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金正恩の望ましい身の振り方

以前にも書いたことだが、金正恩の最大の関心事は自身の身の安全であり、また軍部から切り離されないことだろう。北朝鮮は軍事国家であり、ただ軍部の操り人形として金正恩がいるだけのこと。軍部の後ろ盾のない人間があの国であれだけの地位を保てるわけがなく、また軍部にしてみれば批判や恨みを受けさせる標的としてあのような人形を表において置く方が良い。だから、軍にとって都合の悪い金正男を実の弟である正恩に殺させ憎しみの標的にさせておける。同様、都合の悪い連中は金正恩が機銃掃射で殺して見せしめにすることにたいし軍は何も言わない。どうせ外国や人民の憎しみもあのようなやり方をことさらにして正恩に集中させるだけのことだ。

が、核開発を唯一の交渉手段として望んだ米朝会談において、米国から全く相手にされず思惑の外れた北朝鮮は、今は正恩がプーチンとの会談に臨んで北朝鮮は米国以外でも交渉相手がいると示したかったところ、プーチンは単に逢うだけのようで、北朝鮮側に自国を置きたくないようだ。むろん、今の状況ではそうだろう。なにしろ日本との接近をしきりにはかっている最中であり、日本に敵意をむき出しにしている北を受け入れるわけには行かないはずだ。むろん、今米国とも正面切っての対決はしていない。現実を見ればロシアにはそれ以外の選択肢はないはずで、また国自体がそれを受け入れている。北朝鮮は元々ロシア(旧ソ連)が作った国だ。が、プーチンがそんな事を考慮するとは思えない。

中国にしても全く同じであり、今表立って北朝鮮を支援するわけには行かない。そんな事をすれば南朝鮮と同じ事になる。そんな役割は朝鮮半島に押しつけるのは古来中国のやり方だ。

そうなると、北の軍部としても金正恩は却って障害になる。それなら他からの攻撃の標的としても正恩をそのままにしておくのはむしろやめた方が良いのではないかと考え始めたら、それは正恩にしても生きた心地はしないだろう。

だからといって、本来陰に居てこそ利益を受けている軍部がクーデターでも起こして正恩を機銃掃射でミンチにするわけには行かない。次の表看板を用意してから正恩をどうにかしなければならず、行方不明にするかあるいは正恩が不幸にも事故か急病で急死して北朝鮮国を挙げて正恩指導者の死を悼むかという所だろうが、もう一つ考えられるのは中国に亡命させ、次の操り人形にはより西側に受けの良い者を据えると言うことか。ただ、日本にしても米国にしても、そんな筋書きは予想しているだろうし、結局核が放棄されない限り北に対する制裁は終わらないだろう。

考えられることとしては、制裁が追わなくとも瀬取などで南朝鮮などから搾り取るなり密輸をするなりで軍幹部が潤うだけの物はしばらくは得られるだろうが、それにも限度はある。なにしろ国民が餓死し続けている。今はまだ隠しておけるが、今後うなぎ登りに増えれば何時までも国民を押さえつけ続けることは難しくなるだろう。

国家が窮乏すればますます力で押さえつけなくてはならないが、その押さえつける軍の中でも不公平が拡大してくれば何が起きるか分からない。金も欲しいが命はもっと欲しい。中国の政府関係者などが家族に財産を持たせて米国に脱出させ、本人は身一つで後から抜け出す事が後を絶たないらしいが、北朝鮮の場合は受け入れ先もままならない。せいぜい中国くらいだろうが、それこそ身ぐるみ一つにされるのが落ちだ。

そして、米国は核の完全放棄以外制裁をやめないとしているし、南の大統領に命じてなんとか抜け道を作ろうとしたが逸れも上手く行かない。南朝鮮や日本を核で人質にするのもあくまで恫喝として有効だと思ったが思惑通りに行かない。

そこで、次に考えられるのは、金正恩をとにかく退け、しかし殺すことは下手をすれば米国などを刺激しすぎるので中国に幾ばくかの金を付けて引き取って貰い、次の傀儡人形を穏健派にして本当に核の全面廃棄を米国立ち会いの下に行い、制裁を解いて貰って南に貢がせ、無論日本にも貢がせ(こちらの方は米国が日本にさせるだろう)、今度は平和国家として新しく資金源を作って今まで通り平和国家建設を装いながら自分たちが金を懐に入れる、めでたしめでたし。

以上が、私の妄想によるストーリーである。たまにはこんな妄想も面白い。

ただ、北朝鮮でも中国でも実際には軍部が傀儡を表に立てて仕切っていることに違いは無い。中国は解放軍の作った国であり、共産党は単なる表看板であることは間違いが無いだろう。北が違うと考えること自体不可能であって、朝鮮と中国の関係からしても、荒唐無稽なストーリーとは言えないのではないか。






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