劣等感は精神を腐らせる

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高雄爺「時におまいさん、何か劣等感はあるかい?」
留瀬「おや、唐突に。劣等感ですか?有りますよそれは」
高「なるほど、で、どんな」
留「どんなって、たくさんありますねぇ。でも、劣等感を持っていても意味がないと思うようなことが昔はたくさんありましたけれど、今では割り切っていますよ。人は人、自分は自分で、自分なりに努力をするしかないってね」
高「そりゃそうだ。劣等感と言っても色々あるからね。あたしも子どもの頃からいろいろな劣等感があったけれど、今ではそれを感ずることはないね。例えば、あたしの家は子どもの頃はけっこう貧乏でね、テレビなんかも随分遅く来たし、電話もなかったくらいだ」
留「昔はみんなそうだったんじゃないですか。あたしは生まれた時にはテレビも電話も有るのが普通だったし、第一、あたしが育った頃の日本はそうとう豊かになっていましたからね、家だって金持ちじゃなかったけれど、それは余り感じなかったなぁ。まあ、とんでもない金持ちの家のせがれなんかも居ましたがね、劣等感は感じなかった。家が金持ちじゃないのはあたしのせいじゃないし大人になってからは、まあ自分の責任だろうけれどでも人並みの生活が出来ればとんでもない金持ちになろうなんて気はとうになくなってましたしね」
高「そうだろうね。本当に金持ちになりたければ、自分でそのように努力をしなければならない。劣等感を持つ理由にはならないが、それは本当の子どもの頃には理解出来ないことだ」
留「それはそうでしょう。大人になれば、個人の可能性や能力はそれぞれであり、人と比べても仕方がないし、それに身体的条件とか、親の資産とか、親との関係とか、生まれた国とかとにかく自分ではどうにもならない要素で人間は決まりますからね。だから、子どもの頃に持っていた劣等感は実際は殆ど自分の努力や能力などには関係のない事だったし、大人になってからは結局は自分が決めた人生のために努力をするしかないから、人をうらやんだり劣等感を持っても何の意味もないと理解するでしょうしね」
高「普通の人間は成長すればそう考えるだろうね。その上で、誰かを目標にしたりそのために努力をしたりはするだろうね。それに、自分には自分なりに人より優れた面もあると自覚出来るだろうし。結局、人は人、自分は自分なりの努力をすればいいし、ある人が自分より優れているなら自分がその人を越える努力をするモチベーションにもなる」
留「だとすれば、劣等感は必ずしも悪い事じゃないですね」
高「子どもは劣等感を持つし、それであきらめることさえ有るから、大人がきちんと教えてやる必要はあるね。でも大人になったら劣等感は努力目標に転換すればよいし、また普通に生活をしている人なら自然に無駄な劣等感を持ったり、それで苦しんだりはしないと思うよ」

留「結局、劣等感から出発しても、自分の努力目標に切り替えることで、人間を成長させると言うことですね。いい話だなぁ」
高「と、ここで終わってしまってはブログに載せても余り意味がない」
留「え?」
高「まあ、つぎの記事を読んでごらん。ある日本人の書いた感想のような物だが、でも常日頃ブログ主が言っている事そのままだ」
留「なるほど、赤文字は引用ですね」

日本人の「普通」が中国人の「劣等感」を刺激する

 こんな状態が、かれこれ一年近く続いている。そんな中、私はずっと不思議に思っていたことがあった。日中の経済交流や人の往来はこれほど活発なのに、なぜ「日本のいいイメージ」は中国になかなか伝播していかないのか? インターネットがここまで発達し、情報量が増えてもなお、誤解が減るどころか不信感が増し、相互理解へと前進していかないのか? という素朴な疑問である。

高「元記事はかなり長いので部分的に採り上げているが、巻末の全文を読んでみると良い。中国人のやりきれなさがよく分かる」
留「そうですか。ブログ主も言ってますね。中国人が日本人を理解することは出来ない。情報が少なすぎるし、中国人の面子が日本人の優れた面を認めたがらないからだって」
高「そればかりじゃないよ。どうしようもない劣等感が彼らの心をゆがめている」

 というのは、私はこれまで数多くの中国人と接してきたが、彼らの対日イメージがそれほど悪いとは どうしても思えないからだ。私が比較的親日的な人に会っているから、という要因もあるだろう。だが、親日的な中国人を媒介として、それ以外の大多数の中国から出たことのない中国人に、「本当の日本」について、もう少し正しい情報やいいイメージが広がってもよさそうなものではないだろうか?

留「確かにね。ブログ主も書いてますけれど、中国の掲示板やブログなどには、日本を見習うべきだ、日本の民度は学ぶに値すると言うような記事が時々ありますよ」
高「確かにあるね。ただ、中国のネットは完全に中共のコントロール下にあるから、それらの発言も中共のフィルタリングが入っていると考えるべきだろう。それは、日本に対する好意的な意見のネット記事でも、本当に反日デモが荒れ狂っていた時はなりを潜め、その矛先が中共に向いたり海外企業が撤退を始めたりしたとたん、増えたりしている。あくまで中国人の民意であるかのように装っているが、ネットに出てくる意見が中国人の偽らざる言葉とは思わない方がいい。その上で、確かに全ての中国人が日本に対して敵意を燃やしている訳じゃないだろうね」
留「ええ、ブログ主も個人的に中国人から被害を受けたことはないし、たまに見かける中国人が日本を敵視しているようには見えないっていってますしね」
高「でも、彼らの持つ日本への好意は中共によってうち消されている。どう言い訳をしても中共が反日感情を人民に植え付けているのは事実だ」

「昔日本に留学していたとき、一番つらかったのは旧正月に帰省して親戚一同が集まるときだったね。何かの拍子で日本のニュースが話題に上ると、伯父や叔母が一斉に日本の悪口をいい出すんだ。私が日本留学中なのはみんな知っているんだよ。でも全然気に留めない。私はただ黙ってうつむいて、黙々と料理を食べ、嵐が過ぎ去るのを待つしかなかったんだ……」

