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今後の中国をどう観るか・・一つの材料として

平成22年03月17日

下記は、(日本人を止めた)無国籍人様による:「今後の中国をどう観るか・・一つの材料として」というThe JOURNALへの投稿に対する私のコメントである。元記事はこのサイトで御覧いただきたい

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私は中国にはおそらくチャンスは無かろうと思っているが、

>2)注目点の引用【該当部抜粋】:
>AA.【・・趙は、政治改革の最終目的地は議会制民主主義、それには複数政党制と報道の自由がまず必要だ、とはっきり言う。】
>BB.其れに続けて、【かつてのトップがこうしたことを語れるのも中国の政治的成長を示していよう。】 (無国籍人の推測による『追記』:【かつてのトップ『の89年当時の発言』が『20年間を経て発刊された書籍で』こうしたことを語れるのも中国の政治的成長を示していよう。)

趙紫陽氏の自伝と称する物は天安門事件の頃から出ており、彼の行動と結末は良く知られている。したがって、中国の政治的成長で明らかになったのではなく、周知の事実を認めているに過ぎない。

同じ事は、文化革命についての論評などにも見られ、毛沢東主席について功罪半ばするとの立場を中国指導部はとっている。少なくとも毛沢東氏の業績を全否定をすることは彼等自身の存在意義をも否定する事になりかねず、それはできない。

従って趙紫陽氏の行動についても、現在の彼等がそれなりの強固な立場を築いたから、周知の事実を追認しても影響はないだろうとの自信の表れとも考えるべきだろう。

>2.予てから外部からは強烈な中華思想とその誇りや軍備拡張を継続する覇権主義などでも懸念されている中国ですが、
>1)嘗て、世界を驚かせた小平が改革開放路線に大転換を果たした以前の段階で、
>2)然も、未だに激しい人権批判を受けている天安門事件を引き起こす直前の段階で、
>3)当時の共産党独裁政権の中枢(中央委員会総書記かつ国務院総理(首相))に、このような民主主義を深く理解し、強い洞察と意思を持つ人物が存在したことは、
>4)中国という国家の政治が持っている複雑さや懐の深さに、私は強く感じ入る、
>  (仮令(たとえ)、論争に敗北し結果として失脚したとしても。)

このような人物はどのような独裁国家にも現れ弾圧されている。個人的評価はどうであれ、ミャンマーのスー・チー女史を引き合いに出すまでもなく、ソ連のサハロフ博士のように政府の中央にいたわけではないとしてもきわめて影響力を持っている人物が、表だって体制批判をした例もあるし、ある意味フルシチョフ氏などもそれに当たるかも知れない。

>5)上記毛里氏の評【こうしたことを語れるのも中国の政治的成長を示していよう。】を含めて。

どのような体制でも時に内部から告発者が現れることはあるが、時間が経ってから周知の事実を追認しても、それがその国の成長を意味しているとは言えない。現実にその体制がその告発者の主張に沿った変化をしているなら別だが、今の中国はますます中共による支配体制の強化を進めている。

最近のグーグル問題やネット規制の強化、出版に対する規制の強化など、むしろ中共体制はその強化に努め、だからこそ過去の告発者の存在を認める事も出来るようになった。
>
>3.因みに私は、予てこのTheJournalで書き込ませて戴いている通り、
>1)中国が遠い将来に世界を主導する極に位置付けられていると洞察し期待するものです。其処に至る凡そ100年間には、解決または対処されるべき重要課題が巨大な山をなしているが・・。

たった今中国がその方向を変えたなら、100年後にはおっしゃるような極に位置づけされるのかも知れないが、未だその方向転換の兆候は見えず、よしんば見えないところで変化が生じていて100年後に中国が変わるのだとしても、その間世界が静観しているとは到底考えられない。世界にはその余裕はない。

>2)同時に、その暁には、文化的なものを含めて様々な日本流が取り込まれて、世界の平和と繁栄に寄与している姿も期待している。

期待は別の話であり、そうすることを世界が望むのであればそうなるだろう。また、確かに日本にはその要素があると信ずる。しかし、民主政権が日本をそれまでに解体していなければの話だが。

さて、中国が民主化する可能性についてだが、中国という国の成り立ちを見るとき、あの国家をまとめるために全体主義を採らざるを得なかったのは納得しうる。しかし、歴史上、全体主義はかならず政府と国民を乖離させ敵対関係を強めてゆく。その関係を修復するには非常に長い時間がかかるし、それもその意志が有ってのことだ、が中国のような広大な国家では、その時間は通常の国家とは比較にならないほど長くかかり、そして現代は世界がめまぐるしく変化する時代であるから、実際には中国がその変化にかける時間はない。

結局、中国は矛盾を抱えながら全体主義国家として突き進むしかない。

また、大きな問題は、中国の発展がもてはやされている一方、中国の存在が大きくなればなるほど、中国に対する反感も大きくなっている点だ。むろん、中国もそれは望まないだろうが、しかし路線を変更することは出来ない。

