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皇位継承権


今日一日で平成が終わる。明日から令和となり、今上天皇陛下が、皇太子殿下に天皇の座を譲る。天皇が存命中に代替わりをするのは二百二年ぶりとのことだが、私としては終生天皇制は疑問に思っていた。あくまでご自身の意志で退位が選べるようにした方が良いと思っている。無論、ご自身で終生と望まれるなら逸れも良いが、ただ天皇が長寿に恵まれ非常な高齢になるまで在位していると、後継者もまた非常に高齢になるだろう。

昭和天皇が御崩御された時、八十八歳だった。戦後の厳しい時代、全国を回って国民を励ますなど、非常に優れた国民の象徴として過ごされたが、晩年はやはり年齢による疲れが目立っていた。なにしろ、天皇の勤めとは極めて厳しい物であり、更に優れた生物学者としての活動もあった。そして現在の天皇陛下が引き継がれたのは、昭和天皇御崩御のあとで、即位された時五十五歳だった。現在八十五歳で現皇太子殿下が継がれるが、すでに皇太子殿下は五十九歳となられる。

それについて次のような記事があった。

秋篠宮さまの「即位拒否発言」報道、その背景にある意図

仮に令和天皇からの継承者を見ると、


1位 皇太子徳仁親王 59歳 第1皇男子
2位 秋篠宮文仁親王 53歳 第2皇男子
3位 悠仁親王 12歳 皇孫 / 秋篠宮文仁親王第1男子
4位 常陸宮正仁親王 83歳 皇弟 / 昭和天皇第2皇男子

となる。第四位の常陸宮殿下は無理として、実際に年齢的に可能なのは悠仁親王ということになるだろう。代替わりが何時になるかは分からないが、たまたま現皇太子殿下と悠仁親王の年齢がこれだけ離れているからであり、本来の親子であれば、もっと高齢になってからの世代交代になる。

また将来、兄弟が継承者になることもあるだろう。それなら、終生天皇在位と決めるのではなく、本人の希望も容れながら有る年齢になったら継承者のと関係を考えて、在位中の代替わりも制度の中に入れても良いと思う。あくま本人の希望を基に、生存中の退位が出来れば、例えば昭和天皇はもっと生物学者としての活動が出来たと思うし、今上天皇もやはり生物学者であり、さらに現在の皇太子殿下も専門の研究分野を持っている。それらの研究に打ち込めるなら、生存中の代替わりは取り入れるべきだと思うのだが。

更に、体力やその他の適正で皇位継承が無理と判断された場合どうするのだろうか。誰が判断するのか、現実にそのようなケースが生じた場合の代替わり法はあるのだろうか。

また現行制度では、女性皇族は継承者にならず、一般人と結婚した場合は皇籍を離れることになる。私は、女性の継承権も認めるべきと思うし、女性継承者が一般人と結婚して、その子が皇嗣となることも全く問題は無いと思っている。

現実に西欧では女性の女王はいくらでもいるし、日本でもかつては女性天皇が存在し、別にそれ故の不都合はなかったはずだ。そもそも皇祖は天照大神、女性神ではなかったか。日本で最初に記録されている邪馬台国は卑弥呼が倭の女王だった。女性の天皇が存在して何か不都合はあるのだろうか。

ただ、女性にその立場を許すと、皇籍に限りなく人数が増えてきて始末に負えなくなるので、女性を皇籍から離すことでその数を調整しているという現実がある。が、それは皇位継承権の順番同様、皇籍を天皇からの距離で決め、一定の距離離れたら男女関わらず皇籍を離れるなど方法はあると思う。とにかく、一番良い方法で、日本にしか存在しない世界最古の天皇制を何時までも存続させたいと思う訳だ。



2019年5月1日 追記

女性天皇については、決して立憲民主党に迎合した物ではない。


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コメント

血統を継げるのはy遺伝子のみ

私は生物学上の理由から女性天皇はかまいませんが、女系は血統の棄損に他ならないと考えます。
ご存知の通り、女性の遺伝子はxx、男性はxyと分かっています。
男性天皇x1yと皇后x2x3の場合、男子はx2yかx3y、女子はx1x2かx1x3となります。
今まで男系を維持して来たのは初代のy染色体の維持の為であり、数少ない女性天皇も次代は同じy染色体を引き継いだ者としていてます。要するに飽くまで時間稼ぎの為であり、それは天皇が権威と共に国家権力を持つ故でした。
現在の天皇は権威のみを有し、権力は有していませんから、時間稼ぎをする必要はなく、従って余程の事案が発生せぬ限りは女性天皇の必要性はありません。
誠に失礼な例ですが、競馬の予想屋が父系を重視するのも血統(形質)がy遺伝子により明確に維持されるからであって、牡馬からの場合は形質の維持確率がx2からなのかx3からなのか不明確である点にあります。
皇統の維持とは、y遺伝子の継承であり、以下に優秀といえどもy遺伝子を引き継がぬ女子はその資格は遺伝学的に不可能なのです。
個人的には麗しい佳子内親王ではありますが、皇統の維持に関しては心を鬼にして不可と謂わざるを得ません。