留「だから、こういう事になるんでしょうね。連日抗日ドラマで獣のような日本人を見せつけられたり学校で日本を憎むように教えられたりしていれば、あの国では中共の意志に逆らって日本に好意的な発言をする人間は敵と見なされるんじゃないですか」
高「そうだろうね。だから・・・」

「仕方がないんだ。みんな日本に行ったこともないし、日本人とつき合ったこともないんだからさ。日本鬼子(日本の蔑称)のイメージしかないんだよ。反論していたらどうなっていたかって? 誰も自分のいうことなんて信じないよ。言うだけ無駄。言えば逆に総攻撃にあってしまう。だから日本を理解してもらおうなんてこと、もうあきらめたよ」

高「こういう事になる。日本に来たことのない中国人がどうして日本を敵視するのか。それなりの原因があるが、明確に中共の方針で日本に敵意を持たせているためだ」

 尖閣問題が起きたときもそうだった。石原慎太郎都知事(当時)が東京都による購入計画を持ち出したとき、野田佳彦首相(当時)がそれを封じ込められないでいる状況が話題に出た。親戚は一様に「首相は国家の指導者なのに、どうして地方の長である石原を押さえつけられないのか? 本当は裏でグルになっているんだろ」と謝に食ってかかったという。中国では中央指導部のトップが上で地方は下という権力構造となっており、そもそも日本とは国家体制が大きく異なる。謝が「日本では地方自治は国家権力から独立している」と説明しても、理解してもらえなかった。

高「中国人は本当に他国のことを知らない。むろん、民主主義の概念も知らず、自分たちの国が世界では異常なシステムをとっていることも比較の対象がないから理解出来ないんだ。それもこれも中共が人民に正確な情報を与えないからだ」

「日本人は送料をごまかしたりしないから大丈夫、安心していいわよ」

 周は親切のつもりだった。中国では業者にだまされることが日常茶飯事で、常に注意深くしている必要があるが、日本ではそんなことはない。どこでも均一に高いサービスを提供してくれると教えてあげたつもりだったのだが、友人の態度は豹変した。

「中国人は必ず送料をごまかして、日本人は絶対ごまかさないとでもいうの!?」


留「これなんか、中国人はいつもだますって言っているように聞こえますよ」
高「実際は日本でもごまかす奴はいるし、ヨーロッパでも米国でも居るよ。あたしなんか何度もやられている。が、中国は国家がそのまま嘘で固められているとの印象を持たれている。また、実際中共のやっていることはその印象通りだ」

「こんな話、中島さんには言えても、中国の友だちには絶対できないのよ。どこであげ足を取られるかわからないから……。残念だけど、中国ではまだ外国のいいところを褒めたら周囲の人に嫌われちゃう。大国になったけれど、屈辱の歴史からまだ抜け出せていないし、自信も持てない“ひがみ根性”があるのよ。中国ではお金があっても買えないもの、できないことがまだたくさんあるから……」

高「だから、韓国なんかもそうなんだが、国の歴史が屈辱の連続だったから、心底劣等感が染みついている。がそれでも特徴的なのは、その屈辱を日本に対してだけ持っていると言うことだよ。だから、今の中国韓国の感情的な憎しみは日本にだけ向いている。他のアジアに対しては侮辱しか抱いていない。日本以上に自分たちを蹂躙した西欧に対してはおそれは抱いていても憎しみや恨みは持っていない」
留「それは前々から指摘されてますよね。日本は確かに中国を侵略したかもしれない。むろん、中国から見れば侵略されたと言う意味ですがね。でもそれ以前に、西欧は中国をさんざん植民地化し蹂躙したし、中国人を人間扱いなどしていませんでしたよ。アメリカじゃ、アフリカ系の奴隷が禁止された後、その代わりに中国人が事実上奴隷扱いされたみたいですし。清朝が禁止した阿片をイギリスが持ち込んで清朝を衰退させたのも中国は今では何も恨んでいないみたいです」
高「だから、南京虐殺をでっち上げて、抗日記念館を全国に作り人民に日本憎悪を植え付けているのに、抗英記念館も抗仏記念館もない」
留「韓国なんか、千年以上も中国に隷属して支配されていたのに、その中国にすり寄って、日本には憎悪の限りを尽くしていますからね。何でだろうとネットでもよく話題になっているようですよ」
高「中華思想のためだと言われているがね、彼らにとって西欧人は到底敵うはずのない相手だったのに、その西欧人に日本が戦争で勝ったりあるいは負けはしたが十分に互角に戦ったのがしゃくに障ってならない。なにしろ、自分たちが到底敵わないと隷属させられてきた西欧人に、自分たちが下に見ていた日本が勝ったなど、そしてアジアでもいち早く先進国になりそれも世界トップクラスの先進国になって一目置かれていることが、彼らの劣等感をどうしようもなく掻き立てるんだろうね」
留「でもねぇ、他のアジアの国々では日本の評判はいいと言いますよ。確かに戦争で日本軍から被害を受けた人たちも大勢居るだろうけれど、国を挙げて日本を恨むようなことはしないし、それにかつて西欧に従属させられ植民地化されながら絶対に彼らには逆らえないと思っていたのが、日本人は同じアジア人でありながらロシア人に勝ち、東南アジアの植民地からオランダ人やイギリス人を追い払った。それを見て、アジア人でも西欧人と戦えると知り、そして戦後相次いで独立したのは良く知られている。だから、彼らは日本を好意的に見ていると言われていますよ」
高「それは日本人がそう思っているだけではなく、実際に国際的なアンケートなどでも明らかな事実だよ。特亜以外のアジア人は、日本人に出来るなら自分たちにも出来るはずだと奮起して、実際独立を勝ち取った」
留「でも中国は実際はアメリカに助けられて現在の国を建国出来たし、韓国は日本に独立させてもらったんでしょ。両方ともあくまで他国に助けられて建国したのであって、自力で成し遂げたのではないし、韓国などは本当の意味で独立したのは日本が清国から独立させた時が最初だからますます劣等感が募ったんじゃないですか。なにしろ、自分が一番偉い、あるいは自分が中国様の一の子分だと思っていたのが、日本はいち早く先進国になり西欧と互角の地位を占めて、それに鼓舞された他のアジア諸国は自力で西欧から独立を勝ち取った。すべて、自分たちが出来なかったことですからね、そのきっかけを作った日本に対して強烈なねたみが有るんでしょうね」

