米国は日本の敵か

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私はプロフィールにあるように、日本が独自の核戦力を持つ必要があると信じている。それに対し、今は全世界が非核化を目指しており、唯一の被爆国である日本が核武装をするなどとんでもないことだし、それは日本が軍事国家となる意思を示す物として世界は受け入れない、そもそも日本の国論がそれを許さないという反論を受ける。

それにたいし、技術的、コスト的には日本にとってきわめて簡単、むしろ現状の国防を支えるシステムよりもよほど安上がりであり効果的であること過去にも書いてきた。詳しくは当ブログの”核武装”カテゴリーに詳しく書いてあるので、ここでは繰り返さない。また、唯一の被爆国だから、次の被爆を防ぐためにはどうしても核武装が要るのであり、日本が軍事国家になると言う見当はずれの批判はあたらない。軍事力を行使しなくても済む様になるための抑止力なのだ。

警察官が拳銃を持っているのは、使うためではない、犯罪者に凶器を使う気を無くさせるために持っていると言って良い。現在、日本が戦争を自らする理由もないしそのつもりもない。そして、日本に戦争を仕掛けようとしている国もない。が、戦争とは誰もそんなつもりもないのに始まってしまう事がある。

私たちは過去の戦争を十分に調べてみる必要があるが、一方の国が一方的に相手に戦争を仕掛ける場合、また相手国を挑発して戦争に引きずり込む場合、そして日頃の利害の対立がのっぴきならない状態にまで至ってある日それが戦争という形になる場合など様々だろう。

が、明らかな点が一つある。どんな戦争の始まり方でも、圧倒的な軍事強国に戦争を仕掛ける国はないということだ。戦争が始まる場合軍事大国が一方的に小国を蹂躙する、挑発する、利害の対立を拡大し自らの要求を拡大しながら突き付けるケースが全てなのであり、弱小国から軍事大国にこの様なことをしたケースは皆無だ。日本だけが例外と言えば例外だが、これがまた後述する他国の対日観の原因となっている。

ところで、日本が核武装をすることで他国に戦争を仕掛けたり挑発するだろうか。その必要はないし、現代において過去の歴史を十分に学んだ国は、結局大国といえども一方的に戦争を仕掛けることで失う物は結果として得る物よりも大きいことを学んでいるからだ。

が、それを学ばない国がある。それも日本の隣にある。今でこそ、中国は積極的に日本と戦争をしたいとは思っていないだろうが、それは日本が軍事大国だからではなく、世界的に日本を支持する国の方が多く、結果として中国が失う物が大きいと計算しているからに過ぎない。そうでなければ、中国は過去にベトナムやインドなどと戦争をしている。

ただ、中国は国際社会では遅れてきた国であり、さらにその全体主義独裁体制や人権無視、技術などの盗用などなど、様々な要素から、いわば国際社会では孤立している。それを補うために中国は経済力と軍事力の拡大を続けてきた。が、様々な要因から経済的にはすでにハードランディングが予想されるほど落ち込み、残るは軍事力だけだが、それが尽きて国際的にも中国包囲網が出来つつある。周辺国殆ど全てと敵対し、他国も中国が貯め込んだ金を目当てにつきあいはするが金の切れ目が縁の切れ目であることははっきりしている。それを最も良く知ることの出来る立場の官僚や富豪達はこぞって財産を海外に持ち出し脱出している。

結局中国はハードランディングしかない状況で、勝手につぶれるならともかく、その際の暴走が戦争に至る可能性はむしろ高まっていると言える。その際、標的にされる最も可能性が高いのは日本であることは間違いない。かつて散々蹂躙された欧米には金をつぎ込むことで近づき、日本を敵視し反日政策を採り、日本の侵略から祖国を守った中国共産党との宣伝をしている以上、国家が破綻しそうな状況ではその元凶は日本だとの憎悪を向ける可能性がある。なにしろ、中国には中華思想という根深い病根がある。

そのような中国が隣にいる状況で、日本が徒手空拳でいることがどれだけ危険なことかは想像に難くない。9条信奉者などは、日本が武力を持たなければ、日本が挑発しなければ、日本が戦争を仕掛けられることはない、日本が戦争に巻き込まれることはないなど、何かの信仰でそう思い込んでいるかのようだ。日本が戦争に巻き込まれなかったのは9条のためではなく、あくまで米国の存在があったからだ。

