八方ふさがり中国

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留瀬「いやぁ、またすごい地震が起きましたねぇ。あたしは寝ていたんで気が付かなかったけれど、起きてテレビで観てびっくりしましたよ」
高雄爺「うん、こちらじゃ殆どの人が気が付かなかったんじゃないかね。あたしもラジオで聞いて初めて知った。それも続けざまにいくつか起きている。ただ、幸いなことに今のところ死者は居ないようだし、淡路島の地震では建物にも被害は出たが以前の阪神淡路大震災の時の教訓が活きたんだろうね。まあ、これからも余震はあるし油断は出来ないが」
留「それにしても南海地震が本当に起きたら死者は20万人とか、被害は200兆円だとか、それが本当に間近になってきたような気がしますよ」
高「それはそうだが、最悪の場合の被害予想だ。それを出来るだけ少なく押さえるために、安倍政権は一生懸命やっているよ。民主政権じゃないんだから、とにかく可能な限りの対策を立てておくしかないね。地震は避けられない。だが、被害は最小限に押さえ、可能な限り速やかに復興するしかないだろう。日本なら絶対にそれが可能だし、ちゃんと乗り切っているじゃないか」
留「日本はなんと言っても自然災害の多い国ですから、それに対する備えは出来るし、国民もそれに対する心構えも出来ているでしょう。でも、別の災厄に対してはまったく備えの出来ていない、それ以前に備えをする必要があるとは想像もしていない国が日本ですね」
高「ははぁ、これのことだね。」
留「まあ、これも内心では起こりっこないと思いこんでいるんじゃないでしょうか。あ、赤文字は引用ですからね」


北朝鮮、威嚇で迫る米との「和解」 暴発リスクも

 朝鮮半島が緊迫している。3度目の核実験に踏み切った北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁決議も顧みず、核・ミサイル開発の続行を宣言。軍事挑発をちらつかせながら日米韓への威嚇を繰り返している。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が率いる北朝鮮はどこに向かうのか。周辺国の思惑とともに、問題の実相を探る。

留「北朝鮮のこのやり方はいつものことですが、今回は今まで以上に執拗だし強硬ですね。これで北朝鮮がますます国際社会から孤立することは目に見えているし、いくら新しい独裁者の金正恩のリーダーシップを国内で宣伝したいとしても、国がつぶれたら元も子もないと思いますがね。さすがの中国も、今回は見放したっていうし」
高「これが独裁国家の末路だよ。基本的には中国も同じだ。これら独裁者のメンタリティは、国がつぶれても自分が安泰であることの方が重要であり、国家を守るという概念はないね。国を守るとすればその中で自分たちが守れる場合に限る。その意味で、北朝鮮の行動は、正に中国と重なっているよ」

 南北不可侵合意の無効化、朝鮮戦争の休戦協定白紙化――。正恩氏の言葉通り、3月7日の安保理決議以降、北朝鮮は米韓両国との軍事的な緊張を高めている。

 「侵略者の本拠地に核先制攻撃の権利を行使することになる」

 「米国と南朝鮮(韓国)が挑発するなら、それは全面戦争に広がる」

 北朝鮮メディアが報じる過激な発言は、さながら戦争前夜を思わせる。


高「レベルは違うが、中国がおなじ事をしているのは分かるじゃないか。今のところ北朝鮮ほど追いつめられては居ないと思っているから駆け引きもしているが、実際は決して自分の要求を引っ込めず必ず相手に責任をおしつけ、事実をねつ造してプロパガンダを繰り広げ、目的のためには手段を選ばない。その裏付けが暴力だから、どんなに国の経済が傾いても軍事増強は止められない。新しい指導者体制はべつに北朝鮮や中国だけじゃない。が、これらや他の独裁国家は、必ず暴力を使うからその行使力としての軍隊と密着する。中国と北朝鮮の何処が違うのかね」
留「そうですねぇ。今のところ未だ中国には余裕があるのかも知れないけれど、いよいよ国が危うくなるとどのように変わるかは今から予想して置かなくちゃならないし、対処して置かなくちゃならないと言うことでしょうね」
高「そして、実際中国はすでに崩壊段階に入っている。それはブログ主も何度も言っているが、中国内部でもかなりそれは深刻味を帯びてきているんじゃないのかな」
留「そうですか」
高「そうだよ。だから、次の記事など十分に予想できていた。とにかく国内向けには新指導者として今まで適し政策を採ってきた日本に対し特に強面ぶりを見せなければならないが、実際にそれが目に見える形で中国に痛手を与えている」

反日デモから半年…メディアの論調に変化 対日強硬論でダメージは中国に?

