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愚か者でも自覚できればまし

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「われわれは愚かだった」 米有力紙が“反省” 誇張されすぎた被曝リスク

要点は、すなわち被爆量は直線的に有害度が増すわけではないのに、あたかも被爆量と危険度が直線比例するかのような認識を持っていたのが愚かだったというのだ。「秒速1フィートで発射された弾丸で死ぬ確率は、秒速900フィートで発車された弾丸で死ぬ確率の900分の1だと言っているものだ」と言うことだ。むろん、それが当てはまらないのは誰が考えてもそうだろう。青酸カリの成人の致死量は300mgとのことだが、では1mgずつ毎日300日飲み続ければ死ぬかどうかと言うたとえでも言えるだろう。

今日本の基準は年間1mSvが許容被爆量とされているが、日本の自然被爆は諸説有るものの年間2.4mSvと言うことだとして、そんな許容量にどんな意味があるのか。仮にたまたま細胞の一個か二個が放射線で傷ついたとしても人間の身体は自然治癒力であっという間に修復してしまう。そうでなければ、放射線以前に人間は自力では生きて行けない。

またこの放射線障害が原発廃止の理由になっているが(事故の可能性も含めて)、実際は化石燃料による事故、水力発電ダムの崩壊事故、環境汚染による死者は原発の比ではない。事実上、一般人の原発事故による死亡事故は唯の一件も発生していない。

こんな事は福島原発事故直後から何度も言われてきたし、私も言ってきた。科学的に、常識的に観れば、原発による障害など石炭火力などに比べ無いに等しく、(ゼロとは言わないが限りなくゼロに近い)、原発を選択することで経済的メリット、環境改善、国家の安全保障にとって計り知れないメリットがあるが、原発否定論者は、そのメリットを一切無視し続けてきた。

当時に比べれば、原発反対のヒステリックな声はあまり聞こえなくなったが、むしろいくつかの原発が再稼働されつつある今もっと大きな声で彼らは叫ぶべきではないのか。実際は、今声を挙げても注目されないからに過ぎない。当時盛んに原発反対、放射線被害、原発事故などとあおり立てていた連中はそれが飯の種になるからだったに過ぎず、そんな連中にあおられ同調して騒いでいたお花畑は、風が静まったからそよがなくなっただけだ。

今問題にされている放射線障害の大半が虚構であり、原発のリスクも経済的負担も安全保障上の条件も、化石燃料とは比べ物にならないほど小さな物なのだが、未だに反対論者はそれを考えようともしないし反論に耳をふさいでいる。彼らこそ愚か者のなかでも最大最悪の馬鹿者ではないのか。我々は愚かだったとWSJは言う。が、我々とは誰のことか。当時から原発事故のことを過剰に言い立て放射線障害が直ぐにでも日本を破壊するようなことを言っていた連中を批判し、もっと冷静に物を観て判断すべきだ、科学的根拠を確認すべきだと主張していた人達もいた。WSJはそのような冷静な人たちを根拠為しに批判する側だと言うことなのか。

実際、自分では考えることをせずに放射線被害であおられ、福島から一家離散したり却って自然放射線量の高い関西に移住したりする人々が相次いだ。むろん、事故現場の直ぐ近くでは居住はしない方がよいかも知れないが、それでも原発周辺地区を含め、規制値は遙かに超えるが、科学的に見て人間の健康に悪影響があるような高いレベルの放射線は観測されていない。

引き合いに出されるチェルノブイリ一帯が無人化して数十年が経つが、実際は密かにその近くに戻ってきている人々はそこで作った作物を食べ、水を飲み空気を吸いながら何年も何十年も生きている。そして放射線障害は唯の一例も報告されていない。むろん、福島住民で実際に放射線障害による疾病は唯の一例も報告されていない。単に噂で甲状腺癌が異常に多いとか、放射線障害で何十人も死んでいながら政府は隠しているなどの悪質なデマが、坂本龍一のような似非インテリによって拡散されている。ついでに名前を挙げるなら、武田邦彦氏などもそうだろう。当時散々放射線障害であおり立て、福島産の野菜は青酸カリが含まれているようなものだと言い、当時の一関市市長勝部氏が武田氏に抗議をしたが、武田氏は発言を取り消すつもりはないと回答している。その武田氏が今はむしろ1mSvの被爆など全く問題はない、などととれる発言を繰り返している。この破廉恥な豹変ぶりはすがすがしいほどだ。