しかし、その米国も、自国を犠牲にして日本を護ることなどあり得ない。

あくまでシミュレーションだが、何らかの理由で日中間の戦争が始まってしまったとする。偶発か意図的かはともかく、最初は小競り合いから始まるだろう。しかし、初期の小競り合いや局地戦なら、中国に勝ち目はない。それこそ、自衛隊の局地戦能力はあらゆる面で中国より優れている。また米国も日本側にたつだろう。ここまでは当然と言っていい。すなわち、この小競り合い段階で中国が日本に勝つ要素は全くない。

そこで、中国が白旗を揚げれば、日本はそれ以上の深追いをせず、あとは戦後処理でおしまいになるのだが、中国はそれでは政権が倒れかねない。なぜなら、アジアの盟主、いや世界に対してアジアの盟主でなければ中国共産党は存在価値がないし、そのために長年反日政策を採ってきたのだ。それが初戦の小競り合いで日本に歯が立たないとなれば、政権が倒れるのは当然だろう。対日戦勝ち抜き、祖国を作り、そして虎視眈々と中国をねらう獣、日本に負けたとなればそうなる。日本等なら、自民政権が倒れても民主政権が倒れても、誰一人財産をなくしたり命を無くすることはあり得ないが、中国の場合、権力の座から引きずりおろされることは即ち生命財産全てを失うことを意味する。実際権力闘争に負けた者達が、腐敗撲滅の名の下に多く粛正されているのだ。その党幹部が命を全うするなどあり得ない。

となると、彼らは何が何でも日本に勝ち、日本を跪かせなければならないのだが、それにはまず飽和攻撃しかない。飽和攻撃とは、防衛能力を超えた攻撃のことであり、劣った兵器でも勝機を得る事が可能だ。飽和攻撃で勝てるはずが負けるなどは無数にあり、朝鮮戦争で米国はソ連や中国よりも圧倒的に優れた兵器を持っていたが、それでもポンコツだが数で圧倒してくる中国に勝つことが出来ず、やっと38度線で休戦に持ち込むのが精々だった。

ベトナム戦争でも、圧倒的な軍事力を有していたはずの米国が泥沼に引きずり込まれ、結局南ベトナムを捨てて撤退し、北によってベトナムは統一された。日米戦争では、日本は兵器の性能では米国に引けをとることはなかったが、いかんせん米国の生産力に負けた。つまり、これも物量、すなわち飽和攻撃に負けたと言っていい。

大陸国と島国では、飽和攻撃になった場合、島国は絶対に勝てない。先の日中戦争でも日本は内陸に引き込まれ補給線をたたれ、結局勝つことが出来なかったのだが、現代陸上戦で中国と戦うことはまず無い。それでもたとえばミサイル戦でも日本は大陸内を自由に移動する敵を探し攻撃しなければならないが、敵は日本という小さな的に集中して攻撃を加えれば済む。したがって、中国は急速に戦線を拡大し、絶え間なくミサイルを撃ち込んでくるなどをするだろう。

なお、海上戦では現代に艦船同士の戦闘があったとしても戦場は限られているし、航空戦になっても日本の能力は高い。したがって、中国が行うとすればミサイル戦になるだろうし、現実に中国は第二砲兵隊や最近はロケット部隊などを創設しミサイル戦に力を入れている。現実に陸上戦になる可能性はほぼゼロであり、海上戦や航空戦では日本相手では中国が楽勝というわけには行かない。爆撃など、到底無理だろう。その点、ミサイルなら広大な国土のどこからでも狭い日本に集中して撃ち込めるわけで、今の中国には十分にそのためのミサイルがあると見て良い。

ただし、日本にはミサイル防衛システムがあり、まず衛星などで発射を見つけてから(これは今のところ米国頼みであり日本はこの種の24時間監視可能な偵察衛星を持っていない)、イージス艦から迎撃ミサイルを撃ち、打ち漏らした物は陸上でパック3システムで落とすとのこと。テスト結果ではほぼ100発100中で迎撃できると関係者は胸を張っているそうだが、いかんせん実戦でミサイル防衛をやったことはないのだ。

かつて、湾岸戦争時代、イラクの用いる旧式のスカッドミサイルを迎撃する率があまりに低くて、迎撃システムが殆ど役立たなかったとされている。むろん、当時からすれば迎撃率は格段に上がったと言いたいところだが、ミサイルの高速性、制御システム、ステルス性なども格段に向上しており、結局いたちごっこなのだ。

