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中国はすでに崩壊段階1

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高雄爺「ああ、来たかい、こっちにお入り。だいぶ暖かくはなったけれど、それでも寒いだろう」
留瀬「やっぱりこたつは暖かいですね。珍しくファンヒーターも入っているし」
高「珍しくはないよ。さっき風呂に入ったから、湯冷めしないように暖房を点けたがね」
留「あれ、こんな時間に風呂に入ったんですか。あたしなんか寝る前に入って、暖まったまま布団にはいるようにしてますよ」
高「じゃあ、かみさんはその後で遅く寝るのかね」
留「いやぁ、いつも二人で入ってます。燃料代が高いですから」
高「勝手にしなさい。まあ、燃料代の高騰がすごいね。去年暮れから今年にかけて、灯油が平均リッターあたり88円から103円になったって、北海道の札幌コープのデータにあったよ。北海道は今年厳冬で灯油の消費が増えているから、17%の価格上昇だ。これだけ値上がりすれば生活が大変だとむこうじゃ言っている」
留「そうでしょうね。あたしだって車のガソリン代がめちゃくちゃに上がって、自分の車もあまり使わないようにしてますよ。会社からも、電車で行けるところは車を使うなって言われてますし」
高「ふむ、だからここで油を売っていくわけだ」
留「久しぶりなのにそんな言い方をしますか」
高「いやいや、ゆっくりして行きなさい。ちょっとあたしも一息ついたところだしね。それにしてもこれだけ燃料代が上がるのも、となりの強盗国家のせいだ」
留「このところの円安のせいじゃないんですか」
高「違うよ。確かに最近までの円高で輸入化石燃料の価格がそれなりに低く抑えられたのは本当だが、それでも原油自体の価格が上がって円高進行以上に価格が上昇している。が、本格的な円安に移行したとたんに、灯油価格は上昇がとまったんだ。まあ、タイミングがたまたまそうだっただけかも知れないが、安くはならないものの円安で高くなるはずの灯油価格の上昇は落ち着いている。まあ、これからどうなるかは分からないし、根本的には原油輸入を減らさなくては」
留「つまりは前馬鹿政権が原発を停めた事に原因があるということで、落ち着きますか」
高「が、それだけではない。隣の強盗国家がなりふり構わず他国の資源を横取りするのも世界の需要を圧迫している」
留「はて、今回のテーマは中国がすでに崩壊段階ということでしょ?」
高「だからなりふり構わず、自分が欲しい物を手段を選ばず強奪しているわけだ。国家の存続を本当に考えるなら、世界を敵に回すことが何を意味するかを考えるだろうよ」
留「とにかく、読んでみましょうか。あ、赤文字は引用ですね」

「衣食足りても礼節を欠く」中国 食料・エネ略奪へ、国家挙げて“海賊”化

中国は「衣食足りて礼節を知る」という格言とは縁遠い国。国家・国民にとり衣服・食物は生活の基(もとい)で、それらが満たされれば心にもゆとりができ、ある程度の礼節はわきまえるものだ。だが、食い散らかした揚(あ)げ句、足りなくなった資源を他国より奪う国柄(くにがら)はもはや、価値観の差では済まされない。中国は食料・エネルギー略奪に向け、国家挙げて“海賊”と化そうとしている。


