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日本の欠点13


27 自国の地位、実力を正確に理解していない。

どこの国の人間も自分たちの国の実力や世界に於ける地位などを本当に理解できる者は少ない。一般国民であればなおさらだが、その手の専門調査機関の専門家なる連中の分析がとんでもなく的外れだったりする。良い例が時折欧州の専門機関などが出す国際比較だが、往々にしてとんでもない物だったりするのは、結果が金になれば良いとばかりに操作している都市か思えないものが多数有ったりする。

典型的な物と言えば、リーマンショックで直前までリーマンブラザーズは格付け会社によれば最高にランクされていた。日本の格付けは決して最高ランクではないが、現実には世界的な金融危機などが起きると日本円が安全資産として買われ円の価値が上がるのが常だ。つまり日本経済は世界でも最も信頼されているのに、格付け会社のランクでは決してそれが反映されているわけではない。つまり、格付け会社の評価などは普通の人間が考える基準とは違う。

国の状態を比較するなど専門家といえども不可能だ。日本円が安全資産として買われるのは、結局は多くの人間が日本経済は安定していて他国が危うくなる時でも日本経済はしっかりしていると判断しているから日本円が信頼されている。

だが、日本経済が信頼される最も大きな要因はとどのつまり高い科学技術のレベルにあると思う。常日頃私が言っていることだが、富の創出は技術のみが出来る事だ。金融は単に金を動かしその利ざやがどちらに配分されるかであり、誰かが儲かる時誰かが損をする。が技術による富の創出は誰も損をしない。日本がこの島国で資源もなく自然災害に見舞われながら世界第二位の経済大国の地位にあるのは偏にその技術力のたまものだ。が、西欧はそうは考えていなかったから、金融で富を得ようとしていた。それが居間行き詰まっているわけだ。

あるいは高い技術力を生み出し支えるだけの国民の平均的な質が問題なのだ。むろん、途上国に比べれば彼らの科学技術レベルは高いが、日本が登場し目覚まし勢いで伸びて行くのに彼らはついてこれないのだ。それが何故なのかを彼らは理解できていない。専門家でさえ、そうなのだ。

最近ある動画を観てなるほどと思った。BBC等の大手の報道機関が日本の素晴らしさを素直に褒めている。しかし、別に今日本が急にそうなったわけではなく、それこそ日本が近代化を始めてからそうだったのだ。ただ、彼らが日本に出来るはずがないとまともに観ていなかっただけのことだ。

さて、今でこそ海外旅行も安く自由に出来るし,場合によっては国内旅行よりも安く上がるから多くの日本人が外国に行く。仕事で行く人も多いだろう。ただ、外国に行くと言っても旅行会社のツアーや、会社関係の相手としか会わない様な海外旅行では本当の外国の姿は見えない。

だから、海外に行ってきた人が、向こうの人は親切だった、食べ物が美味しかった、町蓮バラク綺麗だったなどと感激している例が多いが、それはツアーなどで行けば当然そうだろう。そうやって旅行者に金を使わせるのが商売なのだから。

どちらの国が優れているなどは簡単には比較できない。金があれば欧米は素晴らしいかも知れないし、米国の国力は圧倒的だ。が、国として優れているかを観るなら、頻繁に起きる暴力、銃の乱射、ハリケーン災害などでは略奪が頻発し、人種対立が悪化し、女性が簡単にレイプされ,医療費が高くて医者にかかれずに死ぬ人間が異常に多いなど、到底私などは米国に住む気にはなれない。

外から見れば米国は豊かで強大だが、その中に済んでみれば米国は極めて劣悪な国である事が分かるはずだ。当然ながら金がふんだんにあるなら話は別だが。

日本は、米国に比べれば色々な面でかなり優れた国であり、それは客観的なデータでも言えるが、なにより住み心地がどうかと言うことであって、日本人なら当然日本が一番住みやすい。

つまりは、日本人は世界で一番日本のことを知らないのではないかと思えるわけだ。

ちょっと論点を変えてみても、

科学技術では例えば貧しかった頃、半世紀以上前に高速鉄道を世界で最初に開発し、ほぼ全国に張り巡らせ、秒単位の正確さで連日膨大な数を運行させ続け、しかも人身事故を一度も起こしていない。現在はリニア新幹線を建設中だが、リニアについては中国が先だとの主張はある。が、浮上高度の違いなどから全くの別物と考えた方が良い。

他国の宇宙開発技術は全てドイツ発祥だが、日本の宇宙技術は全て独自開発であり、かなり後発であるにもかかわらず最先端レベルにある。

車の性能は世界最高レベルであり、一般向けに普及させた。それまでの自動車大国であった欧米ではあくまで車は富裕層のためであり、一般向けに優れた性能では日本との競争を諦めている。これは時計やカメラなどにも言える。西欧のこのような技術はあくまで高く売れる商品だが、日本では誰でも買える商品で高品質を目指した。コンセプトが根本から違う。