この様な場合、攻撃側が断然有利になる。なぜなら、攻撃側がいつでも攻撃時期、攻撃目標を一方的に決め、防御側は攻撃が始まってから防御態勢を採らなくてはならないからだ。

まあ、それでも迎撃はかなり効果が上がるだろうが、100発のミサイルを確実に迎撃できる保証はない。一発でも都市部に着弾すれば、被害は相当な物になるだろうし、それが核だった場合事実上日本は反撃能力を封じられると見て良い。

最初から核を使うことはないだろう、と考えるのは気休めにもならない。使うか使わないかを決めるのは、現実に核を手にしている中国なのだ。

核を使わないまでも、通常弾頭ミサイルが何発か迎撃し損じた時点で日本が中国に屈服すれば中国はその目的を果たしたと言っていい。が、その時点で米国が正面から中国とあたれば、中国には勝ち目はない。日本がどうなろうと、米国は徹底して中国と戦争をする可能性がある。それは中国も想定済みだろうから、当然中国は米国に警告する筈だ。この戦争から手を退け、さもないと米国に核を撃ち込む。

これが単なるハッタリかどうかは中国にしか分からないが、いかんせん中国は権力維持のために自国民すら一説には一億人を殺す国だ。常の国の判断基準で中国を判断することは出来ない。また、中国解放軍のスポークスマンである朱成虎や羅援等という連中は東京を火の海にするとか核を使用することにためらわないとか、人類が半分死んでも中国は残るなど次々に物騒な発言をしている。中国当局は個人の意見だととぼけているが、あれだけ情報規制が厳しく少しでも中共の意向に反する発言は直ちに逮捕拘禁されるような中国で、この発言が野放しなのはつまり中共の肝いりでこの様な過激発言をしていると考えるのが当たり前だろう。

単なる脅しハッタリだと無視することが果たして良いのかどうかは、過去の中国の行為を見ればよい。繰り返すが、権力維持のために人民を億単位殺すことにためらいを持たない中共が、日米のような判断基準を持っているはずだと考えるのがいかに無謀か分かろうという物だ。

一寸話がずれるが、今日1月6日、北朝鮮が水爆実験(本当に水爆かどうかは疑わしいとのこと)を実施した。それに対し国際社会は非難の声を次々に上げたが、面白いのは日本国内の日本人の声だ。放送で聞く限り「絶対に許せません。北朝鮮には直ぐに核実験をやめてほしいです」「北朝鮮が全ての核兵器を捨てるように、日本政府が働きかけるべきだ」まあ、気持ちは分かるが、こんな事をいくら日本で言っても北朝鮮が、「済みません、じゃあ、もう核は廃棄します」と言うわけはない。北朝鮮にしてみれば、例え世界中の敵意を買っても食うや食わずでも核開発を続け、韓国や日本、あるいはミサイルを開発し米国を人質にすることだけで生き残れると考えている。

思い出せば、かつてリビアは核開発を米国の説得でやめ、国際社会に受け入れられたはずがアラブの春であっけなく崩壊し、カダフィ大佐は惨殺された。核開発の疑い(実際は分からないが)で米国の軍事侵略を受け、結局サダム・フセインは死刑になった。今、北朝鮮が核を手放せば、金正温も取り巻き連中もリンチに逢うだろうと思えば、唯一生き残れる方法は核開発だけなのだ、と北朝鮮は信じている。これで、日本人がいくら言っても核が北朝鮮から無くなるわけはない。本当に北朝鮮の核をどうにかしたければ、力尽くで軍事介入でもしなければ、更に北朝鮮の核は危険性を増すだろう。かといって、北朝鮮の恫喝に屈して妥協すれば、それはまた更に北朝鮮の核開発に拍車がかかるだけだ。

結論として、唯一出来ることは北朝鮮を圧倒的な軍事力で押さえ込むことしかない。それをふまえて、中国はどうなのかと考えてみると、上述のように中国もまた生き残りのために核を持っていると考えた方が自然なのだ。なにしろ政治体制一つ見ても、中国と北朝鮮は基本的に権力を握っている者が生き残りのためには軍事力にしか頼れないと信じているとの共通点がある。さて、この件は後でまた触れるとして、