Re: 血統を継げるのはy遺伝子のみ

あづまもぐら様

貴重なご意見、ありがとうございます。


> 私は生物学上の理由から女性天皇はかまいませんが、女系は血統の棄損に他ならないと考えます。

天皇制、皇統という物を考える時、何が最優先させるべきかが最重要ポイントと考えるべきではないでしょうか。

> 現在の天皇は権威のみを有し、権力は有していませんから、時間稼ぎをする必要はなく、従って余程の事案が発生せぬ限りは女性天皇の必要性はありません。

現代の天皇とは、言うまでも無く国家国民の象徴であり、何より国民がその権威を認めるか否かです。かつては権力の中心でしたから、国民の意識如何に依らず、その権力の象徴として男系のみがその地位に就きました。世界的にもそうです。欧米ではその象徴として法王などが言えます。王や皇帝、大統領には女性も散見されますが、法王には例外はありません。そして唯一の神も男性です。女性の唯一神は存在しません。なお、日本は天照大神が皇祖ですが、西欧の絶対神とは全く意味が違うし,本来神をGodと訳したこと自体が間違いです。概念が全く違いますから。

日本では皇祖を女性として何ら問題は無かったし,卑弥呼などもそうでしょう。


> 誠に失礼な例ですが、競馬の予想屋が父系を重視するのも血統(形質)がy遺伝子により明確に維持されるからであって、牡馬からの場合は形質の維持確率がx2からなのかx3からなのか不明確である点にあります。

つまり、その血統の優れた資質を引き継ぐにはy遺伝子の引き継ぎが必要ということなのでしょうが、天皇の資質としてそれが必要でしょうか。私は不要と考えています。あくまで象徴天皇としての環境による育成の結果彼彼女がその資質を身につけ、それを国民が認めれば事足りるはず。


> 皇統の維持とは、y遺伝子の継承であり、以下に優秀といえどもy遺伝子を引き継がぬ女子はその資格は遺伝学的に不可能なのです。

故に、天皇とはあくまで国民が作り上げるのであり、それなららドイツのような象徴大統領でも、互選によって選ばれる法王でも良いではないかとの話になることが問題なのでしょう。

むろん天皇とは、象徴大統領や法王とは違います。あくまで国民の意識に支えられた存在であり、遺伝子の条件がその国民の意識にどれほどの影響を与えるかを考えた時、かつて遺伝子などは全く無関係だった事実があります。そもそも、現代の天皇が天照大神の直系の子孫であるなど信じている国民はいませんが、それでも象徴天皇として天照大神の直系子孫であるとしています。歴史上では、天皇家は何度も途絶えている可能性がありますが、現実にはそれが今問題になっているわけではありません。特に天皇の直轄が事実上無くなり象徴となった鎌倉幕府以降、天皇は事実上幕府が任命したような物。系譜の書き換えなど当たり前にあったと考えられます。さもなくば、安徳天皇を入水させるなど無かったでしょう。

結局、天皇は大統領でも法王でもなく、皇統を引き継がなければならず、それはあくまで国民がそれを認めるか認めないかです。

> 個人的には麗しい佳子内親王ではありますが、皇統の維持に関しては心を鬼にして不可と謂わざるを得ません。

佳子内親王はともかく、現在の規定では内親王はいずれ皇籍を離れることから天皇となる環境とは全く違います。むしろ今日本のどこかに悠仁親王の将来の伴侶、すなわち将来の皇后が生まれている可能性があります。彼女が将来の天皇を産むわけです。しかし、意識上の血統としては佳子内親王の方がよほど近いとは言えないでしょうか。彼女が生まれてから将来の天皇としての教育を受け、国民がそれを認めていたとしたら十分に天皇としての資格がある筈。そして、国民がそのように認める為にy遺伝子が必要不可欠とは私には思えません。

いずれにせよ、貴重なご意見参考になりました。今後ともよろしくお願い致します。

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