 この期間に中国では、10年に1度の政権交代があり、対日関係の急速な悪化と時期が重なったわけだが、中国官製メディアは日中関係をどのように報じ、それがどのように変化したのかを観察した。透けて見えてきたのは、中国の自らの主張に基づく原則論は堅持しつつも、対日強硬論の軟化や、自民党の安倍晋三政権による「アベノミクス」への肯定的見解など、経済問題を軸に、対日関係で解決の糸口を探る動きだ。

留「さしもの中国も日本を敵に回せば自国にとって損失が大きすぎることを無視できなくなったんでしょうね」
高「そんなことは事前に分かっていたが、日本が折れれば中国の面子が立つからそれで国民へのプロパガンダは成り立つと思っていたんだろう。なにしろ、前政権が民主党だからね」
留「あ、そうか。でも安倍政権になって日本は想像以上に毅然とした姿勢を見せ、軍事的対決も辞さない覚悟を見せて、中国としては今更ながら振り上げた拳をどうやっておろすか考えなければならない」
高「安倍政権が単独で毅然としてもこれほどの効果はないだろうね。民主国家である日本で国民の意識が大きく変わり中国に対する反感が増大してきたし、そして安倍政権を成立後も国民は高い支持率で支えている。これがまず中国にとっては手強い変化だ」
留「TPP参加表明などもそうなんでしょうが、まずアベノミックスで中国や韓国を容赦なく攻撃し、それを国際社会は容認しているのも中国にとっては計算違いだったんじゃないですか」
高「中国のプレゼンスが大きくなればなるほど、シノフォビア、つまり嫌中国、反中国意識が世界中に予想以上の速度で広まったことも、物理的なアジアにおける中国包囲網以上に、経済的な世界規模の中国包囲網になっている。外資頼みで今では資源輸出も出来ず、労働力輸出も出来ず、売れる技術も持たず、それどころかパクリ商品を垂れ流す中国が経済活動の正常な相手と見なされる訳がない。そして、とどめは、あの反日暴動だ。あれで、日本当然、欧米資本も急速に中国から撤退している」
留「だから、中国は内需経済にシフトすると言っているわけでしょ」
高「口で言うほど簡単に出来るものか。外資が引き揚げれば、中国には原資がない。そして内需を支える購買力がない、需要もない。まあ、それは後でまた説明するけどね」

 12月下旬からは、「安倍経済学(アベノミクス)」へ注目が集まり出し「第8段階」に。日本の株高と円安傾向が見え始めたことも背景にある。日本の中国大使の交代も比較的好意的に報じられ、習指導部が安倍政権との関係改善の落とし所を探っていた印象もある。

留「習指導部が本当に安倍政権との関係改善を願っているんでしょうかね。つい先日も日中韓会議を中国が拒否したじゃないですか」
高「あれくらいはしないと、はいつくばっている韓国にも国内にも示しが付かないというだけだろ。実際は日本との協力が無くなれば中国の虎の子である、世界の工場としての立場を保てなくなる。日本が技術や人材、資金、製造設備の提供を止めたらどうなるか位は理解しているだろ」
留「でもあれだけひどい環境汚染にたいし日本が協力すると言っても要らないことをするななどと言ってますよ。そんな余裕なんか無いだろうに」
高「あるいみ、日本もそれを承知で申し入れているんじゃないのかと思えるくらいだ。要らないと言うならじゃあ自分でやってみろとでも言っているみたいだよ。実際は日本製の空気清浄機が相当高いにもかかわらず馬鹿売れしている」

 尖閣問題では解決に向けた大きな進展はみられないものの、対日強硬論を振りかざしてみた中国は、逆に経済面でダメージを受けるのは中国だとの冷静な判断がメディアの報道ぶりにも表れたようにみえる。ただ、最終的には「政経不可分」である共産党による一党支配体制の維持や、社会不安の抑圧とのバランスを考えざるを得ない。「第11段階」以降、どのような論調が繰り広げられ次なる日中関係を模索するのか。注目したい。(上海 河崎真澄)

高「実際、何処の国でも領土問題は主権に関わることだから譲るわけにはいかない。とすれば、あくまで歴史的学術的な検証で決めるか、力で決めるかだが、中国に出来るのは力による解決しかない。フィリピンやベトナムに対して行ったように、中国はどんな嘘でも主張して領土をもぎ取る。日本に対してだけそれを止めるわけには行かない」
留「日本だって譲るわけには行かないでしょ」
高「うん。だから、日本にすれば中国に歩み寄る必要など無いと言うことだ。それでもいずれ中国は棚上げしようとか、微笑外交を始めるのだろうが、中国の微笑外交が力を背景にしていることは明白で、決して信用できないことは今までの経緯が示している。あとは、中国がやるのは、日本国内での工作員活動だろうね」

日本の実力を分析、衰退論は虚か実か?