高性能のマスクをつけた日本人出張者を横目で見た友人は「なんか、これ見よがしなんだよな。中国人への当てつけかな。わずか数日の滞在なのに大げさなんだよ。365日この汚い空気を吸わされている俺たちの身にもなってみてほしいよ」と自虐ぎみに笑っていたっけ。

高「それがこの感情なんだろうね。彼らの特徴は、相手が自分に出来ないことをしたとか、優れていると知ると、自分も努力をしておなじ事をしよう、もっと優れたことをしようと考えるより、相手を自分の下に引きずりおろして自分の劣等感を収めるんだ」
留「というより相手と同じ努力をしようとは一切考えないんですね」

日本人が普通にしているだけで、劣等感を刺激される

「でも、自分たち中国人がのどから手が出るほど欲しても手に入れられない安心や安全を、日本人はいとも簡単に手に入れている。それなのに、そうしたことに感謝しないどころか、当たり前だと思っている(と中国人からは見える)日本人に対し、劣等感やいら立ちのようなものを感じるときがあるんだ」


高「日本だって、べつにいとも簡単にそれらを手に入れた訳じゃない。長い歴史の間、何よりも信用を重んじ、他人を傷つけないことで社会の軋轢を取り除いてきた。だからこそ、彼らが手に入れられない安全や安心を普通に手に入れている。まず文化を創り上げたから日本人は世界が驚嘆するような社会を作り上げた。尤も、日本人にしてみれば先祖代々そうだったから、それが世界で驚かれるような物だとはまったく思っていなかったがね」
留「それじゃぁ、中国や韓国がいくらやろうとしても到底日本とおなじ事は出来ませんね。数百年の文化の積み重ねからやらなければならないんだから」
高「そうだね。国の歴史は中国の方が日本より古いが、何百年もまったく進化しないのが彼らだから、これから進化するなども到底考えられない」

 どんなに高い空気清浄機を使っても、どんな高級マンションに住もうとも、大気汚染は個人のお金や努力では解決できない問題だ。先ごろ中国の有名ブランドのミネラルウォーターの安全基準が水道水より低かったという衝撃的なニュースが流れたばかりだが、こんなに豊かになったはずの中国で、赤ちゃん用の安全な粉ミルクさえ十分に手に入らず、香港まで買いに行く始末だ。高級料理店に行ってどんなに高額な料理を注文しても、必ず安全な食材を使っているという保証や確信を中国人は持つことができない。

留「こんなのを読むと、中国人の絶望がよく分かりますよ。経済的発展も軍事的強化も、世界では警戒され嫌われるだけで、決して日本のように迎え入れられないし、どんなに発展しても中国はますます文化的に崩壊してゆくばかりですからね」
高「かつて中国人は、自分たちが貧しかった頃、金持ちになれば、軍事力を持てば世界は自分たちを認めるだろう、そうすれば自分たちの面子も満たされるはずだと努力をしたんだろうね。政府に不満を持ちながらも、力さえ持てば世界は中国を認めざるを得ないから政府に従おうと思っていたんじゃないのかな。それが実際に経済発展をし軍事強国になってもまったく世界は中国に対する敵意や侮辱を隠そうとしないしなにより中国人自身がちっとも幸福になっていない」

 お財布には現金やカードがどっさり入っていても、内心は心細く、日常生活にさえ不安やイライラを抱えながら生きなければいけない。だから、日本をよく知る友人から、「日本の食品は安い上に安全なんだ。日本では水道の水だって飲めるんだよ。おなかも壊さないよ」などと能天気な感想をいわれるとしゃくに障る。たとえそれが日本を褒めて言っているわけではない、ただの雑談だとしても、その話を素直に聞き入れることなど、悔しくて到底できないのだ。

留「だからといって日本が彼ら以下の獣国家になるなど出来ないし、獣にたかるシラミ国家にもなれないし、結局は出来ないと決めつけないで自分たちで努力するしかないんだろうけどなぁ、そうは思わないんでしょうねぇ」
高「努力出来ないんだよ。日本が千年かけて作り上げた物をどうやって彼らにやれと言えるのかね。まねだけなら彼らもやってみたようだが、まったく駄目だった。先に書いたように、中国人の一人一人に能力がないのではなく、一人一人の能力を積み上げることが彼らには不可能なんだ」

 中国人はノービザで行ける国はほとんどないのをご存知だろうか? どんなにお金持ちでも、中国国籍である以上、ほとんどの国に行く度にビザが必要でパスポートの信頼度も低い。だが、日本は全く逆で、ビザが必要なのはインドなど数カ国だけに限られる。日本に帰化した友人がうっかり中国で「日本国のパスポートは出入国スタンプを押すページだけだから薄いんだよ」と知り合いに話したらすごく嫌な顔をされたと話していた。(※ 実際は日本のパスポートは44ページ、中国は48ページで大差ない。だが、中国のパスポートはビザ取得の証印(シール)を貼る機会が多い分、使い始めてみると日本のパスポートよりも分厚くなる。そのイメージから彼はそう勘違いしたのかもしれない)

留「確かにそうですよ。あたしだって、ビザをとってどこかの国に行った記憶がない」
高「あたし等が外国に行き始めた頃はビザは結構必要だったよ。あちこちの大使館にビザの申請に行った。でも日本の信用が増すに連れてビザが不要になった。世界でもビザ不要の渡航先が多いのは日本はトップクラスと言って良いんじゃないかな。アジアではトップだろうね」
留「中国人が外国に行くようになって結構立っているのに、ノービザで中国人を迎え入れる国が少ないのは、結局は国の信用が無いと言うことなんでしょうね」