やっと本論なのだが、米国は日本の敵なのか、味方なのかを考えてみる。実際には、今の日米関係はかなりうまくいっていると言えるだろう。が、それは米国が日本の味方だと言うことなのだろうか。

日米の歴史的関係の推移を見れば、まず日本が鎖国政策をやめ開国したのは明らかに米国のペリー来訪があったからだが、当時のペリー来訪は決して他国を訪れる親善大使としてのそれではなく、あくまで砲艦外交であった。米国の求めに応じなければ力によってねじ伏せるとの通告に日本が抗しきれなかったのが理由であり、その結果、後々まで苦しんだ不平等条約を結ばされた。

とはいえ、それでも米国のやり方は、当時の西欧諸国のやり方に比べれば穏やかだったとも言える。当時のアジア諸国はタイを除いて軒並み一方的に西欧諸国の植民地にされ、全く抵抗の出来ない状態だったのだから、日本が植民地にならなかったのは例外とも言える。ただし、日本が島国であり侵略するには難しかったこと、また日本は江戸時代の初期から長崎出島のオランダ人を通じて西欧の動きは良く知っていたし、彼らがアジア諸国を植民地支配していた手口も良く知っていた。その結果が、とにかく日本開国後驚異的なスピードで富国強兵につとめ、四半世紀も経ずして世界屈指の軍事力を持つに至った理由といえるだろう。仮に日本が単に西欧の圧力に屈するだけだったら、間違いなく他のアジア諸国同様植民地にされていた筈だ。

日本が力を蓄えるまでは、西欧の対日外交は事実上砲艦によるものだったのは、数々の記録が示している。

くれぐれも忘れてはならないのは、力による侵略を封ずるのはほほえみでも協力でも妥協でもない。力しかないのだ。

欧米にしてみれば、日本は確かに他のアジア諸国とは違った。島国である利点はあったろうが、数百年前から多くの西欧人が日本を訪れ、その文化、民度の高さに驚嘆し、宣教師などは母国に「キリスト教徒ではない日本人は、きわめて優れた民族であり、場合によっては我々よりも優れている」と書き送っている。

そして、開国間もない日本が、当時のアジアの大国清を戦争で敗り、続いて世界の軍事大国であるロシアを戦争で敗った。アジア人はいずれ西欧の植民地支配を受けるのが当然と考えていた西欧人にとっては、日本は理解しがたい国だったろう。そして、その後の第二次世界大戦では、負けはしたが日本はほぼ世界先進国の大半を相手に4年もの間戦いを続け、その奮闘に触発されたアジア諸国は次々に立ち上がり、程なくアジアから植民地は無くなった。

そこで、西欧の人種的文化的優位を見直せるなら良いのだが、日本を徹底的に悪の帝国として処断することで溜飲を下げさらに、将来自分たちが日本の挑戦を受けない為にも日本に対する徹底的な復讐が行われた。その一つが東京裁判であり、そこで広く植え付けられた日本の戦争犯罪だった。

「侵略戦争」は連合国の宣伝、日本は植民地アジアを解放した

私が記憶している限りでも、昔の米国の映画は、ドイツ兵が残虐で間抜けでいつも悪役だった。そして、他国で上映される米国映画では動物並みの野蛮な日本兵が正義の味方米国兵に懲らしめられる物が多かったという。それはテレビの人気ドラマ、コンバットなどでもその傾向があったし、またその後形を変えて入ってきた、たとえば「戦場に架ける橋」などでは間抜けな日本兵は橋の設計一つ出来ず捕虜の英国兵が設計し橋を架けたことになっている。実際はあの橋は日本軍が設計し、英国人のあまりの無教養に日本兵があきれたという。「猿の惑星」の猿は日本人のことだとは有名な話だ。

しかし、今でももっと別な形でこの様なことは無数にある。スターウォーズは米国の大人気SF映画であり、ありとあらゆる異星人がでてくる。が、人類として出てくるのは殆どが西欧人であり、ごくたまにアフリカ系が出ていた。アジア系が出てきた記憶がないが、小形で、文明の遅れた猿のような住民が住んでいる惑星の話は出てくる。

また、去年話題になった、アンジェリーナ・ジョリーの監督映画「アンブロークン」では残虐な日本軍の拷問の話が出てきて、差別だと日本では上映されなかった。アンジーは、あれは反日映画ではない、人間の魂の再生の話だと言っていた。むろん、あれは反日映画ではない。アンジーは全く疑問無くごく自然に日本人のイメージを映画で描いただけなのだ。

