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死刑制度の是非

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凡そ一月前に死刑制度について書いた。要するに欧米諸国から死刑は野蛮だからやめろと言う話だ。西欧の主としてキリスト教文化による人道主義を日本に押しつける例の批判だが、日本くらいに殺人事件が少なくなってから言うべきだろう。つまり、自分たちの価値観を他の文化で存在している国に押しつけるなどおこがましい、引っ込んでおれと書いたのだが、今回も腹の立つ事が起きそうだ。

今年の11月、ローマ法王が日本に来るそうだ。別に来ても構わないし、キリスト教徒も世界では例外的に少数ながら居るのだから、それらの人々にとっては嬉しいことなのだろう。それ自体に別に批判も何もないし、天皇陛下と会談するなども、まあ少し特別扱いしすぎだとは思うが、別に反対する気も無い。

が、日本の政治、日本の価値観に余計な口出しをしないで欲しいとは思う。現在のフランシスコ法王が来日するのは前回ローマ法王が来日してから38年ぶりだそうだ。いつだったか、韓国に言って、韓国人は霊的に生まれ変わる必要がある、と言ったそうだが、まあそれは正論だ。が、今回もし日本の死刑制度に対し何か言うつもりなら余計なお世話だと思う。

むろん個人として死刑制度に反対ならそれは構わないし、またキリスト教として認められないならそれも構わないだろうが、あくまで死刑制度は国家の決めていることだ。決して朝鮮人に霊的な変化を求めるのとは訳が違う。

そもそも、かつてキリスト教は国家権力に加担し欧米を階級制度にした張本人だし奴隷制度を当然としていたし、(モンテスキューの法の精神に黒人は魂を持っていない云々とあるのはキリスト教に基づいての見解で、当時は当たり前のことだった)、ナチスのユダヤ人迫害、虐殺に半ば公然と指示の姿勢を示していたローマ法王庁が、今になって何を、と思うのは私のひねくれ根性の故かも知れない。が、しかし、法王が個人でどう思おうと、キリスト教の教えがどうであろうと国家の法律に影響を与える、あるいは本人はそんなつもりなんか無いもんね、と言ってもまたぞおろ欧米の野蛮人達が俺たちと同じにしろと日本に言い出す。

ローマ法王庁はかつて地動説を唱えたガリレオに半ば拷問を課して言葉を翻させ、進化論を否定し、そして今死刑制度反対を打ち出す。要するに神様の言葉も自分たちの都合で変えてきたのだ。それで宗教と言えるのだろうか。神の教えが絶対なら、人間が凡そ38億年前に地球に誕生した微生物から進化したのではなく、神が天地を創って七日目にアダムを創ったのだと何故今も主張しないのか。もしそのような主張を今もしていたら、私は絶対に彼らの言葉は信じないがある意味認める。

ま、それはともかく、死刑反対論者の言い分のもう一つは、万が一えん罪だった場合、取り返しがつかないというのだが、終身刑で一生を刑務所で過ごした人間は取り返しがつくのか。人間を裁き、人間に刑を科するのも人間であり、絶対に間違いが無いとは誰にも断言は出来ない。しかし、人間は間違いを犯すから決められないなら、法律も何も要らない。あくまで極論だが。

無実の罪の人間を死刑にしたら確かに取り返しはつかない。が、終身刑にしたり無期懲役や最長の有期刑30年は、人間として生活できることを事実上不可能にしているのだ。同じ事ではないか。

それと、確かに昔は裁判自体がおかしくて死刑判決を受けた人間が再審の結果無罪になったという例もある様だが、現在は科学鑑定の技術も進みその恐れはかなり低くなっている。残念ながらゼロにはなっていないから、今日本では執行を何年も何十年も待っている死刑囚がいる。

一方、裁判以前に明らかに罪を犯した者と明らかな者もかなりいる。秋葉原の無差別殺人事件の犯人、小学校に押し入り児童を殺傷した犯人など、その場で射殺されても当然という様な者達が居る。それらも死刑には出来ないとすれば、それこそ法自体が間違っているのではないか。

刑罰について、教育であり、社会復帰を目的とすると言う考え方、一方復讐であり罪に対する社会からの復習であるという説がある。双方にそれぞれの理由があるが、現実に米国などで死刑制度を廃止した州でも存続する州でも犯罪発生率に変わりは無いし、そして極めて犯罪率が高く、重犯罪がおおい。それは西欧でも同じで、死刑制度復活を願う声も決して小さくはないのだ。

死刑廃止は、大きくキリスト教の影響がある。キリスト教徒がそれで納得するなら、どんなに犯罪が増えようと殺されようと被害者になろうと、神の教え通り許してやれば良いのだろうが、彼らとは価値観文化の違う日本に押しつけるのは御免被るというより、きちんと否定すべき事だろう。これは別に多数決で決めることではないのだ。捕鯨などに口出しする欧米がかつて捕鯨大国だった、いまでも一部では捕鯨を続けている、ことなど無かったかの様に日本を批判する者達の言葉に耳を貸す必要は無いし、仮に法王がそれを日本に対し言ったら、きちんと否定すべきだと思う。