 つまりは、中国人が大枚はたいても買えないものが日本にはあまりにもそろっている、うらやましさがひがみの元になっているのである。

 もちろん、それだけではない。中国人の屈折した心の内には、やはり戦争の歴史も色濃く関係している。かつては世界の大国だったのに、アヘン戦争後に日本や欧米列強の侵略を受け屈辱を味わった。食うや食わずの苦しい生活を強いられてきた国民は、豊かになった今も被害者意識や劣等感でいっぱいだ。そうした過去から這い出してようやく経済成長を果たし、GDPではついに世界第2位の座にまで上り詰めた。


高「中国のGDPが日本を越したとか日本の倍に達したなどはすでに嘘だとばれ始めている。だから、中国では各種の統計を隠すようになった。それに豊かになったのはごく一握りで、対外の中国人は相対的に貧しくなっている。つまり富の偏重がそれだけ深刻に広がっていると言うことだよ。そのごく一部の富裕層でさえ、金で買えない物がたくさんあり、日本は何一つ努力をしないで手に入れているのがしゃくにさわるということだろう。でもなぜそうなのか、日本を憎むだけでは自分たちが豊かになるわけではないのにそうせざるを得ない彼らの精神は、結局は劣等感によって腐っているとしか言いようがない」

 日本に住む中国人留学生が、必ずといっていいほど本国に住む中国人から聞かれることがある。それは「日本にいる中国人は日本人にいじめられているんでしょう?」という質問だ。「そんなことはないよ。日本人は親切だよ」と真正面から直球で反論しても信じてもらえない。

高「これなんかも中国人の歪んだ精神をよく示している。自分たちが日本人を憎んでいるから、日本人も中国人を憎んで迫害しているに違いないと考える。日本人はそんな中国人をむしろ哀れんでいるよ。日本人で中国をうらやましいと言う人間が居るかい。独裁に虐げられ言いたいことも言えないかわいそうな連中と思っているのが普通みたいだよ」

私自身も中国人と話す時は、留学生の彼と同じく、やや相手側の立場に立つことを心がけている。中国人のプライドを傷つけず、心をほぐすのには仕方ないことかもしれないと思う。

譲る理由があるとしたら、こちらの方が大人だからだ

 要は本当のご近所さんだと思って、相手の立場に立って考え、自分が一歩引いて話すという、人つき合いの基本マナーが、違う国の住民同士にも必要なのだ。個人が国の良いイメージを広げていくには、これが近道だと私は思っている。


高「相手の心を傷つけないようなこの心遣いは、中国人には通用しないと思うよ。むしろ、自分への攻撃を避けるために、そのような言い方をすることはあるだろうが、それこそ正に日本人が中国人に哀れみを感じているからじゃないのかな」
留「朝鮮なんかもそうなんだろうなぁ」

【コラム】日本が「正常な国家」になるには

 日本が隣国の信頼を得るには三つの方法がある。これを通じ日本は「戦犯国」の汚名を返上し、東アジアの秩序を主導する道徳的名分と政治的立場を確固たるものにすることができる。

高「ああ、これね。読んだ時はここまで連中は狂ったかと思ったよ。もちろん一新聞社の一記者の記事だと言ってしまえばそれまでだが、少なくとも韓国を代表するメディアの記事がこれだ」
留「今パク大統領が中国参りをして日本を孤立させたと韓国では支持率が大幅アップしたようですけれどね、でも日本はまったくそれを意に介していないし、今まではアジアで日本が孤立すると言い立てていた日本のメディアも反応しないから、焦っているんじゃないでしょうかね」
高「どうでも良いんだがね、放っておけば良いんだが、歴史認識を日本に迫ってそれを条件に会談をしても良いなどと言う韓国や中国に、安倍氏はそんな相手と会う必要はない、と突っぱねている。しかし、中国に跪いた韓国は今更日本に近づいてくることは出来ない。自ら退路を断ってしまったようなものだから、こんな記事が出るんだろうね」
留「でも日本じゃまったく問題にしていないし、頼みの中国様もあきれているみたいですよ。中国のBBSなんかで、あきれ果てたとの声が多いです。どうせこれも中共が書かせている人民の声なんでしょうけどね」

 最も強力な方法は、現在の日本列島の一部を戦争犯罪の代価として、過去に被害を与えた国に割譲すると宣言することだ。話にならないと思われるだろうが、同じ敗戦国家のドイツはそうした。ドイツは敗戦後、東部のオーデル川とナイセ川を基準としたオーデル・ナイセ線の東側地域の領土11万平方キロをポーランドに与えた。これは日本の九州、四国、沖縄を合わせたより2倍以上広い。また、九州の面積の70%に該当するアルザス・ロレーヌ地方はフランスの領土となった。同地方の住民の多くはドイツ語系のアルザス語を話すが、戦後フランス人として暮らしている。

高「これなんか記事を書いた記者の無知をあからさまに示しているよ。まず、朝鮮は日本の一部ではあったが、近代において朝鮮と日本が戦争をしたことなどない。ドイツがポーランドに返還したというのはもともとドイツが侵攻した土地だ。アルザスは元からフランスと領有を争っていた地方だ」
留「だから、こんな記事でもし韓国人が喜ぶなら、韓国人の馬鹿さ加減もきわまったと言う物ですよ」

ドイツのビリー・ブラント元首相が1970年にポーランド・ワルシャワを訪れ、ナチスによる犠牲者の慰霊塔の前でひざまずき謝罪したことで、ドイツ国民は堂々と立ち上がることができた。

高「これも何度も連中は持ち出しているが、ブラントが謝罪したのはナチスによるホロコーストに対してだ。戦争犯罪に対してであり、しかもドイツはナチスのせいにしているがナチスは当時のドイツ人が選挙で支持し作り上げた物だ。日本はホロコーストなどしていないし、売春婦強制連行もまったくのねつ造だ」
留「でも馬鹿だから歴史を知らない癖にこんな記事を臆面もなく書ける。あ、女房からメールだ」
高「早く帰ってこいと言うのかな」
留「今日、友達にあったらすごく良い夏の着物を着ていてすごくうらやましかったって」
高「しょうがないね。何でも人の持っている物をうらやむなんて良くないよ」
留「もううらやましくないそうです」
高「そうだろう。それでこそおまいさんのかみさんだ。よく我慢した」
留「あたしのへそくりで、自分も着物を買ったそうです」




上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてくだい。内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

日本人の「普通」が中国人の「劣等感」を刺激する



中島 恵

2013年7月3日(水)

 相変わらず好転する気配のない日中関係。先ごろ中国政府が「問題を棚上げにすること」を条件に、日中首脳会談を提案し、日本側が拒否していたことが明らかになったばかりだ。

 こんな状態が、かれこれ一年近く続いている。そんな中、私はずっと不思議に思っていたことがあった。日中の経済交流や人の往来はこれほど活発なのに、なぜ「日本のいいイメージ」は中国になかなか伝播していかないのか? インターネットがここまで発達し、情報量が増えてもなお、誤解が減るどころか不信感が増し、相互理解へと前進していかないのか? という素朴な疑問である。

 情報の伝達手段に問題があるのだろうか? あるいは、日中関係に関しては、人から人へと「正しい情報」が伝わりにくい何か特別な理由でもあるのか? 

