アメリカの劣化 2

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高雄爺「結局、出来もしない事をトランプはわめき、それでアメリカの平均的レベル、すすなわち低知識の低資産、不満を移民や外国人にぶつけている連中の歓心を買っただけだ。連中は、メキシコなどが不法にアメリカの権利を侵害している、日本や中国がアメリカから金や自分達の職を奪っていると何の理由もなく思い込んでいる連中に迎合してプロパガンダをしただけだ。何の裏付けもないのに」
留瀬「でも、そんなのが日本にも居ましたね、そして政権までとってしまった」
高「そうだねぇ。だから日本人もあんまり大きな顔は出来ないけどね、でもあれであきれかえって、直ぐに連中を政権から引きずりおろしたじゃないか。まあ、政権を奪われた自民も調子に乗っていたんだけれど、良い薬になったとは思うよ」
留「で、その知的下層階級に迎合したトランプ、支持してくれた知的下層階級に恩返しでもするつもりですかね」
高「するわきゃないよ。出来るはずがないしね。メキシコとの国境に塀を作って、メキシコに金を払えって言えば、メキシコはなんて言うんだね」
留「へい・・じゃなくてとんでもないと言うでしょ。それはさっき言いましたよ。で、メキシコに製造拠点をつくる日本の自動車メーカーは35%の関税を払えなんて言ってますよ。これはどうなんです?」
高「これも不可能だろう。アメリカはメキシコ、カナダと二国間協定、ナフタを結んでおり、二国間で取り決めた関税率を一方的に変える事は出来ない。仮にナフタから一方的に抜けてもWTOに加盟しているから、好きなだけ関税を上げられるわけではない。もしWTOを抜ければ、米国は世界中から制裁を受けるし、まずアメリカ自体が信頼を失い、そうすれば機軸通貨ドルの地位さえ危うくなる。米国は世界最大の債務国、即ち借金で経済を動かしている。その経済が信用力を失いドルの価値を落とす行為が結果として米国に与える損害は計り知れない」
留「なるほどねぇ。高雄爺さんが言うと本当らしく聞こえるなぁ」
高「本当だよ!そして雇用だ」
留「あ、アメリカの雇用を守ると言う話ですね」
高「うん。だが、アメリカ企業がメキシコで物を作るのは、人件費や諸経費が安くその方が利益が上がるからだ。アメリカで作れば当然人件費は高くなり、そして下層労働者の地質は低い、ユニオンなどが強力でメーカーが不当な人件費や労働争議に巻き込まれるから他国で作る事にしていた。だから、それを撤回して米国で作れば、結果として企業の収益が下がるが、連中は役員が利益の大半を懐に入れるから、結局製品が高くなったり労働者の賃金が下がる。更に、メキシコの敵意を買うだろう。これも、アメリカにとって決して得な事ではないよ」
留「でもアメリカでは多くの企業がこのトランプの脅しに屈してメキシコでの生産計画を撤回しましたよ」
高「アメリカは自由経済で利益を得た国だが、その自由経済をトランプは破壊してしまった。これによるアメリカ経済に対する信頼の失墜はいずれかなり強烈に効いてくるよ」
留「なるほど。今までもアメリカは本当に身勝手な国でしたからね、これからもっと好き放題をやると言う事でしょうか」
高「今までやってきたからね。でも、それもアメリカが一定の責任を果たしていたからだが、オバマ氏はそのアメリカの任務を放棄してしまった。それを取り返さずに身勝手をやろうとしても世界が背くばかりじゃないかねぇ」
留「でもロシアとは関係改善をするっていってますよ」
高「はっきりとした証拠がある訳じゃないけどね、ロシアが本当に信頼できる国かというと、それは到底無理だろう。なにしろ、先の大戦でロシアは日ソ不可侵条約を一方的に破って、終戦一週間前に参戦し、シベリヤで日本軍をいきなり攻撃し、そして捕虜をシベリアで奴隷使役した。それは明らかに国際条約に反していたが、ソ連はそれをやったし、そしてアメリカは結果としてそれを認めた。ルーズベルト自身が極端な人種差別に囚われていたし、そこをソ連に利用され対日戦を仕掛けた証拠も無数にある」
留「ああ、ポルシェビキですね。ハルノートを日本に突き付けたコーデル・ハルはソ連のスパイだったって」
高「アメリカの当時の卑劣さは言い出せばきりがないけどね、その記憶が今回も蘇るわけだ」
留「どういう事です?」
高「まず、この記事を読んでごらん

ロシア トランプ次期大統領の不名誉な情報保持か

トランプがロシアに弱みを握られていると書いている。むろん、真実は分からないが、様々な事を考え併せると、まんざら的はずれでもないような気がするんだ」
留「なるほど、これは酷いですねぇ。トランプがモスクワのホテルで売春婦を買って、その行為がロシア情報機関に隠し撮りされていたって、本当なんですかね」
高「だから、それは分からないよ。ただね、そもそも政治経験が全くないトランプが最初は泡沫候補扱いだったのが、結果として大統領になってしまった。選挙戦の間、トランプはとにかく今まで政治に発言権など事実上認められていなかった低知識の下層階級におもねる発言で支持を集めてきた。アメリカはれっきとした階級社会だ。今まで不満があってもろくに発言できなかった低知識層、低所得者層に思いっきりおもねたんだ。言っている政策が実現できるかどうか、裏付け根拠があるかどうか等無関係に、無責任にとにかく俺を大統領にすれば君等最下層の米国人に良い思いをさせてやる。君等から仕事や富を盗んでいるメキシコ人や移民、イスラム教徒を排除してやる、とまあ、こんな具合に敵を着く手は攻撃して見せた。低知識無教養層はこれに騙されてトランプを支持した。俺たちの代表だと思い込んだんだろうよ」
留「それは選挙戦の最中から問題になっていましたね。でもどうせ泡沫候補だからと正面から否定もされなかった」
高「それと、見逃せないのが、


ネットに広がる「フェイク・ニュース」― 嘘と真実の見分け方とは


クリントン陣営に対する根も葉もない攻撃だった。いわゆるフェイクニュースという奴で、実際にクリントンが児童ポルノに関係していてその拠点が某レストランだという嘘を信じて、実際にそのレストランを銃で襲撃した馬鹿者が居る」
留「あ、居た居た」
高「それからFBIが選挙戦終盤になって、クリントンが公のメールを私的に使って機密が漏れたという疑惑で捜査を始めた」
留「あれは驚きました。あのFBIの動きがクリントンから支持をずいぶん減らしたみたいだし」
高「クリントンが公のメールを私的に使った事自体は事実だが、そのメールとされる物はクリントンが公開した事になっている。が、それでもFBIがあの時動いたのは、どこからか情報提供があった。それがロシアによるハッキングで漏れた内容をトランプが使ったと言う話が本当なら、辻褄が合う」
留「それじゃ、トランプがまるでロシアの犬じゃないですか。考えてみれば、選挙戦中からロシアは嫌に大人しかったし、大量のハッキングがあった事は事実でオバマはその報復をしているのにトランプはロシアとの関係改善を言ったりしている。ロシアの犬?」
高「確証など無いよ。でもそう考えると辻褄が合うということさ」
留「合いますねぇ。モスクワで売春婦と事に励んでいるのを盗撮されたと言う話が事実なら、同様トランプのもっと酷いスキャンダルや犯罪をロシアに握られ犬になったと言う事も有りえますよ」
高「良いかい。此処だけの話だからね。誰にも言っては駄目だ」
留「ブログ主にも?」
高「もちろんだ。あの男は口が軽くていかん」

-続く

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