高「ちょっと長くなるが、中国がならず者の強盗集団であり、学術的には国家としての定義を満たしてはいても、実情は単なる犯罪集団が多くの人命を人質にし、力で欲望を押し通そうとしているだけだ、とも言える」
留「まあ、それはブログ主がいつも言ってますね」
高「同様にブログ主が言っているのは、根本的に、中国という存在が、形ばかりは他国から与えられた技術で近代国家であるかのように見せかけているものの、1000年前から全く進化していないという事情もある。これはべつに中国ばかりではなく、一部のイスラム原理主義国家や、欧米のような力の論理を善悪の論理より優先する国家にも言える。むろん、完全無欠な国家など日本を含め存在せず、ただそれぞれの発展段階が違い、しかも自分たちが一番優れていると思いこんでいる度合いが大きければ大きいほど、さらなる発展は望めないと言うことだ」
留「その意味で、過度とも言える反省が当たり前の日本はそれなりに発展段階の上位にあり、それは単なる思いこみや希望的観測なのではなく、様々な指標、例えば貧富の差の小ささ、国民の平均的教育レベルの高さ、犯罪の少なさ、文化の多様性、平均寿命、健康寿命、環境意識、産業技術力の高さなどなどで客観的に証明できる、ともブログ主は言ってますよ。国家の発展のとらえ方が、日中では大きく違うんだとね。日本は国民が安全に幸福に暮らせることができる社会の構築を目的としているって、たしかブログ主は言ってたなぁ」
高「中国にはこれがない。見事なほど、何一つ無い。かつて古代世界では世界一の文明国家であったろうが、それも今では片鱗一つ残さず破壊されてしまっているし、だいいち古代では文明国家だったろうが現代の基準では殺し合いに明け暮れる未開国家でしかなかったのだが、それは世界中がおなじだろう。ただ、普通の近代国家は、未開状態から自らの力で抜け出しているのだが、中国はそれが全くないと言うことだ。ただしね、誤解をしちゃあいけないよ。中国なりに、安全に幸福に暮らせる社会の構築を目指しているらしいよ」
留「そりゃないでしょ。現に中国社会は不安定さを急速に増していますよ。世界でも今ではチャイナフリーとか、シノフォビア、つまり中国脅威などという言葉があふれていますよ」
高「だからさ、彼らの言う安全に幸福に暮らせるとは、それが出来る人間だけのことであり、力のない一般人民はその対象になっていない。それは、人民も納得しているよ。中国人にしてみれば力を持って欲しい物を手に入れることは全く当然の事であり、中国に力がなかったから西欧や日本に蹂躙された。力を持てば中国が他国を蹂躙することにとやかく言われる筋合いはないと言うことであり、そのような中国と話し合いで物事が解決するなど無い。中国が他国を蹂躙するのは、それが中国の本質だからだ。肉食獣が草食獣を狩る時、それを残虐だ、悪だ、殺戮だなどと言うのは意味がないのに、西欧社会では肉食獣は悪、草食獣は犠牲者という図式が成立し、赤ずきんちゃんなどの童話で子供の頃から刷り込まれている」
留「あ、なるほど、だから人民の命は消耗品であり、権力者達の蓄財の道具に過ぎないとブログにも書いてあった」

高「かつて、騎馬民族の生活は、農耕民族から略奪することで成り立っていた。いわば農民が大地に種を蒔き、作物を育てて収穫するように、騎馬民族は農耕民族から収穫するのが生活の糧を得る唯一の方法だった。むろん、農耕民族もそれに対する自衛策を講じ、武装集団を作り防衛に努めた。それが軍隊や戦争の始まりとさえ言われている」
留「そうなんですか?農耕民族って、おとなしいから戦争なんかしないし、戦争を始めるのは騎馬民族だって思ってましたよ」
高「そうじゃないよ。騎馬民族が農耕民族を皆殺しにしてしまえば、やがて彼らの生活の糧が無くなる。したがって、騎馬民族が農耕民族を根絶やしにすることはない。かならず、次の収穫が出来るように、農耕民族自身が生きられるだけの物は残すし、その意味では無駄な殺戮はしない。ただ、獲物を巡って騎馬民族同士が戦うことはあったろうが、彼らの知恵で、テリトリーを分けるなどのような事はしなければならなかった。が、農耕民族にしてみれば、騎馬民族を残しておくことなど全く利益にはならないから、農耕民族が力を蓄え騎馬民族を排除し、ついでに他の農耕民族を攻撃して土地という財産を奪うことの有利さに気づいた。これが戦争だよ。騎馬民族の収穫とは意味が違う」
留「あ、じゃあ、中国は戦争をしているつもりはなく、当然の生き方として収穫をしているわけだ。収穫される側から収穫する側に変わっただけなんだ」

高「ザッツライトだよ。例外なく過去のヨーロッパも、アジアもそうだった。力のある物が力のない者から収穫をすることは当然の在り方だったからヨーロッパはアジアアフリカ南米から収奪したのだ。それにたいし、アジアアフリカ南米は抵抗するようになり、やがて独立し、形だけでもヨーロッパと共存するようになった。過去の、絶対的な力の差がある時代は過ぎ、妥協しあい協調し合うことで共に過去よりも大きな利益があることに気づいたからだ」
留「どうして中国だけが例外なんだろう」
高「ロシアなんかもそうだよ。だが、少なくとも欧米では収穫の時代は終わっている。

