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日本という国

例年だが、また馬鹿な調査結果が出てきた。このような調査結果が国連関係機関から出されるが、その信頼性など皆無と言って良い。

世界幸福度ランキング2019

この下にある関連ニュースの見出しに[日本の幸福度58位に低下]とあるが幸福度とはあくまで主観であり、それを西欧基準などで比べても全く意味は無い。それでもこんな調査を懲りもせず毎年出してくる連中の思い上がり、思い込みはもう救いようが無い。欧米の将来が真っ暗だというのもよく分かる一つの例として見ていれば良い。

この記事へのコメントとして、殺人件数が圧倒的に日本より高い国や失業率が絶望的に高い国、専制国家が日本よりも高いランクにあるのはどういうことだ、と言うのがある。その通りだろう。幸福度とは人それぞれ.何を幸福と感じるかはその国の文化、価値観、その国での周囲との比較などさまざまあり、こんな物をランキングしても全く意味は無い。

国連人権委員会なども慰安婦問題での日本の対応を批判しているが、その内容は事実を全く無視している。つまり、国連と名が付いていてもまったくのプロパガンダ機関でしかない。

国連関係では無いが、ムーディーズなどのような格付け会社のランク付けでは、日本は決して高くは無く、むしろ高評価だったリーマン・ブラザーズの破綻が引き金になったサブプライムローン破綻、いわゆるリーマンショックを引き起こした。ムーディーズが同社に高評価を与えていたのが一因であり、のちにムーディーズは、「自分たちは金を貰ってランク付けをするのがビジネス」と開き直っていた。

以前から日本政府はこんな格付け会社の評価など、無視していたという。

一方、次のような調査結果は、現実にそれぞれの国をを訪れた海外の人々が実体験した物を採り上げており、その意味で客観的であること、体験を国別にそれぞれが比較した結果であることなどから、それなりの信頼性はあると思う。が、むろん、来訪者と住人の立場は違うし、また主観や価値観の違いが人によって違うのだから、あくまでこのような傾向があるとしておくべきだろう。

日本の評判、世界最高=「独特な文化」に高評価-英調査

国家とは国民の為に存在するのだから、来訪者がその国をどう評価しようと国民の満足度が低ければ本末転倒だ。来訪者の評価が高ければ概ね国民の満足度も高いだろうとは思うが、現実に国民の満足度が反映されているわけでは無い事もこの種の調査には留意する必要があるだろう。

さらに、国民の満足度も、それこそそれぞれの国で異なる。神の言葉のみを真実として全てを神に委ねていれば、例え病気になろうと事故に遭おうと貧しくなろうと神の思し召しであり、自らが悩む必要が無いのであればそれなりに幸福なのだろうし、最近まで殺し合いをしていた国がようやくそれほどの殺し合いも無くなれば幸福なのかも知れない。つまり、幸福度など、基準が統一されていないのだから、西欧基準の幸福度など基準にならないし、それぞれの国の国民が幸福だ不幸だと言ってもそれぞれの環境の中でそう感じているだけのことだ。

となると、幸福度はあまり意味が無い。単なる自己満足と言うことになる。一方犯罪発生率(犯罪の定義が異なればこれも正確な基準では無いが)、寿命(同じ)、社会秩序、教育レベルなどなど様々な客観的基準を用いて比べるべきだろう。そうなると、幸福度を比べること自体それほど意味が無いと思える。日本は明らかにここに挙げた全ての面で世界でもトップクラスだが、生活に満足しているかと言えばそれは個人の問題だろうし、今の基準が当たり前と思っている中で自分が恵まれているか否かを考えるだろうし、第一世界でも日本は自殺率が結構高い方なのだ。

日本という国の環境の中で不幸と考える人間と、殺人強盗強姦が日常茶飯事の国で、平均寿命が50歳にも満たず、識字率も2,30%の国で自分は幸福だと考える人間もいるだろう。比べても仕方が無い。

お節介な統計を懲りずに出す主として欧米の会社の目的が何か知らないが、新しい差別意識の発露ではないかと勘ぐるのは私が不幸な人間だからだろう。




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