スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

火宅の人

最初にクリックしていただけるとありがたいです。

人気ブログランキングへ




火宅の人とは、壇一雄の小説で有名だが(ちなみに私は壇一雄が嫌いだが、それは置くとして)本来は仏教に出典がある。法華経の譬喩品にあり、或長者の家が猛火に包まれているのに、その家の中に子供達が火に気づかず、逃げるように言っても遊び戯れているのを、長者が外に出てくれば宝物がたくさんあるとうそを言って外に連れ出すことに成功したと言う話だ。

自分の身に危険が迫っていることにも気づいていない人間には、それを理屈で教えても届かない。嘘でも、強制的に危険から遠ざけてやらなければならないと言う話だ。仏教では、仏の知恵として地獄にありながらそれに気がついていない人間に、宝物があるとうそを言って仏の教えを説くことが必要だと言うことらしい。

さて、今の日本を考えてみると、日本人は火宅の人なのではないかと思えてならない。日本は今中国という猛火に包まれようとしている。が、日本人は感覚的に中国の異常さには気づいたが、まさか中国が日本を屈服させようとしているとまでは思っていないようだ。

とはいえ、私も中国が今日明日日本に対し軍事行動を起こすと思っているわけではない。が、自らを護るのは自らそれを理解することから始まる。

日本は安全な国だ。夜中に一人で歩いている女性が強盗にあったりレイプ被害を受けることは他国に比べれば極めて少ない。田舎などでは、玄関ドアを開け放したまま風を入れている家など珍しくもないし、商店が品物を全く目の届かない路上などにまで並べ、それを客が手に取り店内に入って支払いをするのが当たり前になっている。これだけ自動販売機が林立しているのも、自動販売機が壊され金が抜き取られたりあるいは自動販売機ごと盗まれることが極めて少ないからだ。

これだけ安全な社会に住んでいると、昔からよく言われているように安全は只だと思いこむようになる。が、実は日本人の安全は、お互いが相手を傷つけまいとする文化が有ってのことなのだ。そして、警察が24時間活動しているから日本人は警察の存在すら意識しないで安全な生活を送っていられる。

しかし、国家ともなるとそうはいかない。国家を個人に置き換えてみれば、互いに傷つけないことを思考の中心においている国ばかりとは限らず、また24時間護ってくれる警察もない。世界の縮図が日本だと無条件で思いこんでいる人たちが日本には多すぎる。

何度かここでも書いているが、人は信じたい物を信じ、見たくない物は見ない傾向がある。特に、危機が迫っていると感じたような場合そう思いこむことで自分が安全だと信じ込むわけだ。さらに、客観的に状況を分析出来ない人々にそれが言える。それが普通の人なのだ。

いわば、日本人が火宅の人だというのは、信じたくない見たくない脅威が現実の物としてすでに日本を包み込んでいるのに、そのことに気がついている日本人が殆ど居ないからだ。

たとえば、次のような報道がある。

赤文字は引用

2名の米軍司令官、中日の衝突に介入しないと明言


発信時間: 2014-02-11 10:05:46

豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙は10日、「『イーグル』と呼ばれる米太平洋司令部のカーライル大将(司令官)はこのほど日本とフィリピンの指導者を批判し、中国の地域内における実力の拡大を、欧州の戦前に例えるべきではないと指摘し、このようなやり方が良い影響を及ぼすことはないとした」と伝えた。カーライル氏は、「私がドイツの台頭、また欧州(特に英独間)で発生したことを、現在のアジア太平洋で起きていることと例えることはない。実際に、一部の出来事は日本によって生じている。彼らはその他の国に対する挑発となっているものが何であるかをよく考えるべきだ」と述べた。


日本人が中国の脅威を過小評価している一つの要素は、間違いなくアメリカが日本の同盟国であり、中国の進出を牽制し、日本に対する軍事行動を力を持って阻止してくれると考えているからだ。むろん、それはある程度其の通りだろう。だが、ある程度でしかない。普通に考えてみて、自国民の命さえ自らの権力維持のためには犠牲にして省みることのない中国指導層が、最後の最後にアメリカに対し人命の消耗戦を挑むとなれば、アメリカは絶対に勝てない。これが上記の記事に端的に現れているのではないか。

