やれやれという話

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明日、大飯原発3号炉が起動するのことだ。順調に行けば、来月23日にフル稼働状態に入り、日本の原発ゼロ状態はほぼ2ヶ月で終わる。続いて4号炉がフル稼働運転に入り、あとは国内の幾つかの原子炉が再稼働に入る模様だ。しかし、それに対する反対運動もかなり激しい。

赤文字は引用

膨れあがる再稼働反対 官邸前デモ

 複数の市民グループ有志でつくる「首都圏反原発連合」がツイッターなどで呼び掛け、三月末から毎週末、官邸前で実施。政府の再稼働方針に反対している。参加者数は回を追うごとに増え、この日は官邸前から霞が関の財務省前まで七百メートルほど人の波が連なり、官邸近くでは車道をほぼ埋め尽くした。
 
 確かに画像を見る限り相当の数であり、先に脱原発署名が750万人分集まった等とも合わせると、原発稼働反対はかなりの規模で広がっている。しかし、何度もこのブログで指摘した来たように、なぜ原発を停めなくてはならないのか、原発を停めてその影響はどうなるのか、リスクやコスト、環境負担などがどうなるのかが一切話し合われたことがない。脱原発派は単に放射線が恐ろしいの一点張りで、実際の日常生活に全く影響のない放射線レベルや瓦礫処理、はたまた被災地の花火や薪まで拒否する過剰反応の一環でしかない。つまり、全く理論的な根拠を欠いたお祭り騒ぎがこの脱原発デモだとしか言いようがないのだ。
 
  デモ開始の午後六時前。学生、子ども連れの母親ら幅広い年齢層が集まり始めた。中には太鼓をたたいたり、反原発をデザインした自転車で走る人も。
  
 この連中がどれだけ理解しているのだろう。単にムードに乗って騒ぐだけにしか思えないのだが。

 参加した出版社社長の富澤昇さん(60)=東京都府中市=は「3号機を動かして他の原発も再稼働するという政府の考えが見える。そもそも地震大国の日本に原発をつくるのが間違い」と批判した。
 
 別にこの人の意見が代表意見ではないが、他の意見も似たような物でこれ以上踏み込んだ理由がない。自信大国に原発が駄目なら、水力発電も火力発電も、そもそも送電線を建てることも駄目なのではないのか。
 
 どの様な対策を採っても原発が駄目なら、この国に住むこと自体が駄目なのだ。
 
 それより、現実に原発を停めることで電力料金が嫌でも上がり、中小企業を打撃し、高騰する化石燃料代で日本経済が大きな痛手を被っている。それによる危険性をどれだけこの連中は考えたろうか。
 
 いろいろな状況、情報を可能な限り調べ判断した結果の脱原発ならそれなりに尊重しよう。が、自分で一切調べることをせず、兎に角放射線が怖いから原発は駄目だ、でも電力料金は上げるなというのは筋が通るまい。
 
 この状況を招いたのはひとえに政府に責任がある。全く説明をしないからだ。説明をせずに脱原発をうちだし、今度は一切説明せずに原発稼働を進めるのでは、今まで原発稼働に前向きだった人々でさえ、今の状況では原発は動かしてはならない、今の政府や、原子力保安委員会、役人、東電に任せることは出来ないと思うのではないのか。
 
 政府に任せられないと言えば

韓国政府 韓日軍事情報協定締結を延期

 韓国では同協定の締結が非公開の閣僚会議で決定され、野党や市民団体から批判が相次いでいたが、与党のセヌリ党も同日午後になって政府に対し協定締結を見送るよう要請。政府が日本に署名延期を申し入れる事態となった。
 
 こんな馬鹿なことはあるまい。いや、締結が見送りになったこと自体は喜ばしい。背中から刺すガオライバンズと、国家防衛に関わる情報協定など結ぶべきではないが、それを国民の知らない間に勝手に韓国と結びそれが韓国が和から知らされるなど、到底容認できる物ではないだろう。
 