日本のGDPが中国に抜かれ世界3位に転落すると、「日本衰退論」が国内外で氾濫し始めた。世界の人々は、日本の発展の先行きを不安視している。しかし多くの日本人は、このような意見に同意していない。彼らは日本による逆転の機会が十分にあると考えており、海外の偏見は日本の真の実力を知らないことによるものだとしている。このほど日本の某メディアは長文を発表し、読者に対して日本のエネルギー・技術・文化の高い実力を示した。

留「ブログ主は、中国が日本を抜いてGDP世界第三位になったなんて嘘だって言ってますよ」
高「ああ、嘘だよ。これは後でも説明するが、まず中国の決算報告は何から何まで嘘で固めていて、実際のGDPの活動状況を示す物流、エネルギーなどの規模縮小や、インフラ整備、内需拡大に欠かせない鉄工業などが軒並み破綻に瀕しているなど、とうてい世界第2位の経済大国だなとといえる物ではない。そもそも、中国経済の実態は、多くが輸出や労働力の販売、外資の導入などが支えているので、いくらGDPが大きくてもそれによって得られる利益の多くが海外資本に持ち去られる。さらに、経済を底上げするための手段が不動産投資だが、つまりは誰も住まない建物を造ってそれに内外から投資させることでGDPを水増ししている。だから、建設当初から人っ子一人住まないゴーストタウンが方々に出来ている。巨大な近代都市が造られ、高層ビルが建設されても、それを支える交通、水、エネルギーなどのインフラがない。そもそもそんなところに住む人間が居ない。建物だけを建て、それに対する投資を煽っているんだ。一部の人間、つまりは官僚などお手盛りで投資を仕掛けている連中は、いつ投資を引き揚げるかも知っているから、結局損をするのは一般国民や外国人だ。外国人は、中国一般国民と違い、客観的な情報を得られるから、結局は一番ババを引くのは一般の中国人ということかね」
留「つまりは、中国のGDPの中身は、外国資本と、投資で水増しされているから実質的な数字が、対外投資で利益を得ている、つまり他国のGDPが加算される日本と比較すれば、とうてい足元にも及ばない、せいぜい12,3%程度しかないと言うのも分かりますね」
高「GDP自体が経済の実態を示している訳じゃないからね、こんなごまかしも出来る。それ以前にもっとひどい状態だそうだよ」
留「で、その日本ですが」

また、日本は技術面でも世界トップの地位を維持している。日本のバッテリー技術は世界一だ。ソニーが1991年に、携帯電話とノートパソコンに不可欠なリチウム電池を実用化してから、日本企業は一般用リチウム電池市場の過半数のシェアを占めてきた。日本のエコカーはバッテリーの放熱性が高く、使用寿命が長いことから、トップの地位を占めている。またノーベル賞を受賞した山中伸弥教授らにより、日本の幹細胞技術が画期的な進展を実現し、同分野の優勢を確保した。将来的に世界の産業発展の主流となる、新エネルギーやバイオ技術においても、日本は他国にまったく引けをとらない。

