけは他国からの導入で極めて早く変化する。金で様々な物を買って発展したかのように見える産油国が、宗教国家のままほとんど発展していない現実、金で技術を盗む中国の現実、日本に引き上げて貰った朝鮮の現実。精神的には百年前と全く変わっていない。実は日本人もそれほど変わっているわけではない。つまり、日本人の場合は百年前も既に今と同じだったと言うことだ。

ところで、日本が今の状況になった過程を簡単に挙げてみるが、これは別に主観の問題も何も無く、歴史上の事実だ。

開国    1854年。きっかけはペリーの来日及び開国要求にこうしきれなかった。為に、かなりの不平等条約を結ぶしか無かったが、力が無ければいずれ清国のようになると実感した。それが明治維新であり、革命とも言えるほど百八十度日本は変化した。が、日本人は変化していなかった。
  
日清戦争 1894年。開国から40年で、日本は当時のアジアの大国清と戦争をして勝っている。これは他の国々を驚かすには十分だったが、当時清では軍艦「定遠」と「鎮遠」などドイツに建造依頼、全て輸入していたのに対し、日本は英国に発注はしていたが、その後何隻かの軍艦を国産している。それにより日清戦争での海戦で大きな勝利を得ている。

日露戦争 1904年。ロシアは当時西欧でも群を抜いた軍事強国であり、日本を最初から問題にしていなかったし、当然ながら日本は片手で片付けられると考えていた。したがって、主力のバルチック艦隊を欧州においたまま日本との戦争に突入し、結果として日本海海戦で大敗している。これにより、日本の立場は国際的にも確固たる物になり、ロシアの崩壊の原因になっている。

江戸自体、日本は識字率男女とも75%と言われていた。異説もあるが、日本人の識字率が極端に高かったことは、当時日本を訪れていた外国人の多くが記録に残しているし、文字ばかりではなく数学でも日本人は極めてレベルが高く庶民が普通にソロバンを使っていたし、数学の問題を互いに解く競い合いでの算額などは今でも多く残っている。また関孝和がニュートンやライプニッツに先駆けて微積分を成立させたと言われているが、微積分は誰かが作ったのではなく古代からあったのをライプニッツ等が纏めたというのが正しい。いずれにせよ、関孝和の業績は、世界では知られていない。

江戸時代、それ以前から宣教師などが日本に来て様々な報告を本国に送っているが、日本の規律、清潔、日本人の正直さ、好奇心の強さ、識字率などに驚いている。キリスト教徒ではないのに日本人は我々よりも優れていると言っている報告がほとんどだが、キリスト教徒ではないからそうなのだとの発想を持たないのは、現在のネットでも同じだ。

さて、日本の開国時英国の女性旅行家、イザベラ・バードが日本を訪れ、それを本に纏めている。よく紹介される例として、日本の規律や正直さなどは同じアジアの中国朝鮮とは全く違うと書いているなどの紹介が良くあるが、別に良いことばかりを言っていたわけではない。

彼女の著書「Unbeaten Ttacks in Japan」 日本奥地紀行の一説を原文で紹介する。

The first thing impressed me on landing was that there were no loafers, and that all the small, ugly, kindy-looking, shrivelled, bandy-legged, poor lookin beings in the streets ........

上陸して最初に見たのは、浮浪者が居なく、そして全部が小さく、見にくく、子供じみていてしなびて、足の湾曲したみすぼらしい者達が通りに居て・・・・

これはネットでも買えるので、この通りの文章が書いてあるのは確認できるはずだ。

さて、これに対し、

誰が言ったのか記憶が無いが、同時期西欧人と出会った日本人が、とにかく相手は臭く不潔で参った、と言っていた。

よく知られているが、エリザベス一世は潔癖症で月に一度風呂に入っていたとか。ググれば無数に出てくる。香水が発達したのは匂い消しのためだった。ヨーロッパは何度もペストやコレラで人口が半減したがそれだけ不潔だったからで、パリの下水道はそれで作られた。同時期日本の江戸は上下水道が完備し、伝染病は上陸しても直ぐに消えている。

当時ほどではないにしても西欧に行けば大都市の汚さに仰天する。なれてしまえばそうでもないだろうが、安ホテルなどは想像を絶している。

ー 続く




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