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誰がその国を作ったか

世界には二百以上の国があり、その国の在り方は本当に様々だ。世界でも先進国と言われる国は、一応欧米と日本くらいだろう。G7が先進七カ国とされている。それに主として西欧からいくつか加わって先進国とされているし、オーストラリアも入っているが、更に中進国も合わせてG20が選定されているようだ。先進国の共通点は、経済規模がそこそこあり、民主主義国家であり、科学技術が一定レベルであり、資産規模が大きい事も入るだろう。

しかし、この判断基準は概ね西欧基準であり、経済規模や科学技術では現代の中国もそれなりとは言える。インドもこの十数年でめざましく発展している。自称先進国の朝鮮も世界標準から見れば本人達は先進国だと言いたいのかも知れないが、現実には当てはまらないだろう。結局国家の完成度が、まだまだと言わざるを得ない。

基準にもいろいろあるが、ロシアも曲がりなりにも宇宙科学技術などでは一国でそれなりの成果を出しているし、昔に比べれば経済状況もましになっている。中進国としては、トルコ、タイそして中南米諸国辺りも入るのかも知れない。

一方世界の国のほとんどは開発途上国ならまだしも未開国家のままと言う国が大半だ。それらの未開国家では、法律など機能していない、政府は汚職にまみれ、犯罪は統計すらとれないほど発生し、時には数万人もが殺し合うような事態が起きる。教育は為されていないに等しく、自力では存在が出来ないために常に海外からの支援が必要であり、人権意識など存在せず、平均寿命も先進国の半分にも届かない。

むろん、今の先進国といえども古代においては今の未開国並みだったのだろうが、ほぼ千年二千年の間にこれほど先進国と未開国の差が開いた。今後千年経てば今の未開国は先進国になれるのだろうか。それは誰にも分からないが、ただ、過去の千年で未開国から未開国にしかなれなかったのであれば、基本的には変わらないのではないかと思える。

無論、未開国にも電気は普及して行くだろうし家電製品も普及して行く。アフリカの電気のない村にもスマホはある。当然ながら自力でそれらの機器を作れるわけがなく、海外から輸入するのだ。それは中国でも韓国でも、東南アジア諸国でも同じであり、ただ中国韓国や東南アジアでは自国でスマホも家電製品も車も、時には航空機でも作れるようになっているが、すべて海外からの技術移転か盗んだ物だ。

結局そうなると自力で自らの生活を支えるだけの技術と文化的内容を持っている国が先進国と言えるのではないか。ただ、日本も電気やガス水道、鉄道船舶自動車などなど全て欧米から取り入れたが、ただ日本独自の技術として磨き上げ、今では世界トップクラスの物に育て上げている。文字は中国から取り入れ日本独自の文字体系を作り上げているのは先に書いたとおりだ。

文化の伝搬は当たり前にあるし先進国といえども当然そうなのだがそれを独自の物として磨き上げトップのレベルまで磨き上げる能力を備えているという共通点がある。そのレベルで先進国と言える国は確かにごく少数で、やはり欧米と日本しかないと思える。

ところで、こんなことを長々と書いたが、先進国と途上国、未開国の区別はどうして出来たのだろうか。かつて四大文明といわれていた(この分類は現在では使われない。文明の定義が変わってきたのと、新しく古代文明が発見されたなどの理由がある)メソポタミア、エジプト、黄河、インダスの地域はそろって今では途上国地域だ。現代の先進国は全て歴史上では後発地域であり、特に米国などは人類史の尺度で見ればつい最近出来た国だ。

これらの現代の先進国は、むろん比較の基準に問題はあるとしても間違いなく法治国家であり民主国家であり、犯罪発生率は低く、経済、文化、技術の面で世界をリードしており、社会は安定しているし国民は健康に長生き出来る。あくまで、途上国や未開国との比較だ。

そして途上国では、民主主義が機能せず、政府が汚職まみれで犯罪も金でどうにでもなるし金がなく教育もない人間はいつも踏みつけられて生きて行くしかない。せいぜい自国を抜け出し他国に行って最下層の労働者として働くか犯罪者になる。現実に日本には途上国から来た犯罪者グループが相当あるようだ。

これらの国の人間に訊くと口をそろえて政府が駄目だという。がそれはその政府が出来たのが何故かを無視している。そのような政府が出来るのは、国民がそのような政府を生み出すしか能力が無いからなのだ。国民の民度以上の国は出来ない。

かつて中国は世界の一角を占める大文明国家だった。が、何度も政府が倒れ新しい国が出来る歴史を繰り返してきたし、時には蒙古族や満州族に国家を奪われている。新しい国家が出来ても数十年か長くて三百年で政府が腐敗し弱体化し、そして倒れることを繰り返してきた。朝鮮は言わずもがな。アフリカアジアの未開国途上国もその繰り返しで、新しい国が出来ても腐敗し弱体化し別の王朝に取って代わられ、そして元の木阿弥だ。かつては西欧もそうだったが、この二,三百年で安定した国家を築いている。日本は、記録にある限り一千三百年ほど、安定した政権が続いている。なお、戦国時代の覇権争いなど、世界の歴史で言えばほんの小さな小競り合いに過ぎない。

結局どの国も、繰り返すが国民が国を作るのだ。国民が政府を作り出すから、結局民度の低い国ではそれに見合った政府しか出来ない。したがって、今途上国や未開国でも民主主義を取り入れ教育に力を入れ産業技術を向上させようとしているが、国民の質がそれで上がるわけではないのだ。ということはこれらの向上手段も国民の質、民度に見合った物でしかないのは、朝鮮民主主義人民共和国が民主主義国家と名乗っていることでも分かるだろう。アジアアフリカにも民主主義だと自称している国はあるが、国民が民主主義を支えるだけの民度を備えていない。

結局、国が悪いのは政府が悪いからだという言い訳は単なる責任逃れであり、そのような政府ひいてはそのような国しか作れない国民の質が問題なのだ。

まあ、日本としても悪夢のような民主党政権が誕生した。私は民主党になど票を入れていないが、しかし日本人としてあの政権の作り出した悪法でも守らなければならないと思っていた。民主党政権誕生で、日本人の民度はここまで落ちていたのかと愕然としたが、すぐに引きずり下ろされたことで多少はほっとした。このブログを開設したのも民主党政権誕生があまりにショックだったからだ。

国家は国民が作る、国民の民度以上の国家は存在しない。これを肝に銘じておきたいものだ。



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Re: 誰がその国を作ったか

コメントありがとうございます。

> 民主党の時も、周りに民主党の危なさを伝えてましたが、聞く耳なしでした。コンクリートから人へに国民が賛同し、テレビでは道路を作っても通るものはタヌキかクマだから、人への導入と放送してましたよ。テレビ洗脳は無知な人には危険です。

結局そうなのです。私も民主党の政策に何一つ具体性がなく、またその目的もろくに無く、単に国民受けする物ばかりであり、このような政党に政権を任せるべきではないと主張していましたが、結果としては私の懸念通りでした。私の先見性などというより、少し考えれば誰にでも分かることなのに結局この政権を誕生させてしまったのは国民自体の質がそんなもんだからと痛感しました。むろん、当時の自民党がだらしなかった故もありますが、長年政権を取っていてうぬぼれ、思い上がり、使命感のなさが民主党を押し上げた面もあります。

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