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あの戦争を考える 1


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有史以来、この世界から戦争が無くなった時は無い。大小にかかわらず、世界のどこかで戦争が起きていたし、今も起きている。それでも、今はかつて無いほど戦争の少ない時期なのではないかと思う。現在世界で行われている戦争と言えば、アフリカや中東などで行われている小競り合いだけのようだ。

しばらく前までは米ソ冷戦時代が戦後から数十年続き、時には一触即発の時期もあった。朝鮮戦争やベトナム戦争などは米ソの代理戦争だったし、中国などもつい最近まで絶えず周辺国と戦争をしていた。印パもそうだし、イスラエルも何度も戦争をしていた。今でも戦争状態だとさえ言える。

しかし、少し前の時代から見ても、今は例外的に平穏な時代と言える。しばらく前なら、北朝鮮などはとうの昔に米国に蹂躙されていただろう。

理由はいろいろあるだろうが、まず世界の大国同士が直接の戦争をするわけにはいかなくなったと言うことがある。なにしろ、米中ロそれぞれが大量の核兵器を持ち、そして迎撃不可能な攻撃手段を持っている。昔なら互いに戦場で戦っていたのが、今ではボタンを押すだけで地球の裏側でも攻撃でき、しかもそれを防ぐ手段は事実上ない。一旦核戦争になれば確実に攻撃した側も消滅する。と言う状況では、核保有国同士の戦争はまず起きない。

そこで米国などが今やっている戦争は例外なく、抵抗力の無い小国相手に軍事力で恫喝し、一方的に仕掛けるというやり方だ。昔と違い、米国人兵士を現地に送り込んで戦争をする必要は減っている。遠くから空爆をしたりミサイルを飛ばせばそれですむから、ステルス戦闘機やミサイル巡洋艦、空母などを作って世界中に派遣しているわけだ。本来、仮に本格的なミサイル船になれば、それも核ミサイルが使われれば、戦闘機も潜水艦も空母も出る幕が無い。

また、確かに戦争が割に合わなくなってきているという事情もある。上記の様な小国相手の戦争でも、そのコストは昔に比べ桁違いに増えている。米国の軍事費は世界最大でありGDPの3%程を費やしているが、軍事費に計上されていなくとも軍事費と言える予算を加えればとんでもない額になる。むろん、GDP自体が巨大なので、絶対額も巨大だ。

中国は2%程度だが、これは極めて不正確であり実際はもっと大きいと言われている。あくまで軍事力を伸ばし米国と張り合うためだ。

サウジなどはGDPの10%を超えているが、周辺がほとんど敵対国家であるのと、自国で兵器生産が出来ないため、米国などから高い兵器を買っているからだしそれは米国のご機嫌取りにもなるので減らすわけにはいかないのだ。

さて、世界で上から軍事費ランキングを並べてみると、日本は現在は8位だそうだが、唯一GDPの1%以下を費やしている。米国に支払っている経費も加えるならもっと増えるだろうが。

いずれにせよ、かつては兵士の命は消耗品であり、軍事費に計上することも無かったし兵器もそれほど高額ではなかった。だが、現在では下手に戦争をすると国家経済に大きな影響があるので、かつてほどは気楽に戦争が出来なくなり、実際は多くの国が単なる牽制力としての軍事力を持っている状態になっている。となれば、はったりが利けば良いのであって、実際の兵力はあまり関係が無くなっている。日本は1945年以降戦争をしていないが、戦力としては世界でもかなり高く評価されている。が、実際に戦争をしていないのだから実力は分からない。

そして、現実に小競り合いではなくそれなりの戦争になった場合、北朝鮮には勝てない。まずミサイルの撃ち合いでも日本には北朝鮮を攻撃できるミサイルが無い。北朝鮮のミサイルは日本全土をカバーし、核ミサイルもあるとなると、日本が勝てる要素は全くないし、そしてそれは核こそ無いものの日本を攻撃できるミサイルを有している時点で、日本が一方的にやられるだけのことだ。