しかし、中国は過去のままであり、力がなかったから欧米に蹂躙され、それを当然と考えているから現在でも、過去の欧米による自国への行為を口にしない。ただ自分たちが力を蓄えれば欧米から収奪するのも当然と考えている。まして、自国よりも力のない周辺国からの収穫は当然なのだ。おなじ様に蹂躙した日本に(日本の場合は明らかに欧米とは違うが、それはおくとして)対してかくも露骨な恫喝を行うのは、日本が軍事力行使をしないとしているからだ。中国の論理は単純明快だ。力がある者が多くを取るのが当然ということ。それは善悪の問題ではない。重力の原理と同様の、人間の原理なのだ」
留「なるほどねぇ。そこに欧米や日本の価値観を持ち込んでも通じないはずだ。肉食獣に、殺しは悪いことだから、草食獣を狩ることは止めろと言っても通用しませんね。でも中国の行動を変えさせるのは力しかないということはよく分かりました。話せば分かるというのは西欧屋日本の勘違いなんだ。じゃあ、それを銘記して、次を読んでみましょう」

 まるで、獲物を求めて他国領を蹂躙(じゅうりん)する古(いにしえ)の狩猟民族のようだが、凶暴な中国の漁民と海上取締当局の連携による無体は目に余る。2012年4月、フィリピン海軍艦が違法操業中の中国漁船8隻を臨検した。現場の南シナ海スカボロー礁(しょう)は比ルソン島より230キロ、中国からは1200キロも離れている。その直後、中国海上取締当局は自国漁民逮捕を阻むべく監視船を急派。比中両国の海上取締当局艦船と漁船は2カ月間対峙(たいじ)し続けた。

高「ここで古の狩猟民族と言う言葉が出てきたが、その通りだ。肉食獣は草食獣を狩る時、待ち伏せ、不意打ち、弱い者から狙う、集団で追いつめる、脅してパニックに陥れるなど様々な手段を使う。それは狩りの手段として身につけた技術であって、卑怯だとか残酷だとか言われる筋合いは無いと肉食獣は言うだろうよ。草食獣と話し合いで解決するなどは彼らの手段には入らない。本当は、草食獣が自ら弱い個体を進んで肉食獣に差し出し、そのかわり安全に草食獣が繁殖できるように肉食獣と取引した方が、案外双方にとって得かも知れないがね、むろん彼らにそのような知恵はない」
留「世界が、弱い国を中国に差し出すと言う話ですか?そりゃひどい」
高「たとえだよ。それに、かつてヨーロッパはナチスに対して犠牲者を渡し自分たちの安全を図ったじゃないか」
留「なるほど。今ではむろんそれは出来ないでしょうけどね」
高「実際はあるけどね、まあそれはともかく・・」

 しかも、養殖率を7割台にのせても、漁船団縮小や漁民の転職を行政指導しても、飢える漁民・漁船は増える一途(いっと)。内陸から出稼ぎする貧困農民が、俄(にわか)漁民と化しているためでもある。

留「でもねぇ、中国が弱小国から収穫しても、それでも人民がこんな事をするんですかね」
高「だから、中国人の価値観だって、言ってるじゃないか。中国では強い者が多く取る、これが当たり前だから、取られた人民は、それを取り戻すよりも、より弱い者から自分たちが取ると考えるんだ」
留「中国全体の富が増えれば、多少は人民の所に行くでしょう。それでなければ人民の不満が政府に向くし、それを政府は畏れているんでしょ」
高「中国全体の富なんか増えているもんか。富が一部に集中しているだけだ。集中された富でショウウィンドウを作って、あたかも中国全体が富を増やしたかのように見せているだけだよ。だから、資産格差が広がっているのであって、中国全体が富を得たのなら、これほどまでに格差が広がるのはおかしいだろう」

 ロイター通信は、専門家の観測を引用し、香港南方沖320キロで石油掘削(くっさく)中の中国々営石油大手・中国海洋石油総公司(CNOOC)が、これまで手付かずで、埋蔵量がより豊富な、南シナ海のさらに南方の深海底掘削にも進出する、と報じた。「海洋掘削技術が向上した」(中国南シナ海研究所の劉鳳・上級研究員)結果のようだ。