また中国の経済力が今年中に日本を抜くと言われているが、実際は中国の人口を考えると、日本と並ぶ経済力は中国を支えるには到底十分とは言えない。だから、すさまじい格差が拡大し、それがまた中国内部で大きなひずみとなってきている。普通に考えて、中国人全てが先進国平均の生活レベルを達成するための資源は世界にはない。つまり中国の発展はそのまま世界のどこからか奪い取る事になる。それを世界が許す余裕はない。それに対する中国の殆ど唯一の手段は、軍事力の強化だ。外交による妥協を中国がしたことはない。

まして、中国と価値観が全く違う欧米が、中国との資源の分け合いを認めはしない。

ところで、無国籍人様は当分pcに近寄れない状況になったとか。急なことで、最悪、病気治療などの緊急事態でなければよいと願う次第ですが、いずれまたお目にかかれることを期待しております。

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コメント

No title

(日本人を止めた)無国籍人 さまが、暫くいらっしゃらないとすると、また淋しくなってしまいますね。わたしが気にすることでもないんですが。

今の中国……。
ホントの所は、内部事情が極めて不透明なため、よくわかりません。
香港にしか行ったことないので、本土のことなどさっぱりです。行ったからと言って、何がわかるわけでもありませんが……。

記事の件、「中国」を「日本」に変えても成り立つ面があるように思えますが、とにかく人の世は難しいものです。

No title

おいでなさいまし

>(日本人を止めた)無国籍人 さまが、暫くいらっしゃらないとすると、また淋しくなってしまいますね。わたしが気にすることでもないんですが。

まあ、気にしましょうよ。心配なのは来られなくなった事情が急だったことで、あらかじめ決まっていた物ではなく思いがけない事情、まあ、病気かなと思った次第。御神酒がお好きとのことでしたからね、それも気になります。

なにしろ、私は殆ど呑みませんので。おつきあいで月に1,2度、お銚子一本くらいですから。

>記事の件、「中国」を「日本」に変えても成り立つ面があるように思えますが、とにかく人の世は難しいものです。

ほほう、どこが成り立つでしょうか。むろん、日本にも大きな問題があり、今はその元凶が政権の座に居座っていますが、本質的に中国の問題とは違うと思いますよ。

No title

中国の共産党一党独裁体制は、ピラミッド型の官僚制度により支えられているのではないでしょうか。これは古代中国文明から連綿と引き継いできた文化のようなものであり、多くの人間を支配するために有効に機能してきたのではないでしょうか。

我が国もまさに官僚制によって古来より支配体制が構築されており、特に明治維新以降の官僚組織は盤石の態勢を持って我が国をコントロールしてきたと言えます。自民党が長期にわたって政権を維持してきたのも数万人の官僚組織のバックアップがあったからこそであり、何人かの首相たちが掲げてきた「改革」がなかなか実効性を伴わなかったのは、バックの支持を得られなかったからです。

現民主党政権にもいろいろ問題もあることは認識していますが、良しにつけ悪しきにつけ彼らの政策が思い通りに進められないのは実行部隊である官僚組織が野党時代の想像以上に強力かつ非協力的であるが故であるとも言えます。

このような官僚組織が現在の状態で温存されている場合、たとい民主政権が撤退し自民党でもない第三の勢力が政権を握ったとしても、その目的とする政策を推し進めていくことは大変困難であろうと考えます。

そういう意味で、中国における状況はある程度日本でも見られることであり、「本質的に違う」ことではないと言いたいわけです。我が国が「最も成功した社会主義国」と揶揄されるのも、必ずしも根拠のない戯言とも言えないわけで。

No title

>中国の共産党一党独裁体制は、ピラミッド型の官僚制度により支えられているのではないでしょうか。これは古代中国文明から連綿と引き継いできた文化のようなものであり、多くの人間を支配するために有効に機能してきたのではないでしょうか。

明らかに違います。支配者と被支配者が完全に違う場所におり、支配者が一方的に被支配者の生殺与奪の権を握るのが中国の歴史上続いてきた文化です。ピラミッド構造はその支配者グループの中にだけ有るので、国民はピラミッドの底辺におりません。

その支配者と被支配者の完全な分離は現代の中国もそのまま受け継いでいます。

>
>我が国もまさに官僚制によって古来より支配体制が構築されており、特に明治維新以降の官僚組織は盤石の態勢を持って我が国をコントロールしてきたと言えます。自民党が長期にわたって政権を維持してきたのも数万人の官僚組織のバックアップがあったからこそであり、何人かの首相たちが掲げてきた「改革」がなかなか実効性を伴わなかったのは、バックの支持を得られなかったからです。

したがって、我が国の・・は全く違います。我が国にはピラミッドもありません。無論職責による上下関係は有りますが、これは身分のピラミッドなのではなく、常に入れ替わる可能性を持っております。