小競り合いや突発衝突なら日本が勝つだろうし、米国も加担するだろう。が、基本日本には本格的な戦争遂行能力は無い。あくまで小競り合いや米国支援のある場合を除いて、皆無と言って良い。

ー 続く




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コメント

No title

たかおじさん今晩は。

実際自衛隊の実力はどれほどのものか。?見掛け倒しではないと思ってはいますがこれだけはわかりませんものね。

我が国の場合旧陸海軍の状況を見れば雑な見方とは思いますが現場の将兵と下士官は強いが中央の参謀本部や将軍連中になるとどうも愚将が結構いて客観的な判断ができず主観的で甘い判断と無理な作戦を遂行させてあたら大事な将兵を無駄に死なせたというイメージが私には強く特に陸軍の牟田口とその上司連、第四航空軍司令官富永等はその極致と思いますし、対日参戦情報を握りつぶしたといわれる瀬島龍三や無理な作戦立案とそれを強要した辻正信、海軍は硬直した人事で失敗したといわれる本来水雷屋の南雲中将が航空母艦を主とする機動部隊の司令官等過去に学べばいっぱい教訓があるのにそれを学べていないと思います。

さて本日の意見投稿は下記の通りですが、やっぱりというか韓国には痛撃を与えるべきと思いますが、我が国の政治家はそう思わないのでしょうかね。?

韓国大統領府が公表した安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領による面談の写真は、韓国側が日本側に無断で撮影、公開していたことが7日、分かった。いわゆる徴用工判決で生じた日韓請求権協定違反を是正することなく日韓関係を改善させたい韓国が、一方的に首脳間の対話を内外に示そうとしたためだが、日本政府は用意周到な韓国側の“不意打ち”に対韓不信を強めている。


これが韓国と言う日本へは何をしても許されると勘違いも甚だしい卑怯な国の本音であり正体であると断言できます。それにしても我が国は危機管理がなっていないと感じます。今韓国がすり寄っているのは米国による圧力と韓国国内の経済状況等によるものであり真摯に我が国日本との関係改善を願って居るわけではありません。我が国が長年してきたように甘い対応と譲歩をすれば必ず韓国はまた「恩を仇で返す」事でしょう。国際政治はやられたらやりかえすしかありません。やり返さないとますます増長し反日政策や工作を行う事でしょう。
現にこの瞬間にも米国はじめ他国において捏造である慰安婦問題とそれを象徴する少女像を各地に設置している事や2012年までなんら問題のなかった旭日旗を軍国主義を象徴する戦犯旗だと喚きたてている事を顧みれば我が国は韓国に対して徹底した制裁を実施するタイミングを計り冷徹冷淡に打撃を与えるべき。
日韓議員連盟のようなだらしない真似はするべきではないと存じます。

Re: No title

> たかおじさん今晩は。

今晩は。

> 実際自衛隊の実力はどれほどのものか。?見掛け倒しではないと思ってはいますがこれだけはわかりませんものね。

そうですね。戦争は本当にやってみなければどちらが勝つかは分かりません。しかし、その為に戦争をしてみるわけには行かず、せいぜい演習で日米が模擬戦をやるくらいのものですが、それもあらかじめ計画に従ってやるわけだからどちらが強いかなどは分かりません。だから、戦争をやってみなくとも俺の方が強いと言うために、はったりが多分にあります。
>
> 我が国の場合旧陸海軍の状況を見れば雑な見方とは思いますが

過去の戦争も実は余り参考にはならないと思います。戦法も武器も全く違いますから。しかし、その上で簡単に言うなら、例えミサイルの撃ち合いの場合、相手に届くミサイルを持っている側と全く届かないミサイルしか持っていない側が戦えば勝敗は目に見えています。鉄砲しか持っていない側と、大砲を持っている側でも同じです。

日本は、敵国に届くミサイルもっていないし、核も持っていません。持っている国とは戦争をする前から負けることはわかり切っています。
>
> さて本日の意見投稿は下記の通りですが、やっぱりというか韓国には痛撃を与えるべきと思いますが、我が国の政治家はそう思わないのでしょうかね。?

政治家は指示して貰ってなんぼです。支持者がそう思っていないならそれに逆らえません。

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