 この協定がアメリカの思惑であることは明白だが、アメリカは所詮日韓の軋轢を理解しているわけではないし、レイの売春婦問題で日本非難決議を決済し、それからアメリカに於ける韓国系の嫌がらせがエスカレートしているのだ。いわば、今の日韓の軋轢の元をアメリカが作っているわけだが、それを余所に日韓で互いに相手を信頼しなければ出来ない協約を結ばせること自体が、アメリカがいかに無知であるかを示している。日韓ともアメリカの言うことには逆らわないだろうなどと思っていれば、それこそ両国ともアメリカに距離を置く。
 
 幾らアメリカとの同盟が大切だと言って、国民に何も知らせずにこんな協約を結び、そして一方的に韓国から無期延期を申し入れられるなど、今の政府がいかに無能で、国民に対する説得など全く考えていないことがよく分かる。
 
 そもそもあの眼前総理なども唐突に自分の好き勝手をやり、国民には一切説明をしなかった。これが民主党の体質なのだ。権力の座に就けば、何をしても国民は逆らえないと思いこんでいるから、ばら撒きから事業仕分け、尖閣問題、国防大綱の見直し、脱原発、原発再稼働などなどすべてに於いて説明がない。問いつめられてしどろもどろの言い訳に終始しているだけだ。ようするに理解していないのだ。
 
 今の消費税増税についても、野田総理がいきなり言いだしたことで、その前には増税はしないと言っていたし、そして埋蔵金でばら撒きが出来ると言っていた。理論的裏付けなど何一つ無かったし、消費税増税についても裏付けなど全くない。一事が万事この調子だが、それはこの政権が何一つ理解していないことを意味している。
 
 日本は主権在民国家であり、国民が国を運営する。その代行が代議員なのであって、全権を負託されているわけではないが、民主党は権力とはすべての決定権を与えられていると勘違いしているからこそ、権力にしがみつくのだろうと思えて仕方がない。
 
 ところで、もうひとつの良いニュース。

 慰安婦問題や独島問題などでぎくしゃくした関係にある日本との軍事協定締結に批判の声が高まる中、与野党が協定の見送りや撤回を要請したことを受け、外交通商部が青瓦台(大統領府)との協議の末、延期を決定したという。

露ガスプロム、日本へのパイプライン構想断念


 【モスクワ=寺口亮一】タス通信によると、ロシアの国営天然ガス企業体ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は29日の記者会見で、露極東から日本にガスを輸送するためのパイプライン敷設構想について、「技術的にも経済的にも合理的でない」と述べ、断念したことを明らかにした。
 
 ロシアにエネルギー源を頼るなど、首つりの縄を持たせるような物で、全く危険きわまりない。昨日書いたように仮に南北大陸で化石燃料がまかなえるなら、むしろ日本にとってその方が安全だし、最終的には安くつく。日本近海にあるというメタンハイドレートは採掘が本当に実用化できるかはまだ判らない。ただし海底ガスは有望ではないのか。メタンハイドレートと違い、ガスの形で吸い上げることが出来ればエネルギーの収支バランスは確実に取れているはずだ。
 
 いずれにせよ、ロシアのサハリンガス油田でもかなり日本は煮え湯を飲まされている。当初に日本とロイヤルダッチシェルがほぼ技術と資金を出して開発し、いよいよできあがると言うとき、ロシアのガスブロムが割り込み主導権を取ってしまった。
 
 そもそもこのプロジェクトに日本が参加したのも、ガスを日本に供給するという条件があったからだと解釈しているが、それが中国への供給を優先するなどと言いだした頃からいつものロシアだと思っていた。
 
 このようなやり方を平気でするロシアにどんな信を置けばよいのか。下手をすれば日本が投資した分もすべてロシアに強奪されかねないのだ。ロシアの口車に乗った日本企業が愚かなのだが。



上記に引用されているURLの記事を読む場合は下記の「続きを読む」をクリックしてください。但し、内容確認以外なら、敢えて読む必要はありません
以下は参照用の資料ですので、確認をされる以外はあえて読む必要はありません。

膨れあがる再稼働反対 官邸前デモ

2012年6月30日 07時03分

首相官邸前の道路を埋め尽くし原発再稼働反対を訴える人たち。右上は国会議事堂=29日午後7時43分、東京・永田町で(中嶋大撮影)