このような感覚は、すでに欧米人の民族性とも言える状況になっており、まともに聞けば日本人は野蛮だ、残虐だなどという西欧人は少ないだろうし、日本社会の安全性、正直さ、几帳面ぶりなどを褒め称える人も多いようだ。が、何かの拍子に、やはりアジア人は、日本人はやっぱりと本音を漏らすケースが本当に多い。

つい70年前米国は日系人だけを強制キャンプに送り、ドイツ人やイタリア人はそうしなかった。後にその件については謝罪し補償もしているが、彼らの民族性が2代、3代で変わるわけがない。またカナダや南米諸国などでも日系人の強制キャンプ送りはあったが、未だに謝罪も補償もない。

確かに、昔と違いあからさまな人種偏見は影を潜めたかに見える。が、民族性として心に染みついている理屈抜きの感情は代々受け継がれてゆくものだ。それを示すのが

トランプ氏 超格差社会から目そらさせ日中を悪者にする作戦

等でもかいま見える。トランプが大統領になる可能性は低いと識者は見ているようだ。が、日本では民主が政権をとったようにどうなるかは分からないし、実際今のオバマ氏は本当に評価が低い。思い切った政策をぶち挙げる候補が支持率を集めるのはいつものことだし、米国の有権者の知的レベルは想像以上に低い。

トランプが高い支持率を得ているのは、それを支持する米国人が実際に多く居ると言うことだ。今、米国の深刻な問題は許容量を遙かに超えた資産格差であり、感覚として上位1%が米国の富の大半を独占している状況であり、米国では金があれば政治も動かせる。一方、これだけ資産格差が進んだせいで中間層が居なくなり、国民の大半は以前よりもかなり貧しくなっている。

一度病気になれば高額な医療費で破産する者が後を絶たず、訴訟社会で金がなければ裁判にも勝てない。つまり、金さえあれば法律もどうにでもなるのが米国なのだ。

先日また米国で銃による大量殺人テロがあり、オバマが涙を流して銃の規制を訴えた。もちろん、彼は人間としては善人なのだろう。が、決断力が無く経験が無く指導力が無く、そして涙を流すことで更に評価は下がったろう。米国の大統領は世界の指導者でなくてはならず、強い人間でなければならないからだ。

だから、トランプのような強いアメリカを取り戻すと言う言葉は米国人に受ける。そして、米国の資産格差がどうして起きたのか、誰が悪いのかとの問題は、日本を悪者にして不満の標的にする。それをトランプはためらう理由がない。そしてその彼が高い支持率を得られるのは、米国人にそれが広く受け入れられるからだ。

ジョージ・タケイさんの収容所体験、NYブロードウェー上演

ただ、以前から私は言っているが、米国と中国は実によく似た国同士だが、大きく違うのは米国には自浄作用があることだ。この記事などは一つの例だが、慰安婦問題にしても原爆投下問題にしても米国内部から確かに事実を検証し知るべきだとの声も出てきている。中国などではこの様な声はあっという間に圧殺されるだろうが、米国では時にこれが大きな動きになる。その点では、西欧よりも救いがあると言っていいだろう。

救いがないとは

国同士お互いを好きになって、思いを一つにしてくれたら…左右靴紐の色が違うシューズでプレー

この様なことを言う。私はイボミの事は良く知らないが、日本で生活し、日本語を学び、日本が好きなのだそうだ。それは事実だろうと思う。が、彼女の言葉がもし正確に伝えられているのだとしたら、「両国の政治的なことや背景など難しいことは分からないのですが、日本のファンの皆様は、本当に良くしてくださいます。私にしてくださっているのと同じように、韓国の人たちに接してほしいなと思います。」とのことだ。

日本人が韓国人を好きになってほしいという。が、どうして日本人に嫌韓感情がありそれが近年増えているのか彼女は知らないのか。一方的に日本人が韓国人を嫌っていると何の疑いもなく思い込んでいるのだとしたら、それは上記のアンジョリーナ・ジョリーと全く変わらない。ごくごく自然にそう信じているのだから、救いがないと言うことだ。