むろん、上記の記事は中国メディアによる物であり、多分に自国人民向けのプロパガンダの要素が強い。が、下記に示した元記事は、オーストラリア紙によるものであり、かなり脚色はされているものの、2司令官の発言はおおむねその通りと思える。それでも、正確な記事なのか、やらせなのかはともかく、内容としては十分に納得出来る。つまり、アメリカは正面切って中国との軍事衝突などしたくはなく、もし日中間で衝突が起きたら両者で話し合いにより解決しろ、と言っているのだ。それは今のアメリカの様々な言動でも裏付けられる。

しかし、戦争が始まってから中国が日本との妥協を受け入れるわけが無く、日本が全面降伏するまで中国は戦闘を拡大し続ける。結局、アメリカが言うのは、中国と戦争になったら、壊滅させられないように降伏してしまえ、と言うことだ。

それを見越して中国はさらに対日圧力を強めている。

下記が元記事

US general criticises Japan, Philippines' anti-China views



中国の軍事を予言してきた羅少将の不穏な発言

櫻井良子ブログ

氏は現在、中国軍事科学学会の会長を務めている。高級幹部を父に持つ子弟らで構成する太子党の一員で習近平国家主席とも親しい。
北朝鮮を連想する右の発言は、「中国は国土も広く、戦争での持久力は比較的強いが日本はそうではない」「中国は余裕で日本に勝てる」というふうに続いている。


火宅の人、日本人が思いこんでいることに、どうせ中国は口先だけで日本を脅して居るんだろう、実際に軍事行動に出る余裕など無い、なにしろ国内問題が大変だから、あるいは国際的な非難が高まれば中国は孤立するわけには行かないので、日本に対しても態度を軟化せざるを得ない。だから、中国との戦争など起きるはずがない。中国にはそんな余裕など無い。

あるいは、仮に中国との戦争が偶発的に起きたとしても、自衛隊の装備は中国の物とは段違いに優れ、そして自衛隊の志気も練度も比べ物にならないほど高いから、中国が敢えて日本にちょっかいなど出せない。出せば負けることが分かっている。

とまあ、こんなところだろうか。

だが、ほんとうにそうやって安心しても良いのだろうか。

こんな非常識発言は、本来は無視してもよいのだが、事はそう簡単ではない。氏をはじめとする中国軍人の突出発言は、多くの場合、現実のものとなってきたからだ。

このような発言が非常識だというのは日本人の判断、また西欧近代国家の判断であり、中国人民にとっては別に非常識ではない。もともと、常識とはそれを構築する情報が得られる人間にとって存在する物だ。幼い子供はほしい物があると泣いたりわめいたりして親に要求する。親は、それを許しては子供がまともな人間にならないから、叱る。そうやって、ほしい物を手に入れるには、そのための努力を自分がしなければならないのだとの常識を、子供は身につけるわけだ。

が、中国においては、そのような情報を人民に与えていない。本来中国が手に入れていたはずの物は日本が持っているのだから、日本から力尽くで奪い取るべきだとの常識を持たせている。

だからこそ、この羅少将の不穏な発言も中国人民にとっては当たり前の事を言っているにすぎない。だから、羅少将の言葉も人民向けのプロパガンダではあろう。中国人民が何を信じようと世界が中国の横暴を許さないだろうから、結局は単なるプロパガンダで終わる、だから別に中国がその言葉を実行するわけがない。これも、信じたい物を信じ、信じたくない物は信じない人間、とくに火宅の中の日本人には中国が世界の孤立を畏れて暴発しない、景気の良い言葉は人民向けの宣伝にすぎないとの考えは一番すんなり受け止めやすいのだろう。

中国政府の軍事戦術を具体的に「予言」してきた羅少将の発言は、氏と習主席間の意思の疎通ができていることを意味する。中国政府や軍が正式発表する前に発表できる立場に彼がいるということだ。ただの乱暴者の発言ではないことに留意しなければならない。

特に、習近平の指導力が全くなく、そのために中国夢を言い出したり、毛沢東の個人崇拝を復活したりしているが、中国の指導者にとって一番大切なのは解放軍の力を味方に付けることであり、また実際は解放軍の利益を確保することが指導者として存在出来る要素となるのだから、解放軍が日本を軍事力で屈服させると決めれば習近平等がそれを阻止することはないし、また出来ない。