 関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働決定の撤回を求めるデモが二十九日夜、首相官邸周辺(東京都千代田区)であり、市民らが「再稼働反対」「原発いらない」と官邸に向かって声を上げた。関電は七月一日に3号機の原子炉を起動する準備を進めており、再稼働を前に徹底抗戦の場となった。 

 複数の市民グループ有志でつくる「首都圏反原発連合」がツイッターなどで呼び掛け、三月末から毎週末、官邸前で実施。政府の再稼働方針に反対している。参加者数は回を追うごとに増え、この日は官邸前から霞が関の財務省前まで七百メートルほど人の波が連なり、官邸近くでは車道をほぼ埋め尽くした。

 デモ開始の午後六時前。学生、子ども連れの母親ら幅広い年齢層が集まり始めた。中には太鼓をたたいたり、反原発をデザインした自転車で走る人も。

 参加した出版社社長の富澤昇さん(60)=東京都府中市=は「3号機を動かして他の原発も再稼働するという政府の考えが見える。そもそも地震大国の日本に原発をつくるのが間違い」と批判した。

 同僚を誘って二度目の参加という会社員の岩渕政史さん(34)=墨田区=は、これまでにない参加者の多さに驚きながら「首相は国民の目線と全然違う。日本をこれ以上汚す気か」と憤慨した。

 二歳の男児を抱いて子育て仲間と来た杉並区の主婦(34)は「今声をあげなかったら、子どもから『なぜお母さんとお父さんは私たちの未来を守ってくれなかったの?』と言われるかも。子どものためにも行動しなくてはいけない」と話した。

(東京新聞)

韓国政府 韓日軍事情報協定締結を延期

2012/06/29 19:19 KST


【ソウル聯合ニュース】韓国政府は29日、韓日間の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結を延期した。同協定の署名式は同日午後4時に東京で行われる予定だった。

 外交通商部高官は「国会との協議を経て推進する方向で、今日午後に日本側と協議を終えた。国民の支持を得るべきだとの原則に対する問題提起があれば再考すべきだ」と説明した。

 韓国では同協定の締結が非公開の閣僚会議で決定され、野党や市民団体から批判が相次いでいたが、与党のセヌリ党も同日午後になって政府に対し協定締結を見送るよう要請。政府が日本に署名延期を申し入れる事態となった。

 慰安婦問題や独島問題などでぎくしゃくした関係にある日本との軍事協定締結に批判の声が高まる中、与野党が協定の見送りや撤回を要請したことを受け、外交通商部が青瓦台(大統領府)との協議の末、延期を決定したという。

 同高官は、同協定の国会批准について「批准は必要ないという法制処の解釈に変化はないが、国会との協議を見守るべきだ」と述べた。

 署名の期限については「決められていない」と述べ、協議が円滑に進まなかった場合は署名が大幅に遅れる可能性もあることを示唆した。

 ただ、国同士の約束であるため協定締結は避けられないとの政府の立場に変化はないとみられる。

露ガスプロム、日本へのパイプライン構想断念


 【モスクワ=寺口亮一】タス通信によると、ロシアの国営天然ガス企業体ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は29日の記者会見で、露極東から日本にガスを輸送するためのパイプライン敷設構想について、「技術的にも経済的にも合理的でない」と述べ、断念したことを明らかにした。


 ミレル社長は、日本へのガス供給手段として、液化天然ガス(LNG)を唯一の選択肢として検討していることも表明した。日露間のガスパイプライン構想を巡っては、5月に訪露した民主党の前原政調会長がガスプロム幹部から打診され、サハリンと北海道の間に敷設する可能性を日本政府として検討する用意があると応じていた。

(2012年6月30日10時23分 読売新聞)
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コメント