付け加えるまでもないが、個々の韓国人は個々の日本人が判断すればよい。韓国人だから嫌うべき等とは思わない。が、ここで言う韓国人嫌いは明らかに韓国の反日国策であり、また歴史から文化まで全てを捏造し、日本に対しては何をしても許されるとしているその象徴としての韓国人だ。日本語を流暢に話せるほど日本に長く住み日本人と接しているイボミの思いがそれなら、やはりそれも民族性なのだろうと言うわけだ。彼女個人は良い人間なのだろう。心底日韓関係が良くなることを願っているのだろう。が、民族性とはそれとは別物であり、日本との堅固な同盟化を持っている米国もまたそうなのだと考えておく必要がある。

米国は日本の敵なのか。いや、そうではない。今は少なくとも敵ではない。が、彼らもまた自国民の生命財産の保護が最優先であれば、他国を躊躇無く犠牲にするだろう。中国の核に直面したとき、彼らがそうしたとしてもそれは当然と考えるべきであり、日本はそれに対処する準備もしておかなくてはならないと言うことだ。つまり、冒頭の言葉、即ち日本の安全は日本が独力で護らなければならず、そして今日本の最大の脅威が核大国である中国である以上、日本がその中国の核使用を抑止する能力と意志を保たなければならないと言うことだ。それを示すこと以外、中国を抑止することは不可能と考えるのはそのためだ。

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コメント

No title

たかおじさん今晩は。全く仰る通りと私も思っております。

米国は確かに今は日本との同盟を深化させているとは思いますが、少なくとも日本の防衛というよりはやはり自国の防衛の為の計画の一端であり、仰る通り日本も自国の防衛はできるだけ自前で周到に準備しておくべきものと考えます。

我が国の一番の問題はGHQによる洗脳がまだ解けていない事、日本人でありながら日本が嫌いな反日日本人により、日本国と日本国民を貶める行動を計画実行し隣国の反日工作に加担している事でしょうか。

冷静に判断すれば自国を危うい状態にしてまで同盟国といえど防衛をするとは思わない方が賢明だと思います。

例えば日英同盟締結と廃止に至る当時の国際状況等は現代に通じるものがあり検証する価値が高いのではないでしょうか。?この同盟の廃止が急速に日本が追い詰められる発端になったような気がいたしますので。

中韓とは日本はあまり関わりを持つべきではないと私個人は常に思っております。

私もまだまだ勉強が足りませんが、歴史をよく学び検証し教訓にして備えるべきと思います。それを一番してほしいのが政治家であり役人であろうと思いますが、とてもじゃありませんが政治家や役人が一番信用できないようにも思えます。

No title


>2016-01-09 18:32 | 一有権者様
>
>たかおじさん今晩は。全く仰る通りと私も思っております。

今晩は。

>日本も自国の防衛はできるだけ自前で周到に準備しておくべきものと考えます。

これが大原則です。それを見極めれば、米国にとっても日本を護ることが利益につながります。日本が自力で防衛するつもりが無く、最初から米国頼みでいるなら、いざとなって余裕が無くなったとき、日本は米国の負担になるだけで、米国世論が「自分で自分を護らない国をどうしてアメリカ人が血を流して助ける必要があるんだ」と言うことになるでしょうね。かつて、南ベトナムはそうやって米国に見捨てられ、北に統一されました。
>
>計画実行し隣国の反日工作に加担している事でしょうか。

米国の自虐史観教育もあったでしょうが、中国は常に相手国の中に深く侵入し、内部からコントロールしようとします。かつての戦争がそうだったし、今も朝鮮犬をけしかけ、米国で慰安婦問題により日本をおとしめる活動をしています。自分は決して表に出ず、朝鮮犬を使うのが彼らのやり口で、日本でも同じ事をしているのです。
>
>冷静に判断すれば自国を危うい状態にしてまで同盟国といえど防衛をするとは思わない方が賢明だと思います。

いえ、外交とは自国の利益のために行う物。同盟関係も自国の得になる限り有功と言うことです。

>
>例えば日英同盟締結と廃止に至る当時の国際状況等は現代に通じるものがあり検証する価値が高いのではないでしょうか。?