むろん、だからあの原発事故は何でもない、騒ぐなと言っているのではない。あれは確かに重大な事故であり、場合によっては膨大な放射線障害の被害者が出た可能性もある。が、実際は、その面での被害は報告されていないのだ。むしろ、あのデマや強制移住などがストレスになったりして自殺したり病気になった人が少なからずいる。その中の多くが、もし当時のメディアや世論がパニックにならず落ち着いていたら命を落とすことはなかったはずだ。多くの家族が一家離散などしなくても済んだはずなのだ。

パニックになるな、といっても無理なのだろう。自分で考えず、自分で確認できない人は直ぐにパニックになる。そしてあおる方はそれが目的であり、そうすることで人に物を考えさせないようにするのだ。

同じようなことが今また起きている。安保関連法案などにも言えることなのだ。安保法案が戦争法案であり、日本の軍国主義が進み、戦争をする国になる、いつか徴兵制になると大騒ぎをしている連中の言葉の何処に整合性があるだろうか。直ぐにでも日本が戦争を始めるような事を言い立て、自分で物を考える能力のないお花畑をパニックに陥れているだけだ。

彼らの主張がいかに馬鹿げているかは、ここで一々書くまでもないだろうが、9条が日本を守ってきたなどという戯言も同じだろう。日本が戦争を放棄してきたから戦争に巻き込まれなかったなど、物を自分で考える能力のない人間なら信じるのだろうが、実際は米国の存在がかろうじて日本を守ってきた。が、今、米国がその任務を降りようとしているし、実際世界の警察官でいるつもりはないとオバマ氏が言ったとたんにクリミアがおかしくなり、ISが発生し、中国は南沙諸島を埋め立てた。日本は戦争を放棄する、なぜなら世界中が日本の理想を支持してくれるだろうからと憲法に書いてある。だから日本の平和が守られたのだそうだ。それなら、憲法に、日本は台風を認めません、火山噴火も地震も津波も認めませんと書けば安泰なのか。自然災害と戦争は違う等と言っても仕方がない。日本の意志にかかわらず、戦争を仕掛けてくる国があるならそれは自然災害同様日本の願望だけでは防ぐことが出来ない。

今のところ自然災害はどうしても防ぐことが出来ないが、自然災害対策を取り建物の耐震基準をきちんと決め、火山観測や台風観測であらかじめ避難したり対策を取っておけば被害を最小限に出来る。同じ事が戦争にも言えることで、日本の意志にかかわらず日本に戦争を仕掛けてくる国があるとするなら、その気を起こさせない対策として強力な軍事力による抑止が必要であるのは言うまでもない。話し合いで戦争が避けられるなら、歴史上戦争など起きるはずがない。先のWW2も米国や中国と話し合いで解決できなかったのは一方的に日本の責任ではない。当時、仮に日本だけに核ミサイルがあったら、あの戦争が起きるはずはなかった。

安全関連法案は骨格が集団自衛権だが、日本単独で戦争抑止が出来るはずが無く、どうしても今は同盟国が要る。同盟国とは、日本が危なくなったら助けてくれる国のことであり、当然ながら相手国が危なくなったら日本が助けなければならない。国を守るために集団自衛権を発動し、抑止力になりうる軍事力を持ち、そうすることで戦争をしなくても済むようにするのが安保関連法案だ。日本は戦争をする国になるのではなく、戦争をしなくても済む国になるために抑止力を持ち集団自衛権を発動する。

今回は脅しによってパニックを起こすだけではない。憲法学者などは憲法違反だから安保法案は廃案にしろという。これは彼らの飯の種になるから言っているだけであり、実際に憲法違反かどうかは彼らがどう考えようと、彼らが判断し決定するわけではない。よしんば理論的に憲法違反であるなら、憲法を変えなければならないのだ。憲法は国民の安全を守るためにあるのであり、もし状況が変わって憲法が国民を守らなくなったのなら憲法を変えなければならない。だから、憲法学者達は、もし安保関連法案が憲法違反だと確信するなら、憲法を変えろと提言すべきだろう。

国民の安全を飯の種にしてはならない。そして、理論も実情も無視して戦争になる、徴兵制になると騒ぎ立てるだけの連中は明らかに原発事故当時盛んにあおった異常者達と同じだ。あれが下火になったから今度は安保法案に鞍替えしたに過ぎず、そしてそのような連中にあおられ簡単にパニックになっているお花畑達は、将来この問題が下火になれば、自分たちが浮ついたことなどきれいさっぱり忘れる。

WSJは「我々は愚かだった」と言っているが、自覚できない愚か者は無数にいる。一度、自分が事態を理解しているのかどうかじっくり考えてみればよいのだが、無論そんなことが出来るくらいなら愚か者であるはずがない。結局愚か者はあおり屋にあおられパニックになり、事態が収まると自分がなぜパニックになったのか、いや、パニックになったことさえ忘れ、そして同じ状態に何度でも陥る。


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