しからば

どうするのかを示せねば、何人が集まろうが全く意味がない事すら理解していないのが、反原発教信者でしょう。
強い副作用を分かっていても使わざるを得ない抗癌剤と例えるのは適切とは云えないものの、近い感じでしょうか。
サンクトペテルブルクで開催されたAPECエネルギー相会合では、エネルギー需要の拡大見通しを踏まえ「原子力エネルギーの安全な利用の重要性を認識している」とする共同宣言を採択した中、枝野は日本政府方針として脱原発依存を発言して、一人浮いていました。
反原発派の連中の、自分らが獲得し享受している生活水準は維持し、発展途上にある人々のその可能性には我関せずの思考は、人非人そのものです。
地震が多いからと云うなら、チェルノブイリやスリーマイル島の事故への説明にはなりません。
又、地震を云うなら、超高層ビルは如何なものでしょう。見事に技術力で克服しているではないですか。
核廃棄物に関しても、フィンランドが方向性を示して実施に移しています。
何も闇雲に進めろと云うのではなく、例えば、旧式の原発を期間延長するよりは、償却を電気料金に反映させて、積極的に代替を図るべきだと思います。

しからば

>2012-06-30 23:57 | あづまもぐら様

>どうするのかを示せねば、何人が集まろうが全く意味がない事すら理解していないのが、反原発教信者でしょう。

そうです。全くなにも考えていません。原発は怖い、だから停めろだけです。原発を停めたときに起きる怖いことはすでに始まっています。例えば電力料金の大幅値上げ、製造業の国外退去、貿易収支の大赤字などなど。そして発電しない原発へ費やし続ける巨額の負担。結局は東電が国有化してもそれをすべて負担するのは国民です。しかし、脱原発でお祭りをしている連中にはひとかけらもそのような因果関係が理解できていませんね。

>強い副作用を分かっていても使わざるを得ない抗癌剤と例えるのは適切とは云えないものの、近い感じでしょうか。

しかも現実には原発が一番副作用が小さいのにです。

>サンクトペテルブルクで開催されたAPECエネルギー相会合では、エネルギー需要の拡大見通しを踏まえ「原子力エネルギーの安全な利用の重要性を認識している」とする共同宣言を採択した中、枝野は日本政府方針として脱原発依存を発言して、一人浮いていました。

世界の認識は十分に安全管理した原発への依存なのです。今アメリカは新しいエネルギー源開発で沸き立っているようですが、それでも原発推進は止めません。

枝野氏は、全く理解していないし、自分が理解していないことすら理解していません。だから、すぐには脱原発派無理だ等と言っています。

>反原発派の連中の、自分らが獲得し享受している生活水準は維持し、発展途上にある人々のその可能性には我関せずの思考は、人非人そのものです。

はい、余裕のある人間なら電気代が倍になってもかまわないかも知れないけれど、それで熱射病で死んだり、凍死する人間が確実に増えてくるのに、それは我関せずですね。

>地震が多いからと云うなら、チェルノブイリやスリーマイル島の事故への説明にはなりません。

そうです。韓国の日本海側に集中している原発は事故の危険性が高いと韓国自体でもんだいになっていますし、実際今まで事故には至らない物の冷却電源喪失などが起きています。

>又、地震を云うなら、超高層ビルは如何なものでしょう。見事に技術力で克服しているではないですか。

それでも自然災害は限度がありませんから、絶対に倒れないビルは造れません。が、それなら、自然の山も絶対に崩れないとは言えず、現実に土砂崩れで人命が損なわれています。結局あらゆる自然災害に耐えられる技術はないのですが、それなら原発だけが危険だ問い事ではありません。

実際、ダムが崩壊すれば万単位の人間が死ぬでしょう。しかし、あれだけの事故でありながら原発では誰も死んでいないのです。

お花畑には、イメージとして全体をつかむ能力が全くないようですね。

>核廃棄物に関しても、フィンランドが方向性を示して実施に移しています。

核廃棄物処理については、単に地下に埋めるか深海に放棄すれば良いだけ、即ち自然に帰せばよいだけなのですが、それを規制しているのはあくまで人間の規則です。火力発電所から出る有害物質の処理よりも原発の高濃度放射線汚染物質は、ほんの一握りです。極めて処理が簡単なのですが。法的規制を科学的に安全を確保しながら変えるだけで、廃炉手続きもコストも桁違いに小さくなりえます。

>何も闇雲に進めろと云うのではなく、例えば、旧式の原発を期間延長するよりは、償却を電気料金に反映させて、積極的に代替を図るべきだと思います。

そうです。原発でも安全確保は最優先であり其れを無視しろとは言っていません。老朽化した原発は廃棄処理し、新たに新鋭の安全な原発を作ればよいのです。

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