 というのは、私はこれまで数多くの中国人と接してきたが、彼らの対日イメージがそれほど悪いとは どうしても思えないからだ。私が比較的親日的な人に会っているから、という要因もあるだろう。だが、親日的な中国人を媒介として、それ以外の大多数の中国から出たことのない中国人に、「本当の日本」について、もう少し正しい情報やいいイメージが広がってもよさそうなものではないだろうか?

 少なくとも「直接、日本人と袖すりあったことがある人」は、日本に対してそこまで悪いイメージは持っていない、というのが私の感触だ。お互いの生身の人間と接したことがあるやなしや? そこがその国のイメージの良しあしに影響を与える“分岐点”のように私は思う。

 私はくすぶっている思いを幾人かの中国人にぶつけてみた。

「帰国した時一番辛いのは日本の話題」

「昔日本に留学していたとき、一番つらかったのは旧正月に帰省して親戚一同が集まるときだったね。何かの拍子で日本のニュースが話題に上ると、伯父や叔母が一斉に日本の悪口をいい出すんだ。私が日本留学中なのはみんな知っているんだよ。でも全然気に留めない。私はただ黙ってうつむいて、黙々と料理を食べ、嵐が過ぎ去るのを待つしかなかったんだ……」

 上海で漢方クリニックを経営する陳偉彬(45歳)は10年前に帰国。私は数年に一度の割合で彼に連絡を取ってきたが、彼のこの言葉は7、8年前に聞いたものだった。先日、久しぶりに会ったので再度この話をしてみたのだが、「今でもあまり変わっていないよ。日本を嫌いな親戚はそのまんまだよ」という答えが返ってきた。

「仕方がないんだ。みんな日本に行ったこともないし、日本人とつき合ったこともないんだからさ。日本鬼子(日本の蔑称)のイメージしかないんだよ。反論していたらどうなっていたかって? 誰も自分のいうことなんて信じないよ。言うだけ無駄。言えば逆に総攻撃にあってしまう。だから日本を理解してもらおうなんてこと、もうあきらめたよ」

 今の彼の生活や仕事に“日本”はもうほとんど関係がない。日本留学で得た経験は人生の肥やしにはなっただろうが、彼と日本との縁は細くなっていく一方のようだった。

 以前、北京で知り合ったビジネスマン、謝文兵(50歳)にもメールで同様の質問を送ってみた。謝も10年以上日本企業で働いた経験があり、現在は故郷の北京に戻り、その中国法人で働いている。

「ああ、陳さんの気持ちは痛いほどよくわかりますね。私を含めほとんどの日本留学経験者が同じように苦い経験をしているんじゃないかな? 自分の場合は反論もしますよ。本当の日本はこうなんですよ、と自分なりに中国で日本の印象をよくしようと孤軍奮闘しているんです。でも、親戚や友人は何かひとつでもテレビで見た実例があると、それを盾にして日本攻撃に出てきます。そうすると、太刀打ちできなくなってしまうんですね……」

 親戚が持ち出す日本攻撃の実例とは、たとえば日本の学校で問題になっている体罰やいじめの問題だ。詳しい背景や原因まで中国では報道されないが、一般の中国人はそうしたニュースを聞くとすぐに日中戦争を連想する。親戚も戦争を知らない世代なのだが、抗日ドラマや歴史教科書で培われた「日本の負のイメージ」が体罰やいじめと重なって「やっぱり、日本という国は……」と固定化する材料にされてしまう。「いや、でも、それは日本のごく一部の出来事であって……」という反論は説得力を持ちにくい。

 尖閣問題が起きたときもそうだった。石原慎太郎都知事(当時)が東京都による購入計画を持ち出したとき、野田佳彦首相(当時)がそれを封じ込められないでいる状況が話題に出た。親戚は一様に「首相は国家の指導者なのに、どうして地方の長である石原を押さえつけられないのか? 本当は裏でグルになっているんだろ」と謝に食ってかかったという。中国では中央指導部のトップが上で地方は下という権力構造となっており、そもそも日本とは国家体制が大きく異なる。謝が「日本では地方自治は国家権力から独立している」と説明しても、理解してもらえなかった。

 もうひとつ、私は「日本のいいイメージが中国で広まらない」理由として、かつて東京で私に中国語を教えてくれていた恩師、周杏華(58歳)から、はっとさせられる話を聞いた。周に電話をかけたとき、彼女は「私は自分からあえて日本のいいことは話さないように注意しているのよ」と打ち明けてくれたのだ。私は周から詳しい話を聞くため、上海から高速鉄道に乗り、周が住む杭州まで足を伸ばしてみた。

親友からの痛撃

 周はこんな話をしてくれた。

「以前は私が日本に行くというと、友人たちから、あれ買ってきて、これ買ってきて、と買い物リストを渡されて困ったものだった。日本製品は壊れないし、品質がいいからと大人気だった。でも最近はみんな自分で日本旅行に行けるようになったでしょ。すると、今度は私に具体的な質問をしてくるようになったの。『北海道でたらば蟹を食べたらいくら?』とか『銀座でこのブランドのバッグを買うとしたら、どの店に行けばいいの?』とかね」