このような官僚システムはまともな国であれば当然存在しており、中国には存在していないシステムです。

>
>現民主党政権にもいろいろ問題もあることは認識していますが、良しにつけ悪しきにつけ彼らの政策が思い通りに進められないのは実行部隊である官僚組織が野党時代の想像以上に強力かつ非協力的であるが故であるとも言えます。

言えません。民主政権自体に一貫した政策がないからです。マニフェストが実行出来ないのは官僚のせいではなく、マニフェストを実行出来る背景をまったく考えていなかったからです。

>このような官僚組織が現在の状態で温存されている場合、たとい民主政権が撤退し自民党でもない第三の勢力が政権を握ったとしても、その目的とする政策を推し進めていくことは大変困難であろうと考えます。

官僚と政治家の葛藤はどこにでもあるでしょう。ただ、民主の場合は脱官僚支配と言いながら、専門家である官僚の知恵を使うことが出来ない無能が明らかです。所詮政治家は素人であり、官僚の知識を利用して仕事をすべきなのであり、官僚と敵対するだけなら、たんなるバカです。

>そういう意味で、中国における状況はある程度日本でも見られることであり、「本質的に違う」ことではないと言いたいわけです。我が国が「最も成功した社会主義国」と揶揄されるのも、必ずしも根拠のない戯言とも言えないわけで。

政策が思い通りにならないと言うのであればむしろ中国は日本など及びもつかないほどその問題は少ないと言えるでしょう。例えばダム一つ作るにしても、日本では民意を問い、住民との話し合い、補償問題を解決しなければ実行出来ません。そのために時間もコストも中国と同じというわけには行きません。

政策実行にしても指導部が決めれば民意は無関係です。従って何事も即決実行出来ます。故に国民と政府が乖離しており、敵対関係にあるわけで、中国が内部崩壊をするというのはそのためです。

そもそも、大量の国民が金をつかんでは国外に脱出する国が、勝れた政体を有していると思いますか?日本と同じですか?

中国は政府の号令一下、住民を補償もろくにしないで強制的にたたき出します。住民の権利も民意も全く関係がありません。だからこそ、そこに官僚のすさまじい腐敗が生じます。

中国と日本とは、全く違うんですよ。その区別くらいきちんと付けるべきです。

犬も椅子も四つ足で頭がイだから似ていると言う理屈は成り立ちません。

なお、日本が理想的な社会主義国と言われたのは、格差が少なく、圧政がないのに極端な資本主義国のような拝金主義も蔓延していないと言う意味での賞賛の言葉であり、揶揄ではありません。もし勘違いをされておられたなら改めた方が良いですね。

No title

> ピラミッド構造はその支配者グループの中にだけ有る

官僚組織もそうなっています。
官僚組織は支配者層であり、一般国民は被支配者層です。
そう言う意味で同じ側面があると言っております。
「机と犬が四本脚で同じ」と言うほどかけ離れてはおりません。

ご批判の最初の前提が違っておりますから、以降は空論です。
虚構の決めつけを元に批判論を延々と繰り広げるのはどうかと思いますが。

> 日本が理想的な社会主義国と言われたのは、~~~賞賛の言葉

もちろんそういう意味合いもあるでしょうが、手放しの賞賛オンリーというわけでもないでしょうに。

No title

>官僚組織もそうなっています。
官僚組織は支配者層であり、一般国民は被支配者層です。
そう言う意味で同じ側面があると言っております。
「机と犬が四本脚で同じ」と言うほどかけ離れてはおりません。

日中韓の開きは、椅子と(机ではなく)犬ほどもかけ離れています。

しかし、その認識が無いとおっしゃるのであれば、後の説明も空論なのではなく意味不明と言うことですな。←ヒステリックな反応?

>もちろんそういう意味合いもあるでしょうが、手放しの賞賛オンリーというわけでもないでしょうに。

はい、拡大解釈、揚げ足取り

手放しの賞賛などではなく、賞賛の意味合いと言っているわけで。少なくとも、揶揄ではないと言ったんですが。

No title

> 日中韓の開きは、椅子と犬ほどもかけ離れています。

確かに、その認識はありません。
中韓はともかく、日本の現状も相当酷いと認識しておりますので。
我が国のお役人様たちといろいろ関わっていると。

> はい、拡大解釈、揚げ足取り

たまにはやり返したくなるものですから。人間出来ていないので。

No title

>我が国のお役人様たちといろいろ関わっていると。

まあ、私も関わっていますが、役人に満足している国など無いと思いますよ。アメリカでもヨーロッパでも腹立たしい役人は大勢います。

むしろ、中国の役人との関わりなど全く持ったことはないですが、本質的に国富を横領して国外に逃げたり、それでつかまると死刑になるような次元ではないですね。

役人という概念自体が日欧米と中国では比較対照出来ないと言うことですな。

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