高「だから、中国が今以上に資源をかき集めるのも、人民のためではない。一部の人間の富をさらに増やすためだ。中国では政府や軍部の高官が富を作ることは当然と考えられている。温家宝氏一族が二千億円を遙かに超す蓄財をしたことも中国では余り問題になっていない。情報が隠されたからではなく、それが当たり前と思われているからだ。そうでなければ、太子党などそもそも存在できるはずがないだろう」
留「そう言えば安倍内閣の閣僚資産が公開され、平均が一億ちょっとだそうで、中国ではそのあまりの少なさに驚きの声が挙がっているそうですよ。地方の役人でもこれよりは蓄財しているはずだって。でもそれが当然と思うから、それに対する批判は余り聞こえませんね」
高「金だが幸福の基準である中国で、自分が儲けられないのは自分に力がないから。だから、力を蓄えて富を得る、それが出来なければより弱い者から取る。これが中国人の価値観だ。肉食獣だってそうじゃないか。チータはライオンに逢うと逃げこそすれ決して闘いを挑まない。そんなことはなんの得にもならないからだ。それよりも新しい獲物を探しに行く」

 ところが、昨年12月~1月中旬まで、ベトナムが主張する領海を侵犯した中国漁船は2988隻。昨年1年間の2倍以上の隻数に達した。2988隻はなぜか、主にベトナムが天然ガス田開発する北・中部沿岸と、複数国が領有権を主張するスプラトリー(中国名・南沙)、パラセル(中国名・西沙)両諸島の周辺海域に集中した。昨年も、中国資源探査船の「領海」内における100件以上の活動が確認された。ベトナム政府筋は「明らかに中国政府の指示に基づく」と警戒している。

留「これも人民のやったことですか?」
高「所詮は、獲物はいずれ一部の人間の所に行くが、漁船を出した人民にもおこぼれはあるし、それに後ろに解放軍がいれば、人民も心おきなくベトナムから取れるだろう?」

ただし、今も中国は「法」とも「徳」とも無縁の国。国際の資源を貪り喰らい、無くなれば他国領を侵す「衣食足りても足らざるとも傲岸(ごうがん)無礼」な国。

留「よく分かりますよ。傲岸無礼なんじゃないんだ。そういう生き物なんだ、連中は」
高「そう言うことだ。じゃあ、今回はここで一休みしよう。またブログ更新が遅れるって、ブログ主が焦っているんだ」
留「じゃあ、そう言うことにして、続きはすぐに」

上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてくだい。内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

「衣食足りても礼節を欠く」中国 食料・エネ略奪へ、国家挙げて“海賊”化

2013.2.5 11:02

北京の中国海洋石油総公司の本部前に掲示された掘削リグの写真。これを「動く領土」と言い切るところに中国の本性がみえる(AP)
 「お役人様」を筆頭に、中国での宴会における、アワビなど高級食材の食べ残しが大きな社会問題になっている。

 「料理完食」は「料理不足」を意味するため、主催者は面子(めんつ)を重んじ、食べきれぬ量で饗応(きょうおう)するのが慣例だとか。海外で評価された日本の「もったいない」観とは価値観の差を際立(きわだ)たせる社会問題だ。中国は「衣食足りて礼節を知る」という格言とは縁遠い国。国家・国民にとり衣服・食物は生活の基(もとい)で、それらが満たされれば心にもゆとりができ、ある程度の礼節はわきまえるものだ。だが、食い散らかした揚(あ)げ句、足りなくなった資源を他国より奪う国柄(くにがら)はもはや、価値観の差では済まされない。中国は食料・エネルギー略奪に向け、国家挙げて“海賊”と化そうとしている。


「中国人の胃袋」問題


 その過程で他国領域を支配できれば一石二鳥。一部中国漁民が海上戦闘訓練を施された、他国島嶼(とうしょ)支配の先兵・海上民兵だとの見方は、この辺(あた)りから来る。台湾・朝鮮半島有事で米軍が来援するとすれば、西太平洋~東・南シナ海が防衛圏(対米接近阻止・領域拒否戦略)だと、中国が認識している証左でもある。食料・エネルギーと防衛圏の確保という2大戦略は相関関係ということになる。

 まるで、獲物を求めて他国領を蹂躙(じゅうりん)する古(いにしえ)の狩猟民族のようだが、凶暴な中国の漁民と海上取締当局の連携による無体は目に余る。2012年4月、フィリピン海軍艦が違法操業中の中国漁船8隻を臨検した。現場の南シナ海スカボロー礁(しょう)は比ルソン島より230キロ、中国からは1200キロも離れている。その直後、中国海上取締当局は自国漁民逮捕を阻むべく監視船を急派。比中両国の海上取締当局艦船と漁船は2カ月間対峙(たいじ)し続けた。