 周はできるだけ調べて教えてあげるようにしていたし、友人たちもインターネットでかなり日本の情報を得ているようだった。日本についての情報はこの数年で何倍にも増え、時代錯誤な質問をする人はいなくなり、日本に対する理解や興味も増してきたと感じていた。

 だが、あるとき、周はついうっかり余計なことをしゃべってしまい、友人たちから思わぬ反撃を食らった。それはこんなささいな言葉だった。

「日本人は送料をごまかしたりしないから大丈夫、安心していいわよ」

 周は親切のつもりだった。中国では業者にだまされることが日常茶飯事で、常に注意深くしている必要があるが、日本ではそんなことはない。どこでも均一に高いサービスを提供してくれると教えてあげたつもりだったのだが、友人の態度は豹変した。

「中国人は必ず送料をごまかして、日本人は絶対ごまかさないとでもいうの!?」

 日頃親しくしていた友人の言葉だけに、周は驚きのあまり凍りついてしまった。そんなつもりではなかったと言い訳し謝ったが、「あなたは日本語ができるからだまされないだけよ」と皮肉まで言われてしまったというのだ。

 その友人だけではない。周が以前、病気治療のために日本に行ったときにも別の友人から「永住権を持っているんでしょ。すぐに日本に行ける身分の人はいいわね~。私が同じ病気をしたら中国のヤブ医者にしか診てもらえないわ」といわれたこともあり、悲しくなったという。

「こんな話、中島さんには言えても、中国の友だちには絶対できないのよ。どこであげ足を取られるかわからないから……。残念だけど、中国ではまだ外国のいいところを褒めたら周囲の人に嫌われちゃう。大国になったけれど、屈辱の歴史からまだ抜け出せていないし、自信も持てない“ひがみ根性”があるのよ。中国ではお金があっても買えないもの、できないことがまだたくさんあるから……」

 そういえば以前、中国人の友人と上海のホテルのロビーでおしゃべりしていたとき、高性能のマスクをつけた日本人出張者を横目で見た友人は「なんか、これ見よがしなんだよな。中国人への当てつけかな。わずか数日の滞在なのに大げさなんだよ。365日この汚い空気を吸わされている俺たちの身にもなってみてほしいよ」と自虐ぎみに笑っていたっけ。

日本人が普通にしているだけで、劣等感を刺激される

 こんなことを言う彼は日本のことが大好きで、マスクが中国人への当てつけではないこともちゃんと分かっている。

「でも、自分たち中国人がのどから手が出るほど欲しても手に入れられない安心や安全を、日本人はいとも簡単に手に入れている。それなのに、そうしたことに感謝しないどころか、当たり前だと思っている(と中国人からは見える)日本人に対し、劣等感やいら立ちのようなものを感じるときがあるんだ」

 友人はこう正直な気持ちを吐露してくれた。「やわでお上品な日本人には厳しい環境で生きている俺たち中国人の気持ちは永遠にわからないだろうな」と彼に言われたとき、私はどんな表情をしていいかわからなかった。

 どんなに高い空気清浄機を使っても、どんな高級マンションに住もうとも、大気汚染は個人のお金や努力では解決できない問題だ。先ごろ中国の有名ブランドのミネラルウォーターの安全基準が水道水より低かったという衝撃的なニュースが流れたばかりだが、こんなに豊かになったはずの中国で、赤ちゃん用の安全な粉ミルクさえ十分に手に入らず、香港まで買いに行く始末だ。高級料理店に行ってどんなに高額な料理を注文しても、必ず安全な食材を使っているという保証や確信を中国人は持つことができない。

 お財布には現金やカードがどっさり入っていても、内心は心細く、日常生活にさえ不安やイライラを抱えながら生きなければいけない。だから、日本をよく知る友人から、「日本の食品は安い上に安全なんだ。日本では水道の水だって飲めるんだよ。おなかも壊さないよ」などと能天気な感想をいわれるとしゃくに障る。たとえそれが日本を褒めて言っているわけではない、ただの雑談だとしても、その話を素直に聞き入れることなど、悔しくて到底できないのだ。

 中国人はノービザで行ける国はほとんどないのをご存知だろうか? どんなにお金持ちでも、中国国籍である以上、ほとんどの国に行く度にビザが必要でパスポートの信頼度も低い。だが、日本は全く逆で、ビザが必要なのはインドなど数カ国だけに限られる。日本に帰化した友人がうっかり中国で「日本国のパスポートは出入国スタンプを押すページだけだから薄いんだよ」と知り合いに話したらすごく嫌な顔をされたと話していた。(※ 実際は日本のパスポートは44ページ、中国は48ページで大差ない。だが、中国のパスポートはビザ取得の証印(シール)を貼る機会が多い分、使い始めてみると日本のパスポートよりも分厚くなる。そのイメージから彼はそう勘違いしたのかもしれない)

 つまりは、中国人が大枚はたいても買えないものが日本にはあまりにもそろっている、うらやましさがひがみの元になっているのである。

 もちろん、それだけではない。中国人の屈折した心の内には、やはり戦争の歴史も色濃く関係している。かつては世界の大国だったのに、アヘン戦争後に日本や欧米列強の侵略を受け屈辱を味わった。食うや食わずの苦しい生活を強いられてきた国民は、豊かになった今も被害者意識や劣等感でいっぱいだ。そうした過去から這い出してようやく経済成長を果たし、GDPではついに世界第2位の座にまで上り詰めた。

国力に見合わない「不安」の裏返し

 「どうだ、自分たちはここまで来たんだぞ」という喜びや自信がある半面、その自信を裏打ちするだけの精神的なゆとりのある生活ができていないことは、当の中国人自身が一番よく知っている。それに「いじめられた思い出」は心のトラウマとなって残っており、まだ癒されていない。だから「今もまだ自分たちは日本や欧米から見下されているんじゃないか? 大国なのにバカにされるってどういうこと!」という気持ちを払拭できないでいるのだ。

 日本に住む中国人留学生が、必ずといっていいほど本国に住む中国人から聞かれることがある。それは「日本にいる中国人は日本人にいじめられているんでしょう?」という質問だ。「そんなことはないよ。日本人は親切だよ」と真正面から直球で反論しても信じてもらえない。

