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外交力とは

今、韓国が発狂している。日本が卑怯な手段で韓国に圧迫を加えたことは許せない、WTOに提訴する、国際社会に訴える、米中も被害を受けることを訴え米国に仲裁を頼む、代替品を他から輸入する、日本の技術が無くても済む様に韓国の基本技術を確率する、日本製品の購買をやめる、日本車にキムチをなすりつける、売春少女像につばを吐きかけ、日本人が犯人であるかの様にする。などなど迷案が続出している。

まず韓国の対日報復手段は有効なのか。当然ながらほとんど意味は無いし、却って事態を悪化させる。ただ、すでに取り返しが付かないところまで行っているので、ある意味悪化しても同じ事だが。

かつてチャーチルが言ったとされる言葉に、「日本は要求を突きつけると微笑みながらそれを受け入れる。そうなると英国国内からの圧力でもっと要求しろと言うことになり、更に日本に要求するとそれも微笑みながら日本は受け入れる。そして更に要求を強めると、ある時日本は激高し、これほど要求をのんでいるのに更に突きつけるとは何事だ、報復するということになる。それほど怒るなら、何故最初から言わないのか、拒否しないから要求するのだ」とまあこんなことらしい。

チャーチルが言おうとチャプリンが言おうと、これは真実だろう。日本は他国からの無理難題を受け入れ続け、しかる後に態度を急変させる、それ以前の交渉がないと言うわけだ。かつて日本は中国の嘘、朝鮮の嘘にたいし反論もせずに金を払い謝罪した。これらの国がそれで日本に対し友好関係を結んだか。謝って金を出すのだから、もっと要求すればもっと金を取れると考えるのが普通なのだ。これらの国だけではない、世界中の国の本質がそうだと言うことを先のチャーチルの言葉が示している。

謝るのは弱いから、というのは世界中の常識なのであって、関係を良くするために謝るという日本の社会常識は世界では全く通用しない。日本社会だからそれが機能し、結果として穏やかで秩序のある世界でも突出した社会を作り上げているが、他国ではそれは無理なのだ。自分の権利を主張し、ミスを認めず要求するのが国際社会の一般だから、他国では親でも親戚でも友人でも訴訟する。米国などは世界の弁護士の半分が居て、争いを焚きつけそれによって金を得るのが商売だから、消費者クレームや補償を恐れて、米国では日常生活品の大半を国内製造ではなく他国で製造しているし、自動車製造が著しく後退したのもその為、医療費が医療事故による訴訟に備えるため異常に高く国民層医療保険制度が不可能になっている。

外交も同じなのだ。それによって日本が本当にどれほど失ってきたか。それでも日本は実利を取ったし、例えばかつて戦争をして大敗した米国と今最も高いレベルで同盟関係を結んでおり、それによって得ている実利は極めて大きい。これもある意味、済んだことは水に流し、争いを避けるという日本外交が功を奏したのだとは言える。が、それは米国が日本を退けるよりは協調した方がWW2以後伸張してきたソ連に対し、そしてその後伸張してきた中国に対し盾になるし、日本人の勤勉さ、米国を震撼させた技術力(現実に国力差がこれほど大きくなければ米国は勝てなかったとさえ言われている)を利用した方が得と考えたからだ

日用品について米国の技術は実はかなり低い。まともな車も作れないし、高速鉄道などは日本の足元にも及ばない。米国にも半導体製造企業はあるが、その基幹材料、製造装置などの多くを日本から買っている。一大産業である航空機にしても、その材料の多くを日本製に頼っており、例えば炭素繊維を日本から買わなければ最新型の航空機を米国で作ることは出来ない。

米国のIT産業もそのハード面では日本が供給しなければ成り立たないとさえ言える。それを米国はよく知っているが、それでも日本との関係を保つことで弊害は無いと考えているのだ。

むろん、日本も米国との間に様々な問題を抱えているが、いま両国が敵対すれば双方とも失う物があまりに大きすぎる。

さて、韓国にはそれを計算する能力が全くない。とにかく上から目線で日本を馬鹿にし金を取ることが外交的勝利だと思い込んでいた。そのようにしなければ政権が国民に支持されない状態を続けてきた。そして、チャーチルの言う様に、最後に日本が激高したのだ。おそらく朝鮮には今後どのようにすり寄ってきても(仮に国民がそれを許しても)おそらくチャンスは無い。

中国も同じだが、ただ計算はある程度出来ている。だから、日本は中国を信ずる事をせず、対中軍事能力を高め中国包囲網を他国と共に築きながら、中国に微笑を向けている。中国もそれを百も承知で、日本にすり寄ってきている。

どうせ中国も絶対に信頼など出来ないが、とにかく今戦争の脅威がそれで減るなら、微笑をいくら振り向けても構わない。中国はそれを誤解はしないだろうから(とは言いきれないが)。



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