解放軍が実際に国際社会での中国の立場や、経済問題などを理解していればよいが、彼等がその専門家である可能性は低い。結局、上記の羅元少将の言葉も中共の行動にそれなりの影響力を及ぼす立場で言っていると考えるべきではないのか。


時事評論家、「日本は向かってくる勇気があるか?」 船を派遣し“居座り続ける”持論展開―香港メディア

さらに、「堂々と日本に対して言えばよい。『向かってくる勇気はあるか?』と。日本がわれわれを阻むことなどできない。日本の水上警察船にその力はない。日本が向かってこなければ、そこで国際法上の事実が作られる。『ここは紛争地帯である』という事実だ。日本が実効支配しているのなら、中国側に強く抗議すればいい。そうしないのであれば、日本が数十年来、実効支配していたとは言えない」と持論を展開した。

直ちに対日軍事攻撃を行うかどうかはともかく、日本を挑発し続け、そしてアメリカを始め西欧が日本を押さえ続けるなら、中国の対日姿勢は抑制が利かないほど大きくなりうる。その時になってアメリカが日本を護ってくれるなどと火宅の人なら信じたいだろうが、実は日本はほぼ丸腰で中国の暴力の前にさらされていることを知るべきなのだ。一刻も早く、火宅から出るべきなのだ。

引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックして下さい。内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

2名の米軍司令官、中日の衝突に介入しないと明言



発信時間: 2014-02-11 10:05:46

2名の米軍司令官がこのほど東アジア情勢について触れた。在日米軍司令官は10日、米軍が中日の衝突に直接介入することはないと表明した。米太平洋司令部の空軍司令官は9日、「日本はその他の国に対する挑発となっているものが何であるかをよく考えるべき」と発言した。これらの表現は中国に対する警告の中に盛り込まれていたが、日本の「揺るぎなき日米同盟関係をアジアに全力で示す」という手法が滑稽に見える。

豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙は10日、「『イーグル』と呼ばれる米太平洋司令部のカーライル大将(司令官)はこのほど日本とフィリピンの指導者を批判し、中国の地域内における実力の拡大を、欧州の戦前に例えるべきではないと指摘し、このようなやり方が良い影響を及ぼすことはないとした」と伝えた。カーライル氏は、「私がドイツの台頭、また欧州(特に英独間)で発生したことを、現在のアジア太平洋で起きていることと例えることはない。実際に、一部の出来事は日本によって生じている。彼らはその他の国に対する挑発となっているものが何であるかをよく考えるべきだ」と述べた。

海外メディアがカーライル氏の発言を分析する中、もう一人の米軍司令官が東アジア情勢について意思表示をした。日本の華字メディア「日本新聞網」によると、在日米軍司令官のアンジェレラ氏は10日午後、東京でテレビ電話の形式によって開かれた記者会見で、「米軍が日中の軍事衝突に直接介入することはない。それが危険な行為であるからだ。米国は日中両国が対話により、この危険が発生する可能性をなくすことを願っている」と語った。

アンジェレラ氏は「日中がもし軍事衝突した場合、米軍はどうするか」という記者の質問に対して、「そのような衝突が発生することを望まない。仮に発生した場合、救助が我々の最も重要な責任だ。米軍が直接介入した場合、危険な問題が生じる。ゆえに我々は関連各国の指導者に対して、直ちに対話を実施し、事態の拡大を阻止するよう求める」と答えた。


下記が元記事

US general criticises Japan, Philippines' anti-China views



中国の軍事を予言してきた羅少将の不穏な発言

櫻井良子ブログ

2014.02.01 (土)

『週刊ダイヤモンド』   2014年2月1日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1020

乱暴発言で中国人の絶大な支持を受ける羅援少将が1月22日、またもや乱暴極まる発言に及んだ。「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」というのだ。

氏は現在、中国軍事科学学会の会長を務めている。高級幹部を父に持つ子弟らで構成する太子党の一員で習近平国家主席とも親しい。
北朝鮮を連想する右の発言は、「中国は国土も広く、戦争での持久力は比較的強いが日本はそうではない」「中国は余裕で日本に勝てる」というふうに続いている。