 ある中国人留学生にこの話をしたら、彼も同じ質問を受けるといい、自分はこのように切り返すと教えてくれた。

「日本は過剰に気を使い合う社会。留学生の僕にもみんなとても気を使ってくれる。だから僕は日本にいてとても居心地がいいんですよ。日本人は中国人のことが本当は好きではないかもしれないけれど、表面上はちゃんと気を使ってくれますよ」

 中国では「気を使われる方が立場が上」という位置づけだ。だから、彼がこのように説明をすると中国人の友だちはみんな納得し、満足そうにしているという。

「僕がこう話していると知ったら日本人の方は気分が悪いかもしれないですね。ごめんなさい。でもこれは、嘘も方便というか、僕なりに中国で日本の印象をよくしようと思ってがんばっているからなんです。バイアスがかかった中国人に、日本について一定の理解をしてもらうための『前進のための誤解』が必要だと自分は思っています。今はその過程にある。わかってください」

 彼はこう話してくれた。「前進のための誤解」とは、おもしろい視点だ。

 日中の間に立っている人は、大なり小なり、いつもこのような会話のキャッチボールに悩み、両国間に少しでもいいイメージを広げようと、時には誤解されることも織り込んで、苦心惨憺しているのだろう。

 私自身も中国人と話す時は、留学生の彼と同じく、やや相手側の立場に立つことを心がけている。中国人のプライドを傷つけず、心をほぐすのには仕方ないことかもしれないと思う。

譲る理由があるとしたら、こちらの方が大人だからだ

 例えば、中国人に日本の物価をたずねられたとき。東京の和食のランチは平均いくら、居酒屋はいくらと説明する。そのときに「日本は中国と違ってもう長い間経済成長していないから、物価も10年前からほとんど上がっていないんですよ。物価がグングン上がっている上海からしたらすごく安いでしょう?」とつけ加える。

 東京の人気店は予約が必要だという話をするときにも、「中国人のように行き当たりばったりで行ったって入れないよ」などと“本当”のことは言わず、「日本人は心配性な性格だから、何日も前から計画するでしょ。そうするといい席は予約で席が埋まってしまうから、あなたもしておいた方がいいわ」と言ってみる。このように言うことで中国人は素直に受け取ってくれるようだ。

 「なんで、日本人ばかりが中国人に気を使い、譲歩しなければいけないのか?」という意見もあるかもしれない。私は引っ越しできない“ご近所つき合い”という関係では、どちらが上とか下ではなく、まず自分が謙虚な気持ちになって「こんにちは~」と門をたたき、歩み寄らなければ、いつまでたっても良好な関係は築けないと思う。もちろん、門をたたく勇気を持つ方が「大人」だ。

 要は本当のご近所さんだと思って、相手の立場に立って考え、自分が一歩引いて話すという、人つき合いの基本マナーが、違う国の住民同士にも必要なのだ。個人が国の良いイメージを広げていくには、これが近道だと私は思っている。

【コラム】日本が「正常な国家」になるには

 日本が隣国の信頼を得るには三つの方法がある。これを通じ日本は「戦犯国」の汚名を返上し、東アジアの秩序を主導する道徳的名分と政治的立場を確固たるものにすることができる。


 最も強力な方法は、現在の日本列島の一部を戦争犯罪の代価として、過去に被害を与えた国に割譲すると宣言することだ。話にならないと思われるだろうが、同じ敗戦国家のドイツはそうした。ドイツは敗戦後、東部のオーデル川とナイセ川を基準としたオーデル・ナイセ線の東側地域の領土11万平方キロをポーランドに与えた。これは日本の九州、四国、沖縄を合わせたより2倍以上広い。また、九州の面積の70%に該当するアルザス・ロレーヌ地方はフランスの領土となった。同地方の住民の多くはドイツ語系のアルザス語を話すが、戦後フランス人として暮らしている。


 このような事実は日本政府もよく知っている。日本外務省国際情報局長を務めた孫崎享氏は著書『日本の領土紛争』で「アルザス・ロレーヌを九州に置き換えてみると、日本国籍所持者として生きてきた九州の人たちが中国や韓国に国籍が変わり、日本語の代わりに中国語や韓国語を使うようになったということ」と主張した。同氏はまた「第2次世界大戦以降、領土の相当部分を失ったドイツは新たな進路を見いだした。欧州連合(EU)という組織の中心になる道を選び、今日ドイツはEUで最も影響力のある国になった。その影響力は国土を超える」と語った。日本もドイツのような道を歩めば国土を超え、東アジア共同体の中心的国家になることができる。


 必ずしも土地を差し出さなくてもよい。毎年8月15日のように象徴的な日に、被害を与えた国の国民に繰り返し謝罪するのだ。ドイツは今もそうしている。万一日本の首相以上の責任者が日本による虐殺の現場である韓国・堤岩里、中国・南京などを訪れ許しを請うならば、被害を受けた国の人々の「心のわだかまり」は雪が解けるように消えゆくだろう。ドイツのビリー・ブラント元首相が1970年にポーランド・ワルシャワを訪れ、ナチスによる犠牲者の慰霊塔の前でひざまずき謝罪したことで、ドイツ国民は堂々と立ち上がることができた。


 もっと簡単な方法もある。ただ黙っているだけでもよい。「侵略の定義は定まっていない」「慰安婦の強制連行に関する証拠がない」などと妄言を吐かず、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社に参拝しなければ、被害を受けた国の国民は日本と未来を語り合う準備ができている。


 残念だが、現在の自民党政権はどれ一つとしてできないように思える。自民党は間もなく行われる参議院議員選挙を控え、6月25日に「自虐史観にとらわれた教科書を改訂しなければならない」という報告書を安倍晋三首相に提出した。普通なら過ちを認定することを「勇気」と言い「自虐」とは言わない。最近の自民党の動きを見ると、まさに日本は「百年河清をまつ(いつまで待っていても実現の当てがないこと)」と表現できるだろう。


李漢洙(イ・ハンス)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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コメント