確かにそれも一因でしょうね。最大の原因は、やはり当時根深くあった人種差別主義でしょう。実は今も表面的には収まっているようで、当時とあまり変わってはいません。それは、経済的に余裕の無くなった欧州の対日姿勢の変化を見ても分かります。
>
>中韓とは日本はあまり関わりを持つべきではないと私個人は常に思っております。

そうですね。少なくとも隣国だから仲良く、というのは単に幻想に過ぎません。
>
>それを一番してほしいのが政治家であり役人であろうと思いますが、とてもじゃありませんが政治家や役人が一番信用できないようにも思えます。

ひどい政治家も確かに多いけれど、日本はましな方ですよ。理想的な政治家のいる国など皆無ですよ。欧米の政治の劣化など、観察してみるとひどい物です。フランスのオランドはまだましで、サルコジなど犯罪者ですよ、全く。ベルルスコーニはイタリアンマフィアだったし、メルケルはVWの犯罪の片棒を担いでいました。キャメロンは、中国に入れ込み、英国経済を中国に売り渡しています。オバマは善人かも知れないけれど、無能で口だけ達者。経験不足、知識もないのにそれを自覚していませんでした。

上記の彼らが首相や大統領になれたのはその種の取り巻きが沢山居ると言うことです。

専守防衛とは

日本人にとっては松も取れてそろそろ抜ける正月気分も国によっては元旦過ぎれば「はい終わり」とばかりに2日から緊張ムード全開ですね。
水爆の真偽はともかく、核は既に最終兵器ですから今更騒ぐ事ではなく、それは恫喝にはならぬとの意志表示が足りて来なかった我が身を顧みるべきと思うものです。
中共と北鮮が裏で繋がっていようがいまいが、どちらであっても、又、仮にそれが米国と北鮮であったとしても、考えられる可能性に対応出来てこその真の防衛と云えます。
巷間で云われる単語に専守防衛がありますが、前線を突破されて本丸が危うくなる古式戦闘ならそれも通用こそすれ、ミサイルが前線を頭越しにしていきなり本丸を貫き、伝令や伝書鳩、無電に代わり高度にコンピュータライズされた単なる通信に留まらぬ広範に亘る制御系へのサイバー戦すら肝とされる現代にあって、専守なる領域は曖昧であり、且つ改めて規定する事もまた困難と思われ、専守防衛ではなく単に防衛へ立ち返り認識を新たにすべきと考えます。

専守防衛とは

>2016-01-11 12:17 | あづまもぐら様

>日本人にとっては松も取れてそろそろ抜ける正月気分も国によっては元旦過ぎれば「はい終わり」とばかりに2日から緊張ムード全開ですね。

それでも、正月の日本各地の穏やかな様子を見聞きすると、つくづく日本は平和なのだと実感します。世界には、明日殺されるか、殺さなければならないかなどを考えるような国や地域がたくさんあるのにです。しかし、その平和な日本も、少し外に目を転じれば平和確保のためにはもっと真剣に考えなくてはならない筈なのですが。

>水爆の真偽はともかく、核は既に最終兵器ですから今更騒ぐ事ではなく、それは恫喝にはならぬとの意志表示が足りて来なかった我が身を顧みるべきと思うものです。

しかし、日本人の心のどこかには、北朝鮮がまさか核を使うことなどあり得ない、中国が日本に軍事行動を起こすはずがないと信じ切っている部分があるし、中にはそれを口に出して言う著名ジャーナリストなども居ます。

>巷間で云われる単語に専守防衛がありますが、・・専守防衛ではなく単に防衛へ立ち返り認識を新たにすべきと考えます。

おっしゃるとおりです。専守防衛とは反撃する能力や時間的余裕がある時のみ有功です。しかし、原理的には大型核を数発撃ち込まれれば一切の反撃も不可能で、あとは完全に無条件降伏をする、いやそれすら叶わない状況になりえるのです。結局、今の時代、防衛とは抑止力に他ならず、相手に攻撃をさせない事が最大の、そして唯一の方法といえるでしょう。戦争がいつも局部戦、小競り合いなら専守防衛も可能かも知れませんが、戦争を仕掛ける方にしてみれば、それでは日本に勝てないと判断するなら、第一撃で日本の抵抗を封ずる攻撃しかありません。

それを封ずるには、仮に日本が致命的打撃を受けた後でも同等の打撃を与えうる能力を日本が持ち、その意志を明確にすることだけです。いずれにせよ、その力が行使されるとすれば、双方とも生き残れない、即ち相互確証破壊のみが圧倒的な破壊力を有する相手に対する唯一の抑止力になるでしょう。相手が部分的にでも生き残れると考えるなら、それは最終的な抑止力にはならないのですから。事実、中国は世界を半分破壊しても、中国が半分生き残れるなら、いずれ中国は再生して世界を支配するとまで言っているのですから。

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