FC2ブログ

天安門事件


2019年6月4日今日は、天安門事件から30年目だとのこと。当時は鄧小平主席の号令の元、中国が急速に経済発展を始めた頃だった。黒い猫でも白い猫でもネズミを捕る猫は良い猫ということで、共産主義を掲げながら自由経済の手法も取り入れ、それまで全て国有企業だったのを民間にも企業を許し、その広大な国土と膨大な消費者予備層、更に安い労働力を手段として海外からも企業を誘致し投資をあおった結果だ。まず富める者から富み、後に他を引き上げると言う趣旨だった。

手段を問わず金儲けをし、国家が豊かになれば人民にもその富が回って行くという話だ。が、現実はそうではなかった。何しろ中国人なのだ。まず、当初から権力を持ちその力で金を集めていた人間達が、法やルールを好きなようにして企業を所有し、あるいはそれに関与して更に金を持つようになったし、庶民で企業を興したとしても必ず賄賂や付け届けをし利益をそのような連中に渡さない限り会社が運営など出来るはずも無かった。

利益を上げるのはあくまで私腹を肥やすためであり、社会に還元する意識はほとんど無かった。それは今でも変わらないが、結局そのようなことになったのは中国人だからだが、一般庶民は独裁政権で私利私欲を得る態勢では庶民が何時までも犠牲になる。

そこで、民主化、すなわち国民が国を動かす体制にしなければならないとの運動が起きた。それを主張していたのは胡耀邦だと言われるが、鄧小平の思惑とは違い、中国は共産体制のまま自由主義社会の構築など出来るはずが無かったと気がついた時は遅すぎた。そして民主化を主張していた胡耀邦がなくなり、江沢民が胡耀邦の主張は危険だと言いだし、鄧小平もこのままでは中国が崩壊しかねないと、結局民主化を主張する国民に対し強力な排除を決意した。それが天安門事件であり、さらにそれを主張した江沢民の立場を強くすることになる。

形ばかり天安門事件が収まった後、共産党を再構築するために打ち出されたのは江沢民に扇動された反日だった。

天安門事件30年 中国の国際復帰手助けした日本 国益確保へ問われる戦略 - 産経ニュース

日本にしてみればまさかと思ったかも知れないが、天安門事件で世界から孤立した中国に助け船を出したのは日本だった。そうやって、中国と関係を深めれば、膨大な消費の望める中国で日本の利益が上がるし、中国は日本に恩を着て両国の共栄になるだろうと期待したのではないか。中国が裏切ると考えなかった日本が間抜けすぎたと言うことだ。どちらが正しいか等無関係であり、中国は日本から金を取り続けながら反日で国を纏めただけのこと。中国の歴史を学び、中国人を知り、そして建国からの歴史などを少しでも当時の日本政府が学んでいたら、こんな馬鹿なことにならなかったのではないか。

今では日本と中国の関係が完全に元に戻ったなどとマスコミが言っているが、米国の経済制裁に対抗策の無い中国が日本の金を当てにし、天安門事件の時のような役割を日本にさせようとしているだけのこと。これで本当に日中が仲良しこよしになったなどと信じる日本人がいたら脳みそが無いのだろう。むろん、形ばかり中国のすりよりを受け入れ、有利に商売するのは良いだろうが、絶対に信じてはならない。

そもそも、裏切るなどは国家間においては普通にあることで、例えばインドネシアはアジアでも代の親日国だなどと言われているが,高速鉄道問題で良くその本質が分かったはずだ。信義を守るとはそれなりに成熟した国家同士の話であり、どんなに親日であろうと精神的に途上国なら信用するのが間違っていると言うことだ。

天安門事件の鎮圧は「正しい」と中国国防相 30周年を前に異例の言及

今日本との関係が良好だとマスコミが言う中国の本質は全く変わっていない。一時期より悪化している。日本が以前よりも対中戦略を構築しているのは当然のことなのだ。別に今回は中国の取りなしをしてやる理由は無い。

天安門事件は「徹底した虐殺、忘れるな」米報道官

おそらくこれは米国の本音だろう。チキンオバマよりトランプがましだというのは中国の本質を理解したと言うことだ。対話や妥協で中国は変わらない。必ず裏切る。故に中国から力を奪わなければならない、これが真の対中政策だと少なくともトランプは理解したようだ。そのように教育をしたのが安倍氏だと思いたいが、事実は無論分からないし、それはともかく、トランプの支持率は低い。万が一米国民主党がまた大統領を出したりすれば元の木阿弥になりかねないとは思う。



最初にクリックしていただけるとありがたいです。

人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)