 比海軍によれば、中国漁民が密漁したのは高級中華料理に欠かせぬフカや地球最大のオオシャコ貝、珊瑚(さんご)など。いずれも食用・観賞用として高値で売れる高級品で、いずれも激減が懸念されている。背景には、中国経済の発展=収入・人口増が海産物需要を極端に押し上げる「中国人の成金・胃袋」問題が横たわる。1970年には5キロだった1人当たりの消費量が2010年には25キロになったのだから驚く。


数十カ国で「漁場荒らし」


 結果は「海洋汚染」に「乱獲」が加わる自業自得が、2000年頃より、漁獲量の半分を占める沿岸漁業を次第に沖へ沖へと追いやっている。韓国には、黄海に2カ所の密漁取締拠点を建設する非常事態をもたらした。

 しかも、養殖率を7割台にのせても、漁船団縮小や漁民の転職を行政指導しても、飢える漁民・漁船は増える一途(いっと)。内陸から出稼ぎする貧困農民が、俄(にわか)漁民と化しているためでもある。

 「共存共栄の心」など端(はな)からない中国政府は沿岸漁業を制限しつつ、遠洋漁業にシフト。南・東シナ海ばかりか、「遠洋漁業隊」なる漁船団は06年時点で2000隻まで激増し、アフリカや南米など35カ国の排他的経済水域(EEZ)で「漁場荒らし」を行っている。中国版沿岸警備隊・公安辺防海警総隊の要員養成学校・辺防総隊海警学校では「食料不足時には、まず外洋資源を獲得せよ」とたたき込んでいるほどだ。

 一方経済発展は、中国をエネルギー資源獲得へと狂奔させる。1993年に石油輸入国となった状況を受け、当時の李鵬(り・ほう)首相(84)は「防衛対象に海洋権益を含める」と宣言。着々と実行に移している。

 ロイター通信は、専門家の観測を引用し、香港南方沖320キロで石油掘削(くっさく)中の中国々営石油大手・中国海洋石油総公司(CNOOC)が、これまで手付かずで、埋蔵量がより豊富な、南シナ海のさらに南方の深海底掘削にも進出する、と報じた。「海洋掘削技術が向上した」(中国南シナ海研究所の劉鳳・上級研究員)結果のようだ。

 確かに、米エネルギー情報局や英国を本拠とする国際石油資本BPの報告書は、南シナ海中央部~南部海底を中心に(1)中国の60年分の需要を賄(まかな)う石油が眠る(2)サウジアラビアとベネズエラに次ぐ3位の埋蔵量-と分析。中国々営・新華通信社は「南シナ海の石油・天然ガスの7割がたまっている」と伝える。


「掘削リグは動く領土」


 しかし、中国メディアが「第二のペルシャ湾」と期待するこの海域は、中国はじめベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイが領有権を主張している。

 それ故(ゆえ)、厦門(アモイ)大学エネルギー経済研究所中国センターの林伯強・所長は「CNOOCがやらなけらば他国がやる」と、「南下」は必至と見る。CNOOCの王宜林・理事長に至っては「大型深海掘削リグは、中国の海洋石油産業発展を促す、動く領土であり、戦略兵器だ」と野望を隠さない。

 だが、深海域が手付かずだったのは、中国の深海底掘削技術の未熟に加え、世界の石油開発資本が複数国による領有権主張を考慮し、緊張下での開発を自重(じちょう)してきたからこそだった。

 ところが、昨年12月~1月中旬まで、ベトナムが主張する領海を侵犯した中国漁船は2988隻。昨年1年間の2倍以上の隻数に達した。2988隻はなぜか、主にベトナムが天然ガス田開発する北・中部沿岸と、複数国が領有権を主張するスプラトリー(中国名・南沙)、パラセル(中国名・西沙)両諸島の周辺海域に集中した。昨年も、中国資源探査船の「領海」内における100件以上の活動が確認された。ベトナム政府筋は「明らかに中国政府の指示に基づく」と警戒している。

 ところで、冒頭「衣食足りて礼節を知る」の出典は、当の中国における「法家(ほうか)」の書物「菅子(かんし)」。法家とは、「徳」による政(まつりごと)=徳治を説く「儒家」に対し、「法」による政=法治を唱える中国戦国時代(紀元前403~紀元前221年)の学派を指す。ただし、今も中国は「法」とも「徳」とも無縁の国。国際の資源を貪り喰らい、無くなれば他国領を侵す「衣食足りても足らざるとも傲岸(ごうがん)無礼」な国。

 「漁」を「了」とすれば「領」を盗られることになる。
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