名前の誤記について

度々ブログを拝見させていただいているものです。文章が長いからかもしれませんが、人の名前の誤記が多すぎるように思います。人の名前って大事じゃないですか?私だったら、例え漢字表記の間違いだとしても、嫌な気分になります。

名前の誤記について

>2013-07-09 02:05 | 黄金の夜明け様

>文章が長いからかもしれませんが、人の名前の誤記が多すぎるように思います。

ご指摘、どうも。名前だけではなく、一般の漢字でも我ながら誤字が多いようです。気が付いて時間がある時は訂正しているのですが、ちょっと直し漏らしが多いようですね。今後ともよろしくお願いいたします。

たかおじさんのブログは読んでてすごく考えさせられます。今まで漠然としていた韓国や中国に対しての思いが今では嫌悪感しか感じられなくなりました。ただ、国と国との関係に近所付き合いの関係をあてはめるのはよくないと思いますが、いつの日か仲良くなれる日が来てほしいと思います。これからもブログ拝見させていただきますので、頑張ってください。

No title

>2013-07-09 17:32 | 黄金の夜明け様

>たかおじさんのブログは読んでてすごく考えさせられます。

恐れ入ります。

>今まで漠然としていた韓国や中国に対しての思いが今では嫌悪感しか感じられなくなりました。

相手の正体を知ればそうなると思います。

>ただ、国と国との関係に近所付き合いの関係をあてはめるのはよくないと思いますが、いつの日か仲良くなれる日が来てほしいと思います。

しかし、中国や韓国が日本の隣にあるのは事実であり、いやだからと言って引っ越すわけには行きません。近所づきあいはその点最終的には引っ越せるかも知れませんが、実際は被害を受けた方がそうしなければならない理由はありません。

近所だから、隣国だから仲良くすべきだというのは間違っています。相手に悪意がある場合、それは不可能ですから。仲良くするとすれば、相手に悪意が無くなりきちんと向き合える状況になってからの話ですが、中国や韓国の成り立ちからしてそれはほぼ不可能です。

悪意を持っている存在が近くにあるなら、それに対し厳重な備えをしなくてはなりません。近くにあるから警戒しなければならない状況は世界中で普通にあることです。

せいぜい出来るのは、仲良くする振りでしょうが、今はそれも不可能です。相手はそれを逆手にとりますので。日本から仲良くしようと言えば、相手はそれが日本の弱みだと考える思考の持ち主です。隣国は選べませんが、友人は選ぶべきです。

>これからもブログ拝見させていただきますので、頑張ってください。

ありがとうございます。

まったくです。

たかおじさん、こんにちは。

>隣国は選べませんが、友人は選ぶべきです。
まったくですね。
しかし彼らは私たちを隣国ではなく末弟として捉えている節があるので余計に始末に負えません。

最近久しぶりに朝鮮通信使の日記を読み返したのですが、日本の発展や女性の美しさにしきりに驚嘆したあとで
◆穢れた愚かな血を持つ、獣のような人間が中国の周の時代に、この土地にやってきた。
そして2000年の間、平和に繁栄し、一つの姓(つまり天皇家)を存続させている。
嘆かわしく、恨めしい。
◆この豊かな楽園を倭人が所有しているのだ。
悔しい。
◆「帝」や「天皇」を自称し、子や孫にまで伝えられるのだ。
悔しい。
◆この犬のような倭人を全て掃討したい。
◆この土地を朝鮮の領土にして、朝鮮王の徳で礼節の国にしたい。

・・・何度読んでも憐れみと冷笑の感を禁じ得ません。
日本がどれほど配慮や援助をしようと彼らにとっては「朝貢」に過ぎないのではないでしょうか?
多くの日本人も一連の出来事でそのことに気づき始めているでしょう。
お互いのために一度距離を置くのもいいのでは?

毎日暑い日が続いていますが、お身体ご自愛下さいませ。

まったくです。

>2013-07-12 13:29 | 市民K様
>たかおじさん、こんにちは。

こんにちは。

>しかし彼らは私たちを隣国ではなく末弟として捉えている節があるので余計に始末に負えません。

中国は並び立つ文明がなかったので切磋琢磨する事が出来ず、西欧のような近代化が未だに出来ない国です。その中国に存続の全てを隷属してきた朝鮮は、自分こそ中華の一の子分であり、日本は当然其の下にあると信ずることでなけなしの面子を保ってきた国です。これは現在も全く変わりません。

>最近久しぶりに朝鮮通信使の日記を読み返したのですが、日本の発展や女性の美しさにしきりに驚嘆したあとで
>・・・何度読んでも憐れみと冷笑の感を禁じ得ません。

金仁謙の日東壮遊歌ですね。これは珍しく原文がハングルなので今の漢字音痴韓国人でも読めるのでしょうが、まったく連中の間では話題になりません。まあ、通信使も韓国では野蛮な日本に文明を伝えたと教えられていますが、実際は徳川幕府は朝貢使の扱いで、通信使が長崎から江戸まで来る道中を市民に見物させています。二階からの酒を飲みながらの見物もあったので、隣国の国使との認識はなく、あくまで日本に対する朝貢使であり、江戸城も裏門からしか入れなかったそうです。

そのほか、接待の席で漆器を盗んだとか、日本の農民の鶏を盗んで喧嘩になったとか、記録に残っています。うらやましくてならないのに上から目線、今と全く変わりません。朝鮮にしみこんだひがみ根性はパク大統領に言わせると1000年間は治らないようです。
1000年後は韓国など存在しないでしょうけどね。

>日本がどれほど配慮や援助をしようと彼らにとっては「朝貢」に過ぎないのではないでしょうか?

そう信じたいだけでしょうね。でも日本国内にそれに同調する馬鹿が大勢居ますので、選挙で退治しなくては。

>多くの日本人も一連の出来事でそのことに気づき始めているでしょう。
>お互いのために一度距離を置くのもいいのでは?

消えて無くなってくれるなら一番良いのですが、そうならないなら、監視のために最大の距離、最小の関係、皆無の信頼という関係が必要でしょうね。
>
>毎日暑い日が続いていますが、お身体ご自愛下さいませ。

今のところ、至って健康です。ありがとうございます。あなたもご自愛下さい。

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