日本の死刑制度の是非は日本人が考え決定することだ。





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コメント

No title

私もその通りだと思います。
>それらも死刑には出来ないとすれば、それこそ法自体が間違っているのではないか。
法務大臣を受諾しておきながら「死刑反対論をかましたり、在任中に一人として死刑者を出さなかったことを自慢するようでは法務大臣としての責務を果たしません。
>死刑反対論者の言い分のもう一つは、万が一えん罪だった場合、取り返しがつかないというのだが、
これには依然TVのトークショーで死刑制度を考がえるみたいなので、主な出演者が好感度?を上げる為か死刑制度反対を論じる中、芸人の一人が凶悪犯罪者が実行犯で逮捕された場合は冤罪の可能性も無く死体で確保されてもやむを得ないのでは?と云う問いに何方も明確な回答をすることが出来ずにいたのを思い出しました。
瀬戸内海フェリージャックの時は犯人を狙撃されて死亡後に逮捕したことにマスコミは一斉に何故殺害?と非難の声をあげましたが、伊豆での籠城事件では金嬉老のように「殺人事件」を「民族問題」にすり替えて世の「人権派弁護士や市民活動家」の始祖鳥みたいに仕上げる犯罪者もいますから油断はできませんね?
宗教にはまり込むのもどうかと思いますが、はまりすぎたために正確な判断に支障をきたすようでは困ります、米国ではいまだに、ダーウィンの存在も認めない方々が沢山いますから、自分たちはアダムとイブの末裔だとでも言いたげな方が居ります。でも、それでも地球は回っていますけれど。

宗教をかたくなに信じて生きる方々が米国の映画の一部に映されてしまい問題になったりもしました。(多分、真夜中のカウボーイの中に映りこんでしまったアーミッシュ?)

Re: No title

寝る前にチェックしたらコメントをいただいていることに気がつきました。ありがとうございます。

さて、

> これには依然TVのトークショーで死刑制度を考がえるみたいなので、主な出演者が好感度?を上げる為か死刑制度反対を論じる中、芸人の一人が凶悪犯罪者が実行犯で逮捕された場合は冤罪の可能性も無く死体で確保されてもやむを得ないのでは?と云う問いに何方も明確な回答をすることが出来ずにいたのを思い出しました。

そうですね、えん罪は判断をするのが人間なのだからどうしてもゼロには出来ないでしょうが、否定のしようのない犯罪では、心情的には裁判も要らないくらいだと思っています。むろん、それは駄目なんですが。

> 金嬉老のように「殺人事件」を「民族問題」にすり替えて世の「人権派弁護士や市民活動家」の始祖鳥みたいに仕上げる犯罪者もいますから油断はできませんね?

金嬉老は確か帰国してから殺人未遂事件を起こしたと記憶しています。その時になって朝鮮では大騒ぎをしていましたね。日本での殺人は英雄行為、朝鮮での殺人は犯罪ということです。ま、これは本題とは一寸違いますが、ただ、これに加担したのが日本の人権派弁護士、市民活動家でした。


> 宗教にはまり込むのもどうかと思いますが、はまりすぎたために正確な判断に支障をきたすようでは困ります、米国ではいまだに、ダーウィンの存在も認めない方々が沢山いますから、自分たちはアダムとイブの末裔だとでも言いたげな方が居ります。でも、それでも地球は回っていますけれど。

米国は明確な格差社会であり、上層部の知的能力は高いですけれど、大半の知性は唖然とするほど低いですよ。進化論を信じているのは米国人の40%、残りは神による創造を信じているし、バイブルベルト地帯では進化論を学校では教えません。

>
> 宗教をかたくなに信じて生きる方々が米国の映画の一部に映されてしまい問題になったりもしました。(多分、真夜中のカウボーイの中に映りこんでしまったアーミッシュ?)

米国は宗教国家です。いわばサウジやイランと変わりません。反日教の朝鮮と変わりません。意識変革は最低三代かかりますが、今の宗教国家では永遠に駄目でしょう。と言うことは彼らに発展のチャンスが無いということです。いずれ淘汰されるでしょう。

死刑に対する意識もそれに関わっていると思いますよ。死刑制度を廃止した国で犯罪が減っているわけではないし、最近は増えていますし。とはいえ、イスラム圏での死刑は、その理由が論外なので別の問題ですけれどね。レイプされた女性が、男を誘惑した罪で石打の刑で殺されたりしていますから。日本の死刑制度と一緒にする馬鹿はいるみたいですけれど。

ではおやすみなさい。またよろしく

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