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アメリカという国

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ここでも頻繁に書いているが、私は米国という国が余り好きではない。とはいえ、別に好きな外国があるわけではないのでつまりは米国も特に好きではないということか。当然ながら個々の米国人に対する好き嫌いはあくまで個々の判断であり、ここで好きでないというのは概念の米国人、及び彼らが作っている米国という国のことだ。

ただ、これもここで繰り返し書いていることだが、世界のためには米国は必要だと思っている。米国は自分たちの価値観を世界に押しつけることが世界のためだと思い込んでいるし、世界は自分たちに従ってさえいれば不幸なことは無い筈だとも思い込んでいるようだ。が、頭は良くない。頭を使う必要が無かったからだ。力が無ければ頭を使って生き残りを図らなければならないだろうが、米国にはそんな必要が無かったと言うことだろう。

ただ、その米国にしたところでたかだか建国200年ちょっと。米国に西欧人が住み着き原住民から土地も自然も奪って創り上げた国だし、同じことを英国からされていることに反抗して独立したのだし、そして国内の権力争い、即ち南北戦争を経て今の国を創り上げた。その間、メキシコから国土を奪い、ロシアから国土を只同然で買い上げたりして世界トップクラスの国土面積を得た。その国土からありとあらゆる地下資源を見つけ出し、それが富を築く基になっていたし、さらに西欧から引き継いだ科学技術への熱意もあった。

土地と資源と知識があれば当然当時の世界では急速に力を付けるし、特に力の信奉者だったから力を持つことに熱意を注いだ。

極めて大雑把だが、米国とはこんな風にして出来た国であり、基本建国中は他国との争いをする必要が無く、建国してからその力を背景に世界でその地位を築き上げた。いわば、負けた経験が無いのだ。力を背景に世界を席巻した米国が極めて不遜で自己本位であることは間違いない。が、幸いなことに今日本の価値観はかなり米国に近い、というか少なくとも共産主義や途上国、未開国のそれとは違う。つまりは世界の先進国の価値観とかなり近いと言うことであり、だからこそ米国と同盟を結べる。むろん、まだまだ大きな問題はある。が、中国やロシアと結びつくよりはよほどましだ。

欧米と与していることで無論損をしている面はかなりあるが、特をしている面はそれを補って余りある。だから日本は米国と同盟関係を維持しているのだ。

では米国が衰弱した場合、その穴を埋める国はどこになるか。中国やロシアであってはならない。西欧にはもうその能力は無い。では日本?まずなってはならないし、なる必要は無いし、なる能力も無い。日本人としてとにかく穏便に済ませることを重視し、理論や正義感などどうでも良い部分があり、それを仮に日本が覇権国として示せばおそらく世界中から反感を買う。日本が優れた国であることは今世界では急速に知られつつあるようだし、それにつれて日本の発言力も増している。だから日本が圧倒的な資金力と軍事力を持ったとしても、日本社会では通じる上記のやり方が世界で通用するわけがない。しかし、日本は他の手段を執れない。

日本が仮にその能力を持ったとしても絶対に世界の覇権など目指すべきでは無いが、米国が衰え支持を失いつつある今、その後をロシアや中国に継がせるわけにはいかない。西欧は駄目だ。ウリがそうするニダと言い出しかねない馬鹿はともかく、結局は米国の衰退をなんとか遅らせ今の役割をとり続けるように日本が支援しなければなるまい。不本意だが、どうもそれしか無さそうだ。そうでもしない限り、世界はまた大混乱に陥る。次に大混乱になった時、物を言うのは軍事力だ。その意味では、日本は北朝鮮にもインドにもパキスタンにも及ばない。派遣とは力を背景にするのが第一義であり、日本にはその能力が無いし、意志的にそれを活かす能力が無い。

それなら、日本の採れる方法は米国を支え続けるしか無いと言うことだ。馬鹿もおだてりゃなんとかということだ。

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