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核融合発電


参院選の野党の謳い文句で原発廃止、自然エネルギーに切り替えろ、と言うのがある。これについても過去に何度も書いているが、そのメリットデメリットを、事実、根拠、理論を挙げて彼らは説明したことが無い。

原発のイメージ  重大な事故、放射能、チェルノブイリ、汚染、高額
自然エネルギーのイメージ クリーン、無限、只

しかし、これらは全く事実ではなく、単にイメージとして自然エネルギー、つまり太陽光、風力、波浪発電など等は結果として到底成り立たない。ただし、従来からの自然エネルギーとしては、大規模な物に水力発電がある。日本は地形から水力発電を利用しやすかったのは事実で、最初からかなり大規模に利用してきた。この水力発電で日本の初期の工業が発展したのは事実だ。

しかし、海外にある様な大規模な物は作ることが出来ず、近年は新しい発電ダムは造られていないし、さらにダムに土砂がたまりダムとして機能しなくなっている問題などがある。仮に崩壊などしたら未曾有の大事故になることも指摘されていて、新規のダム建設は今白紙になっている。

太陽光は日本の地理、気候では極めて非効率であり、しかも設備の製造から管理、維持、撤去処分までに発生する汚染物質、消費エネルギーを考えると、決してクリーンでも無いし経済的でもなく、結果としてそのコストが電力料金に上乗せされ高くなっている。自然再生エネルギーがクリーンだ、安いという欺瞞は単にイメージだけで野党が国民をだましている結果だ。あるいは野党自体が理解していない、その能力が無いといことでもあろうが。

例えば2019年7月16日の朝のNHK、三宅民夫のマイあさ!と言う番組で、自然災害を自然災害と呼ぶのはやめようと題した内容に対する視聴者の投稿を紹介していたが、原発は事故が起きたら収拾が付かないから駄目だ、とのコメントのみを紹介していた。むろん、そのように考える人が居ても構わないが、いつもいつもこの手の投稿をあたかも全視聴者の意見の様に紹介しているのは意図的としか思えない。なぜ原発が必要だという投稿と併せて紹介しないのか。まるで、赤非新聞の読者欄ではないか。

さて、原子力の方が自然エネルギーや化石燃料よりはましだとは何度も書いているが、今回は核融合について書いてみたい。(前置きがいつも長すぎる)

核融合は究極の自然エネルギーなのは言うまでもない。なにしろ、太陽は核融合で膨大な光と熱を地球に届けており、それによって人類も他の生物も発生し生存し続けているのだから。というより、核融合が無ければ宇宙そのものが存在出来ない。

核融合と言えばこれも言うまもなく水爆がそうだ。通常のプルトニウム核爆弾を重水素で包み、核爆発による熱と圧力で重水素を核融合させエネルギーを発生させている。理論的にはその爆発エネルギーは無限大に拡大出来る。

問題は水爆のエネルギーが瞬間的な物でしかないことだが、現在世界中で研究開発が進められているのはコントロールしごく小規模な核融合を連続して行う方式だ。そうすれば、燃料は海水中に無限にあるし、なにしろ重水はアマゾンでも売っているくらい安全で安価な物だ。少量なら飲んでも構わない。因みにウランはアマゾンは売らんと言っているがプルトニウムも売っていない。飲んでもいけない。余談であった。

通常の原発の様な放射線被害も無く、何かが起きても瞬時に核融合が停まるだけで暴走は起きない。

良いことずくめだが、問題は実現がかなり難しい、と言うより不可能ではないかとの観測さえ一部にはあるのだ。私の友人に大学研究室で原子力発電の研究をしていた人物がいる。核融合は直接は研究対象ではなかったが、検討はしたらしい。そしておそらく核融合は実現出来ないとの結論に至ったそうだ。むろんその研究室での結論でしかないが、世界でも複数の国家が共同研究などをしており、よく知られているのがフランスにあるITERだ。日本、米国、EU、中国、インド、ニダ国などが参加している。それとは別に各国別に研究を進めているが、日本は後発であるにもかかわらず、最高温度、持続時間などで世界をリードしている。

宇宙工学同様、敗戦後日本は原子力関係の研究を厳しく制限されてきた。したがって、日本が原子力研究を始めたのは他国に比べかなり遅れてのことだが、今では分野によっては世界をリードしているわけだ。

私としては核融合発電の実用化を望んでいるが、ただ実用化の目標が常に先延ばしされている実情を見ると、先の、友人の言う核融合は実現不可能と言う言葉が脳裏にちらつく。

そうなると、やはり原発の安全性を高めて普及させる以外の選択肢は無いと思えることも事実だ。










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