こんな非常識発言は、本来は無視してもよいのだが、事はそう簡単ではない。氏をはじめとする中国軍人の突出発言は、多くの場合、現実のものとなってきたからだ。

例えば、もう一人の太子党出身の軍人、海軍情報化諮問委員会主任の尹卓少将は2009年、「中国はインド洋沿岸に補給基地を設けるべきだ」と語った。名目上はアデン湾の海賊対処と護衛任務のためと説明されたが、真の目的がインド封じ込めであるのは明らかだ。そして、いま、中国はスリランカやパキスタンの港の拡張工事と共に補給基地建設を進めつつある。

10年、韓国の哨戒艦「天安」が北朝鮮に撃沈されたとき、米韓合同演習が朝鮮半島の西側、黄海で計画された。羅少将は「米韓演習の予定地は北京から約500キロメートルしかなく、中国の心臓部の安全を脅かしている。歴史上、外国軍が侵略する際、黄海から入ってきたことは何度もある」と警告した。

米韓両軍は演習海域を黄海から日本海に変更したが、これは羅少将の警告を中国政府の警告と見なした米国の譲歩であろう。

同年9月19日、尖閣諸島のわが国領海に中国漁船が侵入したとき、羅少将は「日本が東シナ海の海洋資源を握れば、資源小国から資源大国になってしまう」「中国人民は平和を愛しているが、妥協と譲歩で平和を交換することはあり得ない」として、断固たる軍の介入を求めた。

その後、中国が軍事力を背景に強硬対応を続けているのは、いまさら言うまでもない。13年春には軍と一体化した中国海警局が創設され、尖閣および東シナ海対応に中国が人民解放軍の力の注入に余念がないことも明らかだ。

11月には東シナ海で防空識別圏が設定されたが、羅少将は同件についても、実は中国政府が発表する数ヵ月前に「防空識別圏を設けるのは日本人の特権ではない。われわれも設置することができる」と、述べていた。中国政府による防空識別圏の発表は13年11月23日だった。

また、中国が国際社会では戦闘行為と見なされている火器管制レーダーを海上自衛隊の艦船に照射する2週間前に、羅少将は「中国は海自に対してレーダー照射を行え」と発言していた。

そしていま、羅少将が強調するのは「日本は奇襲が得意な国で、東海戦略で、中国は高度な警戒を保つ必要がある」というものだ。

中国政府の軍事戦術を具体的に「予言」してきた羅少将の発言は、氏と習主席間の意思の疎通ができていることを意味する。中国政府や軍が正式発表する前に発表できる立場に彼がいるということだ。ただの乱暴者の発言ではないことに留意しなければならない。

それだけの影響力を持つこの軍人が好んで用いるのが「歴史と現実の双方が求めているのは、中国の『富国強軍』だ」という表現である。孫子の兵法の国・中国は、戦いに勝てるとなれば必ず出てくる。そのような国を自制させる最善の方法は、中国はとても勝てないと思わせる十分な力をこちら側がつくり上げることだ。いま平和をもたらす最大の要素が軍拡なのである。そうした現実を前に、沖縄での反自衛隊反米軍基地の機運こそ不安のもとだ。


時事評論家、「日本は向かってくる勇気があるか?」 船を派遣し“居座り続ける”持論展開―香港メディア

香港フェニックステレビの番組「新聞今日談」で30日、時事評論家の阮次山(アンソニー・ユン)氏が釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題について、「まずは紛争地域だということを国際社会に知らしめるべき」だと論じた。
ユン氏は、「今は日本が実効支配しており、国際司法裁判所に訴えれば中国側が不利になる」と現状を認識した上で、「海洋資源の調査と称して、3日でも1週間でもそこに船を停泊させ、終わったらまた次の船を送り込んで、ずっとそこに留まればよい。われわれの水上警察の船は大きいし、力も強い。12カイリ以内まで入り込み、そこに居座り続ける」ことを提言。
さらに、「堂々と日本に対して言えばよい。『向かってくる勇気はあるか?』と。日本がわれわれを阻むことなどできない。日本の水上警察船にその力はない。日本が向かってこなければ、そこで国際法上の事実が作られる。『ここは紛争地帯である』という事実だ。日本が実効支配しているのなら、中国側に強く抗議すればいい。そうしないのであれば、日本が数十年来、実効支配していたとは言えない」と持論を展開した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。