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世界のモデル国家?



このような記事を読み、やはりなぁ、と思った。

焦点:ほころぶ「北欧福祉モデル」、デンマーク選挙の争点に

北欧や英国などは、ゆりかごから墓場までと言われる福祉サービスが充実し、老後も不安なくくらせる国として世界が仰ぎ見る理想国家と言われてきた。が、現実は違うことと長年思っていたが、やはり現実に予想が事実になってきたようだ。

例えば、何の機関が何に基づいて出したかは知らないが、こんな調査結果もある

World Happiness Report 2018
John F. Helliwell, Richard Layard and Jeffrey D. Sachs

これによると、トップはフィンランド、2位はノルウェー、3位はデンマーク。その他、アイスランド、スイス、オランダ、カナダ、ニュージーランド、スウェーデン、オーストラリアが上位10位に入った、日本は54位、韓国57位 ロシア59位だそうだ。

端的に言うと、これらの上位の国々は結果の平等を根本としてきたわけだ。また、そうすることで階級社会国家の下部層を政治に参加させなくともスムーズに国家運営が出来てきた。

何度も書いているが、欧米系のなんとか調査会社などが国際比較調査結果なるものを頻繁に発表する。客観的データに基づいた数値として、例えば平均寿命、健康年齢などでは日本は常に上位にある。

しかし、客観的なデータ、それぞれの国内規定によるデータなどでは、かなり偏った数字が一般的だ。

犯罪発生率  概ね日本は低いが、犯罪の規定が国によって違う。イスラム国などではイスラム教以外の信仰を持つことが犯罪になるケースがままある。女性に対する侮辱や暴力が正当な者とされる国がある。銃を持つことが違法では無い国もかなりある。殺人についても警官による、無差別の射殺が無罪になるような国がある。正当防衛の定義も違うから、本来日本なら殺人事件になることも無罪になる国もある。

識字率 自分の名前が書ければ識字者とされる国がある。自国語の新聞がまともに読めない識字者は国によって普通に居る。

読解力 文字は読めるが意味を理解出来ない者も識字者に分類され、多くの場合それらは調査対象になっていない。

政治の腐敗度 これも腐敗の定義が国より違うし、さらに正確に公表されていないケースが多々ある。

まだまだ他にも無数にあるが、基本データ自体が国や地域によって異なるのに国際比較をすること自体があまり意味が無いのに、これらのなんちゃら調査会社は懲りずに何度でも繰り返す。

経済指標として、GDPなどがあるが、これがあまり意味が無いことは何度も書いている。経済指標としてABCランクがあり、日本が経済危機に陥っているなどと調査会社による親切な指摘が出ているが、しかし現実に日本の経済が落ち込み国民が悲惨になっている状況とも思えない。

最もいい加減なのは幸福指数等だろうが、何を幸福と感じるかは多くの場合その国、民族の文化、価値観によって大きく変わる。厳格なイスラム国家で女性が虐げられているというのはあくまで西欧の見方であり、当の女性達がそれで良いと思っているなら、女性が保護されていると思っているなら外からどうすることも出来ないだろう。あくまで当人達がこれではいけないと思い変革を希望しているなら支援するのも良いだろうが。

話を元に戻すと、北欧や英国などは社会福祉が充実しゆりかごから墓場まで国家が面倒を見てくれる事が理想の国家であるかのようにされてきた。が、その財源確保のために極めて高い税金が課せられてきたし、実際にこれらの国の物価は極めて高い。

また努力をしなくても生活が保障される国で新しい改革は起きにくい。結果として、かつては技術先進国だった西欧は今極めて経済的に沈下しており、特に南欧、スペインポルトガル、イタリアなどはどうしようも無いレベルだし東欧は言わずもがな、かつて世界を支配したはずの英国の沈下は目を覆うばかりだ。ドイツもフランスも、日本には到底及びも付かないレベルに落ち込んでいる。

それでも世界レベルでは欧州は豊かで科学技術大国であり先進国、民主国家だ。が相対的な力は極めて低下している。

それは米国にも言える。

どうしてそうなったか、考えてみれば北欧の福祉制度の崩壊も理解出来るというものだ。






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