高「結局、円安になったことや外国資本が引き揚げるだけで経済が駄目になるのは、中国や韓国に富を作り出す物作りの力がないからだ。連中にあるのは、単なるパクリと2流品を安く売るだけだったんだから。日本は元々海外からの資本流入が極めて少ない国だ。そこを開国だとかグローバリゼーションだとか、海外からの投資がないのは日本が閉鎖的だからだと言う連中がいる。違うよ、需要がないんだ、日本には。そして、海外資本が無くても自前の資金で経済を動かせるし、富を創出できる本物の物作りの基盤がある」
留「そうでしょうね。今開かれているG20でもアベノミックスは批判されなかったし、韓国が何とか日本にイチャモンを着けようとしていても同調する国がなかったのは、今まで自分たちがどれだけ円高に助けられていたかを都合良く忘れているからだ、と言われてますね」
高「うん。結局アベノミックスも物作りの基盤がなければ単なるインフレ政策に過ぎない。それは当然失敗するよ。また物作りの出来ない国では同じようなことをして失敗ししている」
留「ユーロ圏でも物作りをしているドイツなど以外は金融緩和を続けても駄目でしたね。アメリカもそうだし」
高「結局物作りの出来ない国は、金融や投資で経済を動かすしかない。むろん、金融や投資は経済活動には必要不可欠だが、それだけでは単に富の移動をしているだけのことだ。だから、どこかが儲かればどこかが損をする。つまり経済が歪むだけだ。常に富を作り出す仕組みがなければ、金融投資だけではいずれ破綻する。それがユーロ圏低迷が収まらない理由だね」
留「と言うことは、高雄爺さんは金融や投資が経済成長の足を引っ張る、それどころか悪化させると考えているわけですね」
高「おやおや、何を聞いていたんだい。金融も投資も必要不可欠だと言ったばかりじゃないか。物を作りたいが資金がない人や企業に、金はあるが使い道がないと言う人の金を回せば、物を作る人が物を作り、金を使いたい人が物を買える。そう言う仕組みがなければ貨幣経済の意味がない。ただ、貨幣経済とは貨幣価値の裏付けが無ければ成り立たず、その裏付けとは普遍的に人間にとって価値のある物、すなわち物だ。最終的に物と交換できない貨幣は価値がない。物作りがなければ金融、投資も動かないと言っているだけだ」

ハード力の他に、日本は文化面のソフト力を持っている。日本は2000年より、文化産業を新たな経済発展の原動力として位置づけ、「クールジャパン戦略」の推進を開始した。世界各国のマニアに人気のアニメやゲームの他に、クールジャパン戦略は和食・観光・伝統工芸などを新たな「文化のエンジン」とした。

高「だからこそ、あたしはアベノミックスを支持するんだよ。むろん、やり方を間違えれば失敗するかも知れないが、成功するだけの要素をきちんと把握していると思うからね。まあ、成功するにしてもむろんタイムラグがあるからそれをきちんと理解して持ちこたえられるかどうかはあくまで人の心理だ。それを上向かせるための啓蒙を安倍氏は今盛んに言っていると言うことだろうね」
留「でも日本経済は常にアメリカ経済の後追いをしてきたし、中国も韓国も日本経済の後追いをしてきたと聞きますよね。じゃあ、日本経済もいずれ米国経済のように資産格差の拡大や物作りから離れた金融経済主体になるんでしょうか。中国や韓国が日本のような経済の停滞を経験するんでしょうか」
高「だから誰の請け売りなんだい。日本は決して米国経済の後追いなんかしていないよ。日本は開国して以来、一貫して物作りを経済活動の基本としてきた。それはどんな時代もそうだったし中国などが言い立てる失われた20年の間もそうだった。この20年で日本経済はほぼ倍の規模に成長している。詳しくは繰り返さないが、結局はこの記事の通りなんだ。それに、中国も韓国も日本経済の後追いなど出来ない。物作りが出来ないからだ。単に組み立てるだけなら物作りとは言えないからね」
留「でも、いずれ物作りを身につけるでしょう」
高「無理だよ。物作りに対する感覚が違う。職人を尊敬するのは日本の伝統だが、職人を卑しい物として卑下するのは特亜の特徴だ。そして日本の物作りの伝統は、消費者の違いも際だっている。この記事でも言うように、とにかく日本の消費者はごまかしを許さず徹底した品質を求める。それが物作りをする側を育てているが、パクリ品でもそこそこ安くて使えればかまわないと言う消費者の国でそんな物作りの精神は絶対に生まれない」
留「なるほど。でも日本のそんなこだわりが、世界では通用しないガラパゴス状態を生み出して、スペックオーバーな高価格品は世界市場では競争力が失われているって言いますよ」
高「それはある一面を採り上げているだけだ。日本の消費者が求めるからガラパゴス製品が出来たが、機能としては世界がようやく追いついてきたというだけだよ。今スマホがPCの出荷量を超えたと言われるのは、世界でそのような機能を持った電話がなかったからだ。が、等の昔から日本では携帯電話がパソコンの機能を持っていたしスマホの機能は殆ど携帯電話が持っていた。ガラケイと言われながら実際は世界がそのガラケイにやっと追いついたと言うだけのことだろう」
留「あ、そうか。ガラケイが出来て存在し続けたのは、日本の物作りが消費者も含めて世界のずうっと先を行っていたからですね。じゃあ、特亜が日本の後追いをするなんて無理だ」
高「沈没するしかないじゃないか」
留「そこへ行くと、中国人の先行きに対する心理は最低ですね」

