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もし日本が戦争をしていなかったら

先の戦争について、日本では今でも反省の声しきりだし、あんな馬鹿な平和憲法まで押しつけられ、それを神の御言葉の如く担いで二度とあのような間違いをしてはならない、だから平和憲法を守るべきだと言う連中が無数に居る。むろん、現代では憲法学者と名は変えているが護憲教という宗教の神官達で、信者からのお布施でのうのうと生きている。ただし、憲法学者の全てがそうではないだろうが、本当に憲法とは何かを理解している憲法学者を寡聞にして知らない。もし、本当に憲法の意味を理解し、今の憲法は変えなければならないと主張している憲法学者がいたら是非知りたいものだ。

それはさておき、先の戦争をもし日本がしていなかったら今の世界はどうなっていたかを考えてみる。結論を言うと、西欧国家による非西欧世界の植民地化、収奪が常態化しているだろう。それが国家の在り方となり、むろん過去よりも植民地なりにインフラも整備され教育も進んでいるかも知れない。が、あくまで良き植民地として西欧に尽くすためにそのようになっているだけのことだ。

かつて奴隷も別に全てが過酷な肉体労働をしていたわけではなく、学問的に秀でた奴隷が主人の子弟に教育を施すなどもあったようだ。たとえば古代ギリシャなどでは、教師や会計士、医師は多くの場合奴隷が従事する職業だったし、行政に当たる奴隷も存在した。

だから、日本が戦争をしていなかったらおそらく以前よりは豊かに暮らす植民地が非西欧社会の普通の在り方だったろうし、そのなかで隣の半島などは、自分たちは偉い奴隷でイルボン奴隷の上ニダとご主人様である西欧に取り入っていたろう。今でも同じ事をやっているが。

再度、それはさておき、

日本が負けはしたが最終的にそれまで欧米の植民地であったアジアを開放したのはどう考えても事実だろう。それまでアジア人はヨーロッパ人には絶対に勝てないとの思いが普通にあったから、例えば当時の大国の筈である中国もインドも事実上西欧の植民地になっていたのだ。中国もインドも、歴史や科学技術などはかつては明らかに西欧を凌いでいた。人口も多く、国土も広いインド、中国が手もなく英国に蹂躙され事実上の植民地になっていた様子を見れば他のアジア諸国が西欧にたてつくなど不可能と思い込んでいたのも無理は無い。

そもそも、戦争には双方に言い分があるが、今はっきり分かっているのは、米国による対日差別意識があったのは事実だろう。原爆投下が日本のみに行われた時、カナダのキング首相が、白人国家のドイツでは無く、有色人種の日本に落とされたのは良かったと言ったのはよく知られている。また、ドイツは原爆完成時(一九四五年七月)すでに降伏していた(同年五月とのこともある。ただ、明確に人種差別があったのは事実で、日系人キャンプはあったがドイツ系、イタリア系キャンプは無かった。米国ばかりでは無く、他の国にも同じ収容所はあったが、それに対し謝罪し補償したのは米国のみだ。

米国にしてみれば、圧倒的な軍事力をもつ自分たちに日本が立ち向かってくるとは思わなかったし、仮に戦争になっても短期間で圧勝出来ると思い込んでいたろう。が、現実には四年近くかかり、そしてその姿を見たアジア諸国が奮い立って宗主国と戦う決心をしたのは、彼らがそのように言っている。事実アジアでは日本軍はヨーロッパ勢力を事実上たたき出しているし、彼らが戻ってきた時、日本兵が現地の人間を率いて抵抗し独立を成し遂げたとは、彼らも記憶している。

なにより、フビライ以来当時まで西欧人と戦争したのは日本だけなのだ。そして勝ったのも当然日本だけなのだ。アジア人でも西欧人と戦える、勝てるとの認識を彼らに持たせたのは紛れもない事実だろう。だからこそ、東南アジアでも大方対日感情は今でも良い。

戦争には双方に言い分があるだろうし、第三者的にどちらの言い分が正しいと言っても仕方が無い。勝った方が正しいのだ。日本の戦争遂行が全て正しく正義に基づいていた等とは言えないが、ただ、日本が戦争をした結果アジアが独立したのは事実ではないのか。

むろん、歴史は一度しか無い。だからもしを考えても仕方がないが、それまでの西欧とアジアの在り方、歴史を見れば、日本がその在り方を変えたと断言して間違ってはいないだろう。