そのほか、日本が世界の最先端である工業技術は無数にあり、しかし日本人はそれを実感していない。

つまり、富の創出は技術のみということから、日本は世界で最も豊かな国であるとさえ言える。単に所有する金額の比較だけでは分からないということだ。


28 たかおじさんが居る

これについては論評を避けることにする。



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コメント

富の創出

とは換言すれば付加価値の創出ですね。
完成部品を集めて"組み立て"てある機能を持たせる事も付加価値とはなりますが、所謂手間賃程となります。他国でも同じ事は可能な訳ですから。
材料を複合するなり特別な加工をするなりして今までに無い機能を"創出"するのは高度な技術的裏付けを要し、他国での代替は不可な為、その付加価値は手間賃とは異なり謂わば"ロイヤリティ"であって、場合によっては他国に貸与するだけでも自国の労働力や経費を費やさずとも富を得られる点で、組み立て手間賃とは比較にならぬ高付加価値となります。
エネルギーに喩えれば、燃焼と云う総質量の変化を伴わぬ科学反応で"副次的"に出る熱エネルギーを前者とすれば、核反応と云う質量をエネルギーに"本質的"に変換する事での熱エネルギーの獲得が後者となぞらえる 事と出来ると私は認識しています。
どちらが知的であるかは自明であり、その知たる部分を司る事が出来るか否かが効率的に国富にありつけるか否かの分かれ目となります。それには知への投資が必要ながら、一度贅沢を知るとそれから抜けられぬ如く、過度に福祉への割り当てに傾くあまりに知的投資への割り当てを怠るなら、福祉もままならぬ事となります。
少ない割り当てを効率的に使って知的財産を得る事にも長けて来た我が国ではありますが、この認識の有無が技術者への評価と尊重に繋がります。
選挙公約などで、裏付けを持たぬバラマキを謳う政党や候補者は、典型的なこの認識の欠如を示していて、政治を任すに値せぬ所以となります。

だんだんアサッテの方へ向かってしまいましたので、この辺りにて。

Re: 富の創出

いつも的確なコメント、ありがとうございます。

> とは換言すれば付加価値の創出ですね。

そういうことですね。しかし、厳密に言えば一寸違います。付加価値とは、既に有る価値に別の価値を付け加えるあるいは価値を高めることです。

朝鮮が日本の基本材料を使って製品を作る場合、日本の基本材料に新しい価値を付けています。つまり付加価値であり、もとになる基本材料がなければ付加価値を付けられません。基本材料を生み出す技術力こそ、それ以降の付加価値も含めて富の創出をしていると言うことです。

たとえば、原油は人間が誕生する遙か前から地面の下に存在していたし、たまに地面に湧き出しても燃える臭い水としてごく一部の地域で使われていただけです。しかし、近年、大規模にこの原油を掘り出し、精製し貯蔵し輸送する技術が開発され、初めてほとんど価値のない臭い水が巨万の富を生み出しました。サウジが贅沢できるのものその為です。

汚い岩の塊から鉄や様々な金属を取り出し加工し今では航空機や自動車、ありとあらゆる工業製品家庭用品などが生み出されてきました。全て,それらを成し遂げたのは技術です。

> 完成部品を集めて"組み立て"てある機能を持たせる事も付加価値とはなりますが、所謂手間賃程となります。他国でも同じ事は可能な訳ですから。

はい、そこが某国のカン違いなわけで、目に見える完成品を作る技術が、実はその材料を供給されて初めて活きることを理解していないのがあの連中の思考力の無さです。

組み立てるだけなら、原料と加工機械を渡し、技術を教えればどこでも出来ます。実際に日本はそうやって他国に様々な製造拠点を作ってきました。朝鮮にやらせたのは単に日本よりも人件費が安かったからですが、今ではそのメリットもなくなったので朝鮮に作らせるのをやめることにしただけです。現実に今の状況ながらパソコンの各種メモリーは劇的に値段が下がっていますが、それは米国、日本、台湾でいくらでも作れるからです。

> 少ない割り当てを効率的に使って知的財産を得る事にも長けて来た我が国ではありますが、この認識の有無が技術者への評価と尊重に繋がります。
> 選挙公約などで、裏付けを持たぬバラマキを謳う政党や候補者は、典型的なこの認識の欠如を示していて、政治を任すに値せぬ所以となります。

無論福祉も大切でしょうけれど、それは富の創出が出来ての話。日本のパヨク、左巻き野党はスパコンの開発で二番じゃ駄目なんですかなどと抜かし、ばらまきでお花畑を釣ろうとしました。

福祉を充実させるには富がなければならず、その富は技術でのみ得られるという原則を理解しない政党は、何を言っても裏付けが無いと判断すべきですね。
>
> だんだんアサッテの方へ向かってしまいましたので、この辺りにて。

ではまたどうぞおいで下さい。

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