【石平のChina Watch】急加速する中国富裕層の海外脱出 第3次移民ブームの背後にある祖国の絶望

今月4日、中国の各メディアは海外移民に関する一つのニュースを報じた。2012年の1年間、中国からカナダへ移民した人の数が3万2900人にのぼり、中国は、カナダへの最大の「移民輸出国家」となった。

高「うん、ブログ主が中国はすでに崩壊段階に入っているというのはこういう事だろうね。中国経済は実際はすでにぼろぼろだ。権力を持つ者達がとにかく金をかき集めてそれがあたかも国中がそうであるかのように見せているだけの国だ。かき集めた金を国のために使うなどは誰も考えない。安全にかき集めた富を保つためには国から出て行くしかない。それは正に国が崩壊している姿と言っていいんじゃないのかい」
留「確かに、途上国などで一握りの人間達が富を独占している状態だと、例外なく彼らは国を出ますね。またそう言う人間達を呼び集める国もたくさんあるし。母国から金を持ち出した人間の富を利用して国を運営している国が。その見返りとして、持ちだしてきた人間を保護するわけだ」

世界第2の経済大国となった中国の富裕層と企業家たちが競って海外へ移民するのはなぜなのか。上述の王氏が一番の理由として挙げているのは富裕層の「財産の安全に対する心配」である。つまり、カナダなどの法治国家では個人資産がきちんと保護されているが、体制の違った中国で自分たちの財産が果たして大丈夫なのか、という心配が、中国の富裕層を海外移民へと駆り立てる最大の理由となっているのである。

高「彼らの移住先としてはカナダや米国が中心だが、受け入れる側としては黙っていても富が転がり込んでくるんだから、その金の出所など問題にはしないよ」
留「そりゃそうでしょう。国でかき集めた金は国のために使えなどと諭して国に送り返すなどするわけがない」
高「国を捨てる側としてみれば、今はたまたま金を持つことが出来たが、何かの拍子に金をむしり取られる側に回るかは分かったものじゃない。実際に多くの人間がそのような目に遭っている。例えば中国のネットで問題になったとされるが、ある女性富豪がでっち上げで死刑判決を受けたという。口封じだとされるが、例えば去年失脚した太子党の大物で重刑のトップだった薄煕来はそれもおなじ事だとされる。薄煕来が地位を利用して富を築いたのは事実だろうが、それは中国の権力者では当たり前のことだ。単に権力闘争に敗れただけだというわけだよ。彼の罪とされる事は、中国では権力者なら誰でもやっていることだから」

 その一方、旧態依然の独裁体制の下では、絶大な権力を握る政府各部門が権力をかさにきて企業家たちを食い物にし、さんざんいじめている。しかも、党と政府の力が法律を完全に凌駕(りょうが)している状況下では、権力はその気になれば企業家の財産と身の安全をいとも簡単に奪うことができるし、実際そうやったケースは数えきれないほどある。

留「なるほど。国営企業も単に権力者の金儲けの道具、不動産投資の高まりもそれ、日本叩きも不公正な法の適用も全てそれなら、今金を儲けてもいつそれが奪い取られるか、それも金を取られるだけではなく口封じで殺されることがあり得るなら誰も逃げ出したくなるでしょうね」

 つまり、今まで中国に成長と安定をもたらしてきた、「独裁体制下での市場経済」の「トウ小平路線」はすでに行き詰まっていることが明々白々だ。市場経済を残して独裁体制を無くすのが、この国に残される唯一最善の道であろうが、今の習近平政権下では、大変革を断行できそうもないところに、中国の絶望がある。

高「だが、中国はそれを変えることが出来ない。一部の日本人などでも、中国がいずれ徐々に民主化して普通の国になるだろうと言っているが、それはまずあり得ない。権力から引きずりおろされることが命も財産も失うことを意味する世界では、権力の座に居続けるために膨大な金が要る。徐々に民主化に移行したいと思っても、そのある段階で一気に権力が入れ替わるだけだ。一度完全に崩壊しない限り、中国の再生などあり得ないよ。そして再生した中国は、もはや中国とは言えない」
留「だからこそ、嘘に嘘を重ねても自分の地位を守りたいわけだ。金をかき集めるのも、自分の命を守るのはそれしかないなら、独裁体制を離れることは自分たちが消滅することを意味するんだから、そりゃ民主化はあり得ませんね」
高「その嘘の一つが次の記事だ」