歴史のIFを敢えて考えてみて、日本が当時立ち上がらなかったら、今の世界は穏やかな宗主国と植民地、一等人種と二等人種の世界になっていただろう。宗主国にしても力だけで植民地を押さえつけておくには負担が大きすぎるから圧倒的な力で反抗心を持たせず、おとなしくしていればそれなりの生活を保障してやるのが得に決まっている。

そうなれば、絶対に植民地が宗主国にたてついて独立し、同等の権利を獲得するなど不可能になっているはずだ。その状態で落ち着いてしまえば、今少なくとも表面上は西欧、非西欧の差別意識がなくなるような世界は実現する理由が無い。それは例えば西欧の階級社会がそれなりに落ち着いている条教でも理解出来るのでは無いか。彼らはそれを不自然だとは思っていない。

言い換えれば、今日本が仮に上辺だけだとしても、欧米と堅い結びつきを保っているのも、彼らが日本の実力を理解し、戦うよりは協力した方が得だと理解したからだ。また、言うまでも無いが、戦争を日本が今後するべきではない。すなわち戦争をしなければならない状況になってはならない。しかし、戦争をしないで済むためにはそれだけの力が必要なのであり、日本が今欧米と戦争をしないで済むのは、その力を日本がかつて示し、そして今も示しているからだと理解すれば、西欧の対日姿勢と他のアジア諸国に対する姿勢の違いの理由が分かる。






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コメント

国家とは

国民の生命財産を守れてこそ一人前の国です。
国防は軍事力ばかりでなく経済力が伴い、それを基に政策も可能となります。
これは今更説明する迄もない事です。
しかしながら勝手に掲げた憲法でそれが可能と信じる勢力がいて、それには二種あり、本当にそう信じ込んでいる者と、演じている者です。
前者は宗教に近く、後者は反国家勢力で、共通するのはやたら声は大きいが、議論を避けるての主張しかしません。
彼等は決して現実を見ません。
戦争は実弾を撃ち合っての陣取り合戦ばかりではなく、今米中間で行われている経済戦もあればこっそりと仕掛けるサイバー戦もあります。
米国が中共に経済戦で強く出られるのは軍事力の裏付けがあるからであり、サイバー攻撃に対してハッキリと抗議出来るのも同じです。
軍事力の中でも核兵器に限っては最終破壊兵器であり、経済力で劣る北鮮が放さぬのもそれ故であり、逆の例はロシアのクリミア半島強奪も耳新しいウクライナで起きています。もし、ウクライナが経済面でロシアにアドバンテージがあれば、又核兵器を放棄していなければ、斯様に簡単に強奪はされなかった筈です。ここに憲法の出る幕などのないのは明々白々です。
全ては最近起きたか今起きている事です。
宇宙が出現してから今までに起きた事こそ真実であり、起きた事のみ真実なのです。
宗教は真実か否か定かではありません。何故なら様々な宗教の存在がそれを示していて、宗教的な理屈も同じです。

Re: 国家とは

いつもコメントありがとうございます。

> 国民の生命財産を守れてこそ一人前の国です。

その通りです。国家の条件として、国土、政体、国民の三要素があります。近年は他国からの承認も加わっているとのことですが、自力で存続出来ることもその条件に入れても良いと思います。自力で自らを守れないとは、独立していないのと同じ事ですから。

> しかしながら勝手に掲げた憲法でそれが可能と信じる勢力がいて、それには二種あり、本当にそう信じ込んでいる者と、演じている者です。

信じているのは思考力も想像力も無いお花畑であり、多くの憲法学者や識者とされる者達に多いのは、典型的な専門馬鹿なのだろうと思っています。

反国家勢力については、むろん、日本の改憲で日本にたかることの出来なくなる国の手先ということでしょうか。居ますね。


> 米国が中共に経済戦で強く出られるのは軍事力の裏付けがあるからであり、サイバー攻撃に対してハッキリと抗議出来るのも同じです。

結局、国家の発言力は、むろん経済力もそうですが、その経済力を維持出来るための力、即ち軍事力があってのことです。

> ここに憲法の出る幕などのないのは明々白々です。

しかし護憲派のお花畑は、日本憲法には世界中が従うと本気で信じているようですよ。

> 宗教は真実か否か定かではありません。何故なら様々な宗教の存在がそれを示していて、宗教的な理屈も同じです。

個人的には宗教を信じようが何を信じようが別に構いません。が、それで他者を犠牲にするなら許せません。最終的にはイスラムテロリストと同じですから。

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