中国GDPに粉飾疑惑 「減速」どころか実態深刻か 水増し報告当たり前

 鳥インフルエンザ拡大も「世界第2の経済大国」の指標を下押しすると懸念されているが、問題の根はもっと深い。疑われているのは中国の経済指標そのものなのだ。

留「そういやぁ、中国崩壊の要素は経済低迷だけじゃなく、限りない環境汚染や、SAASや鳥インフルみたいな奇病が中国から発生する率が高いし、そして殆ど押さえ込みが出来ませんしね」
高「ネットに動画が投稿されて話題になっているが、未だ生きている患者が生きたまま火葬にされているという。むろん、それの真偽は分からない。ただ、医療保険が一般市民には無縁の中国では、病気になれば経済破綻するから病気を隠す。そして蔓延する、それを防ぐために、国は患者と見なした国民を強制連行し、鳥インフルエンザと分かれば生きたまま焼却し、そうでなければ治療せずに放り出す。あとは死んでもべつに気にもしない、とまあ噂だがね。でも、あり得るだろうとは思うよ。患者の方も下手に治療を受ければ財政的に死ぬしかないから、放り出された方がましだと言うことだ。運が良ければ治るしね」
留「GDPに話をもどしましょう。環境汚染だっておなじ事が言えるんだし」

 今年2月にこんな報道があった。中国紙・新京報によると、中国の省や直轄市など地方政府が発表した昨年のGDPを合計したところ、中国政府発表の名目GDPを5兆7600億元(約91兆4700億円)も上回った。その差額は広東省のGDPに相当する規模だという。

高「珍しい話じゃない。前々から言われていたよ。地方の財政状況が悪化すればトップは責任を取らされる。だから粉飾して報告するのは当たり前だと言うことだ」

 中国のGDPの存在意義について「市場を操作したり安心感を与えるなどの一定の役割はある」と宮崎氏。7・7%という数字についても「中国政府が掲げる7・5%成長を達成するというメッセージとして受け取れる」(国内系シンクタンクエコノミスト)。

高「でも、その嘘はもうばれている。中国としても隠しきれないから、せめて成長率を押さえたと言うしかないんだろうが、実際は多くの地方企業が破綻している。中国の成長が実は粉飾の結果だと分かれば他国は投資を引き揚げる。そうなると、中国は内需拡大で経済を動かすなど到底無理だから、投資で水増しする。まあ、それも限界だけれどね」

 3月の中国本土から台湾向け輸出も44・9%増だったのに対し、台湾側発表の中国からの輸入は1・2%減と、もはや統計の体をなしておらず、中国税関総署は水増しの疑いがあることを暗に認めざるを得なかった。

高「それもこれも前々からその原因はあったし、それを改善するなど彼らは考えなかった。国の発展より自分たちのフトコロが大切だったからだが、それが限界になってきている。もうごまかしようがない。ここで日本と軍事衝突などすれば、仮に日本に勝っても中国自体が一気に北朝鮮化する。なまじ軍事力があるだけに、北朝鮮のように馬鹿にしながらもたたきつぶすことがないのとは違う。下手をすれば一気に世界中と全面的にぶつかることになれば、金をつかんだ権力者達の行く先がない」
留「たしかに、北朝鮮があれだけせっぱ詰まっているのも、権力者達が逃げ出す先、受け入れる先がないからですね。あ、女房からメールだ」
高「一人で買い物に行っていたんじゃないのかい。また食事でもしようって呼び出されたのかな」
留「あ、どうせ夜は合流して食事をすることになっていたんですがね、女房がドクモにならないかって声をかけられたそうです」
高「おやおや、それは大変だ。心配はしていたんだがねぇ、もうそうなったのかい」
留「何か、誤解してません?」
高「雌グモは雄グモを食い殺すって言うからね、それがおまいさん、ドクグモになったらもう覚悟はして置かなくちゃならないよ」
留「知ってて言うんだろうなぁ、ドクグモじゃなくドクモ。読者モデルですよ。ファッション誌の記者だという人からモデルにならないかって声をかけられたんだそうで」
高「ふむ、かみさんが手の届かないスーパーモデルなんかになったら家庭崩壊だよ。崩壊の覚悟はできているのかね。特亜は出来ていないようだが」
留「スーパーのチラシの衣料モデルだそうで、顔が映るのはいやだから断るって」
高「そうかい、地道に行くのが一番だ。でも、馬子にも衣装という戦略をスーパーが採るのも販路拡大では大切だからね、それこそ日本の物作り精神だね」
留「違うと思います」



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